JPH05225104A - ネットワーク管理システム - Google Patents

ネットワーク管理システム

Info

Publication number
JPH05225104A
JPH05225104A JP4026405A JP2640592A JPH05225104A JP H05225104 A JPH05225104 A JP H05225104A JP 4026405 A JP4026405 A JP 4026405A JP 2640592 A JP2640592 A JP 2640592A JP H05225104 A JPH05225104 A JP H05225104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
management system
operation management
equipment operation
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4026405A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2769260B2 (ja
Inventor
Mariko Kondou
麻里子 近藤
Teruo Nakamura
輝雄 中村
Yumiko Mori
優美子 森
Toshiyuki Tsutsumi
俊之 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Software Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Software Engineering Co Ltd
Priority to JP4026405A priority Critical patent/JP2769260B2/ja
Priority to US08/018,430 priority patent/US5586254A/en
Publication of JPH05225104A publication Critical patent/JPH05225104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2769260B2 publication Critical patent/JP2769260B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワーク管理者の管理業務の軽減をはか
る。ネットワーク管理者自体の管理業務の簡素化をはか
る。物品管理者の管理業務の軽減をはかる。物品管理者
自体の管理業務の簡素化をはかる。ネットワークの異常
時の対応の迅速化をはかる。コンピュータ資源やデータ
の共有による資源の節約を可能にする。 【構成】 複数の電子計算機及びネットワーク機器が接
続されているネットワークを管理運用するシステムであ
って、前記電子計算機及びネットワーク機器に対応する
情報を格納するデータベースを有し、当該情報からユー
ザの要求する条件を満たすネットワーク仕様図を生成す
る手段を有する。当該ネットワーク仕様が物理的要件を
満たすことをチェックする手段を備える。前記データベ
ースに格納された情報を用いて、当該ネットワーク構成
図を2次元又は3次元で表示する手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電子計算機及び
ネットワーク機器が接続されているコンピュータネット
ワークに関し、特に、ネットワークを円滑に運用管理す
るためのネットワーク管理システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ネットワークの基盤となる通信技術の発
達により、ここ数年の間に高速で信頼性の高いネットワ
ーク構築が可能になったため、年々その規模は、大き
く、広域化が進んでいる。高速通信が可能になり、世界
規模のネットワーク構築が進むにつれ、ネットワーク管
理の必要性が重視されるようになってきた。しかし、資
源の共有や業務の効率化は、実現できても、管理作業が
ネットワークの構築以前よりも増えてしまう場合もあ
る。
【0003】現在、ネットワーク管理作業の効率化を図
るためのネットワーク管理ツールと呼ばれるシステムが
提案されている。こうしたツールの共通点は、通信プロ
トコルレベルでネットワークの管理を行うという点であ
る。
【0004】プロトコルレベルのネットワーク管理機能
とは、ネットワークトラフィックのモニタリング機能、
モニタリング結果をまとめる統計処理機能、トラフィッ
ク異常時のアラーム発生機能などである。
【0005】例えば、日本電気(株)から販売されてい
る Dual Manager は SNMP (SimpleNetwork Management
Protcol)という通信プロトコルベースの管理システム
であるが、業界標準の通信プロトコルを用いていても、
全ての製品がそのプロトコルをサポートしているとは限
らないため、結果的にそのシステムだけではネットワー
クを管理しきれない場合もある。
【0006】また、 Sun Micro Systems の SunNet Man
ager は Sun オリジナルのプロトコルを基本にしたネッ
トワーク管理システムであり、Sun 以外の製品の管理を
行うのが困難であり、これは、IBM社の NetView などで
も同様である。さらに、これらのシステムでは物理的に
どんな機器が接続されているかといった情報は管理でき
ない。
【0007】また、この種のネットワーク管理システム
に関する技術で特許公開公報に記載されたものでは、
(1)特開昭61−180340号公報に記載のメイン
テナンスサブシステム、(2)特開昭63−11753
2号公報に記載のネットワーク監視装置、(3)特開昭
63−279643号公報に記載のネットワーク診断装
置、(4)特開平2−18651号公報に記載のネット
ワークアドレス・マツピング方式、(5)特開平2−3
05140号公報に記載のLAN制御方式などがある。
【0008】前記(1)のメインテナンスサブシステム
は、障害の発生した計算機に対して診断ルーチンを実行
し、その原因及び位置を送信し、遠隔地の端末から故障
を訂正可能にするものである。
【0009】前記(2)のネットワーク監視装置は、被
監視コンポーネントの情報を定義情報ファイルに格納す
ることにより、コンポーネントの障害調査を遠隔地から
可能にするものである。
【0010】前記(3)のネットワーク診断装置は、診
断プロセッサがネットワークコンポーネントから送出さ
れる診断コマンドを受診し、診断結果を返送すること
で、障害の原因調査をコンポーネント利用者がその場で
実施できるようにするものである。
【0011】前記(4)のネットワークアドレス・マツ
ピング方式は、計算機のノード名と物理的位置を示すマ
ッピングを分散管理することで、拡張性及び変更容易性
の高いネットワークシステムの構築を可能にするもので
ある。
【0012】前記(5)のLAN制御方式は、ネットワ
ーク上のパケットを解析し、サーバの共有資源を簡素化
して操作性の向上を図るものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では、以下に挙げるような事項が解決できな
い。
【0014】(1).ネットワーク障害による損失発生
の防止 ネットワークがインフラストラクチャとなっている環境
では、ネットワークは動いているのが通常状態であり、
それによりコスト計算や生産性の予測がなされている。
よって、ネットワークが何らかの異常により稼働してい
ない場合、生産性の低下や損失の発生が生じる。そうし
た事態を防止するためには、どんなマシンがどんな構成
でどのようにネットワークに接続されているかを把握し
た上で、効率の良いネットワークトポロジーを設計し、
ネットワークトラフィックの異常を瞬時に発見できるよ
うにしておくことが必要である。しかし、従来の技術で
は、モニタリングは可能でもトポロジーの設計までは行
えない。
【0015】(2).ネットワーク障害時の対策指示 ネットワークに障害が発生した場合、上述のように損失
が生じる。この損失を最小限に押えるために、ネットワ
ーク管理者は迅速にネットワークを復旧させることが必
要である。ネットワークダウンによるデータの消失や信
頼性の低下を重視する場合と、レスポンスの低下を重視
する場合とでは、障害に対する対策も変ってくるが、ま
ず、障害の状況を正確に把握し原因を分析し、どこをど
う直せば最も効率良く復旧できるかを判断しなければな
らない。また、今後同様の障害が発生しないように、管
轄部署を同定し原因を排除することも必要である。しか
し、従来の技術によるネットワーク管理システムでは障
害対策の指示まで行うものはない。
【0016】(3).複雑な管理用データの管理 計算機を始めとして、ネットワークの構成要素は多種多
様でありその数も多い。ネットワークをうまく管理する
には、接続されている機器は小さな単一機能のもので
も、被管理機器となる。ネットワーク関連機器は製品サ
イクルも早く、次々と高機能で安価のものが出されてお
り、対象となる被管理機器数は今後も増加の一途である
と考えられる。さらに、ネットワークに接続される機器
に関し各種の属性と属性値がある。ワークステーション
一台を考えてみても、製品名、型番、シリアル番号、価
格、メモリサイズ、ディスクサイズ、稼働OS等数十に
及ぶ。必要な情報をすぐに取り出せる形で保存できてい
ると、管理作業を効率良く行うことができる。また、管
理情報は、マシン配置やネットワーク配線などの図形デ
ータ、機器構成や稼働ソフトウェア一覧等のような表形
式のデータ、どんな風に使用するかといったテキスト形
式のデータ、製品カタログに載っているような製品のイ
メージデータ等、非常にバラエティに飛んでいる。
【0017】また、一口に図形データ、表形式データと
いってもデータを作成したツールが異なればデータ形式
も異なり、データを流用したくても互換性がないために
できないということになる。従来の技術では、表形式デ
ータやテキストデータの操作と同時に図形情報や、フロ
ア地図へのデータのマッピング等も同時に行えるツール
が存在しないため、扱うデータの種類によって使うツー
ルを変えているのが現状である。
【0018】(4).情報の分散 設備や機器の種類、価格などによって管理元が異なる
と、情報が分散してしまう。ネットワーク上の分散では
なく、管理部署の分散は機器の新設、移動などの際に必
要な情報の収集を困難にさせる。たとえば、社内の場
合、資産管理は経理部会計課、電源はコンピュータセン
タ部設備課、電話は総務部庶務課というように情報の種
類により管理元が異なっている。また、管理情報が大型
のホストマシン上で管理されている場合などは、作業者
の机上にあるワープロやパソコンと繋がっていないた
め、簡単に情報を取り出したり加工することができな
い。
【0019】(5)障害時の保守・サポート対応部署の
切り分けが困難 ネットワークは殆んどの場合マルチベンダー構成となっ
ており、特定の保守業者に作業を依頼することができな
い。社内に管理部門があっても、個別に設置されたネッ
トワークの保守は行わない。また、障害発生後どこに異
常があり、どこを直せば良いかを判断するのが非常に難
しい。
【0020】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、本発明の目的は、ネットワーク管理
者の管理業務の軽減をはかることが可能な技術を提供す
ることにある。
【0021】本発明の他の目的は、ネットワーク管理者
自体の管理業務の簡素化をはかることが可能な技術を提
供する。
【0022】本発明の他の目的は、物品管理者の管理業
務の軽減をはかることが可能な技術を提供することにあ
る。
【0023】本発明の他の目的は、物品管理者自体の管
理業務の簡素化をはかることが可能な技術を提供するこ
とにある。
【0024】本発明の他の目的は、ネットワークの異常
時の対応の迅速化をはかることが可能な技術を提供する
ことにある。
【0025】本発明の他の目的は、コンピュータ資源や
データの共有による資源の節約が可能な技術を提供する
ことにある。
【0026】本発明の他の目的は、ネットワークの信頼
性を向上することが可能な技術を提供することにある。
【0027】本発明の前記ならびにその他の目的及び新
規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明ら
かにする。
【0028】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の(1)の手段は、複数の電子計算機及びネ
ットワーク機器が接続されているネットワークを管理運
用するシステムであって、前記電子計算機及びネットワ
ーク機器に対応する情報を格納するデータベースを有
し、当該情報からユーザの要求する条件を満たすネット
ワーク仕様図を生成する手段を有することを特徴とす
る。
【0029】本発明の(2)の手段は、前記(1)の手
段のネットワーク設備運用管理システムにおいて、前記
データベースに格納された敷設ケーブル長、電気容量、
設置面積、電源位置、ネットワークポート形状等のネッ
トワーク構築時に必要となる物理的な情報を用いて、当
該ネットワーク仕様が物理的要件を満たすことをチェッ
クする手段を備えることを特徴とする。
【0030】本発明の(3)の手段は、前記(1)の手
段のネットワーク設備運用管理システムにおいて、前記
データベースに格納された接続可能マシン数、ネットワ
ークトラフィックの上限値、ディスクの使用量、スワッ
プサイズの使用量等のネットワークトポロジ解析に必要
となる論理的な情報を用いて、当該ネットワーク仕様が
論理的要件を満たす手段を備えることを特徴とする。
【0031】本発明の(4)の手段は、前記(1)乃至
(3)のうちいずれか1つの手段のネットワーク設備運
用管理システムにおいて、ネットワーク構成図を出力
し、そのネットワーク構成図に表示された電子計算機及
びネットワーク機器を指示すると、該指示された電子計
算機及びネットワーク機器に対応する情報の検索が可能
な手段を備えることを特徴とする。
【0032】本発明の(5)の手段は、前記(1)乃至
(4)のうちいずれか1つの手段のネットワーク設備運
用管理システムにおいて、ある電子計算機及びネットワ
ーク機器が故障したと仮定した場合に、影響を受ける電
子計算機及びネットワーク機器の特定が可能な手段を備
えることを特徴とする。
【0033】ネットワーク設備運用管理システム。
【0034】本発明の(6)の手段は、前記(1)乃至
(5)のうちいずれか1つの手段のネットワーク設備運
用管理システムにおいて、前記データベースに格納され
た情報を用いて、当該ネットワーク構成図を2次元又は
3次元で表示する手段を備えることを特徴とする。
【0035】本発明の(7)の手段は、前記(1)乃至
(6)のうちいずれか1つの手段のネットワーク設備運
用管理システムにおいて、ネットワーク・トラフィック
の履歴情報や、請求項2のネットワーク仕様の物理的要
件のチェック結果や、請求項3のネットワーク仕様の論
理的要件のチェック結果に基づき、効率の良いネットワ
ークとなるように新たなネットワーク構成を推論し、作
成することを特徴とするネットワーク設備運用管理シス
テム。
【0036】本発明の(8)の手段は、前記(1)乃至
(7)のうちいずれか1つの手段のネットワーク設備運
用管理システムにおいて、電子計算機のバージョンアッ
プ及びバックアップの電源入切時に、影響範囲下にいる
電子計算機使用者に通知を行う手段を備えることを特徴
とする。
【0037】本発明の(9)の手段は、前記(1)乃至
(8)のうちいずれか1つの手段のネットワーク設備運
用管理システムにおいて、ネットワーク構成図及びデー
タベースに格納された情報に基づき、不正情報の入出力
場所の特定を検知する手段を備えることを特徴とする。
【0038】
【作用】前述の手段によれば、ネットワーク設備運用管
理システムにおいて、ネットワーク管理者や設備・資産
・物品管理者の作業の軽減を図り、円滑なネットワーク
運用を支援する。例えば、本発明のネットワーク設備運
用管理システムにおいては、数万人が一人一台のコンピ
ュータ又は端末を所有し、ネットワークに接続された状
況を想定している。ビルの中に縦方向の基幹ローカルエ
リアネットワークを張り、そこから各フロアに横方向の
支線ローカルエリアネットワークが繋がる。支線のネッ
トワークには数10人規模の部内ローカルエリアネット
ワークが作られる。このように階層化したローカルエリ
アネットワークが全国規模あるいは世界規模で構築さ
れ、どんな場所にいても同じコンピューティング環境が
保証されるようになる。建屋内の基幹ローカルエリアネ
ットワークには、業務用の大型ホストコンピュータやス
ーパーコンピュータが接続され、遠隔地の端末からで
も、自由にアクセスすることができる。また、基幹ネッ
トワークにはルータも接続され、外部のネットワークや
ビル間のネットワークとの接点になる。将来的には数1
00メガゴット(MB)/秒の高速通信が可能になり、
遠隔地のネットワークとでもリアルタイムに交信するこ
とができるようになる。
【0039】すなわち、本発明のサーバマシン上でネッ
トワーク設備運用管理システムは稼働し、ローカルエリ
アネットワーク内に接続されている資産管理用業務ホス
トマシンや、地図情報データベースを持ったワークステ
ーション、製品データベースを持ったワークステーショ
ンとネットワークを介してデータのやりとりを行う。
【0040】本発明のネットワーク設備運用管理システ
ムには、各種データベースへのアクセス用ユーザインタ
ーフェイスがあり、どの端末からでも、また、どのデー
タに対しても同じようなインターフェイスで入力や更新
が可能である。
【0041】本発明のネットワーク設備運用管理システ
ムの被管理機器は、設備機器としては、電話,電源,空
調,フロア地図,建屋地図,ネットワーク配線などが挙
げられる。また、コンピュータ機器としては、ワークス
テーション,パーソナルコンピュータ,プリンタ,ホス
トコンピュータ,ファイルサーバ,端末,ワードプロセ
ッサなどが挙げられる。ネットワーク機器としては、ル
ータ,ブリッジ,リピータ,トランシーバ,ターミナル
サーバ,プロトコルコンバータ,モデム,ファクスなど
が挙げられる。また、上記以外にも、ソフトウェア,マ
シン環境,システム構成,ネットワークトラフィックな
ども被管理対象とする。
【0042】本発明のネットワーク設備運用管理システ
ムで扱う被管理機器の属性には、以下のようなものが挙
げられる。まず、地図情報には地番,建屋名,フロア,
面積,机位置,座席,マシン位置などがあり、コンピュ
ータやネットワーク機器には製品名,機種名,型番,価
格,購入先,購入年月,消費電力,シリアル番号,形状
イメージ,寸法,重量,必要コンセント数,動作環境,
修理履歴,保守費用などがある。製品に固有な属性とし
ては、ワークステーション固有の属性としてCPU名,
処理速度,クロック数,稼働OS,外部インターフェー
ス,MACアドレス,論理マシン名,IPアドレス,メ
モリサイズ,ハードディスク容量,増設ボードなどがあ
り、ルータ固有の属性には対応プロトコル,通信速度,
ポート数,ポート形状,インターフェース種類,拡張可
能スロット数など、ソフトウェア固有の属性には、製品
名,バージョン,稼働OS,稼働環境,マニュアル,イ
ンストールマシン,保管場所,機能概要,バージョンア
ップ費用などが挙げられる。ここに挙げた情報は、予め
製品データベースに登録しておき、製品名と機種名を指
定すれば必要な情報が得られる。
【0043】さらに、本発明のネットワーク設備運用管
理システムでは以下に述べる機能を有する。
【0044】(1).ネットワーク設備データベース・
インターフェイス 上述の対象となる被管理機器や各々の属性情報をデータ
ベース化し、登録及び検索が行える。各々の製品に固有
の情報であるシリアル番号、保守契約の有無、購入先、
保守契約などは、新規購入時にデータベース登録する。
【0045】(2).地図データベース CADベースの図形処理を用いて、全国規模の地図情報
からビル内のフロア単位の建屋図面まで階層化して保存
する。上述のネットワーク設備データベースとリンクさ
せ、画面に表示した地図で機器の情報もアクセスできる
ユーザインターフェイスを提供する。
【0046】(3).ハードウェア配置及びネットワー
ク配線管理ネットワークの配線、接続状況、電源配置、
マシンレイアウト、電話配線等をこの地図データベース
に格納されている地図に基づいて作成する。
【0047】(4).システム構成管理 新規にコンピュータを購入する場合に、必要な機器構成
やソフトウェアの一覧を生成し、目的に合ったシステム
構成になっているかチェックする。
【0048】(5).マシン環境管理 例えば、ホームディレクトリはどこか、どのディスクに
何が入っているか、マシンのシステム構成はどうなって
いるか、誰がアカウントを持っているか等の情報検索を
可能にする。
【0049】(6).ネットワーク環境管理 物理的な意味でのネットワーク環境の管理を行う。どこ
に、どんなマシン或は端末がつながっているか、イーサ
ネットでのネットワーク基準を満たしているかなどのチ
ェックする。
【0050】(7).ソフトウェア管理 後述するようなソフトウェアに関する属性の管理を行
う。
【0051】(8).物品在庫管理 未使用ケーブル、コネクタ、トランシーバ、ターミネー
タ等の数や貸し出しリストを管理する。
【0052】(9).モニタ機能 通信プロトコルレベルのネットワーク管理ツールと連動
させ、定常的なネットワーク状況を監視し、ネットワー
クトラフィック、マシンのロードアベレージ、プリンタ
稼働状況などの統計をとる。また、セキュリティのため
に不審なデータがネットワークを流れていないか常にモ
ニタリングする。
【0053】(10).ネットワーク敷設サポート ネットワークの増設、機器追加、位置変更の際に、物理
的なレベルで可否を診断する。例えば、電源供給量の過
不足、コンセント数、イーサの制限長、接続可能な端末
数などのチェックを行う。
【0054】(11).ネットワーク監視 診断型エキスパートシステムと連動させ、障害発生時に
障害箇所の特定を行ったり、回復のための対策指示を行
う。また、ネットワークに接続されているマシンや端末
を管理プロトコルの利用により自動検知する。さらに、
ホストマシンやネットワークの負荷測定の分析結果から
障害発生前に異常を検知し、ネットワーク管理者にアラ
ーム通知する。
【0055】(12).ネットワークインテグレイト ここまでに述べたネットワークに関する情報を総合的に
判断し、円滑なネットワーク運営に何が不足している
か、どうずれば効率良いネットワークになるかのアドバ
イスを行う。
【0056】つまり、前述の手段によれば、ネットワー
ク管理者の管理業務の軽減をはかることができ、かつ、
ネットワーク管理者自体の管理業務の簡素化をはかるこ
とができる。また、物品管理者の管理業務の軽減をはか
ることができ、かつ、物品管理者自体の管理業務の簡素
化をはかることができる。また、ネットワークの異常時
の対応の迅速化をはかることができる。また、コンピュ
ータ資源やデータの共有による資源を節約することがで
きる。また、ネットワークの信頼性を向上することがで
きる。
【0057】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して具体
的に説明する。図1aは本発明の一実施例にかかるネッ
トワーク設備運用管理システムの構成を示す図である。
ここでは、ネットワーク設備運用管理システムが管理す
る対象機器を被管理機器と呼ぶ。被管理機器を、電子計
算機、端末、ネットワーク機器、周辺機器、ケーブル類
の5つに分類する。電子計算機は、ワークステーショ
ン,パソコン,ホストマシンなどである。端末は、X端
末,キャタクタ端末,グラフィック端末などである。ネ
ットワーク機器は、ルータ,リピータ,ターミナルサー
バ,トランシーバなどである。周辺機器は、プリンタ,
ファクシミリ,スキャナーなどである。ケーブル類は、
イーサネットケーブル,電話線,電源ケーブルなどであ
る。また、ネットワークとは、被管理機器が接続されて
いて、各機器間で通信が行われているものである。
【0058】図1aにおいて、1a1は通信制御装置で
あり、ネットワーク設備運用管理システムとネットワー
ク(1a2)間の通信を制御する。1a2はネットワー
ク設備運用管理システムが管理する被管理機器がケーブ
ル類で接続されたネットワークである。1a3は中央処
理装置(CPU)であり、データ処理、システム制御、
予めプログラムされた各種処理を行う。1a4は入力装
置であり、キーボード,マウス,スキャナーなどが用い
られる。1a5は出力装置であり、ディスプレイ,プリ
ンタなどが用いられる。1a6は補助記憶装置であり、
光磁気ディスク,メタルテープ,ハードディスクなどが
用いられる。
【0059】まず、本実施例で扱う用語、ネットワーク
構成についての説明をする。ネットワーク構成とは、電
子計算機、端末、ネットワーク機器、周辺機器、ケーブ
ル類がどのように接続しているかを示すものである。実
際の接続の位置関係や距離などを含む接続状況を示すも
のを物理的ネットワーク構成、サブネットやセグメント
といった論理的な単位での接続状況を示すものを論理的
ネットワーク構成と呼ぶ。
【0060】図2は、前記論理的なネットワークの構成
を模式的に示す図である。図1bにおいて、1b1は通
信網、1b2は電子計算機、1b3はネットワーク機
器、1b4は端末である。
【0061】次に、ネットワーク設備運用管理システム
において、データベースに格納された情報を用いて、当
該ネットワーク仕様が物理的要件を満たしてるかチェッ
クする手順について説明する。ここでいう物理的要件と
は、イーサネットケーブルの長さ及び曲げ率の制限、被
管理機器に必要な電気容量と電源との関係、被管理機器
の設置に必要な面積、ケーブル長、トランシーバ数、使
用可能なセカンド・イーサ・ボード枚数、ターミナル・
サーバのポート数、マルチポート・リピータのような諸
条件のことである。
【0062】図2aは、本実施例の物理的な要件を入力
した場合のネットワーク設備運用管理システムにおける
物理的な条件のチェック処理手順を示すフローチャート
である。図2aを参照してネットワーク設備運用管理シ
ステムの物理的条件チェック処理の流れを説明する。ま
ず、ステップ2a1において、物理的な要件を入力装置
を用いて入力する。ここではネットワーク構築に必要な
ケーブル長、電気容量、設置装置の面積、設置場所、接
続端末、増設ボード数ネットワークポートの形状などの
チェックを要求する要件を入力する。次に、ステップ2
a2において、ステップ2a1で入力された物理的要件
に関連するデータを、データベースを参照して検索す
る。このデータベースには、現状のネットワーク構築状
況を把握できるだけのデータが保存されており、物理的
要件をキーワードに、検索が行えるようになっている。
ネットワーク構築状況の把握ができるデータとして、例
えば、地図、レイアウト、配線状況、設置マシン数、電
源配線、接続機器といった物理的なデータを、ネットワ
ーク設備運用管理システムが保存している。さらに、ス
テップ2a3において、ネットワーク設備運用管理シス
テムが保存している図2bに示すような物理的なチェッ
ク条件を、ステップ2a1で入力された要件に従って検
索する。ステップ2a4において、ステップ2a3によ
り得られたチェック項目に関する検索結果と、ステップ
2a2により得られた現状のネットワーク構築状況に関
する検索結果を用いて、チェック項目を満たしている
か、或は満たしていないかを比較する。次に、ステップ
2a5において、ステップ2a4で得られた比較結果を
予め決められた格納場所に保存する。ステップ2a6に
おいて、ステップ2a5で保存した比較結果を表示装置
を用いて表示する。
【0063】ネットワーク設備運用管理システムにおい
て、データベースに格納された情報を用いて、当該ネッ
トワーク仕様が論理的要件を満たしているかチェックす
る手順について以下に説明する。ここでいう論理的要件
とは、一つのセグメントに接続できるマシン数、トラフ
ィック量の上限、不正パケットの検出、中央処理装置
(CPU)のロードアベレージの上限、ディスクの使用
量、スワップサイズの使用量、メモリ不足、ブリッジや
ルータでの論理的なセグメントの切分け方法のような諸
条件のことである。
【0064】図3aは、本実施例の論理的な要件を入力
した場合のネットワーク設備運用管理システムにおける
論理的な条件チェック処理手順の例を説明するフローチ
ャートである。図3aを参照してネットワーク設備運用
管理システムの論理的条件チェック処理の流れを説明す
る。まず、ステップ3a1において、論理的な要件を入
力装置を用いて入力する。ここでは、ネットワーク構築
に必要なケーブル長、電気容量、設置装置の面積、設置
場所、接続端末、増設ボード数ネットワークポートの形
状などのチェックを要求する要件を入力する。次に、ス
テップ3a2において、ステップ3a1で入力された論
理的要件に関連するデータを、データベースを参照して
検索する。このデータベースには、現状のネットワーク
トポロジを把握できるだけのデータが保存されており、
論理的要件をキーワードに、検索が行えるようになって
いる。ネットワークトポロジの把握ができるデータとし
て、例えば、図3bに示すようなネットワークトラフィ
ックのログ、中央処理装置(CPU)のロードアベレー
ジの統計、ディスクの使用量の推移、流出パケットのロ
グ、使用される仮想端末数といった論理的なデータをネ
ットワーク設備運用管理システムは保存している。さら
に、ステップ3a3において、ネットワーク設備運用管
理システムが保存している。
【0065】図3cに示すような論理的なチェック条件
を、ステップ3a1で入力された要件に従って検索す
る。ステップ3a4において、ステップ3a3により得
られたチェック項目に関する検索結果と、ステップ3a
2により得られた現状のネットワークトポロジに関する
検索結果を用いて、チェック項目を満たしているか、或
は満たしていないかを比較する。次に、ステップ3a5
においてステップ3a4で得られた比較結果を予め決め
られた格納場所に保存する。ステップ3a6において、
ステップ3a5で保存した比較結果を表示装置を用いて
表示する。
【0066】ネットワーク設備運用管理システムの本実
施例における管理対象範囲において、電子計算機、端
末、ネットワーク機器、周辺機器及びケーブル類の接続
状態を示すネットワーク構成図を表示し、そのネットワ
ーク構成図に表示されたある電子計算機、端末、ネット
ワーク機器、周辺機器またはケーブル類を指示すると、
当該対応する情報が検索できる方法について以下に述べ
る。
【0067】電子計算機、端末、ネットワーク機器、周
辺機器またはケーブル類に関する情報を検索するため
に、ネットワーク設備運用管理システムは、図4aに示
す設備運用管理データベースを補助記憶装置の中に構築
している。図4aに示す設備運用管理データベースにお
いて、電子計算機データ4a1には電子計算機に関する
属性情報が一台ずつ登録されている。登録されている情
報として、製品名、機種名、CPU名、処理速度、クロ
ック数、稼働OS、増設周辺機器などがある。端末デー
タ4a2には製品名、機種名、ディスプレイサイズ、解
像度などがある。ネットワーク機器データ4a3には製
品名、機種名、接続インターフェイス、通信プロトコル
の種類などがある。周辺機器データ4a4には製品名、
機種名、接続インターフェイス、接続プロトコルなどが
ある。ケーブル類データ4a5には製品名、機種名、接
続機種、電気的特性などがある。
【0068】ネットワーク設備運用管理システムは、図
4aに示した設備運用管理データベース以外に図4bに
示すフィルタリングテーブルを持っている。このフィル
タリングテーブルには、設備運用管理データベースに格
納された4a1の電子計算機データ、端末データ4a
2、ネットワーク機器データ4a3、周辺機器データ4
a4、ケーブル類データ4a5に対応して、電子計算機
データフィルタリング、端末データフィルタリング、ネ
ットワーク機器データフィルタリング、周辺機器データ
フィルタリング、ケーブル類データフィルタリングを持
つ。これらのデータフィルタリングは各装置の属性を表
示するかどうかを指定できるようになっており、図4a
の設備運用管理データベースから情報を検索する時に使
用する。
【0069】図4aに示す設備運用管理データベースに
格納されている電子計算機、端末、ネットワーク機器、
周辺機器、ケーブル類の情報を検索する処理を、図4c
のフローチャートに沿って説明する。まず、ステップ4
c1において、ユーザは情報を検索したい電子計算機、
端末、ネットワーク機器、周辺機器、ケーブル類を、ユ
ーザが使用している端末に表示されたネットワーク構成
図の中の対応する電子計算機、端末、ネットワーク機
器、周辺機器、ケーブル類をキーボード、マウスまたは
タッチスクリーンなどの手段で、画面上で選択する。
【0070】ステップ4c2において、ステップ4c1
で選択した電子計算機、端末、ネットワーク機器、周辺
機器、ケーブル類に関してユーザが求めている情報を検
索するために、検索条件を入力する。検索条件としては
図4aに示した設備運用管理データベースに格納されて
いる各機器の属性を指定し、その属性の情報だけを取り
出すようにネットワーク設備運用管理システムに指示す
ることができる。また、データベースシステムのデータ
ベース検索言語、例えば、SQLのような国際標準の検
索言語を用いて、検索条件を指定することもできる。ス
テップ4c3において、ステップ4c2で指定した検索
条件を満たす属性の情報を、図4aの設備運用管理デー
タベースから取り出す。ステップ4c4において、ステ
ップ4c3で検索した属性の情報を、図4bのフィルタ
リングテーブルの4b1〜4b5で指定したデータフィ
ルタリングによって、ユーザが求めている情報だけを選
別する。ステップ4c5において、ステップ4c4で選
別した情報を、ネットワーク構成図の対応する電子計算
機、端末、ネットワーク機器、周辺機器、ケーブル類を
表示している付近に表示する。
【0071】ネットワーク設備運用管理システムの本実
施例における管理対象範囲において、ある電子計算機、
端末、ネットワーク機器、周辺機器及び電源(これを停
止仮定対象機器と呼ぶ)が停止するとユーザやマシンに
どのような影響を与えるかを調査する方法について、以
下に述べる。
【0072】ネットワーク設備運用管理システムは、補
助記憶装置上に図5a、図5b、図5c、図5dのネッ
トワーク上の静的情報のテーブルを持っている。図5a
は、管理対象となるネットワーク上の端末及び電子計算
機と、それらが動作するために必要な被管理機器の対応
テーブルである。このテーブルからは、例えば、電源A
かホストマシンBかトランシーバCが故障すると機器A
が動作しなくなる、あるいは機器Aは電源Aとホストマ
シンBとトランシーバCが動作していないと動作しな
い、という情報が得られる。
【0073】図5bは、管理対象となるネットワーク上
のネットワーク機器と、それらが動作するために必要な
被管理機器の対応テーブルである。このテーブルから
は、例えば、機器Aか電源Bが故障するとルータBが動
作しなくなる、あるいはルータBは機器Aと電源Bが動
作していないと動作しない、という情報が得られる。
【0074】図5cは、管理対象となるネットワーク上
のユーザと、ユーザの通常使用している被管理機器の対
応テーブルである。このテーブルからは、例えば、機器
Aか端末Dか電源Dが故障するとユーザ1が影響を受け
る、あるいはユーザ1は機器Aと端末Dと電源Dが動作
していないと通常通りに使用できない、という情報が得
られる。 図5dは、管理対象となるネットワーク上の
電子計算機と、そのマシンに固有のソフトウェアの対応
テーブルである。このテーブルからは、例えば機器Aが
故障するとソフトウェア1とソフトウェア2が使用でき
なくなるという情報が得られる。
【0075】電子計算機、端末、ネットワーク機器、周
辺機器及び電源といった被管理機器がいずれか停止した
と仮定した場合に、影響を受ける機器を特定し表示する
処理を、図5eのフローチャートに沿って説明する。
【0076】まず、ステップ5e1において、ネットワ
ーク設備運用管理システムは、表示装置上に被管理範囲
のネットワーク構成図を表示する。次に、ステップ5e
2において、図5gにおける被管理範囲のネットワーク
構成図上の停止仮定対象機器が、マウスまたはキーボー
ドなどの入力装置により指定される。例えば、図5gに
示す機器A5g2の電源A5g1が指定されるとする。
次にステップ5e3において、電源A5g1が停止した
場合に影響を受ける機器をテーブル5a及び5bより、
図5fに示す検索ルーチンにより検索する。ステップ5
e4において、ネットワーク設備運用管理システムは、
図5gにおけるネットワーク構成図に着色や囲い込みを
することにより電源Aが停止した場合に影響を受ける被
管理機器を表示する(図5hに示す破線で囲んだ領
域)。
【0077】機器Aが停止した場合に影響を受ける機器
を検索するルーチンを図5fに示すフローチャートに沿
って説明する。このルーチンでは、リストAは検索対象
の格納用、リストBは作業用、リストCは検索結果格納
用に使用している。ステップ5f1において、指定され
た停止仮定対象機器を検索対象格納用リストAに格納す
る。次に、ステップ5f2において、リストAの機器が
停止した場合に影響を受ける機器をテーブル5aよりそ
れぞれ検索し、結果を作業用リストBに格納する。次
に、ステップ5f3において、前記ステップ5f2にて
検索した結果(リストB)が結果格納用リストCに全て含
まれているかをチェックする。ステップ5f3で偽であ
った場合、ステップ5f4において、作業用リストBに
ある影響を受ける機器の内、結果格納用リストCに含ま
れてないものを、リストCには追加すると共に、検索対
象格納用リストAにはそれを格納する。ステップ5f3
で真であった場合、ステップ5f5において、検索結果
格納用リストCの内容を検索対象格納用リストAに格納
する。次に、ステップ5f6において、リストAの機器
が停止した場合に影響を受ける機器をテーブル5bより
それぞれ検索し、結果を作業用リストBに格納する。次
に、ステップ5f7において、ステップ5f6にて検索
した結果(リストB)が結果格納用リストCに全て含まれ
ているかをチェックする。ステップ5f7で偽であった
場合、ステップ5f8において、作業用リストBにある
影響を受ける機器のうち、結果格納用リストCに含まれ
てないものを、リストCには追加すると共に、検索対象
格納用リストAにはそれを格納する。ステップ5f7で
真であった場合はこの検索ルーチンを終了する。
【0078】電子計算機、端末、ネットワーク機器、周
辺機器及び電源といった被管理機器が、いずれか停止し
たと仮定した場合に影響を受けるユーザと使用不能とな
るソフトウェアを特定し表示する処理を、図5iに示す
フローチャートに沿って説明する。
【0079】まず、ステップ5i1において、ネットワ
ーク設備運用管理システムは、表示装置上に被管理範囲
のネットワーク構成図を表示する。次に、ステップ5i
2において、図5gに示す被管理範囲のネットワーク構
成図上の停止仮定対象機器が、マウス又はキーボードな
どの入力装置により指定される。例えば、図5gにおけ
る機器A5g2の電源Aが指定されるとする。次に、ス
テップ5e3において、電源Aが停止した場合に影響を
受ける機器をテーブル5a及び5bより、図5fにおけ
る検索ルーチンにより検索する。検索結果はリストCに
出力される。次に、ステップ5i4において、リストC
の機器が停止した場合に影響を受けるユーザをテーブル
5cより検索する。次に、ステップ5i5において、リ
ストCの機器が停止した場合に使用できなくなるソフト
ウェアをテーブル5dより検索する。ステップ5i6に
おいて、ネットワーク設備運用管理システムは、ステッ
プ5i4及び5i5で検索された各リストを表示装置上
に表示する(図5j)。
【0080】次に、ネットワーク設備運用管理システム
が被管理機器やネットワークの論理的接続を示すネット
ワーク構成図を表示する方法について説明する。
【0081】図6dは、本実施例のネットワーク構成図
の表示画面を示す図であり、6d1は電子計算機、6d
2は端末、6d3は周辺機器、6d4,6d5,6d6
はネットワーク機器、6d7はケーブル網である。
【0082】図6eは、本実施例の2次元構成を示す模
式図であり、6e1は電子計算機、6e2は端末、6e
3は周辺機器、6e4,6e5,6e6はネットワーク
機器、6e7はケーブル網、6e8は机、6e9は柱を
表している。
【0083】次に、本実施例のネットワークの階層構造
について図6fa〜図6fcを用いて説明する。図6f
a,図6fb,図6fcは、本実施例の3階層構造のネ
ットワークを説明するための模式図である。ここで、全
体の構成を表すネットワークから順番に第1階層、第2
階層、・・・と各階層を呼ぶ。番号の小さい階層を上位階
層、大きい階層を下位階層と呼ぶ。6f1、6f5、6
f10はそれぞれ第1、第2、第3階層となる。
【0084】また、各階層毎にその階層でサブネットワ
ークや被管理機器を一意に決めることのできる番号を付
ける。この階層毎の番号を最上位階層から最下位階層へ
並べた番号をネットワーク番号と呼ぶ。図6faに示す
3階層のネットワークの場合、ネットワーク番号は図6
gのような構成になる。ネットワーク番号を用いること
で、サブネットワークや被管理機器を全体のネットワー
クの中から、一意に特定できる。図6faに示す各階層
のサブネットワーク及び被管理機器に対し、図6fbの
ように2桁の数字で番号を付けた場合、各々のネットワ
ーク番号は図6fcのようになる。サブネットワークは
下位階層の番号部分を桁数分0にして表す。従って、図
6faに示す管理対象全てを含むネットワーク6f1は
ネットワーク番号000000で表される。
【0085】前記図6faにおいて、6f1は管理する
ネットワークの全体像を示す図であり、4つのサブネッ
トワーク6f4がネットワーク機器6f2によって接続
されている構成である。サブネットワークとは、いくつ
かの電子計算機、端末、ネットワーク機器、周辺機器が
ケーブル網によって接続されているネットワークを論理
的な意味、例えば、部署や地域などにより分類したもの
である。
【0086】サブネットワーク6f4は、ネットワーク
の全体像6f1を構成しているサブネットワークの一つ
であり、このサブネットワーク6f4の全体の詳細構成
は、サブネットワーク6f5で表されている。サブネッ
トワーク6f5は、三つのサブネットワーク6f9がネ
ットワーク機器6f7で接続されている。ケーブル網6
f6はネットワークの全体像6f1を構成しているケー
ブル網6f3と同一のものである。同様に、サブネット
ワーク6f9の全体詳細構成は、サブネットワーク6f
10で表されている。ケーブル網6f11は、サブネッ
トワーク6f5のケーブル網6f6と同一である。サブ
ネットワーク6f10は被管理機器だけで構成されてい
る。
【0087】次に、ネットワーク設備運用管理システム
が、ネットワークの論理的接続を示すネットワーク構成
図を表示するために必要となる各種データベースについ
て説明する。まず、図6hに示す被管理機器及びサブネ
ットワークとネットワーク番号の対応データベースがあ
る。さらに、図6iに示す接続情報のデータベース、図
6jに示す表示情報のデータベース、図6kbに示す基
幹トポロジーのデータベース等がある。
【0088】接続情報とは、被管理機器やサブネットワ
ーク間の接続関係を表すもので、サブネットワークや電
子計算機がどのケーブル網に接続しているか、あるいは
上位階層のネットワークに接続しているケーブル網は下
位階層のどのケーブルかといった情報が、ネットワーク
番号を用いて格納されている(図6i)。
【0089】表示情報とは、表示装置に表示される形態
である。被管理機器やサブネットワーク毎に、その表示
形状、文字、色、模様が指定できる。例えば、図6dは
ネットワーク設備運用管理システムが表示するネットワ
ーク構成図の例であるが、電子計算機6d1のネットワ
ーク番号が010103だとすると、四角いボックスの
形状で、中にWSという文字を表示し、色は白で、大き
さはどれくらいで、ということがこのデータベースを検
索することでわかる(図6j)。
【0090】基幹トポロジーとは、ネットワークの形態
である。基幹トポロジーは、図6kaに示すように、一
本のケーブル網が基幹になって被管理機器やネットワー
クを接続しているものをバス型(6k1)、リング状の
ケーブル網が基幹となっているものをリング型(6k
2)、中央の電子計算機が基幹となっているものをスタ
ー型(6k3)、自由に被管理機器やネットワークが接
続されているものをフリー型(6k4)と呼ぶ。ネット
ワークは、これらの型のいずれかの基幹トポロジーで表
現される(図6kb)。
【0091】図6aに示すフローチャートを参照して、
ネットワーク設備運用管理システムが被管理機器やネッ
トワークの論理的接続を示すネットワーク構成図を表示
する処理について説明する。
【0092】まず、ステップ6a1において、ネットワ
ーク構成図を表示したいネットワーク、あるいは、サブ
ネットワークをネットワーク番号で指定する。ステップ
6a2において、ステップ6a1で指定したネットワー
ク番号の下位階層を構成している被管理機器やサブネッ
トワークのネットワーク番号を図6hに示すデータベー
スより検索する。ステップ6a3において、ステップ6
a2で検索した被管理機器やサブネットワークのネット
ワーク番号から、各々の接続情報や表示情報を図6i及
び図6jに示すデータベースより検索する。ステップ6
a4において、ステップ6a1で指定したネットワー
ク、あるいは、サブネットワークの基幹トポロジーを図
6kbに示すデータベースより検索する。ステップ6a
5において、ステップ6a4で検索した基幹トポロジー
を図6l(lは小文字のエルである)に示す表示構成で
表示画面に表示する。ここで、6l1はバス型、6l2
はリング型、6l3はスター型・フリー型の画面構成で
ある。ステップ6a6において、ステップ6a2で検索
した被管理機器やサブネットワークを、ステップ6a3
で検索した表示情報、接続情報をもとに、ステップ6a
4で表示した基幹トポロジー画面に追加表示する。ステ
ップ6a7において、ステップ6a3で検索した接続情
報をもとに、表示するネットワークの階層とその上位階
層を接続しているケーブル網を検索し、ステップ6a6
で表示した画面上に点線で表示する。図6dは、本実施
例のネットワーク構成図の表示画面を示す図である。
【0093】次に、図6bに示すフローチャートを参照
して、ネットワーク設備運用管理システムが2次元構成
図を表示する処理について説明する。ここで、被管理機
器やサブネットワークの物理的な平面上の位置を表す図
面を2次元構成図と呼ぶ。
【0094】ネットワーク設備運用管理システムは2次
元構成図の表示用に、ネットワーク番号と平面マップの
対応データベース(図6m)、平面マップ上の被管理機
器やサブネットワークの座標を表す表示位置データベー
ス(図6n)、被管理機器やサブネットワークの表示情
報データベース(図6j)を持っている。尚、平面マッ
プとは、図6oに示すように机6o1や柱6o2などが
表示されているレイアウトや地図の総称である。
【0095】まず、ステップ6b1において、2次元構
成図を表示したいネットワーク、あるいは、サブネット
ワークをキーボードやマウスなどの入力装置からネット
ワーク番号で指定する。次に、ステップ6b2におい
て、ステップ6b1で指定されたネットワーク番号に対
応する平面マップを図6mのデータベースより検索す
る。次に、ステップ6b3において、ステップ6b2で
検索した平面マップを表示装置に表示する。ステップ6
b4において、ステップ6b1で指定されたネットワー
ク番号の下位階層を構成している被管理機器やサブネッ
トワークのネットワーク番号を図6hに示すデータベー
スより検索する。ステップ6b5において、ステップ6
b4で検索した被管理機器やサブネットワークの表示位
置と表示情報を図6n及び図6jに示すデータベースよ
り検索する。ステップ6b6において、ステップ6b4
で検索した被管理機器やサブネットワークを、ステップ
6b5で検索した表示情報、表示位置をもとに、ステッ
プ6b3で表示した平面マップ上に2次元構成図として
表示する。
【0096】図6cに示すフローチャートを参照してネ
ットワーク設備運用管理システムが3次元構成図を表示
する処理を説明する。被管理機器やサブネットワークの
物理的な空間上の位置を表す図面を3次元構成図と呼
ぶ。図6pは、本実施例の3次元構成図を示す図であ
る。図6pにおいて、6p1はサブネットワーク、6p
2は被管理機器、6p3はケーブル網、6f4はネット
ワークが構築されているビルのレイアウトを示した空間
マップである。空間マップとは、図6qに示すようにビ
ルを骨格6q1だけで表示したレイアウトである。
【0097】ネットワーク設備運用管理システムは、3
次元構成図の表示用に、ネットワー信号と空間マップの
対応データベース(図6r)、空間マップ上の被管理機
器やサブネットワークの座標を表す表示位置データベー
ス(図6s)、被管理機器やサブネットワークの表示情
報データベース(図6j)を持っている。
【0098】まず、ステップ6c1において、3次元構
成図を表示したいネットワーク、あるいは、サブネット
ワークをキーボードやマウスなどの入力装置からネット
ワーク番号で指定する。次に、ステップ6c2におい
て、ステップ6c1で指定されたネットワーク番号に対
応する空間マップを、図6rに示すデータベースより検
索する。ステップ6c3において、ステップ6c2で検
索した空間マップを、図6qに示すように表示装置に表
示する。ステップ6c4において、ステップ6c1で指
定されたネットワーク番号の下位階層を構成している被
管理機器やサブネットワークのネットワーク番号を、図
6hに示すデータベースより検索する。ステップ6c5
において、ステップ6c4で検索した被管理機器やサブ
ネットワークの表示位置と表示情報を、図6n及び図6
jに示すデータベースより検索する。ステップ6c6に
おいて、ステップ6c4で検索した被管理機器やサブネ
ットワークを、ステップ6c5で検索した表示情報、表
示位置をもとに、ステップ6c3で表示した空間マップ
上に3次元構成図として表示する。
【0099】次に、本実施例のネットワーク設備運用管
理システムが現在のネットワーク・トラフィックを分析
し、効率の良い新たなネットワーク構成を提案する処理
の流れを、図7aに示すフローチャートを参照して説明
する。ネットワーク・トラフィックとは、被管理機器及
びサブネットワーク間の通信量を表すもので、ここで
は、被管理機器及びサブネットワーク間で通信されるパ
ケット量を例にして説明する。パケットとは被管理機器
及びサブネットワーク間通信の単位の一つである。
【0100】本実施例のネットワーク設備運用管理シス
テムは、現在のネットワーク・トラフィックを分析する
ために、履歴情報データベースを有している。履歴情報
とは、電子計算機及びサブネットワーク間の通信量を一
定の期間毎に記録したものである。
【0101】図7bは、本実施例の送信先のネットワー
ク番号と送信されたパケット数が記録されている履歴情
報を示す図である。図7bにおいて、7b1はパケット
の送信する被管理機器、あるいは、サブネットワークの
ネットワーク番号である。7b2は7b1から送信され
たパケットを受信する被管理機器、あるいは、ネットワ
ーク機器のネットワーク番号を示している。7b3には
1週間前からの送信パケット数、7b4には2週間前か
らの送信パケット数が記録されている。こうした履歴が
各々の電子計算機、サブネットワークについて履歴情報
データベースに格納されている。
【0102】まず、ステップ7a1において、調査した
いネットワーク、あるいは、サブネットワークのネット
ワーク番号を指定する。ステップ7a2において、ステ
ップ7a1で指定されたネットワーク番号の下位階層を
構成している被管理機器やサブネットワークのネットワ
ーク番号を図6hに示すデータベースより検索する。ス
テップ7a3において、ステップ7a2で検索した被管
理機器の履歴を履歴情報データベースより検索する。ス
テップ7a4において、ステップ7a1で指定したネッ
トワークの階層のトポロジーを図6kaに示すデータベ
ースより検索する。ステップ7a5において、ステップ
7a3で検索した履歴情報とステップ7a4で検索した
トポロジーをもとに、トラフィックの少ないネットワー
クを推論する。
【0103】ここで、ネットワーク設備運用管理システ
ムが行う推論について説明する。
【0104】例えば、図7bに示す履歴情報を持つ3つ
のサブネットワーク(ネットワーク番号010100、
010200、010300)がケーブル網01010
1とケーブル網010102によって、図7caに示す
接続状態であるとする。図7cは図7caの各サブネッ
トワーク間の相互送信パケット数を合計し、図式化した
ものである。7c1はサブネットワーク010100
と、サブネットワーク010300が相互に送信したパ
ケット数の合計である。同様に、7c2はサブネットワ
ーク0101とサブネットワーク010200間の相互
送信パケット数の合計、7c3はサブネットワーク01
0200とサブネットワーク010300の相互送信パ
ケット数の合計である。
【0105】ネットワーク設備運用管理システムは、サ
ブネットワーク010100とサブネットワーク010
300間の通信7c1により、ケーブル網01010
1、ケーブル網010102の両方のトラフィックが増
大しており、その結果、サブネットワーク010100
とサブネットワーク010200間の通信7c2も、サ
ブネットワーク010200とサブネットワーク010
300間の通信7c3も、効率が悪くなっていると判断
する。その判断に基づき、サブネットワーク01010
0とサブネットワーク010300間を直接接続すべき
であると推論する。さらに、7c2と7c3の数値を比
較し、よりトラフィックの多い7c2を優先し、サブネ
ットワーク010200をサブネットワーク01010
0に接続するのが良いと判断する。
【0106】このようにして、効率の良い新たなネット
ワーク構成が推論され、ステップ7a6において、ステ
ップ7a5で推論したネットワーク構成を図7dに示す
ような形で表示装置に表示する。
【0107】次に、ネットワーク設備運用管理の、本実
施例における管理対象範囲において、電子計算機、端
末、ネットワーク機器、周辺機器及び電源といった被管
理機器のいずれかを停止する場合に、あらかじめ影響を
受ける機器とユーザを特定し、その旨ユーザに通知する
処理を、図8aに示すフローチャートに沿って説明す
る。
【0108】まず、ステップ8a1において、ネットワ
ーク設備運用管理システムは、表示装置上に被管理範囲
のネットワーク構成図を表示する。次に、ステップ8a
2において、図5fに示す被管理範囲のネットワーク構
成図上の停止仮定対象機器が、マウス又はキーボードな
どの入力装置により指定される。例えば、図5fに示す
電源A(5f1)が指定されるとする。次にステップ8
a3において、電源Aが停止した場合に影響を受ける機
器をテーブル5a及び5bより図5fに示す検索ルーチ
ンにより検索する。検索結果はリストCに出力される。
次に、ステップ8a4において、リストCの機器が停止
した場合に影響を受けるユーザをテーブル5cより検索
する。次に、ステップ8a5において、リストCの機器
が停止した場合に使用できなくなるソフトウェアをテー
ブル5dより検索する。ステップ8a6において、ネッ
トワーク設備運用管理システムは、ステップ8a4で検
索したユーザに対して、ステップ8a3とステップ8a
5にて検索した情報(影響を受ける機器と使用できなく
なるソフトウェア)を電子メールにて通知する(図8
b)。ステップ8a6に関しては、電子メールの送付で
はなく、ユーザの使用している端末上に表示してもよ
い。
【0109】次に、ネットワーク設備運用管理システム
の本実施例における管理対象範囲において、ある電子計
算機、端末、ネットワーク機器、周辺機器がネットワー
クを介して不正に使用された場合に、ネットワーク設備
運用管理システムの管理者に不正使用を知らせる方法に
ついて説明する。
【0110】電子計算機、端末、ネットワーク機器、周
辺機器をネットワークを介して遠隔地の端末から使用す
るためには、ユーザが使用している電子計算機、端末、
ネットワーク機器、周辺機器からパケットという命令デ
ータを使用したい電子計算機、端末、ネットワーク機
器、周辺機器に、ネットワークを介して送信する必要が
ある。
【0111】図9aは、本実施例のパケットのデータ構
造を示す図であり、9a1はユーザが使用している電子
計算機、端末、ネットワーク機器、周辺機器のネットワ
ーク内のアドレスである。9a2はユーザが使用したい
電子計算機、端末、ネットワーク機器、周辺機器のネッ
トワーク内のアドレスである。9a3、9a4はもし送
信マシンが直接、受信マシンにパケットを送出できない
時に、パケットを中継して目的の受信マシンにパケット
を送信してくれる中継マシンである。パケットが送信マ
シンから受信マシンに至る経路で、複数のマシンがパケ
ットを中継する場合がある。一つの中継マシンが別の中
継マシンにパケットを送信する時に、9a3はパケット
を中継するために送信するマシンであり、9a4はパケ
ットを中継するために受信するマシンである。ユーザが
使用している電子計算機、端末、ネットワーク機器、周
辺機器はそれ自身が送信マシンで、送信中継マシンがな
いため、送信中継マシンアドレス9a3には送信中マシ
ンがないことを示すために送信マシンアドレスそのもの
が入っているものとする。また、受信中継マシンを介さ
ずに受信マシンにパケットを送信できる場合、受信中継
マシンアドレス9a4には、受信中継マシンがないこと
を示すために受信マシンアドレスそのものが入っている
ものとする。9a5はネットワークサービスごとに一意
に割り振られたネットワーク番号であり、9a6はネッ
トワークサービスが使用する伝送データデータである。
【0112】ネットワーク設備運用管理システムは、ネ
ットワークを介して電子計算機、端末、ネットワーク機
器、周辺機器間のデータの交信を許可することができる
ように、図9bに示す交信許可テーブルをネットワーク
設備運用管理システムが管理するディスクに格納してい
る。ネットワーク設備運用管理システムは、図9bに示
す各コラムにおいて、送信マシンアドレス9b1を持つ
マシンから同一コラムに指定された受信マシンアドレス
9b2を持つマシンに対して、同一コラムに指定された
サービス番号9b3によって特定されるネットワークサ
ービスの利用を許可する。
【0113】電子計算機、端末、ネットワーク機器、周
辺機器がネットワークを介して不正に使用された場合
に、不正使用を行うために送信された、または送信され
ているパケットの送信経路を検出し、システム管理者に
その送信経路を知らせる処理を、図9dに示すフローチ
ャートに沿って説明する。
【0114】まず、ステップ9d1において、ネットワ
ーク設備管理運用システムは、通信制御装置を用いて、
ネットワーク上に流れているパケットを監視する。各パ
ケットにおいて、ネットワーク設備管理運用システム
は、図9aに示した送信マシンアドレス9a1、受信マ
シンアドレス9a2、送信中継マシンアドレス9a3、
受信中継アドレス9a4、サービス番号9a5を取り出
す。次に、送信マシンアドレス9a1、受信マシンアド
レス9a2、サービス番号9a5が図9bに示した交信
許可テーブルに登録されているかどうかを調べる。交信
許可テーブルに登録されている場合は、不正な使用では
ないので、ネットワーク設備管理運用システムはなにも
処理を行わず、ステップ9d1に戻って、再び別のパケ
ットを監視する。交信許可テーブルに登録されていない
場合はそのパケットは不正使用のパケットであるため、
ステップ9d2以下の処理を行う。
【0115】ステップ9d2において、ステップ9d1
で検出した不正パケットの送信マシンアドレス9a1が
送信中継マシンアドレス9a3と一致するかどうかチェ
ックする。ステップ9d3において、送信マシンアドレ
ス9a1が送信中継マシンアドレス9a3と同じでない
場合、送信中継マシンアドレス9a3を図9cに示す送
信マシンアドレス9c1に登録し、受信中継マシンアド
レス9a4を図9cに示す受信マシンアドレス9c2に
登録する。
【0116】次に、送信中継マシンにアクセスし、不正
パケットがどのマシンから中継を頼まれたか調べる。そ
して、その送信マシンをチェックし、送信マシンアドレ
ス9a1が送信中継マシンアドレス9a3に一致するま
で、図9cの経路テーブルの送信マシンアドレス9c1
に送信中継マシンアドレスを、送信マシンアドレス9c
2に受信中継マシンアドレスを登録する。ステップ9d
4において、ステップ9d1で検出した不正パケットの
受信マシンアドレス9a2が受信中継マシンアドレス9
a4と一致するかどうかチェックする。
【0117】ステップ9d5において、受信マシンアド
レス9a2が受信中継マシンアドレス9a4と同じでな
い場合、送信中継マシンアドレス9a3を図9cに示す
送信マシンアドレス9c1に登録し、受信中継マシンア
ドレス9a4を図9cに示す受信マシンアドレス9c2
に登録する。
【0118】次に、受信中継マシンにアクセスし、不正
パケットがどのマシンへ中継を行うか調べる。そして、
その受信マシンをチェックし、送信マシンアドレス9a
2が受信中継マシンアドレス9a4に一致するまで、図
9cの経路テーブルの送信マシンアドレス9c1に送信
中継マシンアドレスを、受信マシンアドレス9c2に受
信中継マシンアドレスを登録する。
【0119】ステップ9d6において、ステップ9d3
及びステップ9d5で作成した図9cの経路テーブルを
用いて、ステップ9d1で取り出した受信マシンアドレ
スから送信マシンアドレスへの経路を求める。そして、
ネットワーク設備運用管理システムに格納されている電
子計算機、端末、ネットワーク機器、周辺機器の接続形
態に関する情報を取りだし、経路テーブルに現れるすべ
ての電子計算機、端末、ネットワーク機器、周辺機器を
表示した不正使用経路図を作成する。最後にステップ9
d7において、ステップ9d6において作成した不正使
用経路図をシステム管理者に電子メールを使って自動的
に転送する。また、システム管理者がネットワークに接
続されている端末を利用している場合、その不正使用経
路図をシステム管理者が使用している端末に表示する。
【0120】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得る
ことはいうまでもない。
【0121】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、以下に挙げる効果を得ることができる。
【0122】(1).多種類のデータを一括管理するこ
とにより、管理データの管理作業は大幅に軽減し、作業
自体も簡素化するので、ネットワーク管理者の管理業務
の軽減、簡素化することができる。
【0123】(2).現状では、資産管理データなどは
大型のホストマシンで管理されている。従って、管理者
に自分用の端末があってもホスト接続されていなけれ
ば、簡単にデータをアクセスすることはできない。本発
明のネットワーク設備運用管理システムを利用すれば、
データをネットワークに載せることができ、物品管理や
資産管理の作業も同様に削減するので、物品管理者の管
理業務の軽減すると共に、簡素化することができる。
【0124】(3).ネットワーク上の接続マシンを自
動検知できると、原因追及が難しいケーブル断線の位置
確認や接続不良によるネットワークダウンにも迅速な対
応が可能になるので、異常時の対応を迅速に行うことが
できる。
【0125】(4).ネットワークに繋がれている各マ
シンは、互いにハードディスクやプリンタなどの資源を
共有し合うことができる。ただ、それだけでは「可能で
ある」というだけで、実際に有効利用されているかどう
かはわからない。そこで、どのディスクに何メガビット
(MB)の余裕があるか、中央処理装置(CPU)のロ
ードアベレージはどの程度か、スワップエリアの使用率
はどの程度か、各ユーザへの配分可能なディスクサイズ
はメガビット(MB)かといった情報を、本発明のネッ
トワーク設備運用管理システムにより、それらを総合し
て適正な資源共有をすることができるので、コンピュー
タ資源やデータの共有による資源を節約することができ
る。
【0126】(5).正しい情報が常に保持され、ネッ
トワークトラフィックの監視やマシンの使用率にモニタ
リングが常時可能になるので、不用意なネットワークダ
ウンが避けられ、全体的なネットワークの信頼性を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 本発明の一実施例かかるネットワーク設備
運用管理システムの構成を示すブロック図、
【図1b】 本実施例の論理的ネットワークの構成を説
明するための模式的構成図、
【図2a】 本実施例の物理的な条件のチェック処理手
段を示すフローチャート、
【図2b】 本実施例の物理的なチェック条件を示す
図、
【図3a】 本実施例の論理的な条件のチェック処理
手段を示すフローチャート、
【図3b】 本実施例の論理的なチェック条件を示す
図、
【図3c】 本実施例の論理的なチェック条件を示す
図、
【図4a】 本実施例の設備運用管理データベースの構
成を示す図、
【図4b】 本実施例のフィルタリングテーブルの構成
を示す図、
【図4c】 本実施例の設備運用管理データベースから
情報を検索する処理手順を示すフローチャート、
【図5a】 本実施例の端末及び電子計算機とサーバ機
器の対応テーブルを示す図、
【図5b】 本実施例のネットワーク機器とサーバ機器
の対応テーブルを示す図、
【図5c】 本実施例のユーザとユーザの使用機器の対
応テーブルを示す図、
【図5d】 本実施例の電子計算機と固有ソフトウェア
の対応テーブルを示す図、
【図5e】 本実施例の影響範囲を表示する処理手順を
示すフローチャート、
【図5f】 本実施例の影響範囲を検索する処理のフロ
ーチャート、
【図5g】 本実施例の表示装置上のネットワーク構成
図設備運用管理データベースの構成を示す図、
【図5h】 本実施例の影響範囲の表示形態を示す図、
【図5i】 本実施例の被影響ユーザ、使用不可能ソフ
トウェアを表示する処理のフローチャート、
【図5j】 本実施例の被影響ユーザ、使用不可能ソフ
トウェアの表示画面を示す図、
【図6a】 本実施例のネットワーク構成図の表示処理
手順を示すフローチャート、
【図6b】 本実施例の2次元のネットワーク構成図の
表示処理手順を示すフローチャート、
【図6c】 本実施例の3次元のネットワーク構成図の
表示処理手順を示すフローチャート、
【図6d】 本実施例のネットワーク構成図の表示画面
を示す図、
【図6e】 本実施例の2次元構成図の表示画面を示す
図、
【図6fa】 本実施例のネットワークの階層構造の概
念を説明すめための模式図、
【図6fb】 本実施例のネットワークの各階層での番
号付けを示す模式図、
【図6fc】 本実施例のネットワークの各階層でのネ
ットワーク番号を示す模式図、
【図6g】 本実施例のネットワーク番号の構成を説明
するための説明図、
【図6h】 本実施例の被管理機器及びサブネットワー
クとネットワーク番号の対応テーブルを示す図、
【図6i】 本実施例のネットワーク番号と接続情報の
対応テーブルを示す図、
【図6j】 本実施例のネットワーク番号と表示情報の
対応テーブルを示す図、
【図6ka】 本実施例のトポロジの概念を説明するた
めの模式図
【図6kb】 本実施例のネットワーク番号とトポロジ
と基幹となる被管理機器の対応テーブルを示す図、
【図6l】 本実施例のトポロジ別の表示画面を示す
図、
【図6m】 本実施例の平面マップテーブルを示す図、
【図6n】 本実施例のネットワーク番号と平面マップ
上の表示位置の対応テーブルを示す図、
【図6o】 本実施例の平面マップの表示画面を示す
図、
【図6p】 本実施例の3次元構成図の表示画面を示す
図、
【図6q】 本実施例の空間マップの表示画面を示す
図、
【図6r】 本実施例のネットワーク番号と空間マップ
の対応テーブルを示す図、
【図6s】 本実施例のネットワーク番号と空間マップ
上の表示位置の対応テーブルを示す図、
【図7a】 本実施例のトラフィックの少ないネットワ
ーク構成作成処理手順を示すフローチャート、
【図7b】 本実施例のネットワーク番号とトラフィッ
クの履歴情報の対応テーブルを示す図、
【図7ca】 本実施例の推論前のネットワークの構成
を示す模式図、
【図7cb】 本実施例の推論前のネットワークの通信
量を示す図、
【図7d】 本実施例の推論後のネットワークの構成を
示す模式図、
【図8a】 本実施例の影響範囲下のユーザに注意を促
す処理手順を示すフローチャート、
【図8b】 本実施例の使用不能ソフトウェアを知らせ
るメールを示す図、
【図9a】 本実施例のパケットの構造を示す図、
【図9b】 本実施例の交信許可テーブルを示す図、
【図9c】 本実施例の経路テーブルを示す図、
【図9d】 本実施例の不正アクセスを検出する処理手
順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1a1…ネットワーク、1a2…通信制御装置、1a3
…中央処理装置、1a4…入力装置、1a5…出力装
置、1a6…補助記憶装置、1b1…通信網、1b2…
電子計算機、1b3…ネットワーク機器、1b4…端
末。
フロントページの続き (72)発明者 森 優美子 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 堤 俊之 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子計算機及びネットワーク機器
    が接続されているネットワークを管理運用するシステム
    であって、前記電子計算機及びネットワーク機器に対応
    する情報を格納するデータベースを有し、当該情報から
    ユーザの要求する条件を満たすネットワーク仕様図を生
    成する手段を有することを特徴とするネットワーク設備
    運用管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1のネットワーク設備運用管理シ
    ステムにおいて、前記データベースに格納された敷設ケ
    ーブル長、電気容量、設置面積、電源位置、ネットワー
    クポート形状等のネットワーク構築時に必要となる物理
    的な情報を用いて、当該ネットワーク仕様が物理的要件
    を満たすことをチェックする手段を備えることを特徴と
    するネットワーク設備運用管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1のネットワーク設備運用管理シ
    ステムにおいて、前記データベースに格納された接続可
    能マシン数、ネットワークトラフィックの上限値、ディ
    スクの使用量、スワップサイズの使用量等のネットワー
    クトポロジ解析に必要となる論理的な情報を用いて、当
    該ネットワーク仕様が論理的要件を満たす手段を備える
    ネットワーク設備運用管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のうちいずれか1項に記
    載のネットワーク設備運用管理システムにおいて、ネッ
    トワーク構成図を出力し、そのネットワーク構成図に表
    示された電子計算機及びネットワーク機器を指示する
    と、該指示された電子計算機及びネットワーク機器に対
    応する情報の検索が可能な手段を備えることを特徴とす
    るネットワーク設備運用管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のうちいずれか1項に記
    載のネットワーク設備運用管理システムにおいて、ある
    電子計算機及びネットワーク機器が故障したと仮定した
    場合に、影響を受ける電子計算機及びネットワーク機器
    の特定が可能な手段を備えることを特徴とするネットワ
    ーク設備運用管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のうちいずれか1項に記
    載のネットワーク設備運用管理システムにおいて、前記
    データベースに格納された情報を用いて、当該ネットワ
    ーク構成図を2次元又は3次元で表示する手段を備える
    ことを特徴とするネットワーク設備運用管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のうちいずれか1項に記
    載のネットワーク設備運用管理システムにおいて、ネッ
    トワーク・トラフィックの履歴情報や、請求項2のネッ
    トワーク仕様の物理的要件のチェック結果や、請求項3
    のネットワーク仕様の論理的要件のチェック結果に基づ
    き、効率の良いネットワークとなるように新たなネット
    ワーク構成を推論し、作成することを特徴とするネット
    ワーク設備運用管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のうちいずれか1項に記
    載のネットワーク設備運用管理システムにおいて、電子
    計算機のバージョンアップ及びバックアップの電源入切
    時に、その影響範囲下にいる電子計算機使用者に通知を
    行う手段を備えることを特徴とするネットワーク設備運
    用管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のうちいずれか1項に記
    載のネットワーク設備運用管理システムにおいて、ネッ
    トワーク構成図及びデータベースに格納された情報に基
    づき、不正情報の入出力場所の特定を検知する手段を備
    えることを特徴とするネットワーク設備運用管理システ
    ム。
JP4026405A 1992-02-13 1992-02-13 ネットワーク設備運用管理システム Expired - Lifetime JP2769260B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4026405A JP2769260B2 (ja) 1992-02-13 1992-02-13 ネットワーク設備運用管理システム
US08/018,430 US5586254A (en) 1992-02-13 1993-02-16 System for managing and operating a network by physically imaging the network

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4026405A JP2769260B2 (ja) 1992-02-13 1992-02-13 ネットワーク設備運用管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05225104A true JPH05225104A (ja) 1993-09-03
JP2769260B2 JP2769260B2 (ja) 1998-06-25

Family

ID=12192646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4026405A Expired - Lifetime JP2769260B2 (ja) 1992-02-13 1992-02-13 ネットワーク設備運用管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2769260B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005352875A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム
WO2006117832A1 (ja) * 2005-04-25 2006-11-09 Fujitsu Limited 運用中システムチェック処理装置,方法およびそのプログラム
JP2006323442A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Fujitsu Ltd オペレーションシステム及びオブジェクトデータ管理方法
JPWO2006117833A1 (ja) * 2005-04-25 2008-12-18 富士通株式会社 監視シミュレーション装置,方法およびそのプログラム
JP4558139B2 (ja) * 2000-05-02 2010-10-06 株式会社バッファロー ネットワーク管理装置
US8321827B2 (en) 2009-01-27 2012-11-27 Fujitsu Limited Power supply design

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01251835A (ja) * 1988-03-30 1989-10-06 Nec Corp 経済化設計方式
JPH01147444U (ja) * 1988-04-01 1989-10-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01251835A (ja) * 1988-03-30 1989-10-06 Nec Corp 経済化設計方式
JPH01147444U (ja) * 1988-04-01 1989-10-12

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4558139B2 (ja) * 2000-05-02 2010-10-06 株式会社バッファロー ネットワーク管理装置
JP2005352875A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム
WO2006117832A1 (ja) * 2005-04-25 2006-11-09 Fujitsu Limited 運用中システムチェック処理装置,方法およびそのプログラム
JPWO2006117832A1 (ja) * 2005-04-25 2008-12-18 富士通株式会社 運用中システムチェック処理装置,方法およびそのプログラム
JPWO2006117833A1 (ja) * 2005-04-25 2008-12-18 富士通株式会社 監視シミュレーション装置,方法およびそのプログラム
US7734774B2 (en) 2005-04-25 2010-06-08 Fujitsu Limited In-operation system check processing device, method, and program thereof
JP4594387B2 (ja) * 2005-04-25 2010-12-08 富士通株式会社 運用中システムチェック処理装置,方法およびそのプログラム
JP4598065B2 (ja) * 2005-04-25 2010-12-15 富士通株式会社 監視シミュレーション装置,方法およびそのプログラム
JP2006323442A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Fujitsu Ltd オペレーションシステム及びオブジェクトデータ管理方法
US8321827B2 (en) 2009-01-27 2012-11-27 Fujitsu Limited Power supply design

Also Published As

Publication number Publication date
JP2769260B2 (ja) 1998-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5586254A (en) System for managing and operating a network by physically imaging the network
US6412025B1 (en) Apparatus and method for automatic configuration of a personal computer system when reconnected to a network
EP1810447B1 (en) Method, system and program product for automated topology formation in dynamic distributed environments
US20030212898A1 (en) System and method for remotely monitoring and deploying virtual support services across multiple virtual lans (VLANS) within a data center
CN101277214B (zh) 一种管理刀片式服务器的方法及系统
CN102845035A (zh) 在虚拟环境中识别目的地的方法
KR20070120925A (ko) 저장 영역 네트워크를 구성하기 위한 시스템 및 방법
CN101027873A (zh) 网络管理的系统和方法
JP2769260B2 (ja) ネットワーク設備運用管理システム
CN102656572B (zh) 用于形成包括配置信息的获取受到限制的配置要素在内的系统的配置要素的配置信息的系统、程序及方法
CN102158356A (zh) 一种hfc异构网络中多网元集成网管代理装置
CN113742402A (zh) 设备检测系统及设备检测方法
CN110109623B (zh) 一种kvm系统的u盘远程操作的实现方法
JP2768875B2 (ja) ネットワーク管理システム
JP3611610B2 (ja) データ独立型コンピュータシステムにおける機器接続定義の自動生成方式
JP2003032257A (ja) Lan構成装置の設置場所の特定方法および検索装置
JPH08171524A (ja) ネットワーク機器情報管理システム
JP3064813B2 (ja) ネットワーク管理装置
CN111431982A (zh) 基于gRPC的系统运维方法、设备、存储介质及装置
JPH0895886A (ja) ネットワーク管理システム
Tolchin et al. The Johns Hopkins Hospital Network
JP2000059385A (ja) Ipアドレス重複時の複数システム管理方法
EP4311075A1 (en) Uninterruptable power supply information communication system
Kaghazchi et al. Development of an opc server for a fieldbus diagnosis tool
JP2001292143A (ja) 障害検出システム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100410

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term