JPWO2006117832A1 - 運用中システムチェック処理装置,方法およびそのプログラム - Google Patents

運用中システムチェック処理装置,方法およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

運用中システムチェック処理装置1において,自動探査部11は,運用中システム5の設計データに基づいて,現在稼動している運用中システムが備える機器の有無および機器の関係を自動探査する。チェックリスト記憶部3には,後発的に発見されたネットワークシステムを構成する機器等の問題点に関するチェック条件の情報を記憶しておく。システムチェック部15は,設計データおよび自動探査の結果と,チェックリスト記憶部3に記憶されているチェック条件とを照合することにより,実際の運用中システム5に存在する問題点を検出し,注意情報出力部16は,その問題点に関する注意情報を出力する。これにより,運用中システム5において生じる可能性が大きい障害を未然に回避し,運用品質を高めることができる。

Description

本発明は,コンピュータシステムの運用の安定化を図るために,運用中のコンピュータシステムの構成をチェックする運用中システムチェック処理装置に関する。
従来,コンピュータシステムの設計情報と実体との比較チェックは,コンピュータシステムの構築後のテスト時などに,人手により行われていた。実際の運用が開始し,サービスの提供が始まった後に,コンピュータシステムの設計情報と実際のシステム構成との比較チェックが行われることはほとんどなかった。
一方,システムやネットワークの設計支援として,制限事項に関し設計情報をチェックする技術がある。このような技術としては,例えば,特許文献1に記載されている情報ネットワークの設計支援装置などの例がある。
この特許文献1の情報ネットワークの設計支援装置は,設計結果に潜在するエラーを自動的にチェックし,エラーのない設計結果を早期に求めることができるようにするため,マルチベンダの流通機器や流通ソフトウェアの組み合わせによって実現する情報ネットワークの設計において,ネットワークの構成要素ごとに,その仕様や属性を入力するための一覧表であるネットワーク構成表や,そのグラフィカルな形式であるネットワーク構成図をベースとして設計作業を進め,その作業が終了した時,完成したネットワーク構成表に関して必要なすべてのチェックを自動的に行い,チェック結果を一覧表示して,設計者に設計変更を促す機能を備える。
特開平7−319930号公報
複数の機器で構成されるコンピュータシステムの運用品質を維持するためには,設定誤りによる誤動作に関する情報やシステムを構成するハードウェアやソフトウェアに関する情報などの注意情報を,コンピュータシステムの運用において日々蓄積し,その蓄積された注意情報で運用中のコンピュータシステムの構成をチェックする必要がある。
しかし,コンピュータシステムを構成する部品としては,ソフトウェア,ハードウェアを含め非常に多くのものが存在するため,人手でこれらのすべてをチェックすることは,大変困難である。
特許文献1の情報ネットワークの設計支援装置は,設計情報に誤りがないかどうかをチェックするものであり,実際に運用中の現在のシステムの構成が正しいかどうか,設計情報と食い違いが生じていないかどうかをチェックする機能を持っていない。また,この装置は,設計時には考えられていなかった後発的に発見された注意事項に該当するかどうかのチェックなどのネットワークシステムの運用品質を維持し,さらには向上させるための機能を持っていない。
本発明は,上記の問題点の解決を図り,ネットワーク化されたコンピュータシステムの安定した運用を可能とし,運用品質を高めるための技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため,本発明の運用中システムチェック処理装置は,チェック対象となるネットワークシステムを構成する機器およびそれらの機器の関係に関する設計データを記憶する設計データ記憶部と,運用中に発見されたネットワークシステムの種々の注意情報に関するチェック条件を,チェックリストとして記憶しておくチェックリスト記憶部と,実際に運用されているネットワークシステムが備える機器の有無および機器の関係を,探査用のコマンド等を発行して探査する自動探査部と,自動探査結果データを記憶する自動探査結果データ記憶部と,自動探査結果データと,チェックリスト記憶部に記憶されるチェック条件とから,実際に運用されているネットワークシステムにおいて問題が存在する機器もしくはそれらの組み合わせ,または問題が生じる可能性がある機器もしくはそれらの組み合わせを検出するシステムチェック部と,検出された機器もしくはそれらの組み合わせに関する注意情報を出力する注意情報出力部とを備える。これによって,人手によるチェックの省力化を図り,ネットワークシステムの運用品質を向上させることができる。
また,上記発明において,前記システムチェック部は,さらに前記設計データ記憶部に記憶される設計データを用いて,前記自動探査結果データ記憶部に記憶される自動探査結果データと前記設計データとをマージした結果と,前記チェックリスト記憶部に記憶されるチェック条件とを照合することによって,問題事象を検出する。これによって,自動探査によっても得ることができないネットワーク構成情報を設計データで補い,より完全なチェックを実現することができる。
また,上記発明において,前記設計データ記憶部に記憶される設計データと,前記自動探査結果データ記憶部に記憶される自動探査結果データとを照合し,設計データ中に存在して自動探査結果データ中に存在しない機器,および自動探査結果データ中に存在して設計データ中に存在しない機器を検出する探査結果チェック部と,前記探査結果チェック部によるチェック結果の情報を出力するチェック結果出力部とを備える。これによって,設計時と運用時とのネットワークシステムの構成が違うかどうかを調べ,システムの設定ミスや変更状況などを検出することができる。
また,上記発明において,前記設計データ記憶部に記憶される設計データおよび前記自動探査結果データ記憶部に記憶される自動探査結果データとして,ネットワークシステムが備えるコンピュータが搭載するソフトウェアプログラムの情報とそれらのソフトウェアプログラム間で行われる通信の情報を持たせる。また,前記チェックリスト記憶部に記憶されるチェック条件としても,ソフトウェアプログラム間の通信上の問題に関する情報を持たせる。これによって,業務サービスのための通信に伴うシステムの不安定性などの問題を未然に防ぐことができるようになる。
また,上記発明において,前記チェックリスト記憶部に記憶されるチェック条件として,問題発生時におけるサービスに与える影響の重要度を示す情報を持たせる。これによって,チェックリストに該当する注意情報の出力時に,緊急性を要するかどうかを判断する情報をシステムの運用管理者に通知することができる。
本発明によれば,システムの設計時には考えられていなかった後発的に発見された注意事項に,現在の運用中システムが該当するかどうかをチェックし,該当する場合にはその注意情報を出力するので,実際に障害等が発生する前に,出力された注意情報に従ってシステムの運用を不安定化させる要因を取り除くことができる。また,実際に運用中の現在のシステムの構成が,システムの設計情報と食い違いが生じていないかどうかをチェックすることができる。したがって,ネットワークシステムの運用品質を維持し,さらには運用品質を向上させることが可能になる。
本発明の実施の形態による運用中システムチェック処理装置の構成例を示す図である。 ネットワーク設計処理装置の構成例を示す図である。 ネットワーク図の作成を説明する図である。 通信設定の操作手順を説明する図である。 プロパティ設定を説明する図である。 設計されたネットワーク図の例を示す図である。 各部品に付与された管理対象IDの例を示す図である。 機器テーブルの例を示す図である。 関係一覧テーブルの例を示す図である。 セッションテーブルの例を示す図である。 業務サーバマトリクスの例を示す図である。 業務ソフトウェアマトリクスの例を示す図である。 障害重要度マトリクスの例を示す図である。 ブラック/ホワイトリストの例を示す図である。 本実施の形態によるネットワーク管理DBの設計データと運用中システムの自動探査結果との比較チェック処理フローチャートである。 本実施の形態による自動探査処理フローチャートである。 自動探査によって得られる機器の情報を説明する図である。 自動探査によって得られる機器同士の関係の情報を説明する図である。 自動探査によって得られた機器探査結果テーブルの例を示す図である。 自動探査によって得られた関係探査結果テーブルの例を示す図である。 ネットワーク管理DBの設計データと運用中システムの自動探査結果との比較チェックを説明する図である。 設計データの例を示す図である。 自動探査結果の例を示す図である。 設計データと自動探査結果とをマージすることにより得られたデータの例を示す図である。 本実施の形態のブラック/ホワイトリストによるチェック処理フローチャートである。
符号の説明
1 運用中システムチェック処理装置
2 ネットワーク管理DB
3 チェックリスト記憶部
4 出力装置
5 運用中システム
6 ネットワーク設計処理装置
7 入出力装置
8 運用管理センタ
10 設計データ入力部
11 自動探査部
12 探査結果チェック部
13 チェック結果出力部
14 設計データ更新部
15 システムチェック部
16 注意情報出力部
20 設計データ記憶部
21 自動探査結果データ記憶部
22 機器テーブル
23 セッションテーブル
24 関係一覧テーブル
25 業務サーバマトリクス
26 業務ソフトウェアマトリクス
27 障害重要度マトリクス
30 ブラック/ホワイトリスト
60 ネットワーク図作成処理部
61 設計図データ解析部
62 基本情報抽出部
63 通信設定情報抽出部
以下,本発明の実施の形態について,図を用いて説明する。
図1は,本発明の実施の形態による運用中システムチェック処理装置の構成例を示す図である。運用中システムチェック処理装置1は,設計データ入力部10,自動探査部11,探査結果チェック部12,チェック結果出力部13,設計データ更新部14,システムチェック部15,注意情報出力部16を備える。これらの各部は,CPUおよびメモリ等のハードウェアとソフトウェアプログラムとからなるコンピュータによって実現される。運用中システムチェック処理装置1には,ネットワーク管理DB2,チェックリスト記憶部3,出力装置4が接続されている。また,チェック対象となる運用中システム5が接続される。
ネットワーク管理DB2は,設計データ記憶部20,自動探査結果データ記憶部21を備える。チェックリスト記憶部3は,ブラック/ホワイトリスト30を記憶する。ネットワーク設計処理装置6は,CAD等を利用してネットワークシステムを設計し,その設計データを設計データ記憶部20に格納するコンピュータである。
設計データ入力部10は,ネットワーク管理DB2の設計データ記憶部20から設計データを入力する。
自動探査部11は,入力された設計データをもとに,ネットワーク機器の接続を確認するためのコマンドを発行することなどにより,運用中システム5を自動探査する。得られた自動探査結果は,ネットワーク管理DB2の自動探査結果データ記憶部21に記憶される。
探査結果チェック部12は,設計データのトポロジデータと自動探査結果のトポロジデータとを比較チェックし,双方のトポロジデータが一致するかを確認する。チェック結果出力部13は,設計データのトポロジデータと自動探査結果のトポロジデータとの比較チェックの結果を出力装置4に出力する。
設計データ更新部14は,探査結果チェック部12によるチェック結果に応じて,ネットワーク管理DB2中の設計データを更新する必要がある場合に,設計データを更新する。設計データを更新する必要がある場合とは,自動探査結果から得られた実際の運用中システム5の構成と設計データとに食い違いがあり,設計データを実際の運用中システム5の構成に合わせたほうがよい場合である。設計データ更新部14による設計データの更新は,あらかじめ設定された自動更新可否の情報に基づき自動的に行うようにすることができ,またシステムの運用管理者の指示により行うようにすることもできる。
システムチェック部15は,設計データのトポロジデータと自動探査結果のトポロジデータとをマージし,そのマージ結果とチェックリスト記憶部3のブラック/ホワイトリスト30とを照合する。
注意情報出力部16は,システムチェック部15による照合の結果,現在の運用中システム5に対する警告や,安定性を向上させるための推奨事項などの,何らかの注意事項があれば,その注意事項の情報を出力装置4に出力し,運用管理者に通知する。
以下,図2〜図25を用いて,本実施の形態をより具体的に説明する。まず始めに,ネットワーク管理DB2に記憶されている設計データの作成について,図2〜図13を用いて説明する。
図2は,ネットワーク設計処理装置の構成例を示す図である。図1における設計データ記憶部20に記憶された設計データは,ネットワーク設計処理装置6によって作成されたネットワーク図から抽出された設計情報である。
ネットワーク設計処理装置6は,ネットワーク図作成処理部60,設計図データ解析部61を備える。設計図データ解析部61は,基本情報抽出部62,通信設定情報抽出部63を備える。ネットワーク設計処理装置6には,入出力装置7が接続されている。
ネットワーク管理DB2の設計データ記憶部20には,機器テーブル22,セッションテーブル23,関係一覧テーブル24,業務サーバマトリクス25,業務ソフトウェアマトリクス26,障害重要度マトリクス27などの設計データが記憶される。
ネットワーク図作成処理部60は,例えばCADなどの図形処理ソフトウェアの機能を持つ。ネットワークシステムの設計者は,入出力装置7でネットワーク図作成処理部10を操作することにより,ネットワーク図を作成する。
設計図データ解析部61は,ネットワーク図作成処理部60で作成されたネットワーク図を解析して設計データを抽出する。基本情報抽出部62は,ネットワーク図から抽出する設計データとして,ネットワーク図に記載されている各機器の情報,機器がコンピュータである場合にそのコンピュータに搭載されるソフトウェアの情報,各機器間の物理的な接続関係の情報などの基本情報を抽出する。通信設定情報抽出部63は,ネットワーク図から抽出する設計データとして,機器間に設定された通信の情報などの通信設定情報を抽出する。抽出された設計データは,ネットワーク管理DB2の設計データ記憶部20に格納される。
図3は,ネットワーク図の作成を説明する図である。図3では,入出力装置7のディスプレイ画面70上に,ネットワーク図のウィンドウ71が開かれている。設計者は,入出力装置7を用いてネットワーク図作成処理部60を操作することにより,ネットワーク図のウィンドウ71上にネットワーク図を作成する。以下では,ネットワーク図を作成するためのポインティングデバイスとして,左ボタンおよび右ボタンを有するマウスを用いる例を説明する。他のポインティングデバイスを用いても同様に処理できる。
機器ステンシルのウィンドウ72には,ネットワークに用いられる各機器の部品が並べられている。通信設定ステンシルのウィンドウ73には,通信の設定に用いられる部品が並べられている。設計者は,機器ステンシルのウィンドウ72からネットワーク図に配置する機器の部品をマウスの左ボタンで選択し,そのままドラッグ&ドロップすることにより選択した機器の部品をネットワーク図に配置していく。このようなCADの応用によるネットワーク図の作成方法は,従来から用いられている方法と同様である。
図4は,通信設定の操作手順を説明する図である。まず,設計者は,通信設定ステンシルのウィンドウ73から設定したい通信の部品をマウスでクリックすることにより選択する(操作手順1)。次に,設計者は,マウスで通信の始点となる部分をクリックする(操作手順2)。最後に,設計者は,マウスでネットワーク図における通信の終点となる部分をクリックする(操作手順3)。これにより,ネットワーク図上に通信の始点から終点までの矢印が表示され,その通信設定情報が設計データとしてメモリに記憶される。
図5は,プロパティ設定を説明する図である。設計者は,プロパティ設定を行いたいネットワーク図上の機器または通信の矢印をマウスの右ボタンでクリックし(これを右クリックという),プロパティ設定のウィンドウ74を開く。設計者は,プロパティ設定のウィンドウ74上で,その機器の各属性を設定することができる。
各機器および通信の属性情報は,予め機器ステンシルおよび通信ステンシルの部品ごとに定義しておくことができ,これを部品属性情報として,ネットワーク図作成処理部60が管理する属性ファイル(図示省略)に保持しておくことができる。プロパティ設定のウィンドウ74では,その属性ファイルに事前に定義されていた属性の項目については,属性ファイルから読み出した属性情報がデフォルト値として埋め込まれる。したがって,設計者は,プロパティ設定のウィンドウ74から個々の機器または通信に特有の属性情報だけを入力すればよく,例えばサーバのホスト名やアドレス情報など,必要最小限の属性情報を入力するだけでよい。
図6は,設計されたネットワーク図の例を示す図である。ここでは,コンピュータシステムの設計者は,入出力装置7でネットワーク図作成処理部60を操作することにより,図6に示すようなネットワーク図を作成する。図6に示すネットワーク図において,設計されたコンピュータシステムは,FireWall105から外部のインターネット103に接続されている。
DBサーバ125,WWW1サーバ128,WWW2サーバ133は,外部の顧客に対してサービスを行うためのサービス系サーバである。端末101は,インターネット103を介してWWW1サーバ128,WWW2サーバ133にアクセスすることにより,設計されたコンピュータシステムが提供するサービスを受けることができる。また,WWW1サーバ128は,インターネット103を介して外部サービス102にアクセスすることにより,外部サービス102が提供するサービスを受けることができる。
ADMINサーバ115は,コンピュータシステムを構成する各機器の状態のチェックなどの保守管理を行うためのメンテナンス系サーバである。
FireWall105,ADMINサーバ115,DBサーバ125,WWW1サーバ128,WWW2サーバ133には,ネットワークインタフェースカード(104,106,114,116,124,127,129,132,134)が装着されている。なお,以下,ネットワークインタフェースカードをNICと記す。
NIC106,NIC114,NIC127,NIC132は,それぞれLANケーブル107,LANケーブル113,LANケーブル126,LANケーブル131で,HUB109のポート108,ポート112,ポート111,ポート110に接続されている。また,NIC116,NIC124,NIC129,NIC134は,それぞれLANケーブル117,LANケーブル123,LANケーブル130,LANケーブル135で,HUB119のポート118,ポート122,ポート121,ポート120に接続されている。
また,WWW1サーバ128にはアプリケーションプログラム(以下,単にアプリケーションという)136が,WWW2サーバ133にはアプリケーション137が,DBサーバ125にはDBソフトウェア138が,ADMINサーバ115には自己監視ソフトウェア139がインストールされている。
さらに,設計者は,入出力装置7でネットワーク図作成処理部60を操作することにより,ネットワークシステムを運用する上で必要となる通信設定を記述する。図6のネットワーク図には,サービス用とメンテナンス用の2種類の通信設定が記述されている。図中,破線の矢印はサービス用の通信設定を表しており,2点鎖線の矢印はメンテナンス用の通信設定を表している。このように,サービス用の通信設定とメンテナンス用の通信設定とを分けてネットワーク図に記述することにより,後述するチェック等の様々な処理を容易に行うことが可能となる。
図6のネットワーク図には,サービス用の通信設定として,端末101からWWW1サーバ128のNIC127への通信設定140,端末101からWWW2サーバ133のNIC132への通信設定141,WWW1サーバ128のNIC127から外部サービス102への通信設定142,WWW1サーバ128のNIC129からDBサーバ125のNIC124への通信設定143,WWW2サーバ133のNIC134からDBサーバ125のNIC124への通信設定144が記述されている。
また,図6のネットワーク図には,メンテナンス用の通信設定として,ADMINサーバ115のNIC114から,FireWall105のNIC106,WWW1サーバ128のNIC127,WWW2サーバ133のNIC132,HUB109に,それぞれ通信設定145,通信設定146,通信設定147,通信設定148が,ADMINサーバ115のNIC116から,WWW1サーバ128のNIC129,WWW2サーバ133のNIC134,DBサーバ125のNIC124,HUB119に,それぞれ通信設定149,通信設定150,通信設定151,通信設定152が記述されている。
図7は,各部品に付与された管理対象IDの例を示す図である。ネットワーク図を構成する各部品には,それぞれを一意に認識することが可能な管理対象IDが付与されている。図7において,楕円の中の数字がその部品に付与された管理対象IDである。これらの管理対象IDは,図3に示すような機器ステンシルや通信設定ステンシルからネットワーク図に図形要素の部品(オブジェクトという)を張り付けるときに,ネットワーク図作成処理部60が自動的に付与する識別子である。
図8は,機器テーブルの例を示す図である。図8の例に示す機器テーブル22は,図2の設計図データ解析部61が,図6に示すネットワーク図から作成したネットワークの構成情報を持つテーブルであり,ネットワーク管理DB2中の設計データ記憶部20に格納される。機器テーブル22のレコードは,その機器を一意に識別する「管理対象ID」,その機器の「名称」,「型格」,「バージョン」,その機器がIPパケットを中継するかどうかを示す「IP中継」,その機器に割り当てられた「IPアドレス」,その機器のホスト名やライセンス番号等を示す「ホスト名等」,その機器が自動探査によって検出可能であるか否かを示す「自動探査」,設計データの機器と自動探査によって探査した機器との同一性を識別するときに何をもって識別するかを示す「個体識別」の項目などからなる。
図9は,関係一覧テーブルの例を示す図である。図9の例に示す関係一覧テーブル24は,図6に示すネットワーク図をもとに作成された機器同士の関係を示す情報のテーブルであり,ネットワーク管理DB2中の設計データ記憶部20に格納される。関係一覧テーブル24は,親となる機器の管理対象IDを示す親ID,子となる機器の管理対象IDを示す子ID,親IDで示された機器と子IDで示された機器との関係の情報などからなる。
図10は,セッションテーブルの例を示す図である。図10の例に示すセッションテーブル23は,図6に示すネットワーク図に記述された通信設定情報をもとに作成された通信関係を示すテーブルであり,ネットワーク管理DB2中の設計データ記憶部20に格納される。セッションテーブル23は,その通信設定を一意に識別する管理対象ID,その通信設定の種別,その通信設定で使用するプロトコル,その通信の始点となる機器の管理対象IDを示す始点ID,その通信の終点となる機器の管理対象IDを示す終点ID,その他の情報などからなる。
図11は,業務サーバマトリクスの例を示す図である。図11の例に示す業務サーバマトリクス25は,各業務処理と各サーバとの関連を示す情報であり,ネットワーク管理DB2中の設計データ記憶部20に格納される。図11の業務サーバマトリクス25において,監視業務はメンテナンス系の業務処理であり,業務Aと業務Bはサービス系の業務処理である。この業務サーバマトリクス25は,ネットワーク図の作成時に入力されたサーバの属性情報をもとに作成される。
各業務処理には,重要度が設定されている。重要度が高い業務処理は,障害発生時などに早急な復旧を必要とする業務処理である。これに対して重要度が低い業務処理は,障害発生時などに緊急の対処を要しない業務処理である。図11の業務サーバマトリクス25の例では,業務Aは重要度が高く設定されており,監視業務と業務Bは重要度が低く設定されている。
図11の業務サーバマトリクス25から,監視業務に関連するのは,ADMINサーバ115である。業務Aに関連するのは,WWW1サーバ128,DBサーバ125,外部サービス102である。業務Bに関連するのは,WWW2サーバ133,DBサーバ125である。それぞれ関連するサーバに問題が発生すると,その業務処理に影響を及ぼす。例えば,ADMINサーバ115に問題が発生すると,監視業務に影響を及ぼす。
図12は,業務ソフトウェアマトリクスの例を示す図である。図12の例に示す業務ソフトウェアマトリクス26は,各業務処理と各ソフトウェアとの関連を示す情報であり,ネットワーク管理DB2中の設計データ記憶部20に格納される。この業務ソフトウェアマトリクス26は,ネットワーク図の作成時に入力されたソフトウェアの属性情報をもとに作成される。
監視業務には,自己監視ソフトウェア139(apl4)が使用される。業務Aには,アプリケーション136(apl1)とDBソフトウェア138(db−soft)が使用される。業務Bには,アプリケーション137(apl2)とDBソフトウェア138(db−soft)が使用される。
図13は,障害重要度マトリクスの例を示す図である。図13の例に示す障害重要度マトリクス27は,ネットワーク図とともに入力された設定情報をもとに作成され,ネットワーク管理DB2中の設計データ記憶部20に格納される。障害重要度マトリクス27は,各業務処理重要度と発生する問題のレベルとの組み合わせによって,どの程度のレベルの対処が必要となるかを示す情報である。
図13の障害重要度マトリクス27は,重要度が高い業務処理において高レベルの問題が発生した場合には,緊急に対処する必要があることを示している。逆に,重要度が低い業務処理において低レベルの問題が発生した場合には,緊急度は小さく,例えば定期メンテナンス時などに対処すればよいことを示している。重要度が高い業務処理において低レベルの問題が発生した場合や重要度が低い業務処理において高レベルの問題が発生した場合には,通常レベルの対処を行えばよい。
次に,チェックリスト記憶部3に記憶されているブラック/ホワイトリスト30の作成について,図14を用いて説明する。
図14は,ブラック/ホワイトリストの例を示す図である。ブラック/ホワイトリスト30は,運用中システム5において,チェック条件として,問題がある機器(ソフトウェアプログラムを含む)もしくは問題が発生する可能性がある機器やそれらの組み合わせを示す情報,また,注意情報として,問題の内容や,重要度,システムの機能や性能上望ましい機器を推奨する情報などを保持する。
運用中システム5に使用されている機器には,その導入前に発見されなかった問題が,その導入後に発見される場合がある。また,機器同士の組み合わせには,相性の良い組み合わせと相性の悪い組み合わせがある。例えば,ある型格のサーバに,あるアプリケーションをインストールしても正常に動作しないといった場合がある。このような機器間の相性は,その導入時にあらかじめ知られているものばかりではなく,運用して初めて判明するものもある。
複数の運用中のシステムを管理する運用管理センタ8は,複数の運用中システム5において発生した問題や運用状況から機器同士の相性の情報を収集し,ブラック/ホワイトリスト30を作成する。ブラック/ホワイトリスト30を構成するレコードは,各運用中システム5の管理者または保守者が入力した情報をもとに作成したものでも,また運用管理センタ8のオペレータが運用中システム5からの通知によって入力した情報をもとに作成したものでもいずれでもよい。作成されたブラック/ホワイトリスト30は,チェックリスト記憶部3に記憶され,新しい情報が入手されるたびに更新される。ブラック/ホワイトリスト30は,運用中システムチェック処理装置1に配布され,運用中システム5のシステムチェックに用いられる。
図14のブラック/ホワイトリスト30のレコードは,親となる機器の型格,子となる機器の型格,親と子との関係,親と子との組み合わせにより発生する問題の重要度,発生する問題の内容,推奨される対処の情報などの項目からなる。
例えば,図14のブラック/ホワイトリスト30のリストNo.2を見ると,これには,型格がSVR2のサーバ(親)に型格がapl2でバージョンがver2のアプリケーション(子)をインストールすると,重要度は低いがシステムが不安定となる問題が発生するということが記録されている。また,推奨される対処法としては,apl2のバージョンをver3にバージョンアップすることであることが記録されている。
このようなブラック/ホワイトリスト30を用いて運用中システムのチェックを行うことにより,より良好なネットワークシステムの再構成,運用が可能となる。
次に,本実施の形態の運用中システムのチェック処理について,図15〜図25を用いて具体的に説明する。
運用中システムチェック処理装置1は,ネットワーク管理DB2の設計データと運用中システム5の自動探査結果とを比較チェックし,運用中システム5の構成の漏れや,変更の有無を確認する。以下,図15〜図21を用いて設計データと自動探査結果との比較チェックについて説明する。
図15は,本実施の形態によるネットワーク管理DBの設計データと運用中システムの自動探査結果との比較チェック処理フローチャートである。運用中システムチェック処理装置1は,運用中システム5のトポロジ情報とそのシステムの設計上のトポロジ情報とを比較チェックすることにより,システム構成の変更やミスを検出する。
設計データ入力部10は,ネットワーク管理DB2の設計データ記憶部20から設計データを入力する(ステップS10)。自動探査部11は,入力された設計データをもとに,自動探査する範囲のアドレスや自動探査可能な機器を決定し,運用中システム5について自動探査処理を行う(ステップS11)。自動探査処理により得られた自動探査結果は,ネットワーク管理DB2の自動探査結果データ記憶部21に記憶される。
探査結果チェック部12は,設計データ記憶部20から入力した設計データのトポロジデータを作成するとともに(ステップS12),自動探査結果データ記憶部21から入力した自動探査結果のトポロジデータを作成する(ステップS13)。探査結果チェック部12は,作成された設計データのトポロジデータと自動探査結果のトポロジデータとを比較する(ステップS14)。ここでトポロジデータとは,設計データと自動探査結果との比較対照を容易にするために,同じデータ形式に変換したデータのことをいう。
ステップS14の比較の結果,管理対象となる機器が設計データ側で余る場合には,チェック結果出力部13は,その管理対象となる機器が運用中システム5において削除されたか,またはその管理対象となる機器に設置漏れが発生していることを,運用管理者に通知する(ステップS15)。一方,ステップS14の比較の結果,管理対象となる機器が自動探査結果側で余る場合には,チェック結果出力部13は,その管理対象となる機器が,運用中システム5に追加されたことを,運用管理者に通知する(ステップS16)。
ステップS14の比較の結果,双方のトポロジデータが一致していれば,探査結果チェック部12は,双方の各管理対象となる機器のバージョンを比較チェックする(ステップS17)。双方の各管理対象となる機器のバージョンが一致していれば,チェック結果出力部13は,バージョンの変更なしを運用管理者に通知する(ステップS18)。双方の各管理対象となる機器のバージョンが不一致であれば,チェック結果出力部13は,バージョンの変更ありを運用管理者に通知する(ステップS19)。
運用中システム5の自動探査処理は,運用中システムチェック処理装置1が,直接,運用中システム5に対して何らかの通信手段を用いて,探査用のコマンドを発行して行ってもよく,また,例えば運用中システム5におけるADMINサーバ115(図6)等の特定のサーバに,自動探査を依頼し,その特定のサーバからの自動探査結果を受け取ることにより行うようにしてもよい。また,運用中システム5におけるADMINサーバ115に,運用中システムチェック処理装置1のすべての機能を備えさせ,ADMINサーバ115と運用中システムチェック処理装置1とを同一の装置として構成してもよい。
この自動探査処理は,運用中システム5の実際の機器構成,接続構成,ソフトウェア構成などを調べる処理であり,具体的には次のような方法を用いて行う。まず,探査するには,探査の基点と探査するIPアドレスの範囲を決める必要がある。この例では,運用中システム5におけるADMINサーバ115を探査の基点とするものとする。なお,1箇所ではなく,複数箇所を探査の基点としてもよい。基点となるサーバのコンピュータには,自動探査用のソフトウェアプログラムが搭載されているものとする。
まず,基点となるサーバから,TCP/IPネットワーク上のIPアドレスを持つ任意の機器に対して接続性を確認するためのPINGコマンドを発行し,応答の有無を検出する。
また,例えば探査対象の各サーバに予め情報取得用のエージェントプログラムをインストールしておき,探査対象サーバのエージェントプログラムに対して基点となるサーバから探査対象サーバが持つ個別機器の情報を要求し,その応答によって情報を収集する方法を用いることができる。このエージェントプログラムとしては,例えば富士通株式会社製の“Server View ”という製品などの既存のソフトウェア製品を利用することができる。このエージェントプログラムがインストールされたサーバは,自分のサーバのインタフェースに使われているカードの型格や,IPアドレス,MACアドレス,インストールされたソフトウェアの型格とバージョンなどの情報を,情報要求元のサーバに返信する機能を持つ。
また,例えば米国のシスコ・システムズ(Cisco Systems) 社が提供するネットワーク機器が備えるSHOW(SH)コマンド等の機能を利用することもできる。利用可能なSHOWコマンドの例としては,“sh hardware ”,“sh interface”,“sh mac-address-table”などがある。
(1)自動探査部11は,まずPINGコマンドで探査するアドレス範囲を決めるために,ネットワーク管理DB2の設計データ記憶部20に記憶された機器テーブル22を参照し,自動探査が可能でかつIPアドレスが割り当てられている機器の情報を得る。これにより,図8の機器テーブル22の例では,IPアドレスの下限および上限などを考慮し,IPアドレスが“192.168.1.0/24”と“192.168.2.0/24”の範囲が,探索範囲として決定される。
(2)自動探査部11は,決定された“192.168.1.0/24”と“192.168.2.0/24”の範囲のすべてのIPアドレスに対して,PINGコマンドを送り,応答があったIPアドレスの一覧を作成する。
(3)次に自動探査部11は,作成したIPアドレスの一覧をもとに,応答のあった機器に対して,前述した“Server View ”などのエージェントプログラムの機能を用いて,個別機器の情報を問い合わせる。これに対して,問い合わせ先の機器が“Server View ”などのエージェントプログラムを搭載していれば,サーバの型格,バージョン,ホスト名,MACアドレスや,そのサーバが内蔵するNICカード型格,ソフトウェア型格,バージョンなどの情報を返却してくる。問い合わせの機器がサーバ以外の場合には,情報の問い合わせに対して応答を返さないので,そのIPアドレスが,エージェントプログラムを備えるサーバではないと認識する。
(4)次に,上記(3)で応答を返さなかった機器に対して,例えば,上記“sh hardware ”と“sh interface”のコマンドを投げかける。これにより,これらのコマンドに対応する機器から,ホスト名,型格や機能,オプション情報,MACアドレス内蔵関係の情報を取得することができる。
(5)次に,上記(4)によりHUBとして認識された機器に,上記“sh mac-address-table”のコマンドを投げる。このコマンドに対応するHUBであれば,ポート番号とポート毎に検出されたMACアドレスの一覧を返してくるので,これによってポート番号とHUBとの接続関係を把握することができる。
なお,以上のような探査用のコマンドは,ネットワーク機器のベンダーによって使い分ける必要が生じる場合があるが,このような場合には,あらかじめ各ベンダーのネットワーク機器に対応した複数の探査用のプログラムを用意しておいて,それらを順に用い,それぞれの機器からの必要な情報を収集する方法などを用いることによって対処することができる。
図16は,本実施の形態による自動探査処理フローチャートである。運用中システムチェック処理装置1における自動探査部11は,機器テーブル22から自動探査の対象となるアドレスの範囲を決定する(ステップS20)。その決定されたアドレス範囲についてPINGコマンドで探査を行い(ステップS21),応答のあったアドレスの一覧を作成する(ステップS22)。
次に,自動探査部11は,応答のあったアドレスの一覧から順に1つずつアドレスを抽出し,サーバ情報の問い合わせを行う(ステップS23)。サーバ情報の問い合わせに対して応答があれば(ステップS24),サーバ情報を記録する(ステップS25)。サーバ情報の問い合わせに対して応答がなければ,showコマンドを送信し(ステップS26),得られた機器情報を記録する(ステップS27)。
アドレスの一覧中のすべてのアドレスの探査が終了したかを確認し(ステップS28),まだ探査が終了していなければ,探査が終了するまで,ステップS23〜S28の処理を繰り返す。
ステップS28において探査が終了していれば,自動探査部11は,ステップS20〜S28の処理により得られた情報から探査結果テーブルを作成し(ステップS29),処理を終了する。
図17は,自動探査によって得られる機器の情報を説明する図である。図17は,どの探査方法によって,どの機器の情報が取得されるかを示している。なお,図17の機器リスト一覧のNo.は,説明をわかりやすくするために付与したものであり,図8の機器テーブル22の管理対象IDに対応している。
また,図18は,自動探査によって得られる機器同士の関係の情報を説明する図である。図18は,どの探査方法によってどの関係の情報が取得されるかを示している。なお,図18の関係一覧のNo.は,図9の関係一覧テーブル24のNo.に対応している。
図16のフローチャートのステップS21において,IPアドレスが割り当てられた機器は,割り当てられたIPアドレスへのPINGコマンドに対して応答する。これによって,IPアドレスが割り当てられた機器が抽出される。図17中の探査方法がPINGの欄において丸印が付されている機器が,PINGコマンドに対して応答したネットワーク機器である。
図16のフローチャートのステップS23において,自動探査部11は,ステップS21で応答があった機器に対して,サーバ情報の問い合わせを行う。このサーバ情報の問い合わせによって,図17中の探査方法が“Server View ”の欄に丸印が付されている機器の型格やホスト名やMACアドレスなどの情報が得られることになる。
また,図16のフローチャートのステップS26において,自動探査部11は,ステップS23で情報が取得できなかった機器に対して,“sh interface”や“sh mac-address-table”などのshowコマンドを送信することによって,図17中の各コマンドに対応する探査方法の欄に丸印が付けられている機器の型格,機能,MACアドレス,ポート番号などの情報を取得することができる。これによって,ポート番号とHUBとの接続関係を把握することができる。
図19は,自動探査によって得られた機器探査結果テーブルの例を示す図である。機器探査結果テーブル28は,自動探査によって得られた運用中システム5を構成する各機器に関する情報のテーブルである。なお,図19の機器探査結果テーブル28のNo.は,図8の機器テーブル22の管理対象IDに対応する。これは,図17等で説明した探査方法によって得られた機器リスト一覧の情報から作成されたテーブルである。
図20は,自動探査によって得られた関係探査結果テーブルの例を示す図である。関係探査結果テーブル29は,自動探査によって得られた運用中システム5を構成する各機器間の関係を示す情報のテーブルである。なお,図20の関係探査結果テーブル29のNo.は,図9の関係一覧テーブル24のNo.に対応する。これは,図17および図18等で説明した探査方法によって得られたサーバが内蔵するソフトウェアの情報や,ポート番号とHUBとの接続関係の情報から作成されたテーブルである。
図21は,ネットワーク管理DBの設計データと運用中システムの自動探査結果との比較チェックを説明する図である。図21(A)が設計データから作成されたトポロジデータの例であり,図21(B)が自動探査結果から作成されたトポロジデータの例である。図21の例は,特に,サーバにインストールされたソフトウェアに着目したデータ形式のトポロジデータを示している。
図21(A)のトポロジデータと図21(B)のトポロジデータとを比較すると,図21(A)の設計データには,No.19のデータがあるが,図21(B)の自動探査結果には,そのデータがない。すなわち,設計データでは,ホスト名がADMINであるサーバに,型格がapl4のソフトウェアをインストールすることが示されているが,実際の運用中システム5のADMINサーバにapl4のソフトウェアがインストールされていない。したがって,運用中システム5において,ADMINというサーバに対するapl4というソフトウェアのインストール漏れがあることが分かる。
また,図21(A)のNo.16では,型格がdb−softのソフトウェアのバージョンが1であるのに対して,図21(B)のNo.16では型格がdb−softのソフトウェアのバージョンは2である。これによって,運用中システム5におけるdb−softが1から2にバージョンアップされていることが分かる。
このような設計データと自動探査結果との比較によって,運用中システム5の構成の漏れや,変更などを自動的に検出することができる。
運用中システムチェック処理装置1は,ネットワーク管理DB2の設計データと運用中システム5の自動探査結果とをマージすることにより得られたデータと,チェックリスト記憶部3のブラック/ホワイトリスト30とを比較チェックし,運用中システム5において,問題が発生する可能性がある機器や,問題が発生する可能性がある機器の組み合わせを抽出する。以下,図22〜図25を用いてブラック/ホワイトリスト30によるチェックについて説明する。
図22〜図24は,ネットワーク管理DB2の設計データと運用中システム5の自動探査結果とのマージを説明する図である。図22は,設計データから得られるトポロジデータであって,特にアプリケーション間の通信に着目したデータの例を示している。図23は,運用中システム5のアプリケーション間の通信に着目した自動探査結果のトポロジデータの例を示している。図24は,設計データのトポロジデータと自動探査結果のトポロジデータとをマージすることにより得られたデータの例を示している。
図22に示す設計データと図23に示す自動探査結果とをマージすることにより,図24に示すマージ結果のデータが得られる。ここでは,設計データと自動探査結果のデータが異なるレコードは,自動探査結果のデータを優先する。ただし,自動探査結果に存在せず設計データに存在するデータに関しては,設計データのデータを流用する。これは,必ずしも設計データのすべてのデータを,自動探査により取得できるとは限らないからである。
例えば,図22の設計データと図23の自動探査結果とを比較すると,No.4とNo.5のレコードにおいて,終点のアプリバージョン(アプリケーションのバージョン番号)が双方のデータで異なっていることが分かる。この場合には,図24のマージ結果に示されるように,自動探査結果のデータを優先する。
また,図22の設計データと図23の自動探査結果とを比較すると,No.1とNo.2のレコードにおいて,始点のハードウェア型格とハードウェアバージョンが双方のデータで異なっていることが分かる。だだし,図23に示すように自動探査結果のNo.1とNo.2のレコードの始点のハードウェア型格とハードウェアバージョンにはデータが存在しない。そのため,図24のマージ結果では,No.1とNo.2のレコードの始点のハードウェア型格とハードウェアバージョンのデータに,図22に示す設計データのデータが用いられている。
図25は,本実施の形態のブラック/ホワイトリストによるチェック処理フローチャートである。システムチェック部15は,チェックリスト記憶部3からブラック/ホワイトリスト30を読み込む(ステップS30)。
システムチェック部15は,ネットワーク管理DB2の設計データ記憶部20から設計データを,自動探査結果データ記憶部21から自動探査結果を取得し,取得した設計データのトポロジデータと自動探査結果のトポロジデータとをマージする(ステップS31)。
ステップS31のマージ結果と,ステップS30で読み込まれたブラック/ホワイトリスト30とを照合し(ステップS32),マージ結果にブラック/ホワイトリスト30の条件が成立したものがあるかどうかをチェックする(ステップS33)。
条件が成立したものがあれば,注意情報出力部16は,条件が成立したものについてのアラームの一覧を出力装置4に出力する(ステップS34)。条件が成立したものがなければ,注意情報出力部16は,正常である旨の報告を出力装置4に出力する(ステップS35)。
このようなブラック/ホワイトリスト30によるチェックによって,運用中システム5における問題が発生する可能性がある機器やソフトウェア,またはそれらの組み合わせを自動的に抽出することができる。
例えば,図14に示すブラック/ホワイトリスト30のリストNo.1のチェック条件については,この条件と図21(B)の自動探査結果とを照合すると,型格がSVR2のサーバにはアプリケーションapl3がインストールされていないので問題がないことがわかる。
ブラック/ホワイトリスト30のリストNo.2のチェック条件については,この条件と図21(B)の自動探査結果とを照合すると,運用中システム5のWWW2サーバ(型格SVR2)には,現在,アプリケーションapl2のバージョン2(ver2)がインストールされており,これには不安定という問題があることがわかる。このチェック条件の推奨項目からアプリケーションapl2のバージョン3(ver3)に上げる必要があるというメッセージが注意情報として出力される。
ブラック/ホワイトリスト30のリストNo.3のチェック条件については,この条件と図24の現在のシステム状況を示す結果データとを照合すると,運用中システム5のDBサーバにインストールされているdb−soft ver2のソフトウェアに,過負荷でダウンするという重要問題があることがわかる。しかも,DBサーバは,重要度の高い業務Aに利用されているため,db−soft ver3に緊急にバージョンアップすることを警告するメッセージが注意情報として出力される。
ブラック/ホワイトリスト30のリストNo.4のチェック条件については,この条件と図24の現在のシステム状況を示す結果データとを照合すると,運用中システム5のWWW1サーバにインストールされているapl1のソフトウェアに,連続動作でダウンするという重要問題があることがわかる。しかも,これも重要度の高い業務Aに利用されているため,毎日apl1の再起動を緊急に行うべきであることを警告するメッセージが注意情報として出力される。
ブラック/ホワイトリスト30のリストNo.5のチェック条件については,この条件と図21(B)の自動探査結果とを照合すると,型格がSVR1のADMINサーバに,必須のソフトウェアであるapl4がインストールされていないため,自己監視できないという軽度の問題があることがわかり,その旨のメッセージが注意情報として出力される。システムの運用管理者は,この注意情報によって,例えば重要度が低い監視業務であるため,定期メンテナンス時に対処するというように決定することができる。
以上の運用中システムチェック処理装置1における運用中システム5のチェックのための処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによって実現することができ,そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することも,ネットワークを通して提供することも可能である。
本発明は,実際に運用しているネットワーク化されたコンピュータシステムの実体の情報と,主として運用開始後に発見された問題点のチェック条件とを比較することにより,運用中のシステムに生じる障害の発生要因を未然に取り除くことを可能にし,運用中システムの運用品質を向上させることができる。

Claims (7)

  1. 複数のコンピュータをネットワークで接続したネットワークシステムの構成をチェックする運用中システムチェック処理装置であって,
    前記ネットワークシステムを構成する機器およびそれらの機器の接続または内蔵関係に関する設計データを記憶する設計データ記憶部と,
    前記ネットワークシステムを構成する機器およびそれらの組み合わせに関して,問題が存在するもののチェック条件または問題が生じる可能性があるもののチェック条件および注意情報を記憶するチェックリスト記憶部と,
    前記設計データ記憶部に記憶される設計データをもとに,前記ネットワークシステムにおけるアドレスの探査範囲を決定し,そのアドレスを用いて実際に運用されているネットワークシステムが備える機器の有無および機器の関係を探査する自動探査部と,
    自動探査により得られた前記実際に運用されているネットワークシステムが備える機器の有無および機器の関係を示す自動探査結果データを記憶する自動探査結果データ記憶部と,
    少なくとも前記自動探査結果データ記憶部に記憶される自動探査結果データと,前記チェックリスト記憶部に記憶されるチェック条件とから,前記実際に運用されているネットワークシステムにおいて問題が存在する機器もしくはそれらの組み合わせ,または問題が生じる可能性がある機器もしくはそれらの組み合わせを検出するシステムチェック部と,
    検出された機器もしくはそれらの組み合わせに関する注意情報を出力する注意情報出力部とを備える
    ことを特徴とする運用中システムチェック処理装置。
  2. 請求項1記載の運用中システムチェック処理装置において,
    前記システムチェック部は,さらに前記設計データ記憶部に記憶される設計データを用いて,前記自動探査結果データ記憶部に記憶される自動探査結果データと前記設計データとをマージした結果と,前記チェックリスト記憶部に記憶されるチェック条件とを照合することによって,チェック条件に該当する機器またはそれらの組み合わせを検出する
    ことを特徴とする運用中システムチェック処理装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の運用中システムチェック処理装置において,
    前記設計データ記憶部に記憶される設計データと,前記自動探査結果データ記憶部に記憶される自動探査結果データとを照合し,設計データ中に存在して自動探査結果データ中に存在しない機器,および自動探査結果データ中に存在して設計データ中に存在しない機器を検出する探査結果チェック部と,
    前記探査結果チェック部によるチェック結果の情報を出力するチェック結果出力部とを備える
    ことを特徴とする運用中システムチェック処理装置。
  4. 請求項1,請求項2または請求項3記載の運用中システムチェック処理装置において,
    前記設計データ記憶部に記憶される設計データおよび前記自動探査結果データ記憶部に記憶される自動探査結果データは,ネットワークシステムが備えるコンピュータが搭載するソフトウェアプログラムの情報とそれらのソフトウェアプログラム間で行われる通信の情報とを含み,
    前記チェックリスト記憶部に記憶されるチェック条件として,ソフトウェアプログラム間の通信上の問題に関する情報を含む
    ことを特徴とする運用中システムチェック処理装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の運用中システムチェック処理装置において,
    前記チェックリスト記憶部に記憶されるチェック条件として,問題発生時における該システムが提供するサービスに与える影響の重要度を示す情報を含む
    ことを特徴とする運用中システムチェック処理装置。
  6. 複数のコンピュータをネットワークで接続したネットワークシステムの構成を,運用中システムチェック処理装置がチェックする運用中システムチェック処理方法であって,
    前記ネットワークシステムを構成する機器およびそれらの機器の接続または内蔵関係に関する設計データを設計データ記憶部に記憶する過程と,
    前記ネットワークシステムを構成する機器およびそれらの組み合わせに関して,問題が存在するもののチェック条件または問題が生じる可能性があるもののチェック条件および注意情報をチェックリスト記憶部に記憶する過程と,
    前記設計データ記憶部に記憶される設計データをもとに,前記ネットワークシステムにおけるアドレスの探査範囲を決定し,そのアドレスを用いて実際に運用されているネットワークシステムが備える機器の有無および機器の関係を探査する自動探査過程と,
    自動探査により得られた前記実際に運用されているネットワークシステムが備える機器の有無および機器の関係を示す自動探査結果データを自動探査結果データ記憶部に記憶する過程と,
    少なくとも前記自動探査結果データ記憶部に記憶される自動探査結果データと,前記チェックリスト記憶部に記憶されるチェック条件とから,前記実際に運用されているネットワークシステムにおいて問題が存在する機器もしくはそれらの組み合わせ,または問題が生じる可能性がある機器もしくはそれらの組み合わせを検出するシステムチェック部と,
    検出された機器もしくはそれらの組み合わせに関する注意情報を出力する注意情報出力過程とを有する
    ことを特徴とする運用中システムチェック処理方法。
  7. 複数のコンピュータをネットワークで接続したネットワークシステムの構成をチェックする処理を,コンピュータに実行させるための運用中システムチェック処理用プログラムであって,
    前記コンピュータを,
    前記ネットワークシステムを構成する機器およびそれらの機器の接続または内蔵関係に関する設計データを記憶する設計データ記憶部と,
    前記ネットワークシステムを構成する機器およびそれらの組み合わせに関して,問題が存在するもののチェック条件または問題が生じる可能性があるもののチェック条件および注意情報を記憶するチェックリスト記憶部と,
    前記設計データ記憶部に記憶される設計データをもとに,前記ネットワークシステムにおけるアドレスの探査範囲を決定し,そのアドレスを用いて実際に運用されているネットワークシステムが備える機器の有無および機器の関係を探査する自動探査部と,
    自動探査により得られた前記実際に運用されているネットワークシステムが備える機器の有無および機器の関係を示す自動探査結果データを記憶する自動探査結果データ記憶部と,
    少なくとも前記自動探査結果データ記憶部に記憶される自動探査結果データと,前記チェックリスト記憶部に記憶されるチェック条件とから,前記実際に運用されているネットワークシステムにおいて問題が存在する機器もしくはそれらの組み合わせ,または問題が生じる可能性がある機器もしくはそれらの組み合わせを検出するシステムチェック部と,
    検出された機器もしくはそれらの組み合わせに関する注意情報を出力する注意情報出力部
    として機能させるための運用中システムチェック処理用プログラム。
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