JPH05223826A - 密封試験管にポンプ機構を取付けるための手動操作装置 - Google Patents

密封試験管にポンプ機構を取付けるための手動操作装置

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JPH05223826A
JPH05223826A JP4167990A JP16799092A JPH05223826A JP H05223826 A JPH05223826 A JP H05223826A JP 4167990 A JP4167990 A JP 4167990A JP 16799092 A JP16799092 A JP 16799092A JP H05223826 A JPH05223826 A JP H05223826A
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JP
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pump mechanism
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rod
pump
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JP4167990A
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English (en)
Inventor
Tipton L Golias
エル. ゴリアス ティプトン
Ovay H Mayes
エイチ. メイーズ オーベイ
Robert J Sarrine
ジェイ. サリーン ロバート
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Helena Laboratories Corp
Original Assignee
Helena Laboratories Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1079Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices with means for piercing stoppers or septums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/02Burettes; Pipettes
    • B01L3/0289Apparatus for withdrawing or distributing predetermined quantities of fluid
    • B01L3/0293Apparatus for withdrawing or distributing predetermined quantities of fluid for liquids

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密封された試験管に効率的かつ高い原価効率
でポンプ機構を取付けるための手動装置および方法を提
供する。 【構成】 試験管封止体を通してポンプ機構を挿入する
のに適用される力を試験管の長軸に沿って揃えるように
して、個々の試験管を破損から保護し、かつ試験管とポ
ンプ機構を相互に芯合わせすることにより、封止体を穿
孔するのに必要な力を最小にするとともに破損と損傷を
低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には試験管に関
し、より詳細には、封止体によって密封される試験管へ
ポンプ機構を挿入するための手動装置に関するものであ
り、試験管から封止体を除去することなく試験管の内容
物を排出することができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】本出願は、Tipton L.Goli
asらに許可された米国特許出願S.N.07/38
3,339号(出願日:1989年7月24日;発明の
名称:試験管用ポンプ挿入装置)の継続出願である。そ
の開示内容全体を参考のため本明細中に記載した。本出
願は、1990年4月4日出願の先出願07/504,
597号と共通の要旨を持つ。この出願07/504,
97号は1989年7月21日出願の出願番号07/3
82,760号の一部継続出願であり、第07/38
2,760号は1988年6月20日出願の第07/2
08,447号の一部継続出願である。これら出願の内
容は全て参考のため本明細書に記載する。
【0003】容器に対して弾力性封止体またはゴム栓を
設け、この封止体を通して流入路および流出路を形成す
るポンプ機構を用いることによって、容器の内容物を排
出することは、従来公知である。流入路を通して大気圧
が容器の内部を加圧し、流出路を通して内容物を流す。
この型のポンプ機構はもちろん公知であり、本発明以前
には、流体流路の形成は手動のポンプ機構で封止体を穿
孔することによってなされてきた。
【0004】もちろん、試験管の封止体を手動で穿孔す
る際には多くの問題がある。言うまでもなく、根本的な
問題は、試験管がガラス製であるために力を入れ過ぎる
と壊れることである。
【0005】それと同様に重要なことは、試験管の長軸
に対する力の方向を揃えてポンプ機構の位置決めを適切
に行う必要があることである。さらに、試験管封止体を
貫通もしくは穿孔するのに必要な力の量は、挿入力の方
向が試験管の縦方向軸に対してある角度を持っているよ
りも、試験管の縦方向軸と平行の方が、最小となる。
【0006】手動で試験管にポンプ機構を取付ける際の
さらに別の問題は、そのような機構は比較的に寸法が小
さいために取り扱いが難しいことである。
【0007】さらにまた別の問題は、複数のポンプ機構
を同時に個々の試験管に取付けるのではなく、各ポンプ
を一個ずつ順番に手動で取付けるとすれば、ポンプ機構
を試験管に取付ける時間と労力が問題となることであ
る。
【0008】試験管内の試料との接触を避けることも重
要な課題であろう。試験管の破壊が起こった場合、手動
によるポンプ機構の挿入は、そのような望ましくない接
触を起こす危険性がある。
【0009】許可された共同出願である米国特許出願
S.N.07/383,339号においては、多数のポ
ンプ機構を試験管に効率的かつ自動的に挿入するための
ポンプ挿入装置が開示されている。しかしながら、一本
だけまたは少数本の試験管が使用されるような場合、そ
のような装置の使用は極めて効率的で原価効率が高いと
は言えないこともあろう。
【0010】したがって、本発明者らは、試験管用の比
較的に安価な手動ポンプ挿入装置の必要性があると認識
した。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、密封された試験管に効率的かつ高い原価効率でポン
プ機構を取付けるための手動装置および方法を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、試料との接触
の可能性が低減されるようなやり方で、試験管封止体を
通して一つ以上のポンプ機構、またはポンプ機構の一部
を挿入するための機械的手動装置を提供することによ
り、上記の欠点を克服し、本発明者らが認識した必要性
を充足する。
【0013】したがって、本発明は、試料との接触を防
ぐことが懸案である場合、試料の無菌的取扱いを容易と
する。
【0014】本発明は、複数のポンプ機構またはそれら
の部分を複数の密封された試験管のそれぞれの封止体を
通して同時に挿入することを企図している。
【0015】また、本発明は、試験管封止体を通してポ
ンプ機構を挿入するのに適用される力を試験管の長軸に
沿って揃えるようにして、個々の試験管を破損から保護
し、かつ試験管とポンプ機構を相互に芯合わせすること
により、封止体を穿孔するのに必要な力を最小にすると
ともに破損と損傷を低減させることを企図している。
【0016】さらに、本発明は、1つ以上のポンプ機構
がホルダーに入れられ、試験管に対し所望の位置に保持
され、かつポンプ機構がハンドルの操作により所望の試
験管の封止体を通して挿入されるように1つ以上の試験
管が正確に位置付けされるようにした機械的手動装置を
企図している。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために次の構成を有することを特徴とする。
【0018】すなわち、本発明の装置は、基部を持つ枠
と、1つ以上のポンプ機構を着脱可能に支持するための
前記枠に取付けられた支持体と、1つ以上の試験管を着
脱可能に保持するための試験管ホルダーであって、前記
枠の基部と移動可能に係合し前記基部上で変位されて前
記支持体と整合する位置に位置付けされるようになって
いるホルダーと、および前記枠に取付けられた手動操作
の挿入機構であって、前記支持体を前記ホルダー(試験
管を収容した状態の)に向かって変位させることにより
ポンプ機構で試験管の封止体を穿孔するようになってい
る挿入機構と、を備えることを特徴とする。本装置の使
用は、封止体を持つ1つ以上の試験管を前記ホルダーに
入れることと、前記ホルダーを所定の位置に変位させる
ことと、1つ以上のポンプ機構を前記支持体に入れるこ
とと、前記挿入機構を手動で操作して前記1つ以上の封
止体を前記1つ以上のポンプ機構で穿孔することと、か
らなることを特徴とする。
【0019】
【作用】前記構成によれば、密封された試験管に効率的
かつ高い原価効率でポンプ機構を取付けるための手動装
置および方法を提供することができる。
【0020】
【実施例】本発明を図示の実施態様に基づいて以下に説
明するが、本発明の範囲はこの実施態様の詳細に限定さ
れるものではない。
【0021】図1を参照すると、基部12,ブレーズ1
4および垂直枠部材16を含む支持枠10を備えた本発
明の一実施態様の側面図が示されている。垂直枠部材1
6は、例えば、ねじにより基部12に固定され、ブレー
ス14は同様の方法で基部12と垂直枠部材16の双方
に固定され、垂直枠部材16を支持する。基部12に接
合されたすべり棒18は、滑動可能に装着された試験管
ホルダー組立体20を支持するためのものである。試験
管ホルダー組立体20は、逆U字形部材として形成され
ている頂部片22と、一般的に長方形のブロックとして
形成されている底部材24からなる。試験管ホルダー組
立体20は各種サイズの1本以上の試験管26を受け、
保持する。この試験管26の各々は、弾力性のあるセル
フシール型の再使用可能で穿孔可能な蓋または栓28に
より従来の方法で密封されている。各試験管26は、矢
印30により示されたように上方から(すなわち垂直
に)ホルダー組立体20に収容される。試験管ホルダー
頂部片22は、試験管26を受ける複数の孔を備えてい
る。試験管ホルダー組立体20は、垂直枠部材16と反
対側のすべり棒18の一端において、すべり棒18から
滑動可能に除去できる。試験管ホルダー組立体20は、
両頭矢印32により示されているように、すべり棒18
上を前後に手動で滑らせることができる。実際の操作に
おいては、1本以上の試験管26が入った試験管ホルダ
ー組立体20は、ポンプ機構38を挿入するために第一
ステーション36上のポンプ支持組立体34の真下の位
置へ滑動される。この点については、本発明の説明に関
連してより詳細に記載する。各ポンプ機構は、密封され
た試験管の蓋を穿孔するための1本以上の逆刺(bar
b)または針40を備えている。
【0022】ポンプ支持組立体34は、後方に延びた
(すなわち、垂直枠部材16に向かう)調整ねじ42を
備えており、垂直枠部材16と平行、かつ一対の互いに
離れた切欠き芯合わせ部材46(これら芯合わせ部材は
垂直枠部材に固定されている)に対し、矢印44に示し
たように、垂直に移動可能である。ポンプ支持組立体3
4は、1つ以上のポンプ機構38を受け、かつ取外し可
能に支持する。ホルダー組立体20内の試験管26とポ
ンプ支持組立体34内のポンプ機構38は、ポンプ機構
38が試験管封止体または蓋28を通して試験管26内
に挿入されるように、互いに垂直に芯合わせされる。試
験管封止体28を通してのポンプ機構38の挿入は、第
一ステーション36で行われる。
【0023】水平支持体50は、二又支持体52を介し
て垂直枠部材16に接合されている。手動ポンプ挿入機
構54は、一般的に、ハンドルブラケット58に装着さ
れたハンドル56を備えており、ハンドルブラケット5
8は突っ張り部材(strut)60に垂直往復移動可
能ロッド62に結合されている。このようにして、挿入
機構54は支柱体52に装着されている。支持体50は
上部および下部のそれぞれ離れた平面脚部を備えた一般
的にU字形の形状をしており、二又支持体52の一部は
水平支持体50の平面脚部の間に位置している。ポンプ
挿入機構54はカバー64に部分的に収納されており、
このカバー64は一部を切欠いた形で図1に図示されて
いる。ロッド62は、ハンドル56が操作者により押さ
れるか引かれることにより旋回されると、ロッド62が
垂直枠部材16と平行にそれぞれ上下に垂直移動するよ
うに、U字形支持体50の脚部に設けられた孔に摺動自
在に位置付けされる。ハンドルブラケット58に結合さ
れた突っ張り部材60は、ハンドル56に加えられた力
を伝えて、ロッド62を動かす。ハンドルブラケット5
8と突っ張り部材60は、第一の連結部66で旋回自在
に互いに接続されており、突っ張り部材60とロッド6
2は、第二の連結部68で旋回自在に互いに接続されて
いる。ハンドルブラケット58は、第三の連結部70で
支持体52に移動可能に接続されている。
【0024】ハンドル56を引くと、矢印72で示した
ように、第三の接合部70を中心に旋回し、ロッド62
は下降してポンプ支持組立体34を下方に押す。その結
果、試験管ホルダー組立体20内の1本以上の試験管2
6がポンプ機構38の真下の第一ステーション36に位
置している時には、ポンプ機構38が下降し、逆刺また
は針40が試験管封止体28を穿孔し、これによりポン
プ機構38を試験管に取付ける。
【0025】ポンプ機構38が試験管26に挿入された
後、ハンドル56を短い距離押し戻すと、芯合わせ部材
46の切欠き48に収まった後方に延びているねじ42
により規定された第一の戻り止め位置へとポンプ支持組
立体34が上昇し、これによりロッド62とポンプ支持
組立体34を介してポンプ機構38と針40により封止
体28に加えられた圧力が除去される。試験管ホルダー
組立体20は、垂直支持部材16から遠ざかる方向にす
べり棒18に沿って水平に滑動させることができ、ポン
プ機構38が挿入された試験管26は試験管ホルダー組
立体20から取外すことができる。
【0026】図2を参照すると、図1に示された本発明
の実施態様の分解図が示されている。挿入機構54は、
前部カバー64と頂部カバー74に部分的に囲まれてお
り、両カバーとも垂直枠部材16に接合されている。試
験管ホルダー組立体20は、試験管ホルダー頂部片22
に複数の孔を備えて各種直径の試験管を収容するように
なっている。図2に示したように、試験管を収容する孔
は2列あり、1列につき3つの孔となっている。
【0027】図示したように、各列3つの孔からなる孔
が6つ2列で並んでいる。第一列(垂直枠部材により近
い方向の列)はより大きい直径の孔76からなり、第二
列はより小さい直径の孔78からなる。それぞれ異なっ
た直径の孔76と78を設けることにより、異なったサ
イズの試験管を収容することができるので、本発明は2
種の標準的な直径、たとえば13mmと16mmの試験
管に利用できる。その他の直径の組合わせも本発明の範
囲内で使用できる。
【0028】試験管ホルダー組立体20の底部材24
は、複数の孔79を備えることができ、これらの孔79
は試験管ホルダー組立体20の頂部22に設けられた孔
76,78と芯合わせされている。好ましくは、発泡ク
ッション部材80が試験管ホルダー組立体20の底部部
分に設けられ、試験管の底部を支持するようになってお
り、この結果、試験管にポンプ機構を挿入するために試
験管の長軸に沿って垂直方向の力が加えられた時などに
は破損の危険性を最小にするようになっている。
【0029】ポンプ機構38は、ポンプ機構38を操作
する人が偶発的な損傷を受けることがないように、その
針40がスチロフォーム等に挿入されている。ポンプ支
持組立体34は、ポンプ機構38を強固に保持するため
の圧力棒82と薄板84を備えている。図示された実施
態様では、圧力棒82と薄板84との組立体は、3つの
ポンプ機構38を収容するための3つの半円形状の凹部
を備えている。ポンプ機構38が圧力棒82と薄板84
の組立体に位置付けされると、ポンプ針40用のスチロ
フォーム保護体94を手動で除去できる。圧力棒82の
孔86を通してねじ85が挿入されてロッド62と係合
され、薄板84と接触するようになっていることに注目
すべきである。
【0030】基部12は、装置を平坦面上に強固に支持
するための脚88を設けることができる。脚88は、操
作中に装置が動くことのないように吸着盤状に形成でき
る。
【0031】調整ねじ90は、試験管封止体28に対し
てポンプ機構38の芯合わせの微調整を以下のように行
う。調整ねじ90は、試験管ホルダー組立体20の垂直
枠部材16への滑動を制限する止めまたは取付け部とし
て機能する。したがって、ねじ90を内方向または外方
向へ調整することにより、試験管ホルダー組立体20の
取付けまたは停止位置がポンプ機構38の下に揃うよう
に調整される。調整ねじ42は、芯合わせ部材46の切
欠48に適した強制戻り止めを付与するように調整され
る。
【0032】多数のねじとボルトが明示したように装置
の各種部品を連結するが、それらの説明は本発明の充分
な理解には必要でない。
【0033】さらに、本発明の操作を述べる。装置は初
めに平坦面上にしっかりと位置付けされる。次に、ハン
ドル56が最上位置に上げられる。試験管ホルダー組立
体20は、基部12のすべり棒18上に係合される。こ
の際、所望の試験管孔76または78は、ホルダー組立
体20の垂直枠部材16から遠い側に位置付けされる。
図示された実施態様では、3個までのポンプ機構38が
同時に挿入されるように、封止体28を備えた3本まで
の試験管26を所望の孔76または78に挿入すること
ができる。
【0034】試験管ホルダー組立体20が垂直枠部材1
6に対し係合し位置付けされた後、封止体28を備えた
試験管26が所望の試験管孔に挿入される。針40がス
チロフォームブロック94に刺さったまま、矢印92に
示したように、一つ以上のポンプ機構38をポンプ支持
組立体34へ入れることができる。スチロフォームブロ
ック94は、ポンプ支持組立体34にポンプ機構38を
入れる際の取扱いを便利かつ安全にする手段となる。ポ
ンプ機構38が所定の位置に据えられると、スチロフォ
ームブロック94を取外し、針40を露出させる。この
時、試験管ホルダー組立体20が密封された試験管26
を保持したまま第一ステーション36の所定位置に置か
れると、ハンドル56が充分に引き落されて、ポンプ支
持組立体34に圧力を加え、それによりポンプ機構38
の針40を試験管封止体28を貫通して押し込む。
【0035】挿入が完了すると、挿入機構調整ねじ42
が切欠き48内の第一の戻り止め位置に入り込むまで、
ハンドル56を押し上げる。この戻り止め位置ではポン
プ支持組立体34が若干の距離だけ上昇しているので、
試験管26と封止体28への圧力が開放される。試験管
ホルダー組立体20は徐々に前方に、すなわち垂直枠部
材16から離れる方向に引かれ、固定されているポンプ
機構38をポンプ支持組立体34から脱着できる。試験
管26と封止体28はポンプ機構38が取付けられたま
まホルダー組立体20から取外すことができる。また
は、試験管ホルダー組立体20はすべり棒18から取外
され、180°回転の後、すべり棒18に再装着でき
る。これは、第二列の孔に収納された試験管にポンプ機
構を取付けるためである。
【0036】上記の説明は、本発明の好適な実施態様の
完全な説明であるが、本発明の範囲内で種々の変更、変
形、改善を加えることができる。したがって、本発明は
請求範囲によってのみ限定される。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
試料との接触の可能性が低減されるようなやり方で、試
験管封止体を通して一つ以上のポンプ機構、またはポン
プ機構の一部を挿入するための機械的手動装置を提供す
ることができる。その結果、本発明によれば、試料との
接触を防ぐことが懸案である場合、試料の無菌的取扱い
を容易とする。
【0038】また、本発明によれば、複数のポンプ機構
またはそれらの部分を複数の密封された試験管のそれぞ
れの封止体を通して同時に挿入することができる。
【0039】さらに、本発明によれば、試験管封止体を
通してポンプ機構を挿入するのに適用される力を試験管
の長軸に沿って揃えるようにして、個々の試験管を破損
から保護し、かつ試験管とポンプ機構を相互に芯合わせ
することにより、封止体を穿孔するのに必要な力を最小
にするとともに破損と損傷を低減させることができる。
【0040】さらにまた、本発明によれば、1つ以上の
ポンプ機構がホルダーに入れられ、試験管に対し所望の
位置に保持され、かつポンプ機構がハンドルの操作によ
り所望の試験管の封止体を通して挿入されるように1つ
以上の試験管が正確に位置決めできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理に従う装置の一部切欠き側面図で
あり、ポンプ機構と試験管が図示されている図である。
【図2】図1と反対の方向から本発明の装置を図示した
分解斜視図である。
【符号の説明】
10 支持枠 12 基部 14 ブレース 16 垂直枠部材 18 すべり棒 20 試験管ホルダー組立体 22 試験管ホルダーの頂部片 24 試験管ホルダーの底部材 26 試験管 28 穿孔可能な蓋または栓 34 ポンプ支持組立体 36 第一ステーション 38 ポンプ機構 40 逆刺または針 42 調整ねじ 46 切欠き芯合わせ部材 48 切欠き 50 水平支持体 52 二又支持体 54 手動ポンプ挿入機構 56 ハンドル 58 ハンドルブラケット 60 突っ張り部材 62 垂直往復移動可能ロッド 64 カバー 66 第一の連結部 68 第二の連結部 70 第三に連結部 74 頂部のカバー 76 より大きい直径の孔 78 より小さい直径の孔 79 孔 80 発泡クッション部材 82 圧力棒 84 薄板 85 ねじ 86 孔 88 基部の脚 90 調整ねじ 94 スチロフォームブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート ジェイ. サリーン アメリカ合衆国 77707 テキサス州 ビ ューモント スタシィ 2010

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾力性穿孔可能封止体でそれぞれ密封さ
    れた密封試験管にポンプ機構を取付けるための手動操作
    装置であって、 基部を含む枠と、 1つ以上のポンプ機構を脱着可能に支持するための前記
    枠に取付けられた支持手段と、 少なくとも1本の試験管を取外し可能に保持するための
    手段であって、前記枠の基部に移動可能に係合し、前記
    支持手段と整合する位置にまで前記基部上を変位可能な
    保持手段と、 前記支持手段とその上に支持されたポンプ機構とを、前
    記保持手段とその中に保持された試験管に向けて変位さ
    せ、その結果前記ポンプ機構で試験管の封止体を穿孔さ
    せるように、前記枠に取付けられた手動挿入手段と、 からなる手動操作装置。
  2. 【請求項2】 前記挿入手段がハンドルを備えており、
    該ハンドルが一端において前記枠に移動可能に取付けら
    れており、 前記支持手段は、前記ハンドルと操作的に連結された圧
    力棒を備えており、該圧力棒は前記ハンドルを動かすこ
    とにより変位されると、試験管の封止体に対しポンプ機
    構を介して圧力を加え、それによりポンプ機構に試験管
    の封止体を穿孔させることを特徴とする請求項1に記載
    の装置。
  3. 【請求項3】 前記基部はすべり棒を備え、該すべり棒
    は前記保持手段と滑動自在に係合して、前記支持手段と
    整合するように前記保持手段を位置決めすることを特徴
    とする請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は前記すべり棒から取外し
    可能であることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記支持手段は、該支持手段の整合を調
    整するための手段を備えており、該手段により、前記保
    持手段が前記支持手段と整合する位置に位置決めされる
    と、前記支持手段に保持されたポンプ機構が試験管の封
    止体と芯合わせされることを特徴とする請求項1に記載
    の装置。
  6. 【請求項6】 前記挿入手段は、前記ハンドルの少なく
    とも一つの予備設定位置を規定するための戻り止め手段
    をさらに備えていることを特徴とする請求項2に記載の
    装置。
  7. 【請求項7】 封止体を備えた少なくとも1本の試験管
    を前記保持手段に入れる段階と、前記保持手段を前記支
    持手段と整合するように変位させる段階と、一つ以上の
    ポンプ機構を前記支持手段に入れる段階と、前記挿入手
    段を手動で作動させてポンプ機構により封止体を穿孔す
    る段階とからなる請求項1に記載の装置を用いる方法。
  8. 【請求項8】 穿孔がなされた後に保持手段を支持手段
    から離れる方向に変位させることと、試験管を保持手段
    から取外すことを、さらに含むことを特徴とする請求項
    7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記挿入手段がハンドルを備え、前記手
    動に作動する段階がハンドルを引くことを含むことを特
    徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記保持手段が、該保持手段に各種長
    さと直径の試験管を収容させるようにした手段を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の装置。
  11. 【請求項11】 試験管封止体にポンプ機構を挿入する
    ための手動操作装置であって、 複数の脚を備えた長方形基部であって、前記基部の表面
    に取付けられ、前記基部と平行に前記基部の中心を横断
    して延びたすべり棒を備えた基部と、 前記すべり棒の一端に隣接して前記すべり棒に取付けら
    れた第一の端部を持ち、前記すべり棒に対し垂直に延び
    ている垂直枠部材と、 前記すべり棒と垂直かつ前記垂直部材と垂直にその取付
    け端部に隣接して取付けられた第一の正三角形状支持部
    材と、 少なくとも1つの戻り止め切欠きを備えた少なくとも1
    つの長方形調整支持体であって、前記すべり棒に取付け
    られた前記垂直支持部材の一端部から間隔を置いて前記
    垂直枠部材に取付けられた長方形調整支持体とを含む枠
    と、 前記すべり棒と反対の一端で第一の枠により前記垂直枠
    部材に取付けられており、ロッドを移動可能に支持する
    ための孔を持つU字形ブラケットを備えた挿入手段であ
    って、前記ロッドは一端で第一の継手により突っ張り部
    材に移動可能に取付けられており、前記突っ張り部材は
    第二の継手によりハンドルブラケットに移動可能に連結
    されており、前記ハンドルブラケットは一端で第三の継
    手により前記第一の枠に移動可能に連結されかつハンド
    ルに取付けられており、前記ハンドルが引かれると、前
    記突っ張り部材に前記ロッドを前記すべり棒に向かって
    移動させるようにした挿入手段と、 1つ以上のポンプ機構を取外し可能に支持し、戻り止め
    ねじを備えたポンプ機構支持組立体であって、該ポンプ
    機構支持組立体は前記ロッドの一端に取付けられて該ロ
    ッドにより前記長方形調整支持体の長さに沿って移動さ
    れるようになっており、前記戻り止めねじは圧力棒を通
    して前記少なくとも2つの長方形調整支持体および前記
    少なくとも1つの戻り止め切欠きと滑動可能に接触する
    ように延びているポンプ機構支持組立体と、および前記
    すべり棒に取外し可能かつ滑動可能に取付けられ、前記
    ポンプ機構支持組立体内に支持されたポンプ機構と平行
    かつ軸方向に整合するよう試験管を保持・位置決めする
    試験管ホルダーであって、前記ロッドが前記すべり棒に
    向かって移動すると、ポンプ機構が試験管の封止体に挿
    入されるようになている試験管ホルダーと、 からなることを特徴とする手動操作装置。
JP4167990A 1991-06-25 1992-06-25 密封試験管にポンプ機構を取付けるための手動操作装置 Pending JPH05223826A (ja)

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