JPH02132344A - 密封包装体からのサンプル抽出装置及び該装置に用いるサンプル採取管 - Google Patents

密封包装体からのサンプル抽出装置及び該装置に用いるサンプル採取管

Info

Publication number
JPH02132344A
JPH02132344A JP28711788A JP28711788A JPH02132344A JP H02132344 A JPH02132344 A JP H02132344A JP 28711788 A JP28711788 A JP 28711788A JP 28711788 A JP28711788 A JP 28711788A JP H02132344 A JPH02132344 A JP H02132344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
pipette
dropper
sealed package
package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28711788A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Shiraiwa
和雄 白岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ERUMETSUKUSU KK
Original Assignee
ERUMETSUKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ERUMETSUKUSU KK filed Critical ERUMETSUKUSU KK
Priority to JP28711788A priority Critical patent/JPH02132344A/ja
Publication of JPH02132344A publication Critical patent/JPH02132344A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、生産,流通過程にある密封包装体からザンプ
ルを抽出する装置及び上記装置用のサンプル採取管に関
する。
従来技術とその欠点 従来、密封包装された飲食品,医薬品等の抜き取り検査
は、それらの密封包装体から人手によってサンプルを抽
出していた。例えば、牛乳のプリツクバック.ゲーブル
パック等においては、菌数検査、成分検査、官能テスト
を行うにあたり、作業者が密封包装体を開封してピペッ
トまたはスポイトでサンプルを抽出し、菌数検査培地に
一定量のサンプルを注入し、成分分析装置用のサンプル
容器に所定量のサンプルを注入した後、使用したピペッ
トまたはスポイトを滅菌(例えば、滅菌液で洗浄)した
後、次の密封包装体について上述のサンプリング動作を
反復していた。開封されたパックは官能テストのための
試飲に供されていた。
かかるサンプル抽出は、牛乳に限らず、様々な食品(レ
トルト食品.清涼飲料,脱脂粉乳,酒類等)、様々な医
薬品(輸液等)等、多くの分野において行われている。
サンプル抽出は、製品の生産ラインにおいて行われる場
合が多い。今日では、密封包装体の生産設備は極めて効
率的になっており、従ってサンプリング検査も効率的に
行われることが望まれている。
一方、公衆衛生の観点から多数の食品を扱う小売店、多
数の医薬品を扱う薬局等において、異なる密封包装体か
らサンプル抽出を行う場合が有り得る。
従来の用手法では、効率が悪く、また、複数の密封包装
体からのサンプル抽出に同一のピペットまたはスポイト
を反復して用いるので、それらの吸引具の滅菌,浄化が
不充分であると、コンタミネーションの問題が生じる。
サンプル抽出作業は、比較的単純な作業であるにも拘わ
らず、作業の重要性を理解した熟練した作業者によって
行われなければならない。ことに生菌数検査,微量の混
入物質の検出などの場合にはコンタミネーションの問題
に最新の注意を払わなければならない。従って、サンプ
ル抽出作業はコストが高くつく嫌いがあった。
本件出願人の知る限り、これらのサンプリング抽出を機
械化する装置は知られていない。
本件出願人は、上述の技術の現状に鑑みて、密封包装体
からのサンプル抽出装置及び該装置に用いるサンプル採
取管につき鋭意研究した結果、比較的硬度の低い材料で
できた容器(少なくとも一部分が、紙,プラスチック,
弾性材料,金属薄板,金属箔,及びそれらの複合材料な
どで形成された容器等)に比較的流動性の高い内容物(
液体,粉体,顆粒,スラリー,それらの混合物等)が密
封包装された密封包装体からのサンプルの抽出を極めて
効率的に行う装置及び該装置に用いる使い捨てサンプル
採取管を完成するに至った。
問題を解決する手段 本発明の基本的装置においては、密封包装体支持手段、
表面浄化手段、穿孔手段、吸引手段とを設け、上記密封
包装体支持手段はサンプルを抽出す可き密封包装体を所
望の位置に固定,支持し、上記表面浄化手段は密封包装
体の所望の表面を浄化し、上記穿孔手段は浄化された表
面に吸引具を挿入する開口を穿ち、上記吸引手段は穿た
れた開口内に吸引具を挿入して内容物を吸引する。上記
穿孔手段に用いられる穿孔部材および上記吸引手段に用
いられる吸引具を使い捨ての吸引具とすることによって
、異なる密封包装体からのサンプルの抽出を行う毎に穿
孔部材および吸引具を浄化する作業を省略する。
密封包装体支持手段は、検査対象となる密封包装体の材
質及び寸法形状に応じて、機械技術において公知の構造
から適宜選択すれば良い。例えば、自己形状保持力があ
り、それ自体が安定に自立できる形状の密封包装体であ
る場合には、密封包装体を載置する支持台と、その上に
載置された密封包装体を少なくとも2方向から把持する
把持手段とを有する機構であって良い。また、自己形状
保持力はあるが、それ事態が安定に自立できない計上の
密封包装体である場合には、補助的な台座を用意して密
封包装体を支持せしめ、この台座を上述の支持台と把持
手段とによって支持しても良い。
自己形状保持力がない密封包装体の場合には、密封包装
体を載置する支持台と、表面浄化、穿孔、サンプル吸引
動作の間、密封包装体の少なくとも一部分の表面を吸着
して支持する手段とを有する機構であって良い。
表面浄化手段は、目的に応じて下記の方式から選択され
る。
(1)  浄化液溜と、上記浄化液溜に一端が接続され
、他端が密封包装体支持手段に近接して配置された配管
と、上記配管に浄化液を送りだす吐出手段とよりなる手
段。浄化液は、目的が微生物検査であるときは、滅菌液
(例えばエチルアルコール)であって良く、成分検査で
あるときは、その分析内容に影響を与えない浄化液(例
えば滅菌蒸留水)であって良い。揮発性の浄化液を用い
る場合には、フィルタで除菌した,若しくは紫外線など
で滅菌した熱風噴射手段によって、浄化液を迅速に除去
することができる。勿論、これらを組み合わせて用いる
こともできる。
(2) 燃料溜と、一端が燃料溜に接続され、他端が密
封包装体支持手段に近接して配置された配管と、上記配
管の先端に接続されたバーナと、上記バーナーに近接し
て配置された点火手段とよりなる手段。燃料は気体燃料
、液体燃料の何れであっても良く、特殊な場合には水素
であっても良い。
(3) 紫外線照射手段。これは、目的が微生物検査で
ある場合に用いられる。
上記表面浄化手段は、2以上を組み合わせて用いても良
い。
吸引手段は、目的に応じて下記の方式から選択する。
(1)  使い捨てのピペットを供給するピペット供給
手段と、上記ピペットを装着する装着手段と、上記ピペ
ット供給手段と装着手段との間においてピペットを受け
渡すピペット交換手段と、装着手段に支持されたピペッ
トを吸引位置と,待機位置と,サンプルを排出する位置
と,の間で駆動する駆動手段と、上記ピペット内に陰圧
を与えてサンプルを吸引し,ピペット内に陽圧を与えて
、吸引されたサンプルをサンプル容器(例えば、培地入
リシャーレ,分析装置のサンプル容器)に排出する圧力
調整手段と、よりなる手段。上記圧力調整手段は、陰圧
源と陽圧源とに切り替え接続される配管系であって良い
。望ましくは、シリンダとそれを駆動する手段を用いる
。これは生産現場等においてサンプルを採取し、直ちに
検査を行う場合に適している。
(2) 少なくとも一部分が可撓性材料で形成されたス
ポイトと,上記スポイトの一部に強固に固着されたスポ
イト支持部材と,上記支持部材に気密に装着されるキャ
ップ部材とよりなるサンプル採取管を供給する手段と、
上記採取管の支持部材を支持する装着手段と、装着手段
に支持されたスポイトを吸引位置と待機位置との間で駆
動する駆動手段と、上記スポイトを押圧した後押圧を解
除してスポイト内に陰圧を与えてサンプルを吸引させる
スポイト操作手段と、サンプルを吸引したスポイトの支
持部材にキャップが装着された後,採取管を搬出する採
取管搬出手段と、上記供給手段及び採取管搬出手段と支
持手段との間で採取管を受け渡し,採取管の支持部材に
関してキャップを着脱するスポイト着脱手段と、よりな
る手段。これは、サンプルの抽出後、離隔した検査機関
にサンプルを運搬する場合に適する。
上記(1)の吸引手段を用いるときは、サンプル容器を
密封包装体支持手段に近接した位置(サンプル排出位置
)にサンプル容器を搬入し、またそこからサンプルを受
け取ったサンプル容器を搬出するサンプル容器搬送手段
が必要である。
上記穿孔手段は、使い捨ての穿孔部材を供給する手段と
、上記穿孔部材を装着する手段と、上記供給手段と装着
手段との間で穿孔部材を受け渡し,使用済みの穿孔部材
を廃棄する穿孔部材着脱手段と、上記装着手段に装着さ
れた穿孔部材を密封包装体の浄化された表面に押し付け
て穿孔する駆動手段と、よりなる。使い捨ての穿孔部材
としては、密封包装体の容器素材の硬度に応じて、下記
の何れかを選択して用いる。
(1)  ホルダに交換可能に支持される平行四辺形の
使い捨ての替え刃(かかるカッタは文房具店において市
販されている)と同様の形状の替え刃またはその変形品
。これは容器が柔らかい場合に適する。望ましくは、錆
の問題のないステンレス製の替え刃を用いる。
(2) 雌。これは容器がやや堅い場合に適する。
(3)  ドリル。これは容器がかなり堅い場合に適す
る。
尚、錐やドリルを用いる場合には、それらの使用によっ
て生じる切り粉を吸引除去する手段を設けることが望ま
しい。勿論、穿孔部材は使用に先立って、浄化されなけ
ればならない。浄化は使用の直前または穿孔部材供給手
段にセットする前に行う。
上記(1)の使い捨ての替え刃が、偏平な平行四辺形の
替え刃であるときは、その形状の単純さ故に、その表面
を浄化,滅菌して再使用するようにしても良い。
使い捨ての替え刃の浄化手段としては、上記表面浄化手
段に準じた浄化手段を用いることができる。
上記穿孔部材供給手段、穿孔部材を固定する装着手段、
穿孔部材供給手段と装着手段との間で穿孔部材を受け渡
す部材交換手段、上記装着手段に支持された穿孔部材を
密封包装体の浄化された表面に押し付けて穿孔する駆動
手段は、機械技術において公知の構造であって良い。
更に、上記諸手段の動作を制御する制御手段を設けるこ
とが望ましい。これにより、サンプルの抽出作業を完全
に自動化することができる。
本発明の装置に用いられるサンプル採取管においては、
少なくとも一部が可視性材料で形成されたスポイトと、
上記スポイトの一部に強固に固着されたスポイト支持部
材と、上記支持部材に気密に嵌合されるキャップ部材と
よりなっている。このサンプル採取管は、本発明装置に
おいて用いる使い捨てスポイトとして利用できる。
以上に本発明の概要を述べたが、本発明のより良い理解
のために、本発明の望ましい実施例を図面を参照して詳
述する。
実   施   例 第1図は、本発明の最も望ましい実施例による装置を説
明する模式的側面図である。この装置は、密封包装体支
持手段lO、表面浄化手段30、穿孔手段50、吸引手
段70、密封包装体搬送手段90、サンプル容器支持手
段110、サンプル容器搬送手段130、蓋体開閉手段
150、制御千段170とを有するものとして示されて
いる。
第2図は、包装体支持手段lOの模式的平面図であって
、牛乳のゲーブルパックのような、自己形状保持力があ
る密封包装体lを載置する支持台11と、サンプルを採
取すべき密封包装体lの対抗する側面1a,lbの寸法
形状に対応する側面12aと,密封包装体を案内する一
対の傾斜案内面12bとを夫々が有する一対の当接部材
12−1.12−2とであって良い。一対の当接部材l
2−1.12−2は、支持台上11で相対的に接近し,
あるいは遠ざかるようシリンダのような駆動手段l3に
よって移動可能になっているものとして示されている。
シリンダ13は電気的に作動制御され得る。当接部材1
2−1と12−2とのl6 相対移動は、一方12−1またはl2−2を支持台11
に固定し,他方l2−2又は12−1を一方に関して移
動可能に配置しても良い。一般に搬入された物品を定位
置に位置付けて固定,支持する機構は、機械技術におい
て周知であり、様々な機構が知られている。従って、本
発明は上述の実施例に限定されず様々な変形が可能であ
る。異なる寸法形状の密封包装体を固定,支持する汎用
型の装置においては、3個以上の当接部材を設けて、そ
れらを相対的に移動させることによって、それらの間に
密封包装体lを挟み付けて,固定,支持することもでき
る。尚、駆動手段l3は、手動的駆動手段(例えば、ス
プリングによる挟みつけ力に抗して手動的に挟み板を押
し開き、密封包装体を挟持させる機構)であっても良い
。また安定性の悪い密封包装体の場合には、密封包装体
の特定の形状に適合した台座を多数用意し、台座に密封
包装体を支持せしめて、上述の支持手段に供給するよう
にしても良い。
第1図の装置においては、表面浄化手段30は、燃料溜
3lと、上記燃料溜に一端を接続され.他端を包装体支
持手段lOに近接して配置された配管32と、上お配管
の先端に接続されたバーナー33と、上記バーナーの先
端に近接して配置された点火手段34とを有するものと
して示されている。燃料溜3lは、例えば液化プロパン
ガスのボンベであって良い。点火千段34は圧電素子な
どであって良い。燃料溜3lからの燃料の供給及び供給
の停止、点火手段34の作動は、手動的または自動的に
制御される。この実施例では、バーナー33から噴射さ
れる火炎によって、密封包装体1の所望の表面を浄化す
る。この浄化手段は、浄化の目的が滅菌である場合に利
用可能である。表面浄化手段30は、上述の実施例に限
定されず、サンプル抽出の目的に応じて、変更できる。
変形例の若干を列挙すれば、エチルアルコール,滅菌蒸
留水などの浄化液を貯蔵する浄化液溜(図示せず)と、
一端が浄化液溜に接続され、他端が包装体支持手段10
に近接して配置された配管(図示せず)と、上記配管か
ら浄化液を吐出させるポンブ(図示せず)とからなる、
浄化手段であって良い。浄化液は、サンプル抽出の目的
が微生物検査である場合には、浄化液としてメチルアル
コールを用い、内容物の化学分析である場合には、滅菌
蒸留水を用いることができる。浄化液は、サンプル抽出
の目的に応じて、適宜選択すれば良い。
また、浄化液を用いる場合において、密封包装体の浄化
液を噴射された表面を素早く乾燥させるために、熱風噴
射手段を用いることもできる。サンプル抽出の目的が微
生物検査の場合には、滅菌手段として紫外線照射手段を
用いることができる。
勿論、これらの浄化手段を組み合わせて用いることもで
きる。
第1図の実施例では、穿孔手段50は、文房具店におい
て市販されているカッターの替え刃(偏平な金属板の一
側に刃51aを有する)と同様な形状の替え刃を穿孔部
材5lとして用いて、密封包装体1の浄化された表面に
十文字の切り込みを入れるものとして示されている。か
かる替え刃を用いて十文字の切り込みを入れるには、替
え刃を90度回転して2回の動作で穿孔を行わねばなら
ない。かくて、図示の実施例では、穿孔手段50は、穿
孔部材51上記穿孔部材51を支持する部材装着手段5
2、部材装着手段52を90度の角度回転させる回転駆
動手段56、部材装着手段に支持された穿孔部材51を
密封包装体lに向かって前進,後退させる駆動手段58
とを有するものとして示されている。
部材装着手段52は在り来りのチャック手段であって良
く、例えば、替え刃5lの基端部を挿入する凹部と、替
え刃5lを挟み付ける把持手段とを有する構造であって
良い。かかるチャック手段は機械技術において周知であ
るので、詳細に図示しない。回転駆動手段56は、部材
装着手段52の回りに設けたギア55と噛合する扇形ギ
ア54と、扇形ギア54を可逆回転させるモータ53と
して示されている。回転駆動手段は図示の実施例に限定
されない。一般に、ある部材を定められた角度に互って
可逆的に回転させる機構は、機械技術において様々な形
式の機構が知られており、公知のいかなる形式の機構も
本発明に適用できる。
図示の実施例では、駆動手段58は、部材装着手段52
、回転駆動手段56を支持している支持体57を昇降さ
せるシリンダとして示されている。
しかしながら、駆動千段58はシリンダに限定されず、
また駆動手段58と回転駆動手段56及び部材装着手段
52との関係も、図示の実施例に限定されるものではな
い。一般にある部材を可逆的に回転可能に、且つ昇降可
能に駆動する機構は機械技術において様々な機構が知ら
れており、公知のいかなる機構も本発明に適用できる。
また、線形ギアを用いた場合には、駆動手段は可逆回転
可能であることが必要であるが、間欠的な等角度回転で
あって良い。間欠的等角度回転は、例えばゼネバギアや
マルチーズホイールなどによって行わせることができ、
昇降動作は、流体シリンダ機構、カム機構、クランク機
構などによって行わせることができる。かかる動作を行
わせる機構は、機械技術において周知であり、従ってそ
れらの構造については詳述しない。
穿孔部材供給手段59は、浄化済みの複数の穿孔部材5
lをストツクし、供給する。穿孔部材供給手段59は、
例えばU字状の樋60に複数の穿孔部材5lを整列させ
て支持し、穿孔部材5lを1本ずつ送り出す機構であっ
て良い。送り出し手段は、最後部の穿孔部材を押しやる
プッシャ(図示せず)であって良く、また必要ならば樋
60の先端部にストッパ(図示せず)を設ける。かかる
機構は機械技術において周知であり、図示するまでもな
く、上述の説明から理解されよう。
穿孔部材供給千段59から供給される穿孔部材5lを部
材装着手段55に受け渡し、使用済みの穿孔部材5lを
廃棄槽(図示せず)に廃棄する部材着脱手段6lが設け
られるものとして示されている。部材着脱手段6lは、
例えばモータ62の回転軸に固定された回転アーム63
、回転アームの両端に夫々設けられた穿孔部材51を把
持するフィンガ千段64を有するものとして示されてい
る。かかる機構は例えば自動化された金属加工装置のオ
ートツールチェンジャーにおいて知られている。従って
、その構造は詳細に図示しない。
穿孔部材5Iは、使用に先立って浄化されるようにして
も良い。この場合には上述の表面浄化手段30において
説明した表面浄化手段が、そのまま利用可能である。ま
た、穿孔部材5lを使い捨てとせず、再使用する場合に
もまた、上述の表面浄化手段が、そのまま利用可能であ
る。
ピペットを挿入し得る開口を密封包装体に穿孔するため
には、ピペットの断面形状に等しいかそれよりも大きい
円形の開口を穿孔するか、あるいは十文字の切り込みを
入れるのが良い。替え刃3lとしては、第3図a − 
Cに示された如き様々な替え刃が用いられ得る。第3図
のaは、文房具店などで入手可能な,一端に刃51aを
、他端にホルダに固定して支持される支持部5lbを有
する使い捨ての替え刃と同様な形状の替え刃であるが、
錆の問題を考慮してステンレス製の替え刃を用いるのが
良い。第3図bに示された替え刃5lは、上述のカッタ
の替え刃(刃渡りの広いもの)を丸めて、刃の部分51
aが螺旋状に成形されたものと考えれば良い。かくて、
この替え刃を用いるときは、一回の駆動動作で馬蹄形の
切り込みを与えることができる。円形の開口をあけた場
合には、切り取られた円形の切れ端が密封包装体の中に
落下してしまうが、馬蹄形の切り込みを入れることによ
り、これを回避できる。第3図Cに示された替え刃3l
は、四つ目の替え刃であって、先端から両側に後方に向
かって後退する二つの傾斜した刃51aをもった替え刃
の2枚を用意し、一方の替え刃の基端部5lbと他方の
替え刃の先端部とに相補的な切り込み51Cを入れ,互
いに90度の角度配置で組み合わせることによって形成
されている。かくてこの替え刃を用いるときは、一回の
駆動で密封包装体に十文字の切り込みを形成することが
できる。
上述の替え刃は、密封包装体の容器が比較的柔軟な素材
で形成されている場合に有利である。密封包装体の容器
の素材がアルミニウムなどの素材の薄板で出来ている場
合には、錐やドリルなどのような穿孔部材5lを用いる
のが良い。錐を用いる場合には、単に押し付けるだけで
穿孔が可能ではあるが、ドリルを用いる場合には、ドリ
ルを回転する必要がある。この場合には部材装着手段5
2を回転させる手段を設ければ良い。錐,ドリルを回転
させることにより、切り粉を生じる場合には、吸引手段
を設けて、切り粉が密封包装体内に入るのを防止するの
が良い。
第1図の実施例においては、吸引手段70は、使い捨て
のピペット71上記ピペット7lを支持するピペット装
着手段72、上記ピペット7lを穿孔された密封包装体
lの開口に挿入するためピペット装着千段72に支持さ
れたピペットを下降させ、上記ピペット7l内を陰圧に
してサンプルを吸引し、ピペット71を上昇させて水平
方向に移動させて後述のサンプル容器の上方に齋し、し
かる後ピペット7lを下降させ、ピペット7l内を陽圧
にして吸引されたサンプルをピペット71から排出し、
再びピペットを上昇させて、水平方向に移動させて,も
との位置に復帰させるピペット操作手段73を有するも
のとして示されている。
図示の実施例ではピペット装着手段72は、ビペッ1・
71の内部に連通ずる通気口を有し、ピペットとの基端
部の内側に押し込み嵌合する構造であって良い。ピペッ
ト内部に陰圧又は陽圧を生じさせる手段は、ピペット装
着千段72に接続されたピストン74,シリンダ75と
して示されている。
ピストン74が上昇したとき、ピペット内の空気がピペ
ット装着手段72の通気口からシリンダ75内に吸引さ
れるが、それによって、ピペット装着手段72、ピスト
ン74、及びシリンダ75が汚染される可能性があれば
、ピペット7lの基端部の内側にフィルタを装着するこ
とができる。ピペット装着手段72に支持されたピペッ
ト7lを昇降させる千段75は流体圧シリンダ76とし
て示されている。ピペット装着手段72、ピストン・シ
リンダ74,75、及びシリンダ76は支持体77に支
持されており、支持体77に固定されたギア78がモー
タ79の回転軸に固定された扇形ギア80と噛合してい
る。ピペット装着手段72は、支持体77に固定された
ギア78の回転中心に関して偏心位置に配置されている
。かくて上記の動作が可能である。
ピペット供給手段8lは、浄化済みの複数のピペット7
lをストックし、供給する。ピペット供給手段81は、
例えばU字状の樋82に複数のピペット7lを整列させ
て支持し、ピペット7lを1本ずつ送り出す機構であっ
て良い。送り出し手段は、最後部のピペットを押しやる
プッシャ(図示せず)であって良く、また必要ならば樋
82の先端部にストツパ(図示せず)を設ける。かかる
機構は機械技術において周知であり、図示するまでもな
く、上述の説明から理解されよう。
ピペット供給千段81から供給されるピペット71をピ
ペット装着手段72に受け渡し、使用済みのピペット7
1を廃棄槽(図示せず)に廃棄するピペット着脱手段8
3が設けられるものとして示されている。ピペット着脱
手段83は、例えばモータ84の回転軸に固定された回
転アーム85、回転アームの両端に夫々設けられたピペ
ット7lを把持するフィンガ手段86を有するものとじ
て示されている。かかる機構は例えば自動化された金属
加工装置のオートツールチェンジャーにおいて知られて
いる。従って、その構造は詳細に図示しない。
ピペット7lは、使用に先立って浄化されるようにして
も良い。この場合には上述の表面浄化手段30において
説明した表面浄化手段が、そのまま利用可能である。
密封包装体lを包装体支持手段10に搬入し、サンプル
抽出が完了した密封包装体lを包装体支持手段IOから
搬出する、包装体搬送手段90は、一対のベルトコンベ
アとして図示されている。必要ならば包装体支持手段l
Oと包装体搬送手段90との間で密封包装体1を受け渡
すプッシャ(図示せず)を設けても良い。かかるプッシ
ャ自体は機械技術において様々な機構が公知であり、従
って説明を省略する。
サンプル容器支持千段110は、例えば、シャーレや分
析装置用のサンプル収納容器を載置し、必要あらば固定
支持する。第1図においては、サンプル容器がシャーレ
2であるものとして示されている。サンプル容器支持手
段110は、上述の密封包装体支持手段lOと同様な構
造であって良い。サンプル容器支持手段110は、サン
プル容器の寸法形状に応じて変形が可能である。例えば
、サンプル容器が試験管のような細長い形状の場合には
、ピペット着脱手段83と同様な構造であって良い。
サンプル容器搬送手段130は、図示の実施例では、ベ
ルトコンベアとして示されている。必要ならば、サンプ
ル容器支持千段110とサンプル容器搬送手段130と
の間でサンプル容器を受け渡すプッシャ(図示せず)を
設けても良い。サンプル容器が、試験管のような細長い
容器である場合には、ピペット供給手段8Iと同様な構
造とすることができる。
蓋体開閉千段150は、吸盤151真空源l52、配管
153、バルブ154、支点155に回転可能に支持さ
れたアーム156よりなるものとして示されている。バ
ルブ154は、吸盤l5■に真空源152と大気圧との
間で接続を切り替える。アーム156は適切な駆動手段
(図示せず)によって、サンプル容器支持手段上のシャ
ーレ2の蓋を吸着する吸着位置と、吸盤151に吸着さ
れたシャーレ2の蓋をピペットの移動経路外に移動させ
た開蓋位置との間で回動する。一般に何物かを一つの位
置から他の位置に移動させる機構は、機械技術において
周知であり、様々な機構が知られており、他の公知の機
構が利用可能である。
制御手段170は、上述の諸手段の動作の運動量,運動
方向を所望の順序とタイミングとで逐次的に行わせるよ
う、制御する。諸手段の動作の運動量,運動方向,順序
及びタイミングのプログラムを変更することにより、異
なった密封包装体、異なったサンプル容器、異なった穿
孔部材、異なった吸引手段を取り扱えるようにすること
ができる。
かかる制御手段は、電気制御技術、電子制御技術におい
て周知であり、従って詳述しない。
第1図においては、表面浄化手段30、穿孔手段50、
吸引手段70の各手段が直列に配置されているかのよう
に示されている。現実にかかる配置とした場合には、密
封包装体支持手段は、それらの各手段の間で移動する必
要がある。しかしながら、密封包装体支持手段10を回
転可能とし、その上方に上記各手段を適切な角度配置で
設置することもできる。また、表面浄化手段30、穿孔
手段50、吸引手段70の各々に上下方向に駆動する手
段を設ける代わりに、密封包装体支持手段10に昇降手
段を設けることによってそれらの駆動手段を共通化でき
る。
第1図に図示し、以上に説明した諸手段の一部を省略す
ることもできる。例えば、密封包装体搬送手段、サンプ
ル容器搬送手段等を省略した、可搬型の装置は、半自動
化装置となるが、必要な場所に携帯してサンプルを採取
する場合に便利である。
第1図の装置においては、サンプルを抽出して、その場
で直ちにサンプル容器にサンプルを注入するものとして
説明したが、場合によっては、サンプルを抽出した後、
他の場所にサンプルを運んで検査を行う必要がある場合
がある。かかる場合には、第4図a−cに示したサンプ
ル採取管180を用いるのが良い。
第4図aには、少なくとも一部分181aが可撓性材料
で形成されたスポイl−181と、上記スポイト181
の一部に強固に固着されたスポイト支持部材182と、
上記支持部材182に気密に嵌合されるキャップ部材1
83とからなっているサンプル採取管180が示されて
いる。かかる採取管180を用いる場合には、上述のピ
ペット装着手段72と同様な機構によって支持部材18
2を支持する。この採便管には可撓性材料でできた部分
181aが設けられているので、上述のピペットを用い
る実施例におけるピストン74、シリンダ73は必要が
なく、その代わりに可撓性の部分181aを圧縮し、釈
放する押圧手段が必要である。押圧手段は、ピペット装
着手段72と同様な機構の内部にピストン74と同様な
往復動作する機構を設けることにより構成できる。説明
するまでもなく、可撓性材料でできた部分181aを押
=32 圧した後、釈放すれば、スポイト内に陰圧が生じ、サン
プルが吸引される。図示の実施例では、キャップ部材1
83は支持部材182に押し込み嵌合されているものと
して示されている。かくてキャップ部材183と支持部
材182との着脱は、上述の実施例におけるピペット着
脱手段83に採取管180のキャップ部材183を支持
させ、ピペット装着手段72に支持部材182を支持さ
せ、ピペット操作手段73とピペット着脱手段83とを
相対的に運動させることによって行い得る。
第4図bには、採取管の変形例が示されている。
この実施例では、全体が可撓性の材料で形成されたスポ
イ}181の基端部が支持部材182に固定され、キャ
ップ部材183は支持部材182に螺合されている。こ
の採取管を用いる場合には、スポイト内に陰圧を生じさ
せるために、スポイトの中間部分を押圧し、釈放する抑
圧手段が必要である。またキャップ部材183と支持部
材182とが螺合されているので、上述の実施例におけ
るピペット装着手段72とピペット着脱手段83とを相
対的に回転させる手段が必要になる。かかる回転手段は
、機械技術において周知であり、従って詳述しない(必
要ならば、昭和63年9月9日付で出願された本件出願
人の別件特許出願、「培地上への被検物の塗沫方法及び
その装置」における採取具着脱手段とチャック手段とに
同様の機構が示されている)。
第4図Cには、採取管の他の実施例が示されている。こ
の実施例の採取管190は、弾性材料でできた密栓19
]を有する陰圧容器192と、上記陰圧容器192に気
密に且つ摺動可能に嵌合するシリンダ193とを有し、
シリンダ193には吸引管194が固定されている。吸
引管194はシリンダ193の内側に鋭い穿刺端部が設
けられている。かくて、陰圧容器192がシリンダl9
3内に押し込まれたとき、穿刺端部が密栓19]を刺し
通して吸引管に陰圧を与え、それによってサンプルを陰
圧容器内に吸引する。かかる採取管は、最近採血管とし
て利用されている。かかる採取管を用いる場合には、上
述の実施例におけるビペット装着手段72に陰圧容器1
92を支持させ、ピペット操作手段73によって採取管
190を密封包装体lに対して押し付ければ良い。この
際、シリンダ193が、密封包装体lの容器壁によって
支持されるので、陰圧容器192がシリンダ193内に
押し込まれる。密封包装体lが自己形状保持力がない場
合には、陰圧容器192とシリンダ193とを相対移動
させる手段を設ける必要がある。これは例えば、上述の
実施例におけるピペット装着千段72にシリンダ193
を支持させ、陰圧容器192をピストン74のような抑
圧手段によって押圧すれば良い。
密封包装体1が自己形状保持力を有しない場合には、表
面浄化、穿孔、及びサンプル吸引の動作の間、密封包装
体lの壁部の一部分を、確実に支持する必要がある。か
かる場合には、浄化、穿孔されるべき部分を挟む少なく
とも2カ所、望ましくは上記部分を取り囲む3カ所以上
を吸着支持する吸盤を用いることができる。かかる機構
は開蓋手段と類似の機構によって構成できる。従って、
それらの機構については説明を省略する。
以上に本発明の好ましい実施例と若干の変形例について
詳述したが、本発明は上述の実施例に限定されることな
く、様々な変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の装置の模式的側面図、第2図は、密
封包装体支持手段の模式的平面図、第3図a ”− c
は、穿孔部材の若干の実施例を示す斜視図であって、特
に第3図Cにおいては、二つの構成部材が分解された状
態の斜視図と、組み合わされた状態での斜視図が示され
ており、第4図a − cは、本発明の装置において用
いられ得る採取管の若干の実施例の断面図である。 符号の説明 l:密封包装体、2:サンプル容器、lO:密封包装体
支持手段、30:表面浄化手段、50手段、70吸引手
段、90密封包装体搬送手段、IlOサンプル容器支持
手段、130サンプル容器搬送手段、150蓋体開閉手
段、170制御手段、F ”r 9.2 F i g.3 /k\

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]包装体支持手段、表面浄化手段、穿孔手段、吸引
    手段とを有し、上記包装体支持手段はサンプルを抽出す
    可き包装体を所望の位置に固定、支持し、上記表面浄化
    手段は包装体の所望の表面を浄化し、上記穿孔手段は浄
    化された表面にスポイトを挿入する開口を穿ち、上記吸
    引手段は穿たれた開口内にスポイトを挿入して内容物を
    吸引することを特徴とする、密封包装体からのサンプル
    抽出装置。 [2]特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記
    表面浄化手段が浄化液溜と、上記浄化液溜に一端を接続
    され、他端を包装体支持手段に近接して配置された配管
    と、上記配管に浄化液を送り出す吐出手段とよりなるこ
    とを特徴とする、密封包装体からのサンプル抽出装置。 [3]特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記
    表面浄化手段が燃料溜と、上記燃料溜に一端を接続され
    他端を上記包装体支持手段に近接して配置された配管と
    、上記配管の先端に接続された燃焼バーナと、上記燃焼
    バーナに近接して配置された点火手段とよりなることを
    特徴とする、密封包装体からのサンプル抽出装置。 [4]特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記
    表面浄化手段が、紫外線照射手段であることを特徴とす
    る、密封包装体からのサンプル抽出装置。 [5]特許請求の範囲第1項〜第4項のうち、何れか1
    項項記載の装置において、上記穿孔手段が、使い捨ての
    穿孔部材を供給する手段と、上記供給手段から穿孔部材
    を受け取り、固定する部材装着手段と、上記部材装着手
    段を上記密封包装体の浄化された表面に押し付けて穿孔
    するチャック駆動手段と、よりなることを特徴とする、
    密封包装体からのサンプル抽出装置。 [6]特許請求の範囲第1項〜第5項のうち、何れか1
    項記載の装置において、上記包装体支持手段に近接して
    配置され、サンプルを収容する容器を支持するサンプル
    容器支持手段と、上記サンプル容器支持手段にサンプル
    を収納する容器を供給し、サンプルが注入された容器を
    搬出するサンプル容器搬送手段をさらに有し、上記吸引
    手段は使い捨てのピペットを供給する手段と、上記ピペ
    ット供給手段からピペットを受け取り、固定するピペッ
    ト着脱手段と、上記ピペット着脱手段に固定されたピペ
    ットを穿孔された開口に挿入させ、上記ピペット内に陰
    圧を与えて内容物を吸引させ、上記包装体支持手段に近
    接して配置されたサンプル容器に近接した位置にピペッ
    トを移動させ、ピペット内に陽圧を与えて抽出サンプル
    をサンプル容器内に注入し、上記サンプル容器からピペ
    ットを移動させ、上記使用済みのピペットを廃棄するピ
    ペット操作手段とよりなることを特徴とする、密封包装
    体からのサンプル抽出装置。 [7]特許請求の範囲第1項〜第5項のうち、何れか1
    項記載の装置において、上記吸引手段は可撓性材料で形
    成されたスポイトと、上記スポイトの底部に強固に固着
    されたスポイト支持部材と、上記支持部材に気密に装着
    されるキャップ部材とよりなるサンプル採取管を供給す
    る手段と、上記採取管供給手段からサンプル採取管を受
    け取り、上記スポイト支持部材を固定するスポイト装着
    手段と、上記スポイト装着手段に固定されたサンプル採
    取管からキャップを取り外し、サンプルの採取後にキャ
    ップをスポイト支持部材に再び装着するキャップ着脱手
    段と、上記装着手段に固定されたスポイトを密封包装体
    の穿孔された開口に挿入させ、上記スポイトを操作して
    内容物を吸引させるスポイト操作手段と、サンプルを吸
    引し、キャップを装着されたサンプル採取管を受け取り
    、搬出するサンプル搬出手段とよりなることを特徴とす
    る、密封包装体からのサンプル抽出装置。 [8]特許請求の範囲第1項〜第7項のうち、何れか1
    項記載の装置において、上記包装体支持手段に密封包装
    体を供給し、サンプルの抽出を完了した密封包装体を上
    記包装体支持手段から搬出する包装体搬送手段と、より
    なる群から選択されたひとつ以上と、上記諸手段の動作
    を制御する制御手段と、を更に有することを特徴とする
    、密封包装体からのサンプル抽出装置。 [9]特許請求の範囲第1項〜第8項記載の装置におい
    て、上記包装体支持手段が、上記穿孔手段による穿孔位
    置に近接して配置された少なくとも一つの吸盤手段と、
    上記吸盤手段を陰圧源と大気とに切り替え接続する切り
    替え弁をもった圧力調整手段と、よりなることを特徴と
    する密封包装体からのサンプル抽出装置。 [10]少なくとも一部分が可撓性材料で形成されたス
    ポイトと、上記スポイトの一部に強固に固着されたスポ
    イト支持部材と、上記支持部材に気密に嵌合されるキャ
    ップ部材とよりなることを特徴とする、密封包装体から
    のサンプル抽出装置に用いられるサンプル採取管。
JP28711788A 1988-11-14 1988-11-14 密封包装体からのサンプル抽出装置及び該装置に用いるサンプル採取管 Pending JPH02132344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28711788A JPH02132344A (ja) 1988-11-14 1988-11-14 密封包装体からのサンプル抽出装置及び該装置に用いるサンプル採取管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28711788A JPH02132344A (ja) 1988-11-14 1988-11-14 密封包装体からのサンプル抽出装置及び該装置に用いるサンプル採取管

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02132344A true JPH02132344A (ja) 1990-05-21

Family

ID=17713284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28711788A Pending JPH02132344A (ja) 1988-11-14 1988-11-14 密封包装体からのサンプル抽出装置及び該装置に用いるサンプル採取管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02132344A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007071575A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Sysmex Corp 液体試料吸引装置、及びこの液体試料吸引装置を備える分析装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007071575A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Sysmex Corp 液体試料吸引装置、及びこの液体試料吸引装置を備える分析装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6591897B2 (ja) 軟質栓貫通分注装置および軟質栓貫通分注方法
US7117902B2 (en) Automated means of storing, dispensing and orienting injectable drug vials for a robotic application
US20210380924A1 (en) Intelligent bacterial collection system
US6915823B2 (en) Automated apparatus and process for reconstitution and delivery of medication to an automated syringe preparation apparatus
US6991002B2 (en) Tamper evident syringe tip cap and automated method for preparing tamper-evident syringes
US20040185521A1 (en) Microorganism sampling method and microorganism sampling device
EP3397558B1 (en) Automatic machine for the packaging, preservation and transport of surgical, histological, autopsy and cytological specimens by healthcare workers in safety
CN101563615B (zh) 测试装载样本的方法和装置
CN104816847A (zh) 用于操作托盘的设备和方法
JP2014224749A (ja) 自動検体処理装置
CN104816855A (zh) 用于从盘中取出容器的设备和方法
EP2209007B1 (en) Method for performing automatic taking of samples of liquid from collection containers
US20080156377A1 (en) Recovery system
JPH02132344A (ja) 密封包装体からのサンプル抽出装置及び該装置に用いるサンプル採取管
CN102043061A (zh) 检体处理单元和检体处理方法
US5874296A (en) Method and apparatus for liquid medium exchange
JP2007159464A (ja) 液体採取装置
US20060242930A1 (en) Pharmaceutical bulk-up system
JP4702030B2 (ja) シリンジのガスケット位置補正装置
JPH0272898A (ja) 培地上への被検物の塗沫方法及びその装置
JPH06174732A (ja) 自動サンプリング・培地分注方法及び装置
JP7333569B2 (ja) 検査試料の自動前処理装置
CN219296128U (zh) 一种样本释放剂储存盒
CN212975192U (zh) 一种化学工程用的化学试剂容纳装置
JPH06300673A (ja) 検体の自動サンプリング方法及び装置