JPH05223377A - 空気圧縮式空気調和機 - Google Patents

空気圧縮式空気調和機

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JPH05223377A
JPH05223377A JP2257192A JP2257192A JPH05223377A JP H05223377 A JPH05223377 A JP H05223377A JP 2257192 A JP2257192 A JP 2257192A JP 2257192 A JP2257192 A JP 2257192A JP H05223377 A JPH05223377 A JP H05223377A
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JP
Japan
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pressure side
separated
liquid separator
liquid discharge
separated liquid
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Withdrawn
Application number
JP2257192A
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English (en)
Inventor
Takashi Makino
隆 牧野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気を作動媒体とし、圧縮機、冷却器、高圧
側気液分離器、膨張機、および低圧側気液分離器からな
り、上記高圧側および低圧側の気液分離器がそれぞれ分
離液排出通路を有し、それらの分離液排出通路は下流で
合流して1本の分離液排出通路となる空気圧縮式空気調
和機において、低圧側気液分離器への分離液の逆流を防
止する。 【構成】 分離液排出通路に分離液の同時排出を防止す
る分離液排出時期制御手段を設けた。この手段として
は、逆流防止弁、開閉弁あるいはエジェクタ等を用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気を作動媒体として
用いる解放型の空気圧縮式空気調和機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は空気を作動媒体として用いる従来
の空気圧縮式空気調和機の系統図である。図において、
1は圧縮機、2は同圧縮機1と同軸で連る膨張機、3は
前記圧縮機1に連る冷却器、4は前記圧縮機1と膨張機
2の駆動手段、5は前記冷却器3に連る高圧側気液分離
器、6は前記膨張機2に連る低圧側気液分離器、7は前
記圧縮機1への空気吸入通路、8は同通路7上に設けら
れているフイルタ、9は前記低圧側気液分離器6に連る
給気通路、10は高圧側気液分離器5内に設けられてい
るフロート式開閉弁、11は同開閉弁10の弁、12は
同開閉弁10のフロート、20は低圧側気液分離器6内
に設けられているフロート式開閉弁、21は同開閉弁2
0の弁、22は同開閉弁20のフロート、30aは高圧
側気液分離器5に連る分離液排出通路、30bは低圧側
気液分離器6に連る分離液排出通路、30は上記二つの
排出通路30a,30bが合流する分離液排出通路であ
る。
【0003】上記装置において、圧縮機1には遠心式圧
縮機が用いられる。吸入通路7の途中に設けたフイルタ
8で濾過された空気は圧縮機1により圧縮され、高温高
圧となって冷却器3導かれ、此処でほぼ等圧の下に冷却
される。冷却により過飽和となった空気中の水蒸気は水
分として凝縮分離するが、これはその後高圧側の気液分
離器5で水分が分離排出され乾燥する。その後更に輻流
式又はラジアル式と称される求心流れの膨張タービンよ
り成る膨張機2へ流入し此処でほぼ断熱膨張に近い状態
で膨張し、温度降下する。膨張機2でほぼ断熱膨張をし
た後,更に低圧側の気液分離器6で気液分離され乾燥し
た低温の空気は給気通路9を経て冷房空間に導かれる。
【0004】気液分離器5又は6は例えば入口側流体が
器壁に添って流入し、容器壁に添う遠心流れを成した
後、遠心流れの軸心部の出口から流出する構成を成す流
入遠心分離型のものが用いられる。気液分離器5又は6
内での、流体流れは上記の様に遠心流れに近く、気体に
含まれる液滴の様な比重の大きい粒子は気体の流れから
分離し、容器の底部に溜る。容器の底部に溜る液体の量
が所定量を越えると、例えばフロート式の開閉弁10又
は20のフロート12又は22が動作して弁11又は2
1を開く。弁11及び21の出口には分離液排出通路3
0a,30bが連結され此等は共通の分離液排出通路3
0に集合された後大気圧の排出口へ導かれる。弁11が
開くと高圧側気液分離器5内の分離液は圧縮機1の吐出
圧力が作用しているから大きな差圧により勢い良く分離
液排出通路30a,30を介して大気圧の排出部へ排出
される。弁21が開くと低圧側気液分離器6内の分離液
には膨張機2の膨張後の圧力と分離液自身の液柱と流体
の流動に基づく圧力損失に依る僅かの差圧のみが作用
し、この差圧で分離液体は、排出通路30b,30を経
て大気圧の排出部へ排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置において
は、気液分離器で分離された液体、すなわち、ドレイン
の排出には次のような欠点があった。 (1)弁11と弁21が同時に開くと、分離液排出通路
30aから流出するドレインを含む空気が分離液排出通
路30bと弁21を経て低圧側気液分離器6内へ逆流す
る。この逆流現象は確実に防止しなければならないもの
である。 (2)低圧側気液分離器6内の分離液には膨張機2の膨
張後の圧力と分離液自身の液柱と流体の流動に基づく圧
力損失に依る僅かの差圧のみが作用し、此が分離液排出
の唯一の駆動力である。従って分離液排出の所要時間が
長く、高圧側気液分離器5内の分離液排出時期と重なる
機会を大きくし、此を防ぐため高圧側気液分離器5の容
積を大きくしなければならず、これは装置としては無駄
なことである。
【0006】本発明は上記従来技術の欠点を解消し、装
置を特に大形化することなく、低圧側気液分離器への流
体の逆流を防止することのできる空気圧縮式空気調和機
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
したものであって、空気を作動媒体とし、圧縮機、同圧
縮機に連る冷却器、同冷却器に連る高圧側気液分離器、
同高圧側気液分離器に連る膨張機、および同膨張機に連
る低圧側気液分離器からなり、上記高圧側および低圧側
の気液分離器はそれぞれ分離液排出通路を有し、それら
の分離液排出通路は下流で合流して1本の分離液排出通
路となる空気圧縮式空気調和機において、次のことを特
徴とする空気圧縮式空気調和機に関するものである。 (1)分離液排出通路に分離液の同時排出を防止する分
離液排出時期制御手段を設けたこと。 (2)分離液排出時期制御手段として、低圧側気液分離
器に連る分離液排出通路の上記合流点の上流側に逆流防
止弁を設けたこと。 (3)分離液排出時期制御手段として、それぞれの気液
分離器に連る分離液排出通路の上記合流点の上流側にそ
れぞれ開閉弁を設けたこと。 (4)分離液排出時期制御手段として、低圧側気液分離
器に連る分離液排出通路の上記合流点の上流側に逆流防
止弁を設け、かつ分離液排出通路の上記合流点に高圧側
気液分離器から排出される分離液の絞りによって作用す
るエジェクタを設けたこと。
【0008】
【作用】(1)分離液排出時期制御手段は、高圧側気液
分離器から流出する流体に依る圧力が低圧側気液分離器
の分離液排出通路を介して直接、低圧側気液分離器の内
部へ作用することを防止する。 (2)低圧側気液分離器の分離液排出通路の途中に設け
た逆流防止弁は、高圧側気液分離器から流出する流体に
依る圧力が低圧側気液分離器の分離液排出通路に作用し
た時閉動作して、低圧側気液分離器の内部への逆流を防
止する。 (3)それぞれの気液分離器の分離液排出通路に設けた
開閉弁を非干渉制御して逆流を防止する。 (4)高圧側気液分離器と低圧側気液分離器の分離液排
出通路の合流部に設けた高圧側気液分離器からの排出流
体の絞り作用に基づくエジェクタは低圧側分離液排出通
路に設けた逆流防止弁を順方向に開き、逆流防止効果を
喪失すること無く、排出時期にある低圧側気液分離器内
の分離液を強制吸引して排出する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の基本構成を示す系統図であ
る。図において、40は分離液排出通路30a,30b
上に設けられた分離液排出時期制御手段である。上記以
外の部分は従来技術と同じであるから説明を省略する。
分離液排出時期制御手段40は、高圧側気液分離器5か
ら流出する流体に依る圧力が分離液排出通路30bを介
して直接、低圧側気液分離器6の内部へ作用するのを防
止するためのものである。
【0010】図2は本発明の第一実施例の部分系統図で
ある。本実施例における分離液排出時期制御手段40は
低圧側の気液分離器6の分離液排出通路30bに設けた
逆流防止弁41である。低圧側気液分離器6の分離液排
出通路30bの途中に逆流防止弁41が設けてあること
によって、高圧側気液分離器5から流出する流体に依る
圧力が分離液排出通路30bに作用した時閉動作して、
低圧側気液分離器6の内部へ直接作用するのを防止し、
逆流が防がれる。
【0011】図3は本発明の第2実施例の部分系統図で
ある。本実施例における分離液排出時期制御手段40は
夫々の気液分離器5,6の分離液排出通路30a,30
bに設けられ、非干渉制御される開閉弁42a,42b
である。このような開閉弁42a,42bの非干渉制御
によって低圧側気液分離器6への逆流が防止される。
【0012】図4は本発明の第3実施例の部分系統図で
ある。本実施例における分離液排出時期制御手段は、分
離液排出通路30a,30bの連結部に設けられた、高
圧側の作動流体の絞り作用に基いて機能するエジェクタ
50と、低圧側の分離液排出通路30bに設けられた逆
流防止弁41とから構成される。エジェクタ50は低圧
側の分離液排出通路30bに設けた逆流防止弁41を順
方向に開き、逆流防止効果を喪失すること無く、排出時
期にある低圧側気液分離器6内の分離液を強制吸引して
排出する。
【0013】以上述べたように、これらの実施例におい
ては装置を大形化することなく、低圧側気液分離器6へ
の流体の逆流が防止される。
【0014】
【発明の効果】本発明の空気圧縮式空気調和機において
は、分離液排出通路に分離液の同時排出を防止する分離
液排出時期制御手段を設けてあるので、装置を大形化す
ることなく、低圧側気液分離器への分離液の逆流を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す系統図。
【図2】本発明の第1実施例の部分系統図。
【図3】本発明の第2実施例の部分系統図。
【図4】本発明の第3実施例の部分系統図。
【図5】従来の空気圧縮式空気調和機の系統図。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 膨張機 3 冷却器 4 駆動手段 5 高圧側気液分離器 6 低圧側気液分離器 7 吸入通路 8 フイルタ 9 給気通路 10 フロート式開閉弁 11 弁 12 フロート 20 フロート式開閉弁 21 弁 22 フロート 30 分離液排出通路 30a 分離液排出通路 30b 分離液排出通路 40 分離液排出時期制御手段 41 逆流防止弁 42a 開閉弁 42b 開閉弁 50 エジェクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を作動媒体とし、圧縮機、同圧縮機
    に連る冷却器、同冷却器に連る高圧側気液分離器、同高
    圧側気液分離器に連る膨張機、および同膨張機に連る低
    圧側気液分離器からなり、上記高圧側および低圧側の気
    液分離器はそれぞれ分離液排出通路を有し、それらの分
    離液排出通路は下流で合流して1本の分離液排出通路と
    なる空気圧縮式空気調和機において、分離液排出通路に
    分離液の同時排出を防止する分離液排出時期制御手段を
    設けたことを特徴とする空気圧縮式空気調和機。
  2. 【請求項2】 分離液排出時期制御手段として、低圧側
    気液分離器に連る分離液排出通路の上記合流点の上流側
    に逆流防止弁を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の空気圧縮式空気調和機。
  3. 【請求項3】 分離液排出時期制御手段として、それぞ
    れの気液分離器に連る分離液排出通路の上記合流点の上
    流側にそれぞれ開閉弁を設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の空気圧縮式空気調和機。
  4. 【請求項4】 分離液排出時期制御手段として、低圧側
    気液分離器に連る分離液排出通路の上記合流点の上流側
    に逆流防止弁を設け、かつ分離液排出通路の上記合流点
    に高圧側気液分離器から排出される分離液の絞りによっ
    て作用するエジェクタを設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の空気圧縮式空気調和機。
JP2257192A 1992-02-07 1992-02-07 空気圧縮式空気調和機 Withdrawn JPH05223377A (ja)

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