JPH05221480A - ディスク状記録媒体の収納ケース - Google Patents
ディスク状記録媒体の収納ケースInfo
- Publication number
- JPH05221480A JPH05221480A JP2304592A JP2304592A JPH05221480A JP H05221480 A JPH05221480 A JP H05221480A JP 2304592 A JP2304592 A JP 2304592A JP 2304592 A JP2304592 A JP 2304592A JP H05221480 A JPH05221480 A JP H05221480A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower lid
- sheet
- upper lid
- storage case
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスク状記録媒体の収納ケースであって、
製造工程が簡単で、かつ容易に印刷を施すことが可能な
上記収納ケースを実現する。 【構成】 上蓋の前面部2a,上面部2b及び後面部2
cと、下蓋の後面部3c,底面部3b及び前面部3aと
が一体となったシート状部材4により形成されている。
上蓋部と下蓋部とのヒンジ部Yはシート状部材4に熱ケ
イ線を施すことにより、精度良く容易に形成することが
できる。また、シート状部材4は、平板状であるので、
印刷が容易である。そして、別個に形成された上蓋左右
側面部5d,5e及び下蓋左右側面部6d,6eとシー
ト状部材4とが接合され、収納ケース1が構成される。
製造工程が簡単で、かつ容易に印刷を施すことが可能な
上記収納ケースを実現する。 【構成】 上蓋の前面部2a,上面部2b及び後面部2
cと、下蓋の後面部3c,底面部3b及び前面部3aと
が一体となったシート状部材4により形成されている。
上蓋部と下蓋部とのヒンジ部Yはシート状部材4に熱ケ
イ線を施すことにより、精度良く容易に形成することが
できる。また、シート状部材4は、平板状であるので、
印刷が容易である。そして、別個に形成された上蓋左右
側面部5d,5e及び下蓋左右側面部6d,6eとシー
ト状部材4とが接合され、収納ケース1が構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フロッピーディスク
等のディスク状記録媒体を収納するケースに関する。
等のディスク状記録媒体を収納するケースに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、3.5インチのフロッピーディ
スクを複数枚収納する収納ケースがある。
スクを複数枚収納する収納ケースがある。
【0003】図9は上記収納ケース16の概略斜視図で
あり、この収納ケース16は、上蓋17,下蓋18及び
インナ部19から構成されている。この収納ケース16
は、例えば厚さ0.4〜1.0mmのポリプロピレン又は
ポリビニルクロライド等の合成樹脂材から形成されてい
る。
あり、この収納ケース16は、上蓋17,下蓋18及び
インナ部19から構成されている。この収納ケース16
は、例えば厚さ0.4〜1.0mmのポリプロピレン又は
ポリビニルクロライド等の合成樹脂材から形成されてい
る。
【0004】そして、上記収納ケース16は、図10に
示すようにして組み立てられる。つまり、上蓋17,下
蓋18,インナ部19は、それぞれシート状の部材が所
定の形状となるように打ち抜かれる。次に、下蓋18に
あっては、所定の形状のシート状部材が折り曲げられ
て、前面部18a,底面部18b,後面部18c,左右
側面部18d,18eが形成される。また、上蓋17に
あっては、所定の形状のシート状部材が折り曲げられ
て、前面部17a,上面部17b,後面部17c,左右
側面部17d,17eが形成される。さらに、インナ部
19についても同様に、所定の形状のシート状部材が折
り曲げられて、前面部と左右側面部とが形成される。
示すようにして組み立てられる。つまり、上蓋17,下
蓋18,インナ部19は、それぞれシート状の部材が所
定の形状となるように打ち抜かれる。次に、下蓋18に
あっては、所定の形状のシート状部材が折り曲げられ
て、前面部18a,底面部18b,後面部18c,左右
側面部18d,18eが形成される。また、上蓋17に
あっては、所定の形状のシート状部材が折り曲げられ
て、前面部17a,上面部17b,後面部17c,左右
側面部17d,17eが形成される。さらに、インナ部
19についても同様に、所定の形状のシート状部材が折
り曲げられて、前面部と左右側面部とが形成される。
【0005】そして、下蓋部18と、インナ部19と、
上蓋17とが超音波溶着等により接合され、収納ケース
16が完成される。
上蓋17とが超音波溶着等により接合され、収納ケース
16が完成される。
【0006】また、上蓋と下蓋とを射出成形にて一体で
形成される収納ケースもある。この射出成形される収納
ケースの場合、上蓋と下蓋との間にヒンジ部が形成さ
れ、このヒンジ部を中心として上蓋が回動可能となるよ
うに構成されている。
形成される収納ケースもある。この射出成形される収納
ケースの場合、上蓋と下蓋との間にヒンジ部が形成さ
れ、このヒンジ部を中心として上蓋が回動可能となるよ
うに構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
収納ケース16にあっては、上蓋17,インナ部19,
下蓋18をそれぞれシート状部材から打ち抜き、折り曲
げて形成し、組み合わさなければならず、製造工程が複
雑でコストアップの原因となっていた。
収納ケース16にあっては、上蓋17,インナ部19,
下蓋18をそれぞれシート状部材から打ち抜き、折り曲
げて形成し、組み合わさなければならず、製造工程が複
雑でコストアップの原因となっていた。
【0008】また、上蓋と下蓋とを射出成形にて一体で
形成される収納ケースにあっては、曲げ動作が繰り返し
行われるヒンジ部を一体で形成する関係上、収納ケース
全体の材質を、例えばポリプロピレン等の比較的に柔軟
性があり、屈曲耐久性がある合成樹脂を使用する必要が
ある。このような柔軟性及び屈曲耐久性がある材質を用
いる場合、成形精度上、上蓋と下蓋とに不整合が発生し
易い。このため、試作等を繰り返し行い、加工条件等を
設定する必要があるため、試作に必要な時間や材料費等
がコストアップの原因となっていた。
形成される収納ケースにあっては、曲げ動作が繰り返し
行われるヒンジ部を一体で形成する関係上、収納ケース
全体の材質を、例えばポリプロピレン等の比較的に柔軟
性があり、屈曲耐久性がある合成樹脂を使用する必要が
ある。このような柔軟性及び屈曲耐久性がある材質を用
いる場合、成形精度上、上蓋と下蓋とに不整合が発生し
易い。このため、試作等を繰り返し行い、加工条件等を
設定する必要があるため、試作に必要な時間や材料費等
がコストアップの原因となっていた。
【0009】さらに、上蓋と下蓋とを射出成形にて一体
形成する収納ケースにあっては、この収納ケースに印刷
を施す際には、収納ケース完成後に行わなければなら
ず、印刷の自由度が低くなってしまっていた。つまり、
完成後の収納ケースに印刷を施す場合、通常、シルク印
刷が採用されるが、このシルク印刷では、重ね合わせ精
度上使用可能な色は3〜4色が限度であり、多色印刷は
困難であった。
形成する収納ケースにあっては、この収納ケースに印刷
を施す際には、収納ケース完成後に行わなければなら
ず、印刷の自由度が低くなってしまっていた。つまり、
完成後の収納ケースに印刷を施す場合、通常、シルク印
刷が採用されるが、このシルク印刷では、重ね合わせ精
度上使用可能な色は3〜4色が限度であり、多色印刷は
困難であった。
【0010】この発明の目的は、ディスク状記録媒体の
収納ケースであって、製造工程が簡単で、かつ容易に印
刷を施すことが可能な上記収納ケースを実現することで
ある。
収納ケースであって、製造工程が簡単で、かつ容易に印
刷を施すことが可能な上記収納ケースを実現することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
を解決するため、合成樹脂材からなる上蓋部と下蓋部と
を備え、ディスク状記録媒体を収納する収納ケースにお
いて、上蓋部の前面部材,上面部材及び後面部材と、下
蓋部の後面部材,底面部材及び前面部材と、が一体とな
ったシート状部材により形成され、上蓋部の左側面部材
と、上蓋部の右側面部材と、下蓋部の左側面部材と、下
蓋部の右側面部材と、が上記シート状部材と別体に形成
され、これら別体となった上蓋部及び下蓋部の左右側面
部材が上記シート状部材に接合されて構成されている。
を解決するため、合成樹脂材からなる上蓋部と下蓋部と
を備え、ディスク状記録媒体を収納する収納ケースにお
いて、上蓋部の前面部材,上面部材及び後面部材と、下
蓋部の後面部材,底面部材及び前面部材と、が一体とな
ったシート状部材により形成され、上蓋部の左側面部材
と、上蓋部の右側面部材と、下蓋部の左側面部材と、下
蓋部の右側面部材と、が上記シート状部材と別体に形成
され、これら別体となった上蓋部及び下蓋部の左右側面
部材が上記シート状部材に接合されて構成されている。
【0012】
【作用】上蓋部の前面部材,上面部材及び後面部材と、
下蓋部の後面部材,底面部材及び前面部材とが一体とな
ったシート状部材により形成されているので、上蓋部と
下蓋部とのヒンジ部は熱ケイ線を施すことにより、精度
良く容易に形成することができる。また、シート状部材
は、印刷が容易である。
下蓋部の後面部材,底面部材及び前面部材とが一体とな
ったシート状部材により形成されているので、上蓋部と
下蓋部とのヒンジ部は熱ケイ線を施すことにより、精度
良く容易に形成することができる。また、シート状部材
は、印刷が容易である。
【0013】
【実施例】図1は、この発明の一実施例である収納ケー
ス1の展開図であり、図2は上記一実施例の概略斜視図
である。
ス1の展開図であり、図2は上記一実施例の概略斜視図
である。
【0014】図1において、4はシート状部材であり、
このシート状部材4には、浅い熱けい線A,B,C,D
及び深い熱けい線Yが形成される。そして、熱けい線A
によって上蓋前面部2aが形成され、熱けい線A及びB
によって上蓋上面部2bが形成される。また、熱けい線
B及びYによって上蓋後面部2cが形成され、熱けい線
Y及びCによって下蓋後面部3cが形成される。さら
に、熱けい線C及びDによって下蓋底面部3bが形成さ
れ、熱けい線Dによって下蓋前面部3aが形成される。
このシート状部材4には、浅い熱けい線A,B,C,D
及び深い熱けい線Yが形成される。そして、熱けい線A
によって上蓋前面部2aが形成され、熱けい線A及びB
によって上蓋上面部2bが形成される。また、熱けい線
B及びYによって上蓋後面部2cが形成され、熱けい線
Y及びCによって下蓋後面部3cが形成される。さら
に、熱けい線C及びDによって下蓋底面部3bが形成さ
れ、熱けい線Dによって下蓋前面部3aが形成される。
【0015】5dは上蓋右側面部、5eは上蓋左側面
部、6dは下蓋右側面部、6eは下蓋左側面部である。
そして、上蓋右側面部5d及び左側面部5eのコーナー
CAから、図の下方向に延びる周縁部に、上蓋前面部2
aの両端部が接合される。また、左右側面部5e及び5
dのコーナーCAからCBに至る周縁部に、上蓋上面部
2bの両端部が接合され、左右側面部5e及び5dのコ
ーナーCBから、図の下方向に延びる周縁部に、上蓋後
面部2cの両端部が接合される。
部、6dは下蓋右側面部、6eは下蓋左側面部である。
そして、上蓋右側面部5d及び左側面部5eのコーナー
CAから、図の下方向に延びる周縁部に、上蓋前面部2
aの両端部が接合される。また、左右側面部5e及び5
dのコーナーCAからCBに至る周縁部に、上蓋上面部
2bの両端部が接合され、左右側面部5e及び5dのコ
ーナーCBから、図の下方向に延びる周縁部に、上蓋後
面部2cの両端部が接合される。
【0016】さらに、下蓋右側面部6d及び左側面部6
eのコーナーCCから、図の上方向に延びる周縁部に、
下蓋後面部3cの両端部が接合される。また、左右側面
部6e及び6dのコーナーCCからCDに至る周縁部
に、下蓋3bの両端部が接合され、左右側面部6e及び
6dのコーナーCDから、図の上方向に延びる周縁部
に、下蓋前面部3aの両端部が接合される。
eのコーナーCCから、図の上方向に延びる周縁部に、
下蓋後面部3cの両端部が接合される。また、左右側面
部6e及び6dのコーナーCCからCDに至る周縁部
に、下蓋3bの両端部が接合され、左右側面部6e及び
6dのコーナーCDから、図の上方向に延びる周縁部
に、下蓋前面部3aの両端部が接合される。
【0017】そして、図2に示すような収納ケース1が
組み立てられる。深い熱けい線Yは、ヒンジ部となって
おり、このヒンジ部を中心として、上蓋部(2a,2
b,2c,5d,5e)が回動可能となっている。
組み立てられる。深い熱けい線Yは、ヒンジ部となって
おり、このヒンジ部を中心として、上蓋部(2a,2
b,2c,5d,5e)が回動可能となっている。
【0018】なお、シート状部材4と、上蓋及び下蓋左
右側面部5d,5e,6d,6eとの接合部は、例え
ば、図3,図4,図5に示す下蓋左側面部6eと下蓋前
面部3aとの接合部の例のように形成されている。つま
り、図3の例においては、下蓋左側面部6eの内面側周
辺部に溝部6gが形成され、この溝部6gに下蓋前面部
3aが挿入され接合されるようになっている。また、図
4の例においては、左側面部6eの端部断面が略L字状
となるように、突出部6hが形成され、この突出部6h
の内面側に下蓋前面部3aが接合される。さらに、図5
の例においては、左側面部6eの内面側周辺部に凸部6
iが形成され、この凸部6iの外面側に下蓋前面部3a
が接合される。
右側面部5d,5e,6d,6eとの接合部は、例え
ば、図3,図4,図5に示す下蓋左側面部6eと下蓋前
面部3aとの接合部の例のように形成されている。つま
り、図3の例においては、下蓋左側面部6eの内面側周
辺部に溝部6gが形成され、この溝部6gに下蓋前面部
3aが挿入され接合されるようになっている。また、図
4の例においては、左側面部6eの端部断面が略L字状
となるように、突出部6hが形成され、この突出部6h
の内面側に下蓋前面部3aが接合される。さらに、図5
の例においては、左側面部6eの内面側周辺部に凸部6
iが形成され、この凸部6iの外面側に下蓋前面部3a
が接合される。
【0019】なお、シート状部材4と、上蓋及び下蓋左
右側面部5d,5e,6d,6eとが、同一材質(例え
ば、ポリプロピレンとポリプロピレン、ナイロンとナイ
ロン、ポリビニルクロライドとポリビニルクロライド)
の場合には、超音波溶着により容易に接合することがで
きる。これに対して、シート状部材4と、上蓋及び下蓋
左右側面部5d,5e,6d,6eとが異なる材質の場
合には、側面部5d,5e,6d,6eに例えばホット
メルト型ポリアミド系接着剤を塗布しておき、超音波に
より接合すれば、充分な接合強度を得ることができる。
右側面部5d,5e,6d,6eとが、同一材質(例え
ば、ポリプロピレンとポリプロピレン、ナイロンとナイ
ロン、ポリビニルクロライドとポリビニルクロライド)
の場合には、超音波溶着により容易に接合することがで
きる。これに対して、シート状部材4と、上蓋及び下蓋
左右側面部5d,5e,6d,6eとが異なる材質の場
合には、側面部5d,5e,6d,6eに例えばホット
メルト型ポリアミド系接着剤を塗布しておき、超音波に
より接合すれば、充分な接合強度を得ることができる。
【0020】図6は、シート状部材4の一例であり、ロ
ール状に巻かれた厚さ0.2〜0.7mm程度のロール状
シート部材8の例である。そして、このロール状シート
部材8を延ばし、平面状にするとともに、印刷9及び熱
けい線10を施すようになっている。シート状部材8
は、この印刷及び熱けい線が施された後に、所定長に切
断される。
ール状に巻かれた厚さ0.2〜0.7mm程度のロール状
シート部材8の例である。そして、このロール状シート
部材8を延ばし、平面状にするとともに、印刷9及び熱
けい線10を施すようになっている。シート状部材8
は、この印刷及び熱けい線が施された後に、所定長に切
断される。
【0021】図7は、シート状部材4の他の例であり、
平面状のシート部材11の例である。そして、この平面
状シート部材11に印刷9及び熱けい線10が施された
後に、所定長に切断される。なお、シート状部材8及び
11は、透明,白色,グレー等任意の色とすることがで
きる。
平面状のシート部材11の例である。そして、この平面
状シート部材11に印刷9及び熱けい線10が施された
後に、所定長に切断される。なお、シート状部材8及び
11は、透明,白色,グレー等任意の色とすることがで
きる。
【0022】図8は、この発明の他の実施例の概略斜視
図である。
図である。
【0023】この図8の例においては、図1の例と同様
に、シート状部材4と側面部5d,5e,6d,6eと
によって収納ケースが構成されるが、図1に示すシート
状部材4の下蓋前面部3aの両端部に、扇形部12d及
び12eが形成されるとともに、熱けい線Dは深い熱け
い線とされ、ヒンジ部となっている。そして、扇形部1
2d及び12eには、長穴14g及び13gが形成され
ている。また、15bはブッシュであり、このブッシュ
15bは下蓋左側面部6eの内面側に取り付けられてい
る。そして、ピン15pが長穴13gを介してブッシュ
15bに挿入され固定されている。さらに、ブッシュ1
5bと同様なブッシュ(図示せず)が下蓋右側面部6d
の内面側に取り付けられ、ピン15pと同様なピン(図
示せず)が長穴14gを介して上記ブッシュに挿入さ
れ、固定されている。したがって、下蓋前面部3aは図
8の矢印Arの方向に、ヒンジ部Dを中心として回動可
能となっている。また、この図8の例においても、図1
の例と同様に印刷が施される。
に、シート状部材4と側面部5d,5e,6d,6eと
によって収納ケースが構成されるが、図1に示すシート
状部材4の下蓋前面部3aの両端部に、扇形部12d及
び12eが形成されるとともに、熱けい線Dは深い熱け
い線とされ、ヒンジ部となっている。そして、扇形部1
2d及び12eには、長穴14g及び13gが形成され
ている。また、15bはブッシュであり、このブッシュ
15bは下蓋左側面部6eの内面側に取り付けられてい
る。そして、ピン15pが長穴13gを介してブッシュ
15bに挿入され固定されている。さらに、ブッシュ1
5bと同様なブッシュ(図示せず)が下蓋右側面部6d
の内面側に取り付けられ、ピン15pと同様なピン(図
示せず)が長穴14gを介して上記ブッシュに挿入さ
れ、固定されている。したがって、下蓋前面部3aは図
8の矢印Arの方向に、ヒンジ部Dを中心として回動可
能となっている。また、この図8の例においても、図1
の例と同様に印刷が施される。
【0024】以上のように、この発明の一実施例及び他
の実施例においては、シート状部材4により、上蓋の前
面部2a,上面部2b,後面部2cと、下蓋の後面部3
c,底面部3b,前面部3aとが一体に形成され、別個
に形成される上蓋の左右側面部5d,5e及び下蓋の左
右側面部6d,6eと、シート状部材4とが組み合わさ
れて収納ケースが構成されている。したがって、製造工
程が簡単で、かつ容易に印刷を施すことが可能な収納ケ
ース(フロッピーディスクの収納ケース)を実現するこ
とができる。
の実施例においては、シート状部材4により、上蓋の前
面部2a,上面部2b,後面部2cと、下蓋の後面部3
c,底面部3b,前面部3aとが一体に形成され、別個
に形成される上蓋の左右側面部5d,5e及び下蓋の左
右側面部6d,6eと、シート状部材4とが組み合わさ
れて収納ケースが構成されている。したがって、製造工
程が簡単で、かつ容易に印刷を施すことが可能な収納ケ
ース(フロッピーディスクの収納ケース)を実現するこ
とができる。
【0025】なお、この発明は、フロッピーディスクの
収納ケースのみならず、その他のディスク状記録媒体の
収納ケースに適用することが可能である。
収納ケースのみならず、その他のディスク状記録媒体の
収納ケースに適用することが可能である。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、合成
樹脂材からなる上蓋部と下蓋部とを備え、ディスク状記
録媒体を収納する収納ケースにおいて、上蓋部の前面部
材,上面部材及び後面部材と、下蓋部の後面部材,底面
部材及び前面部材と、が一体となったシート状部材によ
り形成され、上蓋部の左側面部材と、上蓋部の右側面部
材と、下蓋部の左側面部材と、下蓋部の右側面部材と、
が上記シート状部材と別体に形成され、これら別体とな
った上蓋部及び下蓋部の左右側面部材が上記シート状部
材に接合されて構成されている。したがって、製造工程
が簡単で、かつ容易に印刷を施すことが可能な収納ケー
スを実現できる。
樹脂材からなる上蓋部と下蓋部とを備え、ディスク状記
録媒体を収納する収納ケースにおいて、上蓋部の前面部
材,上面部材及び後面部材と、下蓋部の後面部材,底面
部材及び前面部材と、が一体となったシート状部材によ
り形成され、上蓋部の左側面部材と、上蓋部の右側面部
材と、下蓋部の左側面部材と、下蓋部の右側面部材と、
が上記シート状部材と別体に形成され、これら別体とな
った上蓋部及び下蓋部の左右側面部材が上記シート状部
材に接合されて構成されている。したがって、製造工程
が簡単で、かつ容易に印刷を施すことが可能な収納ケー
スを実現できる。
【図1】この発明の一実施例の展開図。
【図2】この発明の一実施例の概略斜視図。
【図3】この発明の一実施例における接合部の一例を示
す図。
す図。
【図4】この発明の一実施例における接合部の他の例を
示す図。
示す図。
【図5】この発明の一実施例における接合部のさらに他
の例を示す図。
の例を示す図。
【図6】この発明の一実施例におけるシート部材の一例
の斜視図。
の斜視図。
【図7】この発明の一実施例におけるシート部材の他の
例の斜視図。
例の斜視図。
【図8】この発明の他の実施例の概略斜視図。
【図9】従来の収納ケースの一例の斜視図。
【図10】図9の例の組み立て工程の説明図。
1…収納ケース、2a…上蓋前面部、2b…上蓋上面
部、2c…上蓋後面部、3a…下蓋前面部、3b…下蓋
底面部、3c…下蓋後面部、4…シート状部材、5d…
上蓋右側面部、5e…上蓋左側面部、6d…下蓋右側面
部、6e…下蓋左側面部。
部、2c…上蓋後面部、3a…下蓋前面部、3b…下蓋
底面部、3c…下蓋後面部、4…シート状部材、5d…
上蓋右側面部、5e…上蓋左側面部、6d…下蓋右側面
部、6e…下蓋左側面部。
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂材からなる上蓋部と下蓋部とを
備え、ディスク状記録媒体を収納する収納ケースにおい
て、 上蓋部の前面部材,上面部材及び後面部材と、下蓋部の
後面部材,底面部材及び前面部材と、が一体となったシ
ート状部材により形成され、上蓋部の左側面部材と、上
蓋部の右側面部材と、下蓋部の左側面部材と、下蓋部の
右側面部材と、が上記シート状部材と別体に形成され、
これら別体となった上蓋部及び下蓋部の左右側面部材が
上記シート状部材に接合されて構成されていることを特
徴とするディスク状記録媒体の収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2304592A JPH05221480A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | ディスク状記録媒体の収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2304592A JPH05221480A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | ディスク状記録媒体の収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05221480A true JPH05221480A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12099486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2304592A Pending JPH05221480A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | ディスク状記録媒体の収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05221480A (ja) |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP2304592A patent/JPH05221480A/ja active Pending
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