JPH0522057Y2 - - Google Patents

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JPH0522057Y2
JPH0522057Y2 JP11604287U JP11604287U JPH0522057Y2 JP H0522057 Y2 JPH0522057 Y2 JP H0522057Y2 JP 11604287 U JP11604287 U JP 11604287U JP 11604287 U JP11604287 U JP 11604287U JP H0522057 Y2 JPH0522057 Y2 JP H0522057Y2
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JP
Japan
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shed
floor surface
opening
animal
air
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JP11604287U
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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、動物、特に犬、猫等の小動物を屋
内で飼育するための小屋に関する。
〔背景技術〕
犬や猫等の小動物を屋内で飼育する場合、動物
の体臭や排泄物臭の除去対策を行う必要がある。
人の居室に拡散した臭いは空気清浄機を用いて除
くことができるが、この空気清浄機は居室全体と
いう広い空間の空気の清浄化を行うものであるか
ら、動物の体臭や排泄物臭のみを消臭するには、
消臭効率の面で問題がある。他方、動物を屋内で
飼育する場合は、動物の抜け毛が部屋中に広がつ
て、部屋を頻繁に掃除しなければならないという
問題が生じる。
〔考案の目的〕
この考案は、このような事情に鑑みてなされた
ものであつて、動物の体臭や排泄物臭を効率よく
消臭することができ、そのうえ、抜け毛を補集す
ることもできる動物飼育小屋を提供することを目
的としている。
〔考案の開示〕
前記の目的を達成するため、この考案は、屋内
で動物を飼育するための小屋において、床面に段
差が設けられていて、高い方の床面の下には、フ
イルタ、消臭剤および送気手段が配置された通気
路の少なくとも一部が設けられており、高い方の
床面と低い方の床面の間には開口部が設けられて
いて、前記送気手段の作用でこの開口部から取り
入れられた小屋内の空気が、前記フイルタで抜け
毛を除去され、前記消臭剤で消臭されたのち、小
屋内に戻されるようになつていることを特徴とす
る動物飼育小屋をその要旨としている。
以下に、この考案を詳しく説明する。
第1図、第2図および第7図は、この考案にか
かる動物飼育小屋の1実施例をあらわす。図にみ
るように、この動物飼育小屋1は箱型をしてい
て、底板1aの上方に底板全体を覆うようにして
別の板体2が固定されており、この板体2の上に
これのほぼ半分を覆うようにして第3の板体3が
固定されている。板体2の露出部分は、出入のた
めの玄関土間となる低い床部であつて、表面に凹
凸が設けられており、その凹部には貫通孔2aが
設けられている。他方、第3の板体3は寝床とな
る高い床部である。このように、玄関土間となる
床面2bは寝床となる床面3aよりも低くなつて
いて、両者間に段差が付いているのである。ま
た、床面2bは取り外しが可能であり、その場
合、2b1,2b2の二つに分解すると外部への取り
出しが容易であり、このようにして取り出して洗
浄等を行うことができる。床面2bと床面3aと
の間(段差部)には開口部4が設けられていて、
この開口部にはルーバー5が設けられている。こ
のルーバー5は、第7図にみるように階段状に設
置されていてもよく、その際は、床面2b,3a
間の段差における動物の昇降が容易となり、か
つ、移動時の抜け毛等がこのルーバー5間の隙間
を通して床面2bへ落ちるという利点もある。床
面3aの下の空間、すなわち、板体2と板体3に
挟まれた空間9は、通気路となつていて、この通
気路には、フイルタ6および消臭剤(脱臭剤も含
む)7が配置されており、フイルタ6と消臭剤7
の間および消臭剤7の奥にはやはりルーバー5が
設けられている。フイルタ6は、後述のごとく、
通気路を通る空気中に含まれている抜け毛を除去
するものであり、したがつて、抜け毛の後始末を
考えると袋状のものが便利である。しかし、必ず
しも袋状のものが用いられる必要はない。消臭剤
7としては、市販の冷蔵庫用活性炭等を用いるこ
とができる。小屋1の床面3a側の側壁および天
井壁は2重壁となつていて、この2重壁の間は、
前記空間(通気路)9に連続する通気路8となつ
ている。通気路8の入口8aには、送気手段たる
フアン10が設けられている。このフアン10
は、極めて低速のものが好ましいが、このような
ものに限定されない。通気路8の出口8bは、床
面2b側の天井隅に開口しており、ここには、ル
ーバー5が設けられている。小屋1前面の床面2
b側には、動物の出入口11が設けられていて、
床面3a側には窓12が設けられている。出入口
11の下には、開口部13が設けられており、窓
12の下にも開口部14,15が設けられてい
る。開口部13からは、清掃用トレー16が板体
2の下側に挿入されるようになつていて、この清
掃用トレー16により、板体2の貫通孔2aから
流れ落ちた動物の排泄物を受ける等するようにな
つている。この清掃用トレー16は必ずしも必要
ではない。開口部14には、蓋17が設けられて
いて、これを開くと、フイルタ6および消臭剤7
を交換できるようになつている。開口部15に
は、小物入れ18が挿入されるようになつてい
る。この小物入れ18は必ずしも必要ではない。
この動物飼育小屋1は、飼育者の就寝時、また
は、不意の来客があつた時等において、一時的に
動物をこれに係留して隔離するといつた目的に用
いることができる。動物は、この小屋1内におい
て、寝たり、排泄したり等することができる。フ
アン10を回転させると、小屋1内の飼育空間の
空気が、開口部4より通気路9内に入つたのち、
通気路8を通つてその出口8bより再び小屋内飼
育空間に戻されるようになつていて、半クローズ
ドシステムにより小屋内飼育空間の空気を循環さ
せるようになつている。小屋内飼育空間の空気が
フイルタ6を通過する時に、抜け毛の捕集がなさ
れ、消臭剤7を通過する時に動物の体臭、排泄物
臭等の消臭がなされる。このように、小屋内飼育
空間の狭い空間の空気を循環させて通気路8の入
口8a付近で消臭を行うようにしているので、動
物の体臭、排泄物臭等が外部へ漏れ出ることなる
全て吸引され、半クローズドシステム内で効率よ
く消臭することができる。また、フイルタにより
抜け毛を捕集するので、動物の抜け毛が部屋中に
広がつて、部屋を頻繁に掃除しなければならない
というようなことが生じる恐れも少なくなる。し
たがつて、動物飼育小屋を配置した居室であつて
も、飼育者は快適な居住環境を確保し得る。
なお、消臭剤7とともに殺菌手段等を配置した
り、消臭剤7として殺菌作用等を有するものを用
いたりすることにより、小屋内の空気を殺菌等す
ることもできる。前記実施例では、消臭した空気
を玄関土間となる部分の天井の隅部に設けられた
出口より小屋内に戻すようにしている。このよう
にすると、特に冬場において、戻された冷たい空
気が、寝床部(高い床部)に居る動物に直接吹き
つけて、動物が不快になるといつたようなことが
生じることがなくなる。動物に空気の流れの影響
を直接与えないような場所であれば、天井の隅部
以外に出口を設けるようにしてもよい。前記実施
例のように、上側の床面3a上で動物が寝るよう
になつていると、開口部4に流れ込む空気の流れ
が動物に当たらないので、動物にとつて小屋1内
が一層快適なものとなる。出口8bのルーバー5
が可動になつていると、出口8bから出される空
気の流れの方向を調節することができるようにな
る。動物飼育小屋を猫等に用いる場合は、板体3
の下にヒータを設置するようにするとよい。
第3図および第4図は、この考案にかかる動物
飼育小屋の別の実施例を表す。図にみるように、
この動物飼育小屋19も箱形となつていて、内部
には小屋19の底板全体を覆うようにして板体2
が固定されており、この板体2の上にこれのほぼ
半分を覆うようにして板体3が固定されている。
板体2の露出部分は玄関土間となつており、板体
3は寝床となつている。そして、板体2の露出部
分上面の床面2bは板体3上面の床面3aよりも
低くなつていて段差が付いている。床面2bと床
面3aとの間には開口部4が設けられている。床
面3aの下には、抜け毛除去用のフイルタ6およ
び消臭剤7が設けられており、消臭剤7の奥のフ
アン10を回転させると、開口部4より入つた小
屋19内飼育空間の空気が、フイルタ6および消
臭剤7を通過したのち、通気路8を通つて再び小
屋19内飼育空間に戻されるようになつている。
小屋19前面の床面2b側には、動物の出入口1
1が設けられていて、床面3a側には窓12が設
けられている。窓12の下には開口部14が設け
られていて、これに設けられた蓋17を開くと、
フイルタ6および消臭剤7を交換できるようにな
つている。出入口11および窓12の間には、開
口部20が設けられていて、この開口部20の下
端には、台21が先端を開口部20から突き出す
ようにして設けられており、上端には、天井板2
2がその先端を開口部20から突き出すようにし
て設けられている。台21には、観葉植物等の置
物が載せられるようになつている。天井板22の
下面には、置物を照らす蛍光灯、電球等の照明手
段(図示せず)が設けられている。台21と天井
板22の間には、前部に扉23、両側部に格子2
4、後部に鏡25がそれぞれ設けられている。扉
23は透明になつていて、内部の置物を見ること
ができるようになつている。そして、把手23a
を持つて開閉できるようになつており、扉23を
開いて台21上の置物の取り替え等ができるよう
になつている。鏡25は鏡面が開口部21側を向
くようにされている。この鏡25としては、プラ
スチツク鏡等が用いられる。鏡25の代わりに格
子を設けて、台21および天井板22の小屋内部
分全部に格子を設けるようにしてもよい。
この実施例も、前記実施例と同様、動物の体
臭、排泄物臭を効率よく消臭することができる。
また、動物の抜け毛が部屋中に広がつて、部屋を
頻繁に掃除しなければならないというようなこと
が生じる恐れも少なくなる。さらに、台上に植物
を載せることにより、もともと自然界にいた動物
に対し、より自然に近い状態を再現するような環
境を与えてやることができる。
前記二つの実施例は、平面四角形になつてい
て、第5図に示されているように、壁26の際に
設置されるタイプとなつているが、第6図に示さ
れているように、平面ほぼ3角形になつていて、
隅コーナー部27に設置されるタイプとなつてい
てもよい。
〔考案の効果〕
この考案にかかる動物飼育小屋は、屋内で動物
を飼育するための小屋において、床面に段差が設
けられていて、高い方の床面の下には、フイル
タ、消臭剤および送気手段が配置された通気路の
少なくとも一部が設けられており、高い方の床面
と低い方の床面の間には開口部が設けられてい
て、前記送気手段の作用でこの開口部から取り入
れられた小屋内の空気が、前記フイルタで抜け毛
を除去され、前記消臭剤で消臭されたのち、小屋
内に戻されるようになつているので、動物の体
臭、排泄物臭を効率よく消臭することができ、そ
のうえ、抜け毛を補集することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる動物飼育小屋の1実
施例の斜視図、第2図は同実施例の縦断面図、第
3図はこの考案にかかる動物飼育小屋の別の実施
例の斜視図、第4図は同実施例の横断面図、第5
図はこの考案にかかる動物飼育小屋の窓際設置タ
イプの設置状態説明図、第6図はこの考案にかか
る動物飼育小屋の隅コーナー設置タイプの設置状
態説明図、第7図はこの考案にかかる動物飼育小
屋のさらに別の実施例の縦断面図である。 1,19……動物飼育小屋、4……開口部、6
……フイルタ、7……消臭剤、8……通気路、9
……空間(通気路)、10……フアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋内で動物を飼育するための小屋において、床
    面に段差が設けられていて、高い方の床面の下に
    は、フイルタ、消臭剤および送気手段が配置され
    た通気路の少なくとも一部が設けられており、高
    い方の床面と低い方の床面の間には開口部が設け
    られていて、前記送気手段の作用でこの開口部か
    ら取り入れられた小屋内の空気が、前記フイルタ
    で抜け毛を除去され、前記消臭剤で消臭されたの
    ち、小屋内に戻されるようになつていることを特
    徴とする動物飼育小屋。
JP11604287U 1987-07-28 1987-07-28 Expired - Lifetime JPH0522057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11604287U JPH0522057Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11604287U JPH0522057Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6420177U JPS6420177U (ja) 1989-02-01
JPH0522057Y2 true JPH0522057Y2 (ja) 1993-06-07

Family

ID=31358238

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JP11604287U Expired - Lifetime JPH0522057Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28

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JPS6420177U (ja) 1989-02-01

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