JP3043156U - 観賞用鳥かご - Google Patents

観賞用鳥かご

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JP3043156U
JP3043156U JP1997003651U JP365197U JP3043156U JP 3043156 U JP3043156 U JP 3043156U JP 1997003651 U JP1997003651 U JP 1997003651U JP 365197 U JP365197 U JP 365197U JP 3043156 U JP3043156 U JP 3043156U
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waste
waste discharge
discharge pipe
excrement
door
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JP1997003651U
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English (en)
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昌根 尹
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昌根 尹
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 清潔な状態で鳥類を育て、且つ観察すること
ができるようにする。 【解決手段】 箱体20の上方の開口縁にヒンジ結合さ
れ、一端部に通風口32が形成されるドアアングル部材
31と、ドア部材30と、箱体20の傾けられた下方の
開口に設置され、両側に傾斜面41を形成した底面板4
0と、この底面板40に形成される排泄物排出口51
と、この排泄物排出口51に連設される排泄物排出管5
3と、この排泄物排出管53の先端に着脱可能に螺着さ
れる排泄物収去箱54とからなる排泄物収去手段50
と、箱体20の側面に形成される汚物排出口61と、こ
の汚物排出口61に連設される汚物排出管62と、この
汚物排出管62の管内に列設される複数のファンと、汚
物排出管62の先端に着脱可能に取り付けられる汚物収
去袋63とからなる汚物収去手段60とで構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、観賞用鳥かごに関し、さらに詳細には、鳥類の生理的現象による排 泄物及びその他の汚物を収去して浄化する装置を具備して、より清潔な状態で鳥 類を育て、且つ観察することができるように考案された観賞用鳥かごに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、人々が家庭で観賞用として鳥類を育てる際に使用する鳥かごは、連 子を格子状に形成することによって、この中で棲息する鳥類を外部から観察する ことができるようにしている。そして、この鳥かごの下部には、所定の高さを維 持した状態で観察できるよう受け台が設置されている。 一方、鳥かごには、排泄物を処理するために、底面に収去用の棚を具備し、そ の上に砂等を敷いて鳥かごの清潔な環境を維持している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように構成された従来の鳥かごには、連子が格子状に形成されているた め、鳥かごの内部空間が外部(例えば、観察者の住居空間)に露出されることに なる。従って、上記の鳥かごを室内に長期間に亙って保管する場合に、鳥類の排 泄物等から発生する悪臭によって、呼吸困難は勿論のこと、室内環境を害する問 題点があった。 また、鳥類の羽毛等の汚物が鳥かごの連子間を通して室内に飛び回ることによ って、住居空間を汚染させる等の問題もあった。 且つ、商業上、鳥類を育てる場合においては、様々な種類の鳥類を大量に管理 しているため、完全に開放された鳥かごである場合には、自然の温度及び湿気に 対して、これを調節する装置が設置されていない。 従って、夏季のように急に雨が降る場合には、包装用カバーを利用して鳥かご の中に雨水が流入しないようにし、冬季には保温のための暖房施設を別に設置し なければならなかった。 本考案の目的は、鳥類の生理的現象による排泄物及びその他の汚物を収去する 装置を具備して、室内環境を清潔に維持することができる観賞用鳥かごの提供に ある。 本考案の他の目的は、鳥かごを透明材で形成することによって、従来のものと は違った視野から鳥類を安全に観察することができる観賞用鳥かごの提供にある 。 本考案のまた他の目的は、夏季の急な雨による鳥かご内への雨水を遮断するこ とができ、冬季には保温の機能も兼ね備えることができるようにした観賞用鳥か ごの提供にある。 本考案のさらなる目的は、商品性を向上させることができる観賞用鳥かごの提 供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、一方に傾けられた上面を有するテー ブル形状の受け台と、上記受け台の傾けられた上面に載置され、枠をなすアング ル部材と、このアングル部材に形成された挿入溝に挿脱可能に挿設される透視窓 とによって角筒状をなし、水平の上方の開口と上記受け台の上面の傾度と同一に 傾けられた下方の開口とを有する箱体と、上記箱体の上方の開口縁にヒンジ結合 され、一端部に通風口が形成されるドアアングル部材と、このドアアングル部材 に形成されたスリットと挿入溝とに挿脱可能に挿設されるドア窓とからなるドア 部材と、上記箱体の傾けられた下方の開口に設置され、両側に傾斜面を形成した 底面板と、上記底面板に形成される排泄物排出口と、この排泄物排出口に連設さ せる排泄物排出管と、この排泄物排出管の先端に着脱可能に螺着される排泄物収 去箱とからなる排泄物収去手段と、上記箱体の側面に形成される汚物排出口と、 この汚物排出口に連設される汚物排出管と、この汚物排出管の管内に列設される 複数のファンと、上記汚物排出管の先端に着脱可能に取り付けられる汚物収去袋 とからなる汚物収去手段とで構成されることを特徴とする。 上記のような本考案の構成によると、排泄物収去手段及び汚物収去手段によっ て、鳥かご内から発生する排泄物及び羽毛等の汚物を収去して浄化することによ り、鳥かごの内部環境を清潔に維持することができる。 また、観賞用鳥かごの商品性を向上させることができる。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を添付する図面に基づいて詳細に説明する。
【0006】 図1及び図2は、本考案に係る観賞用鳥かごの一実施形態を示す図である。
【0007】 この観賞用鳥かごは、受け台10と、箱体20と、ドア部材30と、底面板4 0と、排泄物収去手段50と、汚物収去手段60とで構成されている。
【0008】 上記受け台10は、一方に傾けられた上面を有するテーブル形状になっている 。
【0009】 上記箱体20は、略直方体の枠をなすアングル部材21と、このアングル部材 21に挿設されて前後面と両側面を形成する透視窓25とによって角筒状をなし 、水平の上方の開口と上記受け台10の上面の傾度と同一に傾けられた下方の開 口とを有する。
【0010】 上記ドア部材30は、図1に示すように、上記箱体20の上方の開口を開閉す るように蝶番34でヒンジ結合される蓋体であって、長方形の枠をなすドアアン グル部材31と、このドアアングル部材31に挿設されるドア窓35とからなっ ている。従って、上記ドアアングル部材31に取り付けられた取っ手36を用い て上記ドア部材30を開閉することによって、鳥類の餌及び水等を供給すること ができる。 また、上記ドア部材30の一端部には、外気を上記箱体20の内部に取り入れ ることができるように通風口32が形成され、この通風口32には、小鳥類が飛 び出さないように金網33が取り付けられている。
【0011】 上記箱体20のアングル部材21には、上記透視窓25が挿脱可能に挿設され るように挿入溝21aが形成されている。また、上記ドア部材30のドアアング ル部材31には、上記ドア窓35が挿脱可能に挿着されるようにスリット31a と挿入溝31bとが形成されている。
【0012】 従って、上記透視窓25及びドア窓35が鳥類の排泄物等によって汚染された 場合には、上記箱体20のアングル部材21及びドア部材30のドアアングル部 材31から汚染された透視窓25及びドア窓35を取り外した後、これらの内外 面をきれいに掃除することができる。
【0013】 上記底面板40は、鳥類の排泄物等を溜めることができるように、一方に傾け られた上記箱体20の下方の開口に設置される。この時、上記底面板40は、後 述する排泄物排出口51に鳥類の排泄物を確実に溜めることができるように、底 面板40の両側を内方に傾けた傾斜面41を形成することがよい。
【0014】 上記底面板40の下部には、鳥類の排泄物を外部に排出するために、排泄物排 出口51と排泄物排出管53と排泄物収去箱54とで構成される排泄物収去手段 50が形成されている。 上記底面板40の一端部の近傍には、この底面板40の傾斜によって溜まった 排泄物を排出するための排泄物排出口51が形成されており、この排泄物排出口 51には、羽毛等が排泄物と共に排出されないように金網52が取り付けられて いる。 また、上記排泄物排出口51の下方には、この排泄物排出口51を通過した排 泄物を案内するための排泄物排出管53が垂直に設置され、この排泄物排出管5 3の先端には、溜まった排泄物を収去するための排泄物収去箱54が着脱可能に 螺着されている。 従って、ある程度排泄物が溜まった場合に、上記排泄物収去箱54を排泄物排 出管53の先端から取り外して清掃した後、再び上記排泄物収去箱54の先端に 螺着することにより、簡単に設置することができる。
【0015】 且つ、上記箱体20の側部には、鳥類の羽ばたき等によって落ちる羽毛等の汚 物を外部に排出するために、汚物排出口61と汚物排出管62と汚物収去袋63 とで構成される汚物収去手段60が形成されている。 上記箱体20の透視窓25には、ファン64によって吸入される汚物を外部に 排出するための汚物排出口61が形成されており、この汚物排出口61に汚物排 出管62が水平に挿着されている。 上記汚物排出管62の内部には、図2に示すように、羽毛、塵等の汚物を吸入 して外部に排出させるための複数のファン64が所定の距離を置いて設置される (本実施例では2台)。そして、上記汚物排出管62の先端には、上記複数のフ ァン64によって吸入される汚物を収去するための汚物収去袋63が取り付けら れている。 従って、ある程度汚物が溜まった場合に、上記汚物収去袋63を汚物排出管6 2の先端から取り外して清掃した後、再び上記汚物排出管62の先端に取り付け ることにより、簡単に設置することができる。
【0016】 なお、図面において、符号72は上記底面板40の上方に水平に設置された止 まり木であり、符号73は餌入れである。
【0017】 図3及び図4は、上記排泄物収去手段50及び汚物収去手段60の他の実施形 態を示す図である。 この実施形態では、上記汚物収去手段60は、排泄物を収去するために垂直に 設置された上記排泄物収去手段50の排泄物排出管53の途中から水平方向に分 岐されるように形成したものである。 そして、上記汚物収去手段60の汚物排出管62には、上記と同様に、その内 部に複数のファン64が設置され、その先端に、汚物収去袋63が取り付けられ る。 また、上記汚物排出管62には、汚物を分離、濾過するために、異なった濾過 機能を有する複数のフィルタ66a、66b、66c、66dが設置され、フィ ルタ66aとフィルタ66bとの間にかかった羽毛等を収去するための引き出し 式の収去箱65が分岐管に設置される。
【0018】 なお、観賞用鳥かごを室内に設置する際には、図2に示すように、汚物排出管 62の先端を外壁Wの外に突出されるように設置するのが室内環境においても好 ましく、また、汚物を排出する際には、上記複数のファン64が同時に駆動され るようにする。
【0019】 また、図4に示すように、上記汚物排出管62の上流側に、スプリング81に よってその通路を開閉する可変遮断板80を設置してもよい。 この可変遮断板80は、上記スプリング81の弾性力以上の汚物が可変遮断板 80上に積載された際に、その積載荷重によって開放されるものであって、排泄 物収去箱54を排泄物排出管53の先端から取り外す過程で排泄物が落ちること を防止することができる。 この時、排泄物収去箱54に一定量の水を入れておくことによって、ごみや羽 毛等が飛散することを防ぐことができる。
【0020】 なお、前記箱体20の透視窓25に、図4に示すように、金網90を設置して 透視窓25の汚染を防止することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上のように、本考案の構成によると、上記箱体20の内部で発生する排出物 は、上記排泄物収去手段50によって外部に排出され、また、塵、羽毛等の汚物 は、上記汚物収去手段60によって外部に排出されるので、鳥類の排泄物の悪臭 による室内の汚染を改善することができる。
【0022】 また、箱体20の透視窓25が鳥類の排泄物等によって汚染された場合には、 上記透視窓25が上記アングル部材21に挿脱可能に挿設されているため、この アングル部材21から取り外して清掃することにより、常に清潔な観賞用鳥かご を維持することができる。
【0023】 また、観賞用鳥かごの中の環境を改善することにより、観賞用としての商品性 を向上させることができる非常に有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態の観賞鳥類用ハウスを示す
斜視図である。
【図2】図1の観賞鳥類用ハウスの設置状態を示す縦断
面図である。
【図3】本考案の他の実施形態の観賞鳥類用ハウスを示
す斜視図である。
【図4】図3の観賞鳥類用ハウスの設置状態を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
10 受け台 20 箱体 21 アングル部材 21a 挿入溝 25 透視窓 30 ドア部材 31 ドアアングル部材 31a スリット 31b 挿入溝 32 通風口 35 ドア窓 40 底面板 41 傾斜面 50 排泄物収去手段 51 排泄物排出口 53 排泄物排出管 54 排泄物収去箱 60 汚物収去手段 61 汚物排出口 62 汚物排出管 63 汚物収去袋 64 ファン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方に傾けられた上面を有するテーブル
    形状の受け台10と、 上記受け台10の傾けられた上面に載置され、枠をなす
    アングル部材21と、このアングル部材21に形成され
    た挿入溝21aに挿脱可能に挿設される透視窓25とに
    よって角筒状をなし、水平の上方の開口と上記受け台1
    0の上面の傾度と同一に傾けられた下方の開口とを有す
    る箱体20と、 上記箱体20の上方の開口縁にヒンジ結合され、一端部
    に通風口32が形成されるドアアングル部材31と、こ
    のドアアングル部材31に形成されたスリット31aと
    挿入溝31bとに挿脱可能に挿設されるドア窓35とか
    らなるドア部材30と、 上記箱体20の傾けられた下方の開口に設置され、両側
    に傾斜面41を形成した底面板40と、 上記底面板40に形成される排泄物排出口51と、この
    排泄物排出口51に連設させる排泄物排出管53と、こ
    の排泄物排出管53の先端に着脱可能に螺着される排泄
    物収去箱54とからなる排泄物収去手段50と、 上記箱体20の側面に形成される汚物排出口61と、こ
    の汚物排出口61に連設される汚物排出管62と、この
    汚物排出管62の管内に列設される複数のファン64
    と、上記汚物排出管62の先端に着脱可能に取り付けら
    れる汚物収去袋63とからなる汚物収去手段60とで構
    成されることを特徴とする観賞用鳥かご。
JP1997003651U 1997-05-07 1997-05-07 観賞用鳥かご Expired - Lifetime JP3043156U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020162543A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 三菱重工業株式会社 飼育ケージユニット及び飼育装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020162543A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 三菱重工業株式会社 飼育ケージユニット及び飼育装置
JP7246047B2 (ja) 2019-03-29 2023-03-27 三菱重工業株式会社 飼育ケージユニット及び飼育装置

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