JPH05220223A - カテーテル留置装置および他の針支持器具用シールド組立体 - Google Patents

カテーテル留置装置および他の針支持器具用シールド組立体

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JPH05220223A
JPH05220223A JP4198781A JP19878192A JPH05220223A JP H05220223 A JPH05220223 A JP H05220223A JP 4198781 A JP4198781 A JP 4198781A JP 19878192 A JP19878192 A JP 19878192A JP H05220223 A JPH05220223 A JP H05220223A
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needle
needle cannula
hub
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JP4198781A
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Richard J Melker
ジェイ. メルカー リチャード
Gary J Miller
ジェイ. ミラー ガリー
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Original Assignee
University of Florida
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/06Body-piercing guide needles or the like
    • A61M25/0612Devices for protecting the needle; Devices to help insertion of the needle, e.g. wings or holders
    • A61M25/0631Devices for protecting the needle; Devices to help insertion of the needle, e.g. wings or holders having means for fully covering the needle after its withdrawal, e.g. needle being withdrawn inside the handle or a cover being advanced over the needle
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/32Needles; Details of needles pertaining to their connection with syringe or hub; Accessories for bringing the needle into, or holding the needle on, the body; Devices for protection of needles
    • A61M5/3205Apparatus for removing or disposing of used needles or syringes, e.g. containers; Means for protection against accidental injuries from used needles
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 皮下注射器やカテ−テル留置装置などの針支
持医療器具を取り扱う者に対し、穿刺傷の発生を防止す
ることを目的とする。 【構成】 本発明は、使用済みの注射針による穿刺傷の
発生を十分に排除したシールド組立体に関するものであ
る。本発明に係るシールド組立体は、針カニューラ12
及びハブ14を有する針組立体と、この針組立体の針カ
ニューラ12及びハブ14の外側を移動自在に取り付け
られたシールド20とを備え、さらに、針カニューラ1
2の先端部が露出する第1位置あるいは針カニューラ1
2の先端部がシールド20内に収められる第2位置にシ
ールド20を保持するためのロッキング部材22とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮下注射器やカテーテ
ル留置装置等の針を支持する医療器具を取り扱う者に対
し、穿刺傷の発生を防止するための安全器具に関するも
のである。より詳細には本発明は、針を使用した後にそ
の針をシールドする器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】使用済みの針による不慮の穿刺事故のた
め、病院及び医療施設の患者や職員の健康に、重大な問
題が生じている。米国では、年間80万件の穿刺事故が
発生していると推定されており、その試験及び配慮に要
する費用は約5億ドルに達する。皮下注射針が発明され
て以来この針による穿刺事故は問題となっており、特
に、穿刺によるエイズ・ウィルス感染に対する認識が高
まってきた。他の数多くのウィルス感染やバクテリア感
染(B型肝炎、結核、マラリア等)もまた、不慮の穿刺
傷によって感染する可能性がある。
【0003】保護されていない針は、使用済みの針支持
医療器具から取り外され、あるいは廃棄された後、その
汚染された針に触れる清掃者等にとって、とても危険な
ものとなる。この危険性を減少させるため、頻繁に使用
されるような針支持医療器具(皮下注射器等)には、通
常、その針を覆うキャップが取り付けられる。このキャ
ップは、針を使用する前に取り外される。針の使用が終
り次第、再びキャップが取り付けられる。安全な針のキ
ャップを開発するために数多くの研究が行われている
が、穿刺傷は未だ頻繁に発生している。針に再度キャッ
プをするには、使用者の器用さ及び注意深さが要求され
る。さらに、そのキャップは針が処分された後に針から
外れてしまうことがある。したがって、このようにキャ
ップのついた針支持医療器具をもってさえ、穿刺傷の発
生を十分に減少させることができない。この問題に対し
て、ディシーズ・コントロール・センター(Center for
Disease Control )は、針に再度キャップをするのでは
なく、専用容器に入れた状態で廃棄することを推奨して
いる。しかしながら、これらの容器は常に利用できると
は限らず、とくに緊急時には利用することが困難であ
る。
【0004】頻繁に利用されている処置の中で穿刺傷発
生の危険性が高いものは、静脈内カテーテルを留置する
ことである。患者に輸液療法を施したり採血する処置を
繰り返すために患者の静脈通路を確保することは、病院
ではよく行われている治療法(practice)である。この
治療法は、患者の循環器系に直接針を刺し入れることが
必要な追加的な穿刺による不快感や危険性を避けられる
が、患者はカテーテルを安全に留置する際には十分な熟
練を要する。
【0005】静脈通路の確保には、プラスティック製の
カテーテルが頻繁に用いられる。通常、このようなカテ
ーテルには、中空で先端が斜めに切断された留置針が取
り付けられる。頻繁に用いられるカテーテル留置装置で
は、プラスティック製のカテーテルが金属針の外側に位
置し、その金属針の先端はカテーテルからわずかに突き
出した状態となるようになっている。このような「内針
カテーテル(over-the-needle catheters)」を留置す
るため、医師等はそのわずかに突き出した針の先で所望
の血管を刺し通し血管に針及びカテーテルを挿入する。
一旦挿入されると、カテーテルは針の先まで侵入し、そ
の後、針が引き抜かれる。このカテーテルは(例えばそ
のカテーテルのハブを患者の皮膚に粘着テープで貼り付
けることによって)所々に固定され、所望の静脈管系又
は注射器に接続される。
【0006】運悪く、標準型の内針カテーテル装置の金
属針が、カテーテル及び血管から引き抜かれると、使用
済み皮下注射器の汚れた針と同様、潜在的な穿刺傷の原
因となる。
【0007】カテーテル留置に伴う穿刺傷の問題に対処
するため、数多くのカテーテル留置装置は針の保護機構
を備えるように設計されてきた。このような針保護設計
に関しては、例えばルサー等による米国特許第 4,762,5
16号、ワンダラー等による米国特許第4,850,961 号、ヴ
ァイニング等による米国特許第4,909,795 号、コシ等に
よる米国特許第4,417,887 号に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
許の各々に開示された針保護設計によると、カテーテル
留置装置を使用する者は、これまで用いてきた標準型内
針カテーテルを使用する場合と異なる難しい操作をしな
ければならない。特に、これらの設計によれば、カテー
テルはカテ−テルの先端から使用者の手を隔離し、その
為、カテーテルを所望の位置に導くことが非常に困難に
なる。さらに、上記開示されている針保護設計は、専用
のカテーテル留置装置にのみ使用することができ、その
他の針を支持する医療器具に伴う穿刺の危険性を何等減
少させるものではない。
【0009】皮下注射器のような他の針支持器具と同様
に、内針カテーテル留置装置に用いることのできるシー
ルド組立体を、低価格でしかも容易に用いることができ
るという要請は依然存在したままである。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、汚
染された針による穿刺の危険性を実質的に排除するシー
ルド組立体を備えている。より詳細には、本発明は、皮
下注射針の使用済み針カニューラを覆い、かつ保護する
シールド組立体、カテーテル留置装置及びハブを備えた
針組立体を有する他の針支持医療器を備えるものであ
る。
【0011】本発明のシールド組立体は、先端が尖った
中空針カニューラを有する針組立体と、その針カニュー
ラの基部に接続しているハブとを備えている。さらに、
本発明のシールド組立体は、針組立体の針カニューラ及
びハブの外側を移動自在に取り付けられたシールドを備
えている。このシールドは、針組立体のハブに係合する
ロッキング部材を有し、これによってシールドは針カニ
ューラの先端部が露出する第1の位置、あるいは針カニ
ューラの先端部がシールド内部に収められ覆われ、そし
て鋭利な先端部から保護する第2の位置のそれぞれに保
持される。
【0012】本発明の一実施例では、針組立体のハブに
は一対の溝が形成されており、シールド組立体のロッキ
ング部材には、上記溝に合わせて位置決めされるフレキ
シブル・クリップが設けられている。このフレキシブル
・クリップが第1の位置、即ち一対の溝の内の浅い方の
溝に置かれるようにシールド組立体が位置決めされる
と、針カニューラの先端が露出する。しかしながら、フ
レキシブル・クリップが前方にスライドして第2の位
置、すなわち深い方の溝にシールド組立体が位置する
と、針カニューラの先端部は覆われる。このクリップ
は、第1の溝に戻らないよう、第2の溝に固定されるこ
とが好ましい。
【0013】本発明の他の実施例において、シールド組
立体はシ−ルドの外側をスライド移動自在に位置決めさ
れるカテーテルをさらに備えている。本実施例に係るカ
テーテルは、針を引き抜くときに生じやすい穿刺傷を防
止しながら、しかも標準型内針カテーテル留置技術を利
用したカテ−テルの留置が可能になる。
【0014】本発明に係るシールド組立体は、従来の設
計に比べて数多くの長所を有している。最も重要な点
は、使用者が慣れている通常の針のハブ設計において実
質的な支障にならないことである。そのため、本発明に
係るシールド組立体を使用するにあたって、新たな、し
かも精巧な技術を習得する必要は全くない。もう一つの
有利な特徴は、このシールド組立体はハブ付きの針組立
体を含む、どの針支持医療器具にも適用することができ
るということである。この部品の簡素な設計により、取
扱いが容易になるばかりでなく、低価格で製造すること
が可能となる。これにより、医療に携わる者あるいは清
掃に携わる者に対する汚染された針による穿刺事故の危
険性は、コストの低減と共に十分に排除されることにな
る。
【0015】
【実施例】以下に示す実施例は、本発明の好適実施例を
表すものである。以下に示される事柄は本発明の主要概
念を説明するためのもので、示される事柄に限定するも
のではない。本発明の技術的範囲は、添付した請求の範
囲によって最も好ましく決定されるものである。なお、
これらの説明において同一要素には同一の符号を用いて
いる。
【0016】添付図面を参照すると、図1〜図5は、本
発明に係るシールド組立体の好適な実施例の構成部品を
示している。このシールド組立体は、中空針カニューラ
12及びハブ14を有する針組立体10を備えている。
針カニューラ12は、患者の血管に挿入する為に、患者
の皮膚、皮下組織、そして血管に穴を開けるために設計
された尖った先端部16を有している。針カニューラ1
2の基部18は、針組立体10のハブ14に取り付けら
れている。
【0017】さらに本発明に係るシールド組立体は、針
組立体の針カニューラ12及びハブ14の外側でスライ
ド移動できるように取り付けられたシールド20を含
む。このシールド20はロッキング部材22を備えてお
り、このロッキング部材22によってシールド20は、
針カニューラ12の先端部16が露出する第1の位置に
おけるハブ14上に着脱自在に保持され、また針カニュ
ーラ12の先端部16がシールド20内に収められる第
2の位置におけるハブ14上に固定的に保持される。シ
ールド20は、針カニュ−ラ12とかっきりと適合する
為に(to fitflush over)直径が針カニュ−ラ12の直
径よりわずかに大きい直径を有するカニューラ被覆部2
4、さらに、ハブ14とかっきりと適合する為に針組立
体のハブ14の直径よりわずかに大きい直径を有するハ
ブ被覆部26を含むように形成されることが好ましい。
しかし、他のシ−ルド設計では、例えば針組立体10の
ハブ14よりもわずかに大きい一様な直径を有するチュ
ーブを用いることができる。このシールドは、硬質のプ
ラスティックで作製されていることが好ましい。
【0018】本実施例では、針部品10のハブ14に環
状溝が一対形成されている(図3参照)。第1の溝28
は、針カニューラ12の先端部16により近い位置に設
けられた第2の溝30よりも浅くなっている。この実施
例では、シールド20のロッキング部材22は、第1の
溝28に着脱自在にはめ込まれ、かつ第2の溝30に固
定的に配置される大きさのフレキシブル・クリップを有
する。このシールド20は、フレキシブル・クリップ2
2が第1の溝28に保持されているときに、針カニュー
ラ12の先端部16が露出する長さになっている。しか
し、フレキシブル・クリップ22が第2の溝30に位置
するようにシールド20が前方に押し出されると、針カ
ニューラ12の先端部16はシールド20によって覆わ
れる。このフレキシブル・クリップ22は、好ましくは
金属によって形成され、シールドのハブ被覆部の必要不
可欠な一部として形成されている。
【0019】添付図面の各々は、フレキシブル・クリッ
プと溝が形成されたハブ・ロッキング装置を示している
が、他のロッキング装置を利用してもよい。例えば、針
組立体のハブ14は、その長さ方向に間隔を開けて形成
された複数の凹凸部形状(indented formation or slot
s) を有するものであってもよく、シールド20のハブ
被覆部はそれと係合する戻り止め形状(detended format
ions) であってもよい。この代わりに、ロッキング装置
は、ネジ構造あるいは回転構造であってもよく、この場
合はハブ14及びシールド20は各々に対応した溝やネ
ジ部を有することとなる。
【0020】図6は本発明の一実施例を示す図であり、
針組立体10及びシールド20に加え、さらに静脈カテ
ーテル32を含むシールド組立体を示したものである。
本実施例のカテーテル32は、ハブ部34を含み、シー
ルド20の外部をスライド移動できる大きさになってい
る。カテーテル32は、シールド20よりもわずかに短
い長さを有することが好ましい。本実施例において、ハ
ブ部34がシールド20のハブ被覆部26を覆うように
シ−ルド20の外側でカテーテル32が位置決めされる
と、シールド20のカニューラ被覆部24の先端部は露
出する(図6参照)。
【0021】図6に示される実施例では、シールド20
のハブ被覆部26は、カテーテル装置32のハブ部34
に設けられているバルブ組立体36を組み込めるように
変形されている。バルブ36をカテーテル32と合体さ
せることは、カテーテルが血管に挿入されて針カニュー
ラ12及びシールド20が引き抜かれた後で、カテーテ
ルからの血流を防ぐために効果的である。これにより、
挿入部を囲む領域における患者の血液汚染を防止するこ
とができる。ここでは、針組立体10及びシールド20
の挿入、及び開閉の繰返しが可能などんなバルブでも使
用することができる。適切なバルブ組立体としては、例
えば簡単なシャトル・コック・バルブ、ストップ・コッ
ク装置、あるいはより高価で、ハブ部のカテーテル近傍
の内側に取り付けられたプラスチック製の“O”リング
装置が挙げられる。
【0022】カテーテル装置32を含む本発明のシール
ド組立体は、針カニューラ12の先端部16が露出する
第1の位置のシ−ルド20、そしてシールド20の先端
を露出させる為にシールド20のハブ被覆部26の外側
に位置するカテーテル・ハブ部34と共に包装されてい
る。使用の際には、針カニューラ12の露出した先端部
16が所望の血管に刺し入れられる。この針カニューラ
12が血管に挿入されると共に、シールド20も同様に
挿入される。シールド20は、カテーテルが血管にスム
ーズに挿入されるように、少しずつ挿入部を広げていく
拡張器として作用する。その後、カテーテル32は、カ
テーテル32のハブ部34のみが挿入部の外部に残るま
で、シールド20の先方へと侵入する。ここでシールド
20は前方に押されて、ロッキング部材22をその第1
の位置から移動させ、針カニューラ12の先端部16を
覆う第2の位置へとスライド移動させる。十分に覆われ
た針カニューラ12を含む針組立体10は、その後、血
管から引き抜かれて片付けられ、あるいは廃棄される。
【0023】静脈カテーテルを含む本発明のシールド組
立体の針組立体10は、注射器に取り付けられてもよ
い。このように、適切な針カニューラ12を所望の血管
に挿入する際、血液は針組立体10を介して注射器に侵
入し、血管が貫かれたことが確認される。カテーテルを
留置する為に、注射器の針組立体への取り付けは、さら
に、分析の為に血液試料を即時採取することにも役立
つ。
【0024】以上、いくつかの実施例によって本発明を
説明してきた。しかしながら、本発明の目的とするとこ
ろ及び技術的範囲から離れることなく、種々の形態とす
ることが可能である。例えば、器具の各部品は、種々の
材料からなる他の形状のものを用いることができる。し
たがって、本発明は実施例に示されたものに限られず、
添付された請求の範囲によってのみ限定されるものであ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明に係るシールド組立部品は、上述
したように、医療に携わる者や清掃に携わる者に対する
汚染された針による穿刺傷の危険性を実質的に減少させ
る為の低価格器具である。標準型の針ハブをわずかに改
良することによって、本発明に係るシールド組立体に大
半の針支持医療器具を組み込むことができる。
【0026】さらに重要なことには、本発明に係るシー
ルド組立体の組み込みは、皮下注射器やカテーテルの機
能に支障を与えることなく、しかも、これらの器具は標
準的な技術にしたがって取り扱うことができる。例え
ば、使用者は針による穿刺傷を完全に防ぐために新たな
取扱い技術を学ぶ必要は全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の最適実施例を示す側断面図であり、針
カニューラの先端部がシールドの内部に安全に収められ
ている状態を示す。
【図2】図1に示されている実施例の側断面図であっ
て、針カニューラの先端が所望の血管に挿入されるため
露出している状態を示す。
【図3】可動ハブを有している本発明に係る針組立体の
実施例の斜視図である。
【図4】図3に示される針組立体と共に使用できる、本
発明のシールド部品を示す斜視図である。
【図5】針の先端がシールド内に収められるように針組
立体のハブが外側に位置決めされた図4のシ−ルドを備
える図3の実施例を示す斜視図である。
【図6】カテーテル装置を含む本発明の一実施例を示す
側断面図である。
【符号の説明】
10…針組立体、12…針カニュ−ラ、14…ハブ、1
6…先端部、18…基部、20…シ−ルド、22…ロッ
キング部材、24…カニュ−ラ被覆部、26…ハブ被覆
部、28…第1溝、30…第2溝、32…カテ−テル、
34…ハブ部、36…バルブ。
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガリー ジェイ. ミラー アメリカ合衆国 フロリダ州 32601 ゲ インスビル サウスウエスト 26番 プレ ース 531

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針支持医療器具の針を保護するシールド
    組立体であって、 (a)生体器官を穿刺する為に、鋭利な先端部及び基部
    を備えた中空針カニューラおよび前記針カニューラの基
    部に接続するハブとを含む針組立体と、 (b)前記針カニューラ及び前記ハブの外側で移動自在
    に取り付けられ、前記針カニューラが生体器官へ挿入さ
    れる際、その針カニューラに追従するように針カニュ−
    ラに合致したサイズを有し、前記針カニュ−ラの鋭利な
    先端が露出するハブ上の第1位置から前記針カニュ−ラ
    の鋭利な先端が前記シ−ルド手段の内部に収められるハ
    ブ上の第2位置へと移動可能であり、前記針カニュ−ラ
    をシ−ルドするシ−ルド手段と、 (c)前記シールド手段を前記第1及び第2の位置に保
    持するロッキング手段と、を備えるシールド組立体。
  2. 【請求項2】 前記ロッキング手段は、前記シールド手
    段を前記第1位置で着脱自在に保持し、かつ前記シール
    ド手段を前記第2位置で固定的に保持する請求項1記載
    のシールド組立体。
  3. 【請求項3】 前記シールド手段は、前記第1位置から
    前記第2位置に摺動運動により移動可能である請求項1
    記載のシールド組立体。
  4. 【請求項4】 前記シールド手段は、前記第1位置から
    前記第2位置に回転運動により移動可能である請求項1
    記載のシールド組立体。
  5. 【請求項5】 前記シールド手段は、前記第1の位置か
    ら前記第2の位置に捩り運動により移動可能である請求
    項1記載のシールド組立体。
  6. 【請求項6】 前記針組立体のハブは複数の環状溝を有
    し、前記ロッキング手段は前記針カニューラの前記シー
    ルド手段上に取り付けられたフレキシブル・クリップを
    有し、前記フレキシブル・クリップは、前記複数の溝の
    第1溝に対し着脱自在にはめ込まれ、前記複数の溝の第
    2溝に対し固定的にはめ込まれるように形成されている
    請求項1記載のシールド組立体。
  7. 【請求項7】 前記ハブの前記第1溝は前記ハブの前記
    第2溝より浅く、前記第2溝は前記針カニューラの先端
    部により近い位置に配置されている請求項6記載のシー
    ルド組立体。
  8. 【請求項8】 前記針カニューラをシールドする手段
    は、前記針組立体のハブの外側に適合する大きさのハブ
    被覆部を有し、前記クリップは一体的に前記シールドの
    ハブ部に形成されている請求項7記載のシールド組立
    体。
  9. 【請求項9】 前記針カニューラのシールド手段の外側
    に、スライド自在に取り付けられた静脈カテーテルをさ
    らに備える請求項1記載のシールド組立体。
  10. 【請求項10】 前記針カニューラをシールドする手段
    は、前記針組立体のハブの外側に適合する大きさのハブ
    被覆部を有し、 前記静脈カテーテルは、前記針カニューラのシールド手
    段のハブ被覆部の外側に適合する大きさのハブ部、およ
    び前記針カニューラをシールドする手段のカニューラ被
    覆部の外側に適合する大きさのカニューラ部とを含む請
    求項9記載のシールド組立体。
  11. 【請求項11】 前記針組立体の前記ハブは複数の環状
    溝を有し、前記ロッキング手段は前記針カニューラをシ
    ールドする手段の前記ハブ被覆部上に位置決めされるフ
    レキシブル・クリップを有し、 前記フレキシブル・クリップは、前記複数の溝の第1溝
    に対し着脱自在にはめ込まれ、前記複数の溝の第2溝に
    対し固定的にはめ込まれる請求項10記載のシールド組
    立体。
  12. 【請求項12】 前記静脈カテーテルは、このカテーテ
    ルを血管内に留置する際、前記カテーテルを通過する血
    流を制御する手段を含む請求項9記載のシールド組立
    体。
  13. 【請求項13】 前記血流を制御する手段は、前記静脈
    カテーテルのハブ部の内部に取り付けられたバルブを有
    する請求項12記載のシールド組立体。
  14. 【請求項14】 鋭利先端部と基部を有して生体器官を
    貫通する為の中空針カニューラと、この針カニューラの
    基部に接続するハブとを備える針支持医療器具の針を保
    護する方法であって、 (a)前記針カニューラ及び前記ハブの外側を移動自在
    に取り付けられ、かつ生体器官内に挿入される前記針カ
    ニューラに追従するように、前記針カニュ−ラの外側に
    適合する大きさで形成され、前記針カニューラの鋭利先
    端部が露出する第1位置及び当該針カニューラの先端部
    が内部に収められる第2位置との間を移動可能である、
    前記針カニューラを保護するシールド手段を準備するス
    テップと、 (b)前記針カニューラ及び前記シールド手段が生体器
    官を貫通する際、前記シールド手段は前記第1位置に保
    持され、前記針カニューラ及び前記シールド手段により
    生体器官を貫通するステップと、 (c)前記針カニューラ及び前記シールド手段により生
    体器官を貫通した後、前記シールド手段内で前記針カニ
    ューラの鋭利先端部をシ−ルドする為に、前記第2位置
    に前記シールド手段を移動させるステップとを備える針
    のシールド方法。
  15. 【請求項15】 前記シールド手段を移動させるステッ
    プは、前記針カニューラ及び前記シールド手段を生体器
    官から取り外すステップをさらに含み、 前記シ−ルド手段を移動させるステップは、前記生体器
    官から前記針カニュ−ラ及び前記シ−ルド手段を取り外
    す前に行われる請求項14記載の針のシールド方法。
  16. 【請求項16】 前記シールド手段を移動させるステッ
    プは、前記針カニューラ及び前記シールド手段を生体器
    官から取り外すステップをさらに含み、 前シ−ルド手段を移動させるステップは、前記生体器官
    から前記針カニュ−ラ及び前記シ−ルド手段を取り外す
    後に行われる請求項14記載の針のシールド方法。
JP4198781A 1992-01-09 1992-07-24 カテーテル留置装置および他の針支持器具用シールド組立体 Pending JPH05220223A (ja)

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