JP2002028246A - 留置針の安全装置 - Google Patents
留置針の安全装置Info
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- JP2002028246A JP2002028246A JP2000212446A JP2000212446A JP2002028246A JP 2002028246 A JP2002028246 A JP 2002028246A JP 2000212446 A JP2000212446 A JP 2000212446A JP 2000212446 A JP2000212446 A JP 2000212446A JP 2002028246 A JP2002028246 A JP 2002028246A
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- hub
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/31—Details
- A61M5/32—Needles; Details of needles pertaining to their connection with syringe or hub; Accessories for bringing the needle into, or holding the needle on, the body; Devices for protection of needles
- A61M5/3205—Apparatus for removing or disposing of used needles or syringes, e.g. containers; Means for protection against accidental injuries from used needles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61M5/3205—Apparatus for removing or disposing of used needles or syringes, e.g. containers; Means for protection against accidental injuries from used needles
- A61M2005/3206—Needle or needle hub disconnecting devices forming part of or being attached to the hub or syringe body
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数の減少と構成の簡素化を図ることが
でき、しかも、軽く、短く、安価な留置針の安全装置を
提供する。 【解決手段】 保護ケース1内に通気継手を介して収容
される内針ハブ7と、内針ハブ7に支持される内針12
と、内針ハブ7に嵌合される外針ハブ13と、外針ハブ
13に支持されて内針12に貫通される外針15とを備
える。そして、保護ケース1の上部に操作アーム18を
支持させ、操作アーム18の先端部側裏面に内針12の
先端部を収容する内針収容溝を成形し、操作アーム18
の先端部側の両側に、内針ハブ7と外針15ハブの間に
介在される押し出しガイド20を成形するとともに、押
し出しガイド20を形成する一の屈曲片の内面には、反
内針収容溝方向への内針12の動きを制限する規制片を
成形し、操作アーム18の先端部の両側には外針ハブ1
3用のホルダ22を形成する。医療当事者や患者等が内
針12の露出した先端部で怪我をするのを防止すること
ができる。
でき、しかも、軽く、短く、安価な留置針の安全装置を
提供する。 【解決手段】 保護ケース1内に通気継手を介して収容
される内針ハブ7と、内針ハブ7に支持される内針12
と、内針ハブ7に嵌合される外針ハブ13と、外針ハブ
13に支持されて内針12に貫通される外針15とを備
える。そして、保護ケース1の上部に操作アーム18を
支持させ、操作アーム18の先端部側裏面に内針12の
先端部を収容する内針収容溝を成形し、操作アーム18
の先端部側の両側に、内針ハブ7と外針15ハブの間に
介在される押し出しガイド20を成形するとともに、押
し出しガイド20を形成する一の屈曲片の内面には、反
内針収容溝方向への内針12の動きを制限する規制片を
成形し、操作アーム18の先端部の両側には外針ハブ1
3用のホルダ22を形成する。医療当事者や患者等が内
針12の露出した先端部で怪我をするのを防止すること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者の皮膚等に刺
すための留置針の安全装置に関するものである。
すための留置針の安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、患者に外針、換言すれば、カテー
テルを使用して点滴等する場合には、図21や図22に
示すように、組み合わされた内針ハブ7、外針ハブ1
3、及びフィルターキャップ30を使用するようにして
いる。内針ハブ7は、その先端部に細長い内針12が貫
通支持されている。外針ハブ13は、その先端部に内針
12に嵌通される外針15が貫通支持され、内針ハブ7
の先端部に着脱自在に嵌合する。また、フィルターキャ
ップ30は、基本的には円筒形に成形されるとともに、
後部にフィルタ5が内蔵され、内針ハブ7の末端部に先
端部が着脱自在に嵌合する。
テルを使用して点滴等する場合には、図21や図22に
示すように、組み合わされた内針ハブ7、外針ハブ1
3、及びフィルターキャップ30を使用するようにして
いる。内針ハブ7は、その先端部に細長い内針12が貫
通支持されている。外針ハブ13は、その先端部に内針
12に嵌通される外針15が貫通支持され、内針ハブ7
の先端部に着脱自在に嵌合する。また、フィルターキャ
ップ30は、基本的には円筒形に成形されるとともに、
後部にフィルタ5が内蔵され、内針ハブ7の末端部に先
端部が着脱自在に嵌合する。
【0003】上記構成において、患者に点滴等する場
合、先ず、内針ハブ7と外針ハブ13とを組み合わせ、
患者に内針12及び外針15の先端部を注意深く穿刺し
て患者の動静脈等からなる血管に外針15を挿入する。
こうして外針15を挿入したら、外針ハブ13から内針
ハブ7を分離して内針12を外針15から慎重に抜き取
り、その後、外針ハブ13の末端部に輸液ラインを接続
すれば、患者に点滴等することができる。
合、先ず、内針ハブ7と外針ハブ13とを組み合わせ、
患者に内針12及び外針15の先端部を注意深く穿刺し
て患者の動静脈等からなる血管に外針15を挿入する。
こうして外針15を挿入したら、外針ハブ13から内針
ハブ7を分離して内針12を外針15から慎重に抜き取
り、その後、外針ハブ13の末端部に輸液ラインを接続
すれば、患者に点滴等することができる。
【0004】上記医療行為の際、血液や体液で汚染した
使用済みの内針12はその先端部が露出した状態で廃棄
されるが、これでは医療当事者、患者、あるいは廃棄作
業者等が内針12の先端部で怪我をし、HBV、HC
V、HIV等の伝染性疾患に感染するおそれがある。し
たがって、外針15から抜き取られた内針12の取り扱
いには、細心の注意を払わなければならないという問題
がある。この問題を受け、特開平10‐43303号、
8‐336593号、特開昭58‐192553号、特
許第2683414号、特開平11‐57002号、7
‐148270号、9‐117504号、9‐1083
47号、特許第2647132号等は、各種の留置針の
安全装置を提案し、安全性を確保するようにしている。
使用済みの内針12はその先端部が露出した状態で廃棄
されるが、これでは医療当事者、患者、あるいは廃棄作
業者等が内針12の先端部で怪我をし、HBV、HC
V、HIV等の伝染性疾患に感染するおそれがある。し
たがって、外針15から抜き取られた内針12の取り扱
いには、細心の注意を払わなければならないという問題
がある。この問題を受け、特開平10‐43303号、
8‐336593号、特開昭58‐192553号、特
許第2683414号、特開平11‐57002号、7
‐148270号、9‐117504号、9‐1083
47号、特許第2647132号等は、各種の留置針の
安全装置を提案し、安全性を確保するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける留置針の安全装置は、部品点数が多く、構成の複
雑化を招くという問題がある。また、重く、長く、しか
も、高価である等の問題もある。
おける留置針の安全装置は、部品点数が多く、構成の複
雑化を招くという問題がある。また、重く、長く、しか
も、高価である等の問題もある。
【0006】本発明は、上記に鑑みなされたもので、部
品点数の減少と構成の簡素化を図ることができ、しか
も、軽く、短く、安価な留置針の安全装置を提供するこ
とを目的としている。
品点数の減少と構成の簡素化を図ることができ、しか
も、軽く、短く、安価な留置針の安全装置を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、上記課題を達成するため、内針ハブに嵌め合わ
された外針ハブを分離するものにおいて、少なくとも前
部が開口形成されて上記内針ハブを収容する保護ケース
と、この保護ケースの上部にスライド可能に支持されて
前後方向に伸びる操作アームと、この操作アームの先端
部側裏面に形成され、上記内針ハブと上記外針ハブとの
分離時に少なくとも該内針ハブの先端部に支持された内
針の先端部を収容する内針収容溝と、上記操作アームの
先端部側に形成されて該内針ハブの先端部と該外針ハブ
との間に介在される押し出しガイドと、該操作アームの
先端部に形成されて該外針ハブを保持するホルダとを含
んでなることを特徴としている。
いては、上記課題を達成するため、内針ハブに嵌め合わ
された外針ハブを分離するものにおいて、少なくとも前
部が開口形成されて上記内針ハブを収容する保護ケース
と、この保護ケースの上部にスライド可能に支持されて
前後方向に伸びる操作アームと、この操作アームの先端
部側裏面に形成され、上記内針ハブと上記外針ハブとの
分離時に少なくとも該内針ハブの先端部に支持された内
針の先端部を収容する内針収容溝と、上記操作アームの
先端部側に形成されて該内針ハブの先端部と該外針ハブ
との間に介在される押し出しガイドと、該操作アームの
先端部に形成されて該外針ハブを保持するホルダとを含
んでなることを特徴としている。
【0008】なお、上記操作アームの少なくとも後部を
下方向に撓ませてばね性を付与することが好ましい。ま
た、上記押し出しガイドの内面に、上記内針ハブと上記
外針ハブとの分離時に反内針収容溝方向への上記内針の
動きを制限する規制片を形成することが好ましい。ま
た、上記操作アームの末端部側にスライド規制用のスト
ッパを形成することが好ましい。また、上記操作アーム
の表面には指タブを設けることが望ましい。さらに、上
記内針ハブの後部開口と連なるよう上記保護ケースに通
気口を設け、この通気口にフィルタを取り付けると良
い。
下方向に撓ませてばね性を付与することが好ましい。ま
た、上記押し出しガイドの内面に、上記内針ハブと上記
外針ハブとの分離時に反内針収容溝方向への上記内針の
動きを制限する規制片を形成することが好ましい。ま
た、上記操作アームの末端部側にスライド規制用のスト
ッパを形成することが好ましい。また、上記操作アーム
の表面には指タブを設けることが望ましい。さらに、上
記内針ハブの後部開口と連なるよう上記保護ケースに通
気口を設け、この通気口にフィルタを取り付けると良
い。
【0009】また、請求項7記載の発明においては、上
記課題を達成するため、少なくとも前部が開口した保護
ケースと、この保護ケースの後部に貫通支持される通気
継手と、この通気継手に取り付けられて該保護ケース内
に収容される内針ハブと、この内針ハブの先端部に支持
される内針と、該内針ハブに着脱自在に嵌め合わされる
外針ハブと、この外針ハブの先端部に支持されて上記内
針に貫通される外針とを含んでなるものであって、上記
保護ケースの上部に、前後方向に伸びる操作アームをス
ライド可能に支持させるとともに、この操作アームの少
なくとも後部を下方向に撓ませてばね性を付与し、この
操作アームの先端部側裏面の長手方向に、上記内針ハブ
と上記外針ハブとの分離時に少なくとも上記内針の先端
部を収容する内針収容溝を形成し、上記操作アームの先
端部側には、上記内針ハブの先端部と上記外針ハブの末
端部との間に介在される押し出しガイドを形成し、この
押し出しガイドの内面には、上記内針ハブと上記外針ハ
ブとの分離時に反内針収容溝方向への上記内針の動きを
制限する規制片を突出形成し、かつ上記操作アームの先
端部には、上記外針ハブを保持するホルダを形成したこ
とを特徴としている。
記課題を達成するため、少なくとも前部が開口した保護
ケースと、この保護ケースの後部に貫通支持される通気
継手と、この通気継手に取り付けられて該保護ケース内
に収容される内針ハブと、この内針ハブの先端部に支持
される内針と、該内針ハブに着脱自在に嵌め合わされる
外針ハブと、この外針ハブの先端部に支持されて上記内
針に貫通される外針とを含んでなるものであって、上記
保護ケースの上部に、前後方向に伸びる操作アームをス
ライド可能に支持させるとともに、この操作アームの少
なくとも後部を下方向に撓ませてばね性を付与し、この
操作アームの先端部側裏面の長手方向に、上記内針ハブ
と上記外針ハブとの分離時に少なくとも上記内針の先端
部を収容する内針収容溝を形成し、上記操作アームの先
端部側には、上記内針ハブの先端部と上記外針ハブの末
端部との間に介在される押し出しガイドを形成し、この
押し出しガイドの内面には、上記内針ハブと上記外針ハ
ブとの分離時に反内針収容溝方向への上記内針の動きを
制限する規制片を突出形成し、かつ上記操作アームの先
端部には、上記外針ハブを保持するホルダを形成したこ
とを特徴としている。
【0010】また、請求項8記載の発明においては、上
記課題を達成するため、略筒形の保護ケースと、この保
護ケースの先端部に取り付けられる内針ハブと、この内
針ハブの先端部に支持される内針と、該内針ハブに着脱
自在に嵌め合わされる外針ハブと、この外針ハブの先端
部に支持されて上記内針に貫通される外針とを含んでな
るものであって、上記保護ケースの上部に、前後方向に
伸びる操作アームをスライド可能に支持させるととも
に、この操作アームの少なくとも後部を下方向に撓ませ
てばね性を付与し、この操作アームの先端部側裏面の長
手方向に、上記内針ハブと上記外針ハブとの分離時に少
なくとも該内針の先端部を収容する内針収容溝を形成
し、上記操作アームの先端部には、上記内針ハブの先端
部と上記外針ハブの末端部との間に介在される押し出し
ガイドを形成し、この押し出しガイドの内面には、該内
針ハブと該外針ハブとの分離時に反内針収容溝方向への
上記内針の動きを制限する規制片を形成したことを特徴
としている。
記課題を達成するため、略筒形の保護ケースと、この保
護ケースの先端部に取り付けられる内針ハブと、この内
針ハブの先端部に支持される内針と、該内針ハブに着脱
自在に嵌め合わされる外針ハブと、この外針ハブの先端
部に支持されて上記内針に貫通される外針とを含んでな
るものであって、上記保護ケースの上部に、前後方向に
伸びる操作アームをスライド可能に支持させるととも
に、この操作アームの少なくとも後部を下方向に撓ませ
てばね性を付与し、この操作アームの先端部側裏面の長
手方向に、上記内針ハブと上記外針ハブとの分離時に少
なくとも該内針の先端部を収容する内針収容溝を形成
し、上記操作アームの先端部には、上記内針ハブの先端
部と上記外針ハブの末端部との間に介在される押し出し
ガイドを形成し、この押し出しガイドの内面には、該内
針ハブと該外針ハブとの分離時に反内針収容溝方向への
上記内針の動きを制限する規制片を形成したことを特徴
としている。
【0011】ここで、特許請求の範囲における内針ハブ
は、保護ケースや通気口に固定されるものでも良いし、
着脱自在に取り付けられるものでも良い。操作アーム
は、少なくとも後部が下方向に撓んでいれば良く、全体
が下方向に撓むものでも良い。また、ストッパは、操作
アームの表面、裏面、又は側面の末端部に形成されるも
のでも良いし、末端部の付近に形成されるものでも良
い。
は、保護ケースや通気口に固定されるものでも良いし、
着脱自在に取り付けられるものでも良い。操作アーム
は、少なくとも後部が下方向に撓んでいれば良く、全体
が下方向に撓むものでも良い。また、ストッパは、操作
アームの表面、裏面、又は側面の末端部に形成されるも
のでも良いし、末端部の付近に形成されるものでも良
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して請求項1な
いし5記載の発明の好ましい実施形態を説明すると、本
実施形態における留置針の安全装置は、図1ないし図1
5に示すように、保護ケース1と、この保護ケース1の
通気口である通気継手3に着脱自在に挿着されて保護ケ
ース1内に収容される内針ハブ7と、この内針ハブ7の
先端部に貫通支持される内針12と、内針ハブ7の先端
部側に着脱自在に嵌合される外針ハブ13と、この外針
ハブ13の先端部に貫通支持されて内針12に嵌通され
る外針15と、内針ハブ7の先端部、内針12、外針ハ
ブ13、及び外針15を被覆保護する着脱自在のプロテ
クタ16と、保護ケース1の上面に支持される操作アー
ム18とを備えている。
いし5記載の発明の好ましい実施形態を説明すると、本
実施形態における留置針の安全装置は、図1ないし図1
5に示すように、保護ケース1と、この保護ケース1の
通気口である通気継手3に着脱自在に挿着されて保護ケ
ース1内に収容される内針ハブ7と、この内針ハブ7の
先端部に貫通支持される内針12と、内針ハブ7の先端
部側に着脱自在に嵌合される外針ハブ13と、この外針
ハブ13の先端部に貫通支持されて内針12に嵌通され
る外針15と、内針ハブ7の先端部、内針12、外針ハ
ブ13、及び外針15を被覆保護する着脱自在のプロテ
クタ16と、保護ケース1の上面に支持される操作アー
ム18とを備えている。
【0013】保護ケース1は、図4や図9等に示すよう
に、例えば減菌行程に耐えうるAS、PS、PP等の合
成樹脂を使用して下面と前面とがそれぞれ開口した略箱
形に成形されている。この保護ケース1の上面両側に
は、前後方向(図4等の斜め左右方向)に伸びる断面略逆
L字形のガイド2がそれぞれ配設され、この一対のガイ
ド2間に、前後方向に伸びる操作アーム18ががたつく
ことなく前後方向にスライド可能に嵌通支持されてい
る。
に、例えば減菌行程に耐えうるAS、PS、PP等の合
成樹脂を使用して下面と前面とがそれぞれ開口した略箱
形に成形されている。この保護ケース1の上面両側に
は、前後方向(図4等の斜め左右方向)に伸びる断面略逆
L字形のガイド2がそれぞれ配設され、この一対のガイ
ド2間に、前後方向に伸びる操作アーム18ががたつく
ことなく前後方向にスライド可能に嵌通支持されてい
る。
【0014】保護ケース1の閉じた後部には、前後方向
に指向する円筒形の通気継手3が貫通状態に嵌着支持さ
れ、この通気継手3の縮径の先端部が内針ハブ7用の被
取付部4として機能するとともに、通気継手3の露出す
る拡径の末端部が円柱形のフィルタ5を溶着や接着等の
手段を介し予め収納する(同図参照)。このフィルタ5
は、疎水性の材料、具体的にはゴアテックスや焼結材等
で形成され、血液を封止し、かつ空気を置換するよう機
能する。また、保護ケース1の左右両側部には、上下方
向に伸びる線条群がそれぞれ成形され、各線条群が指操
作用のグリップ6を形成する。
に指向する円筒形の通気継手3が貫通状態に嵌着支持さ
れ、この通気継手3の縮径の先端部が内針ハブ7用の被
取付部4として機能するとともに、通気継手3の露出す
る拡径の末端部が円柱形のフィルタ5を溶着や接着等の
手段を介し予め収納する(同図参照)。このフィルタ5
は、疎水性の材料、具体的にはゴアテックスや焼結材等
で形成され、血液を封止し、かつ空気を置換するよう機
能する。また、保護ケース1の左右両側部には、上下方
向に伸びる線条群がそれぞれ成形され、各線条群が指操
作用のグリップ6を形成する。
【0015】内針ハブ7は、例えば減菌行程に耐えうる
AS、PS、PP等の合成樹脂を使用して中空の透明に
成形されている。この内針ハブ7は、同図に示すよう
に、先端部を形成する最縮径の段付きリブ8と、保護ケ
ース1の両側部の前縁に当接するつば部9と、保護ケー
ス1に収容される胴体10と、通気継手3の先端部に着
脱自在に嵌合する円筒形の縮径部11(後部開口)とから
構成されている。内針12は、所定の金属(ステンレス
鋼、アルミニウム、チタン等)を用いて先端部(尖端部)
の尖った細長い中空に形成され、内針ハブ7の段付きリ
ブ8に貫通支持されている。
AS、PS、PP等の合成樹脂を使用して中空の透明に
成形されている。この内針ハブ7は、同図に示すよう
に、先端部を形成する最縮径の段付きリブ8と、保護ケ
ース1の両側部の前縁に当接するつば部9と、保護ケー
ス1に収容される胴体10と、通気継手3の先端部に着
脱自在に嵌合する円筒形の縮径部11(後部開口)とから
構成されている。内針12は、所定の金属(ステンレス
鋼、アルミニウム、チタン等)を用いて先端部(尖端部)
の尖った細長い中空に形成され、内針ハブ7の段付きリ
ブ8に貫通支持されている。
【0016】外針ハブ13は、上記合成樹脂を使用して
中空の透明に成形されている。この外針ハブ13は、同
図に示すように、基本的にはキャップ形に成形され、先
端部が縮径に成形されており、末端部の周縁にはフラン
ジ14が半径外方向に向けて周設されている。外針15
は、所定の合成樹脂を用いて可撓性の中空透明に形成さ
れている。
中空の透明に成形されている。この外針ハブ13は、同
図に示すように、基本的にはキャップ形に成形され、先
端部が縮径に成形されており、末端部の周縁にはフラン
ジ14が半径外方向に向けて周設されている。外針15
は、所定の合成樹脂を用いて可撓性の中空透明に形成さ
れている。
【0017】プロテクタ16は、上記合成樹脂を使用し
て中空の透明に成形されている。このプロテクタ16
は、図1ないし図7等に示すように、基本的にはキャッ
プ形に成形され、後部の周面上方には前後方向に伸びる
略矩形の取付口17が切り欠かれている。
て中空の透明に成形されている。このプロテクタ16
は、図1ないし図7等に示すように、基本的にはキャッ
プ形に成形され、後部の周面上方には前後方向に伸びる
略矩形の取付口17が切り欠かれている。
【0018】操作アーム18は、図1ないし図4に示す
ように、上記合成樹脂を使用して細長い板形に成形さ
れ、下方向に少々弧状に湾曲してばね弾性を有してい
る。この操作アーム18の先端部側の裏面には、細長い
内針収容溝19が前後方向に向けて凹み成形(この点に
ついては、図18や図20参照)され、この内針収容溝
19が内針ハブ7と外針ハブ13との分離時に内針12
の先端部等を1cm程度隙間を介して隠蔽収容するよう
機能する。
ように、上記合成樹脂を使用して細長い板形に成形さ
れ、下方向に少々弧状に湾曲してばね弾性を有してい
る。この操作アーム18の先端部側の裏面には、細長い
内針収容溝19が前後方向に向けて凹み成形(この点に
ついては、図18や図20参照)され、この内針収容溝
19が内針ハブ7と外針ハブ13との分離時に内針12
の先端部等を1cm程度隙間を介して隠蔽収容するよう
機能する。
【0019】操作アーム18の先端部側の左右両側に
は、内針ハブ7の先端部と外針ハブ13のフランジ14
との間に嵌合して介在される押し出しガイド20が弧状
に湾曲成形されている。この略U字形の押し出しガイド
20のうち、一の屈曲片の内面には、断面略三角形状を
呈した可撓性の規制片(この点については、図18や図
20参照)21が内針収容溝19方向に向け斜めに突出
成形されており、この規制片21が内針ハブ7と外針ハ
ブ13との分離時に反内針収容溝19方向への内針12
の動きや露出等を制限する。
は、内針ハブ7の先端部と外針ハブ13のフランジ14
との間に嵌合して介在される押し出しガイド20が弧状
に湾曲成形されている。この略U字形の押し出しガイド
20のうち、一の屈曲片の内面には、断面略三角形状を
呈した可撓性の規制片(この点については、図18や図
20参照)21が内針収容溝19方向に向け斜めに突出
成形されており、この規制片21が内針ハブ7と外針ハ
ブ13との分離時に反内針収容溝19方向への内針12
の動きや露出等を制限する。
【0020】操作アーム18の先端部両側には図2に示
すように、外針ハブ13を嵌合挟持する略U字形のホル
ダ22が弧状に湾曲成形されている。また、操作アーム
18の末端部にはストッパ23が成形され、このストッ
パ23が一対のガイド2の後縁に接触して操作アーム1
8の過剰なスライドを規制したり、あるいは操作アーム
18の脱落を有効に抑制防止し、内針12の再度の露出
を防止する。さらに、操作アーム18の表面は、両側部
にガイド2嵌合用の段差部24がそれぞれ切り欠かれ、
長手方向には、複数の指タブ25が所定の間隔で並べて
突出成形されており、指のスリップ等を防止して操作の
便宜を確保する。
すように、外針ハブ13を嵌合挟持する略U字形のホル
ダ22が弧状に湾曲成形されている。また、操作アーム
18の末端部にはストッパ23が成形され、このストッ
パ23が一対のガイド2の後縁に接触して操作アーム1
8の過剰なスライドを規制したり、あるいは操作アーム
18の脱落を有効に抑制防止し、内針12の再度の露出
を防止する。さらに、操作アーム18の表面は、両側部
にガイド2嵌合用の段差部24がそれぞれ切り欠かれ、
長手方向には、複数の指タブ25が所定の間隔で並べて
突出成形されており、指のスリップ等を防止して操作の
便宜を確保する。
【0021】上記構成において、留置針の安全装置を組
み立てる場合には、先ず、通気継手3の先端部に内針ハ
ブ7を嵌合して保護ケース1に内針ハブ7を嵌合収容
し、この内針ハブ7の内針12に外針ハブ13を嵌入し
て内針12と外針15とを嵌通し、外針15から内針1
2の先端部を露出させ、内針ハブ7の先端部に外針ハブ
13を嵌合するとともに、この外針ハブ13に操作アー
ム18のホルダ22を嵌合し、内針ハブ7の先端部と外
針ハブ13のフランジ14との間に押し出しガイド20
を介在させる。こうして押し出しガイド20を介在させ
たら、内針ハブ7、外針ハブ13、押し出しガイド2
0、及びホルダ22にプロテクタ16を取付口17を介
して嵌合し、プロテクタ16で内針12と外針15とを
被覆保護すれば、留置針の安全装置を組み立てることが
できる。
み立てる場合には、先ず、通気継手3の先端部に内針ハ
ブ7を嵌合して保護ケース1に内針ハブ7を嵌合収容
し、この内針ハブ7の内針12に外針ハブ13を嵌入し
て内針12と外針15とを嵌通し、外針15から内針1
2の先端部を露出させ、内針ハブ7の先端部に外針ハブ
13を嵌合するとともに、この外針ハブ13に操作アー
ム18のホルダ22を嵌合し、内針ハブ7の先端部と外
針ハブ13のフランジ14との間に押し出しガイド20
を介在させる。こうして押し出しガイド20を介在させ
たら、内針ハブ7、外針ハブ13、押し出しガイド2
0、及びホルダ22にプロテクタ16を取付口17を介
して嵌合し、プロテクタ16で内針12と外針15とを
被覆保護すれば、留置針の安全装置を組み立てることが
できる。
【0022】なお、留置針の安全装置の組み立てはなん
ら上記に限定されるものではない。例えば図5ないし図
7に示すように、内針ハブ7の内針12に外針ハブ13
を嵌入して内針12と外針15とを嵌通し、外針15か
ら内針12の先端部を露出させるとともに、内針ハブ7
の先端部に外針ハブ13を嵌合し、これらをプロテクタ
16に嵌入し、その後、外針ハブ13に操作アーム18
のホルダ22をプロテクタ16の取付口17を介して嵌
合し、かつ内針ハブ7の先端部と外針ハブ13のフラン
ジ14との間に押し出しガイド20をプロテクタ16の
取付口17を介して介在させ、留置針の安全装置を組み
立てても良い。このような留置針の安全装置の組み立て
は、手作業でも良いし、自動機で行っても良い。
ら上記に限定されるものではない。例えば図5ないし図
7に示すように、内針ハブ7の内針12に外針ハブ13
を嵌入して内針12と外針15とを嵌通し、外針15か
ら内針12の先端部を露出させるとともに、内針ハブ7
の先端部に外針ハブ13を嵌合し、これらをプロテクタ
16に嵌入し、その後、外針ハブ13に操作アーム18
のホルダ22をプロテクタ16の取付口17を介して嵌
合し、かつ内針ハブ7の先端部と外針ハブ13のフラン
ジ14との間に押し出しガイド20をプロテクタ16の
取付口17を介して介在させ、留置針の安全装置を組み
立てても良い。このような留置針の安全装置の組み立て
は、手作業でも良いし、自動機で行っても良い。
【0023】次に、患者に外針15、すなわち、カテー
テルを使用して点滴等する場合には、図12ないし図1
5に示すように、先ず、プロテクタ16を取り外して内
針12と外針15とを露出させ、保護ケース1を親指と
中指で掴み、操作アーム18の最先端の指タブ25に人
差し指をあてがう。こうして、操作アーム18の指タブ
25に人差し指をあてがったら、操作アーム18を前方
にスライドさせ、患者の動静脈等からなる血管に外針1
5の先端部を穿刺して挿入し、血管から内針12を抜き
取る。
テルを使用して点滴等する場合には、図12ないし図1
5に示すように、先ず、プロテクタ16を取り外して内
針12と外針15とを露出させ、保護ケース1を親指と
中指で掴み、操作アーム18の最先端の指タブ25に人
差し指をあてがう。こうして、操作アーム18の指タブ
25に人差し指をあてがったら、操作アーム18を前方
にスライドさせ、患者の動静脈等からなる血管に外針1
5の先端部を穿刺して挿入し、血管から内針12を抜き
取る。
【0024】この作業の際、内針12は、外針15から
抜き取られると、規制片21を通過し、操作アーム18
の内針収容溝19に汚れた先端部等が瞬間的に収容さ
れ、規制片21に反内針収容溝19方向への揺れや露出
等が有効に制限される。また、外針ハブ13は、内針1
2と外針15との貫通状態が解除されてフリーになるの
で、図14の矢印方向に引かれることにより、内針12
ハブから円滑に分離する。そしてその後、外針ハブ13
と内針ハブ7との分離を確認し、外針ハブ13の末端部
に図示しない注射器や輸液ラインを適宜接続すれば、患
者に点滴等することができる。作業が終了したら、留置
針の安全装置と内針ハブ7とを速やかに廃棄処分すれば
良い。
抜き取られると、規制片21を通過し、操作アーム18
の内針収容溝19に汚れた先端部等が瞬間的に収容さ
れ、規制片21に反内針収容溝19方向への揺れや露出
等が有効に制限される。また、外針ハブ13は、内針1
2と外針15との貫通状態が解除されてフリーになるの
で、図14の矢印方向に引かれることにより、内針12
ハブから円滑に分離する。そしてその後、外針ハブ13
と内針ハブ7との分離を確認し、外針ハブ13の末端部
に図示しない注射器や輸液ラインを適宜接続すれば、患
者に点滴等することができる。作業が終了したら、留置
針の安全装置と内針ハブ7とを速やかに廃棄処分すれば
良い。
【0025】上記構成によれば、血液や体液で汚染した
使用済みの内針12を操作アーム18の内針収容溝19
で被覆保護し、押し出しガイド20が内針12の左右方
向への動きを規制するとともに、規制片21が内針12
の上下方向への動きを制約するので、内針12の再度の
露出を防止でき、医療当事者、患者、あるいは廃棄作業
者等が内針12の露出した先端部で怪我をすることがな
い。したがって、HBV、HCV、HIV等の伝染性疾
患に感染するおそれをきわめて有効に解消することがで
きる。また、留置針の安全装置に比べ、部品点数が実に
少なく、構成の簡素化を容易に実現することができる。
また、軽く、短く、しかも、安価な留置針の安全装置を
提供することが可能になる。
使用済みの内針12を操作アーム18の内針収容溝19
で被覆保護し、押し出しガイド20が内針12の左右方
向への動きを規制するとともに、規制片21が内針12
の上下方向への動きを制約するので、内針12の再度の
露出を防止でき、医療当事者、患者、あるいは廃棄作業
者等が内針12の露出した先端部で怪我をすることがな
い。したがって、HBV、HCV、HIV等の伝染性疾
患に感染するおそれをきわめて有効に解消することがで
きる。また、留置針の安全装置に比べ、部品点数が実に
少なく、構成の簡素化を容易に実現することができる。
また、軽く、短く、しかも、安価な留置針の安全装置を
提供することが可能になる。
【0026】また、通気継手3にフィルタ5を装着する
ので、フラッシュバックによる血液の暴露防止が期待で
きる。また、操作アーム18にばね弾性を付与している
ので、内針12方向に付勢力を付与することもできる。
さらに、押し出しガイド20が外針ハブ13を押し出す
ので、外針ハブ13の軌道を一定ならしめることができ
る。さらにまた、ホルダ22が外針ハブ13を保持する
ので、外針ハブ13の軌道を一定化することができ、か
つ作業中に外針ハブ13ががたついたり、脱落すること
もない。
ので、フラッシュバックによる血液の暴露防止が期待で
きる。また、操作アーム18にばね弾性を付与している
ので、内針12方向に付勢力を付与することもできる。
さらに、押し出しガイド20が外針ハブ13を押し出す
ので、外針ハブ13の軌道を一定ならしめることができ
る。さらにまた、ホルダ22が外針ハブ13を保持する
ので、外針ハブ13の軌道を一定化することができ、か
つ作業中に外針ハブ13ががたついたり、脱落すること
もない。
【0027】次に、図16ないし図20は、請求項6記
載の発明の好ましい実施形態を示すもので、本実施形態
における留置針の安全装置は、筒形の保護ケース1A
と、この保護ケース1Aの先端部に着脱自在に装着され
る内針ハブ7と、この内針ハブ7の先端部の段付きリブ
8に嵌通支持される内針12と、内針ハブ7に着脱自在
に嵌合される外針ハブ13と、この外針ハブ13の先端
部に嵌通支持されて内針12に貫通される外針15と、
保護ケース1Aの上部に支持される操作アーム18とを
備えている。
載の発明の好ましい実施形態を示すもので、本実施形態
における留置針の安全装置は、筒形の保護ケース1A
と、この保護ケース1Aの先端部に着脱自在に装着され
る内針ハブ7と、この内針ハブ7の先端部の段付きリブ
8に嵌通支持される内針12と、内針ハブ7に着脱自在
に嵌合される外針ハブ13と、この外針ハブ13の先端
部に嵌通支持されて内針12に貫通される外針15と、
保護ケース1Aの上部に支持される操作アーム18とを
備えている。
【0028】保護ケース1Aは、図16ないし図20等
に示すように、例えば減菌行程に耐えうるAS、PS、
PP等の合成樹脂を使用して前後面がそれぞれ開口した
透明あるいは半透明の円筒形に成形され、縮径でテーパ
の先端部が内針ハブ7用の被取付部4とされており、末
端部が円柱形のフィルタ5を溶着や接着等の手段を介し
予め収納する。保護ケース1Aの上面の前後には、断面
略凹逆字形のガイド2Aがそれぞれ一体的に配設され、
この一対のガイド2A上に、前後方向に伸びる操作アー
ム18ががたつくことなく前後方向にスライド可能に嵌
通支持されている。
に示すように、例えば減菌行程に耐えうるAS、PS、
PP等の合成樹脂を使用して前後面がそれぞれ開口した
透明あるいは半透明の円筒形に成形され、縮径でテーパ
の先端部が内針ハブ7用の被取付部4とされており、末
端部が円柱形のフィルタ5を溶着や接着等の手段を介し
予め収納する。保護ケース1Aの上面の前後には、断面
略凹逆字形のガイド2Aがそれぞれ一体的に配設され、
この一対のガイド2A上に、前後方向に伸びる操作アー
ム18ががたつくことなく前後方向にスライド可能に嵌
通支持されている。
【0029】操作アーム18は、同図に示すように、上
記合成樹脂を使用して細長い板形に成形され、下方向に
少々弧状に湾曲してばね弾性を有している。この操作ア
ーム18の先端部側裏面には、細長い内針収容溝19が
前後方向に向けて凹み成形され、この内針収容溝19が
内針ハブ7と外針ハブ13との分離時に内針12の先端
部等を1cm程度隙間を介して隠蔽収容するよう機能す
る。
記合成樹脂を使用して細長い板形に成形され、下方向に
少々弧状に湾曲してばね弾性を有している。この操作ア
ーム18の先端部側裏面には、細長い内針収容溝19が
前後方向に向けて凹み成形され、この内針収容溝19が
内針ハブ7と外針ハブ13との分離時に内針12の先端
部等を1cm程度隙間を介して隠蔽収容するよう機能す
る。
【0030】操作アーム18の先端部側の左右両側に
は、内針ハブ7の先端部と外針ハブ13のフランジ14
との間に介在される押し出しガイド20が弧状に湾曲成
形されている。この略U字形の押し出しガイド20のう
ち、一の屈曲片の内面には、断面略三角形状を呈した可
撓性の規制片21が内針収容溝19方向に向け斜めに突
出成形されており、この規制片21が内針ハブ7と外針
ハブ13との分離時に反内針収容溝19方向への内針1
2の動きや露出等を制限する。
は、内針ハブ7の先端部と外針ハブ13のフランジ14
との間に介在される押し出しガイド20が弧状に湾曲成
形されている。この略U字形の押し出しガイド20のう
ち、一の屈曲片の内面には、断面略三角形状を呈した可
撓性の規制片21が内針収容溝19方向に向け斜めに突
出成形されており、この規制片21が内針ハブ7と外針
ハブ13との分離時に反内針収容溝19方向への内針1
2の動きや露出等を制限する。
【0031】操作アーム18の裏面末端部にはストッパ
23が突出成形され、このストッパ23がガイド2Aの
後縁に接触して操作アーム18の過剰なスライドを規制
したり、あるいは操作アーム18の脱落を有効に抑制防
止し、内針12の再度の露出を防止する。さらに、操作
アーム18の表面長手方向には、複数の指タブ25が所
定の間隔で並べて突出成形されており、指のスリップ等
を防止して操作の便宜を確保する。その他の部分につい
ては、上記実施形態と略同様であるので説明を省略す
る。本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用
効果を期待することができる。
23が突出成形され、このストッパ23がガイド2Aの
後縁に接触して操作アーム18の過剰なスライドを規制
したり、あるいは操作アーム18の脱落を有効に抑制防
止し、内針12の再度の露出を防止する。さらに、操作
アーム18の表面長手方向には、複数の指タブ25が所
定の間隔で並べて突出成形されており、指のスリップ等
を防止して操作の便宜を確保する。その他の部分につい
ては、上記実施形態と略同様であるので説明を省略す
る。本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用
効果を期待することができる。
【0032】なお、上記実施形態の保護ケース1は、不
透明、透明、あるいは半透明に成形したり、下面を閉塞
することができる。保護ケース1Aや通気継手3は、円
筒形の他、角筒形や多角形の筒形等とすることもでき
る。また、保護ケース1の閉じた後部に通気継手3を一
体的に設けたり、別体として嵌着支持させても良い。保
護ケース1の後部に通気口を穿孔し、この通気口にフィ
ルタ5を取り付けても良い。また、内針ハブ7の縮径部
11を省略し、胴体10を通気継手3の先端部や保護ケ
ース1Aの被取付部4に着脱自在に嵌合しても良い。ま
た、プロテクタ16は、必要に応じて省略することが可
能である。
透明、透明、あるいは半透明に成形したり、下面を閉塞
することができる。保護ケース1Aや通気継手3は、円
筒形の他、角筒形や多角形の筒形等とすることもでき
る。また、保護ケース1の閉じた後部に通気継手3を一
体的に設けたり、別体として嵌着支持させても良い。保
護ケース1の後部に通気口を穿孔し、この通気口にフィ
ルタ5を取り付けても良い。また、内針ハブ7の縮径部
11を省略し、胴体10を通気継手3の先端部や保護ケ
ース1Aの被取付部4に着脱自在に嵌合しても良い。ま
た、プロテクタ16は、必要に応じて省略することが可
能である。
【0033】また、押し出しガイド20やホルダ22
は、一対の屈曲片を別々に設けて形成することもできる
し、断面略C字形等に一体成形することも可能である。
押し出しガイド20は、一対の屈曲片からなるものでは
なく、操作アーム18の先端部側の一側に設けることも
できるし、操作アーム18の先端部側裏面に突出形成す
ることもできる。ホルダ22は、外針ハブ13を保持で
きるのであれば、操作アーム18の先端部両側以外の部
分に設けることもできるし、粘着テープからなるもので
も良い。また、指タブ25は、単数、複数、多数のいず
れでも良い。さらに、上記実施形態では輸液等の動静脈
針留置用として使用したが、なんらこれに限定されるも
のではない。例えば、人工腎臓の内シャフト留置用とし
ても使用することが可能である。
は、一対の屈曲片を別々に設けて形成することもできる
し、断面略C字形等に一体成形することも可能である。
押し出しガイド20は、一対の屈曲片からなるものでは
なく、操作アーム18の先端部側の一側に設けることも
できるし、操作アーム18の先端部側裏面に突出形成す
ることもできる。ホルダ22は、外針ハブ13を保持で
きるのであれば、操作アーム18の先端部両側以外の部
分に設けることもできるし、粘着テープからなるもので
も良い。また、指タブ25は、単数、複数、多数のいず
れでも良い。さらに、上記実施形態では輸液等の動静脈
針留置用として使用したが、なんらこれに限定されるも
のではない。例えば、人工腎臓の内シャフト留置用とし
ても使用することが可能である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、部品点数
の減少と構成の簡素化を図ることができるという効果が
ある。また、軽く、短く、安価な留置針の安全装置を提
供することが可能になる。
の減少と構成の簡素化を図ることができるという効果が
ある。また、軽く、短く、安価な留置針の安全装置を提
供することが可能になる。
【図1】請求項1ないし5記載の発明に係る留置針の安
全装置の実施形態を示す斜視説明図である。
全装置の実施形態を示す斜視説明図である。
【図2】図1のプロテクタを取り外した状態を示す斜視
説明図である。
説明図である。
【図3】請求項1記載の発明に係る留置針の安全装置の
実施形態を示す分解斜視説明図である。
実施形態を示す分解斜視説明図である。
【図4】図4の留置針の安全装置をさらに分解した状態
を示す斜視説明図である。
を示す斜視説明図である。
【図5】請求項1記載の発明に係る留置針の安全装置の
実施形態における内針ハブの先端部に外針ハブを嵌合
し、これらをプロテクタに嵌入する状態を示す斜視説明
図である。
実施形態における内針ハブの先端部に外針ハブを嵌合
し、これらをプロテクタに嵌入する状態を示す斜視説明
図である。
【図6】図5の内針ハブ、外針ハブ、プロテクタの嵌合
状態を示す斜視説明図である。
状態を示す斜視説明図である。
【図7】図6の外針ハブにホルダを嵌合し、かつ内針ハ
ブの先端部と外針ハブのフランジとの間に押し出しガイ
ドを介在させる状態を示す斜視説明図である。
ブの先端部と外針ハブのフランジとの間に押し出しガイ
ドを介在させる状態を示す斜視説明図である。
【図8】請求項1ないし5記載の発明に係る留置針の安
全装置の実施形態を示す斜視説明図である。
全装置の実施形態を示す斜視説明図である。
【図9】図8の留置針の安全装置を下側からみた状態を
示す斜視説明図である。
示す斜視説明図である。
【図10】請求項1ないし5記載の発明に係る留置針の
安全装置の実施形態を示す斜視説明図である。
安全装置の実施形態を示す斜視説明図である。
【図11】図10の留置針の安全装置を下側からみた状
態を示す斜視説明図である。
態を示す斜視説明図である。
【図12】請求項1記載の発明に係る留置針の安全装置
の実施形態における保護ケースを親指と中指で掴み、操
作アームの最先端の指タブに人差し指をあてがう状態を
示す斜視説明図である。
の実施形態における保護ケースを親指と中指で掴み、操
作アームの最先端の指タブに人差し指をあてがう状態を
示す斜視説明図である。
【図13】図12の操作アームを前方にスライドさせ、
患者の動静脈等からなる血管に外針の先端部を穿刺して
挿入し、血管から内針を抜き取る状態を示す斜視説明図
である。
患者の動静脈等からなる血管に外針の先端部を穿刺して
挿入し、血管から内針を抜き取る状態を示す斜視説明図
である。
【図14】図13の内針が内針収容溝に収容される状態
を示す斜視説明図である。
を示す斜視説明図である。
【図15】図14の外針ハブが取り外された状態を示す
斜視説明図である。
斜視説明図である。
【図16】請求項6記載の発明に係る留置針の安全装置
の実施形態を示す斜視説明図である。
の実施形態を示す斜視説明図である。
【図17】請求項6記載の発明に係る留置針の安全装置
の実施形態を示す分解斜視説明図である。
の実施形態を示す分解斜視説明図である。
【図18】請求項6記載の発明に係る留置針の安全装置
の実施形態を示す後方側からの斜視説明図である。
の実施形態を示す後方側からの斜視説明図である。
【図19】請求項6記載の発明に係る留置針の安全装置
の実施形態を示す斜視説明図である。
の実施形態を示す斜視説明図である。
【図20】図19の留置針の安全装置を後方からみた状
態を示す斜視説明図である。
態を示す斜視説明図である。
【図21】従来の組み合わされた内針ハブ、外針ハブ、
及びフィルターキャップを示す斜視説明図である。
及びフィルターキャップを示す斜視説明図である。
【図22】図21の分解斜視説明図である。
1 保護ケース 1A 保護ケース 3 通気継手 4 被取付部 5 フィルタ 7 内針ハブ 12 内針 13 外針ハブ 15 外針 16 プロテクタ 18 操作アーム 19 内針収容溝 20 押し出しガイド 21 規制片 22 ホルダ 23 ストッパ 25 指タブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C066 AA07 BB01 BB05 CC01 FF04 LL28 NN07
Claims (8)
- 【請求項1】 内針ハブに嵌め合わされた外針ハブを分
離する留置針の安全装置において、 少なくとも前部が開口形成されて上記内針ハブを収容す
る保護ケースと、この保護ケースの上部にスライド可能
に支持されて前後方向に伸びる操作アームと、この操作
アームの先端部側裏面に形成され、上記内針ハブと上記
外針ハブとの分離時に少なくとも該内針ハブの先端部に
支持された内針の先端部を収容する内針収容溝と、上記
操作アームの先端部側に形成されて該内針ハブの先端部
と該外針ハブとの間に介在される押し出しガイドと、該
操作アームの先端部に形成されて該外針ハブを保持する
ホルダとを含んでなることを特徴とする留置針の安全装
置。 - 【請求項2】 上記操作アームの少なくとも後部を下方
向に撓ませてばね性を付与した請求項1記載の留置針の
安全装置。 - 【請求項3】 上記押し出しガイドの内面に、上記内針
ハブと上記外針ハブとの分離時に反内針収容溝方向への
上記内針の動きを制限する規制片を形成した請求項1又
は2記載の留置針の安全装置。 - 【請求項4】 上記操作アームの末端部側にスライド規
制用のストッパを形成した請求項1、2、又は3記載の
留置針の安全装置。 - 【請求項5】 上記操作アームの表面には指タブを設け
た請求項1、2、3、又は4記載の留置針の安全装置。 - 【請求項6】 上記内針ハブの後部開口と連なるよう上
記保護ケースに通気口を設け、この通気口にフィルタを
取り付けるようにした請求項1、2、3、4、又は5記
載の留置針の安全装置。 - 【請求項7】 少なくとも前部が開口した保護ケース
と、この保護ケースの後部に貫通支持される通気継手
と、この通気継手に取り付けられて該保護ケース内に収
容される内針ハブと、この内針ハブの先端部に支持され
る内針と、該内針ハブに着脱自在に嵌め合わされる外針
ハブと、この外針ハブの先端部に支持されて上記内針に
貫通される外針とを含んでなる留置針の安全装置であっ
て、 上記保護ケースの上部に、前後方向に伸びる操作アーム
をスライド可能に支持させるとともに、この操作アーム
の少なくとも後部を下方向に撓ませてばね性を付与し、
この操作アームの先端部側裏面の長手方向に、上記内針
ハブと上記外針ハブとの分離時に少なくとも上記内針の
先端部を収容する内針収容溝を形成し、上記操作アーム
の先端部側には、上記内針ハブの先端部と上記外針ハブ
の末端部との間に介在される押し出しガイドを形成し、
この押し出しガイドの内面には、上記内針ハブと上記外
針ハブとの分離時に反内針収容溝方向への上記内針の動
きを制限する規制片を突出形成し、かつ上記操作アーム
の先端部には、上記外針ハブを保持するホルダを形成し
たことを特徴とする留置針の安全装置。 - 【請求項8】 略筒形の保護ケースと、この保護ケース
の先端部に取り付けられる内針ハブと、この内針ハブの
先端部に支持される内針と、該内針ハブに着脱自在に嵌
め合わされる外針ハブと、この外針ハブの先端部に支持
されて上記内針に貫通される外針とを含んでなる留置針
の安全装置であって、 上記保護ケースの上部に、前後方向に伸びる操作アーム
をスライド可能に支持させるとともに、この操作アーム
の少なくとも後部を下方向に撓ませてばね性を付与し、
この操作アームの先端部側裏面の長手方向に、上記内針
ハブと上記外針ハブとの分離時に少なくとも該内針の先
端部を収容する内針収容溝を形成し、上記操作アームの
先端部には、上記内針ハブの先端部と上記外針ハブの末
端部との間に介在される押し出しガイドを形成し、この
押し出しガイドの内面には、該内針ハブと該外針ハブと
の分離時に反内針収容溝方向への上記内針の動きを制限
する規制片を形成したことを特徴とする留置針の安全装
置。
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