JPH05219587A - 耳窓式イヤホーン及び耳窓式ヘッドセット - Google Patents

耳窓式イヤホーン及び耳窓式ヘッドセット

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JPH05219587A
JPH05219587A JP1717892A JP1717892A JPH05219587A JP H05219587 A JPH05219587 A JP H05219587A JP 1717892 A JP1717892 A JP 1717892A JP 1717892 A JP1717892 A JP 1717892A JP H05219587 A JPH05219587 A JP H05219587A
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JP
Japan
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auricle
ear
housing
ear window
arm
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JP1717892A
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English (en)
Inventor
Tsunehisa Tokawa
恒久 東川
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HAKUSAN INTERNATL KK
Original Assignee
HAKUSAN INTERNATL KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装着時の疲労が軽減し、小型化を可能にし、
携帯性及び保管性を向上させる。 【構成】 耳窓式イヤホーン10は、耳介Y全体を挿入
可能な開口部12がハウジング14に設けられ、ハウジ
ング14内に耳介Y全体を遊嵌する中空部16が設けら
れ、中空部16に発音体18が設けられてなるものであ
る。使用者Uは、耳介Y全体を開口部12から挿入して
中空部16に遊嵌し、発音体18から音を聞く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、耳に装着して用いら
れ、電気信号を音声信号に変換するイヤホーン及びこの
イヤホーンと音声信号を電気信号に変換するマイクロホ
ンとを有するヘッドセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のイヤホーンは、発音体を内蔵した
ハウジングに突出部が形成され、この突出部を耳穴に嵌
め込む構成である。また、近年、小型の発音体そのもの
を耳穴に嵌め込む構成のイヤホーンが、携帯用小型テー
プレコーダの普及により広く用いられている。さらに、
ヘッドホーンと呼ばれる一種のイヤホーンがある。ヘッ
ドホーンは、弾力性を有する逆U字形の載頭支持具と、
この載頭支持具の両端に設けられた発音体内蔵の椀状の
ハウジングとから構成され、全体としてΩ字形を呈する
ものである。
【0003】従来のヘッドセットを図13に示す。ヘッ
ドセット100は、弾力性を有する逆U字形の載頭支持
具102と、載頭支持具102の一端又は両端に設けら
れるとともに発音体104を内蔵した椀状のハウジング
106と、ハウジング106に設けられたマイクロホン
108とから構成されている。マイクロホン108は、
ハウジング106に設けられたアーム110と、アーム
110の先端に設けられた受音体112とからなる。ま
た、ハウジング106には、発音体104及び受音体1
12に接続された電気信号用のコード114が取り付け
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のイヤホーンでは、次のような問題点があった。 耳穴に嵌め込む構成のイヤホーンは、耳穴が密閉され
て耳穴にのみ荷重がかかるので、耳穴が疲労しやすい。
また、耳穴という極めて小さい部分のみで保持している
ので脱落しやすい。さらに、音が外部に漏れやすい。さ
らにまた、音の骨伝導等の影響により音が立体的でなく
不自然に聞こえる。 ヘッドホンは、載頭支持具の弾力により常に頭部及び
耳部が圧迫されるので、疲労しやすい。また、載頭支持
具があるために大型化し、携帯及び保管に不便である。
【0005】従来のヘッドセットでは、上記のヘッド
ホンの問題点を有する他に、マイクロホンが付設されて
いるために、より重くなり疲労感が増大するとともに、
より大型化することにより携帯及び保管にさらに不便で
ある。そこで、本発明の目的は、装着時の疲労が軽減す
る、小型化が可能である、携帯性及び保管性に優れる等
の利点を有するイヤホーン及びヘッドセットを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る耳窓式イ
ヤホーンは、耳介全体を挿入可能な開口部(耳窓)がハ
ウジングに設けられ、このハウジング内に耳介全体を遊
嵌する中空部が設けられ、この中空部に発音体が設けら
れてなるものである。
【0007】この発明に係る耳窓式ヘッドセットは、耳
介全体を挿入可能な開口部がハウジングに設けられ、こ
のハウジング内に耳介全体を遊嵌する中空部が設けら
れ、この中空部に発音体が設けられ、上記ハウジングに
マイクロホンが設けられてなるものである。
【0008】上記開口部は、耳介に対応した縦長の略楕
円としてもよい。
【0009】上記開口部は、上下方向の長さが耳介の付
け根の上下方向の長さよりも大きく耳介の外形の上下方
向の長さよりも小さく、前後方向の長さが耳介の付け根
の前後方向の長さよりも大きく耳介の外形の前後方向の
長さよりも小さく形成されたものとしてもよい。
【0010】上記中空部は、深さが耳介の付け根から耳
介の外形の側端までの長さと略等しく形成されたものと
してもよい。
【0011】上記耳窓式ヘッドセットは、アームとこの
アームの先端に設けられた受音体とからマイクロホンが
構成され、上記アームの長さがハウジングの上下端に略
等しく形成され、上記アームの先端が上記ハウジングの
上端近傍にまで回動可能に上記アームの基端が上記ハウ
ジングの下端近傍に取り付けられたものとしてもよい。
また、上記マイクロホンは、先端が開口された中空のア
ームとこのアームの基端側に設けられた受音体とから構
成されてなるものとしてもよい。
【0012】
【作用】請求項1記載のイヤホーンによれば、耳介全体
が開口部から挿入され中空部に遊嵌される。この中空部
に設けられた発音体から音を聞くことができる。
【0013】請求項2記載の耳窓式ヘッドセットによれ
ば、耳介全体が開口部から挿入され中空部に遊嵌され
る。この中空部に設けられた発音体から音を聞くことが
でき、ハウジングに設けられたマイクロホンから音を送
ることができる。
【0014】請求項3記載の耳窓式イヤホーン又は耳窓
式ヘッドセットによれば、開口部が略楕円であるので、
開口部が耳介の付け根及び外形の形状に近い。
【0015】請求項4記載の耳窓式イヤホーン又は耳窓
式ヘッドセットによれば、開口部の寸法が耳介の付け根
よりも大きく耳介の外形よりも小さい。
【0016】請求項5記載の耳窓式イヤホーン又は耳窓
式ヘッドセットによれば、中空部と耳介とに、中空部の
深さ方向の隙間がない。
【0017】請求項6又は7記載の耳窓式ヘッドセット
によれば、不使用時にアームが回動されてハウジングに
重なる。
【0018】
【実施例】図1乃至図5はこの発明に係る耳窓式イヤホ
ーンの一実施例を示し、図1及び図5は全体斜視図、図
2及び図3は図1におけるII−II線縦断面図、図4は図
1におけるIV−IV線縦断面図である。以下、これらの図
面に基づき詳細に説明する。
【0019】耳窓式イヤホーン10は、耳介Y全体を挿
入可能な開口部12がハウジング14に設けられ、ハウ
ジング14内に耳介Y全体を遊嵌する中空部16が設け
られ、中空部16に発音体18が設けられてなるもので
ある。使用者Uは、耳介Y全体を開口部12から挿入し
て中空部16に遊嵌し、発音体18から音を聞く。
【0020】ハウジング14は、合成樹脂等の薄板から
形成され、開口板30とカバー32とから略直方体を呈
する。ハウジング14の内部には、発音体18が固定さ
れた仕切り板34が設けられている。開口板30はゴム
シート等の弾力性に富む素材から形成してもよい。
【0021】開口部12は縦長の略楕円とすることが好
ましい。楕円は、耳介Yの付け根及び外形の形状に近い
ので、開口部12への耳介Yの挿入が容易である。ま
た、中空部16へ耳介Yを遊挿した場合に、耳介Yの付
け根に開口部12の周縁が一致して当接するので、開口
部12から耳介Yが離脱しにくい。しかも、耳介Yの付
け根と開口部12の周縁との接触部分が大きく、耳窓式
イヤホーン10全体の荷重が分散されて耳介Yの付け根
にかかるので、耳介Yの疲労が軽減される。楕円の寸法
の一例を述べれば、長軸が約6.5cm、短軸が約4.
5cmである。
【0022】図2を用いて耳窓式イヤホーン10が耳介
Yに固定される第一例を説明する。使用者Uが耳窓式イ
ヤホーン10を装着して前方を見ているとする。この場
合、耳介Yの付け根の上部yiには開口部12の上縁1
2iが、耳介Yの付け根の後部yjには開口部12の後
縁12jがそれぞれ当接することにより、耳窓式イヤホ
ーン10が耳介Yに固定される。使用者Uが耳窓式イヤ
ホーン10を装着して下方を見ているとする。この場
合、耳介Yの付け根の後部yjには開口部12の後縁1
2jが、耳介Yの付け根の下部ykには開口部12の下
縁12kがそれぞれ当接することにより、耳窓式イヤホ
ーン10が耳介Yに固定される。使用者Uが耳窓式イヤ
ホーン10を装着して上方を見ているとする。この場
合、耳介Yの付け根の上前部ymには開口部12の上前
縁12mが、耳介Yの付け根の下前部ylには開口部1
2の下前縁12lがそれぞれ当接することにより、耳窓
式イヤホーン10が耳介Yに固定される。
【0023】図3を用いて耳窓式イヤホーン10が耳介
Yに固定される第二例を説明する。使用者Uが耳窓式イ
ヤホーン10を装着して前方を見ているとする。この場
合、耳介Yの上端Yiにはハウジング14の上壁面14
iが、耳介Yの後端Yjにはハウジング14の後壁面1
4jがそれぞれ当接することにより、耳窓式イヤホーン
10が耳介Yに固定される。使用者Uが耳窓式イヤホー
ン10を装着して下方を見ているとする。この場合、耳
介Yの後端Yjにはハウジング14の後壁面14jが、
耳介Yの下端Ykにはハウジング14の下壁面14kが
それぞれ当接することにより、耳窓式イヤホーン10が
耳介Yに固定される。使用者Uが耳窓式イヤホーン10
を装着して上方を見ているとする。この場合、耳介Yの
付け根の上前端Ymと下前端Ylとにはハウジング14
の前壁面14lが当接することにより、耳窓式イヤホー
ン10が耳介Yに固定される。
【0024】このように、使用者Uがどのような方向を
向いても耳窓式イヤホーン10が耳介Yに固定される。
上記二例の態様は、同じ耳窓式イヤホーン10でも、使
用者Uの耳介Yの大きさの個人差によって、どちらにも
なり得る。また、上記二例の態様に同時になり得る場合
もある。
【0025】また、図2に示すように、開口部12及び
耳介Yの寸法を 開口部12の上下方向の長さ・・・・12a 耳介Yの付け根の上下方向の長さ・・ya 耳介Yの外形の上下方向の長さ・・・Ya 開口部12の前後方向の長さ・・・・12b 耳介Yの付け根の前後方向の長さ・・yb 耳介Yの外形の前後方向の長さ・・・Yb で表し、 ya≦12a≦Ya・・・(1) yb≦12b≦Yb・・・(2) とした場合は、開口部12から耳介Yが離脱しにくくな
る。つまり、耳介Yの外形の寸法よりも開口部12の寸
法が小さくなるからである。しかし、開口部12の寸法
は、上記(1)、(2)式に限定されるものではなく、 Ya<12a・・・(3) Yb<12b・・・(4) として、耳介Yの外形の寸法よりも開口部12の寸法を
大きくすることにより、開口部12への耳介Yの挿入を
容易にしてもよい。
【0026】図4に示すように、中空部16の深さDを
耳介Yの付け根から耳介Yの外形の側端Ynまでの長さ
Ycと略等しく形成すると、耳介Yが違和感なく中空部
16に遊嵌される。これは、中空部16と耳介Yとの深
さD方向の隙間がなくなることにより、耳介Yが安定す
るためである。また、この場合、耳穴Yhと発音体18
ととが距離Dで離間するので、耳穴Yhへ発音体18を
直接嵌め込む従来のイヤホーンに比べて、自然で立体的
な音に聞こえる。中空部16の深さDの一例を述べれば
約1.5cmである。
【0027】発音体18としては、例えば、電話用受話
器、動電形スピーカ、静電形スピーカ等を用いる。ま
た、発音体18には電気信号用のコード36が接続され
ている。また、ハウジング14が耳介Y全体を覆うこと
により、発音体18から外部に漏れる音を小さくでき
る。
【0028】図5に示すように、不使用時にコード36
を中空部16内へ丸めて入れることができる。したがっ
て、コード36がぶらぶらしないために携帯及び保管に
便利である。
【0029】なお、耳窓式イヤホーン10は、前後対称
の形状となっており、左耳用としても右耳用としても使
える。また、開口部12又は開口板30に柔軟なパッド
を付設すると長時間装着した場合の疲労をより軽減で
き、しかも外部への音漏れもより少なくできる。さら
に、耳窓式イヤホーン10と使用者Uの頭部とには隙間
があるので、耳介Yの付け根の上部yiに眼鏡のつるが
容易に入る。したがって、眼鏡をかけたままでの耳窓式
イヤホーン10の装着は何ら問題がない。
【0030】図6乃至図9はこの発明に係る耳窓式ヘッ
ドセットの第1実施例を示し、図6、図8及び図9は全
体斜視図、図7は図6における VII−VII 線縦断面図で
ある。以下、これらの図面に基づき詳細に説明する。但
し、図1乃至図5と同一部分は同一符号を付して説明を
省略する。
【0031】耳窓式ヘッドセット40は、耳介Y全体を
挿入可能な開口部12がハウジング14に設けられ、ハ
ウジング14内に耳介Y全体を遊嵌する中空部16が設
けられ、中空部16に発音体18が設けられ、ハウジン
グ14にマイクロホン42が設けられてなるものであ
る。使用者Uは、耳介Y全体を開口部12から挿入して
中空部16に遊嵌し、発音体18から音を聞き、マイク
ロホン42から音を送る。
【0032】耳窓式ヘッドセット40の開口部12及び
中空部16は、耳窓式イヤホーン10と同様に構成でき
る。
【0033】マイクロホン42は、アーム44とアーム
44の先端に設けられた受音体46とから構成すること
ができる。そして、アーム44の長さがハウジング14
の上下端に略等しく形成され、アーム44の先端がハウ
ジング14の上端近傍にまで回動可能にアーム44の基
端がハウジング14の下端近傍に取り付けられたものと
してもよい。
【0034】アーム44は、軸受け48によって前後方
向に回動可能にハウジング14に取り付けられている。
軸受け48は、アーム44が所望の位置に停止できるよ
うにアーム44をきつく嵌め込んでいる。また、図8に
示すように、アーム44が位置Aにあるときが左耳に使
用する場合であり、アーム44が位置Bにあるときが右
耳に使用する場合であり、アーム44が位置Cにあると
きが使用しない場合である。
【0035】受音体46としては、例えば、電話用送話
器、ダイナミックマイクロホン、圧電マイクロホン、コ
ンデンサマイクロホン等を用いる。また、発音体18及
び受音体46には電気信号用のコード36が接続されて
いる。
【0036】図9に示すように、不使用時には、アーム
44の先端をハウジング14の上端近傍(図8における
位置C)にまで回動させ、コード36を中空部16内へ
丸めて入れる。このように、アーム44の突き出しがな
く、しかも、コード36がぶらぶらしないために、携帯
及び保管に便利である。
【0037】図10及び図11はこの発明に係る耳窓式
ヘッドセットの第2実施例を示し、図10は全体斜視
図、図11は図10におけるXI−XI線縦断面図である。
以下、これらの図面に基づき詳細に説明する。但し、図
6乃至図9と同一部分は同一符号を付して説明を省略す
る。
【0038】耳窓式ヘッドセット60は、ハウジング6
1及びマイクロホン62の構造が耳窓式ヘッドセット4
0と異なる。
【0039】ハウジング62の開口板64及びカバー6
6には、切り込み部68D、68E、68Fが形成され
ている。マイクロホン62は、アーム70とアーム70
の先端に設けられた受音体46とから構成されている。
そして、アーム70の長さがハウジング61の上下端に
略等しく形成されている。また、アーム70の先端がハ
ウジング61の上端近傍にまで回動可能に、アーム70
の基端がハウジング14の下端近傍の仕切り板34に取
り付けられている。
【0040】図11に示すように、アーム70は、軸受
け72によって前後方向に回動可能に仕切り板34に取
り付けられている。軸受け72は、アーム44が所望の
位置に停止できるようにアーム44をきつく嵌め込んで
いる。また、アーム70は、切り込み部68D、68
E、68Fに挿脱可能に軸74によって回動する。
【0041】図10において、アーム70が位置Dにあ
るときが左耳に使用する場合であり、アーム70が位置
Eにあるときが右耳に使用する場合であり、アーム70
が位置Fにあるときが使用しない場合である。
【0042】不使用時には、アーム70の先端をハウジ
ング61の上端近傍の切り込み部68F(図8における
位置C)にまで回動させる。すなわち、耳窓式ヘッドセ
ット60では、不使用時における全体の厚みを薄くでき
るという利点がある。
【0043】図12はこの発明に係る耳窓式ヘッドセッ
トの第3実施例を示す縦断面図である。以下、この図面
に基づき詳細に説明する。但し、図7と同一部分は同一
符号を付して説明を省略する。
【0044】耳窓式ヘッドセット80は、マイクロホン
82の構造が耳窓式ヘッドセット40と異なる。
【0045】マイクロホン82は、先端が開口された中
空のアーム83とアーム83の基端側に設けられた受音
体84とから構成されている。受音体84はハウジング
14の仕切り板34に取り付けられている。アーム83
の開口された先端が音を集める集音口86となってお
り、アーム83内の中空は音を伝える伝音路88となっ
ている。集音口86から入った音が伝音路88を伝わっ
て受音体84へ届く。耳窓式ヘッドセット70では、ア
ーム83を軽くできるという利点がある。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載のイヤホーン又は請求項2
記載の耳窓式ヘッドセットによれば、耳介全体が開口部
から挿入され中空部に遊嵌されることにより、どのよう
な方向を向いても強固に保持され、脱落を防止できる。
しかも、耳穴に嵌め込んだり、頭部を圧迫したりするこ
とがないので、長時間の装着に際しての疲労を軽減でき
る。また、不使用時にコードを丸めてハウジングの中空
部へ入れることができ、しかも載頭支持具も不要にでき
ることにより、全体をコンパクトで小型にでき、携帯性
及び保管性を向上できる。
【0047】請求項3記載の耳窓式イヤホーン又は耳窓
式ヘッドセットによれば、耳介の付け根及び外形の形状
に開口部が近いので、より強固に保持できるとともに、
より疲労を軽減できる。
【0048】請求項4記載の耳窓式イヤホーン又は耳窓
式ヘッドセットによれば、開口部の寸法が耳介の付け根
よりも大きく耳介の外形よりも小さいので、より脱落し
にくくできる。
【0049】請求項5記載の耳窓式イヤホーン又は耳窓
式ヘッドセットによれば、中空部と耳介とに中空部の深
さ方向の隙間がないので、違和感なく装着でき、より疲
労を軽減できる。
【0050】請求項6又は7記載の耳窓式ヘッドセット
によれば、不使用時にアームを回動してハウジングに重
ねることができるので、全体として小さくまとめること
ができ、携帯性及び保管性をより向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る耳窓式イヤホーンの一実施例を
示す全体斜視図。
【図2】図1におけるII−II線縦断面図。
【図3】図1におけるII−II線縦断面図。
【図4】図1におけるIV−IV線縦断面図。
【図5】この発明に係る耳窓式イヤホーンの一実施例を
示す全体斜視図。
【図6】この発明に係る耳窓式ヘッドセットの第1実施
例を示す全体斜視図。
【図7】図6における VII−VII 線縦断面図。
【図8】この発明に係る耳窓式ヘッドセットの第1実施
例を示す全体斜視図。
【図9】この発明に係る耳窓式ヘッドセットの第1実施
例を示す全体斜視図。
【図10】この発明に係る耳窓式ヘッドセットの第2実
施例を示す全体斜視図。
【図11】図10におけるXI−XI線縦断面図。
【図12】この発明に係る耳窓式ヘッドセットの第3実
施例を示す縦断面図。
【図13】従来の耳窓式ヘッドセットを示す全体斜視
図。
【符号の説明】
10…耳窓式イヤホーン 12…開口部 14、61…ハウジング 16…中空部 18…発音体 40、60、8
0…耳窓式ヘッドセット 42、62、82…マイクロホン 44、70、8
3…アーム 46、84…受音体 12a…開口部の上下方向の長さ 12b…開口部
の前後方向の長さ D…中空部の深さ Y…耳介 Ya…耳介の外
形の上下方向の長さ Yb…耳介の外形の前後方向の長さ ya…耳介の付
け根の上下方向の長さ yb…耳介の付け根の前後方向の長さ Yc…耳介の付け根から耳介の外形の側端までの長さ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耳介全体を挿入可能な開口部がハウジング
    に設けられ、このハウジング内に耳介全体を遊嵌する中
    空部が設けられ、この中空部に発音体が設けられてなる
    耳窓式イヤホーン。
  2. 【請求項2】耳介全体を挿入可能な開口部がハウジング
    に設けられ、このハウジング内に耳介全体を遊嵌する中
    空部が設けられ、この中空部に発音体が設けられ、上記
    ハウジングにマイクロホンが設けられてなる耳窓式ヘッ
    ドセット。
  3. 【請求項3】開口部が耳介に対応した縦長の略楕円から
    なる請求項1記載の耳窓式イヤホーン又は請求項2記載
    の耳窓式ヘッドセット。
  4. 【請求項4】開口部の上下方向の長さが耳介の付け根の
    上下方向の長さよりも大きく耳介の外形の上下方向の長
    さよりも小さく形成され、開口部の前後方向の長さが耳
    介の付け根の前後方向の長さよりも大きく耳介の外形の
    前後方向の長さよりも小さく形成されてなる請求項1記
    載の耳窓式イヤホーン又は請求項2記載の耳窓式ヘッド
    セット。
  5. 【請求項5】中空部の深さが耳介の付け根から耳介の外
    形の側端までの長さと略等しく形成されてなる請求項1
    記載の耳窓式イヤホーン又は請求項2記載の耳窓式ヘッ
    ドセット。
  6. 【請求項6】アームとこのアームの先端に設けられた受
    音体とからマイクロホンが構成され、上記アームの長さ
    がハウジングの上下端に略等しく形成され、上記アーム
    の先端が上記ハウジングの上端近傍にまで回動可能に上
    記アームの基端が上記ハウジングの下端近傍に取り付け
    られた請求項2記載の耳窓式ヘッドセット。
  7. 【請求項7】先端が開口された中空のアームとこのアー
    ムの基端側に設けられた受音体とからマイクロホンが構
    成されてなる請求項6記載の耳窓式ヘッドセット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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