JPH05219509A - システム属性入力方法及び装置、システム属性確認方法及び装置 - Google Patents

システム属性入力方法及び装置、システム属性確認方法及び装置

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JPH05219509A
JPH05219509A JP4593092A JP4593092A JPH05219509A JP H05219509 A JPH05219509 A JP H05219509A JP 4593092 A JP4593092 A JP 4593092A JP 4593092 A JP4593092 A JP 4593092A JP H05219509 A JPH05219509 A JP H05219509A
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JP
Japan
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audio
signal
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video
input
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JP4593092A
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English (en)
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Takeshi Goto
健 後藤
Shigeru Maki
茂 牧
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のオーディオビデオ機器(AV機器)間
の信号を切換える信号選択手段を含むオーディオシステ
ムにおいて、各AV機器の機器種別や機器番号等使用者
が容易に登録又は確認できるようにすること。 【構成】 複数のAV機器2〜5間の操作内容,機器種
別,機器番号等の属性入力を行うとき、まずバーコード
読取装置9により夫々のAV機器の情報を記録したバー
コードを読取り、このデータをAVセレクタ1に送信す
る。このAVセレクタ1の受信部8がこのバーコード信
号を受信すると、種別等が一致するAV機器の属性入力
の設定に必要な信号処理を行う。即ち特定のAV機器に
表示を行い、入力を待って登録することによりAVセレ
クタ1に接続されるAV機器の属性を容易に登録できる
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオビデオ機器
を情報伝送路で接続したオーディオビデオシステムにお
いて、オーディオビデオ機器の機器番号及び接続状態の
登録を行うシステム属性入力方法及び装置、並びにオー
ディオビデオ機器の機器番号の確認を行うシステム属性
確認方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種のオーディオビデオ機器(以下AV
機器という)を情報伝送路で接続したオーディオビデオ
システムにおいて、使用者がAV機器の機器種別や機器
番号を登録する方法には、(1)ディップスイッチ等の
ハード的な手段を用いて使用者が機器番号を登録する、
(2)通信システムで用いられるAV機器のアドレスに
対応した機器番号を登録する、等の方法があった。
【0003】又、このオーディオビデオシステムにおい
て、使用者がAV機器の機器番号を確認する方法には、
(3)オンスクリーンディスプレイなどで機器番号を選
択してどのAV機器が反応するかを確認する、(4)リ
モートコントロール装置に機器番号と対応したスイッチ
を設けておき、そのスイッチを押したときにどのAV機
器が反応するかを確認する、等の方法があった。
【0004】更に、このオーディオビデオシステムにお
いて、使用者がAV機器の接続状態を登録する方法に
は、(5)予め各プラグをどのAV機器と接続すべきか
を決めておき、変更できないようにしておく、(6)オ
ンスクリーンディスプレイなどを使って各AV機器と各
プラグとの接続関係を登録する、等の方法があった
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら情報伝送
路で複数のAV機器を接続したオーディオビデオシステ
ムにおいて、このような方法でAV機器の機器番号を使
用者が登録するには、(1)AV機器を熟知していない
人が設定するのは困難を伴う、(2)設定の自由度が小
さい、等の問題があった。
【0006】又、前述した方法でAV機器の機器番号を
確認するには、(3)テレビジョン受像機(以下テレビ
という)の接続されていないオーディオビデオシステム
では、オンスクリーンが使用できない、(4)入力キー
の数が多くなる、等の問題があった。
【0007】更に、各AV機器間のAV信号の接続状態
を登録するには、(5)機器接続の柔軟性が損なわれ
る、(6)テレビの接続されていないオーディオビデオ
システムではオンスクリーンが使用できない、等の問題
があった。
【0008】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、オーディオビデオシステムに接
続される各種のAV機器の属性を、使用者が容易に登録
できるシステム属性入力方法及び装置、並びにAV機器
の属性を使用者が容易に確認できるシステム属性確認方
法及び装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、情報伝送路により接続された複数のオーディオビデ
オ機器と、オーディオビデオ機器の操作内容,機器種
別,機器番号を夫々示す情報のバーコードを読取るバー
コード読取装置と、バーコード読取装置からの信号を受
信する受信装置と、を具備するオーディオビデオシステ
ムに用いられるシステム属性入力方法であって、受信装
置は、バーコード信号を受信し、受信したバーコード信
号において操作内容が[機器番号の入力]か否かの判定
を行い、その判定結果が[機器番号の入力]であれば機
器種別が一致する特定のオーディオビデオ機器に確認入
力待コマンドを送信し、オーディオビデオ機器からの確
認信号を受信すると特定のオーディオビデオ機器に確認
入力完了コマンドを送信するものであり、オーディオビ
デオ機器は、受信装置より確認入力待コマンドが得られ
ればその旨を表示し、確認操作をしたときに確認信号を
受信装置に返送し、確認入力完了コマンドを受信すると
確認表示を停止することを特徴とするものである。
【0010】本願の請求項2の発明は、情報伝送路によ
り接続された複数のオーディオビデオ機器と、オーディ
オビデオ機器間の信号を切り換える信号選択切換手段
と、オーディオビデオ機器の操作内容,機器種別,機器
番号を夫々示す情報のバーコードを読取り、信号選択切
換手段に信号を送信するバーコード読取装置と、を具備
するオーディオビデオシステムに用いられるシステム属
性入力装置であって、信号選択切換手段は、バーコード
信号を受信するための受信手段と、情報伝送路を介して
特定のオーディオビデオ機器と間でデータ転送を行う第
1の通信手段と、受信手段により受信されたバーコード
信号において操作内容が機器番号の入力か否かの判定を
行い、機器番号の入力であれば機器種別が一致する特定
のオーディオビデオ機器に確認入力待コマンドを送信す
る確認入力待信号送出手段、オーディオビデオ機器から
の確認信号を受信すると機器種別が一致する特定のオー
ディオビデオ機器に確認入力完了コマンドを送信する確
認入力完了信号送出手段、を有する第1の判定手段と、
第1の判定手段の判定結果を記憶する第1の記憶手段
と、を有するものであり、オーディオビデオ機器は、情
報伝送路を介して信号選択切換手段とデータ転送を行う
第2の通信手段と、確認操作を行う第2の入力手段と、
第2の通信手段が受信した信号が確認入力待コマンドで
あるか否かの判定を行い、表示信号を出力する確認入力
待表示手段、第2の入力手段より確認操作がなされたと
きに第2の通信手段を介して確認信号を信号選択切換手
段へ返送する確認入力送出手段、第2の通信手段から確
認入力完了コマンドを受信すると確認表示を停止する表
示停止手段、を有する第2の判定手段と、第2の判定手
段の判定結果を記憶する第2の記憶手段と、確認入力待
状態を表示する第2の表示手段と、を有することを特徴
とするものである。
【0011】本願の請求項3の発明は、情報伝送路によ
り接続された複数のオーディオビデオ機器と、オーディ
オビデオ機器の操作内容,機器種別,機器番号を夫々示
す情報のバーコードを読取るバーコード読取装置と、バ
ーコード読取装置からの信号を受信する受信装置と、を
具備するオーディオビデオシステムに用いられるシステ
ム属性確認方法であって、受信装置は、バーコード信号
を受信し、受信したバーコード信号において操作内容が
[機器番号の確認]か否かの判定を行い、その判定結果
が[機器番号の確認]であれば機器種別と機器番号が一
致する特定のオーディオビデオ機器に確認表示コマンド
を送信し、特定のオーディオビデオ機器が確認表示を行
うと特定のオーディオビデオ機器に確認表示完了コマン
ドを送信するものであり、オーディオビデオ機器は、確
認表示コマンドが入力されたときに確認表示を行い、受
信装置から確認表示終了コマンドを受信すると確認表示
を消去することを特徴とするものである。
【0012】本願の請求項4の発明は、情報伝送路によ
り接続された複数のオーディオビデオ機器と、オーディ
オビデオ機器間の信号を切り換える信号選択切換手段
と、オーディオビデオ機器の操作内容,機器種別,機器
番号を夫々示す情報のバーコードを読取り、信号選択切
換手段に信号を送信するバーコード読取装置と、を具備
するオーディオビデオシステムに用いられるシステム属
性確認装置であって、信号選択切換手段は、バーコード
信号を受信するための受信手段と、情報伝送路を介して
特定のオーディオビデオ機器と間でデータ転送を行う第
1の通信手段と、受信手段により受信されたバーコード
信号において操作内容が機器番号の確認か否かの判定を
行い、機器番号の確認であれば機器種別と機器番号が一
致する特定のオーディオビデオ機器に確認表示コマンド
を送信する確認表示信号送出手段、特定のオーディオビ
デオ機器が確認表示を行った後特定のオーディオビデオ
機器に確認表示完了コマンドを送信する確認表示完了信
号送出手段、を有する第1の判定手段と、第1の判定手
段の判定結果を記憶する第1の記憶手段と、を有するも
のであり、オーディオビデオ機器は、情報伝送路を介し
て信号選択切換手段とデータ転送を行う第2の通信手段
と、確認操作を行う第2の入力手段と、第2の通信手段
の受信信号から確認表示コマンドを検出し、確認表示を
行う確認表示検出手段、第2の通信手段の受信信号から
確認表示終了コマンドを識別して確認表示を消去する確
認表示消去手段、を有する第2の判定手段と、第2の判
定手段の判定結果を記憶する第2の記憶手段と、確認表
示手段の識別結果を表示する第2の表示手段と、を有す
ることを特徴とするものである。
【0013】本願の請求項5の発明は、制御信号を伝送
する情報伝送路とオーディオビデオ信号を伝送する接続
プラグ及びケーブルとにより接続された複数のオーディ
オビデオ機器と、オーディオビデオ機器の操作内容,機
器種別,機器番号を夫々示す情報のバーコードを読取る
バーコード読取装置と、バーコード読取装置からの信号
を受信する受信装置と、を具備するオーディオビデオシ
ステムに用いられるシステム属性入力方法であって、受
信装置は、バーコード読取装置から受信したバーコード
信号において操作内容が[ケーブル接続の入力]か否か
の判定を行い、[ケーブル接続の入力]であれば特定さ
れた接続始点のオーディオビデオ機器の機器種別,機器
番号,プラグ番号を読み取って第1の記憶手段に格納
し、特定された接続終点のオーディオビデオ機器の機器
種別,機器番号,プラグ番号及び接続する信号の種類を
読み取って第1の記憶手段に格納し、第1の記憶手段に
格納されたデータを特定のオーディオビデオ機器に転送
するものであり、オーディオビデオ機器は、情報伝送経
路により転送されたデータを記憶することを特徴とする
ものである。
【0014】本願の請求項6の発明は、制御信号を伝送
する情報伝送路とオーディオビデオ信号を伝送する接続
プラグ及びケーブルとにより接続された複数のオーディ
オビデオ機器と、オーディオビデオ機器の操作内容,機
器種別,機器番号を夫々示す情報のバーコードを読取る
バーコード読取装置と、バーコード読取装置からの信号
を受信する受信装置と、を具備するオーディオビデオシ
ステムに用いられるシステム属性入力装置であって、信
号選択切換手段は、バーコード信号を受信するための受
信手段と、情報伝送路を介して特定のオーディオビデオ
機器と間でデータ転送を行う第1の通信手段と、受信手
段により受信されたバーコード信号において操作内容が
[ケーブル接続の入力]か否かの判定を行う第1の判定
手段と、[ケーブル接続の入力]であれば特定された接
続始点のオーディオビデオ機器の機器種別,機器番号,
プラグ番号と特定された接続終点のオーディオビデオ機
器の機器種別,機器番号,プラグ番号及び接続する信号
の種類を示す夫々のデータを格納する第1の記憶手段
と、を有するものであり、オーディオビデオ機器は、情
報伝送路を介して転送されるデータを格納する第2の記
憶手段を有することを特徴とするものである。
【0015】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1,2,
5,6記載の発明によれば、情報伝送路により接続され
た複数のオーディオビデオ機器間の操作内容,機器種
別,機器番号等の属性入力を行うとき、まずバーコード
読取装置により夫々のオーディオビデオ機器の情報を記
録したバーコードを読取り、このデータを信号選択切換
手段に送信する。信号選択切換手段の受信手段がこのバ
ーコード信号を受信すると、第1の判定手段はバーコー
ド信号のデータに基づき、各オーディオビデオ機器の属
性入力の設定に必要な信号処理を行う。第1の判定手段
の判定結果は第1の記憶手段に格納されると共に第1の
表示手段に表示される。次に信号選択切換手段に設けら
れた第1の通信手段は、情報伝送路を介して特定のオー
ディオビデオ機器とデータ転送を行う。特定されたオー
ディオビデオ機器が第2の通信手段によりデータを受信
すると、その信号の内容を第2の判定手段で識別し、必
要に応じてその判定結果を第2の記憶手段に格納する。
又、第2の判定手段の判定結果により、必要な応答指示
を第2の入力手段に与えると、情報伝送経路を介してそ
の結果が信号選択切換手段に返信される。このようして
オーディオビデオ機器の使用者は、信号選択切換手段に
接続される各種のオーディオビデオ機器の属性を容易に
登録することができる。
【0016】又、本願の請求項3,4の発明によれば、
情報伝送路で接続したオーディオビデオシステムの使用
者が複数のオーディオビデオ機器の機器番号を確認する
ものである。確認の際には、まずバーコード読取装置に
より夫々のオーディオビデオ機器の情報を記録したバー
コードを読取り、このデータを信号選択切換手段に送信
する。信号選択切換手段の受信手段がこのバーコード信
号を受信すると、第1の判定手段はバーコード信号のデ
ータに基づき、各オーディオビデオ機器の属性確認の設
定に必要な信号処理を行う。第1の判定手段の判定結果
は第1の記憶手段に格納されと共に第1の表示手段に表
示される。次に信号選択切換手段に設けられた第1の通
信手段は、情報伝送路を介して特定のオーディオビデオ
機器とデータ転送を行う。特定されたオーディオビデオ
機器が第2の通信手段によりデータを受信すると、その
信号の内容を第2の判定手段で識別し、必要に応じてそ
の判定結果を第2の表示手段に表示する。又、第2の判
定手段の判定結果により、必要な応答指示を第2の入力
手段に与えると、情報伝送経路を介してその結果が信号
選択切換手段に返信される。このようしてオーディオビ
デオ機器の使用者は、信号選択切換手段に接続される各
種のオーディオビデオ機器の属性を容易に確認すること
ができる。
【0017】
【実施例】本発明の第1実施例におけるシステム属性入
力装置について、図面を参照しつつ説明する。図1は各
種のAV機器が接続されるオーディオビデオシステムの
構成を示すブロック図である。本図において各種のAV
機器が受信装置としてのAVセレクタ1に接続されてい
る。例えばビデオテープレコーダ(以下VTRという)
2は映像及び音声を記録再生する第1の磁気記録再生装
置(VTR#1)であり、マルチレーザディスクプレー
ヤ(以下MLPという)3は、映像及び音声又は音声だ
けを再生するディスク再生装置である。VTR4は第2
の磁気記録再生装置(VTR#2)であり、カセットデ
ッキ5は音声を記録再生する磁気記録再生装置である。
又テレビ6は映像及び音声を出力する表示装置であり、
そのソースはテレビ放送やAVセレクタ1に接続される
VTR2,4及びMLP3等である。
【0018】VTR2,VTR4、カセットデッキ5、
テレビ6は夫々信号出力用のプラグPAと信号入力用の
プラグPBを有し、MLP3は信号出力用のブラグPA
を有している。AVセレクタ1は、オーディオビデオシ
ステムに接続された複数のAV機器から使用者が意図す
るAV信号を出力する特定のAV機器と、そのAV信号
を入力する他のAV機器を選択して動作させる信号選択
切換手段であり、これ自体も1つのAV機器とみなして
いる。AVセレクタ1は、VTR1とは入力用のプラグ
P1と出力用のプラグP2により、MLP3とは入力用
のプラグP3により、VTR4とは入力及び出力用のプ
ラグP4,P5により、カセットデッキ5とは入力及び
出力用のプラグP6,P7により、テレビ6とは入力及
び出力用のプラグP8,P9により夫々接続されてい
る。
【0019】AVセレクタ1は他のAV機器と情報伝送
路7により結合されている。情報伝送路7はAVセレク
タ1と他の各AV機器間でコマンドやデータを送信及び
受信をする伝送路である。AVセレクタ1は他のAV機
器と異なり、バーコード受信部8を有している。バーコ
ード受信部8はバーコード読取装置9より赤外線により
送信されたバーコード信号を非接触で受信するものであ
る。バーコード読取装置9は印刷されたバーコードを赤
外線信号に変調してバーコード受信部8に送信するもの
である。
【0020】図2はバーコード読取装置9の構成を示す
ブロック図である。本図においてバーコード読取手段1
1は、オーディオビデオシステムにおける各AV機器の
属性の入力や確認を行うために予め印刷されたバーコー
ドを読取り、デジタルデータに変換する読取部である。
赤外線送信手段12はバーコード読取手段11から出力
されるバーコードのデジタルデータを赤外線に変換し、
AVセレクタ1のバーコード受信部8に向けて送信する
送信部である。入力手段13は読取ったバーコード情報
を送信するタイミングを使用者が入力するものである。
【0021】図3(a)はバーコード受信部8を有する
AVセレクタ1(以下受信部付AV機器ともいう)の構
成を示すブロック図である。受信手段21はバーコード
読取装置9から送信された赤外線の信号を受信し、バー
コード信号を復調する受信部であり、図1に示したバー
コード受信部8と同一のものである。第1の判定手段2
2は、バーコード受信手段21より受信されたバーコー
ド信号や情報伝送路7を介して他のAV機器から送られ
た来たコマンド及びデータにつき後述する信号処理手順
にしたがって判定処理を行うものであり、例えばマイク
ロプロセッサとメモリにより構成されている。又、図3
(b)に示す第1の判定手段22は後述するように、確
認入力待信号送出手段22a,確認入力完了信号送出手
段22bにより構成されている。
【0022】第1の記憶手段23は判定手段22の処理
により発生したデータを記憶するメモリである。第1の
入力手段24は判定手段22における処理手順の実行中
に、必要とされる使用者からの指示を入力するための入
力部である。第1の表示手段25は判定手段22におけ
る処理手順の実行中に生じるデータ又は応答を使用者に
表示するための表示部であり、例えばLEDにより構成
される。第1の通信手段26は判定手段22の処理手順
の実行中に情報伝送路7によりコマンドやデータを他の
AV機器に送信したり、逆にコマンドやデータを他のA
V機器から受信するための送受信部である。
【0023】図4(a)はバーコード受信部8を持たな
いAV機器(以下一般AV機器ともいう)の構成を示す
ブロック図である。一般AV機器とはVTR2,3、M
LP3、カセットデッキ5、テレビ6のことである。本
図において、第2の判定手段32,第2の記憶手段3
3,第2の入力手段34,第2の表示手段35,第2の
通信手段36が設けられていることは図3と同様であ
り、その説明は省略する。図3と異なる点は、第2の判
定手段32が情報伝送路7を介してAVセレクタ1から
送られてきたデータ及びコマンドにより後述する信号処
理手順にしたがって動作することである。
【0024】尚、図4(b)に示す第2の判定手段32
は例えばマイクロプロセッサとメモリより構成され、後
述するように、確認入力待表示手段32a,確認入力送
出手段32b,表示停止手段32cを含むものである。
更に一般AV機器は、信号入出力用のプラグPB,PA
と、AVセレクタ1のプラグP1〜P9を介して映像及
び音声信号を他の特定のAV機器と伝送するよう、AV
セレクタ1により制御されるものである。
【0025】このように構成されたオーディオビデオシ
ステムにおいて、AV機器の機器番号の登録を行うシス
テム属性入力装置の動作について説明する。システム属
性入力とは、情報伝送路に同じ種類のAV機器であるV
TRが例えば2台接続されている場合、使用者がどちら
のVTRをVTR#1又はVTR#2とするかの指定を
オーディオビデオシステムに登録することである。この
ような処理を実現するには、次に示す2つのステップが
実行されねばならない。
【0026】(第1ステップ)図5はオーディオビデオ
システムに接続されるAV機器の(a)操作の種類,
(b)機器種別,(c)機器番号を夫々バーコードで表
示したバーコード表である。操作の種類とはAV機器番
号を入力する操作か、他の操作かを区別するものであ
る。機器種別とはAV機器の具体的な名称、即ちテレ
ビ,VTR,MLP,アンプ等を表すものであり、機器
番号は同一名称のAV機器を区別するために付けた識別
番号である。AV機器の使用者はまず、バーコード読取
装置9を用いてこのバーコード表の項目から1つを選ん
でバーコード表を順次読取らせ、バーコード受信部8に
向けて送信する。
【0027】(第2ステップ)このバーコード信号を受
信したAVセレクタ1の判定手段22は、入力された機
器種別に該当するAV機器に選択対象として指定された
旨の状態を報知する。そうすれば夫々のAV機器では、
表示手段35に、指定された旨の状態を繰り返し表示す
る。そして指定された特定のAV機器の入力手段34に
使用者が指示入力を行う。
【0028】これらの操作によるシステム側の動作をフ
ローチャートを用いて詳細に説明する。まず最初に使用
者は図5に示すバーコード表から、(a)操作の種類,
(b)機器種別,(c)機器番号を夫々バーコード読取
装置9で読取る。図2のバーコード読取手段11で読取
られたバーコードは、デジタルデータに変換される。図
6(a)に示すように、各領域A,B,Cに操作の種類
(機器番号の入力)、機器種別,機器番号を示すデータ
が収納される。
【0029】使用者がバーコード読取装置9の入力手段
13を操作すると、前述した3項目のデータは赤外線送
信手段12により変調されてAVセレクタ1に送信され
る。送信されたバーコード信号は図3に示す受信手段2
1で受信され、デジタルデータに変換されて判定手段2
2に与えられる。
【0030】図7は判定手段22の信号処理手順を示す
フローチャートである。本図において判定手段22が動
作を開始すると、ステップ40では受信手段21で得ら
れたデジタルデータの内、図6(a)の領域Aに含まれ
る[操作の種類]をチェックする。この結果[機器番号
の入力]であれば次のステップ41に進む。ステップ4
1では領域Bに含まれる機器種別の内容を判定して、そ
の機器種別が一致する全機器の機器アドレスに対して確
認入力待コマンドを送信する。ここで機器アドレスと
は、情報伝送路7により接続されたAV機器にコマンド
やデータを送信する際送信相手を特定するものであっ
て、各AV機器に一意的に割り当てられている。
【0031】図9はこの機器アドレスのフォーマットを
示した説明図である。本図に示すように3つの領域P,
Q,Rにサービス種別,機器種別,機器番号のデータが
夫々記録される。サービス種別とは、[AVサービ
ス],[ハウスキーピングサービス],[コミュニケー
ションサービス]などであり、ここでは[AVサービ
ス]が登録されているものとする。機器種別とは、[モ
ニター],[VTR],[オーディオアンプ]などの機
器の種類を認識するものである。次に機器種別を示すコ
ードの一例を示す。
【0032】 機器種別 機器名 00000 ビデオモニター 00001 オーディオアンプ 00010 スイッチボックス 00011 未使用 00100 VTR 00101 ビデオチューナ 00110 ビデオディスクプレーヤ 00111 ビデオカメラ
【0033】さて図7のステップ42では、送信した確
認入力待コマンドに対する確認信号が該当するAV機器
から返送されるのを待つ。確認信号とは、確認入力待コ
マンドを受信したAV機器の内、使用者が確認入力をし
た機器から返送される信号である。この確認入力待コマ
ンドを受信したAV機器における処理手順についてはは
後述する。通信手段26が特定のAV機器から確認信号
を受信するとステップ43に進み、確認処理が終了した
ことを各AV機器に報知するため、先に確認入力待コマ
ンドを送ったAV機器に対して確認入力完了コマンドを
送信する。そしてステップ44に進み、確認信号を送っ
てきたAV機器の機器アドレスと、使用者が入力した機
器種別,機器番号のデータに対応させたテーブルを記憶
手段23に格納する。このテーブルの一例を図10に示
す。
【0034】ここで判定手段22は、ステップ41にお
いて機器種別が一致する全AV機器に確認入力待コマン
ドを送信する確認入力待信号送出手段22aの機能を達
成しており、ステップ43においてAV機器に確認入力
完了コマンドを送信する確認入力完了信号送出手段22
bの機能を達成している。
【0035】図10において、例えば使用者が入力した
機器種別がVTR、機器番号が#2のときには、機器ア
ドレス〈120H〉の機器から確認信号が返送される。
この値が記憶手段23に登録されると、以後機器アドレ
ス〈120H〉のAV機器はVTR#2と見なされる。
そしてこの記憶処理が完了すると、受信部付AV機器の
機器番号の入力処理を終了する。
【0036】次に、一般AV機器側における信号処理に
ついて説明する。図11は一般AV機器内の判定手段3
2で処理される信号処理手順を示すフローチャートであ
る。本図において判定手段32が動作を開始すると、ス
テップ50では、情報伝送路7を経由してAVセレクタ
1から送信された各種のコマンドが通信手段36により
受信され、判定手段32に与えられる。そして判定手段
32は受信したコマンドが[確認入力待]であるか否か
のチェックを行う。このコマンドが[確認入力待]であ
ればステップ51に移る。
【0037】ステップ51で[確認入力待]のコマンド
を受信したことを使用者に知らせるため、表示手段35
に確認入力待のコマンドを受信したことを、例えばLE
Dを点滅させることにより表示する。次にステップ52
に進み、使用者が「このAV機器を該当する機器番号に
設定する」という意味を持つ確認入力が入力手段34を
介して得られるか否かをチェックする。確認入力の信号
がなければ処理を終了し、判定手段32がこの確認入力
があったことを確認すると、ステップ53に進み、確認
入力コマンドを通信手段36及び情報伝送路7を経由し
てAVセレクタ1に転送する。そして再び受信部付AV
機器内の判定手段22の処理手順を実行する。
【0038】さて、AV機器の判定手段32はステップ
50でAVセレクタ1からのコマンドが[確認入力待]
でない場合はステップ54に移り、受信したコマンドが
[確認入力完了]のコマンドであるか否かのチェックを
行う。[確認入力完了]のコマンドであればステップ5
5に進み、表示手段35への表示を消去する。
【0039】ここで第2の判定手段32は、ステップ5
1において確認入力待であれば第2の表示手段にその旨
を表示する確認入力待表示手段32aの機能を達成し、
ステップ52,53は第2の通信手段を介して確認信号
を信号選択切換手段へ返送する確認入力送出手段32b
の機能を達成し、ステップ54,55において第2の通
信手段から確認入力完了コマンドを受信したら第2の表
示手段の表示を止める表示停止手段32cの機能を達成
している。このように受信部付AV機器及び一般AV機
器内の夫々の判定手段22及び32の信号処理により第
1実施例におけるシステム属性入力装置の機能を達成す
ることができる。
【0040】次に本発明の第2実施例におけるシステム
属性確認装置について、図面を参照しつつ説明する。本
実施例のシステム属性確認装置は、図1と同一のオーデ
ィオビデオシステムに含まれており、その構成は第1実
施例と同様であるので説明は省略する。第1実施例と異
なる点は、図3(b),図4(b)の判定手段22,3
2に代わり、図3(c),図4(c)に示す第1の判定
手段27,第2の判定手段37が設けられている。後述
するように第1の判定手段27は、確認表示信号送出手
段27a及び確認表示完了信号送出手段27bにより構
成される。又第2の判定手段37は、確認表示手段37
a及び確認表示消去手段37bにより構成される。
【0041】システム属性確認装置の動作について説明
する。システム属性確認とは、情報伝送路に同じ種類の
AV機器、例えばVTRが2台接続されている場合に、
使用者がどちらのVTRが、VTR#1又はVTR#2
であるかの確認を行うことである。このような処理を実
現するには、次に示す2つのステップが実行されねばな
らない。
【0042】(第1ステップ)図12はオーディオビデ
オシステムに接続されるAV機器の(a)操作の種類,
(b)機器種別,(c)機器番号を夫々バーコードで表
示したバーコード表である。図5と同様にAV機器の使
用者はまず、バーコード読取装置9を用いてこのバーコ
ード表を読取り、AVセレクタ1にデータを送信する。
【0043】(第2ステップ)このバーコード信号を受
信したAVセレクタ1の判定手段27は、入力された機
器種別及び機器番号に該当するAV機器に対して、確認
表示をするコマンドを送信する。そしてそのAV機器に
表示動作を行わせる。
【0044】これらの操作によるシステム側の動作をフ
ローチャートを用いて詳細に説明する。まず最初に使用
者は図12に示すバーコード表から、(a)操作の種
類,(b)機器種別,(c)機器番号を夫々バーコード
読取装置9で読取る。読取られたバーコードは図6
(b)に示すデータに変換される。使用者がバーコード
読取装置9の入力手段13を操作すると、前述した3項
目のデータは赤外線送信手段12によりAVセレクタ1
に送信される。送出されたバーコード信号は図3に示す
受信手段21で受信される。受信手段21で受信された
バーコード信号はデジタルデータに変換されて判定手段
27に与えられる。
【0045】判定手段27の信号処理手順は図7のフロ
ーチャートで示される。即ち、判定手段27が動作を開
始すると、ステップ40では受信手段21で得られたデ
ジタルデータの内、図6(b)の領域Aの操作の種類を
チェックする。この内容が[機器番号の入力]でなけれ
ばステップ60に進む。ステップ60では[機器番号の
確認]か否かのチェックが行われ、[機器番号の確認]
であればステップ61に進む。ステップ61では機器種
別と機器番号とを判定して、その機器種別に一致する機
器に対して確認表示コマンドを送信する。この確認表示
コマンドを受信したAV機器の処理手順については後述
する。
【0046】さて、次のステップ62では、該当するA
V機器が確認表示待コマンドに対する確認表示を行い、
使用者が次の操作を行うに必要な時間だけ待機する。そ
してこの時間が経過するとステップ63に進み、AVセ
レクタ1が機器種別及び機器番号に一致する機器アドレ
スのAV機器に対して確認表示完了コマンドを送信す
る。そうすると使用者が特定したAV機器がどれである
かを確認することができ、その処理を終える。ここで第
1の判定手段27は、ステップ61において機器種別と
機器番号が一致する特定のオーディオビデオ機器に確認
表示コマンドを送信する確認表示信号送出手段27aの
機能を達成しており、ステップ63において特定のオー
ディオビデオ機器が確認表示を行った後そのオーディオ
ビデオ機器に確認表示完了コマンドを送信する確認表示
完了信号送出手段27bの機能を達成している。
【0047】次に、一般AV機器側の判定手段37にお
ける信号処理について図11に示すフローチャートを用
いて説明する。情報伝送経路7を経由してAV機器に転
送される各種のコマンドは、図4の通信手段36により
受信され、判定手段37に与えられる。この判定手段3
7の動作が開始すると、ステップ50で受信したコマン
ドが[確認入力待]であるか否かのチェックを行う。こ
のコマンドが[確認入力待]であれば前述したステップ
51に移り、そうでなければステップ54に進む。ステ
ップ54では受信したコマンドが[確認入力完了]であ
るか否かのチェックを行い、[確認入力完了]であれば
ステップ55において表示を消去する。
【0048】ステップ54で[確認入力完了]でなけれ
ばステップ70に進み、受信したコマンドが確認表示コ
マンドであるか否かのチェックが行われる。確認表示コ
マンドであればステップ71に進み、表示手段35によ
り使用者が入力した機器種別と機器番号に該当するAV
機器は、「この機器です」という旨の確認表示が行われ
る。もしステップ70において確認表示コマンドでなけ
ればステップ72に進み、このコマンドが[確認表示終
了]であるか否かの確認が行われる。確認表示終了コマ
ンドでなければ何もしないで処理を終える。又確認表示
終了コマンドであればステップ73に進み、表示手段3
5での表示を消去する。ここで第2の判定手段37は、
ステップ70,71において第2の通信手段が受信した
信号が確認表示コマンドか否かを検出し、確認表示を行
う確認表示手段37aの機能を達成しており、ステップ
72,73において第2の通信手段の受信信号から確認
表示終了コマンドを識別して確認表示を消去する確認表
示消去手段37bの機能を達成している。
【0049】このような受信部付AV機器及び一般AV
機器内の夫々の判定手段27及び37の信号処理により
第2実施例におけるシステム属性確認装置の機能を達成
することができる。
【0050】次に本発明の第3実施例におけるシステム
属性入力装置について、図面を参照しつつ説明する。本
実施例のシステム属性入力装置は、図1と同一のオーデ
ィオビデオシステムに含まれており、その構成は第1実
施例と同様であるので説明は省略する。第1実施例と異
なる点は、図3(b)の判定手段22の代わりに第1の
判定手段28(図示せず)が設けられていることであ
る。
【0051】システム属性入力装置の動作について説明
する。第3実施例のシステム属性入力は、情報伝送路に
より結合される複数のAV機器において、各AV信号を
伝送するAV信号線の信号出力側及び入力側のAV機器
名とプラグ番号を、使用者がオーディオビデオシステム
に夫々登録することである。このような処理を実現する
には、次に示す2つのステップが実行されねばならな
い。
【0052】(第1ステップ)図13はオーディオビデ
オシステムに接続されるAV機器の(a)操作の種類,
(b)接続始点の機器種別,(c)接続始点の機器番
号,(d)接続始点のプラグ番号,(e)接続終点の機
器種別,(f)接続終点の機器番号,(g)接続終点の
プラグ番号,(h)接続する信号の種類を夫々表示した
バーコード表である。AV機器の使用者はまずバーコー
ド読取装置9を用いてこのバーコード表を読取り、AV
セレクタ1にこれらのデータを送信する。
【0053】(第2ステップ)このバーコード信号を受
信したAVセレクタ1の判定手段28は、入力された機
器種別,機器番号,プラグ番号,信号の種類等のデータ
を記憶手段23に格納する。
【0054】これらの操作によるシステム側の動作をフ
ローチャートを用いて詳細に説明する。まず最初に使用
者は図13に示すバーコード表から、(a)操作の種
類,(b)接続始点の機器種別,(c)接続始点の機器
番号,(d)接続始点のプラグ番号,(e)接続終点の
機器種別,(f)接続終点の機器番号,(g)接続終点
のプラグ番号,(h)接続する信号の種類を夫々バーコ
ード読取装置9で読取る。読取られたバーコードは図6
(c)に示すデータに変換される。使用者がバーコード
読取装置9の図2に示す入力手段13を操作すると、前
述した8項目のデータは赤外線送信手段12によりAV
セレクタ1に送信される。送出されたバーコード信号は
図3に示す受信手段21で受信される。受信手段21で
受信されたバーコード信号はデジタルデータに変換され
て判定手段28に与えられる。
【0055】判定手段28の信号処理手順は図7及び図
8のフローチャートで処理される。即ち、判定手段28
が動作を開始すると、ステップ40では受信手段21で
得られたデジタルデータの内、図6(c)の領域Aの操
作の種類をチェックする。この内容が[機器番号の入
力]でなければステップ60に進む。更にステップ60
でも、[機器番号の確認]か否かのチェックが行われ、
[機器番号の確認]でなければ図8のステップ80に移
る。ステップ80では操作の種類が[ケーブル接続]か
否かのチェックが行われる。ここでは[ケーブル接続]
であるので次のステップ81に進む。
【0056】ステップ81では先ず接続元機器種別のデ
ータを記憶手段23に格納する。同様にしてステップ8
2では、ステップ81で特定したAV機器の接続元(始
点)機器番号のデータを、ステップ83では接続元プラ
グ番号のデータを記憶手段23に夫々格納する。又、ス
テップ84では接続先(終点)機器種別のデータを記憶
手段23に格納し、ステップ85,86ではステップ8
4で特定したAV機器の接続先機器番号,接続先プラグ
番号のデータを記憶手段23に夫々格納する。最後にス
テップ87では接続元機器種別と接続先機器種別間で伝
送される信号の種類を記憶手段23に格納して処理を終
える。ここで第1の判定手段28は、ステップ80にお
いて受信手段により受信されたバーコード信号において
操作内容が[ケーブル接続の入力]か否かの判定を行う
機能を達成している。このような受信部付AV機器の判
定手段28により第3実施例におけるシステム属性入力
装置の機能を達成することができる。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1及び2記載の発明によれば、各種のオーディオビデオ
機器を情報伝送路で接続したオーディオビデオシステム
において、使用者がその機器種別や機器番号を登録する
に際して、これらのデータを記録したバーコード表とバ
ーコード読取装置を用いて信号切換選択手段に入力す
る。そのためオーディオビデオ機器機器を熟知していな
い人でも設定が容易となる。又、第1及び第2の判定手
段に設けたソフトウェア処理でシステム属性の入力条件
の処理しているので、システム属性設定の自由度が大き
くなる効果が得られる。
【0058】更に請求項3及び4記載の発明によれば、
使用者が機器種別や機器番号を確認するに際して、これ
らのデータを記録したバーコード表とバーコード読取装
置を用いて信号切換選択手段に入力するため、オーディ
オビデオ機器機器を熟知していない人でも確認が容易と
なる。又、各オーディオビデオ機器機器に設けた表示手
段により確認入力を表示するので、テレビの接続されて
いないオーディオビデオシステムでも使用でき、システ
ム確認のための入力キー操作が簡単になるという効果が
得られる。
【0059】又、請求項5及び6記載の発明によれば、
使用者が機器種別や機器番号の接続状態を登録するに際
して、これらのデータを記録したバーコード表とバーコ
ード読取装置を用いて信号切換選択手段に入力するた
め、容易に登録が可能となる。又、第1の判定手段に設
けたソフトウェア処理で接続状態の確認条件の処理して
いるので、機器接続の柔軟性が損なわれることがない。
更にテレビの接続されていないオーディオビデオシステ
ムでも、オーディオビデオ機器間のAV信号がどの様に
接続されているかを容易に登録できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3実施例のシステム属性入力
装置及びシステム属性確認装置を含むオーディオビデオ
システムの全体構成を示すブロックである。
【図2】本発明の第1〜第3実施例に用いられるバーコ
ード読取装置のブロック図である。
【図3】(a)は第1〜第3実施例の受信部付AV機器
の構成を示すブロック図であり、(b),(c)は第1
の判定手段の構成を示す説明図である。
【図4】(a)は第1〜第3実施例の一般AV機器の構
成を示すブロック図であり、(b),(c)は第2の判
定手段の構成を示す説明図である。
【図5】第1実施例のシステム属性入力装置に用いられ
るバーコード表である。
【図6】(a),(b),(c)は夫々第1〜第3実施
例のバーコード読取装置からバーコード受信部に送られ
るデジタルデータのフォーマットを示す説明図である。
【図7】第1〜第3実施例の受信部付AV機器の判定手
段における信号処理手順を示すフローチャート(その
1)である。
【図8】第3実施例の受信部付AV機器の判定手段にお
ける信号処理手順を示すフローチャート(その2)であ
る。
【図9】第1〜第3実施例における各AV機器の機器ア
ドレスのフォーマットを示す説明図である。
【図10】第1〜第3実施例における各AV機器の機器
種別、機器番号,機器アドレスを対応させたアドレステ
ーブルである。
【図11】第1〜第2実施例の一般AV機器の判定手段
における信号処理手順を示すフローチャートである。
【図12】第2実施例のシステム属性確認装置に用いら
れるバーコード表である。
【図13】第3実施例のシステム属性入力装置に用いら
れるバーコード表である。
【符号の説明】
1 AVセレクタ 2,4 VTR 3 MLP 5 カセットデッキ 6 テレビ 7 情報伝送路 8 バーコード受信部 9 バーコード読取装置 11 バーコード読取手段 12 赤外線送信手段 13 入力手段 21 受信手段 22,27,28 第1の判定手段 22a 確認入力待信号送出手段 22b 確認入力完了信号送出手段 23 第1の記憶手段 24 第1の入力手段 27a 確認表示信号送出手段 27b 確認表示完了信号送出手段 32,37 第2の判定手段 32a 確認入力待表示手段 32b 確認入力送出手段 32c 表示停止手段 33 第2の記憶手段 34 第2の入力手段 25 第1の表示手段 35 第2の表示手段 26 第1の通信手段 36 第2の通信手段 37a 確認表示手段 37b 確認表示消去手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本発明の第1〜第3実施例のシステム属性入力
装置及びシステム属性確認装置を含むオーディオビデオ
システムの全体構成を示すブロックである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】第1実施例のシステム属性入力装置に用いられ
るバーコードの図表である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】第1〜第3実施例における各AV機器の機器
種別、機器番号機器アドレスを対応させたアドレステ
ーブルを示す図表である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】第2実施例のシステム属性確認装置に用いら
れるバーコードの図表である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】第3実施例のシステム属性入力装置に用いら
れるバーコードの図表である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報伝送路により接続された複数のオー
    ディオビデオ機器と、前記オーディオビデオ機器の操作
    内容,機器種別,機器番号を夫々示す情報のバーコード
    を読取るバーコード読取装置と、前記バーコード読取装
    置からの信号を受信する受信装置と、を具備するオーデ
    ィオビデオシステムに用いられるシステム属性入力方法
    であって、 前記受信装置は、 バーコード信号を受信し、 受信したバーコード信号において操作内容が[機器番号
    の入力]か否かの判定を行い、 その判定結果が[機器番号の入力]であれば機器種別が
    一致する特定のオーディオビデオ機器に確認入力待コマ
    ンドを送信し、 前記オーディオビデオ機器からの確認信号を受信すると
    前記特定のオーディオビデオ機器に確認入力完了コマン
    ドを送信するものであり、 前記オーディオビデオ機器は、 前記受信装置より確認入力待コマンドが得られればその
    旨を表示し、 確認操作をしたときに確認信号を前記受信装置に返送
    し、 確認入力完了コマンドを受信すると確認表示を停止する
    ものであることを特徴とするシステム属性入力方法。
  2. 【請求項2】 情報伝送路により接続された複数のオー
    ディオビデオ機器と、前記オーディオビデオ機器間の信
    号を切り換える信号選択切換手段と、前記オーディオビ
    デオ機器の操作内容,機器種別,機器番号を夫々示す情
    報のバーコードを読取り、前記信号選択切換手段に信号
    を送信するバーコード読取装置と、を具備するオーディ
    オビデオシステムに用いられるシステム属性入力装置で
    あって、 前記信号選択切換手段は、 バーコード信号を受信するための受信手段と、 前記情報伝送路を介して前記特定のオーディオビデオ機
    器と間でデータ転送を行う第1の通信手段と、 前記受信手段により受信されたバーコード信号において
    操作内容が機器番号の入力か否かの判定を行い、機器番
    号の入力であれば機器種別が一致する特定のオーディオ
    ビデオ機器に確認入力待コマンドを送信する確認入力待
    信号送出手段、前記オーディオビデオ機器からの確認信
    号を受信すると機器種別が一致する前記特定のオーディ
    オビデオ機器に確認入力完了コマンドを送信する確認入
    力完了信号送出手段、を有する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段の判定結果を記憶する第1の記憶手
    段と、 を有するものであり、 前記オーディオビデオ機器は、 前記情報伝送路を介して前記信号選択切換手段とデータ
    転送を行う第2の通信手段と、 確認操作を行う第2の入力手段と、 前記第2の通信手段が受信した信号が確認入力待コマン
    ドであるか否かの判定を行い、表示信号を出力する確認
    入力待表示手段、前記第2の入力手段より確認操作がな
    されたときに前記第2の通信手段を介して確認信号を前
    記信号選択切換手段へ返送する確認入力送出手段、前記
    第2の通信手段から確認入力完了コマンドを受信すると
    確認表示を停止する表示停止手段、を有する第2の判定
    手段と、 前記第2の判定手段の判定結果を記憶する第2の記憶手
    段と、 確認入力待状態を表示する第2の表示手段と、を有する
    ものであることを特徴とするシステム属性入力装置。
  3. 【請求項3】 情報伝送路により接続された複数のオー
    ディオビデオ機器と、前記オーディオビデオ機器の操作
    内容,機器種別,機器番号を夫々示す情報のバーコード
    を読取るバーコード読取装置と、前記バーコード読取装
    置からの信号を受信する受信装置と、を具備するオーデ
    ィオビデオシステムに用いられるシステム属性確認方法
    であって、 前記受信装置は、 バーコード信号を受信し、 受信したバーコード信号において操作内容が[機器番号
    の確認]か否かの判定を行い、 その判定結果が[機器番号の確認]であれば機器種別と
    機器番号が一致する前記特定のオーディオビデオ機器に
    確認表示コマンドを送信し、 前記特定のオーディオビデオ機器が確認表示を行うと特
    定のオーディオビデオ機器に確認表示完了コマンドを送
    信するものであり、 前記オーディオビデオ機器は、 確認表示コマンドが入力されたときに確認表示を行い、 前記受信装置から確認表示終了コマンドを受信すると確
    認表示を消去するものであることを特徴とするシステム
    属性入力方法。
  4. 【請求項4】 情報伝送路により接続された複数のオー
    ディオビデオ機器と、前記オーディオビデオ機器間の信
    号を切り換える信号選択切換手段と、前記オーディオビ
    デオ機器の操作内容,機器種別,機器番号を夫々示す情
    報のバーコードを読取り、前記信号選択切換手段に信号
    を送信するバーコード読取装置と、を具備するオーディ
    オビデオシステムに用いられるシステム属性確認装置で
    あって、 前記信号選択切換手段は、 バーコード信号を受信するための受信手段と、 前記情報伝送路を介して前記特定のオーディオビデオ機
    器と間でデータ転送を行う第1の通信手段と、 前記受信手段により受信されたバーコード信号において
    操作内容が機器番号の確認か否かの判定を行い、機器番
    号の確認であれば機器種別と機器番号が一致する特定の
    オーディオビデオ機器に確認表示コマンドを送信する確
    認表示信号送出手段、前記特定のオーディオビデオ機器
    が確認表示を行った後前記特定のオーディオビデオ機器
    に確認表示完了コマンドを送信する確認表示完了信号送
    出手段、を有する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段の判定結果を記憶する第1の記憶手
    段と、 を有するものであり、 前記オーディオビデオ機器は、 前記情報伝送路を介して前記信号選択切換手段とデータ
    転送を行う第2の通信手段と、 確認操作を行う第2の入力手段と、 前記第2の通信手段の受信信号から確認表示コマンドを
    検出し、確認表示を行う確認表示検出手段、前記第2の
    通信手段の受信信号から確認表示終了コマンドを識別し
    て確認表示を消去する確認表示消去手段、を有する第2
    の判定手段と、 前記第2の判定手段の判定結果を記憶する第2の記憶手
    段と、 前記確認表示手段の識別結果を表示する第2の表示手段
    と、を有するものであることを特徴とするシステム属性
    確認装置。
  5. 【請求項5】 制御信号を伝送する情報伝送路とオーデ
    ィオビデオ信号を伝送する接続プラグ及びケーブルとに
    より接続された複数のオーディオビデオ機器と、前記オ
    ーディオビデオ機器の操作内容,機器種別,機器番号を
    夫々示す情報のバーコードを読取るバーコード読取装置
    と、前記バーコード読取装置からの信号を受信する受信
    装置と、を具備するオーディオビデオシステムに用いら
    れるシステム属性入力方法であって、 前記受信装置は、 前記バーコード読取装置から受信したバーコード信号に
    おいて操作内容が[ケーブル接続の入力]か否かの判定
    を行い、 [ケーブル接続の入力]であれば特定された接続始点の
    オーディオビデオ機器の機器種別,機器番号,プラグ番
    号を読み取って第1の記憶手段に格納し、 特定された接続終点のオーディオビデオ機器の機器種
    別,機器番号,プラグ番号及び接続する信号の種類を読
    み取って第1の記憶手段に格納し、 前記第1の記憶手段に格納されたデータを前記特定のオ
    ーディオビデオ機器に転送するものであり、 前記オーディオビデオ機器は、 前記情報伝送経路により転送されたデータを記憶するも
    のであることを特徴とするシステム属性入力方法。
  6. 【請求項6】 制御信号を伝送する情報伝送路とオーデ
    ィオビデオ信号を伝送する接続プラグ及びケーブルとに
    より接続された複数のオーディオビデオ機器と、前記オ
    ーディオビデオ機器の操作内容,機器種別,機器番号を
    夫々示す情報のバーコードを読取るバーコード読取装置
    と、前記バーコード読取装置からの信号を受信する受信
    装置と、を具備するオーディオビデオシステムに用いら
    れるシステム属性入力装置であって、 前記信号選択切換手段は、 バーコード信号を受信するための受信手段と、 前記情報伝送路を介して前記特定のオーディオビデオ機
    器と間でデータ転送を行う第1の通信手段と、 前記受信手段により受信されたバーコード信号において
    操作内容が[ケーブル接続の入力]か否かの判定を行う
    第1の判定手段と、 [ケーブル接続の入力]であれば特定された接続始点の
    オーディオビデオ機器の機器種別,機器番号,プラグ番
    号と特定された接続終点のオーディオビデオ機器の機器
    種別,機器番号,プラグ番号及び接続する信号の種類を
    示す夫々のデータを格納する第1の記憶手段と、を有す
    るものであり、 前記オーディオビデオ機器は、 前記情報伝送路を介して転送されるデータを格納する第
    2の記憶手段を有するものであることを特徴とするシス
    テム属性入力装置。
  7. 【請求項7】 前記信号選択切換手段は前記オーディオ
    ビデオ機器の何れかに内蔵されていることを特徴とする
    請求項2又は6記載のシステム属性入力装置。
  8. 【請求項8】 前記信号選択切換手段は前記オーディオ
    ビデオ機器の何れかに内蔵されていることを特徴とする
    請求項4記載のシステム属性確認装置。
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