JPH05217644A - コンセント - Google Patents

コンセント

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JPH05217644A
JPH05217644A JP4014008A JP1400892A JPH05217644A JP H05217644 A JPH05217644 A JP H05217644A JP 4014008 A JP4014008 A JP 4014008A JP 1400892 A JP1400892 A JP 1400892A JP H05217644 A JPH05217644 A JP H05217644A
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JP
Japan
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outlet
electrodes
ground
grounded
phase
Prior art date
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Pending
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JP4014008A
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English (en)
Inventor
Yoshiomi Kuriwaka
良臣 栗若
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】100ボルトと200ボルトの両電源を得るの
に、部品代および配線工事費が二重にかからず経済的
で、しかも使い易くて安全性の高いコンセントを提供す
ることを目的とする。 【構成】交流の単相3線式電路40に接続するためのコ
ンセントであって、単相3線式電路40の接地側電線4
1に接続するための接地側電極21と、単相3線式電路
40の二つの非接地側電線42,43に接続するための
二つの非接地側電極22,23とを設け、接地側電極2
1を中央にして三つの電極21,22,23を所定の等
間隔で平行に配列し、あるいは、二つの非接地側電極2
2,23のうちの少なくとも一方と接地側電極21と
を、各々一般家庭用100ボルト電源コンセントに適合
する寸法形状及び間隔に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、単相3線式電路に接
続するためのコンセントに関する。近年、一般家庭にお
いて交流100ボルト電源と200ボルト電源とを併用
することが一般的になってきており、そのような家庭に
はいわゆる単相3線式電路が引き込まれている。そし
て、単相3線式電路からは、二つの非接地側電極のいず
れか一方と接地側電極とから100ボルト電源を得るこ
とができ、二つの非接地側電極間から200ボルト電源
を得ることができる。
【0002】
【従来の技術】このような単相3線式電路に接続される
コンセントは、従来は、100ボルト用のコンセントと
200ボルト用のコンセントとが互いに独立して別々に
設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来は、
100ボルト用のコンセントと200ボルト用のコンセ
ントとが互いに独立して別々に設けられていたので、1
00ボルト用と200ボルト用の二種類のコンセントを
準備してその各々に配線を行わなければならず、部品代
および配線工事費等が二重にかかっていた。
【0004】また、コンセントを一見しただけでは10
0ボルト用なのか200ボルト用なのかがわかり難くて
使用しにくい場合があり、最悪の場合には100ボルト
と200ボルトを間違えて使用してしまうという危険な
状態さえ発生することがあった。
【0005】そこでこの発明は、100ボルトと200
ボルトの両電源を得るのに、部品代および配線工事費が
二重にかからず経済的で、しかも使い易くて安全性の高
いコンセントを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のコンセントは、交流の単相3線式電路に接
続するためのコンセントであって、上記単相3線式電路
の接地側電線に接続するための接地側電極と、上記単相
3線式電路の二つの非接地側電線に接続するための二つ
の非接地側電極とを設け、上記接地側電極を中央にして
上記三つの電極を所定の等間隔で平行に配列したことを
特徴とし、上記二つの非接地側電極と上記接地側電極と
の間の間隔が、各々一般家庭用100ボルト電源コンセ
ントの電極間間隔であるとよい。
【0007】また、本発明のコンセントは、交流の単相
3線式電路に接続するためのコンセントであって、上記
単相3線式電路の接地側電線に接続するための接地側電
極と、上記単相3線式電路の二つの非接地側電線に接続
するための二つの非接地側電極とを設け、上記二つの非
接地側電極のうちの少なくとも一方と上記接地側電極と
を、各々一般家庭用100ボルト電源コンセントの寸法
形状及び間隔に形成したことを特徴とし、上記二つの非
接地側電極間の間隔を一般家庭用100ボルト電源コン
セントの間隔と相違させるか、又は一方の非接地側電極
を一般家庭用100ボルト電源の差し込みプラグを挿入
不可能な寸法形状に形成するとよい。
【0008】
【作用】両サイドの非接地側電極のいずれか一方と中央
の接地側電極とに対して差し込みプラグを差し込めば、
100ボルト電源を得ることができる。したがって、そ
の電極間隔を一般家庭用100ボルト電源コンセントの
電極間間隔にしておくことによって、一般家庭の100
ボルト用電気器具の電源差し込みプラグを差し込んで、
100ボルト電源を得ることができる。
【0009】また、両サイドの非接地側電極間に電源差
し込みプラグを差し込めば、200ボルト電源を得るこ
とができる。この200ボルト用の電源差し込みプラグ
の電極間間隔は、100ボルト用の2倍の距離なので誤
使用は起こりえない。
【0010】また、二つの非接地側電極のうちの少なく
とも一方と接地側電極とを一般家庭用100ボルト電源
コンセントの寸法形状及び間隔に形成すれば、それらの
電極に一般家庭の100ボルト用電気器具の電源差し込
みプラグを差し込んで100ボルト電源を得ることがで
き、二つの非接地側電極間に電源プラグを差し込んで2
00ボルト電源を得ることができる。
【0011】そして、二つの非接地側電極間の間隔を一
般家庭用100ボルト電源コンセントの間隔と相違させ
るか、又は一方の非接地側電極を一般家庭用100ボル
ト電源の差し込みプラグを挿入不可能な寸法形状に形成
しておけば、100ボルトと200ボルトの誤使用は発
生しない。
【0012】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1にお
いて、10は、家庭内の壁面等に配置されたコンセント
であり、正面から見た状態が略示されている。30は柱
上変圧器を示しており、この柱上変圧器30から家庭に
交流の単相3線式電路40が引き込まれて、コンセント
10に接続されている。
【0013】単相3線式電路40の三本の電線のうち中
央の一本は、接地された接地側電線41であり、他の二
本は、接地されていない非接地側電線42,43であ
る。そして、各非接地側電線42,43と接地側電線4
1とのあいだの線間電圧は各々100ボルトであり、両
非接地側電線42,43間の線間電圧は200ボルトで
ある。
【0014】コンセント10は、図2にその断面図が示
されているので、図1及び図2を参照してさらに説明を
する。コンセント10は、図2に示されるように、電気
絶縁性のプラスチックで形成された下ケース11と上ケ
ース12の中に、電気器具の電源用差し込みプラグ6
1,62,63を差し込むための三つの電極21,2
2,23を、互いに接触しないように配置して形成され
ている。
【0015】各電極21,22,23は、良導電性の板
バネ材を折り曲げて形成されており、下ケース11によ
ってぐらつかないように支持されている。上ケース12
には、各電極21,22,23先端のプラグ受け口21
a,22a,23aに対向して各々に差し込み孔31,
32,33が形成されている。13は、下ケース11と
上ケース12とを一体的に係合させるための止めバネ、
14は、コンセント10を壁面等に固定するためのネジ
15が係合する取り付け枠である。
【0016】三つの電極21,22,23のうち中央に
位置する電極21は、接地側電線41に接続された接地
側電極であり、その両サイドの電極22,23は、非接
地側電線42,43に接続された非接地側電極である。
【0017】これら三つの電極21,22,23は平行
に等間隔で配列されており、両サイドの非接地側電極2
2,23と中央の接地側電極21との間の間隔Aは、日
本工業規格(JIS C 8303)に規定された15
アンペア125ボルト電源用コンセント(即ち一般家庭
用100ボルト電源コンセント)の電極間間隔である1
2.7mmであり、各差し込み孔31,32,33も、そ
れに合わせた間隔で形成されている。
【0018】なお、各差し込み孔31,32,33は、
その長さ及び幅の各寸法も日本工業規格に規定された1
5アンペア125ボルト電源用コンセントの規格に合わ
せて形成されている。
【0019】即ち、接地側電極21の差し込み穴31
は、縦が約8.7mmで幅が約2.2mmであり、非接地側
電極22,23の差し込み穴32,33は、各々縦が約
7mmで幅が約2.2mmである。またコンセントの深さ
は、刃の長さが約17mmの差し込みプラグを差し込むこ
とができる深さに形成されている。
【0020】このように形成された実施例のコンセント
10によれば、図2に示されるように、両サイドの非接
地側電極22,23のいずれか一方と中央の接地側電極
21とに対して差し込みプラグ61または62を差し込
めば、100ボルト電源を得ることができ、両サイドの
非接地側電極22,23間に差し込みプラグ63を差し
込めば、200ボルト電源を得ることができる。
【0021】したがって、100ボルトの差し込みプラ
グ61,62には、一般の家庭用電気器具の差し込みプ
ラグを用いることができ、200ボルトの差し込みプラ
グ63として、100ボルト用の2倍の25.4mmの極
間距離の差し込みプラグを準備すればよい。
【0022】また、このように構成されたコンセント1
0では、中央の電極21が必ず接地されている電極にな
るので、使用時に位相を合わせる必要がある際などにも
好都合である。
【0023】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば図3に示されるように接地極51が
別に併設されたコンセントや、図4に示されるように複
数の差し込みプラグを同時に差し込むことができるよう
にしたコンセントなど、種々のタイプのコンセントに適
用することができる。
【0024】図5は、接地側電極21と第2の非接地側
電極23との間の間隔Bを、JIS規格に規定された間
隔12.7mm以外の間隔に構成した実施例である。第1
の非接地側電極22と接地側電極21との間の間隔Aは
12.7mmであり、各差し込み穴31,32,33の寸
法形状は第1の実施例と同じである。
【0025】このように構成した場合には、一般の家庭
用100ボルト電気器具の差し込みプラグは、接地側電
極21と第1の非接地側電極22とにだけ差し込んで使
用することができる。
【0026】200ボルトの差し込みプラグは、2つの
非接地側電極22,23に差し込める間隔に形成してお
けばよく、200ボルトの電源である二つの非接地側電
極22,23に対して12.7mm間隔の家庭用100ボ
ルト電気器具の差し込みプラグを差し込むことはできな
い。
【0027】図6は、第2の非接地側電極23とその差
し込み穴33とを、一般の家庭用100ボルト電気器具
の差し込みプラグを差し込むことができない丸形にした
実施例であり、この場合にも図5の実施例と同様の使い
がってで使用することができる。
【0028】図7は、第2の非接地側電極23を、第1
の非接地側電極22とT字状をなす位置に変更したもの
である。このように、本発明においては、二つの非接地
側電極22,23のうちの少なくとも一方と接地側電極
21とが各々JIS規格(C8303)に規定された一
般家庭用100ボルト電源コンセントに適合する寸法形
状に形成してその間隔を12.7mmに配置すればよい。
【0029】そして二つの非接地側電極22,23間の
間隔を12.7mm以外にするか、一方の非接地側電極
を、一般の家庭用100ボルト電気器具の差し込みプラ
グが挿入できない寸法形状に形成しておけば、100ボ
ルト電気器具を200ボルト電源に接続してしまうよう
な誤使用は発生しない。
【0030】
【発明の効果】本発明のコンセントによれば、一つのコ
ンセントから100ボルトと200ボルトの両方の電源
を得ることができるので、少ない部品によって簡単な配
線工事で100ボルトと200ボルトの両方を使用する
ことができ、部品代および配線工事費等が安く、しかも
使い易くて誤使用のおそれがなくて安全性が高いという
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の略示図である。
【図2】本発明の第1の実施例のコンセントの断面図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例のコンセントの正面略示
図である。
【図4】本発明の第3の実施例のコンセントの正面略示
図である。
【図5】本発明の第4の実施例のコンセントの正面略示
図である。
【図6】本発明の第5の実施例のコンセントの正面略示
図である。
【図7】本発明の第6の実施例のコンセントの正面略示
図である。
【符号の説明】
10 コンセント 21 接地側電極 22 非接地側電極 23 非接地側電極 40 単相3線式電路 41 接地側電線 42 非接地側電線 43 非接地側電線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流の単相3線式電路に接続するためのコ
    ンセントであって、上記単相3線式電路の接地側電線に
    接続するための接地側電極と、上記単相3線式電路の二
    つの非接地側電線に接続するための二つの非接地側電極
    とを設け、上記接地側電極を中央にして上記三つの電極
    を所定の等間隔で平行に配列したことを特徴とするコン
    セント。
  2. 【請求項2】上記二つの非接地側電極と上記接地側電極
    との間の間隔が、各々一般家庭用100ボルト電源コン
    セントの電極間間隔である請求項1記載のコンセント。
  3. 【請求項3】交流の単相3線式電路に接続するためのコ
    ンセントであって、上記単相3線式電路の接地側電線に
    接続するための接地側電極と、上記単相3線式電路の二
    つの非接地側電線に接続するための二つの非接地側電極
    とを設け、上記二つの非接地側電極のうちの少なくとも
    一方と上記接地側電極とを、各々一般家庭用100ボル
    ト電源コンセントの寸法形状及び間隔に形成したことを
    特徴とするコンセント。
  4. 【請求項4】上記二つの非接地側電極間の間隔が一般家
    庭用100ボルト電源コンセントの間隔と相違するか、
    又は一方の非接地側電極が一般家庭用100ボルト電源
    の差し込みプラグを挿入不可能な寸法形状に形成されて
    いる請求項3記載のコンセント。
JP4014008A 1991-12-10 1992-01-29 コンセント Pending JPH05217644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4014008A JPH05217644A (ja) 1991-12-10 1992-01-29 コンセント

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-325674 1991-12-10
JP32567491 1991-12-10
JP4014008A JPH05217644A (ja) 1991-12-10 1992-01-29 コンセント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05217644A true JPH05217644A (ja) 1993-08-27

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ID=26349883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4014008A Pending JPH05217644A (ja) 1991-12-10 1992-01-29 コンセント

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JP (1) JPH05217644A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011234460A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Kec Corp タップ及びコンセント

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011234460A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Kec Corp タップ及びコンセント

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