JPH05215502A - 巻 尺 - Google Patents
巻 尺Info
- Publication number
- JPH05215502A JPH05215502A JP4047659A JP4765992A JPH05215502A JP H05215502 A JPH05215502 A JP H05215502A JP 4047659 A JP4047659 A JP 4047659A JP 4765992 A JP4765992 A JP 4765992A JP H05215502 A JPH05215502 A JP H05215502A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case bodies
- spring
- tape measure
- divided case
- fixing screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tape Measures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スケールを引出すときに巻戻しばねを巻縮
め、その復元力によりスケールを巻戻す形式の巻尺であ
つて、巻取軸を可及的に細くすること及び折損しない巻
尺を提供すること。 【構成】 巻戻しばねの基端を細幅に形成して係止突部
を設け或いは巻戻しばねの基端に接続する金属中介片に
係止突部を形成し、2つ割ケース体の一方の分割ケース
体の内面に形成した係合溝孔に前記係止突部を係着させ
たこと、並びに固定ねじで両分割ケース体を固定し、或
いは細い固定ねじの外側に金属管を嵌挿して金属管の両
端で両分割ケース体の間隔を規制し、かつ該金属管を巻
戻しばねの巻取軸となしたこと。 【効果】 従来のように巻戻しばねの係止用切込が不要
で巻取軸を細くすることができる。又巻取軸は折損しな
い。
め、その復元力によりスケールを巻戻す形式の巻尺であ
つて、巻取軸を可及的に細くすること及び折損しない巻
尺を提供すること。 【構成】 巻戻しばねの基端を細幅に形成して係止突部
を設け或いは巻戻しばねの基端に接続する金属中介片に
係止突部を形成し、2つ割ケース体の一方の分割ケース
体の内面に形成した係合溝孔に前記係止突部を係着させ
たこと、並びに固定ねじで両分割ケース体を固定し、或
いは細い固定ねじの外側に金属管を嵌挿して金属管の両
端で両分割ケース体の間隔を規制し、かつ該金属管を巻
戻しばねの巻取軸となしたこと。 【効果】 従来のように巻戻しばねの係止用切込が不要
で巻取軸を細くすることができる。又巻取軸は折損しな
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は巻尺に係り、特にスケー
ルを引出す際に巻戻しばねを巻縮め、その復元力でスケ
ールを巻戻すようにした巻尺の改良に関するものであ
る。
ルを引出す際に巻戻しばねを巻縮め、その復元力でスケ
ールを巻戻すようにした巻尺の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種巻尺は2つ割の分割ケース
体の一方に中心軸を一体に突設し、その偏心位置に先端
から切込を形成して、該切込に巻戻しばねの基端を係止
させ、他方の分割ケース体に穿つた子孔より固定ねじを
挿通して前記中心軸に穿つためねじ孔に螺着して両分割
ケース体を固着するようにしたものである。従って中心
軸を細くすることができないため巻戻しばねが長くなり
ドラム及びケース全体が大型になる欠点があつた。又中
心軸が巻尺の落下等による衝撃で折損して使用不能にな
る等の問題が生じている。殊に上記の構成では中心軸の
径を細くすることは不可能である。
体の一方に中心軸を一体に突設し、その偏心位置に先端
から切込を形成して、該切込に巻戻しばねの基端を係止
させ、他方の分割ケース体に穿つた子孔より固定ねじを
挿通して前記中心軸に穿つためねじ孔に螺着して両分割
ケース体を固着するようにしたものである。従って中心
軸を細くすることができないため巻戻しばねが長くなり
ドラム及びケース全体が大型になる欠点があつた。又中
心軸が巻尺の落下等による衝撃で折損して使用不能にな
る等の問題が生じている。殊に上記の構成では中心軸の
径を細くすることは不可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
従来技術の欠点を解消し、中心軸を細くすることがで
き、しかも折損のおそれはなく、中心軸をが極端に細く
なる結果全体が小型となる巻尺を提供することにある。
従来技術の欠点を解消し、中心軸を細くすることがで
き、しかも折損のおそれはなく、中心軸をが極端に細く
なる結果全体が小型となる巻尺を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は下記のと
おりである。 1、スケールを引出す際に巻戻しばねを巻縮め、その復
元力によりスケールを巻戻す形式の巻尺において、巻戻
しばねの基端を幅狭に形成して係止突部を設け、 該係
止突部を2つ割ケース体の一方の分割ケース体の内面に
形成した係合溝孔 に係着させたことを特徴とする巻
尺。 2、巻戻しばねの基端に細長い金属中介片を連結し、そ
の端部に設けた係止突部を2つ割ケース体の一方の分割
ケース体の内面に形成した係合溝孔に係着させたことを
特徴とする巻尺。 3、一方の分割ケース体の中心孔に固定ねじを挿通し、
その先端ねじ部を他方の分割ケース体に螺着して両分割
ケース体固定し、かつ前記固定ねじを巻戻しばねの巻取
軸となしたこと。 4、一方の分割ケース体の中心孔に細い固定ねじを挿通
すると共にその外側に金属管を嵌挿し、該金属管の両端
で両分割ケース体の間隔を規制し、かつ該金属管を巻戻
しばねの巻取軸となしたこと。
おりである。 1、スケールを引出す際に巻戻しばねを巻縮め、その復
元力によりスケールを巻戻す形式の巻尺において、巻戻
しばねの基端を幅狭に形成して係止突部を設け、 該係
止突部を2つ割ケース体の一方の分割ケース体の内面に
形成した係合溝孔 に係着させたことを特徴とする巻
尺。 2、巻戻しばねの基端に細長い金属中介片を連結し、そ
の端部に設けた係止突部を2つ割ケース体の一方の分割
ケース体の内面に形成した係合溝孔に係着させたことを
特徴とする巻尺。 3、一方の分割ケース体の中心孔に固定ねじを挿通し、
その先端ねじ部を他方の分割ケース体に螺着して両分割
ケース体固定し、かつ前記固定ねじを巻戻しばねの巻取
軸となしたこと。 4、一方の分割ケース体の中心孔に細い固定ねじを挿通
すると共にその外側に金属管を嵌挿し、該金属管の両端
で両分割ケース体の間隔を規制し、かつ該金属管を巻戻
しばねの巻取軸となしたこと。
【0005】
【作用】巻戻しばね14の基端の細幅部15に形成した
係止突部或いは金属中介片に形成した係止突部16が分
割ケース体11aの内面の係合溝孔17に係止している
ため、そこから巻戻しばねを、両分割ケース体を固定さ
せる固定ねじ19によつて形成された巻取軸に巻付け
る。又固定ねじ19の外側に嵌挿した金属管24によつ
て両分割ケース体の間隔を規制して固定せき、その際金
属管24は巻戻しばねの巻取軸となる。
係止突部或いは金属中介片に形成した係止突部16が分
割ケース体11aの内面の係合溝孔17に係止している
ため、そこから巻戻しばねを、両分割ケース体を固定さ
せる固定ねじ19によつて形成された巻取軸に巻付け
る。又固定ねじ19の外側に嵌挿した金属管24によつ
て両分割ケース体の間隔を規制して固定せき、その際金
属管24は巻戻しばねの巻取軸となる。
【0006】
【実施例】図1〜図3において、符号11は2つ割ケー
ス体で分割ケース体11a、11bを合わせて構成さ
れ、内部にスケール12の巻取りドラム13、巻戻しば
ね14を収容する。本発明は、図4に示す巻戻しばね1
4の基端に細幅部15を形成し、その先端部に係止突部
16を一体に設け、この係止突部16を一方の分割ケー
ス体11aの内面に形成したI形の係合溝孔17に係止
させる。そして分割ケース体11aの中心孔18に固定
ねじ19を挿通してその先端ねじ部19aを他方の分割
ケース体11bの内面のめねじ20にねじ込み、両分割
ケース体11a、11bを固定させると共に、固定ねじ
19は前記した係止突部16を係合溝孔17に係着した
巻戻しばね14の巻取軸となる。尚係止突部16は図5
のように巻戻しばね14と別体に形成した金属中介片2
1に設けても差支えない。その場合は同図のように巻戻
しばね14にT形の係止孔22を開設し、金属中介片2
1は係止突部16の反対端に形成した連結突片23に連
結係止する。即ち巻戻しばね14の基端に係止突部16
を有する金属中介片21を接続して係止突部16を分割
ケース体11aの内面の係合溝孔17に係着させるので
ある(図7参照)。次に図6は特に細い固定ねじ19を
用い、これを分割ケース体11aの中心孔18に挿通す
ると共に、固定ねじ19の外側に金属管24を嵌挿し、
金属管24の両端で両分割ケース体11a、11bの間
隔を規制したものである。それに金属管24は巻戻しば
ね14の巻取軸となる。
ス体で分割ケース体11a、11bを合わせて構成さ
れ、内部にスケール12の巻取りドラム13、巻戻しば
ね14を収容する。本発明は、図4に示す巻戻しばね1
4の基端に細幅部15を形成し、その先端部に係止突部
16を一体に設け、この係止突部16を一方の分割ケー
ス体11aの内面に形成したI形の係合溝孔17に係止
させる。そして分割ケース体11aの中心孔18に固定
ねじ19を挿通してその先端ねじ部19aを他方の分割
ケース体11bの内面のめねじ20にねじ込み、両分割
ケース体11a、11bを固定させると共に、固定ねじ
19は前記した係止突部16を係合溝孔17に係着した
巻戻しばね14の巻取軸となる。尚係止突部16は図5
のように巻戻しばね14と別体に形成した金属中介片2
1に設けても差支えない。その場合は同図のように巻戻
しばね14にT形の係止孔22を開設し、金属中介片2
1は係止突部16の反対端に形成した連結突片23に連
結係止する。即ち巻戻しばね14の基端に係止突部16
を有する金属中介片21を接続して係止突部16を分割
ケース体11aの内面の係合溝孔17に係着させるので
ある(図7参照)。次に図6は特に細い固定ねじ19を
用い、これを分割ケース体11aの中心孔18に挿通す
ると共に、固定ねじ19の外側に金属管24を嵌挿し、
金属管24の両端で両分割ケース体11a、11bの間
隔を規制したものである。それに金属管24は巻戻しば
ね14の巻取軸となる。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、巻戻しばねの基端を分
割ケース体の内面に固着したため、従来のように中心軸
に巻戻しばねが係止する切込を設ける必要がない。従つ
て巻取軸を細くすることが可能である。又巻取軸に巻戻
しばねによる負荷が加わらないので折損する等のおそれ
がない。それに加え両分割ケース体を固定した固定ねじ
が巻軸となつて巻戻しばねを巻取るから巻取軸を極端に
細くすることができ巻尺全体を最小限に小型化すること
ができる。
割ケース体の内面に固着したため、従来のように中心軸
に巻戻しばねが係止する切込を設ける必要がない。従つ
て巻取軸を細くすることが可能である。又巻取軸に巻戻
しばねによる負荷が加わらないので折損する等のおそれ
がない。それに加え両分割ケース体を固定した固定ねじ
が巻軸となつて巻戻しばねを巻取るから巻取軸を極端に
細くすることができ巻尺全体を最小限に小型化すること
ができる。
【図1】本発明に係る巻尺の実施例を示す側面図
【図2】図1のA−A線拡大断面図
【図3】一方の分割ケース体の内面図
【図4】巻戻しばねの基端に設けた係止突部の平面図
【図5】巻戻しばねの基端に係止連結させる金属中介片
に係止突部を形成した他の実施例を示す平面図
に係止突部を形成した他の実施例を示す平面図
【図6】分割ケース体の間隔を規制する例を示す横断面
図
図
【図7】係止突部を分割ケース体の内面の係合溝孔に係
合させる状態を示す正面図
合させる状態を示す正面図
【図8】図7のB−B線断面図
11 ケース体 11a 分割ケース体 11b 分割ケース体 12 スケール 13 巻取ドラム 14 巻戻しばね 15 細幅部 16 係止突部 17 係合溝孔 18 中心孔 19 固定ねじ 20 めねじ 21 金属中介片 22 係止孔 23 連結突片 24 金属管
Claims (4)
- 【請求項1】 スケールを引出す際に巻戻しばねを巻縮
め、その復元力によりスケールを巻戻す形式の巻尺にお
いて、巻戻しばねの基端を幅狭に形成して係止突部を設
け、該係止突部を2つ割ケース体の一方の分割ケース体
の内面に形成した係合溝孔に係着させたことを特徴とす
る巻尺。 - 【請求項2】 巻戻しばねの基端に細長い金属中介片を
連結し、その端部に設けた係止突部を2つ割ケース体の
一方の分割ケース体の内面に形成した係合溝孔に係着さ
せたことを特徴とする巻尺。 - 【請求項3】 一方の分割ケース体の中心孔に固定ねじ
を挿通し、その先端ねじ部を他方の分割ケース体に螺着
して両分割ケース体固定し、かつ前記固定ねじを巻戻し
ばねの巻取軸となしたことを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載の巻尺。 - 【請求項4】 一方の分割ケース体の中心孔に細い固定
ねじを挿通すると共にその外側に金属管を嵌挿し、該金
属管の両端で両分割ケース体の間隔を規制し、かつ該金
属管を巻戻しばねの巻取軸となしたことを特徴とする請
求項1又は請求項2に記載の巻尺。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047659A JPH05215502A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 巻 尺 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047659A JPH05215502A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 巻 尺 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05215502A true JPH05215502A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12781388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4047659A Pending JPH05215502A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 巻 尺 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05215502A (ja) |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP4047659A patent/JPH05215502A/ja active Pending
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