JPH05215189A - チエーン組立体 - Google Patents
チエーン組立体Info
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- JPH05215189A JPH05215189A JP4308603A JP30860392A JPH05215189A JP H05215189 A JPH05215189 A JP H05215189A JP 4308603 A JP4308603 A JP 4308603A JP 30860392 A JP30860392 A JP 30860392A JP H05215189 A JPH05215189 A JP H05215189A
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- chain
- tensioner
- link
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G13/00—Chains
- F16G13/02—Driving-chains
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G13/00—Chains
- F16G13/02—Driving-chains
- F16G13/04—Toothed chains
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 改良したリンクの設計によりチエーンテンシ
ョナとチエーンリンクとの間の摩擦接触を減少した動力
伝達チエーンを提供する。 【構成】 チエーンリンク31、41は、チエーンテン
ショナ18の接触面19の曲率に実質的に合う凹んだ後
部形状が設けられている。チエーン組立体17におい
て、リンクの後部がチエーンテンショナの表面に接触す
ると、合った曲率のため接触応力が減少する。リンクの
形状はサイレントチエーン組立体及びローラチエーン組
立体の両者に利用される。
ョナとチエーンリンクとの間の摩擦接触を減少した動力
伝達チエーンを提供する。 【構成】 チエーンリンク31、41は、チエーンテン
ショナ18の接触面19の曲率に実質的に合う凹んだ後
部形状が設けられている。チエーン組立体17におい
て、リンクの後部がチエーンテンショナの表面に接触す
ると、合った曲率のため接触応力が減少する。リンクの
形状はサイレントチエーン組立体及びローラチエーン組
立体の両者に利用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全体的に動力伝達チエー
ン及びそのようなチエーンのリンクの形状に関する。本
発明はエンジンの調時装置の応用に使用されるローラチ
エーン及びサイレントチエーンの用途の動力伝達チエー
ンに特に応用される。本発明はチエーン張力付与装置を
有する組立体に使用されるチエーンリンクに特に応用さ
れる。
ン及びそのようなチエーンのリンクの形状に関する。本
発明はエンジンの調時装置の応用に使用されるローラチ
エーン及びサイレントチエーンの用途の動力伝達チエー
ンに特に応用される。本発明はチエーン張力付与装置を
有する組立体に使用されるチエーンリンクに特に応用さ
れる。
【0002】
【従来の技術】動力伝達チエーンは自動車産業において
広く使用されている。このようなチエーンは動力をトル
クコンバータから変速機に伝達するため又は動力をトラ
ンスファーケース内で伝達するためと同様にエンジンの
調時駆動のために使用される。動力伝達チエーンは産業
の応用例にも広く使用される。
広く使用されている。このようなチエーンは動力をトル
クコンバータから変速機に伝達するため又は動力をトラ
ンスファーケース内で伝達するためと同様にエンジンの
調時駆動のために使用される。動力伝達チエーンは産業
の応用例にも広く使用される。
【0003】動力伝達チエーンの一つの形式は「サイレ
ントチエーン」と呼ばれる。このようなチエーンは連結
された逆さの歯付きリンクの組で構成されている。リン
クの組又は横列は互いに並んでかつ隣接して配置された
幾つかのリンクで組み立てられている。リンクはピボッ
ト装置によって接続され、そのピボット装置は典型的に
は一対の穴内に受けられた丸いピンである。サイレント
チエーンの例は米国特許第4,342,560号に示さ
れている。
ントチエーン」と呼ばれる。このようなチエーンは連結
された逆さの歯付きリンクの組で構成されている。リン
クの組又は横列は互いに並んでかつ隣接して配置された
幾つかのリンクで組み立てられている。リンクはピボッ
ト装置によって接続され、そのピボット装置は典型的に
は一対の穴内に受けられた丸いピンである。サイレント
チエーンの例は米国特許第4,342,560号に示さ
れている。
【0004】従来のサイレントチエーンは典型的にはガ
イドリンクと駆動リンクの両者を備えている。ガイドリ
ンクはリンクの交互の組の外縁に配置されている。ガイ
ドリンクは典型的にはチエーンをスプロケットに関して
横方向に位置決めするように作用する。ガイドリンクは
チエーンとスプロケットとの間の動力の伝達には関与し
ない。
イドリンクと駆動リンクの両者を備えている。ガイドリ
ンクはリンクの交互の組の外縁に配置されている。ガイ
ドリンクは典型的にはチエーンをスプロケットに関して
横方向に位置決めするように作用する。ガイドリンクは
チエーンとスプロケットとの間の動力の伝達には関与し
ない。
【0005】逆さの歯付きリンクすなわち内側の駆動リ
ンクは動力を伝達する。各リンクは典型的には一対の穴
と一対の垂れ下がったつま先部すなわち歯を有してい
る。各つま先部は内側フランクと外側フランクとによっ
て限定されている。内側フランクは股部で接続してい
る。リンクは内側フランク又は外側フランク或いはその
組み合わせに沿ってスプロケット歯と接触する。フラン
クとスプロケット歯との接触は動力の伝達を行うもので
ある。
ンクは動力を伝達する。各リンクは典型的には一対の穴
と一対の垂れ下がったつま先部すなわち歯を有してい
る。各つま先部は内側フランクと外側フランクとによっ
て限定されている。内側フランクは股部で接続してい
る。リンクは内側フランク又は外側フランク或いはその
組み合わせに沿ってスプロケット歯と接触する。フラン
クとスプロケット歯との接触は動力の伝達を行うもので
ある。
【0006】動力の伝達に特に関与していないリンクの
後縁すなわち上縁は概して真っすぐなって又は凸状(外
側に)に曲がっている。混成型すなわち一つ以上の形式
のリンク形状を有するチエーンにおいて、リンクはリン
クの後部の形で見分けられる。米国特許第4,509,
323号及び第4,509,937号はリンクを識別す
るために使用されるこのようなリンクの後部の形状の例
である。
後縁すなわち上縁は概して真っすぐなって又は凸状(外
側に)に曲がっている。混成型すなわち一つ以上の形式
のリンク形状を有するチエーンにおいて、リンクはリン
クの後部の形で見分けられる。米国特許第4,509,
323号及び第4,509,937号はリンクを識別す
るために使用されるこのようなリンクの後部の形状の例
である。
【0007】第2の形式のチエーンは「ローラチエー
ン」として知られている。典型的なローラチエーンは交
互になった内側リンクと外側リンクを備えている。「ブ
ッシュ」リンクとして知られている内側リンクは隔てら
れた側板すなわちサイドバーを備え、そのサイドバーの
各端部において開口すなわち穴内にはブッシュがきつく
受けられている。「ピン」リンクとして知られている外
側リンクは隔てられた側板すなわちサイドバーを備え、
そのサイドバーの各端部において開口すなわち穴内には
ピンがきつく受けられている。ブッシュはピンの回りで
自由に回り外側リンクを内側リンクに交互の配列で枢動
的に接続する。ローラがブッシュに設けられ、かつロー
ラチエーンがスプロケットの回りに巻かれたときスプロ
ケットの歯は横に隔てられたサイドバーの間及び長手方
向に隔てられたローラの間に受けられる。ローラチエー
ンの例は米国特許第4、186、617号に示され、こ
の明細書において参考として記載されている。
ン」として知られている。典型的なローラチエーンは交
互になった内側リンクと外側リンクを備えている。「ブ
ッシュ」リンクとして知られている内側リンクは隔てら
れた側板すなわちサイドバーを備え、そのサイドバーの
各端部において開口すなわち穴内にはブッシュがきつく
受けられている。「ピン」リンクとして知られている外
側リンクは隔てられた側板すなわちサイドバーを備え、
そのサイドバーの各端部において開口すなわち穴内には
ピンがきつく受けられている。ブッシュはピンの回りで
自由に回り外側リンクを内側リンクに交互の配列で枢動
的に接続する。ローラがブッシュに設けられ、かつロー
ラチエーンがスプロケットの回りに巻かれたときスプロ
ケットの歯は横に隔てられたサイドバーの間及び長手方
向に隔てられたローラの間に受けられる。ローラチエー
ンの例は米国特許第4、186、617号に示され、こ
の明細書において参考として記載されている。
【0008】ローラチエーン駆動は「真のローラ」の形
式及びローラ無しの形式の両者を含む。真のローラ形式
はブッシュの回りに取り付けられたローラを備えてい
る。ローラ無しチエーンはスプロケットと直接接触する
ブッシュを備えている。両者の形式のローラチエーンは
英国基準チエーン及び米国規格協会(ANSI)チエー
ンとして産業界で特定されている。
式及びローラ無しの形式の両者を含む。真のローラ形式
はブッシュの回りに取り付けられたローラを備えてい
る。ローラ無しチエーンはスプロケットと直接接触する
ブッシュを備えている。両者の形式のローラチエーンは
英国基準チエーン及び米国規格協会(ANSI)チエー
ンとして産業界で特定されている。
【0009】通常のチエーン駆動は軸に支持された少な
くとも二つのスプロケットの回りに掛けられた無端のサ
イレント又はローラチエーンを含んでいる。駆動スプロ
ケットが運動するとチエーンを介して動力が伝達されか
つその結果被駆動スプロケットが運動する。エンジンの
調時駆動の応用において、駆動スプロケットはエンジン
のクランク軸に取り付けられかつ被駆動スプロケットは
弁カム軸に取り付けられる。カム軸の回転はチエーンを
介してクランク軸の回転によって制御される。
くとも二つのスプロケットの回りに掛けられた無端のサ
イレント又はローラチエーンを含んでいる。駆動スプロ
ケットが運動するとチエーンを介して動力が伝達されか
つその結果被駆動スプロケットが運動する。エンジンの
調時駆動の応用において、駆動スプロケットはエンジン
のクランク軸に取り付けられかつ被駆動スプロケットは
弁カム軸に取り付けられる。カム軸の回転はチエーンを
介してクランク軸の回転によって制御される。
【0010】多くの調時チエーンの応用例は、隔てられ
たスプロケット間のチエーンの外側に配置された弾力的
に偏倚されたチエーン張力付与装置すなわちテンショナ
を備えている。テンショナはチエーン組立体のリンクの
後面に負荷を加えることによって、動作中にチエーンの
張力を制御するように作用する。接触面区域がチエーン
と接触するためにテンショナに沿って設けられる。テン
ショナはチエーンの張り側又は緩み側のいずれにも配置
されるが、典型的には緩み側に置かれる。
たスプロケット間のチエーンの外側に配置された弾力的
に偏倚されたチエーン張力付与装置すなわちテンショナ
を備えている。テンショナはチエーン組立体のリンクの
後面に負荷を加えることによって、動作中にチエーンの
張力を制御するように作用する。接触面区域がチエーン
と接触するためにテンショナに沿って設けられる。テン
ショナはチエーンの張り側又は緩み側のいずれにも配置
されるが、典型的には緩み側に置かれる。
【0011】テンショナと共に使用するための組立体に
おけるチエーンリンクは、典型的には、平らな又は凸状
の後面を有する。サイレントチエーンにおいて、リンク
の後部はリンクの上部分である。ローラチエーンにおい
て、リンクの後部は装置間で伸びるサイドバーの長い部
分である。平らな後面のため、リンクはテンショナの接
触面区域とチエーンリンクとの間の限られた接触区域に
亙って高い接触応力を有する。このような接触応力は摩
擦損失を発生し、これによりチエーン駆動装置の効率が
減少される。
おけるチエーンリンクは、典型的には、平らな又は凸状
の後面を有する。サイレントチエーンにおいて、リンク
の後部はリンクの上部分である。ローラチエーンにおい
て、リンクの後部は装置間で伸びるサイドバーの長い部
分である。平らな後面のため、リンクはテンショナの接
触面区域とチエーンリンクとの間の限られた接触区域に
亙って高い接触応力を有する。このような接触応力は摩
擦損失を発生し、これによりチエーン駆動装置の効率が
減少される。
【0012】この明細書において参考として取り上げら
れた米国特許第4,758,210号に示されるような
更に最近のサイレントチエーン組立体の設計は、チエー
ンの幅を減少するために各横列のリンクの数を減少して
いる。これはチエーン組立体における各リンクの負荷を
増大する。更に、エンジン速度を増加ししたがってチエ
ーンの速度を増加する必要性により、チエーンリンクと
テンショナとの間の局部摩擦接触が増加しかつ効率が更
に悪くなる。
れた米国特許第4,758,210号に示されるような
更に最近のサイレントチエーン組立体の設計は、チエー
ンの幅を減少するために各横列のリンクの数を減少して
いる。これはチエーン組立体における各リンクの負荷を
増大する。更に、エンジン速度を増加ししたがってチエ
ーンの速度を増加する必要性により、チエーンリンクと
テンショナとの間の局部摩擦接触が増加しかつ効率が更
に悪くなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、改良
したリンクの設計によりチエーンテンショナとチエーン
リンクとの間の摩擦接触を減少した動力伝達チエーンを
提供することである。
したリンクの設計によりチエーンテンショナとチエーン
リンクとの間の摩擦接触を減少した動力伝達チエーンを
提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、ス
プロケット及びチエーンテンショナと共に使用するロー
ラチエーン組立体であって、前記テンショナが曲率半径
によって限定されたテンショナ表面を有し、前記チエー
ンが一連の連結された内側リンク及び外側リンクを有す
るローラチエーン組立体において、各外側リンクが隔て
られたピン部材に固定して取り付けられた一対の外側リ
ンクプレートを有し、前記外側リンクプレートが前部分
及び後部分を有し、各内側リンクが前記外側リンクの前
記ピンに回転するように取り付けられた一対のブッシュ
を有し、前記内側リンクが前記ブッシュに固定して取り
付けられた内側リンクプレートを有し、前記内側リンク
プレートが前部分及び後部分を有し、前記内側リンク及
び前記外側リンクの各々はスプロケット歯を受けるよう
になっており、前記外側リンクプレートの少なくとも幾
つかが凹んだ後部分を有し、前記凹んだ後部分が前記テ
ンショナの表面の曲率に実質的に合う曲率半径を有する
ように構成されている。本願の他の発明は、スプロケッ
ト及びチエーンテンショナと共に使用する動力伝達チエ
ーンであって、前記テンショナが曲率半径によって限定
されたテンショナ表面を有し、前記チエーンが複数の連
結されたリンクの組を備え、ピボット装置が隣接するリ
ンクの組を接続し、各リンクが前記ピボット装置を受け
る一対の穴を限定する動力伝達チエーンにおいて、前記
チエーンの幾つかのリンクが上部分と下部分とを有し、
各下部分が少なくとも一つのつま先部を有し、前記つま
先部が前記スプロケットと接触するようになっており、
少なくとも幾つかの前記リンクの前記上部分が凹んだ縁
を備え、前記凹んだ縁が前記テンショナ表面の曲率半径
と実質的に合う曲率半径を有するように構成されてい
る。
プロケット及びチエーンテンショナと共に使用するロー
ラチエーン組立体であって、前記テンショナが曲率半径
によって限定されたテンショナ表面を有し、前記チエー
ンが一連の連結された内側リンク及び外側リンクを有す
るローラチエーン組立体において、各外側リンクが隔て
られたピン部材に固定して取り付けられた一対の外側リ
ンクプレートを有し、前記外側リンクプレートが前部分
及び後部分を有し、各内側リンクが前記外側リンクの前
記ピンに回転するように取り付けられた一対のブッシュ
を有し、前記内側リンクが前記ブッシュに固定して取り
付けられた内側リンクプレートを有し、前記内側リンク
プレートが前部分及び後部分を有し、前記内側リンク及
び前記外側リンクの各々はスプロケット歯を受けるよう
になっており、前記外側リンクプレートの少なくとも幾
つかが凹んだ後部分を有し、前記凹んだ後部分が前記テ
ンショナの表面の曲率に実質的に合う曲率半径を有する
ように構成されている。本願の他の発明は、スプロケッ
ト及びチエーンテンショナと共に使用する動力伝達チエ
ーンであって、前記テンショナが曲率半径によって限定
されたテンショナ表面を有し、前記チエーンが複数の連
結されたリンクの組を備え、ピボット装置が隣接するリ
ンクの組を接続し、各リンクが前記ピボット装置を受け
る一対の穴を限定する動力伝達チエーンにおいて、前記
チエーンの幾つかのリンクが上部分と下部分とを有し、
各下部分が少なくとも一つのつま先部を有し、前記つま
先部が前記スプロケットと接触するようになっており、
少なくとも幾つかの前記リンクの前記上部分が凹んだ縁
を備え、前記凹んだ縁が前記テンショナ表面の曲率半径
と実質的に合う曲率半径を有するように構成されてい
る。
【0015】
【作用】本発明は、チエーンテンショナの接触面とチエ
ーンリンクの後部との間の高い接触応力を減少するよう
に外部のチエーンテンショナと協働する新規なチエーン
リンクに関する。新規なリンクのデザインは凹んだ形状
を有する後部を有するリンクを提供する。凹んだ後部の
形状は、一般に、テンショナの幾何学的形状に一致する
曲率半径を有することによって、チエーンテンショナの
接触面と一致する。リンクのデザインはローラチエーン
のリンクにも及びサイレントチエーンのリンクにも使用
される。
ーンリンクの後部との間の高い接触応力を減少するよう
に外部のチエーンテンショナと協働する新規なチエーン
リンクに関する。新規なリンクのデザインは凹んだ形状
を有する後部を有するリンクを提供する。凹んだ後部の
形状は、一般に、テンショナの幾何学的形状に一致する
曲率半径を有することによって、チエーンテンショナの
接触面と一致する。リンクのデザインはローラチエーン
のリンクにも及びサイレントチエーンのリンクにも使用
される。
【0016】凹んだ後面は、テンショナと各チエーンリ
ンクとの間の前に限られていた接触区域を広げ、その結
果、接触圧力及び表面剪断応力を減少しかつそれによっ
て単位負荷を減少するように、作用する。このような凹
んだ形状はテンショナの接触面の摩耗の割合も減少しか
つテンショナの表面のピッチング(pitting)及
びスポーリング(spalling)の傾向を減少す
る。
ンクとの間の前に限られていた接触区域を広げ、その結
果、接触圧力及び表面剪断応力を減少しかつそれによっ
て単位負荷を減少するように、作用する。このような凹
んだ形状はテンショナの接触面の摩耗の割合も減少しか
つテンショナの表面のピッチング(pitting)及
びスポーリング(spalling)の傾向を減少す
る。
【0017】本発明の一つの実施例において、スプロケ
ットと共に使用するためのローラチエーン組立体は一連
の連結された内側リンク及び外側リンクを備えている。
各外側リンクは隔てられたピン部材に固定して取り付け
られた一対の外側リンクプレートを備え、各リンクプレ
ートは前部分及び後部分を有している。後部分は連結さ
れたチエーン組立体の外部で限定されている。各内側リ
ンクは、外側リンクのピンの回りで回るように取り付け
られた一対のブッシュを有している。内側リンクはブッ
シュに固定して取り付けられた内側リンクプレートを有
している。各内側リンクプレートは前部分及び後部分を
有し、後部分は連結されたチエーン組立体の外部で限定
されている。各ブッシュはスプロケットの歯と接触する
ようになっており、各内側リンク及び外側リンクはスプ
ロケット歯を受けるようになっている。
ットと共に使用するためのローラチエーン組立体は一連
の連結された内側リンク及び外側リンクを備えている。
各外側リンクは隔てられたピン部材に固定して取り付け
られた一対の外側リンクプレートを備え、各リンクプレ
ートは前部分及び後部分を有している。後部分は連結さ
れたチエーン組立体の外部で限定されている。各内側リ
ンクは、外側リンクのピンの回りで回るように取り付け
られた一対のブッシュを有している。内側リンクはブッ
シュに固定して取り付けられた内側リンクプレートを有
している。各内側リンクプレートは前部分及び後部分を
有し、後部分は連結されたチエーン組立体の外部で限定
されている。各ブッシュはスプロケットの歯と接触する
ようになっており、各内側リンク及び外側リンクはスプ
ロケット歯を受けるようになっている。
【0018】本発明のこの実施例において、幾つか又は
全部の外側リンクプレートは凹んだ後部分を有し、その
後部分は関連するテンショナの凹んだ形状と一致する。
代わりに、幾つか又は全部の内側リンクプレートは凹ん
だ後部分を有し、その後部分は関連するテンショナの凹
んだ形状と一致する。
全部の外側リンクプレートは凹んだ後部分を有し、その
後部分は関連するテンショナの凹んだ形状と一致する。
代わりに、幾つか又は全部の内側リンクプレートは凹ん
だ後部分を有し、その後部分は関連するテンショナの凹
んだ形状と一致する。
【0019】本発明の他の実施例において、サイレント
チエーンは複数の連結されたリンクの組で組み立てられ
ている。丸いピンの形の又はピン及びロッカージョイン
ト形のピボット装置が隣接するリンクの組を連結する。
各リンクはピボット装置を受けるための一対の穴を限定
する。チエーンのリンクは上部分及び下部分を有する。
内側リンクすなわち駆動リンクにおいて、各下部分は股
部で隔てられた一対のつま先部を有し、各下のつま先部
は外側フランク及び内側フランクによって限定されてい
る。
チエーンは複数の連結されたリンクの組で組み立てられ
ている。丸いピンの形の又はピン及びロッカージョイン
ト形のピボット装置が隣接するリンクの組を連結する。
各リンクはピボット装置を受けるための一対の穴を限定
する。チエーンのリンクは上部分及び下部分を有する。
内側リンクすなわち駆動リンクにおいて、各下部分は股
部で隔てられた一対のつま先部を有し、各下のつま先部
は外側フランク及び内側フランクによって限定されてい
る。
【0020】本発明のこの実施例において、リンクの幾
つか又は全部の上部分は関連するテンショナの凹んだ形
状と一致する凹んだ縁を有する。代わりに、チエーンの
幾つか又は全部のガイドリンクは、関連するテンショナ
の凹んだ形状と一致する凹んだ縁を有する上部分を有し
ている。
つか又は全部の上部分は関連するテンショナの凹んだ形
状と一致する凹んだ縁を有する。代わりに、チエーンの
幾つか又は全部のガイドリンクは、関連するテンショナ
の凹んだ形状と一致する凹んだ縁を有する上部分を有し
ている。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図において、図1は自動車エンジンの調時
サイレントチエーン組立体10を示す。歯12を有する
カム軸スプロケット11及び歯14を有するクランク軸
スプロケット13は、自動車のエンジン(図示せず)の
前部から突出するカム軸15及びクランク軸16に隔て
て取り付けられている。スプロケットは無端の調時チエ
ーン17によって駆動的に接続されている。
て説明する。図において、図1は自動車エンジンの調時
サイレントチエーン組立体10を示す。歯12を有する
カム軸スプロケット11及び歯14を有するクランク軸
スプロケット13は、自動車のエンジン(図示せず)の
前部から突出するカム軸15及びクランク軸16に隔て
て取り付けられている。スプロケットは無端の調時チエ
ーン17によって駆動的に接続されている。
【0022】弾力的に偏倚されたチエーン張力付与装置
すなわちテンショナ18はスプロケット11と13との
間でチエーン組立体の外に配置されかつチエーンを内側
に偏倚してチエーンの緩みを減少するようになってい
る。テンショナは、また、クランク軸スプロケット13
がカム軸スプロケット11を駆動するときチエーンの張
力を実質的に一定にするように作用する。テンショナ1
8は外側に湾曲した接触面19を有し、その接触面は通
常適当なプラスチック材料で形成されていてテンショナ
表面とリンクの金属の後部との間に発生する摩擦を減少
する。チエーンテンショナはチエーンの張り側又は緩み
側のいずれにも配置され得る。
すなわちテンショナ18はスプロケット11と13との
間でチエーン組立体の外に配置されかつチエーンを内側
に偏倚してチエーンの緩みを減少するようになってい
る。テンショナは、また、クランク軸スプロケット13
がカム軸スプロケット11を駆動するときチエーンの張
力を実質的に一定にするように作用する。テンショナ1
8は外側に湾曲した接触面19を有し、その接触面は通
常適当なプラスチック材料で形成されていてテンショナ
表面とリンクの金属の後部との間に発生する摩擦を減少
する。チエーンテンショナはチエーンの張り側又は緩み
側のいずれにも配置され得る。
【0023】従来技術の通常のチエーンリンク21、2
2、23が図3、図4及び図5に示されている。凸状の
又は丸くなった後部を有するサイレントチエーンリンク
22が図3に示されている。サイレントチエーン用の真
っすぐな後部を有するガイドリンク23が図4に示され
ている。ガイドリンク23は典型的には真っすぐでも僅
かに凸状でもよい。ローラチエーンリンク21の真っす
ぐな側板すなわちサイドバー24が図5に示されてい
る。
2、23が図3、図4及び図5に示されている。凸状の
又は丸くなった後部を有するサイレントチエーンリンク
22が図3に示されている。サイレントチエーン用の真
っすぐな後部を有するガイドリンク23が図4に示され
ている。ガイドリンク23は典型的には真っすぐでも僅
かに凸状でもよい。ローラチエーンリンク21の真っす
ぐな側板すなわちサイドバー24が図5に示されてい
る。
【0024】これらのリンク21、22、23の各々の
真っすぐな後部は局部区域でチエーンテンショナの丸い
チエーンテンショナと接触する。図2に示されるよう
に、テンショナ18は局部区域26においてリンク21
と接触する。このような局部接触により高い単位接触応
力が発生する。
真っすぐな後部は局部区域でチエーンテンショナの丸い
チエーンテンショナと接触する。図2に示されるよう
に、テンショナ18は局部区域26においてリンク21
と接触する。このような局部接触により高い単位接触応
力が発生する。
【0025】従来技術の通常のローラチエーンが図12
に示されている。チエーンは内側リンクプレート27
と、外側リンクプレート28と、ピン29と、ブッシュ
30とを備えている。ローラ(図示せず)がブッシュの
回りで回転してスプロケット歯と接触する。リンクの側
板の曲率はテンショナの曲率半径と一致しない。リンク
の曲率はリンクから材料を減少するためである。図8に
示されるように、本発明のローラチエーンの実施例は、
真っすぐな側部32及び隔てられた穴34の間に実質的
に伸びる凹んだ後部33を有するリンクプレート31を
備えている。穴は丸いピボットピンに適している。後部
33は凹んだ部分に沿ってテンショナと接触するように
チエーンの外側に配置されている。図6に示されるよう
に、テンショナ表面の曲率半径(Rt)はリンクプレー
トの曲率半径と一致する。
に示されている。チエーンは内側リンクプレート27
と、外側リンクプレート28と、ピン29と、ブッシュ
30とを備えている。ローラ(図示せず)がブッシュの
回りで回転してスプロケット歯と接触する。リンクの側
板の曲率はテンショナの曲率半径と一致しない。リンク
の曲率はリンクから材料を減少するためである。図8に
示されるように、本発明のローラチエーンの実施例は、
真っすぐな側部32及び隔てられた穴34の間に実質的
に伸びる凹んだ後部33を有するリンクプレート31を
備えている。穴は丸いピボットピンに適している。後部
33は凹んだ部分に沿ってテンショナと接触するように
チエーンの外側に配置されている。図6に示されるよう
に、テンショナ表面の曲率半径(Rt)はリンクプレー
トの曲率半径と一致する。
【0026】図7、図9、図10及び図11に示される
ように、本発明のサイレントチエーンの実施例におい
て、サイレントチエーンリンク41はピボットピン35
のための隔てられた穴が設けられている。リンク41
は、リンクから垂れ下がりかつ股部44で接合する一対
のつま先部すなわち歯43を備える。リンクの後部は凹
んだ縁45を備える。図10に示されるガイドリンク5
1は凹んだ後部52を有する。凹んだ後部45、52は
通常チエーンテンショナの形状と一致する。連結された
サイレント駆動リンク41及びガイドリンク51のチエ
ーン組立体が図11に示されている。
ように、本発明のサイレントチエーンの実施例におい
て、サイレントチエーンリンク41はピボットピン35
のための隔てられた穴が設けられている。リンク41
は、リンクから垂れ下がりかつ股部44で接合する一対
のつま先部すなわち歯43を備える。リンクの後部は凹
んだ縁45を備える。図10に示されるガイドリンク5
1は凹んだ後部52を有する。凹んだ後部45、52は
通常チエーンテンショナの形状と一致する。連結された
サイレント駆動リンク41及びガイドリンク51のチエ
ーン組立体が図11に示されている。
【0027】図7において、リンク41で構成されたサ
イレントチエーン46が、凹んだ後部45の曲率半径が
テンショナ表面の曲率半径Rtと等しいように、チエー
ンテンショナ18の曲がった表面19と接触して示され
ている。このチエーンリンク及びテンショナの一致した
形状によりテンショナとリンクとの間の接触区域すなわ
ち接触面積が増加し、その結果、接触圧力が小さくな
る。これにより、テンショナ表面の摩耗の割合が減少し
かつテンショナのピッチング及びスポーリングの傾向が
減少する。表面の曲率は、チエーンがテンショナの回り
で曲がるので、チエーンのリンクごとに合う。調和する
曲率はチエーンリンクとテンショナ表面とが正確に同じ
である必要はない。しかしながら、リンクの半径は、好
ましくは、テンショナの曲率半径に等しいかそれより大
きい。
イレントチエーン46が、凹んだ後部45の曲率半径が
テンショナ表面の曲率半径Rtと等しいように、チエー
ンテンショナ18の曲がった表面19と接触して示され
ている。このチエーンリンク及びテンショナの一致した
形状によりテンショナとリンクとの間の接触区域すなわ
ち接触面積が増加し、その結果、接触圧力が小さくな
る。これにより、テンショナ表面の摩耗の割合が減少し
かつテンショナのピッチング及びスポーリングの傾向が
減少する。表面の曲率は、チエーンがテンショナの回り
で曲がるので、チエーンのリンクごとに合う。調和する
曲率はチエーンリンクとテンショナ表面とが正確に同じ
である必要はない。しかしながら、リンクの半径は、好
ましくは、テンショナの曲率半径に等しいかそれより大
きい。
【0028】テンショナはチエーンを内側又は外側のい
ずれかに押すように配置され得る。テンショナはテンシ
ョナアームに枢動可能に取り付けられたローラの形でも
よい。
ずれかに押すように配置され得る。テンショナはテンシ
ョナアームに枢動可能に取り付けられたローラの形でも
よい。
【0029】本発明に対する幾つかの実施例が示された
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。当業者は本発明の原理を利用して変形、改良又は別
の実施例を作ることが可能である。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。当業者は本発明の原理を利用して変形、改良又は別
の実施例を作ることが可能である。
【0030】
【発明の効果】チエーンリンク及びテンショナの一致し
た形状によりテンショナとリンクとの間の接触区域すな
わち接触面積が増加し、その結果、接触圧力が小さくな
る。これにより、テンショナ表面の摩耗の割合が減少し
かつテンショナのピッチング及びスポーリングの傾向が
減少する。
た形状によりテンショナとリンクとの間の接触区域すな
わち接触面積が増加し、その結果、接触圧力が小さくな
る。これにより、テンショナ表面の摩耗の割合が減少し
かつテンショナのピッチング及びスポーリングの傾向が
減少する。
【図1】サイレントチエーンの使用例である調時チエー
ンの立面図であって、一対の隔てられたスプロケット及
び外部テンショナと共に本発明の形状を有するチエーン
リンクを示す図である。
ンの立面図であって、一対の隔てられたスプロケット及
び外部テンショナと共に本発明の形状を有するチエーン
リンクを示す図である。
【図2】チエーンテンショナとの接触を示す通常のロー
ラチエーンの一部の側立面図である。
ラチエーンの一部の側立面図である。
【図3】凸状の後部すなわち縁を有する通常のサイレン
トチエーンリンクの平面図である。
トチエーンリンクの平面図である。
【図4】真っすぐなリンクの後部を有するサイレントチ
エーン用の通常のガイドリンクの平面図である。
エーン用の通常のガイドリンクの平面図である。
【図5】平らなすなわち真っすぐな縁を有する通常のロ
ーラチエーンリンクの平面図である。
ーラチエーンリンクの平面図である。
【図6】本発明の凹んだ後部を有するローラチエーンリ
ンクの平面図であって、凹んだ後部の曲率半径を説明す
る図である。
ンクの平面図であって、凹んだ後部の曲率半径を説明す
る図である。
【図7】本発明の形状を有する駆動リンク及びガイドリ
ンクを備えたサイレントチエーンの部分立面図であって
凹んだ縁及びチエーンテンショナの案内面の曲率半径を
示す図である。
ンクを備えたサイレントチエーンの部分立面図であって
凹んだ縁及びチエーンテンショナの案内面の曲率半径を
示す図である。
【図8】本発明のローラチエーンリンクの平面図であ
る。
る。
【図9】本発明のサイレントチエーンリンクの平面図で
ある。
ある。
【図10】本発明のガイドリンクの平面図である。
【図11】サイレントチエーンリンク及びガイドリンク
の両者の凹んだ後部すなわち縁を示すサイレントチエー
ンの部分側立面図である。
の両者の凹んだ後部すなわち縁を示すサイレントチエー
ンの部分側立面図である。
【図12】従来技術のローラチエーンの斜視図である。
【符号の説明】 10 サイレントチエーン組立体 11、13 ス
プロケット 17 チエーン 18 テンショ
ナ 31 リンクプレート 33 後部 34 穴 35 ピボット
ピン 41 リンクプレート 42 穴 43 歯 45 後部 51 ガイドリンク 52 後部
プロケット 17 チエーン 18 テンショ
ナ 31 リンクプレート 33 後部 34 穴 35 ピボット
ピン 41 リンクプレート 42 穴 43 歯 45 後部 51 ガイドリンク 52 後部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲイリー・ジェイ・ノヴァック アメリカ合衆国イリノイ州60525−4353, インディアン・ヘッド・パーク,シャボ ナ・ロード 6587
Claims (12)
- 【請求項1】 スプロケット及びチエーンテンショナと
共に使用するローラチエーン組立体であって、前記テン
ショナが曲率半径によって限定されたテンショナ表面を
有し、前記チエーンが一連の連結された内側リンク及び
外側リンクを有するローラチエーン組立体において、 各外側リンクが隔てられたピン部材に固定して取り付け
られた一対の外側リンクプレートを有し、前記外側リン
クプレートが前部分及び後部分を有し、 各内側リンクが前記外側リンクの前記ピンに回転するよ
うに取り付けられた一対のブッシュを有し、前記内側リ
ンクが前記ブッシュに固定して取り付けられた内側リン
クプレートを有し、前記内側リンクプレートが前部分及
び後部分を有し、 前記内側リンク及び前記外側リンクの各々はスプロケッ
ト歯を受けるようになっており、 前記外側リンクプレートの少なくとも幾つかが凹んだ後
部分を有し、前記凹んだ後部分が前記テンショナの表面
の曲率に実質的に合う曲率半径を有するローラチエーン
組立体。 - 【請求項2】 請求項1に記載のローラチエーン組立体
において、前記後部分が連結されたチエーン組立体に対
して外側になるように限定されているローラチエーン組
立体。 - 【請求項3】 請求項2に記載のローラチエーン組立体
において、前記内側リンクプレートの少なくとも幾つか
は凹んだ後部分を有するローラチエーン組立体。 - 【請求項4】 チエーンテンショナと組み合わせた請求
項2に記載のローラチエーン組立体において、前記テン
ショナがテンショナ接触面を有し、前記テンショナ接触
面が前記外側リンクプレートの凹んだ後部分を限定する
曲率半径より小さい曲率半径を有するローラチエーン組
立体。 - 【請求項5】 チエーンテンショナと組み合わせた請求
項3に記載のローラチエーン組立体において、前記テン
ショナがテンショナ接触面を有し、前記テンショナ接触
面が前記外側リンクプレートの凹んだ後部分を限定する
曲率半径より小さい曲率半径を有するローラチエーン組
立体。 - 【請求項6】 スプロケット及びチエーンテンショナと
共に使用する動力伝達チエーンであって、前記テンショ
ナが曲率半径によって限定されたテンショナ表面を有
し、前記チエーンが複数の連結されたリンクの組を備
え、ピボット装置が隣接するリンクの組を接続し、各リ
ンクが前記ピボット装置を受ける一対の穴を限定する動
力伝達チエーンにおいて、 前記チエーンの幾つかのリンクが上部分と下部分とを有
し、各下部分が少なくとも一つのつま先部を有し、前記
つま先部が前記スプロケットと接触するようになってお
り、 少なくとも幾つかの前記リンクの前記上部分が凹んだ縁
を備え、前記凹んだ縁が前記テンショナ表面の曲率半径
と実質的に合う曲率半径を有する動力伝達チエーン。 - 【請求項7】 請求項6に記載の動力伝達チエーンにお
いて、ガイドリンクを備え、前記ガイドリンクの少なく
とも幾つかは凹んだ後部分を有する動力伝達チエーン。 - 【請求項8】 複数のスプロケット及びチエーンテンシ
ョナと組み合わせた請求項6に記載の動力伝達チエーン
において、前記テンショナ接触面が前記凹んだ縁を限定
する曲率半径に実質的に等しい曲率半径を有する動力伝
達チエーン。 - 【請求項9】 複数のスプロケット及びチエーンテンシ
ョナと組み合わせた請求項6に記載の動力伝達チエーン
において、前記テンショナ接触面が前記凹んだ縁を限定
する曲率半径より小さい曲率半径を有する動力伝達チエ
ーン。 - 【請求項10】 複数のスプロケット及びチエーンテン
ショナと組み合わせた請求項7に記載の動力伝達チエー
ンにおいて、前記テンショナ接触面がガイドリンクの後
部を限定する曲率半径より小さい曲率半径を有する動力
伝達チエーン。 - 【請求項11】 複数のスプロケット及びチエーンテン
ショナと組み合わせた請求項7に記載の動力伝達チエー
ンにおいて、前記テンショナ接触面が前記ガイドリンク
の後部を限定する曲率半径に実質的に等しい曲率半径を
有する動力伝達チエーン。 - 【請求項12】連結されたチエーンリンクの組立体と複
数の歯付きスプロケットとを備えるチエーン組立体及び
スプロケットの組み合わせにおいて、チエーン張力付与
装置を備え、前記チエーン張力付与装置が所定の曲率半
径を有する接触面を有し、前記張力付与装置が連結され
たリンクの組立体の外側に配置され、 前記チエーンリンクは凹んだ曲面を有する後面が形成さ
れ、その曲面が前記張力付与装置の接触面の曲面と実質
的に合うチエーン組立体及びスプロケットの組み合わ
せ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/805,459 US5176585A (en) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | Chain link |
US805459 | 1991-12-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05215189A true JPH05215189A (ja) | 1993-08-24 |
JP3463942B2 JP3463942B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=25191623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30860392A Expired - Fee Related JP3463942B2 (ja) | 1991-12-10 | 1992-11-18 | チエーン組立体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5176585A (ja) |
JP (1) | JP3463942B2 (ja) |
DE (1) | DE4241732A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5382199A (en) * | 1992-02-03 | 1995-01-17 | U.S. Tsubaki, Inc. | Large bearing area roller chain |
US5758484A (en) * | 1996-09-30 | 1998-06-02 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Silent chain with raised link backs |
JPH10281233A (ja) | 1997-01-06 | 1998-10-23 | Borg Warner Automot Inc | 動力伝達用チェーン |
US7229375B2 (en) | 2001-04-23 | 2007-06-12 | Borgwarner Inc. | Back drive silent chain system with low profile sprocket |
NL1020535C2 (nl) * | 2002-05-03 | 2003-11-04 | Theodorus Henricus Johannes Carolina Korse | Kettingoverbrenging. |
US7500928B2 (en) * | 2005-01-20 | 2009-03-10 | Borgwarner Inc. | Randomized chain system |
DE102005059787A1 (de) * | 2005-12-14 | 2007-06-21 | Joh. Winklhofer & Söhne GmbH und Co. KG | Produktsystem aus Hülsenkette und Zahnkette |
EP1801453A1 (en) * | 2005-12-22 | 2007-06-27 | Theodorus Henricus Johannes Carolina Korse | Chain transmission |
DE102006017121B4 (de) * | 2006-04-05 | 2008-02-14 | Iav Gmbh Ingenieurgesellschaft Auto Und Verkehr | Kettentrieb |
JP4137147B2 (ja) * | 2006-07-21 | 2008-08-20 | 株式会社椿本チエイン | 低フリクションチェーン |
JP5421448B1 (ja) * | 2012-11-22 | 2014-02-19 | 大同工業株式会社 | サイレントチェーン及びサイレントチェーン伝動装置 |
WO2015054181A1 (en) * | 2013-10-10 | 2015-04-16 | Borgwarner Inc. | Low mass chain link and assembly for friction reduction |
USD980576S1 (en) * | 2020-12-01 | 2023-03-07 | Fmh Conveyors Llc | Roller chain outer plate link |
US11708903B1 (en) | 2022-10-20 | 2023-07-25 | Borgwarner, Inc. | Park system integration with chain drive |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4764158A (en) * | 1985-11-27 | 1988-08-16 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Power transmission chain |
US4854925A (en) * | 1987-11-06 | 1989-08-08 | Gmi Engrg., & Mgmt., Institute | Multi-ratio drive system for sprockets having translating pins |
DE4034087A1 (de) * | 1989-10-27 | 1991-05-23 | Tsubakimoto Chain Co | Spannvorrichtung |
US5055088A (en) * | 1990-06-08 | 1991-10-08 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Spring blade chain tensioner |
-
1991
- 1991-12-10 US US07/805,459 patent/US5176585A/en not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-11-18 JP JP30860392A patent/JP3463942B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-10 DE DE4241732A patent/DE4241732A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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DE4241732A1 (ja) | 1993-06-17 |
JP3463942B2 (ja) | 2003-11-05 |
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