JPH052150Y2 - - Google Patents

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JPH052150Y2
JPH052150Y2 JP6365886U JP6365886U JPH052150Y2 JP H052150 Y2 JPH052150 Y2 JP H052150Y2 JP 6365886 U JP6365886 U JP 6365886U JP 6365886 U JP6365886 U JP 6365886U JP H052150 Y2 JPH052150 Y2 JP H052150Y2
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JP
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lid
container body
opening
container
water soap
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は手洗器等に取りつけられる水石けん入
れの容器に関する。
(従来の技術) 従来、水石けん入れ用容器として種々の構造が
知られているが代表的なものとして意匠登録第−
463863号のものがある。
上記意匠登録第463863号の水石けん入れ用容器
は第9図に示すように、容器本体Aが断面形状を
大略台形に形成されており、容器本体A上面に突
出状に開口した水石けん注入口1をネジ蓋式の蓋
体Bで塞いだ構造である。
従つて、このものは水石けんを補給する際等の
蓋体の取り付け、取り外しに蓋体を何回もまわさ
なければならず、蓋体の着脱が面倒であるばかり
でなく、蓋体が小さいので落したとき等紛失し易
く、また蓋体と容器本体上面との間の段状の隙間
部分にほこりがたまる等の不便不都合がある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、蓋体を、
容器本体の上部を覆うことができるように大きく
し、しかもその着脱をワンタツチで行なえるよう
にすることである。
(問題を解決するための手段) 上記問題を解決するために本考案が講ずる技術
的手段は、上方に水石けん注入口を有する中空状
の容器本体と、下方を容器本体の外周に嵌合可能
に大きく開口した蓋体とからなり、上記蓋体の内
周または容器本体の外周のいずれか一方には凸
部、他方にはガイド部と該ガイド部側方に連続し
て形成される係止部とを備える凹部を夫々設け、
蓋体の開口を容器本体外周に上方より嵌合して凸
部を凹部の係止部に係止するものである。
(作用) 本考案の上記技術的手段によれば、蓋体は容器
本体の上面部を覆つて設けられる。
そして、容器本体に対する蓋体の着脱は凸部を
凹部のガイド部に対応させて容器本体の外周に蓋
体を嵌合し、蓋体を僅かに回転させることにより
凸部が凹部の係止部に係合係止して蓋体が容器本
体に取り付け固定され、また、この状態から蓋体
を逆方向に僅かに回転させれば、凸部が係止部か
ら外ずれてガイド部に対応するので蓋体を上方に
引き上げることにより凸部がガイド部をスライド
して凹部から外ずれ蓋体が容器本体から取り外ず
される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。
図中、Aは容器本体、Bは蓋体で、共にABS
樹脂等の合成樹脂製であり、上記容器本体Aは一
体的に接合固着される下部材4と上部材5とによ
り大略球形状の中空体に形成される。
下部材4は円形開口部を有する半球形の椀状に
形成し、その底部中央には水石けん供給口6を円
筒状に突出せしめて開設する。
上記水石けん供給口6は外周面に螺子7を形成
して第3図に示すように手洗器Dに取りつけた水
石けん抽出器具Cの水石けん取入口3に螺着し、
容器本体Aを水石けん抽出器具Cに取り付け固定
すると共に容器本体A内に収容した水石けんを抽
出器具Cに設けた抽出弁9を介して手洗のために
供給するものである。
上部材5は下部材4と同様円形の開口部を有す
る半球形の椀状に形成されるが、大きさは下部材
4より一回り小さく、その開口部口縁には外径が
下部材4の開口部外径と同径の鍔部10を有して
いる。
そして上記鍔部10の下面には、外径が下部材
4の開口部内径と略同径の環状突条11を形成す
る。
而してこの上部材5は開口部を下部材4の開口
部に対向させ環状突条11を下部材4の開口部内
周に嵌合せしめると共に鍔部10を下部材4の開
口部の開口端面に当接せしめて、これらの部分を
接着剤、熱溶着等で接着し、下部材4上部に一体
的に組立て接合する。
また、上記上部材5は頂部に水石けん注入口1
を切截状に開設すると共に外周面下部には鍔部1
0に沿う帯状の垂直面部12と、凹部3とを形成
する。
垂直面部12は鍔部10の基部に沿つて上部材
5の全周に亘つて帯状に形成され、その下端部は
段部13を介して鍔部10上面に達している。
凹部3は上部材5の外周面に180°の角度間隔を
有して2個が対称形状に形成されており、夫々ガ
イド部3aと係止部3bとを有している。
ガイド部3aは垂直面部12の若干上方から垂
直面部12下端にかけて適当な幅をもつて帯状に
切欠形成されてその上端は上部材5外周の曲面に
連続し、係止部3bは垂直面部12部分において
上記ガイド部3a側方に連続して形成されてお
り、係止部3bの横幅はガイド部3aの横幅より
若干小さくなつている。
また係止部3bは下縁がガイド部3aの下縁と
直線状に連続すると共に上縁が適当な角度をもつ
て先端方向に下向き傾斜している。従つて、係止
部3bの上下幅は先端に向かつて狭くなつてい
る。
一方、蓋体Bは容器本体Aを構成する下部材4
及び上部材5と同様、円形開口部を有する半球形
の椀状を呈し、その開口部外径が容器本体Aの下
部材4の開口部外径及び上部材5の鍔部10外径
と同径、内径が上部材5の鍔部10上面に形成さ
れた段部13内径と同径に夫々形成される。
また蓋体Bは開口部内周面に沿つて容器本体A
の上部材5外周面に設けた垂直面部12に対応す
る垂直面部14を形成し、該部14には容器本体
Aの凹部3に対応する2個の凸部2を180°の角度
間隔を有して相対状に設ける。
凸部2は、容器本体Aに形成した凹部3の係止
部3bの横幅より僅かに小さな横幅と、係止部3
b先端の上下幅より僅かに小さな上下幅を有し、
その上下両縁は係止部3b上縁の傾斜角度と同程
度の傾斜角度をもつて形成されている。
而して、この蓋体Bは容器本体Aの上部材5に
被せ、凸部2を凹部3のガイド部3aに対応させ
て押し下げれば、凸部2がガイド部3a内に入り
込み、開口部の内周面が容器本体A上部材5の段
部13に嵌合し、開口端面が上部材5の鍔部10
上面に当接する。従つてこの状態で蓋体Bを若干
回転させることにより凸部2が凹部3の係止部3
bに係合係止するので蓋体Bは容器本体Aに固定
される。
また、蓋体Bを取り外ずすときには、蓋体Bを
上記とは逆の方向に回転させ、凸部2を凹部3の
係止部3bから外ずしてガイド部3aに位置せし
めることにより、蓋体Bを上方に持ち上げれば凸
部2がガイド部3a内をスライドして凹部3から
抜け出し、蓋体Bは容器本体Aから外ずれる。
別の実施例としてガイド部3aと係止部3bと
の境界にわずかに盛り上がつた細幅の隆起条を縦
方向に設けることもある。こうすれば、蓋体Bを
容器本体Aから着脱する際、凸部2が係止部3b
に入る時及び抜け出す時にこの隆起条がわずかな
抵抗となり、使用者が確実に着脱した事を感触で
つかめると共に、抜け止めにもなる。
尚、第7図において15は蓋体Bに穿設した空
気抜きの小孔である。
(効果) 本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
(1) 蓋体が大きいので、紛失しにくいし、また着
脱の際等持ち易く、扱い易い。
(2) 蓋体の内周または容器本体の外周のいずれか
一方には凸部、他方にはガイド部と該ガイド部
側方に連続して形成される係止部とを備える凹
部を夫々設け、蓋体の開口を容器本体外周に上
方より嵌合して凸部を凹部の係止部に係止する
ことにより、容器本体に蓋を装着するので、蓋
の着脱が簡単である。
(3) 蓋体表面にほこりがたまらない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す水石けん入れ
用容器の平面図で一部切欠して示してある。第2
図は第1図の−線断面図、第3図は本考案の
水石けん入れ用容器の主要な構成要素の1つであ
る容器本体の側面図、第4図は第3図の−線
断面図、第5図は上記容器本体と共に本考案の水
石けん入れ用容器の主要な構成要素の1つである
蓋体の底面図、第6図は第5図の−線断面
図、第7図は第6図の−線断面図、第8図は
本考案の水石けん入れ用容器の使用状態を示す断
面図、第9図は従来の水石けん入れ用容器の一例
を示す断面図である。 A……容器本体、B……蓋体、1……水石けん
注入口、2……凸部、3……凹部、3a……ガイ
ド部、3b……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方に水石けん注入口を有する中空状の容器本
    体と、下方を容器本体の外周に嵌合可能に大きく
    開口した蓋体とからなり、上記蓋体の内周または
    容器本体の外周のいずれか一方には凸部、他方に
    はガイド部と該ガイド部側方に連続して形成され
    る係止部とを備える凹部を夫々設け、蓋体の開口
    を容器本体外周に上方より嵌合して凸部を凹部の
    係止部に係止する水石けん入れ容器。
JP6365886U 1986-04-25 1986-04-25 Expired - Lifetime JPH052150Y2 (ja)

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JP6365886U JPH052150Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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JP6365886U JPH052150Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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Publication Number Publication Date
JPS62174493U JPS62174493U (ja) 1987-11-06
JPH052150Y2 true JPH052150Y2 (ja) 1993-01-20

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