JPH0521361Y2 - - Google Patents

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JPH0521361Y2
JPH0521361Y2 JP7539688U JP7539688U JPH0521361Y2 JP H0521361 Y2 JPH0521361 Y2 JP H0521361Y2 JP 7539688 U JP7539688 U JP 7539688U JP 7539688 U JP7539688 U JP 7539688U JP H0521361 Y2 JPH0521361 Y2 JP H0521361Y2
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rotor
wood
attached
roll
barker
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  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はリングバーカに係り、更に詳述すれ
ばロータゲージの前後のフイーダと押えロールと
を備え、木材の移送ができるリングバーカに関す
る。
[従来の技術] この種のリングバーカとしては従来例えば特公
昭55−22246号公報に記載されているものがある。
この従来の技術は、木材等の移送軌道上に設け
られた固定枠に、内側に歯を削設した大型のリン
グギヤを取付け、該リングギヤとほぼ同径の円環
状の回転枠をその外周部を上記固定枠に複数個取
付けた案内ローラで案内支持すると共に、上記回
転枠を駆動装置により回転駆動可能にし、上記回
転枠に内方に延びる複数個のアーム部材を揺動可
能に取付け、該アーム部材の取付基部に上記リン
グギヤの歯に噛み合うピニオンギヤとその回転軸
とを設けると共に上記アーム部材の先端部に回転
刃とその回転軸とを設け、上記両回転軸間にチエ
ーン等の伝達機構を介装した構成のものである。
また、これとは別に特公昭59−27685号に示さ
れるように機枠に対し回転自在に支持され、かつ
チエーン等の動力伝達手段をもつて回動せしめら
れる円板状のロータと、この円板状のロータの中
央に明けられた開孔の一方の縁部より突出する回
転筒状部と、前記ロータに設けた複数の軸受部に
それぞれ回転軸を挿通したブツシユを介して揺動
自在に軸支され、前記開口の他方の縁部側に向う
複数個のアームと、これらアームの端部にそれぞ
れ軸支され、前記回転軸により動力伝達手段を介
して回動せしめられるカツタと、前記ロータと並
設された機枠構成部材に設けられた開口の一方の
縁部より前記筒状部を内挿するようにロータ側に
突出し、その端部外周に歯車を形成した回定筒状
部と、前記歯車と噛合し、前記回転軸を前記ロー
タの回動に伴つて回動せしめるピニオンとで構成
され、かつ前記回転軸はカツタを原木表皮のダウ
ンカツト方向に強制回転させるようにしたことを
特徴とする原木皮剥装置がある。
[考案が解決しようとする課題] 前記した従来の技術は、いずれも木材の移送に
当つてはこれをコンベアまたは送りローラ等によ
り移送している。したがつてコンベア上の木材が
スムーズに回転枠内に送られるようにベルトコン
ベア上の木材を前記ベルトコンベアに押し付ける
単体の押えロールを備えている。
この従来の押えローラはツヅミ形をした一つの
遊車ロールを加圧シリンダで木材に押し付けてい
るため、一般製材用丸太のような節、コブ等の低
い比較的好条件な木材の移送に対しては問題ない
が、節やコブが高い丸太の移送には前記した節や
コブが単体の押えロールに突き掛り乗り越えがで
きず、ベルトコンベアと木材の間にスリツプが生
じ送材ができないという問題点があつた。
この考案は前記した各問題点を除去するため
に、前記押えロールを複数の押えロールとし、キ
ヤタピラフイーダと押えロールの両方に駆動力を
付与することで、突き掛り時における押えロール
の回転停止をなくし、前記押えロールの大きい節
やコブの乗り越えを可能にすることで木材の送材
ストツプをなくすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記したこの考案の目的は、木材の移送軌道に
添つて設けられた固定枠と、前記固定枠に対し駆
動装置を介して回転可能に取付けられたロータと
該ロータの端面に取付けられた複数のバーキング
アームとで構成されたバーカ機構と、前記した固
定枠に回転自在に取付けられ駆動装置からの駆動
力で回動する前記バーカ機構の前後の対をなすキ
ヤタピラフイーダと、前記各キヤタピラフイーダ
と対峙する位置で前記固定枠に取付けられた加圧
シリンダと前記シリンダのシリンダアーム端に枢
着されたフレームに軸支され駆動装置を介して回
動するロールとで構成された押えロールとを備
え、前記フイーダと共に駆動力の付与された押え
ロールとで木材の移送を行なうことで達成され
る。
[作用] 剥皮を行なう木材をキヤタピラフイーダ上に乗
せ、加圧シリンダを駆動することで押えロールを
前記木材に当接するまで下降させ、前記キヤタピ
ラフイーダおよび押えロールの駆動装置とロータ
の駆動装置とを動かすことで木材は前記ロータ内
を通るように移送され、前記木材がロータ内を通
過する際該ロータに取付けてあるバーキングアー
ムで樹皮が剥皮される。
木材の節やコブが前記押えロールに当接しても
該押えロールを軸支しているフレームの揺動によ
る後退と合せて駆動装置により駆動力が前記押え
ロールに付与されているためフイーダによる移送
力と共により一層強い移送力が木材に加わり、従
来の如く節やコブに押えロールが突き掛つて木材
とフイーダとの間でスリツプが生じることなく安
定した木材の移送ができるため剥皮が完全に実施
できる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第1図および第2図に示すように、木材の移送
軌道に添うように作られた基礎1上に取付けられ
た固定枠2のほぼ中央部で上、下枠材21,22
間にモータ等の駆動装置31をもつて回動し得る
よう同一方向にバーキングアーム32を複数個そ
の一端を端面に枢着すると共に、シリンダ33で
前記バーキングアーム32を揺動し得るように取
付けた円環状のロータ34を4個の支持ロール3
5で保持されたバーカ機構3が配設されている。
前記ロータ34の前後には、下枠材22に対し
一対つづのフイーダプーリ41,41が軸42,
42で回動自在に取付けられ、前記フイーダプー
リ41,41にはキヤタピラベルト43が掛けら
れ図示してない駆動装置でいずれか一方の軸42
に駆動力を付与されたキヤタピラフイーダ4,4
が設けられている。
固定枠2の上枠材21には前記キヤタピラフイ
ーダ4,4の長さの中心からいずれも若干前記ロ
ータ34側に偏位した位置に加圧シリンダ51,
51が取付けられ、この加圧シリンダ51のシリ
ンダーアーム51Aの端部には上下枠材21,2
2間に取付けられ一対ずつのスライド支柱23,
23に対し第3図に示すように両端に取付けたス
ライドガイド52,52を介して係止案内される
フレーム53が揺動自在に取付けられている。
このフレーム53の両端にはツヅミ状をなし第
4図乃至第6図に示すように周面に無数の突起を
形成した複数のロール54,54が軸55,55
をもつて回転自在に取付けられている。
前記アーム51Aの中央には軸56が取付けら
れており、フレーム53上に取付けられている油
圧モータ等の駆動装置57と軸56と前記軸5
5,55との間に前記駆動装置57の出力軸と軸
56および軸56の両端と軸55,55に取付け
られたスプロケツトホイール58,58,58と
の間にそれぞれチエーン59,59,59が掛け
られ、両ロール54,54が同一方向に回転し得
るように構成されている。
前述のようにこの考案のリングバーカは、固定
枠2、バーカ機構3、キヤタピラフイーダ4およ
び前記機構の押えロール5とで構成されている。
この考案のリングバーカで木材の剥皮を行なう
には、第1図に示すように木材の大きさに従い加
圧シリンダ51,51を駆動させてフレーム53
をスライド支柱23,23に添わせて上、下動さ
せ複数個のロール54,54とキヤタピラベルト
43との間の間隔を調整し各駆動装置31,57
および図示してないキヤタピラフイーダ4,4の
駆動装置を始動させ押えロール5とキヤタピラフ
イーダ4との間に挟さまれた木材は矢印で示すよ
うに送り込み側よりバーカ機構3を通つて送り出
し側に移送される。
この移送の過程で木材はバーキングアーム32
により剥皮される。
木材Wの移送に当つて、第7図に示すようにキ
ヤタピラフイーダ4に木材Wを押えロール5で押
し付けているだけでなくロール54,54に駆動
装置57よりキヤタピラベルト43とは反対の回
転力が付与されている。
この回転が付与のため大きい節やコブNがあつ
ても複数個のロール54,54に動力が付与され
ているのでこれら節やコブNを乗り越えようと作
用し、このためアーム53もシリンダアームに対
しうまく揺動し、下方のキヤタピラフイーダ4と
共に一層強い送材力と送りの安定性を増し剥皮効
率が向上する。
[考案の効果] この考案は以上説明したように構成されている
ので、以下に記載する効果を奏する。
請求項1のリングバーカにおいては、木材に大
きい節やコブがあつても送材ができるため安定し
た剥皮が可能であるという効果を有する。
請求項2のリングバーカにおいては、押えロー
ルの全ロールに動力が付与されているので、木材
の移送力が大きく、大きい節やコブの乗り越えが
容易に行なえるという効果を有する。
請求項3のリングバーカにおいては、木材への
グリツプ力が大きく、キヤタピラフイーダと協働
しての移送に当りスリツプが生じにくいし、木材
がロール54,54から外に転がり出ることがな
い。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の1実施例を示すもの
で、第1図はリングバーカの一部切欠した側面
図、第2図は同じく正面図、第3図は押えロール
を拡大した正面図、第4図は同じく一部断面とし
た下面図、第5図は同じく側面図、第6図は同じ
く要部の断面図、第7図は木材移送時の押えロー
ラとキヤタピラフイーダとの関係を示す図であ
る。 2……固定枠、5……押えロール、3……バー
カ機構、51……加圧シリンダ、31……駆動装
置、53……フレーム、32……バーキングアー
ム、54……ロール、34……ロータ、55,5
6……軸、4……キヤタピラフイーダ、57……
駆動装置、W……木材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ロータゲージの前後にフイーダと押えロール
    とを備え、木材の移送ができるリングバーカに
    おいて、木材Wの移送軌道に添つて設けた固定
    枠2と、前記固定枠2に対し駆動装置31を介
    して回転可能に取付けたロータ34とその端面
    に取付けた複数のバーキングアーム32とで構
    成したバーカ機構3と、前記した固定枠2に回
    転可能に取付け駆動装置からの駆動力で回動す
    る前記バーカ機構3の前後に対をなすように配
    設したキヤタピラフイーダ4,4と、前記各キ
    ヤタピラフイーダと対峙する位置で前記固定枠
    2に取付けた加圧シリンダ51とそのシリンダ
    アーム端に枢着したフレーム53に枢支され駆
    動装置57を介して回動するロール54とで構
    成した押さえロール5とをそれぞれ具備してな
    るリングバーカ。 2 ロール54,54がツヅミ状の形状をなし周
    面に多数の突起を形成した押えロール5を用い
    てなる請求項1記載のリングバーカ。
JP7539688U 1988-06-07 1988-06-07 Expired - Lifetime JPH0521361Y2 (ja)

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JP7539688U JPH0521361Y2 (ja) 1988-06-07 1988-06-07

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JPH01178908U JPH01178908U (ja) 1989-12-21
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