JPH05212989A - 製本機 - Google Patents

製本機

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JPH05212989A
JPH05212989A JP4634092A JP4634092A JPH05212989A JP H05212989 A JPH05212989 A JP H05212989A JP 4634092 A JP4634092 A JP 4634092A JP 4634092 A JP4634092 A JP 4634092A JP H05212989 A JPH05212989 A JP H05212989A
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Hiroshi Kobayashi
弘志 小林
Takumi Horii
巧 堀井
Toshiyuki Sato
敏行 佐藤
Masahiko Shibata
晶彦 柴田
Masaaki Takahashi
正明 高橋
Takashi Akimichi
高志 秋道
Tadashi Yonezu
忠 米津
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転中或いは停止中を問わず各部を調節で
き、しかも運転条件を最適に調節できるようにする。 【構成】 少なくともフィーダ1と綴機2と断裁機3が
連結された製本機において、本の生産条件が変わった時
に調節が必要となる各部に、調節機構と、それを駆動す
るアクチュエータと、アクチュエータを駆動するドライ
バと、アクチュエータの値を検知する検知器をそれぞれ
設ける。これにより製本機の運転中或いは停止中を問わ
ず各部を適切にプリセットできる。また、ドライバを自
動で制御するためにシーケンサを設けてもよい。生産条
件の入力によりアクチュエータの駆動量を算出するコン
ピュータ18を設けてもよい。そして、過去の品目に関
するデータを参考にして生産条件を決めるようにするこ
ともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製本機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、製本機としては、中綴機や平綴
機が知られている。そして、生産する本の種類が変わっ
た場合、これら製本機における各部を調節する必要があ
るが、従来の製本機においてはこの調節をすべて手作業
で行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の製本機では、各部の調節をすべて手作業で行っている
ため、例えば1人で調節を行った場合には1回の調節作
業に約1時間もかかっていた。また、調節作業は、調節
量のデータを蓄積して定量的に決めて行うこともなかっ
たため、作業者の勘や経験によるところが多く熟練を要
するものであった。さらに、調節不良によって微調整が
必要となった場合、調節する部分によっては製本機を停
止しなければ微調整が行えず、1回毎に製本機を停止さ
せトライアンドエラーを繰り返しながら微調整を行って
いた。しかも、製本機の停止状態で正確に調節しても運
転している時と状態が異なるのでなかなか調節が合わな
い場合が多かった。このため、完璧な調節が行えず調節
不良が起こり、その結果、製本機の停止や不良品の発生
など生産効率を下げる原因となっていた。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、製本機の
運転中或いは停止中を問わず各部を調節することがで
き、しかも運転条件を最適に調節できる製本機を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、少なくともフィーダと綴機と断裁機が連
結されてなる製本機において、本の生産条件が変わる時
に調整が必要となる各部に、調節機構と、調節機構を駆
動するアクチュエータと、アクチュエータを駆動するド
ライバを設けたことを特徴としている。
【0006】そして、調節を自動的に行うために、上記
各部にドライバを制御するためのシーケンサと、アクチ
ュエータの駆動量を検知する検知器を設けるようにした
ものである。
【0007】さらに、生産条件の入力により各アクチュ
エータの駆動量を演算して決定するコンピュータを備え
るようにしてもよい。
【0008】また、コンピュータを備えた場合には、入
力された生産条件のデータを蓄積する機能と、調節後の
各アクチュエータの駆動量をデータとして蓄積する機能
を有していることが好ましい。
【0009】そして、蓄積されたデータの中から入力さ
れた生産条件と同じものや近いものを検索し、これによ
り各アクチュエータの駆動量を決定する機能を持たせる
ようにしてもよく、さらには、蓄積されたデータの中か
ら同じ生産条件のものに基づいて学習機能により最適デ
ータを作成し、この最適データを検索して各アクチュエ
ータの駆動量を決定する機能を持たせるようにしてもよ
い。
【0010】
【作用】上記構成からなる製本機においては、本の生産
条件が変わった時に調整が必要な各部の調節機構がアク
チュエータにより駆動されて調整が行われる。そして、
検知器とシーケンサを付加することにより、検知器によ
りアクチュエータの現在値が把握されるので、この値に
基づいてアクチュエータを適宜駆動することにより、調
節機構を自動的に最適な状態にプリセットすることがで
きる。
【0011】そして、コンピュータを備えたものでは、
コンピュータに生産条件のデータを入力することによ
り、コンピュータにより各アクチュエータの駆動量が算
出され、それがシーケンサに送られて各調節機構が適正
に自動調節される。
【0012】また、過去に同じ品目がある場合には、必
要に応じてアクチュエータの駆動量をその時の調節量に
設定することができ、或いは、過去に同じ品目がない場
合には、必要に応じてアクチュエータの駆動量を入力さ
れた条件に近いものの調節量に設定することができる。
【0013】また、必要に応じて、学習機能により作成
蓄積されたデータの中から最適なもの選択し、これによ
りアクチュエータの駆動量を調節することもできる。
【0014】
【実施例】図1は製本機の概略図であり、同図に示すよ
うに、製本機Mは、刷本を1部ずつギャザリングチェー
ンGの所定位置に落として丁合する複数のフィーダ1、
刷本束を針金によって綴じる綴機2、綴じられた刷本束
の三方を断裁して決められた寸法にする断裁機3を連結
して構成されている。そして、この基本構成に加えて、
丁合された刷本束の丁合ズレを検知するオブリークシー
トモニタ、丁合された刷本束の増落丁を検知するキャリ
パ、綴じられた刷本束をギャザリングチェーンGから搬
送コンベアCに移載するタッカー4、綴じられた刷本束
のうち丁合ズレ及び/又は増落丁のある刷本束を搬送コ
ンベアCから排出するオートリジェクタ、断裁された刷
本束の寸法を検知するトリムモニタ5、断裁寸法が正し
くない刷本束を搬送コンベアCから排出するオートリジ
ェクタ、断裁された刷本を束ねて集積するスタッカ6を
必要に応じて備えている。
【0015】上記の構成からなる製本機において、生産
条件、すなわち、刷本の種類、生産する本の種類、製本
機の運転条件等が変わった時に調整が必要となる各部A
には、図2に示すように、調節機構11と、それを駆動
するアクチュエータ12と、アクチュエータ12を駆動
するドライバ13が設けられており、またアクチュエー
タ12の駆動量を検知する検知器14がそれぞれ取り付
けられている。さらに、ドライバ13はシーケンサ15
によりアクチュエータ12を駆動するようになってお
り、またシーケンサ15にはアクチュエータ12をボタ
ン操作でも駆動できるように調節ボタン16がつながれ
ている。
【0016】そして、シーケンサ15には、アクチュエ
ータ12の駆動量を検知する検知機14と調節機構11
の上下限点及び原点を検知するためのスイッチ17がつ
ながれているとともに、例えば、コンピュータとのデー
タ通信が可能な計算機リンクユニット及びRS−232
Cケーブルを介してコンピュータ18がつながれてお
り、各アクチュエータ12の駆動量をコンピュータ18
と通信できるようになっている。
【0017】ここでドライバ13としては、例えば、ア
クチュエータ12にサーボモータを用いる場合にはサー
ボモータ用ドライバを、スピードコントロール型モータ
を用いる場合にはコントロールパックを、また電源のO
N・OFFだけで制御できるようなブレーキ付きリバー
シブルモータ等を用いる場合であればリレースイッチ等
を用いればよい。
【0018】コンピュータ18は自動調節を可能にする
ために作成されたプログラムに基づいて作動する。プロ
グラムの内容は、生産条件を入力するための入力部分
と、入力データから各調節機構11の調節量を決定する
部分、すなわち各アクチュエータ12の駆動量を算出す
るか若しくは過去に同じ又は類似の品目がある場合につ
いてはその時の調節量を過去のアクチュエータ駆動量の
データから検索するための演算及び検索部分と、各アク
チュエータ12の駆動量をシーケンサ15に送り、また
アクチュエータ12を調節ボタン16で微調整した時の
アクチュエータ12の駆動量をシーケンサ15から受け
取る通信部分と、生産条件及び各アクチュエータ12の
駆動量を蓄積するデータ保存部分と、作業者がコンピュ
ータ18に生産条件を入力したり調節ボタン16の操作
をする時に操作指示をする画面及び各調節機構11の調
節量を表示する画面表示部分とから構成されている。
【0019】実際の操作は、データの入力から行われ
る。入力するデータとしては、本の種類として、品目
名、仕上げサイズ、本厚さ、針金の綴じ状態、使用フィ
ーダ番号等があり、刷本の種類として、刷本のサイズ、
ラップ代、折り仕様、ページ数、紙質、紙厚、版式等が
あり、製本運転条件として、製本機回転数、駆動軸の初
期回転角度、フィーダのサッカーにおけるタコの位置、
各フィーダの回転数と製本機の回転数の比(クラッチの
比)等がある。これらの入力データは、調節を適切に行
うために必要なものであり、自動調節を行う箇所が異な
れば、必然的に入力データの項目も変わることが考えら
れる。したがって入力するデータ項目は必ずしもこの通
りではなく、必要に応じて増減されたり或いは変えられ
たりするものである。
【0020】入力が終わると、入力されたデータから各
調節機構11の調節量を決定し、それに基づき各アクチ
ュエータ12の駆動量を算出する。調節機構11によっ
ては、調節量が入力データから一義的に決定されるもの
とされないものがある。一義的に決定されるものとして
は、例えば、フィーダで刷本の位置を一定に押さえるた
めの小口ガイドなどがある。これは、刷本の小口サイズ
が分かっていれば、そのサイズの位置若しくは多少の隙
間を開けた位置にガイドを移動すればよい。このように
一義的に決定できるものについては、計算式をプログラ
ム中に加えることにより算出する。また、例えば、フィ
ーダテーブル上の刷本の位置を設定するフィーダの天地
ガイドについては、2個のガイドを必ずしも中心に対称
に調節する必要はなく、むしろフィーダのサッカーのタ
コの位置によって刷本設定位置を変える場合もあるの
で、刷本の天地サイズの他にタコの位置の条件を取り込
んで天地ガイドの調節位置を決定するプログラムを加え
てもよい。一義的に決定できないもの、例えば、フィー
ダの刷本落下タイミングなどは、刷本のサイズ、折り仕
様、紙質、紙厚、製本機の回転数の影響があると考えら
れ、単純な計算では決定が困難なものである。このよう
な場合については、過去のデータの中から入力された条
件に近いものを検索する。検索の方法としては、過去の
データの中で入力された条件と全く同じものを最優先と
して採用し、同じものがなければ検索する条件の範囲を
徐々に広げて決定するという方法がある(例えば、天地
寸法が200mmの条件であった場合、まず初めに20
0mmで検索を行い、天地寸法が200mmのものが過
去のデータにない場合には、195mmから205mm
と検索範囲を広げ、それでもなければ、190mmから
210mmへと広げる等)。このようにしてアクチュエ
ータ12の駆動量を決定した後に、そのデータをシーケ
ンサ15に出力する。そして、このデータをもとにシー
ケンサ15が各アクチュエータ12を駆動して自動調節
が行われる。
【0021】製本機Mの自動調節が終了し、微調整が必
要な場合には微調整を行った後、各アクチュエータ12
の駆動量はシーケンサ15からコンピュータ18に送ら
れる。この時のアクチュエータ12の駆動量は、微調整
を行った場合にはその値が、また、微調整を行わなかっ
た場合にはコンピュータ18からシーケンサ15に送っ
た値となっている。このデータは、次回以降の調節の際
に検索用のデータとして用いることができるように、コ
ンピュータ18により例えばフロッピーディスク等に保
存される。この場合の保存の方法としては、学習機能を
持たせた方法を採用することができる。すなわち、同じ
入力条件のものについて、例えば、過去のデータを平均
した値を保存する、最近の数品目についての平均値を保
存する、最新のデータのみを保存する等がある。
【0022】これらのコンピュータ18の操作は、プロ
グラム中にある画面表示プログラムにより表示される画
面に沿って簡単に行えるようになっている。また、各調
節機構11の調節量がどのようになっているかも表示用
プログラムにより確認が可能である。
【0023】シーケンサ15は、コンピュータ18から
送られてきた駆動量だけ各アクチュエータ12を駆動す
るようにドライバ13を制御し、調節ボタン16で各ア
クチュエータ12を駆動でき、また各アクチュエータ1
2の駆動量を読み込め、さらに各アクチュエータ12が
オーバーランすることにより製本機M及び各調節機構1
1を破壊することがないよう各アクチュエータ12が所
定の位置で駆動を停止するようなプログラムに基づいて
作動する。
【0024】シーケンサ15の動作内容は、自動調節開
始命令が入力されると、まず、各調節機構11の原点復
帰を行うために各調節機構11が原点にくるまでアクチ
ュエータ12を駆動し、原点に復帰したらアクチュエー
タ12を停止させ、次に、コンピュータ18から送られ
てきた量だけ各アクチュエータ12を駆動することによ
り調節機構11の調節を行うものである。この時、調節
に不良があったり製本機M運転中に調節不良が発見され
た場合には、各調節機構11に対応した調節ボタン16
でアクチュエータ12を駆動することにより微調整が可
能となっている。また、微調整した時のアクチュエータ
12の駆動量はシーケンサ15に読み込まれるようにな
っている。
【0025】生産条件が変わった時に調整が必要となる
各部Aには、前記したように、調節するための調節機構
11とそれを駆動するアクチュエータ12が取り付けら
れている。また、アクチュエータ12の駆動量を検知す
るための検知器14と、調節機構11が調節範囲を越え
て動くことによって製本機M又は調節機構11を破壊す
ることを防ぐため、調節機構11の上限点、下限点、さ
らに、調節する際に調節位置を正確に認識するための原
点を検知するためのスイッチ類が取り付けられている。
【0026】各調節機構11については、例えば、調節
対象を直線方向に移動して位置決めを行いたい場合に
は、ボールネジ等を用いることも可能である。調節対象
を回転してその回転位置を調節したい場合については、
ウォームホイール・ギアを用いることも可能である。調
節対象を軸などの周期運動系に対しての位相について調
節したい場合については、差動ギア等を用いることも可
能である。
【0027】調節機構11を駆動するためのアクチュエ
ータ12としては、例えば、両方向に回転でき停止時に
保持力のあるブレーキ付きリバーシブルモータ等でもよ
い。厳密な調整が必要ならば、高精度の位置決めが可能
なステッピングモータやサーボモータを用いることもで
きる。
【0028】アクチュエータ12の駆動量を検知する検
知機14としては、例えば、アクチュエータ12がモー
タ等の回転機械であるならばその回転量を測ればよいの
で、回転軸にセンサ用の検出物を取り付けそれを近接セ
ンサ等で検出することにより、回転軸1回転当りの検出
回数が既知であればアクチュエータ12の駆動量を検知
することができる。この時のセンサは必ずしも近接セン
サでなくてもよく、例えば光電センサでもよい。また、
回転系であるならば、回転軸にエンコーダを取り付けて
検知することもできる。
【0029】上限点、下限点、原点については、例え
ば、調節対象の上限、下限、基準位置にそれぞれ近接セ
ンサを取り付けて対象物の有無を検知することができ
る。この時のセンサも必ずしも近接センサとは限らず、
対象物の有無を検知できればよいので、光電センサ等の
他のセンサを用いることも可能であるし、対象物が回転
系であるならば、エンコーダなどを用いてもよい。ま
た、上限点、下限点のどちらか一方を原点として併用し
てもよい。
【0030】次に、図3によりフィーダ1の天地ガイド
位置の調節について具体的に説明する。図3に示す一対
の天地ガイド21は、フィーダテーブル22上の刷本の
位置を一定の場所に位置決めするために用いられるもの
で、刷本を天地両方向から若干の隙間を開けて挟み込む
ように調節される。この時の刷本の天地方向中心位置
は、フィーダ1の天地方向中心位置と必ずしも一致する
とは限らず、むしろサッカーのタコが適切に刷本を吸引
してフィーダ1のドラムに受け渡すために、さらには、
オープニングドラム及びラップドラムの爪又はサッカー
のタコで刷本を開いた状態でギャザリングチェーンに落
下させるために、これらの爪やサッカーのタコの位置を
考慮して設定される場合もある。このようなことから、
天地ガイド21は、それぞれ適切な位置に位置決めが可
能である必要がある。そこで、天地ガイド21は左右そ
れぞれ独立してボールネジ23を用いて移動可能な機構
にしている。そして、各天地ガイド21はボールネジ2
3の両端まで移動範囲を有するが、その移動可能範囲
は、通常の刷本の天地寸法(150〜480mm)に対
応できるよう、フィーダ1の中心位置からそれぞれ75
mmから240mmまでになっている。さらに、それぞ
れの移動範囲の両端には、各ガイド21が行き過ぎて製
本機又は調節機構を破壊するのを防止するための近接ス
イッチ24が合計4ヶ所に設けてある。また、両端の近
接スイッチ24は調節時の原点として用いるために各ガ
イド21の位置を検出するための下限点と、また中程の
近接スイッチ24は上限点と兼用している。
【0031】また、各天地ガイド21の移動範囲には、
刷本が2部以上ドラムに送られることを防ぐため1部ず
つに分離するためのさばき25がある。そして、天地ガ
イド21の自動調節中にこのさばき25に天地ガイド2
1が接触して製本機及び調節機構が破壊されるのを防ぐ
ため、天地ガイド21とさばき25の間の距離が或る一
定値以下になったときに、天地ガイド21の移動を停止
すべく、天地ガイド位置との距離を検出する近接スイッ
チ26がさばき25にそれぞれ取り付けられている。
【0032】天地ガイド21を移動するためにボールネ
ジ23を回転するモータ27としてブレーキ付きリバー
シブルモータを使用している。ブレーキ付きモータを用
いているのは、調節時におけるモータ27のオーバーラ
ンを防ぐためと、調節後に天地ガイド21が機械振動に
より移動してしまうのを防ぐためである。ここでは、天
地ガイド21の移動に上記のような機構を用いたが、ス
ペース及び位置決め精度などの仕様を満たすものであれ
ば他の方法でも構わない。モータ27の回転量は、モー
タ27の軸に取り付けられた被検出用リング28とそれ
を検知する近接スイッチ29により検出される。被検出
用リング28には6個の突起があり、モータ27の1回
転に対して近接スイッチ29は6パルスの信号をシーケ
ンサに出力する。このことによって例えばボールネジ2
3のピッチを5mm/回転とした場合は、1パルス当り
の天地ガイド移動量が約0.83mmとなり、1パルス
毎にモータ27の駆動を制御することが可能であれば、
片側のガイド21の位置決め精度は、0.83mmとな
る。被検出用リング28の突起の数及びボールネジ23
のリードは、必要な位置決め精度やモータ27の制御精
度により変えることも可能である。
【0033】上記天地ガイド21の自動調節は次のよう
に行われる。まず、必要な入力データとして、刷本の天
地寸法と、フィーダ1のサッカーにおけるタコの位置、
各ドラムの爪又はサッカーのタコの位置等をコンピュー
タに入力する。各ガイド21の位置を設定するために、
各タコや爪を刷本のどの部分を吸引させるか又は掴ませ
るかは予めコンピュータのプログラムに書き込まれてい
るので、タコや爪の位置が決まり次第、どの位置に天地
ガイド21の上流側ガイドがくればよいかが決定でき、
また上流側ガイド位置によって下流側ガイド位置も刷本
の寸法から決定できる。そして、決定したガイドの位置
とそれぞれのガイド21の原点からガイド移動量が算出
でき、前に述べたガイド21の移動量とモータ27の駆
動量の関係(パルス数)からモータ27の駆動量を算出
することができる。このパルス数をシーケンサに送り、
シーケンサによってモータ27が駆動される。このよう
に、条件をコンピュータに入力することによって、天地
ガイド21の自動調節が可能となる。さらに、運転中に
ガイド21の調節不良を発見した場合には、調節用ボタ
ンにより天地ガイド21を微調整できる。この時、モー
タ27の回転量つまり近接スイッチ29のパルス数をシ
ーケンサに読み込ませることによってガイド21の移動
量を知ることができる。これは運転中でも停止中でも行
える。この微調整したガイド21の位置は、次回以降、
同じ条件の刷本がきた場合に、微調整をせずに自動調節
できるようにコンピュータにデータとして保存される。
【0034】次に、図4によりフィーダ1の小口ガイド
位置の調節について具体的に説明する。図4に示す小口
ガイド31は、フィーダテーブル22上に載置された刷
本の一方の小口がジョガー32に当たるように多少の隙
間を開けて押さえる。この小口ガイド31の位置決め
も、前述の天地ガイド21と同様に、モータ33により
回転されるボールネジ34により行われる。小口ガイド
31は、一般的な刷本の小口寸法を考慮して、送り部分
が100mmから320mmの範囲で移動できるように
設計されている。移動範囲の両端には小口ガイド31を
検出するための近接スイッチ35が設けられており、移
動範囲外に調節が行われることによって製本機及び調節
機構が破壊されることを防いでいる。また、この一方の
近接スイッチ35が原点を兼ねている。モータ33に
は、両方向に回転でき、さらにオーバーランを防止する
とともに、一定位置での停止機能を持たせるために、ブ
レーキ付きリバーシブルモータを用いている。モータ3
3の回転量は、ボールネジ34の軸に取り付けられた被
検出用リング36とそれを検知する近接スイッチ37に
より検出される。
【0035】上記小口ガイド31の自動調節は次のよう
に行われる。まず、位置決めに必要なデータとして刷本
の小口寸法がコンピュータに入力される。刷本の小口寸
法、小口ガイド31の原点、刷本と小口ガイド31との
間に必要な隙間から小口ガイド31の移動量が求めら
れ、さらに小口ガイド31の移動量からモータ33の駆
動量がパルス数として算出される。このパルス数はシー
ケンサに出力され、モータ33を駆動することにより小
口ガイド31の位置決めが行える。さらに調節後に不具
合が発見された場合には、天地ガイド21と同様に、調
節用ボタンによって微調整が可能であり、微調整のデー
タは次回以降の調節データとして保存される。
【0036】次に、図5によりフィーダ1のレジスタス
トッパ位置の調節について具体的に説明する。レジスタ
ストッパ41は、刷本をフィーダドラム42からオープ
ニングドラム43及びラップドラム44に受け渡す際
に、フィーダドラム42上で刷本の背袋側を一定位置に
止めるものであり、このレジスタストッパ41の位置決
めは以下のように行われる。必要な条件としては、刷本
の小口寸法、ラップ代、折り仕様等がある。コンピュー
タに条件を入力することによって過去のデータの中から
条件の近いものを検索してその時のレジスタストッパ4
1の位置に位置決めを行う。レジスタストッパ41は、
偏角が可能な継手45によって送りネジ46と接続して
おり、送りネジ46はブレーキ付きリバーシブルモータ
47により回転される。これにより、レジスタストッパ
41は、フィーダドラム42と同心円上に回転され位置
決めされる。モータ47の回転量は、送りネジ46に取
り付けられた被検出用リング48とそれを検知する近接
スイッチ49により行われる。被検出用リング48には
8個の穴があり、送りネジ46の1回転に対して近接ス
イッチ49は8パルスの信号をシーケンサ15に出力で
きる。レジスタストッパ41の調節機構の場合、機構上
モータ47の回転量と調節位置とは線形の関係ではない
ので、モータ47の回転量と調節位置との関係を実際に
測定して、例えば最小自乗法などによって有次関数など
に近似してもよい。モータ47の回転量はパルス数とし
てシーケンサに送られ、モータ47が回転することによ
りレジスタストッパ41の位置が調節される。調節に不
具合があった場合には、調節ボタンによって微調整され
る。次回以降の調節時のデータとするために微調整され
た時のモータ47の移動量はコンピュータにより保存さ
れる。また、調節時に調節範囲を越えることによってフ
ィーダ1及びこの調節機構が破壊されるのを防ぐために
調節範囲両端には、調節範囲の限界であることを検知す
るため2個の近接スイッチ50が取り付けられている。
この近接スイッチ50に検出用物体51が或る距離まで
近づくことによりモータ47が停止するようなシーケン
スプログラムが作成されている。また、この近接スイッ
チの片方を原点としてもよい。
【0037】以上、フィーダ1における天地ガイド、小
口ガイド、レジスタストッパを挙げ、これらの調節機構
及びその調節について具体的に説明したが、フィーダ1
においては、刷本の落下タイミングの調節、サクション
バルブ開閉タイミングの調節についてもこれらに準じて
調節が行われる。
【0038】また、刷本の種類、生産する本の種類、製
本機の運転条件等の生産条件が変わった時に調節が必要
となる他の各部においてもそれぞれ調節機構11とそれ
を駆動するアクチュエータ12が設けられ、上記した各
ケースに準じて調節が行われる。例えば、綴機2ではス
テッチャ位置の調節、クリンチャ位置の調節などがあ
り、断裁機3では包丁位置の調節、ストッパ位置の調
節、本押さえタイミングの調節、搬送ベルト圧の調節等
がある。また、その他の部分を挙げれば、オブリークシ
ートモニタでは丁合ズレセンサ位置の天地方向及び小口
方向の調節、タッカーではタッカータイミングの調節、
トリムモニタではセンサ位置の調節、スタッカーでは上
下各ガイドの天地方向及び小口方向の調節、搬入ベルト
の回転数及び押さえ圧の調節、搬出ベルトの回転数の調
節、インフィードでは天地方向ベルト位置の調節等があ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0040】請求項1の製本機においては、本の生産条
件が変わった時に、調整が必要な各部においてドライバ
でアクチュエータを適宜駆動して各部の調節機構を作動
させることにより、製本機の運転中或いは停止中を問わ
ず、運転条件を調節することができる。
【0041】請求項2の製本機においては、検知器によ
りアクチュエータの現在値を把握し、この値をシーケン
サに送ることにより、ドライバでアクチュエータを適宜
駆動して調節機構を作動することにより、製本機の運転
中或いは停止中を問わず各部を最適な状態にセットする
ことができる。
【0042】請求項3の製本機においては、コンピュー
タに生産条件を入力することにより、コンピュータによ
り各アクチュエータの駆動量が算出され、それがアクチ
ュエータのドライバに送られて各調節機構が自動調節さ
れるので、製本機の運転中或いは停止中を問わず各部を
自動的に調節することができる。
【0043】請求項4の製本機においては、入力された
生産条件や調節後のアクチュエータの駆動量がデータと
して蓄積されるので、このデータを参考に利用すること
により、次回以降の調節を効率的に行うことができる。
【0044】請求項5又は請求項6の製本機において
は、蓄積されたデータの中に、入力した条件と同じもの
や類似したものがある場合には、これを利用してアクチ
ュエータの駆動量をその時の調節量にすることができる
ので、蓄積された調節量データにより定量的な調節を行
うことも可能となる。
【0045】請求項7の製本機においては、学習機能に
より作成保存された検索データの中から最適なもの選択
し、これによりアクチュエータの駆動量を調節すること
ができるので、熟練を要せずに最適な調節を行うことも
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製本機の一例を概略的に示した平
面図である。
【図2】自動調節を行う各部分の関係を示す図である。
【図3】フィーダにおける天地ガイドの調節を説明する
ための図である。
【図4】フィーダにおける小口ガイドの調節を説明する
ための図である。
【図5】フィーダにおけるレジスタストッパの調節を説
明するための図である。
【符号の説明】
M 製本機 1 フィーダ 2 綴機 3 断裁機 11 調節機構 12 アクチュエータ 13 ドライバ 14 検知器 15 シーケンサ 18 コンピュータ
フロントページの続き (72)発明者 柴田 晶彦 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 高橋 正明 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 秋道 高志 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 米津 忠 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともフィーダと綴機と断裁機が連
    結されている製本機において、本の生産条件が変わる時
    に調整が必要となる各部に、調節機構と、調節機構を駆
    動するアクチュエータと、アクチュエータを駆動するド
    ライバを設けたことを特徴とする製本機。
  2. 【請求項2】 ドライバを制御するためのシーケンサ
    と、アクチュエータの駆動量を検知する検知器を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の製本機。
  3. 【請求項3】 生産条件の入力により各アクチュエータ
    の駆動量を演算して決定するコンピュータを備えている
    請求項2記載の製本機。
  4. 【請求項4】 入力された生産条件のデータを蓄積する
    機能と、調節後の各アクチュエータの駆動量をデータと
    して蓄積する機能を有する請求項3記載の製本機。
  5. 【請求項5】 蓄積されたデータの中から入力された生
    産条件と同じものを検索し、これにより各アクチュエー
    タの駆動量を決定する機能を有する請求項3又は4記載
    の製本機。
  6. 【請求項6】 蓄積されたデータの中から入力された生
    産条件に近いものを検索し、これにより各アクチュエー
    タの駆動量を決定する機能を有する請求項3,4又は5
    記載の製本機。
  7. 【請求項7】 蓄積されたデータの中から同じ生産条件
    のものに基づいて学習機能により最適データを作成し、
    この最適データを検索して各アクチュエータの駆動量を
    決定する機能を有する請求項3,4,5又は6記載の製
    本機。
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