JPH05211720A - 使用電力量制御装置 - Google Patents

使用電力量制御装置

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JPH05211720A
JPH05211720A JP4016366A JP1636692A JPH05211720A JP H05211720 A JPH05211720 A JP H05211720A JP 4016366 A JP4016366 A JP 4016366A JP 1636692 A JP1636692 A JP 1636692A JP H05211720 A JPH05211720 A JP H05211720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
electric power
importance
total
consumption
Prior art date
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Pending
Application number
JP4016366A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Abe
茂木 阿部
Yoshikazu Kido
義和 木戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
Kumagai Gumi Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kumagai Gumi Co Ltd filed Critical Kumagai Gumi Co Ltd
Priority to JP4016366A priority Critical patent/JPH05211720A/ja
Publication of JPH05211720A publication Critical patent/JPH05211720A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大量の電力を使用する工事現場に於いて、使
用電力量の合計を契約電力量未満に抑える。 【構成】 契約電力量に基づき予め許容電力量K0 を定
め、使用電力量の合計K1 を常時測定しながら双方を比
較する手段を設ける。これと同時に、各電力使用設備の
重要度をランク分けし、使用電力量の合計K1 が許容電
力量K0 を超えようとするときは、重要度のランクが低
い電力使用設備から順次使用制限若しくは使用中止する
使用制限手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、使用電力量制御装置
に関するものであり、特に、複数の電力使用設備を有す
る工事現場に於ける使用電力量制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在、電気を使用するに当っては、電力
会社と一定の電力量(KWh)を契約しなければならな
い。契約電力量が2000KWh未満であれば、一般の
配電線(電力6600V)から電力を取り入れることが
でき、工事現場内に設けた変電設備によって、通称電圧
100V、200V或いは400V等に変圧して使用す
る。
【0003】又、契約電力量が2000KWh以上にな
るときは、電力会社の変電所から直接送電線を引き、工
事現場内の変電設備に受電する。このときの電圧は例え
ば22KV〜66KV等極めて高圧となり、地下ケーブ
ルを使用したり或いは変電設備が大形になって、多大な
経費と工程が必要となる。このため、一般的な建設工事
では契約電力量を2000KWh未満に抑えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、一般
的な建設工事では契約電力量が2000KWh未満であ
るが、複数の電力使用設備を有する工事現場に於いて
は、使用電力量の合計が多大となって契約電力量を超え
る場合がある。然るときには、電力会社に違約金を支払
う必要がある。更に、使用電力量の合計が2000KW
hを大幅に超過した場合には、電力会社の送電所或いは
変電所の設備に過負荷がかかり、広範囲の停電事故が発
生して社会的問題にもなる。
【0005】そこで、大量の電力を使用する工事現場に
於いて、使用電力量の合計を契約電力量未満に抑えるた
めに解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発
明はこの課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案されたものであり、複数の電力使用設
備を有する工事現場に於いて、使用電力量の合計を常時
測定しながら予め設定された許容電力量と比較する手段
を設け、前記複数の電力使用設備の重要度をランク分け
し、使用電力量の合計が許容電力量を超えようとすると
きには、重要度のランクが低い電力使用設備から順次使
用制限若しくは使用中止する使用制限手段を設けたこと
を特徴とする使用電力量制御装置を提供するものであ
る。
【0007】
【作用】工事現場に設けた複数の電力使用設備の重要度
をランク分けする。例えば、A,B,Cの三つの電力使
用設備があって、Aの重要度が最も高く、Cの重要度が
最も低い場合には、使用電力量の合計と予め設定された
許容電力量とを比較し、使用電力量の合計が許容電力量
を超えようとするときには、先ず、重要度が低いCの電
力を使用制限若しくは使用中止する。
【0008】この結果、使用電力量の合計が許容電力量
未満に低下したときは、Cの電力の使用制限を解除する
が、上記状態でも使用電力量の合計が許容電力量を超え
ようとするときには、次に重要度が低いBの電力を使用
制限若しくは使用中止する。斯くの如く、重要度のラン
クが低い電力使用設備から順次電力の使用を制限若しく
は中止していき、使用電力量の合計を許容電力量未満に
抑える。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1はシールドトンネル工事現場を示したもので
あり、符号11は泥水式のシールドマシンである。泥水
式のシールド工事は、泥水輸送装置12を駆動してシー
ルドマシン11へ泥水を送り、シールドマシン11の掘
削効率を高めている。そして、掘削された土砂は泥水処
理装置13によって浄化され、再びシールドマシン11
へ送られる。本実施例では、掘削距離Lが長距離に及び
(約2500m以上)、且つ大口径(D=10m以上)
のシールドトンネル工事について説明する。
【0010】上記各装置を電力使用の点から考えれば、
A,B,Cの三つの電力使用設備に大別することができ
る。即ち、前記シールドマシン11を電力使用A設備と
し、泥水輸送装置12を電力使用B設備とし、更に、泥
水処理装置13を電力使用C設備とする。シールドマシ
ン11を運転して掘削工事を行うときに、工事現場の使
用電力量の合計が最大となり、特に、掘削距離Lが長距
離に及ぶと、A設備であるシールドマシン11だけでは
なく、B設備である泥水輸送装置12が消費する電力量
も増加する。各電力使用設備A,B,Cの使用電力量の
合計K1 は制御装置14で制御されるが、先ず、各電力
使用設備A,B,Cの重要度をランク分けする。当然A
設備の重要度が最も高くなるが、次にB設備の重要度も
高い。
【0011】図2は制御装置14での制御方法を示し、
先ず、予め契約した電力量に一定の安全率を考慮して許
容電力量K0 を設定する(ステップ101)。そして、
本実施例ではA,B,Cの三つの設備を使用していると
きの使用電力量の合計K1 を常時測定し(ステップ10
2)、予め設定された許容電力量K0 と比較する(ステ
ップ103)。
【0012】使用電力量の合計K1 が許容電力量K0
満であればステップ102へ戻り、使用電力量の合計K
1 が許容電力量K0 以上になろうとするときはステップ
104へ進み、C設備を使用中であればC設備の使用を
制限する(ステップ105)。即ち、泥水処理装置13
の使用をシールドマシン11の運転に必要な最低限まで
制限し、それでも使用電力量の合計K1 が許容電力量K
0 以上になろうとするときはC設備の使用を中止してス
テップ102へ戻る。然るときは、A設備(シールドマ
シン11)を休止したときにC設備(泥水処理装置1
3)を稼動し、使用電力量の合計K1 が許容電力量K0
以上にならないようにする。そして、使用電力量の合計
1 が低下して許容電力量K0 未満となれば、C設備の
稼働を再開する。
【0013】ここで、使用電力量の合計K1 が許容電力
量K0 以上になろうとし、且つ、C設備を使用していな
いときはステップ104から106へ進み、B設備を使
用中であればB設備の使用を制限する(ステップ10
7)。即ち、泥水輸送装置12の使用を制限して泥水の
輸送量を低下してステップ102へ戻る。或いは、B設
備の使用を制限すると同時にA設備の使用を制限させて
もよい。そして、使用電力量の合計K1 が低下して許容
電力量K0 未満となれば、再び、B設備及びC設備を順
次稼動していく。
【0014】然し、使用電力量の合計K1 が許容電力量
0 以上になろうとし、且つ、C設備及びB設備を使用
していないときはステップ106から108へ進み、A
設備の使用を制限し、シールドマシン11の掘削速度を
低下させるか、或いは掘削を一時中止する。尚、本実施
例では電力使用設備をA,B,Cの三つに大別してラン
ク分けを行っているが、A設備乃至C設備中の各細部の
設備にも更に重要度のランク分けを行って、より一層細
かい制御を行うことも可能である。又、電力使用設備の
重要度のランク分けは、工事期間中に工種の変更などに
より、新たなランク分けに変化させることもある。
【0015】而して、この発明は、この発明の精神を逸
脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、こ
の発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0016】
【発明の効果】この発明は上記一実施例に詳述したよう
に、複数の電力使用設備を重要度によってランク分け
し、使用電力量の合計が許容電力量を超えないように制
御することにより、大量の電力を使用する大規模な工事
現場であっても、使用電力量の合計を契約電力量以内に
抑えることができる。従って、契約電力量を超過するこ
とがなく、電力会社に対する違約金の支払いもなくな
り、更に広範囲の停電事故の発生を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シールドトンネル工事現場の各電力使用設備を
示す解説図。
【図2】使用電力量制御のフローチャート。
【符号の説明】
A,B,C 電力使用設備 K1 使用電力量の合計 K0 許容電力量

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電力使用設備を有する工事現場に
    於いて、使用電力量の合計を常時測定しながら予め設定
    された許容電力量と比較する手段を設け、前記複数の電
    力使用設備の重要度をランク分けし、使用電力量の合計
    が許容電力量を超えようとするときには、重要度のラン
    クが低い電力使用設備から順次使用制限若しくは使用中
    止する使用制限手段を設けたことを特徴とする使用電力
    量制御装置。
JP4016366A 1992-01-31 1992-01-31 使用電力量制御装置 Pending JPH05211720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4016366A JPH05211720A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 使用電力量制御装置

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JP4016366A JPH05211720A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 使用電力量制御装置

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JPH05211720A true JPH05211720A (ja) 1993-08-20

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ID=11914324

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JP4016366A Pending JPH05211720A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 使用電力量制御装置

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JP (1) JPH05211720A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004225991A (ja) * 2003-01-22 2004-08-12 Denso Corp 車載用冷凍装置
JP2012060719A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Takenaka Komuten Co Ltd 作業所電力制御装置
JP2012060718A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Takenaka Komuten Co Ltd 作業所電力制御システム
JP2013034297A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Ohbayashi Corp 消費電力予測装置、及び、工事用機器の制御装置

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JP2012060719A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Takenaka Komuten Co Ltd 作業所電力制御装置
JP2012060718A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Takenaka Komuten Co Ltd 作業所電力制御システム
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990615