JPH05211056A - 放電ランプ - Google Patents
放電ランプInfo
- Publication number
- JPH05211056A JPH05211056A JP9168191A JP9168191A JPH05211056A JP H05211056 A JPH05211056 A JP H05211056A JP 9168191 A JP9168191 A JP 9168191A JP 9168191 A JP9168191 A JP 9168191A JP H05211056 A JPH05211056 A JP H05211056A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- arc tube
- tube
- electrodes
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発光管の電極間に発生するアークの浮上りを
防止すること。 【構成】 内部に2個の電極12,13が軸上に相対し
て配設され、軸を水平方向に設置された発光管11と、
各電極から発光管の軸に沿って発光管外部に引出された
2個のリード線14,15と、発光管の軸の一方側に配
設された口金16と、この口金に配設された2個の受電
端17,18と、上記2個のリード線のうち口金に近い
方のリード線14は上記受電端の一端と接続され、上記
2個のリード線のうち口金に遠い方のリード線15は、
上記発光管11上部、上記発光管11と口金16の間、
上記発光管11の下部を通って再度発光管11上部、発
光管11と口金16の間へと屈曲され、このリード線の
巻回を少なくとも1回以上繰返して上記口金16の他端
と接続している。
防止すること。 【構成】 内部に2個の電極12,13が軸上に相対し
て配設され、軸を水平方向に設置された発光管11と、
各電極から発光管の軸に沿って発光管外部に引出された
2個のリード線14,15と、発光管の軸の一方側に配
設された口金16と、この口金に配設された2個の受電
端17,18と、上記2個のリード線のうち口金に近い
方のリード線14は上記受電端の一端と接続され、上記
2個のリード線のうち口金に遠い方のリード線15は、
上記発光管11上部、上記発光管11と口金16の間、
上記発光管11の下部を通って再度発光管11上部、発
光管11と口金16の間へと屈曲され、このリード線の
巻回を少なくとも1回以上繰返して上記口金16の他端
と接続している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はランプ軸が水平方向に設
置される放電ランプに関する。
置される放電ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ランプ軸が水平に設置される放電
ランプは図3に示すような構成を有する。図3におい
て、1は軸が水平方向を向いている発光管である。この
発光管1の内部には発光管1の軸に沿って対向して電極
2,3が設けられている。これら電極2,3からそれぞ
れリード線4,5が発光管1の外部にその軸方向に沿っ
て引出されている。上記発光管1の軸方向の一方側には
口金6が配設され、この口金6には受電端7,8が設け
られている。
ランプは図3に示すような構成を有する。図3におい
て、1は軸が水平方向を向いている発光管である。この
発光管1の内部には発光管1の軸に沿って対向して電極
2,3が設けられている。これら電極2,3からそれぞ
れリード線4,5が発光管1の外部にその軸方向に沿っ
て引出されている。上記発光管1の軸方向の一方側には
口金6が配設され、この口金6には受電端7,8が設け
られている。
【0003】口金6に近い方のリード線4は受電端子7
に接続され、口金6に遠い方のリード線4は屈曲されて
発光管1の上部または下部を通って折返され、上記受電
端子8に接続されている。このような軸が水平方向を向
いている放電ランプは自動車への適用が考えられてい
る。
に接続され、口金6に遠い方のリード線4は屈曲されて
発光管1の上部または下部を通って折返され、上記受電
端子8に接続されている。このような軸が水平方向を向
いている放電ランプは自動車への適用が考えられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、軸を水平
方向に向けた状態で発光管を点灯させた場合には、電極
2,3間に発生するアークが上方に湾曲する現象が発生
する。これは発光管1内で発生する熱の対流によりアー
クが押し上げられるためである。
方向に向けた状態で発光管を点灯させた場合には、電極
2,3間に発生するアークが上方に湾曲する現象が発生
する。これは発光管1内で発生する熱の対流によりアー
クが押し上げられるためである。
【0005】このような発光管を自動車のヘッドランプ
に用いた場合には、電極2,3のアークの押し上げによ
り、発光源の位置がずれるため、反射板による光の反射
が良好に行われないという問題点があった。
に用いた場合には、電極2,3のアークの押し上げによ
り、発光源の位置がずれるため、反射板による光の反射
が良好に行われないという問題点があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は軸が水平方向に向いている発光管を用い
ている放電ランプにおいて、発光管の電極間に発生する
アークの浮上りを防止することができる放電ランプを提
供することにある。
で、その目的は軸が水平方向に向いている発光管を用い
ている放電ランプにおいて、発光管の電極間に発生する
アークの浮上りを防止することができる放電ランプを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に2個の
電極が軸上に相対して配設され、軸を水平方向に設置さ
れた発光管と、各電極から発光管の軸に沿って上記発光
管外部に引出された2個のリード線と、上記発光管の軸
方向の一方側に配設された口金と、この口金に配設され
た2個の受電端と、上記2個のリード線のうち口金に近
い方のリード線は上記受電端の一端と接続され、上記2
個のリード線のうち口金に遠い方のリード線は、上記発
光管上部、上記発光管と口金の間、上記発光管の下部を
通って再度発光管上部、発光管と口金の間へと屈曲さ
れ、このリード線の巻回を少なくとも1回以上繰返して
上記口金の他端と接続されていることを特徴とする放電
ランプである。
電極が軸上に相対して配設され、軸を水平方向に設置さ
れた発光管と、各電極から発光管の軸に沿って上記発光
管外部に引出された2個のリード線と、上記発光管の軸
方向の一方側に配設された口金と、この口金に配設され
た2個の受電端と、上記2個のリード線のうち口金に近
い方のリード線は上記受電端の一端と接続され、上記2
個のリード線のうち口金に遠い方のリード線は、上記発
光管上部、上記発光管と口金の間、上記発光管の下部を
通って再度発光管上部、発光管と口金の間へと屈曲さ
れ、このリード線の巻回を少なくとも1回以上繰返して
上記口金の他端と接続されていることを特徴とする放電
ランプである。
【0008】
【作用】2個のリード線のうち口金に近い方のリード線
は上記受電端の一端と接続され、上記2個のリード線の
うち口金に遠い方のリード線は、上記発光管上部、上記
発光管と口金の間、上記発光管の下部を通って再度発光
管上部、発光管と口金の間へと屈曲され、このリード線
の巻回を少なくとも1回以上繰返して上記口金の他端と
接続されているもので、巻回されたリード線に流れる電
流により磁界により電極間に発生するアークが押し下げ
られる。
は上記受電端の一端と接続され、上記2個のリード線の
うち口金に遠い方のリード線は、上記発光管上部、上記
発光管と口金の間、上記発光管の下部を通って再度発光
管上部、発光管と口金の間へと屈曲され、このリード線
の巻回を少なくとも1回以上繰返して上記口金の他端と
接続されているもので、巻回されたリード線に流れる電
流により磁界により電極間に発生するアークが押し下げ
られる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の第1実施例に
ついて説明する。図1において、11は軸が水平方向を
向いている発光管である。この発光管11の内部には発
光管11の軸上に対向して電極12,13が設けられて
いる。これら電極12,13からそれぞれリード線1
4,15が発光管11の軸方向に沿って発光管11の外
部に引出されている。上記発光管11の軸方向の一方側
には口金16が配設され、この口金16には受電端子1
7,18が設けられている。
ついて説明する。図1において、11は軸が水平方向を
向いている発光管である。この発光管11の内部には発
光管11の軸上に対向して電極12,13が設けられて
いる。これら電極12,13からそれぞれリード線1
4,15が発光管11の軸方向に沿って発光管11の外
部に引出されている。上記発光管11の軸方向の一方側
には口金16が配設され、この口金16には受電端子1
7,18が設けられている。
【0010】口金16に近い方のリード線14は受電端
子17に接続され、口金16に遠い方のリード線15は
屈曲されて発光管11の上部、上記発光管11と上記口
金の間、及び上記発光管11の下部を通って再度上記発
光管11の上部、上記発光管11と上記口金16の間へ
と屈曲されて、上記口金16の他端と接続されている。
子17に接続され、口金16に遠い方のリード線15は
屈曲されて発光管11の上部、上記発光管11と上記口
金の間、及び上記発光管11の下部を通って再度上記発
光管11の上部、上記発光管11と上記口金16の間へ
と屈曲されて、上記口金16の他端と接続されている。
【0011】上記のように構成することにより、口金1
6に近い方のリード線14は受電端子17に接続され、
口金16に遠い方のリード線15は屈曲されて発光管1
1の上部、上記発光管11と上記口金の間、及び上記発
光管11の下部を通って再度上記発光管11の上部への
屈曲部により発光管11を巻回するコイルが形成され
る。このコイルを流れる電流の極性にかかわらず電極1
2,13間に発生するアークは押し下げられる。つま
り、給電端子17,18に直流あるいは交流あるいは高
周波のずれで点灯されても、アークは下方向に押し下げ
られる。
6に近い方のリード線14は受電端子17に接続され、
口金16に遠い方のリード線15は屈曲されて発光管1
1の上部、上記発光管11と上記口金の間、及び上記発
光管11の下部を通って再度上記発光管11の上部への
屈曲部により発光管11を巻回するコイルが形成され
る。このコイルを流れる電流の極性にかかわらず電極1
2,13間に発生するアークは押し下げられる。つま
り、給電端子17,18に直流あるいは交流あるいは高
周波のずれで点灯されても、アークは下方向に押し下げ
られる。
【0012】また、発光管11軸上のリード線から発生
する磁界は、発光管11の軸より下部に対して上記発光
管11を巻回するコイルから発生する磁界を打消す方向
に働くが、上記発光管11を劵回するコイルから発生す
る磁界の方が発光管11上のリード線から発生する磁界
より大きいため、少し弱める程度であり、アークは有効
に押し下げられる。
する磁界は、発光管11の軸より下部に対して上記発光
管11を巻回するコイルから発生する磁界を打消す方向
に働くが、上記発光管11を劵回するコイルから発生す
る磁界の方が発光管11上のリード線から発生する磁界
より大きいため、少し弱める程度であり、アークは有効
に押し下げられる。
【0013】このように、電極間12,13に発生する
アークの浮き上がりを抑制するようにアークが下方に押
し下げられるので、発光源の位置ずれを防止することが
できる。従って、このような発光管11を自動車のヘッ
ドランプに用いた場合には、反射板による光の反射が良
好に行われる。
アークの浮き上がりを抑制するようにアークが下方に押
し下げられるので、発光源の位置ずれを防止することが
できる。従って、このような発光管11を自動車のヘッ
ドランプに用いた場合には、反射板による光の反射が良
好に行われる。
【0014】なお、図1に限らず図2に示す第2実施例
のようにさらに、口金16に遠い方のリード線15を屈
曲し、発光管11の上部、上記発光管11と上記口金の
間、及び上記発光管11の下部を通って再度上記発光管
11の上部への屈曲部により発光管11を巻回するコイ
ルを2つ形成するようにしても良い。
のようにさらに、口金16に遠い方のリード線15を屈
曲し、発光管11の上部、上記発光管11と上記口金の
間、及び上記発光管11の下部を通って再度上記発光管
11の上部への屈曲部により発光管11を巻回するコイ
ルを2つ形成するようにしても良い。
【0015】さらに、口金16に遠い方のリード線15
を屈曲し、発光管11の上部、上記発光管11と上記口
金の間、及び上記発光管11の下部を通って再度上記発
光管11の上部への屈曲部により発光管11を複数回巻
回するコイルを形成されするようにしても良い。
を屈曲し、発光管11の上部、上記発光管11と上記口
金の間、及び上記発光管11の下部を通って再度上記発
光管11の上部への屈曲部により発光管11を複数回巻
回するコイルを形成されするようにしても良い。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、水
平方向に向いている発光管を用いている放電ランプにお
いて、発光管の電極間に発生するアークの浮上りを防止
することができる放電ランプを提供することができる。
平方向に向いている発光管を用いている放電ランプにお
いて、発光管の電極間に発生するアークの浮上りを防止
することができる放電ランプを提供することができる。
【図1】本発明の第1実施例に係わる放電ランプの構成
を示す図。
を示す図。
【図2】本発明の第2実施例に係わる放電ランプの構成
を示す図。
を示す図。
【図3】従来の放電ランプの構成を示す図。
11…発光管、12,13…電極、14,15…リード
線、16…口金、17,18…受電端。
線、16…口金、17,18…受電端。
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に2個の電極が軸上に相対して配設
され、軸を水平方向に設置された発光管と、各電極から
発光管の軸に沿って上記発光管外部に引出された2個の
リード線と、上記発光管の軸方向の一方側に配設された
口金と、この口金に配設された2個の受電端と、上記2
個のリード線のうち口金に近い方のリード線は上記受電
端の一端と接続され、上記2個のリード線のうち口金に
遠い方のリード線は、上記発光管上部、上記発光管と口
金の間、上記発光管の下部を通って再度発光管上部、発
光管と口金の間へと屈曲され、このリード線の巻回を少
なくとも1回以上繰返して上記口金の他端と接続されて
いることを特徴とする放電ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9168191A JPH05211056A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 放電ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9168191A JPH05211056A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 放電ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05211056A true JPH05211056A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=14033239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9168191A Pending JPH05211056A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 放電ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05211056A (ja) |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP9168191A patent/JPH05211056A/ja active Pending
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