JPH05210602A - 携帯型電子装置 - Google Patents

携帯型電子装置

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JPH05210602A
JPH05210602A JP4067392A JP4067392A JPH05210602A JP H05210602 A JPH05210602 A JP H05210602A JP 4067392 A JP4067392 A JP 4067392A JP 4067392 A JP4067392 A JP 4067392A JP H05210602 A JPH05210602 A JP H05210602A
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JP
Japan
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computer unit
state
unit
wireless transmission
electronic device
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JP4067392A
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Muneji Hamano
宗二 浜野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータユニットのシステム起動に伴う
高周波ノイズの影響を受けずに無線送受信ユニットが安
定して通信処理を実行することができる。 【構成】 無線送受信ユニット3による通信処理要求が
発生すると、コンピュータユニット1が起動中のサブC
PU2のシステム状態を休止状態に設定し、カウンタ1
6がサブCPU2のシステム状態が休止状態時に無線送
受信ユニット3の信号受信時間の計時を開始し、ラッチ
回路17がカウンタ16の計時終了時に無線送受信ユニ
ット3が受信したキャリアの電界強度情報を保持する。
そして、コンピュータユニット1がカウンタ16の計時
終了状態に基づいて休止中のサブCPU2のシステム状
態を起動状態に切り換え設定してコンピュータユニット
1の起動を再開させる構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信により所望の
情報をデータ処理するコンピュータユニットを備えた携
帯型電子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子装置では、無線通信
を行う無線送受信ユニットとデータ処理を行うコンピュ
ータユニットとを有し、無線送受信ユニットが通信処理
中にコンピュータユニットからの高周波ノイズの影響が
なくなるように、例えば前記無線送受信ユニットを金属
板等で箱状に保護してシールド状態とし、コンピュータ
ユニットとアンテナの間隔を大きくするか、あるいはコ
ンピュータユニットを金属板等で箱状の中にシールドす
る等の保護対策が講じられている場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小型化
が必要とされる携帯型電子装置においては、コンピュー
タユニットを完全にシールドしながら、装置の小型化を
図ることは二律背反する命題であるため、アンテナとコ
ンピュータユニットとの距離をできるだけとる配置構成
することにより対処しているため、コンピュータユニッ
トからの高周波ノイズの影響を完全に除去できない等の
問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、無線送受信ユニットの通信処理状態に
基づいてコンピュータユニットのシステム状態を休止し
ている間に、無線送受信ユニットがキャリアの電界強度
受信処理を行うことにより、コンピュータユニットのシ
ステム起動に伴う高周波ノイズの影響を受けずに無線送
受信ユニットが安定して通信処理を実行可能な小型、か
つ安価の携帯型電子装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯型電子
装置は、無線送受信ユニットの通信処理状態に基づいて
コンピュータユニットのシステム状態を設定制御する制
御手段と、この制御手段によるコンピュータユニットの
システム状態が休止状態時に起動して無線送受信ユニッ
トの信号受信時間を計時するタイマ手段と、このタイマ
手段の計時終了時に無線送受信ユニットが受信したキャ
リアの電界強度情報を保持する保持手段とを設け、制御
手段がタイマ手段の計時終了状態に基づいて休止中のコ
ンピュータユニットのシステム状態を起動状態に切り換
え設定するように構成したものである。
【0006】また、制御手段は、コンピュータユニット
への電源供給を遮断してシステム状態を休止状態に設定
するように構成したものである。
【0007】さらに、制御手段は、コンピュータユニッ
トをリセットしてシステム状態を休止状態に設定するよ
うに構成したものである。
【0008】
【作用】本発明においては、無線送受信ユニットによる
通信処理要求が発生すると、制御手段が起動中のコンピ
ュータユニットのシステム状態を休止状態に設定し、計
時手段がコンピュータユニットのシステム状態が休止状
態時に無線送受信ユニットの信号受信時間の計時を開始
し、保持手段がタイマ手段の計時終了時に無線送受信ユ
ニットが受信したキャリアの電界強度情報を保持する。
そして、制御手段がタイマ手段の計時終了状態に基づい
て休止中のコンピュータユニットのシステム状態を起動
状態に切り換え設定してコンピュータユニットの起動を
再開させることにより、コンピュータユニットのシステ
ム起動に伴って発生する高周波ノイズの影響を受けずに
無線送受信ユニットが安定して通信処理を実行可能とす
る。
【0009】また、制御手段は、コンピュータユニット
への電源供給を遮断してシステム状態を休止状態に設定
するように構成し、コンピュータユニットの高周波ノイ
ズの発生を一時的に停止させることにより、コンピュー
タユニットのシステム起動に伴って発生する高周波ノイ
ズの影響を受けずに無線送受信ユニットが安定して通信
処理を実行可能とする。
【0010】さらに、制御手段は、コンピュータユニッ
トをリセットしてシステム状態を休止状態に設定するよ
うに構成し、コンピュータユニットの高周波ノイズの発
生を一時的に抑制させることにより、コンピュータユニ
ットのシステム起動に伴って発生する高周波ノイズの影
響を緩和して無線送受信ユニットが安定して通信処理を
実行可能とする。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す携帯型電子装
置の構成を説明するブロック図である。
【0012】図において、1はキーボード,表示装置,
データおよびプログラムを記憶するメモリ,処理手段,
通信インタフェース等を有するコンピュータユニット
で、制御線8を介してサブCPU2と接続される。コン
ピュータユニット1は発振回路14からクロックライン
12を介して供給されるクロックにより起動される。発
振回路14からクロックライン12を介して供給される
クロックは分周回路15により分周され、ローパスフィ
ルタ19を介して、例えば周期2msecの分周後の出力1
3がカウンタ16に出力される。3は無線送受信ユニッ
トで、アンテナ4を介して図示しない外部機器と無線通
信する。無線送受信ユニット3により検出された受信電
界強度はA/Dコンバータ18でA/D変換された後、
A/Dコンバータ出力ライン25を介してラッチ回路1
7にラッチされる。5はバッテリで、電源スイッチ11
の入切状態に対応して電源電圧を供給する。
【0013】6は電源監視ICで、バッテリ5からの電
源電圧状態を監視し、コンピュータユニットリセットラ
イン7を介してリセット信号をコンピュータユニット1
およびアンドゲート24に送出する。アンドゲート24
はリセット信号とコンピュータユニット1からの出力状
態に基づいてサブCPUリセットライン10を介してサ
ブCPU2に対してリセット信号を送出する。20は前
記カウンタ16のリップルキャリアウト、21は信号強
度検出ライン、22はラッチデータ出力ラインで、ラッ
チ回路17にラッチされた電界強度データをサブCPU
2に出力する。23はリセットラインで、コンピュータ
ユニット1からのカウンタ制御信号をカウンタ16に転
送する。なお、9は制御線である。
【0014】このように構成された携帯型電子装置にお
いて、無線送受信ユニット3による通信処理要求が発生
すると、制御手段が起動中のコンピュータユニット1の
システム状態を休止状態に設定し、計時手段(カウンタ
16)がコンピュータユニット(サブCPU2)のシス
テム状態が休止状態時に無線送受信ユニット3の信号受
信時間の計時を開始し、保持手段(ラッチ回路17)が
タイマ手段(カウンタ16)の計時終了時に無線送受信
ユニット3が受信したキャリアの電界強度情報を保持す
る。そして、制御手段(コンピュータユニット1)がタ
イマ手段(カウンタ16)の計時終了状態に基づいて休
止中のコンピュータユニット(サブCPU2)のシステ
ム状態を起動状態に切り換え設定してコンピュータユニ
ット(サブCPU2)の起動を再開させることにより、
コンピュータユニット(本実施例ではサブCPU2)の
システム起動に伴って発生する高周波ノイズの影響を受
けずに無線送受信ユニット3が安定して通信処理を実行
可能とする。
【0015】また、制御手段は、コンピュータユニット
1への電源供給を遮断してシステム状態を休止状態に設
定するように構成し、コンピュータユニット1の高周波
ノイズの発生を一時的に停止させることにより、コンピ
ュータユニット1のシステム起動に伴って発生する高周
波ノイズの影響を受けずに無線送受信ユニット3が安定
して通信処理を実行可能とする。
【0016】さらに、制御手段は、コンピュータユニッ
ト1をリセットしてシステム状態を休止状態に設定する
ように構成し、コンピュータユニット1の高周波ノイズ
の発生を一時的に抑制させることにより、コンピュータ
ユニット1のシステム起動に伴って発生する高周波ノイ
ズの影響を緩和して無線送受信ユニット3が安定して通
信処理を実行可能とする。
【0017】図2は本発明に係る携帯型電子装置におけ
る第1の無線通信処理手順の一例を示すフローチャート
である。なお、(1) 〜(9) は各ステップを示す。
【0018】先ず、電源スイッチ11がONされると、
電源監視IC6よりコンピュータユニットリセットライ
ン7を介して送出されるリセット信号によりコンピュー
タユニット1をリセットすると共に、サブCPUリセッ
トライン10を介して送出されるリセット信号によりコ
ンピュータユニット1をリセットする(1) 。次いで、コ
ンピュータユニット1が無線通信開始かどうかを判定し
(2) 、NOならばコンピュータユニット1はその他の処
理を実行し(3) 、ステップ(2) に戻る。
【0019】一方、ステップ(2) の判定でYESの場合
は、無線送受信ユニット3ですべてのチャンネルを1つ
1つ受信し、所定の電荷強度以下のチャンネルを検索す
るキャリアセンス処理(詳細手順は後述する)を実行す
る(4) 。次いで、空きチャンネルがあるかどうかを判定
し(5) 、NOならばコンピュータユニット1は「空きチ
ャンネルはありませんでした通信できません」を図示し
ない表示部に表示し(6) 、ステップ(2) に戻る。
【0020】一方、ステップ(5) の判定でYESの場合
は、任意の空きチャンネル、例えば空きチャンネルの中
でチャンネル番号が一番小さい数字を持つチャンネルを
選択する(7) 。次いで、選択したチャンネルで通信、す
なわちコンピュータユニット1はサブCPU2とデータ
をやり取りし、サブCPU2は無線送受信ユニット3と
のデータをやり取りするデータ変換を伴う通信を行い
(8) 、データ通信終了かどうかを判定し(9) 、YESな
らばステップ(2) に戻り、NOならばステップ(8) に戻
る。
【0021】以下、図3に示すフローチャートを参照し
ながら図2に示したキャリアセンス処理動作について説
明する。
【0022】図3は、図2に示したキャリアセンス処理
の詳細手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1) 〜(9) は各ステップを示す。
【0023】先ず、送受信チャンネルの設定用データを
「0」とする(1) 。この段階では無線送受信ユニット3
にはチャンネル設定はなされない。次いで、コンピュー
タユニット1はサブCPU2を介して無線送受信ユニッ
ト3にチャンネル(N=N+1)を設定する(2) 。次い
で、サブCPU2をリセット状態とし(3) 、カウンタ1
6のリセットライン23を解除する(4) 。次いで、カウ
ンタ16がリップルキャリアウト20を出力するまで所
定時間が経過するのを待機し(5) 、リップルキャリアウ
ト20が出力されたら、サブCPU2をリセット状態か
ら解除する(6)。次いで、上記ステップ(5) の待機時間
中になされた処理により、すなわちカウンタ16の入力
(1周期2msec )をカウントし、例えば15回カウン
トしたら、リップルキャリアウト信号20が出力され、
A/Dコンバータ18の値がラッチ回路17にラッチさ
れる処理により、ラッチ回路17にラッチされたラッチ
データをラッチデータ出力ライン22を介してサブCP
U2が読み取り、制御線8を介してコンピュータユニッ
ト1に伝える(7) 。
【0024】次いで、リセットライン23をリセット状
態とし(8) 、すべてのチャンネルの信号強度を読み込ん
だかどうか(N=10(例えばチャンネル数Nが1〜1
0の場合)を判定し(9) 、YESならばリターンし、N
Oならばステップ(2) に戻り上記処理を繰り返す。
【0025】上記実施例では無線送受信ユニット3が通
信処理中、サブCPU2をリセットすることにより、サ
ブCPU2による処理実行に伴って発生するノイズの影
響を無線送受信ユニット3に与えないようにする場合に
ついて説明したが、後述するように、無線送受信ユニッ
ト3が通信処理中、コンピュータユニット1の電源を遮
断するように制御して、上記同様にデータ処理実行に伴
って発生するノイズの影響を無線送受信ユニット3に与
えないように構成しても良い。
【0026】図4は本発明の他の実施例を示す携帯型電
子装置の構成を説明するブロック図である。
【0027】図において、51はコンピュータユニット
で、RAM81を内蔵し、RAM81の内容はバックア
ップ電池80(リチウム電池で構成される)により保持
されている。コンピュータユニット51は発振器57か
らクロックライン76を介して供給されるクロックによ
り起動される。
【0028】54はバッテリで、電源スイッチ52の入
切状態に応じ定電源電圧を回路に供給する。53は電源
電圧監視ICで、コンピュータユニット51に印加され
る電圧状態を監視し、リセットライン55を介してリセ
ット信号をコンピュータユニット51に送出する。56
はリレースイッチで、リレー駆動回路73によりそのO
N/OFFが制御される。58は分周器で、発振器57
からクロックラインを介して供給されるクロックを分周
してカウンタ回路59に所定周波数の分周クロックを送
出する。60はラッチ回路で、無線送受信ユニット62
により検出された受信電界強度をA/Dコンバータ61
でA/D変換した後、A/Dコンバータ出力ライン64
を介して受信電界強度としてラッチする。63はアンテ
ナ、65はオープンコレクタインバータで、一端が接地
される抵抗器78が接続されるリセット制御信号線75
を介して入力されるリセット制御信号の状態によりフリ
ップフロップ70にリセット信号を送出する。74はリ
セットラインで、オープンコレクタインバータ65から
出力されるリセット信号をフリップフロップ70に出力
する。リセットライン74は抵抗器66によりプルアッ
プされている。
【0029】67はオープンコレクタインバータで、一
端が接地される抵抗器69が接続されるリセット制御信
号線79を介して入力されるリセット制御信号の状態に
よりリセット信号をカウンタ59に送出する。68は抵
抗器で、カウンタ入力ラインの電位をプルアップする。
82は基板で、電源ライン71からの電源VDDにより実
装されるチップ部品が駆動される。72はグランドライ
ンで、一端が基板82のグランドラインGNDに接続さ
れる。76はラッチデータラインで、ラッチ回路60に
ラッチされた受信電界強度をコンピュータユニット51
に転送入力する。なお、77はコミュニケーションライ
ンである。
【0030】図5は本発明に係る携帯型電子装置におけ
る第2の無線通信処理手順の一例を示すフローチャート
である。なお、(1) 〜(9) は各ステップを示す。
【0031】先ず、電源スイッチ52がONされると、
リセット制御信号線79,75は初期状態が「LOW」
なので、カウンタ59が、例えば30msec経過後、キャ
リアウトし、フリップフロップ70は出力Qを「HIG
H」としてリレー駆動回路73がリレースイッチ56を
ONとするとともに、コンピュータユニット51はリセ
ットライン55によりリセットされた後、リセット制御
信号線79を「HIGH」とし、続いてイニシャライズ
処理を行う(1) 。
【0032】次いで、コンピュータユニット51が無線
通信開始かどうかを判定し(2) 、NOならばコンピュー
タユニット51はその他の処理を実行し(3) 、ステップ
(2)に戻る。
【0033】一方、ステップ(2) の判定でYESの場合
は、無線送受信ユニット62ですべてのチャンネルを1
つ1つ受信し、所定の電界強度以下のチャンネルを検索
するキャリアセンス処理(詳細手順は後述する)を実行
する(4) 。次いで、空きチャンネルがあるかどうかを判
定し(5) 、NOならばコンピュータユニット51は「空
きチャンネルはありませんでした通信できません」を図
示しない表示部に表示し(6) 、ステップ(2) に戻る。
【0034】一方、ステップ(5) の判定でYESの場合
は、任意の空きチャンネル、例えば空きチャンネルの中
でチャンネル番号が一番小さい数字を持つチャンネルを
選択する(7) 。次いで、選択したチャンネルで通信、す
なわちコンピュータユニット51はコミュニケーション
ライン77を介して無線送受信ユニット62とのデータ
をやり取りするデータ変換を伴う通信を行い(8) 、デー
タ通信終了かどうかを判定し(9) 、YESならばステッ
プ(2) に戻り、NOならばステップ(8) に戻る。
【0035】以下、図6に示すフローチャートを参照し
ながら図5に示したキャリアセンス処理動作について説
明する。
【0036】図6は、図5に示したキャリアセンス処理
の詳細手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1) 〜(8) は各ステップを示す。
【0037】先ず、送受信チャンネルの設定用データを
「0」とする(1) 。この段階では無線送受信ユニット6
2にはチャンネル設定はなされない。次いで、コンピュ
ータユニット51は無線送受信ユニット62にチャンネ
ル(N=N+1)を設定する(2) 。次いで、リセット制
御信号線79を「LOW」とし(3) 、続いてリセット制
御信号ライン75を「HIGH」とする(4) 。これによ
り、フリップフロップ70はリセットされ、出力Qが
「LOW」となり、リレー駆動回路73はオフ状態とな
り、コンピュータユニット51の電源はオフ状態とな
る。このため、リセット制御信号線75がオフ状態とな
る。
【0038】次いで、カウンタ59がリップルキャリア
ウトを出力するまで所定時間が経過するのを待機する
(5) 。例えば30msec経過後カウンタ59がリップルキ
ャリアウトを出力したら、フリップフロップ70のQ出
力が「HIGH」状態となり、リレー駆動回路73は
「ON」状態隣、コンピュータユニット51はパワーO
Nとなる。ただし、リセット制御信号線75,79はコ
ンピュータユニット51がパワーON時、ハイインピー
ダンスのため「LOW」状態となる。
【0039】次いで、リップルキャリアウトが出力され
たら、バックアップされるRAM81を参照に行き、キ
ャリセンス値がラッチデータライン76にセットされて
いることを認知する(6) 。次いで、ラッチ回路60にラ
ッチされたラッチデータをラッチデータライン76を介
して読み取り、受信中のチャンネルの電界強度を認知す
る(7) 。次いで、すべてのチャンネルの信号強度を読み
込んだかどうか(N=10(例えばチャンネル数Nが1
〜10の場合)を判定し(8) 、YESならばリターン
し、NOならばステップ(2) に戻り上記処理を繰り返
す。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は無線送受
信ユニットによる通信処理要求が発生すると、制御手段
が起動中のコンピュータユニットのシステム状態を休止
状態に設定し、計時手段がコンピュータユニットのシス
テム状態が休止状態時に無線送受信ユニットの信号受信
時間の計時を開始し、保持手段がタイマ手段の計時終了
時に無線送受信ユニットが受信したキャリアの電界強度
情報を保持する。そして、制御手段がタイマ手段の計時
終了状態に基づいて休止中のコンピュータユニットのシ
ステム状態を起動状態に切り換え設定してコンピュータ
ユニットの起動を再開させることにより、コンピュータ
ユニットのシステム起動に伴って発生する高周波ノイズ
の影響を受けずに無線送受信ユニットが安定して通信処
理を実行することができる。
【0041】また、制御手段は、コンピュータユニット
への電源供給を遮断してシステム状態を休止状態に設定
するように構成し、コンピュータユニットの高周波ノイ
ズの発生を一時的に停止させることにより、コンピュー
タユニットのシステム起動に伴って発生する高周波ノイ
ズの影響を受けずに無線送受信ユニットが安定して通信
処理を実行することができる。
【0042】さらに、制御手段は、コンピュータユニッ
トをリセットしてシステム状態を休止状態に設定するよ
うに構成し、コンピュータユニットの高周波ノイズの発
生を一時的に抑制させることにより、コンピュータユニ
ットのシステム起動に伴って発生する高周波ノイズの影
響を緩和して無線送受信ユニットが安定して通信処理を
実行することができる。
【0043】従って、コンピュータユニットと無線送受
信ユニットとの回路配置の制限も緩和され、かつコンピ
ュータユニットのシールド対策負担も軽減され、安価、
かつ小型の装置を提供できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す携帯型電子装置の構成
を説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る携帯型電子装置における第1の無
線通信処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】図2に示したキャリアセンス処理の詳細手順の
一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施例を示す携帯型電子装置の構
成を説明するブロック図である。
【図5】本発明に係る携帯型電子装置における第2の無
線通信処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】図5に示したキャリアセンス処理の詳細手順の
一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータユニット 2 サブCPU 3 無線送受信ユニット 4 アンテナ 5 バッテリ 14 発振回路 16 カウンタ 17 ラッチ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と、アンテナを介して外部機器と無
    線通信処理を行う無線送受信ユニットと、所望の情報を
    発振入力される基準クロックに同期しながら処理するコ
    ンピュータユニットとを有する携帯型電子装置におい
    て、無線送受信ユニットの通信処理状態に基づいて前記
    コンピュータユニットのシステム状態を設定制御する制
    御手段と、この制御手段による前記コンピュータユニッ
    トのシステム状態が休止状態時に起動して前記無線送受
    信ユニットの信号受信時間を計時するタイマ手段と、こ
    のタイマ手段の計時終了時に前記無線送受信ユニットが
    受信したキャリアの電界強度情報を保持する保持手段と
    を設け、前記制御手段が前記タイマ手段の計時終了状態
    に基づいて休止中の前記コンピュータユニットのシステ
    ム状態を起動状態に切り換え設定することを特徴とする
    携帯型電子装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、コンピュータユニットへの
    電源供給を遮断してシステム状態を休止状態に設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯型電子装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、コンピュータユニットをリ
    セットしてシステム状態を休止状態に設定することを特
    徴とする請求項1記載の携帯型電子装置。
JP4067392A 1992-01-31 1992-01-31 携帯型電子装置 Pending JPH05210602A (ja)

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JP4067392A JPH05210602A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 携帯型電子装置
DE69331165T DE69331165T2 (de) 1992-01-31 1993-01-29 Tragbares elektronisches Gerät mit Funksendeempfänger und Rechnereinheit
EP93101423A EP0553862B1 (en) 1992-01-31 1993-01-29 Portable electronic device having a radio transmit-receive unit and a computer unit
US08/460,716 US5604928A (en) 1992-01-31 1995-06-02 Portable electronic device with radio communication and controlled computer status

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009165060A (ja) * 2008-01-10 2009-07-23 Toshiba Corp 無線通信装置、無線通信方法および通信プログラム
WO2023084680A1 (ja) * 2021-11-11 2023-05-19 三菱電機株式会社 無線通信制御方法および無線通信装置

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