JPH05208189A - 浄水装置 - Google Patents

浄水装置

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JPH05208189A
JPH05208189A JP4286039A JP28603992A JPH05208189A JP H05208189 A JPH05208189 A JP H05208189A JP 4286039 A JP4286039 A JP 4286039A JP 28603992 A JP28603992 A JP 28603992A JP H05208189 A JPH05208189 A JP H05208189A
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outlet
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JP4286039A
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Peter Henning Hagqvist
ヘンニング ハグクヴィスト，ペーター
Per Ake Fonser
オケ フォンセル，ペル
Fredrik Dellby
デルビィー，フレドリック
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Electrolux AB
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Electrolux AB
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排水中の塩のパーセンテージが、環境上の観
点から望ましい範囲を超えるという問題を解消し、塩の
追加なしに軟水化装置が再生される浄水装置を提供す
る。 【構成】 浸透膜を含み、水の流入口11及び濾過水の流
出口12を有するフィルタユニット10には、未濾過水を流
入口へ導く戻し導管14と、少量の流れの除去水を排出す
る除去口22とが備えてある。その上流側には、一対のイ
オン交換ユニット17，18が並列に配置され、原水が一方
のイオン交換ユニットを通って軟水化され、除去口22を
通して排出されたナトリウム濃度の濃縮された除去水が
他方のイオン交換ユニットを逆方向に通ってそのイオン
交換ユニットを再生する。一対のイオン交換ユニット
は、軟水化と再生が交互に行われるように適宜の時間毎
に切換バルブ手段19，24により切り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浸透膜を含み、水の流
入口及び濾過水の流出口を有するフィルタユニットと、
フィルタユニットから取り出した比較的大きい流れの未
濾過水を流入口へ導く戻し導管と、少量の流れの除去水
を排出する除去口とからなる逆浸透法による浄水装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】逆浸透は、水を浄化する効率的な方法で
ある。しかしながら、この浄化に関して、浸透膜の表面
が分離された物質によって目詰りを起こし、特に、カル
シウム含有量の多い水の場合、それが濾過効率を低減さ
せる点で問題である。そのような目詰りを避けるため
に、通常、膜フィルタの上流側に配置され、適当な量の
塩によって再生される軟水化装置が使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】軟水化装置の再生に必
要な塩の消費は、例えば皿洗い機や洗濯機における軟水
の使用量の増加と共に増加する。多くの場所では、排水
中の塩のパーセンテージが、環境上の観点から望ましい
範囲を超えて増加している。
【０００４】本発明は、上記問題点を解消するものであ
り、塩の追加なしに軟水化装置が再生される浄水装置を
提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、浸透膜を含み、水の流入口及び濾過水の
流出口を有するフィルタユニットと、フィルタユニット
から取り出した比較的大きい流れの未濾過水を前記流入
口へ導く戻し導管と、少量の流れの除去水を排出する除
去口とからなる逆浸透法による浄水装置において、並列
に配置され、装置に入ってきた原水が一方のイオン交換
ユニットを通って軟水化され、除去口を通して排出され
た除去水が他方のイオン交換ユニットを逆方向に通って
そのイオン交換ユニットを再生するように前記フィルタ
ユニットに接続された一対のイオン交換ユニットと、一
対のイオン交換ユニットで軟水化と再生が交互に行われ
るように水の流れを切り換える切換バルブ手段とを備え
た構成とする。
【０００６】
【作用】原水が通る一方のイオン交換ユニットでは、ナ
トリウムを放出して原水中のカルシウムイオンを吸収
し、軟水化する。フィルタユニットの浸透膜を通過でき
ずに戻し導管を通って循環する水は、ナトリウム濃度が
高くなり、その高濃度ナトリウムを含む除去水を通す他
方のイオン交換ユニットでは、カルシウムを放出して再
生される。従って、一対のイオン交換ユニットで軟水化
と再生が交互に行われるように適宜に水の流れを切り換
えれば、塩の添加を必要としない。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。図１は、本発明の一実施例の構成をブロック図で示
したものである。10は図示しない逆浸透膜を有するフィ
ルタユニットで、このフィルタユニット10は、水の流入
口11、浄化された水の流出口12、及びフィルタユニット
から取り出した比較的大きい流れの未濾過水を流入口11
に導く戻し導管14を備えており、かくして、水の循環流
れシステムが形成されている。
【０００８】この循環流れシステムは、循環用ポンプ15
と、広いフィルタ面積を有すると共にフィルタユニット
10内の膜に代り大部分の濾過物をこのフィルタ内で化学
的沈殿させる性質を有するフィルタ16を備えている。従
って、目詰りを起こすことなく比較的長時間にわたって
動作を維持することができる。このフィルタ16は、活性
カーボンあるいはゼオライトの如き適当な多孔性材料か
らなる表面活性フィルタである。このフィルタが目詰り
を起こしたときは、浸透膜より本質的に安価なフィルタ
であるから、妥当なコストで交換される。
【０００９】浸透行程に要求される圧力を提供するため
に、フィルタユニット10の流入口導管にはポンプ13が設
けられ、また、除去口22には圧力逃がしバルブ23が配置
されている。
【００１０】装置に入ってくる原水を軟水化するため、
並列に配置された２つのイオン交換器17及び18が用いら
れており、それらは、一方が入ってくる原水を軟水化す
る間に他方は再生され、他方が軟水化する間に一方は再
生されるような方法で、システムに接続されている。こ
の目的のために、各イオン交換器17，18は、一方の側で
第１の切換バルブ19により原水供給ライン20と排水口21
にそれぞれ接続されており、他方の側では、第２の切換
バルブ24によりフィルタユニット10の流入口11及び除去
口22にそれぞれ接続されている。
【００１１】イオン交換器は、ナトリウムイオンで満た
された、好適にはスルフォン化ポリスチレンの層を含ん
でいる。原水と共に入ってきたカルシウムイオンはナト
リウムが放出される間に吸収される。浸透膜を通過でき
ない原水中に存在する解放されたナトリウムイオン及び
塩は、循環流れシステムを循環する液体内で、原水のナ
トリウム濃度より５ないし20倍の高濃度に濃縮される。
この濃縮物は、除去口22及び第２の切換バルブ24を介し
て他方のイオン交換器18(図１の場合)に導かれ、そのイ
オン交換器18は、排水口21を通して排出される除去水と
共に排出されるカルシウムイオンを放出して再生され
る。
【００１２】原水供給ライン20を介して入ってきた水の
流れの主要部分は、流出口12を通って装置から取り出さ
れ、残余の10〜20％は、除去口22を通って排水口21から
排出される。除去水は比較的少量であるから、再生され
るイオン交換器内で液体が経過する時間はそれに応じて
引き延ばされ、それが再生行程にとって有利になる。
【００１３】イオン交換器の容量や水質等を考慮して予
め定められた時間だけ動作した後、第１，第２の切換バ
ルブ19及び24が図２に示す位置に切り換えられる。この
位置において、入ってくる原水の流れはイオン交換器18
を通り軟水化され、一方、排出される除去水はイオン交
換器17を通り、そこでイオン交換器17は再生される。フ
ィルタユニット10内における浄化行程は、この切換によ
る影響はなく、従って中断されることなく継続される。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原水を軟水化し、効果的に浄水を得ることができ、一
方、原水に存在する量以上に塩を添加することなく軟水
化装置を再生することができるので、排水中の塩の量は
増加せず、環境保全に極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例のブロック図であり、一方の
イオン交換器で軟水化し、他方のイオン交換器を再生す
る状態を示す。
【図２】バルブを切り換えて、他方のイオン交換器で軟
水化し、一方のイオン交換器を再生する状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 … フィルタユニット、 11 … 流入口、 12 … 流出
口、 13 … ポンプ、14 … 戻し導管、 15 … 循環用ポ
ンプ、 16 … フィルタ、 17,18 … イオン交換器、 19
… 第１の切換バルブ、 20 … 原水供給ライン、 21
… 排水口、22 … 除去口、 23 … 圧力逃がしバルブ、
24 … 第２の切換バルブ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 浸透膜を含み、水の流入口(11)及び濾過
    水の流出口(12)を有するフィルタユニット(10)と、前記
    フィルタユニットから取り出した比較的大きい流れの未
    濾過水を前記流入口へ導く戻し導管(14)と、少量の流れ
    の除去水を排出する除去口(22)とからなる逆浸透法によ
    る浄水装置であって、 並列に配置され、装置に入ってきた原水が一方のイオン
    交換ユニットを通って軟水化され、前記除去口(22)を通
    して排出された除去水が他方のイオン交換ユニットを逆
    方向に通ってそのイオン交換ユニットを再生するように
    前記フィルタユニット(10)に接続された一対のイオン交
    換ユニット(17,18)と、前記一対のイオン交換ユニット
    で軟水化と再生が交互に行われるように水の流れを切り
    換える切換バルブ手段(19,24)とを備えていることを特
    徴とする浄水装置。
  2. 【請求項２】 戻し導管(14)は、活性カーボンあるいは
    ゼオライトの如き広いフィルタ面積を有する多孔性材料
    からなるフィルタ(16)を備えていることを特徴とする請
    求項１記載の浄水装置。
JP4286039A 1991-10-31 1992-10-23 浄水装置 Pending JPH05208189A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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SE9103196-3 1991-10-31
SE9103196A SE469031B (sv) 1991-10-31 1991-10-31 Anordning foer rening av vatten medelst omvaend osmos

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JPH05208189A true JPH05208189A (ja) 1993-08-20

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ID=20384177

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JP4286039A Pending JPH05208189A (ja) 1991-10-31 1992-10-23 浄水装置

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US (1) US5364525A (ja)
EP (1) EP0540485B1 (ja)
JP (1) JPH05208189A (ja)
DE (1) DE69210944T2 (ja)
ES (1) ES2089482T3 (ja)
SE (1) SE469031B (ja)

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