JPH05207979A - 血圧測定装置 - Google Patents

血圧測定装置

Info

Publication number
JPH05207979A
JPH05207979A JP4015074A JP1507492A JPH05207979A JP H05207979 A JPH05207979 A JP H05207979A JP 4015074 A JP4015074 A JP 4015074A JP 1507492 A JP1507492 A JP 1507492A JP H05207979 A JPH05207979 A JP H05207979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse wave
data
value data
pressure value
wave value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4015074A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Furukawa
登志夫 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4015074A priority Critical patent/JPH05207979A/ja
Publication of JPH05207979A publication Critical patent/JPH05207979A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】血圧測定のサイクルを数分〜数時間おきに間欠
的に繰り返し行う血圧測定装置において、1回ごとの測
定時間をなるべく短くして患者に与える負担を軽減しな
がら、最低血圧値および最高血圧値を正確に測定できる
ようにする。 【構成】今回検出した圧力値データpresに近似する
前回の圧力値データPRE(i)を検索し、かつ、今回
検出した脈波値データLVと前回の前回の脈波値データ
LEV(i)との相違の程度が所定範囲内のときはその
1回だけの圧力値データと脈波値データとを正規のサン
プリングデータとして決定し、所定範囲外のときはもう
1回検出して前後2回の脈波値データの平均値を正規の
脈波値データとし今回の圧力値データとともに正規のサ
ンプリングデータとし、そのサンプリングデータを記憶
するようにした。つまり、前回のサンプリングデータを
今回のデータサンプリングの参照とするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患者の上腕などの被測
定部にカフ帯を巻き付け、カフ帯に圧縮空気を送気して
被測定部を圧迫した状態で脈拍を検出して、最高血圧
値,最低血圧値を測定するという処理を、数分〜数時間
おきに間欠的に繰り返し行うように構成してある血圧測
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の血圧測定装置において
は、各回の測定サイクルにおいて、まず動脈の血流を止
めるべくカフ帯から被測定部に与えている圧力値を一旦
あるレベルまで上昇させ、次いで、その圧力値を次第に
減少させていきながら脈波を検出する。
【0003】この脈波検出にはオシロメトリック法が用
いられる。すなわち、カフ帯に加えられる圧力に対して
心拍ごとに重畳される脈波値データLVを検出し、か
つ、この脈波値データLVを検出した時のカフ帯に加え
ていた圧力値データpresと検出した脈波値データL
Vとを対にして記憶させていく。
【0004】詳しくは、体動や呼吸による変動などのノ
イズ成分の影響を除去するために、1回の測定サイクル
中、同一の圧力値データpresi のもとにおいて脈波
値データLVを複数回にわたって検出し、相前後する脈
波値データLV(j)i ,LV(j−1)i の相互間に
所定値β0 以上の変化がないときは、その圧力値データ
presi のもとでの脈波値データLVi の検出を終了
し、一定レベルだけ圧力値を減少させた次のステップで
の圧力値データpresi+1 のもとでの脈波値データL
i+1 の検出に移行する。
【0005】例えば、1回の測定サイクルにおいて、1
番目に検出した脈波値データをLV(1)i=1 とし、こ
のときの圧力値データをpresi=1 とする。この1番
目に検出した脈波値データLV(1)i=1 の1つだけで
は体動や呼吸による変動などのノイズ成分が含まれてい
るのかどうかが不明であるため、カフ帯による圧力値デ
ータpresi=1 をそのまま保ち、2番目の脈波値デー
タLV(2)i=1 を検出する。そして、脈波値データL
V(2)i=1 ,LV(1)i=1 の差分が所定値β0 以下
であるか否かを判定する。すなわち、 |LV(2)i=1 −LV(1)i=1 |≦β0 ……………………… を判定する。
【0006】このの判定が肯定的であるときは、2番
目の脈波値データLV(2)i=1 を第1回目の測定サイ
クルにおける正規の脈波値データLEV(1)として決
定し採用する。すなわち、 LEV(1)=LV(2)i=1 とセットする。また、このときの圧力値データpres
i=1 も第1回目の測定サイクルにおける正規の圧力値デ
ータPRE(1)として決定し採用する。すなわち、 PRE(1)=presi=1 としてセットする。そして、正規の圧力値データPRE
(1)と正規の脈波値データLEV(1)とを対応付け
て、第1回目のサンプリングデータ〔PRE(1),L
EV(1)〕としてメモリに記憶する。
【0007】しかし、上記の判定が否定的であるとき
は、体動や呼吸による変動などのノイズ成分が含まれて
いるものとして、カフ帯による圧力値データpres
i=1 をそのまま保ち、3回目の脈波値データLV(3)
i=1 を検出する。そして、脈波値データLV
(3)i=1 ,LV(2)i=1 の差分が所定値β0 以下で
あるか否かを判定する。すなわち、 |LV(3)i=1 −LV(2)i=1 |≦β0 ……………………… を判定する。
【0008】このの判定が肯定的であるときは、3回
目の脈波値データLV(3)i=1 を体動や呼吸による変
動などのノイズ成分が含まれている場合の第1回目の測
定サイクルにおける正規の脈波値データLEV(1)と
して決定し採用する。すなわち、 LEV(1)=LV(3)i=1 とセットする。このときの圧力値データpresi=1
第1回目の測定サイクルにおける正規の圧力値データP
RE(1)として決定し採用する点は前回同様である。
すなわち、 PRE(1)=presi=1 である。そして、体動や呼吸による変動などのノイズ成
分を含む場合の正規の圧力値データPRE(1)と正規
の脈波値データLEV(1)とを対応付けて、第1回目
のサンプリングデータ〔PRE(1),LEV(1)〕
としてメモリに記憶する点も前回と同様である。
【0009】以上のように、1番目の圧力値データPR
E(1)=presi=1 のもとにおいて、 |LV(j)i=1 −LV(j−1)i=1 |≦β0 の判定が肯定的となるまでのj回にわたって、脈波値デ
ータLV(1),LV(2),LV(3),……,LV
(j−1),LV(j)を検出していくのである。jが
3〜4回以上になると動きがあったものとみなし、測定
を中断することもある。そして、そのときの脈波値デー
タLV(j)を正規の脈波値データLEV(1)として
決定し、第1回目のサンプリングデータ〔PRE
(1),LEV(1)〕としてメモリに記憶するのであ
る。
【0010】このような第1回目のデータサンプリング
が終了すると、一定レベルだけ圧力値を減少させた次の
ステップでの圧力値データPRE(2)=presi=2
のもとでの脈波値データLV2 の検出に移行し、 |LV(k)i=2 −LV(k−1)i=2 |≦β0 の判定が肯定的となるまでのk回にわたって、脈波値デ
ータLV(1),LV(2),LV(3),……,LV
(k−1),LV(k)を検出していくのである。そし
て、そのときの脈波値データLV(k)を正規の脈波値
データLEV(2)として決定し、第2回目のサンプリ
ングデータ〔PRE(2),LEV(2)〕としてメモ
リに記憶するのである。
【0011】以上のような条件において同一の圧力値デ
ータPRE(i)のもとでの複数回にわたる脈波値デー
タLVi の検出を繰り返し実行し、得られたサンプリン
グデータ群のうち、正規の脈波値データLEV(1),
LEV(2),LEV(3),……,LEV(m)(こ
こでmは上記のjやkを代表する)脈波値データから、
最高血圧,最低血圧値を決め、それぞれを表示部に表示
するのである。
【0012】以上で1回の測定サイクルが終了するが、
このような測定サイクルを数分〜数時間おきに間欠的に
繰り返し行うのである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の血圧測定
装置にあっては、1回の測定サイクルにおいて、同一の
圧力値データPRE(i)のもとでの脈波値データLV
i の検出を、相前後する脈波値データLV(m)i ,L
V(m−1)i の相互間の差分が所定値β0 以下、すな
わち、 |LV(m)i −LV(m−1)i |≦β0 となるまでの複数回(j回)にわたって行い、脈波値デ
ータLV(1)i ,LV(2)i ,LV(3)i ,…
…,LV(m−1)i ,LV(m)i を検出しなければ
ならない。
【0014】これを言い換えると、各回のデータサンプ
リングにおいて、記憶すべき正規のサンプリングデータ
〔PRE(i),LEV(i)〕を決定するまでに、最
低でも2回にわたる脈波値データ検出が必要であり、条
件が悪いと脈波値データの検出回数がいくらでも増えて
いくということである。jが3〜4回以上になると動き
があったものとみなし、測定を中断することもある。つ
まり、正規のサンプリングデータ〔PRE(i),LE
V(i)〕を決定するまでに長い時間を要しがちであ
り、このことが患者に一種の苦痛を与える原因となって
いた。
【0015】まして、このような血圧測定のサイクルを
数分〜数時間おきに間欠的に繰り返し行うものであるた
め、患者に対して肉体的・精神的な大きな負担を強いる
こととなっていた。特に、最高血圧値の高い患者には大
きな負担を強いていた。
【0016】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、1回の測定サイクルに要する測定時
間をできるだけ短くして患者に与える負担を軽減しなが
らも、最低血圧値および最高血圧値を正確に測定するこ
とができるようにすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る血圧測定装
置は、少なくとも前回測定サイクル時において最高血圧
値,最低血圧値を決定するのに必要であった減圧途中で
の複数回にわたる正規の脈波値データとそのときの圧力
値データとを対応付けた複数個のサンプリングデータを
記憶しておく手段と、今回測定サイクル時において、あ
る脈波値データを検出したときにそのときの圧力値デー
タの近辺の前回測定サイクル時の圧力値データを前記の
記憶されているサンプリングデータ中から検索する手段
と、今回測定サイクル時の脈波値データと前記の検索さ
れて抽出されたサンプリングデータにおける前回測定サ
イクル時の脈波値データとの相違の程度が所定範囲内に
入っているか否かを判定する手段と、所定範囲内に入っ
ているとき前記した1回だけ検出した脈波値データを正
規の脈波値データとして決定する手段と、前記各決定さ
れた正規の脈波値データとそのときの圧力値データとを
対応付けてサンプリングデータとして記憶する手段とを
備えたことを特徴とするものである。
【0018】
【作用】従来例では、ある圧力値のもとで相前後する脈
波値データの差分が所定値以下となるまでは同一圧力値
で脈波値データの検出を繰り返し行っていた。これに対
して本発明では、今回測定サイクル時に検出した脈波値
データに対応した圧力値データは、ある度合いで前回測
定サイクル時の圧力値データに近似したものとなるとい
う性質を利用している。
【0019】すなわち、今回測定サイクル時のある脈波
値データを検出したときの圧力値データに対して前回測
定サイクル時のサンプリングデータ中での接近している
圧力値データを検索して抽出する。そして、今回の脈波
値データが体動や呼吸による変動などのノイズ成分の影
響を受けておらず、それを正規の脈波値データとして決
定してよいほどに今回の圧力値データが前回の圧力値デ
ータと接近しているかどうかを、今回の脈波値データと
前回の脈波値データとの相違の程度が所定範囲内に入っ
ているかどうかで判定する。
【0020】所定範囲内に入っているときは今回の脈波
値データを正規の脈波値データとして決定してよく、そ
の決定された正規の脈波値データとそのときの圧力値デ
ータとを対応付けてサンプリングデータとして記憶す
る。この場合、その圧力値での脈波値データのサンプリ
ングは1回のみですみ、それでいて、そのサンプリング
データの信頼性は高いものとなっている。
【0021】所定範囲内に入っていないときは、今回の
脈波値データをそのまま正規の脈波値データとすること
は好ましくない。そこで、同じ圧力値のもとでもう1回
だけ脈波値データを検出し、それと1回前の脈波値デー
タとの平均値をとる。前後2回の脈波値データの平均値
をとり、その平均値を正規の脈波値データとして決定す
る。そして、その決定された正規の脈波値データとその
ときの圧力値データとを対応付けてサンプリングデータ
として記憶する。この場合、前後2回の脈波値データの
平均値をとっているので、体動や呼吸による変動などの
ノイズ成分による影響をある程度相殺することができ、
サンプリングデータの信頼性をそれほど落とさないです
む。しかも、その圧力値での脈波値データのサンプリン
グは2回だけですむ。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る血圧測定装置の一実施例
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0023】図1は実施例に係る血圧測定装置の電気的
構成を示すブロック線図である。
【0024】図において、2は上腕などの被測定部に巻
き付けて圧迫することにより動脈を閉塞させるカフ帯
(腕帯ともいう)、4はカフ帯2に接続されたエアチュ
ーブ、6はカフ帯2に圧縮空気を送気して被測定部に対
して与える圧力値を予想される最高血圧値よりも高いレ
ベルまで連続的に上昇させるためのエアポンプ、8はエ
アチューブ4に接続され常時は閉弁されているとともに
脈波値測定時には段階的に開弁して圧力値を階段状に減
少させ、かつ、測定終了後には急速に排気する圧力値調
整排気用電磁弁、10はエアチューブ4に接続されてカ
フ帯2の圧力値(内圧)および血液が流れることにより
心拍ごとに発生し圧力値に重畳される脈波値をピックア
ップするための圧力センサ、12は圧力センサ10がピ
ックアップした圧力値信号を増幅するアンプ回路、14
はその増幅された圧力値信号をディジタルの圧力値デー
タに変換するA/Dコンバータ、16はその増幅された
圧力値信号から脈波値信号成分のみを取り出すフィルタ
回路、18はその脈波値信号成分をディジタルの脈波値
データに変換するA/Dコンバータ、20はマイクロコ
ンピュータ22とエアポンプ6,圧力値調整排気用電磁
弁8,圧力センサ10,A/Dコンバータ14,18と
を接続するための入出力用ドライバ、22はCPU,R
OM,RAM,レジスタ,カウンタ,タイマなどを備え
血圧測定のプログラムを実行するためのマイクロコンピ
ュータ、24は測定結果などを表示するための液晶表示
装置(LCD)、26は測定開始を指令したり加圧値を
設定したりするためのキー入力操作部である。
【0025】次に、上記のような構成をもつ血圧測定装
置の動作を図2〜図4に示すフローチャートに基づいて
説明する。図3および図4は、図2におけるステップS
5の脈波値サンプリング処理ルーチンを詳しく表したも
のである。
【0026】キー入力操作部26における測定開始キー
が操作されると、マイクロコンピュータ22はステップ
S1からの制御動作の実行を開始する。ステップS1に
おいて、キー入力操作部26によってカフ帯2の加圧値
をどこまで上昇させるかをセットするとともに、データ
数をセットする変数nを初期化して“0”にセットし、
かつ、今回測定サイクル時の脈波値データを前回測定サ
イクル時の脈波値データと比較するか否かを定めるフラ
グflagを初期化して“0”にセットし(flag=
0で比較することを示し、flag=1で比較しないこ
とを示す)、さらに、今回の圧力値データと前回の圧力
値データとの接近の度合いを判定するときの基準となる
べき圧力値データについての差分所定値aの初期値(例
えば100)をセットする。
【0027】ステップS2において、入出力用ドライバ
20を介してエアポンプ6を駆動する。なお、圧力値調
整排気用電磁弁8は完全に閉弁されている。ステップS
3では、圧力センサ10でピックアップされアンプ回路
12で増幅された圧力値信号をA/Dコンバータ14で
サンプリングしてディジタルの圧力値データに変換し、
これを入出力用ドライバ20を介して入力してカフ帯2
による圧力がステップS1でセットされた加圧値をオー
バーしたかどうかを判定する。オーバーするとステップ
S4に進んでエアポンプ6を停止する。エアポンプ6を
停止するとステップS5に進んで、被測定部に対する圧
力変化の静止状態において脈波値サンプリング処理ルー
チンを実行する。このステップS5の動作の詳細は後述
する。
【0028】次いで、ステップS6で、所定の血圧判定
アルゴリズムに従って最高血圧値,最低血圧値の判定を
行い、ステップS7で、最高血圧値,最低血圧値が決定
されて血圧測定が終了したのかどうかを判定する。血圧
測定が終了していないのであれば、ステップS8に進ん
で圧力値調整排気用電磁弁8をオン・オフ制御してカフ
帯2に対する加圧値を5mmHgだけ減圧するととも
に、差分所定値aを100に戻す。
【0029】そして、ステップS5に戻って、以下、血
圧測定が終了したと判定するまで、ステップS5〜S8
を繰り返す。すなわち、加圧値を順次階段状に減少させ
ながら、それぞれ圧力変化の静止状態で脈波値サンプリ
ングを行う。
【0030】その測定サイクルでの最高血圧値,最低血
圧値が決定されて血圧測定が終了したと判定したとき
は、ステップS9に進んで、データナンバー・カウンタ
iをクリアして“0”にセットするとともに、データ数
の変数nに対して今回測定サイクル時にサンプリングし
た脈波値サンプリング数n1 をセットする(n←
1 )。
【0031】次いで、マイクロコンピュータ22は、ス
テップS10において、データナンバーi番目の脈波値
データLVであって体動や呼吸による変動などのノイズ
成分の影響を受けていない正規の脈波値データlev
(i)として図4のステップS5−10において決定さ
れたものを次回測定サイクル時において前回測定サイク
ル時の正規の脈波値データLEV(i)としてセットす
る(LEV(i)←lev(i))。また、データナン
バーi番目の圧力値データpresであって体動や呼吸
による変動などのノイズ成分の影響を受けていない正規
の圧力値データpre(i)として図4のステップS5
−10において決定されたものを次回測定サイクル時に
おいて前回測定サイクル時の正規の圧力値データPRE
(i)としてセットする(PRE(i)←pre
(i))。そして、データナンバー・カウンタiを+1
だけインクリメントする。
【0032】次いで、ステップS11において、データ
ナンバー・カウンタiがデータ数n(=n1 )に達した
かどうかを判断し、達していなければステップS10に
戻って、上記と同様の動作を繰り返す。データ数n(=
1 )に達すると、次のステップS12に進む。
【0033】ステップS10,S11をデータ数nの回
数だけ繰り返すことにより、体動や呼吸による変動など
のノイズ成分の影響を受けていない正規の脈波値データ
LEV(i)とそのときの正規の圧力値データPRE
(i)とが対応付けられて前回測定サイクル時の正規の
サンプリングデータ〔PRE(i),LEV(i)〕
(i=0,1,2,……,n1 )としてマイクロコンピ
ュータ22のRAMに格納される。すなわち、前回の正
規のサンプリングデータとしてRAMに、 〔PRE(0),LEV(0)〕 〔PRE(1),LEV(1)〕 〔PRE(2),LEV(2)〕 | 〔PRE(n1 ),LEV(n1 )〕 が格納されることになる。
【0034】次いで、マイクロコンピュータ22は、ス
テップS12に進んで、ステップS6での血圧値判定に
おいて演算されRAMに格納された最高血圧値,最低血
圧値等を読み出して液晶表示装置24に転送し表示す
る。さらに、圧力値調整排気用電磁弁8を完全に開弁し
てカフ帯2内の圧縮空気を大気に急速に放出し、カフ帯
2を急速減圧する。
【0035】以上で1回の測定サイクルの実行が完了し
たことになる。このような測定サイクルを予め定められ
た所定時間(数分〜数時間)おきに間欠的に繰り返し実
行する。
【0036】さて、次に、図2のステップS5である脈
波値サンプリング処理ルーチンの詳しい動作を図3およ
び図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0037】マイクロコンピュータ22は、まず、ステ
ップS5−1において、被測定部に対する圧力変化の静
止状態で脈波値サンプリングを行う。すなわち、血液が
流れることにより心拍ごとに発生し圧力値に重畳される
脈波値をピックアップする。
【0038】具体的には、フィルタ回路16を通してフ
ィルタリングされた脈波値信号をA/Dコンバータ18
でサンプリングしてディジタルの脈波値データに変換
し、これを入出力用ドライバ20を介して入力する。ス
テップS5−2でその脈波値サンプリングが終了したこ
とを待って、ステップS5−3に進む。ステップS5−
3では、その脈波が発生したときの圧力値を圧力値デー
タpresとしてセットするとともに、その脈波値を脈
波値データLVとしてセットし、かつ、データナンバー
・カウンタiをクリアして“0”をセットする。
【0039】次いで、ステップS5−4に進み、今回測
定サイクル時の圧力値データpresと、RAMに格納
されている前回の正規のサンプリングデータ〔PRE
(i),LEV(i)〕(i=0,1,2,……,
1 )のうちのデータナンバーi番目の前回の圧力値デ
ータPRE(i)との差分の絶対値が所定の差分所定値
a以下であるかどうかを判断する。すなわち、 |pres−PRE(i)|≦a の判定を行う。差分|pres−PRE(i)|が差分
所定値a以下のときは、ステップS5−5に進んで、そ
のデータナンバーi番目での前回の脈波値データLEV
(i)を圧力値差分最小の脈波値データlvとしてセッ
トし(lv←LEV(i))、さらに、そのときの差分
|pres−PRE(i)|を新たな差分所定値aとし
てセットし直す(a←|pres−PRE(i)|)。
そして、ステップS5−6で、データナンバー・カウン
タiの内容を+1インクリメント(i←i+1)した
後、ステップS5−7に進んで、データナンバー・カウ
ンタiの内容が前回の正規のサンプリングデータ〔PR
E(i),LEV(i)〕のデータ数n1 に達したかど
うかを判断し、達していないときはステップS5−4に
リターンする。また、ステップS5−4の判断が否定的
で差分|pres−PRE(i)|が差分所定値aを超
えているときは、ステップS5−5をスキップしてステ
ップS5−6に進む。
【0040】以上のステップS5−4〜ステップS5−
7の繰り返しにより、圧力値差分最小の脈波値データl
v=LEV(i)が前回の正規のサンプリングデータ
〔PRE(i),LEV(i)〕(i=0,1,2,…
…,n1 )の中から検索されることとなる。
【0041】RAMに格納されるべき前回の正規のサン
プリングデータ〔PRE(i),LEV(i)〕は、間
欠的な1回1回の測定においてほぼ同じになっている場
合もあるが、測定の最初からもしくは途中から相違する
ようになる場合もある。最初からもしくは途中から相違
することになる場合には、圧力値差分最小の脈波値デー
タlvとしてセットすべき前回の脈波値データLEV
(i)は、いかに圧力値差分最小のときのものであって
も、その相違の程度によっては採用すべきでない場合も
生じ得る。そこで、その相違の程度を判定するようにし
ている。
【0042】すなわち、まず、ステップS5−8におい
て今回・前回の脈波値データの比較を実行するか否かを
示すフラグflagが“1”(比較しない)にセットさ
れているかどうかを判断する。最初は、図2のステップ
S1での初期化によって“0”(比較する)にセットさ
れているためステップS5−9に進む。
【0043】ステップS5−9では、今回の脈波値デー
タLVが圧力値差分最小の脈波値データlvの80%か
ら120%までの所定範囲内に入っているかどうかを判
断する。所定範囲内に入っているとき、すなわち、 0.8×lv≦LV≦1.2×lv が成立するとき、今回の脈波値データLVを有効なもの
として取り扱うべく、ステップS5−10に進んで、今
回の脈波値データLVを体動や呼吸による変動などのノ
イズ成分の影響を受けていない正規の脈波値データle
v(n)としてセットし(lev(n)←LV)、か
つ、今回の圧力値データpresを体動や呼吸による変
動などのノイズ成分の影響を受けていない正規の圧力値
データpre(n)としてセットする(pre(n)←
pres)。
【0044】すなわち、この場合は、現在の圧力値のも
とでの脈波値データLVのサンプリングはただ1回のみ
ですむ。
【0045】次いで、データ数の変数nを+1インクリ
メントし(n←n+1)、その後、図2のステップS6
の血圧値判定の処理に進む。
【0046】しかし、ステップS5−9の判断におい
て、今回の脈波値データLVが圧力値差分最小の脈波値
データlvの80%から120%までの所定範囲内に入
っていない場合も起こり得る。すなわち、 LV<0.8×lv または LV>1.2×lv となるときがある。このような場合は、lv=前回の脈
波値データLEV(i)として参照することには無理が
ある。つまり、体動や呼吸による変動などのノイズ成分
の影響を受けていると推定できる。そこで、その影響を
緩和すべく、相前後する2回分の脈波値データLV,L
V1の平均値をとるのである。
【0047】すなわち、ステップS5−11に進んで、
今回・前回の脈波値データの比較を実行するか否かを示
すフラグflagを“1”(比較しない)にセットし、
ステップS5−12で2回分の脈波値データのサンプリ
ングが終了したかどうかを判断し、まだ終了していない
ときは、ステップS5−13に進んで、今回の脈波値デ
ータLVを第1回目の脈波値データLV1としてセット
する(LV1←LV)。
【0048】そして、ステップS5−1に戻って第2回
目の脈波値データLVのサンプリングを行い、以下、上
記したのと同じ動作、ステップS5−1〜S5−7を実
行する。そして、ステップS5−8の判断となったと
き、フラグflagが“1”(比較しない)にセットさ
れているので、ステップS5−12に進む。今度は、ス
テップS5−12の判断が肯定的となってステップS5
−14に進み、第1回目にサンプリングした脈波値デー
タLV1と第2回目にサンプリングした脈波値データL
Vとの平均値を算出し、その結果を新たに脈波値データ
LVとしてセットする。すなわち、 LV←(LV1+LV)/2 と置換する。そして、ステップS5−15でフラグfl
agを“0”(比較する)に戻した後、ステップS5−
10に進んで、上記と同様の処理を行う。すなわち、 lev(n)←LV pre(n)←pres とセットする。
【0049】この場合、平均化された脈波値データLV
は、体動や呼吸による変動などのノイズ成分の影響を受
けてはいるが、平均化によってその影響を緩和すること
ができる。また、脈波値データのサンプリングは第1回
目と第2回目との2回分必要であるが、3回以上は必要
ではなく、体動や呼吸による変動などのノイズ成分の影
響を受けてはいても、測定回数はただの2回だけです
む。
【0050】以下、ステップS5−1〜S5−10のス
テップについて具体例をあげて説明する。
【0051】エアポンプ6を停止した直後において第1
回目に脈波値データLVを検出したときの圧力値データ
presが前回の正規のサンプリングデータ〔LEV
(i),PRE(i)〕(i=0,1,2,……,
1 )のうちデータナンバーi=1のときの前回の圧力
値データPRE(1)に最も接近している場合を想定す
る。
【0052】最初の差分所定値aは、a=100であ
り、データナンバー・カウンタiも0である。
【0053】 |pres−PRE(0)|=80≦a=100 となったとすると、lv=LEV(0)とセットされ、
新たな差分所定値aとして、a=|pres−PRE
(0)|=80がセットされる。次のデータナンバー・
カウンタiは1である。
【0054】 |pres−PRE(1)|=45≦a=80 となったとすると、lv=LEV(1)とセットされ、
新たな差分所定値aとして、a=|pres−PRE
(1)|=45がセットされる。次のデータナンバー・
カウンタiは2である。
【0055】i=1のときの前回の圧力値データPRE
(1)が今回の圧力値データpresに最も接近してい
る場合を想定しているので、データナンバー・カウンタ
iが2以上のときは、 |pres−PRE(i)|>a=45 (i=2,
3,……,n1 ) となる。すなわち、ステップS5−5には進まず、それ
をスキップしてステップS5−6に進む。
【0056】したがって、データナンバー・カウンタi
をインクリメントしても、圧力値差分最小の脈波値デー
タlvは、lv=LEV(1)にセットされたままとな
り、lv=LEV(1)と確定されることになる。
【0057】ステップS5−9で、0.8×lv≦LV
≦1.2×lvの判定を行った結果が肯定的であったと
すると、ステップS5−1で、正規の脈波値データle
v(0)に今回の脈波値データLVをセットし、かつ、
正規の圧力値データpre(0)に今回の圧力値データ
presをセットする。つまり、 lev(0)←LV pre(0)←pres とする。すなわち、この場合、現在の圧力値のもとでの
脈波値データLVのサンプリングはただ1回のみです
む。
【0058】このときの(0)の“0”はデータ数の変
数nの“0”である。
【0059】次いで、nをインクリメントして“1”と
し、ステップS6の血圧値判定へと進む。5mmHgの
1ステップ分の減圧が行われ、第2回目に脈波値データ
LVを検出したときの圧力値データpresが前回の正
規のサンプリングデータ〔LEV(i),PRE
(i)〕(i=0,1,2,……,n1 )のうちデータ
ナンバーi=2のときの前回の圧力値データPRE
(2)に最も接近している場合を想定する。最初の差分
所定値aは、a=100に戻っている。データナンバー
・カウンタiも0に戻っている。
【0060】 |pres−PRE(0)|=70≦a=100 となったとすると、lv=LEV(0)とセットされ、
新たな差分所定値aとして、a=|pres−PRE
(0)|=70がセットされる。次のデータナンバー・
カウンタiは1である。
【0061】 |pres−PRE(1)|=30≦a=70 となったとすると、lv=LEV(1)とセットされ、
新たな差分所定値aとして、a=|pres−PRE
(1)|=30がセットされる。次のデータナンバー・
カウンタiは2である。
【0062】 |pres−PRE(2)|=15≦a=30 となったとすると、lv=LEV(2)とセットされ、
新たな差分所定値aとして、a=|pres−PRE
(2)|=15がセットされる。次のデータナンバー・
カウンタiは3である。
【0063】i=2のときの前回の圧力値データPRE
(2)が今回の圧力値データpresに最も接近してい
る場合を想定しているので、データナンバー・カウンタ
iが3以上のときは、 |pres−PRE(i)|>a=15 (i=3,
……,n1 ) となる。すなわち、ステップS5−5には進まず、それ
をスキップしてステップS5−6に進む。
【0064】したがって、データナンバー・カウンタi
をインクリメントしても、圧力値差分最小の脈波値デー
タlvは、lv=LEV(2)にセットされたままとな
り、lv=LEV(2)と確定されることになる。
【0065】ステップS5−9で、0.8×lv≦LV
≦1.2×lvの判定を行った結果、今度は否定的であ
ったとする。すると、ステップS5−11の方へと進
む。第1回目の脈波値データLV1と第2回目の脈波値
データLVとの平均をとって、これを新たに脈波値デー
タLVとして置換する(LV←(LV1+LV)/
2)。ステップS5−10で、正規の脈波値データle
v(0)に平均化により補正された後の脈波値データL
Vをセットし、かつ、正規の圧力値データpre(0)
に今回の圧力値データpres(第1回目も第2回目も
同じ)をセットする。
【0066】つまり、 lev(0)←(LV1+LV)/2 pre(0)←pres とする。このときの(0)もデータ数の変数nの“0”
である。
【0067】この場合、相前後する2回の脈波値データ
LV1,LVの平均値をとっているので、体動や呼吸に
よる変動などのノイズ成分による影響をある程度相殺す
ることができ、サンプリングデータの信頼性をそれほど
落とさないですむ。しかも、その圧力値での脈波値デー
タのサンプリングは2回だけですむ。
【0068】最高血圧値,最低血圧値が決定されて血圧
測定が終了するまでは、ステップS5〜S7を繰り返す
ことは前述したとおりである。この繰り返し過程でステ
ップS5の脈波値サンプリング処理ルーチンを通るたび
に、データ数の変数nがインクリメントされ、n=1の
ときは、 lev(1)←LV または (LV1+LV)/
2 pre(1)←pres がセットされる。n=2のときは、lev(2),pr
e(2)がセットされ、n=n1 のときは、lev(n
1 ),pre(n1 )がセットされる。
【0069】そして、前述と同様に、ステップS9〜S
11のサイクルで、今回測定サイクル時での正規のサン
プリングデータが、RAMに次回測定サイクル時の参照
のためのサンプリングデータとして、 〔PRE(0),LEV(0)〕 〔PRE(1),LEV(1)〕 〔PRE(2),LEV(2)〕 | 〔PRE(n1 ),LEV(n1 )〕 のように格納されることになるのである。
【0070】以上のようにして、前回の正規のサンプリ
ングデータ〔PRE(i),LEV(i)〕を参照する
ようにしたので、初回の測定サイクルは別として、2回
目以降の測定サイクルにおいては、脈波値データおよび
圧力値データのサンプリングに要する時間を従来例に比
べて大幅に短縮化でき、能率の良い測定が行えるととも
に、患者に与える負担を軽減でき、それでいて、最低血
圧値および最高血圧値を正確に測定することができる。
【0071】なお、前のサンプリングデータ〔PRE
(i),LEV(i)〕を参照するに当たり、直前1回
だけのサンプリングデータの参照に限定する必要はな
く、数回前までのサンプリングデータを参照するように
してもよい。ただし、精度は上がるが時間は長めとな
る。脈波値データのサンプリングはカフ帯2の内圧を静
止した状態で行うのが好ましいが、サンプリング回数が
1回か2回であるので、わずかに減圧しながら行っても
よい。
【0072】また、今回の脈波値データLVを有効なも
のとして取り扱うかどうかの判定式である、 0.8×lv≦LV≦1.2×lv についてはこれに限定する必要はなく、k1 を1未満の
任意の係数、k2 を1を超える任意の係数として、 k1 ×lv≦LV≦k2 ×lv によって判定してもよい。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、前もっ
て記憶されている前回測定サイクル時のサンプリングデ
ータを検索して今回の脈波値データに対応した圧力値デ
ータに近似している圧力値データを抽出し、かつ、それ
に対応した今回の脈波値データと前回の脈波値データと
の相違の程度が所定範囲内に入っているときは、今回の
脈波値データを体動や呼吸による変動などのノイズ成分
の影響を受けない正規の脈波値データであると決定し、
そのときの圧力値データとともにサンプリングデータと
して記憶するから、その圧力値での脈波値データのサン
プリングは1回だけでよく、しかも、その信頼性を充分
に高いものにすることができる。また、今回の脈波値デ
ータと前回の脈波値データとの相違の程度が所定範囲内
に入っていないときは、体動や呼吸による変動などのノ
イズ成分の影響を受けたものとしてそのままでは採用せ
ず、同じ圧力値のもとでもう1回だけ脈波値データを検
出し、それとの平均値をとって正規の脈波値データとし
て決定するから、体動や呼吸による変動などのノイズ成
分による影響をある程度緩和してサンプリングデータの
信頼性をそれほど落とさないですむとともに、その圧力
値での脈波値データのサンプリングは、従来例のように
何度も繰り返し行う必要はなく、ただの2回だけですま
せることができる。
【0074】以上の相乗により、1回の測定サイクルに
要する測定時間を大幅に短縮化できるとともに患者に与
える負担を軽減でき、かつ、最低血圧値および最高血圧
値を正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る血圧測定装置の電気的
構成を示すブロック線図である。
【図2】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図3】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図4】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 カフ帯 4 エアチューブ 6 エアポンプ 8 圧力値調整排気用電磁弁 10 圧力センサ 12 アンプ回路 14 A/Dコンバータ 16 フィルタ回路 18 A/Dコンバータ 20 入出力用ドライバ 22 マイクロコンピュータ 24 液晶表示装置 26 キー入力操作部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前回測定サイクル時において
    最高血圧値,最低血圧値を決定するのに必要であった減
    圧途中での複数回にわたる正規の脈波値データとそのと
    きの圧力値データとを対応付けた複数個のサンプリング
    データを記憶しておく手段と、 今回測定サイクル時において、ある脈波値データを検出
    したときにそのときの圧力値データの近辺の前回測定サ
    イクル時の圧力値データを前記の記憶されているサンプ
    リングデータ中から検索する手段と、 今回測定サイクル時の脈波値データと前記の検索されて
    抽出されたサンプリングデータにおける前回測定サイク
    ル時の脈波値データとの相違の程度が所定範囲内に入っ
    ているか否かを判定する手段と、 所定範囲内に入っているとき前記した1回だけ検出した
    脈波値データを正規の脈波値データとして決定する手段
    と、 前記各決定された正規の脈波値データとそのときの圧力
    値データとを対応付けてサンプリングデータとして記憶
    する手段とを備えたことを特徴とする血圧測定装置。
  2. 【請求項2】請求項第1項記載の血圧測定装置におい
    て、 所定範囲内に入っていないときもう1回脈波値データを
    検出して前後2回の脈波値データの平均値を算出してそ
    の平均値を正規の脈波値データとして決定する手段を設
    けた血圧測定装置。
JP4015074A 1992-01-30 1992-01-30 血圧測定装置 Pending JPH05207979A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4015074A JPH05207979A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 血圧測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4015074A JPH05207979A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 血圧測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05207979A true JPH05207979A (ja) 1993-08-20

Family

ID=11878711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4015074A Pending JPH05207979A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 血圧測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05207979A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6623435B2 (en) * 2000-07-03 2003-09-23 Seiko Instruments Inc. Pulse wave detecting apparatus
JP2011200574A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Citizen Holdings Co Ltd 電子血圧計
JP2011200576A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Citizen Holdings Co Ltd 電子血圧計
JP2011240068A (ja) * 2010-05-21 2011-12-01 Nippon Koden Corp 血圧測定装置および血圧測定方法
EP4115800A1 (en) * 2021-06-23 2023-01-11 Nihon Kohden Corporation Venous pressure measurement device and venous pressure measurement method

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6623435B2 (en) * 2000-07-03 2003-09-23 Seiko Instruments Inc. Pulse wave detecting apparatus
JP2011200574A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Citizen Holdings Co Ltd 電子血圧計
JP2011200576A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Citizen Holdings Co Ltd 電子血圧計
JP2011240068A (ja) * 2010-05-21 2011-12-01 Nippon Koden Corp 血圧測定装置および血圧測定方法
EP4115800A1 (en) * 2021-06-23 2023-01-11 Nihon Kohden Corporation Venous pressure measurement device and venous pressure measurement method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4625277A (en) Blood pressure measuring device having adaptive cuff deflation rate
US5730139A (en) Blood pressure measuring apparatus
US7344504B2 (en) Venous distensibility evaluation index measuring apparatus
JP5200913B2 (ja) 電子血圧計
US20070142731A1 (en) Non-invasive electronic method and apparatus for measuring blood pressure
WO2014050297A1 (ja) 血圧測定装置、脈波検出方法
US4872461A (en) Electronic blood pressure meter having improved cuff repressurization means
EP0698370A2 (en) Blood-pressure monitor apparatus
US4735213A (en) Device and method for determining systolic blood pressure
JPH0191835A (ja) 電子血圧計
US5522395A (en) Electronic sphygmomanometer and method of controlling operation of same
US5564426A (en) Blood pressure measuring system
JPH05165Y2 (ja)
JPH05207979A (ja) 血圧測定装置
JPH06110B2 (ja) 電子血圧計
JPH04261640A (ja) 血圧監視装置
JP4365020B2 (ja) 血圧監視装置におけるグラフ表示方法
JPH046733Y2 (ja)
JPH1066681A (ja) 血圧監視装置
JPH0245033A (ja) 血圧モニタ装置
JPH0889485A (ja) 血圧測定装置
EP0585460B1 (en) Electronic sphygmomanometer and method of controlling performance thereof
JP3124623B2 (ja) 電子血圧計
JPH046732Y2 (ja)
JPH0465685B2 (ja)