JPH052071Y2 - - Google Patents

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JPH052071Y2
JPH052071Y2 JP19760487U JP19760487U JPH052071Y2 JP H052071 Y2 JPH052071 Y2 JP H052071Y2 JP 19760487 U JP19760487 U JP 19760487U JP 19760487 U JP19760487 U JP 19760487U JP H052071 Y2 JPH052071 Y2 JP H052071Y2
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JP
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holes
mameko
nest
plastic
pollination
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JP19760487U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は果樹等の授粉媒体として利用するマメ
コ蜂用巣に関するものである。
[従来の技術] マメコ蜂による授粉は既にリンゴ栽培で利用さ
れている。しかし未だその普及は少なく人力によ
る授粉の補助的手段として利用されているにすぎ
ない。
有効な授粉機能をもつにもかかわらずかかる利
用範囲に限定されている最大の欠点は飼育管理の
難しさにあるが中でも天然産アシガヤを巣に用い
ている点にある。即ちマメコ蜂は筒巣営巣性があ
り古くはかや、麦わら、竹といつたものが利用さ
れていたが天然産である事より入手の困難性とあ
いまつて品質の不均一と(例えば孔径、長さ、長
管性)不衛生性による寄生虫せい息による蜂の死
亡等があり、目的通りの繁殖性が得られないこと
から一定の授粉区域に必要以上のマメコ蜂を放つ
ことになり結果的に手間と経費増と、効率を考え
ると人力による授粉に軍配を挙げざるを得ないこ
とになる。
かかる点よりプラスチツク製ストロー及びラセ
ン状に紙をまきつけた紙管等が検討されている
が、前者はダニ駆除の為タマゴを巣より取出す為
の工程でアシガヤでは容易にたて裂きして取出す
ことが出来るのに対しこの操作が極めて困難であ
る事からダニ駆除をせずに用いることになり、結
果的に生存率を極端に低下させることになつてい
る。後者のそれはどうしても肉厚が1〜2mmにも
達し前者のダニ駆除の困難性、並びに雨雪による
吸水性から寄生虫の発生をうながし結果的にこれ
も低い生存率を得るのみであり、アシガヤに替る
ものがなかつたと云える。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記従来の問題点を解決するマメコ蜂
の巣を提供する事にある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の要旨は一枚のプラスチツク板に直径5
〜9mmの孔を多数うがち、別途用意した同様板を
積み重ね全高15〜30cmとしたもの、あるいはプラ
スチツク板を積み重ね全高で15〜30cmとしたもの
を上部及び下部より5〜9cmの孔を多数うがつた
マメコ蜂巣である。
[作用] 本考案は5〜9mmマメコ蜂営巣上必要な孔を多
数個もつプラスチツク板を必要高さに積み重ね15
〜30cmの1本の連続した孔を多数本もたせる様に
したもので、従来のものとは全く異なるものであ
る。しかも単なる積み重ねたものである為、ダニ
駆除の為の卵の取出しは極めて容易となりしかも
付着している埃、残花粉、糞等は水洗で容易に排
除出来、アシガヤが1回きりの使用であるのに対
し、丁寧に扱う事で半永久的に使用出来るという
点で画期的なものである。しかもプラスチツクで
ある為に色付けが容易であり種々の色彩となすこ
とでマメコ蜂の帰巣判別に効果的である。かかる
プラスチツクとしては吸水性の少ない事、穴あけ
もしくは成形性の容易な事、又マメコ蜂の嫌う異
臭の発生のない事、育巣に悪影響を与える添加物
等のブリードのない事、更に屋外での使用なので
雪等の重量で容易に変形する事がないポリマーが
望ましいがポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
カーボネート、アクリロニトリル−スチレン樹
脂、ポリスチレン、ABS樹脂等が使用に適する。
又重量軽減等の為発泡化することも出来る。穴開
けの方法としては積み重ねた板を上部もしくは下
部よりドリルで一挙に開ける方法も考えられるが
15〜30cmのドリルは技術的に困難とされている為
せいぜい4〜5cmを開け、更にこれを積み重ねる
事になる為どうしても手間がかかる。従つて射出
成形によつて一挙に穴の開けた板状品を得るのが
効率もよく生産性もよい。
しかし本考案はいかなる手法で得てもよく制限
を設けない。
1枚の板の厚みはマメコ蜂巣の独房が約10mmで
あることから、これ以上の厚みにすると卵の取り
出しの際卵をつつき出すことになり、卵を傷付け
ることにつながりり好ましくない。したがつて少
なくとも独房長さより短く(薄く)すべきである
が余り薄くすると積み重ね枚数を増して手間がか
かる事になる為、6〜8mm位の厚みにするのがよ
い。
一枚の板の大きさは成形性、取扱い性から円柱
状の場合直径10〜20cmの円板、直方体状の場合は
一辺が10〜20cm位の正方形、直方形とするとよ
い。
別途変形物も考えられるが巣収納の点、取扱い
の点等を考えると円柱状、直方体状のものがよ
い。孔径は5〜9の範囲とするとよい。これ以上
大きくても小さくても営巣しない。
又、各穴つき板の積み重ねである為ややもする
と位置がずれ貫通孔とならない事がある為、位置
ぎめは重要である。この場合種々な方法が考えら
れるが一例として挙げると、各板の四隅に凹凸部
を設けはめ合いにするとよい。
孔数は出来る限り多くする方が効率的であるが
板強度、成形性を考えると10cm四方の板の場合だ
と60〜150穴が適している。
又、各々穴開き板の重ね合わせである為、貫通
孔となる為、末端に遮蔽壁を設ける必要がある。
この手法としてはテープを張るかあるいは穴の
開いていない板を別途用意しかん合させるか箱状
のものにはめ込む方法で遮蔽出来る。
又、孔形は必ずしも真円にする必要がないが正
方形、長方形、三角形等の変形穴のものは蜂の習
性であろうか営巣しない。
[考案の効果] 本考案のプラスチツクの孔つき板のつみ重ねに
よるマメコ蜂巣は容易に成形出来かつ雨雪による
吸水がなく、衛生的でありしかも容易に解体出来
る為卵の取出しが容易であり、かつ耐久力があり
洗浄するのみで何回でも使用出来、その実用性大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を構成する多数の孔をもつプラ
スチツク板の斜視図、第2図は第1図の板をつみ
重ねた本考案の巣の斜視図、第3図はつみ重ねの
位置ぎめの一例であるかん合用ピンの部分斜視
図、第4図は使用の為に横に並べたところの斜視
図を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直径が5〜9mmの孔を多数個もつプラスチツク
    板を重ね合わせ多数の筒孔を形成せしめて成るマ
    メコ蜂用巣。
JP19760487U 1987-12-28 1987-12-28 Expired - Lifetime JPH052071Y2 (ja)

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JP19760487U JPH052071Y2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28

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JP19760487U JPH052071Y2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28

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Publication Number Publication Date
JPH01101354U JPH01101354U (ja) 1989-07-07
JPH052071Y2 true JPH052071Y2 (ja) 1993-01-19

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