JPH05207052A - 同期端局装置 - Google Patents
同期端局装置Info
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- JPH05207052A JPH05207052A JP4038476A JP3847692A JPH05207052A JP H05207052 A JPH05207052 A JP H05207052A JP 4038476 A JP4038476 A JP 4038476A JP 3847692 A JP3847692 A JP 3847692A JP H05207052 A JPH05207052 A JP H05207052A
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- synchronous terminal
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- stm
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はCCITT勧告に従う同期端局網の
オーバーヘッド(以下OH)情報において、CCITT
勧告内で使用法が規定されていないOH情報の処理方式
としての同期端局装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、同期端局網のOH情報において、
CCITT勧告で“予備”あるいは“National Use”と
して割り当てられているOH情報に関して、受信データ
に対しては全OH情報をアドレスとともに装置外部に送
出する機構、及び送信データに対しては固定値のみでな
く装置外部からデータを挿入可能とする機構の双方の機
構を有したCCITT勧告に従う終端機能を有する同期
端局装置としての構成を有するものであり、或いはま
た、前記同期端局装置を集積回路で実現し、送信データ
を外部から挿入する際、SOHとPOHを同一のピンか
ら挿入する構成を有することを特徴とする同期端局装置
としての構成を有するものである。
オーバーヘッド(以下OH)情報において、CCITT
勧告内で使用法が規定されていないOH情報の処理方式
としての同期端局装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、同期端局網のOH情報において、
CCITT勧告で“予備”あるいは“National Use”と
して割り当てられているOH情報に関して、受信データ
に対しては全OH情報をアドレスとともに装置外部に送
出する機構、及び送信データに対しては固定値のみでな
く装置外部からデータを挿入可能とする機構の双方の機
構を有したCCITT勧告に従う終端機能を有する同期
端局装置としての構成を有するものであり、或いはま
た、前記同期端局装置を集積回路で実現し、送信データ
を外部から挿入する際、SOHとPOHを同一のピンか
ら挿入する構成を有することを特徴とする同期端局装置
としての構成を有するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCITT勧告に従う
同期端局網のオーバーヘッド(以下OH)情報におい
て、CCITT勧告内で使用法が“予備”或いは“Nati
onal Use" として規定されているOH情報の挿入方式及
び全OH情報の検出方式を有する同期端局装置に関する
ものである。ここでCCITT(国際電信電話諮問委員
会)はITU(国際電気通信連合)の常設機関で、電気
通信業務の技術、運営及び料金問題について専門家の立
場から検討し、その結論を「勧告」することを目的とす
る。CCITT勧告とは上記の「勧告」のことを示す。
同期端局網のオーバーヘッド(以下OH)情報におい
て、CCITT勧告内で使用法が“予備”或いは“Nati
onal Use" として規定されているOH情報の挿入方式及
び全OH情報の検出方式を有する同期端局装置に関する
ものである。ここでCCITT(国際電信電話諮問委員
会)はITU(国際電気通信連合)の常設機関で、電気
通信業務の技術、運営及び料金問題について専門家の立
場から検討し、その結論を「勧告」することを目的とす
る。CCITT勧告とは上記の「勧告」のことを示す。
【0002】
【従来の技術】CCITT勧告で規定されているOH情
報において受信したOH情報には、網全体や端末装置の
監視、制御を目的としたもの(F1,K1,K2,C2
等)があり、通常これらのOH情報のみが検出可能であ
ればよい。
報において受信したOH情報には、網全体や端末装置の
監視、制御を目的としたもの(F1,K1,K2,C2
等)があり、通常これらのOH情報のみが検出可能であ
ればよい。
【0003】CCITT勧告G.708に基づくOHの
機能の内、OHの型について以下に詳述する。
機能の内、OHの型について以下に詳述する。
【0004】5.OHの機能
【0005】5.1 OHの型 OHのいくつかの型が同期ディジタルハイアラーキ(S
DH)での応用のために現在認められている。
DH)での応用のために現在認められている。
【0006】(1)セクションOH(SOH) SOH容量はAU−4またはAU−3の集合体に加えら
れ、その結果STM−1が構成される。その内容には常
にSTM−1フレーム同期用信号が含まれる。セクショ
ンのパフォーマンスモニタや、その他の保守、操作上の
機能を表している内容は、色々な装置構成に適切なよう
に、STM−1を分解せずに加えたり、修正したりする
ことができる。(例えば中間中継装置の監視や切替制
御)
れ、その結果STM−1が構成される。その内容には常
にSTM−1フレーム同期用信号が含まれる。セクショ
ンのパフォーマンスモニタや、その他の保守、操作上の
機能を表している内容は、色々な装置構成に適切なよう
に、STM−1を分解せずに加えたり、修正したりする
ことができる。(例えば中間中継装置の監視や切替制
御)
【0007】(2)仮想コンテナパスOH(POH) 仮想コンテナのPOHは仮想コンテナがまとめられる点
と分解される点の間の連絡のために用意されている。2
つの種類の仮想コンテナPOHが認められている。
と分解される点の間の連絡のために用意されている。2
つの種類の仮想コンテナPOHが認められている。
【0008】基本仮想コンテナPOH(VC−1、2
POH) 基本仮想コンテナPOHは、VC−1、2が作成された
ときコンテナ(C−1、2)に加えられる。このOHの
機能には、仮想コンテナパスのパフォーマンスモニタ
や、保守用またはアラーム状態表示のための信号があ
る。
POH) 基本仮想コンテナPOHは、VC−1、2が作成された
ときコンテナ(C−1、2)に加えられる。このOHの
機能には、仮想コンテナパスのパフォーマンスモニタ
や、保守用またはアラーム状態表示のための信号があ
る。
【0009】高次VCPOH(VC−3、4 POH) VC−3POHはTUG−2またはC−3に加えられ、
その結果VC−3が構成される。VC−4POHは、T
U−3またはC−4に加えられ、その結果VC−4が構
成される。このOHの機能には、仮想コンテナのパスの
パフォーマンスモニタ、アラーム状態表示、保守用の信
号、多重構造(すなわちVC−3、4の構造)の表示が
ある。
その結果VC−3が構成される。VC−4POHは、T
U−3またはC−4に加えられ、その結果VC−4が構
成される。このOHの機能には、仮想コンテナのパスの
パフォーマンスモニタ、アラーム状態表示、保守用の信
号、多重構造(すなわちVC−3、4の構造)の表示が
ある。
【0010】送信するOH情報は以下に示す通り規定さ
れている。
れている。
【0011】即ち、CCITT勧告G.708に基づく
OHの機能の内、OHの解説について以下に詳述する。
OHの機能の内、OHの解説について以下に詳述する。
【0012】5.2 OHの解説 STM−1フレーム中のいろいろなセクションおよびV
C−3、4バスのOHバイトの位置は図2に示されてい
る。即ち、図2はSTM−1フレーム中のOHバイトの
割当てについて図示している。図2において、a)は9
行9列のSOHデータを示し、b)はPOHデータを示
している。
C−3、4バスのOHバイトの位置は図2に示されてい
る。即ち、図2はSTM−1フレーム中のOHバイトの
割当てについて図示している。図2において、a)は9
行9列のSOHデータを示し、b)はPOHデータを示
している。
【0013】5.2.1 SOHバイトの解説
【0014】(1)フレーム同期用信号(A1、A2) Gバイトが各STM−1に割り当てられている。そのパ
ターンはA1A1A1A2A2A2(A1=11110
110、A2=00101000)である。これらのバ
イトはSTM−N内の全てのSTM−1信号に付加され
る。
ターンはA1A1A1A2A2A2(A1=11110
110、A2=00101000)である。これらのバ
イトはSTM−N内の全てのSTM−1信号に付加され
る。
【0015】(2)データ通信チャネル(D1−D1
2) 12バイトがセクションのデータ通信に割り当てられて
いる。これらのバイトはSTM−N信号中のSTM−1
♯1にのみ定義されている。
2) 12バイトがセクションのデータ通信に割り当てられて
いる。これらのバイトはSTM−N信号中のSTM−1
♯1にのみ定義されている。
【0016】(3)STM識別(C1) これは、STM−1が高次のSTM−Nレベルに多重化
される前にそれに割り当てられる固有番号である。分離
の過程において、このバイトは入力STM−N信号中の
どれか特定のSTM−1の位置を認識するのに使用され
る。
される前にそれに割り当てられる固有番号である。分離
の過程において、このバイトは入力STM−N信号中の
どれか特定のSTM−1の位置を認識するのに使用され
る。
【0017】(4)オーダワイヤ(E1、E2) この2バイトは、音声伝達のためのオーダワイヤチャネ
ルを提供する。これらのバイトはSTM−N信号中のS
TM−1♯1にのみ定義される。
ルを提供する。これらのバイトはSTM−N信号中のS
TM−1♯1にのみ定義される。
【0018】(5)ユーザチャネル(F1) このバイトは、例えばネットワークオペレーションとい
ったユーザの目的のために予約されている。このバイト
はSTM−N信号中のSTM−1♯1にのみ定義され
る。
ったユーザの目的のために予約されている。このバイト
はSTM−N信号中のSTM−1♯1にのみ定義され
る。
【0019】(6)BIP−8(B1) 1バイトが基本的な中継区間のビット誤り監視のため各
STM−1に割り当てられている。この機能は偶数パリ
ティを用いたビットインタリーブドパリティ8(Bit In
terleaved Parity-8:BIP−8)コードである。BI
P−8は、1 つ前のフレームについてスクランブル後の
STM−Nの全ビットに対して計算され、スクランブル
前のB1バイトに置かれる(スクランブル過程の詳細に
ついては、勧告G−709に記載されている)。B1バ
イトは中継器で監視され、再計算される。
STM−1に割り当てられている。この機能は偶数パリ
ティを用いたビットインタリーブドパリティ8(Bit In
terleaved Parity-8:BIP−8)コードである。BI
P−8は、1 つ前のフレームについてスクランブル後の
STM−Nの全ビットに対して計算され、スクランブル
前のB1バイトに置かれる(スクランブル過程の詳細に
ついては、勧告G−709に記載されている)。B1バ
イトは中継器で監視され、再計算される。
【0020】ビットインターリーブドパリティN(Bit
Interleaved Parity:BIP−8)コードは、誤り監視
の一方法として定義される。このコードの第1ビットは
信号のうちカバーされる部分についての全てのNビット
列の第1ビットをわたる偶数パリティを与え、また第2
ビットは信号のうち指定された部分において全てのNビ
ット列の第2ビットをわたる偶数パリティを与える、と
いう方法で、Nビットコードが偶数パリティとして送信
装置において信号のうち指定された部分をわたり生成さ
れる。偶数パリティは、BIP−Nを含む全てのNビッ
ト列のそれぞれについて1の個数が偶数となるようにB
IP−Nビットをセットすることにより生成される。
Interleaved Parity:BIP−8)コードは、誤り監視
の一方法として定義される。このコードの第1ビットは
信号のうちカバーされる部分についての全てのNビット
列の第1ビットをわたる偶数パリティを与え、また第2
ビットは信号のうち指定された部分において全てのNビ
ット列の第2ビットをわたる偶数パリティを与える、と
いう方法で、Nビットコードが偶数パリティとして送信
装置において信号のうち指定された部分をわたり生成さ
れる。偶数パリティは、BIP−Nを含む全てのNビッ
ト列のそれぞれについて1の個数が偶数となるようにB
IP−Nビットをセットすることにより生成される。
【0021】(7)BIP−24(B2×3) 3バイトがセクションのビット誤り監視のために各ST
M−1に割り当てられている。この機能は偶数パリティ
を用いたビットインターリーブドパリティ24(BIP
−24)コードである。BIP−24は、1つ前のフレ
ームについてSOHの最初の3行(A1からD3まで)
を除いたスラクランブル前のSTM−1の全ビットを通
して計算され、スラクンブル前のB2バイトに配置され
る。このパリティコードは中継器で再計算されない。こ
れらのバイトはSTM−N内の全てのSTM−1信号に
付加される。
M−1に割り当てられている。この機能は偶数パリティ
を用いたビットインターリーブドパリティ24(BIP
−24)コードである。BIP−24は、1つ前のフレ
ームについてSOHの最初の3行(A1からD3まで)
を除いたスラクランブル前のSTM−1の全ビットを通
して計算され、スラクンブル前のB2バイトに配置され
る。このパリティコードは中継器で再計算されない。こ
れらのバイトはSTM−N内の全てのSTM−1信号に
付加される。
【0022】(8)APSチャネル(K1、K2) 2バイトが自動切替(Automatic Protection Switchin
g:APS)信号のために割り当てられている。これら
のバイトはSTM−N信号中のSTM−1♯1にのみ定
義される。
g:APS)信号のために割り当てられている。これら
のバイトはSTM−N信号中のSTM−1♯1にのみ定
義される。
【0023】(9)予備(Z1、Z2) 6バイトが未だ定義されていない機能のために割り当て
られている。これらのバイトの値は定義されない。これ
らのバイトはSTM−Nの全てのSTM−1信号で予約
されている。
られている。これらのバイトの値は定義されない。これ
らのバイトはSTM−Nの全てのSTM−1信号で予約
されている。
【0024】5.2.3 VC−n(n=3、4)PO
Hバイトの解説
Hバイトの解説
【0025】(1)パスBIP−8(B3) パスのビット誤り監視のために、各々の仮想コンテナに
1バイトが割り当てられている。この機能は偶数パリテ
ィを用いたBIP−8コードである。BIP−8は1つ
前の仮想コンテナの全ビットを通して計算され、B3バ
イトに配置される。
1バイトが割り当てられている。この機能は偶数パリテ
ィを用いたBIP−8コードである。BIP−8は1つ
前の仮想コンテナの全ビットを通して計算され、B3バ
イトに配置される。
【0026】(2)パス状態(G1) 1バイトがVC−nパスの終端状態やパフォーマンス情
報VC−nの送信端に戻すのに割り当てられている。
報VC−nの送信端に戻すのに割り当てられている。
【0027】(3)信号ラベル(C2) 1バイトがVC−nペイロードの構成を表すのに割り当
てられている。
てられている。
【0028】(4)VC−nパスユーザチャネル(F
2) 1バイトがユーザ通信のために割り当てられている。
2) 1バイトがユーザ通信のために割り当てられている。
【0029】(5)VC−nパストレース(J1) このバイトはVC−nの終端点でVC−nのパスの接続
を確認するために使用される。
を確認するために使用される。
【0030】(6)予備(Z3−Z5) 3バイトがまだ定義されていない目的のために割り当て
られている。
られている。
【0031】(7)マルチフレーム表示(H4) このバイトは、必要なときにマルチフレーム表示を与え
るために割り当てられている。
るために割り当てられている。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】本発明はCCITT勧
告に従う終端機能を有する同期端局装置において、CC
ITT勧告で“予備" や"National Use"として割り当て
られているOH情報の様々な使用法、あるいはOH情報
の仕様変更に対する該装置の柔軟な適用範囲を有する同
期端局装置を提供することを目的とする。ここで“予
備”,“National Use" についてはSTM−1フレーム
中のOHバイトの割当てを示す図2に図示されている通
りである。
告に従う終端機能を有する同期端局装置において、CC
ITT勧告で“予備" や"National Use"として割り当て
られているOH情報の様々な使用法、あるいはOH情報
の仕様変更に対する該装置の柔軟な適用範囲を有する同
期端局装置を提供することを目的とする。ここで“予
備”,“National Use" についてはSTM−1フレーム
中のOHバイトの割当てを示す図2に図示されている通
りである。
【0033】本発明の別の目的は上記装置を集積回路で
構成する際SOHとPOHを同一のピンから挿入するこ
とにより集積回路のピン数を削減する構成を有すること
を特徴とする同期端局装置を提供することにある。ここ
で、SOH,POHの定義については前述の如く、CC
ITT勧告G.708に記載されている通りである。
構成する際SOHとPOHを同一のピンから挿入するこ
とにより集積回路のピン数を削減する構成を有すること
を特徴とする同期端局装置を提供することにある。ここ
で、SOH,POHの定義については前述の如く、CC
ITT勧告G.708に記載されている通りである。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は下記に示
す通りである。即ち、本発明は、同期端局網のOH情報
において、CCITT勧告で“予備" あるいは"Nationa
l Use"として割り当てられているOH情報に関して、受
信データに対しては全OH情報をアドレスとともに装置
外部に送出する機構、及び送信データに対しては固定値
のみでなく装置外部からデータを挿入可能とする機構の
双方の機構を有したCCITT勧告に従う終端機能を有
する同期端局装置としての構成を有するものであり、或
いはまた、
す通りである。即ち、本発明は、同期端局網のOH情報
において、CCITT勧告で“予備" あるいは"Nationa
l Use"として割り当てられているOH情報に関して、受
信データに対しては全OH情報をアドレスとともに装置
外部に送出する機構、及び送信データに対しては固定値
のみでなく装置外部からデータを挿入可能とする機構の
双方の機構を有したCCITT勧告に従う終端機能を有
する同期端局装置としての構成を有するものであり、或
いはまた、
【0035】前記同期端局装置を集積回路で実現し、送
信データを外部から挿入する際、SOHとPOHを同一
のピンから挿入する構成を有することを特徴とする同期
端局装置としての構成を有するものである。
信データを外部から挿入する際、SOHとPOHを同一
のピンから挿入する構成を有することを特徴とする同期
端局装置としての構成を有するものである。
【0036】
【実施例】図1は本発明の実施例としての同期端局装置
の構成例を示す。本発明はCCITT勧告で規定されて
いるSDH(同期ディジタルハイアラーキ)網における
伝送フレーム構成の内SOH,POHの処理に関するも
のである。SDH網についてはCCITT勧告G.70
7〜G.709に詳しい説明が記載されている通りであ
る。SOHはSTM−1伝送時で81個,STM−0伝
送時で27個存在する。このうち、CCITTでその使
用法が規定されているものはSTM−1で37個,ST
M−0で25個である。それ以外のデータは“予備","N
ational Use"として使用法は規定されておらず、日本国
内ではNTTによりall 1を挿入することと規定さ
れている。
の構成例を示す。本発明はCCITT勧告で規定されて
いるSDH(同期ディジタルハイアラーキ)網における
伝送フレーム構成の内SOH,POHの処理に関するも
のである。SDH網についてはCCITT勧告G.70
7〜G.709に詳しい説明が記載されている通りであ
る。SOHはSTM−1伝送時で81個,STM−0伝
送時で27個存在する。このうち、CCITTでその使
用法が規定されているものはSTM−1で37個,ST
M−0で25個である。それ以外のデータは“予備","N
ational Use"として使用法は規定されておらず、日本国
内ではNTTによりall 1を挿入することと規定さ
れている。
【0037】POHは伝送モードに関わらず9個存在
し、CCITTで使用法が規定されているものは6個で
ある。それ以外のデータの取扱については、SOHと同
様である。今回提案するものは、これらのCCITTで
使用法が規定されていないデータに対して装置外部から
データが設定可能な構成をもつ同期端局装置である。こ
の装置は、(i) 通常動作では“予備","National Use"の
OH情報にはall 1を挿入するが、装置外部からも
値を設定可能である、(ii)OH情報を装置外部から設定
するために、外部に対して各OH情報に対応するアドレ
スを同時に送出し、対応するOH情報を受け取る、(ii
i) 使用法が規定されていないOH情報が使用された場
合の受信側の機能として、全OH情報をアドレスととも
に装置外部に送出する、という特徴を有する。
し、CCITTで使用法が規定されているものは6個で
ある。それ以外のデータの取扱については、SOHと同
様である。今回提案するものは、これらのCCITTで
使用法が規定されていないデータに対して装置外部から
データが設定可能な構成をもつ同期端局装置である。こ
の装置は、(i) 通常動作では“予備","National Use"の
OH情報にはall 1を挿入するが、装置外部からも
値を設定可能である、(ii)OH情報を装置外部から設定
するために、外部に対して各OH情報に対応するアドレ
スを同時に送出し、対応するOH情報を受け取る、(ii
i) 使用法が規定されていないOH情報が使用された場
合の受信側の機能として、全OH情報をアドレスととも
に装置外部に送出する、という特徴を有する。
【0038】上述した機構を有する同期端局装置を集積
回路で構成する場合、SOHデータ, POHデータを同
一のピンから入力する構成を有する。
回路で構成する場合、SOHデータ, POHデータを同
一のピンから入力する構成を有する。
【0039】NNIマッピング装置として、本発明の機
能を有するNNI装置を作成した。
能を有するNNI装置を作成した。
【0040】図1の重要部分を詳細化した図を図3に示
す。鎖線内が本件の構成要件に対応している。即ち、
(い)は受信データをアドレスとともに装置外部に送出
する機構である。これは同期フレーム部からのデータが
SOHの時にのみ、適当なアドレスを付与してデータと
ともに送出する受信SOH情報送出部(a)と、ポイン
タ処理部からのデータがPOHの時にのみ、適当なアド
レスを付与してデータとともに送出する受信POH情報
送出部(b)からなる。(ろ)は送信データを装置外部
から入力可能とするためのアドレス送出機構である。こ
れは、現在処理しているデータがSOH,POHの時の
みアドレスを送出する送信OHアドレス送出部(c)と
装置外部から入力されるSOH情報を送信データとして
挿入するSOH挿入セレクタ(d)と、装置外部から入
力されるPOH情報を送信データとして挿入する外部P
OH挿入セレクタ(e)と、外部POH挿入の際に生じ
る位相差を吸収するための外部POH情報位相調整部
(f)からなる。
す。鎖線内が本件の構成要件に対応している。即ち、
(い)は受信データをアドレスとともに装置外部に送出
する機構である。これは同期フレーム部からのデータが
SOHの時にのみ、適当なアドレスを付与してデータと
ともに送出する受信SOH情報送出部(a)と、ポイン
タ処理部からのデータがPOHの時にのみ、適当なアド
レスを付与してデータとともに送出する受信POH情報
送出部(b)からなる。(ろ)は送信データを装置外部
から入力可能とするためのアドレス送出機構である。こ
れは、現在処理しているデータがSOH,POHの時の
みアドレスを送出する送信OHアドレス送出部(c)と
装置外部から入力されるSOH情報を送信データとして
挿入するSOH挿入セレクタ(d)と、装置外部から入
力されるPOH情報を送信データとして挿入する外部P
OH挿入セレクタ(e)と、外部POH挿入の際に生じ
る位相差を吸収するための外部POH情報位相調整部
(f)からなる。
【0041】
【発明の効果】本発明で述べた機能を有する同期端局装
置では、CCITT勧告で“予備" あるいは"National
Use"として割り当てられているOH情報を仕様変更、使
用目的の変更に応じて自由に割り当てることが可能にな
るため、デジタル網における該装置の適用範囲が拡大す
るという効果がある。
置では、CCITT勧告で“予備" あるいは"National
Use"として割り当てられているOH情報を仕様変更、使
用目的の変更に応じて自由に割り当てることが可能にな
るため、デジタル網における該装置の適用範囲が拡大す
るという効果がある。
【0042】上述した装置を集積回路で構成する際、S
OHとPOHを同一のピンから挿入することにより集積
回路のピン数を削減できるという効果がある。
OHとPOHを同一のピンから挿入することにより集積
回路のピン数を削減できるという効果がある。
【図1】本発明の実施例としての同期端局装置の構成例
を示す図
を示す図
【図2】STM−1フレーム中のOHバイトの割当ての
図
図
【図3】図1の重要部分を詳細化した図
Claims (2)
- 【請求項1】 同期端局網のオーバーヘッド(以下O
H)情報において、CCITT勧告で“予備" あるいは
"National Use"として割り当てられているOH情報に関
して、受信データに対しては全OH情報をアドレスとと
もに装置外部に送出する機構、及び送信データに対して
は固定値のみでなく装置外部からデータを挿入可能とす
る機構の双方の機構を有したCCITT勧告に従う終端
機能を有する同期端局装置。 - 【請求項2】 前記同期端局装置を集積回路で実現し、
送信データを外部から挿入する際、セクションOHとパ
スOHを同一のピンから挿入する構成を有することを特
徴とする請求項1記載の同期端局装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4038476A JPH05207052A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 同期端局装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4038476A JPH05207052A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 同期端局装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05207052A true JPH05207052A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=12526309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4038476A Pending JPH05207052A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 同期端局装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05207052A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001031819A1 (fr) * | 1999-10-28 | 2001-05-03 | Fujitsu Limited | Systeme de transmission |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4038476A patent/JPH05207052A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001031819A1 (fr) * | 1999-10-28 | 2001-05-03 | Fujitsu Limited | Systeme de transmission |
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