JPH05206744A - Fetを使用した平衡反射型非線形プロセッサ - Google Patents
Fetを使用した平衡反射型非線形プロセッサInfo
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- JPH05206744A JPH05206744A JP4229022A JP22902292A JPH05206744A JP H05206744 A JPH05206744 A JP H05206744A JP 4229022 A JP4229022 A JP 4229022A JP 22902292 A JP22902292 A JP 22902292A JP H05206744 A JPH05206744 A JP H05206744A
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/60—Amplifiers in which coupling networks have distributed constants, e.g. with waveguide resonators
- H03F3/608—Reflection amplifiers, i.e. amplifiers using a one-port amplifying element and a multiport coupler
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F2200/00—Indexing scheme relating to amplifiers
- H03F2200/198—A hybrid coupler being used as coupling circuit between stages of an amplifier circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 広範囲の電力レベルに整合する非線形信号変
換装置を提供する。 【構成】 信号リミッタまたは先行歪ませ等化器として
使用するための非線形プロセッサは4ポート、3dBの
方向性結合器14を有している。歪ませられる信号は結
合器の第1のポート12に供給され、第2および第3の
ポート16,28を介して一対の非線形回路399,6
99に供給される。各非線形回路はFETのソース−ド
レイン伝送路を有している。各非線形回路はアース、す
なわち短絡され、エネルギを結合器の関連するポートに
反射して戻す非線形反射回路を形成している。非線形反
射エネルギは結合器の2つのポート16,18で受信さ
れ、結合されて、結合器の第4のポート17に現われ
る。プロセッサの入力リターン損失は非線形回路を互い
に整合させることによって改良される。
換装置を提供する。 【構成】 信号リミッタまたは先行歪ませ等化器として
使用するための非線形プロセッサは4ポート、3dBの
方向性結合器14を有している。歪ませられる信号は結
合器の第1のポート12に供給され、第2および第3の
ポート16,28を介して一対の非線形回路399,6
99に供給される。各非線形回路はFETのソース−ド
レイン伝送路を有している。各非線形回路はアース、す
なわち短絡され、エネルギを結合器の関連するポートに
反射して戻す非線形反射回路を形成している。非線形反
射エネルギは結合器の2つのポート16,18で受信さ
れ、結合されて、結合器の第4のポート17に現われ
る。プロセッサの入力リターン損失は非線形回路を互い
に整合させることによって改良される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波、ミリメー
トル波または他の無線周波数における電力増幅器の振幅
および位相歪みを補償するリミッタまたは先行歪ませ等
化器のような非線形プロセッサまたは歪み発生器に関
し、特に方向性結合器を使用したこのような装置に関す
る。
トル波または他の無線周波数における電力増幅器の振幅
および位相歪みを補償するリミッタまたは先行歪ませ等
化器のような非線形プロセッサまたは歪み発生器に関
し、特に方向性結合器を使用したこのような装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子式信号増幅器は電気信号の電圧、電
流または電力を増大するために使用される。理想的に
は、増幅器は他のどのような点においても信号に影響を
与えることなく信号の振幅を増大するだけである。しか
しながら、全ての信号増幅器は増幅される信号に歪みを
与える。この歪みは増幅器の能動素子の伝達関数または
特性の非線形性から生ずる。増幅器を通過する信号の歪
みは、信号のピーク値からピーク値までの振幅を小さく
維持したり、増幅器の特性が最も直線的である増幅器の
特性の中央部分を信号が通過するように増幅器を作動さ
せることによって低減することができる。しかしなが
ら、出力信号の可変域が増幅器の伝達関数のかなりの部
分にわたることが必要な場合がある。これはラジオおよ
びテレビジョン放送の送信機における場合であり、ここ
ではこのような動作は各高価な増幅器から最大可能出力
電力を得るために重要である。また、出力電力を最大に
する同じ必要性は衛星通信用のマイクロ波またはミリメ
ートル波周波数(無線周波数、すなわちRF)増幅器の
場合に存在する。これは能動素子がRFで動作すること
ができるには信号が有効なバイアスのかなりの部分にわ
たってスイングするように能動素子が比較的適度な電圧
および電流およびバイアスレベルにおいてのみ動作でき
る構造を必要とするからである。増幅器の出力信号の振
幅が伝達関数のかなりの部分にわたって変化する場合に
は、通常小さな信号に比較して大きな信号は相対的に圧
縮される。すなわち、大きな信号レベルにおける増幅器
の利得は小さな信号レベルにおける利得よりも小さくな
る傾向がある。オシロスコープ上で観察される正弦波信
号の場合には、圧縮された出力信号は外観的に入力信号
にほぼ類似した正弦波であるが、頂上部および底部がい
くらか平坦になっている。位相のずれはしばしば振幅の
歪みを伴う。無線周波増幅器は多チャンネル衛星動作に
おけるように複数の信号を増幅するためにしばしば使用
される。多数の信号が増幅される場合には、信号のピー
ク値はしばしば重畳され、大きなピーク−ピーク値を有
する変化域を生ずる。多チャンネル信号の場合には、圧
縮は相互変調歪み測定を行う場合と同じくらい簡単な測
定ではない。相互変調歪み測定は試験のために一般にそ
れ自身変調されない搬送波の1つを伴う不要な生成部の
相対値を測定することによって通常行われる。
流または電力を増大するために使用される。理想的に
は、増幅器は他のどのような点においても信号に影響を
与えることなく信号の振幅を増大するだけである。しか
しながら、全ての信号増幅器は増幅される信号に歪みを
与える。この歪みは増幅器の能動素子の伝達関数または
特性の非線形性から生ずる。増幅器を通過する信号の歪
みは、信号のピーク値からピーク値までの振幅を小さく
維持したり、増幅器の特性が最も直線的である増幅器の
特性の中央部分を信号が通過するように増幅器を作動さ
せることによって低減することができる。しかしなが
ら、出力信号の可変域が増幅器の伝達関数のかなりの部
分にわたることが必要な場合がある。これはラジオおよ
びテレビジョン放送の送信機における場合であり、ここ
ではこのような動作は各高価な増幅器から最大可能出力
電力を得るために重要である。また、出力電力を最大に
する同じ必要性は衛星通信用のマイクロ波またはミリメ
ートル波周波数(無線周波数、すなわちRF)増幅器の
場合に存在する。これは能動素子がRFで動作すること
ができるには信号が有効なバイアスのかなりの部分にわ
たってスイングするように能動素子が比較的適度な電圧
および電流およびバイアスレベルにおいてのみ動作でき
る構造を必要とするからである。増幅器の出力信号の振
幅が伝達関数のかなりの部分にわたって変化する場合に
は、通常小さな信号に比較して大きな信号は相対的に圧
縮される。すなわち、大きな信号レベルにおける増幅器
の利得は小さな信号レベルにおける利得よりも小さくな
る傾向がある。オシロスコープ上で観察される正弦波信
号の場合には、圧縮された出力信号は外観的に入力信号
にほぼ類似した正弦波であるが、頂上部および底部がい
くらか平坦になっている。位相のずれはしばしば振幅の
歪みを伴う。無線周波増幅器は多チャンネル衛星動作に
おけるように複数の信号を増幅するためにしばしば使用
される。多数の信号が増幅される場合には、信号のピー
ク値はしばしば重畳され、大きなピーク−ピーク値を有
する変化域を生ずる。多チャンネル信号の場合には、圧
縮は相互変調歪み測定を行う場合と同じくらい簡単な測
定ではない。相互変調歪み測定は試験のために一般にそ
れ自身変調されない搬送波の1つを伴う不要な生成部の
相対値を測定することによって通常行われる。
【0003】増幅器の非線形性によって生ずることが予
想される歪みを予め補償するために非線形増幅器に供給
される信号の先行歪ませ処理がしばしば行われる。先行
歪ませ回路の設計に発生する問題には、信号レベルの増
大に伴って増大する利得を発生し、これにより増幅器の
非線形性によって生ずる信号レベルの増大に伴う利得の
低減を補償する非線形素子および対応する回路構成を見
つけるという問題がある。この問題は、開発段階におけ
る試験が標準の伝送線のインピーダンスに整合させられ
る手段を使用する非線形素子に対してしばしば実行され
るのに対し、実際のサービスでは非線形素子は補償され
る増幅器を含む供給源および負荷回路の入出力インピー
ダンスと相互作用するという点において一層悪化させら
れている。増幅器のインピーダンスのミスマッチは非線
形素子のインピーダンスのミスマッチと逆に相互作用す
る。インピーダンスのミスマッチはしばしば信号レベル
に依存するので、縦続接続された先行歪ませ等化器およ
び増幅器の正味の振幅対周波数応答特性を所望の応答特
性からずらすインピーダンス変換を含む複雑な相互作用
を発生する。
想される歪みを予め補償するために非線形増幅器に供給
される信号の先行歪ませ処理がしばしば行われる。先行
歪ませ回路の設計に発生する問題には、信号レベルの増
大に伴って増大する利得を発生し、これにより増幅器の
非線形性によって生ずる信号レベルの増大に伴う利得の
低減を補償する非線形素子および対応する回路構成を見
つけるという問題がある。この問題は、開発段階におけ
る試験が標準の伝送線のインピーダンスに整合させられ
る手段を使用する非線形素子に対してしばしば実行され
るのに対し、実際のサービスでは非線形素子は補償され
る増幅器を含む供給源および負荷回路の入出力インピー
ダンスと相互作用するという点において一層悪化させら
れている。増幅器のインピーダンスのミスマッチは非線
形素子のインピーダンスのミスマッチと逆に相互作用す
る。インピーダンスのミスマッチはしばしば信号レベル
に依存するので、縦続接続された先行歪ませ等化器およ
び増幅器の正味の振幅対周波数応答特性を所望の応答特
性からずらすインピーダンス変換を含む複雑な相互作用
を発生する。
【0004】図1aは典型的な従来の反射型先行歪ませ
等化器の簡略ブロック図である。図1において、前もっ
て歪ませられる信号は端子10および入力伝送線を介し
て90゜、3dB方向性またはハイブリッド結合器14
の第1の入力ポート12に供給される。本技術分野に専
門知識を有する者に知られているように、伝送線は極端
な損失を生ずることなくRF信号を伝達するのに有効な
ものである。通常の伝送線は同軸伝送線およびマイクロ
ストリップ伝送線である。図1bに断面が示されている
同軸伝送線は中心導体3を取り囲み、該中心導体3上に
同軸的に中心が設けられている外側電気導体2を有す
る。マイクロストリップ伝送線は図1cに示されてい
る。図1cにおいて、伝送線は5として示されている幅
広い基準導体、すなわち「アース」導体およびこのアー
ス導体5から誘電体プレート7によって間隔をあけて設
けられている細片導体6を有している。両伝送線の中心
導体および細片導体は両者が図1bおよび図1cの面9
のような面に対して対称であるという点において二軸的
に対称である。面9はアース導体または外側導体の表面
に対して直交している。本技術分野に専門知識を有する
者に周知であるように、信号は一方の形式の伝送線から
他方の形式の伝送線に適当な結合器によって伝送され得
るので、伝送線の形式は単なる付随的な問題である。
等化器の簡略ブロック図である。図1において、前もっ
て歪ませられる信号は端子10および入力伝送線を介し
て90゜、3dB方向性またはハイブリッド結合器14
の第1の入力ポート12に供給される。本技術分野に専
門知識を有する者に知られているように、伝送線は極端
な損失を生ずることなくRF信号を伝達するのに有効な
ものである。通常の伝送線は同軸伝送線およびマイクロ
ストリップ伝送線である。図1bに断面が示されている
同軸伝送線は中心導体3を取り囲み、該中心導体3上に
同軸的に中心が設けられている外側電気導体2を有す
る。マイクロストリップ伝送線は図1cに示されてい
る。図1cにおいて、伝送線は5として示されている幅
広い基準導体、すなわち「アース」導体およびこのアー
ス導体5から誘電体プレート7によって間隔をあけて設
けられている細片導体6を有している。両伝送線の中心
導体および細片導体は両者が図1bおよび図1cの面9
のような面に対して対称であるという点において二軸的
に対称である。面9はアース導体または外側導体の表面
に対して直交している。本技術分野に専門知識を有する
者に周知であるように、信号は一方の形式の伝送線から
他方の形式の伝送線に適当な結合器によって伝送され得
るので、伝送線の形式は単なる付随的な問題である。
【0005】上述したように、前もって歪ませられる信
号は伝送線を介して結合器14の入力ポート12に供給
される。3dB方向性結合器は図1aの13および15
のような2本の結合した伝送線を有している。これらの
伝送線はポート12からポート28におよびポート16
からポート17に伸びている。このような結合器は誘導
的および容量的に結合している伝送線13および15の
部分が約λ/4の長さである周波数近くで動作する。全
てのポートにおいてインピーダンス的に整合した終端部
をもって動作する場合には、このような結合器は12ま
たは14のようなポートに供給される信号に応答し、そ
れぞれ16または18のような隣接ポートに基準位相
(公称0゜)の信号を発生し、またそれぞれ28または
16のような遠隔ポートに−90゜の、すなわち90゜
遅延した相対的位相の信号を発生する。
号は伝送線を介して結合器14の入力ポート12に供給
される。3dB方向性結合器は図1aの13および15
のような2本の結合した伝送線を有している。これらの
伝送線はポート12からポート28におよびポート16
からポート17に伸びている。このような結合器は誘導
的および容量的に結合している伝送線13および15の
部分が約λ/4の長さである周波数近くで動作する。全
てのポートにおいてインピーダンス的に整合した終端部
をもって動作する場合には、このような結合器は12ま
たは14のようなポートに供給される信号に応答し、そ
れぞれ16または18のような隣接ポートに基準位相
(公称0゜)の信号を発生し、またそれぞれ28または
16のような遠隔ポートに−90゜の、すなわち90゜
遅延した相対的位相の信号を発生する。
【0006】図1aの方向性結合器14のポート12に
供給される信号に応答し、公称0゜の位相のずれを有す
る信号は方向性結合器14から出力ポート16を通って
全体的に18で示されている非線形ネットワークに結合
される。この非線形ネットワークはブロック20として
まとめて示されている短絡減衰器および移相器を有す
る。非線形性は全体的に22で示されている歪み発生器
によって形成される。図1aに示されている特定の形の
歪み発生器22は例えば1986年5月13日にカッツ
他(Katz et al)に発行された米国特許第4,588,9
58号から本技術分野で知られているような一対の逆位
相または逆並列ダイオード24、26である。このよう
な逆並列ダイオードは簡単、低価格および信頼性の点で
有利である。また、ハイブリッド結合器14の入力ポー
ト12に供給される信号は公称90゜の位相のずれをも
って出力28に結合され、全体的に30で示す線形チャ
ンネルに供給される。この線形チャンネルは縦続接続さ
れた可変減衰器32およびアース8に短絡された移相器
34を有している。入力端子12に供給される信号は非
線形チャンネル18および線形チャンネル30に結合さ
れ、処理され反射され、この反射された信号は一緒に出
力ポート36に結合される。逆並列ダイオード対のイン
ピーダンスは周波数、温度および電力レベルの関数とし
てかなり変化するので、ダイオードに関連する整合ネッ
トワーク(図1aには図示せず)がインピーダンス値の
妥協のために設計されなければならないか、または分離
器を使用しなければならない。
供給される信号に応答し、公称0゜の位相のずれを有す
る信号は方向性結合器14から出力ポート16を通って
全体的に18で示されている非線形ネットワークに結合
される。この非線形ネットワークはブロック20として
まとめて示されている短絡減衰器および移相器を有す
る。非線形性は全体的に22で示されている歪み発生器
によって形成される。図1aに示されている特定の形の
歪み発生器22は例えば1986年5月13日にカッツ
他(Katz et al)に発行された米国特許第4,588,9
58号から本技術分野で知られているような一対の逆位
相または逆並列ダイオード24、26である。このよう
な逆並列ダイオードは簡単、低価格および信頼性の点で
有利である。また、ハイブリッド結合器14の入力ポー
ト12に供給される信号は公称90゜の位相のずれをも
って出力28に結合され、全体的に30で示す線形チャ
ンネルに供給される。この線形チャンネルは縦続接続さ
れた可変減衰器32およびアース8に短絡された移相器
34を有している。入力端子12に供給される信号は非
線形チャンネル18および線形チャンネル30に結合さ
れ、処理され反射され、この反射された信号は一緒に出
力ポート36に結合される。逆並列ダイオード対のイン
ピーダンスは周波数、温度および電力レベルの関数とし
てかなり変化するので、ダイオードに関連する整合ネッ
トワーク(図1aには図示せず)がインピーダンス値の
妥協のために設計されなければならないか、または分離
器を使用しなければならない。
【0007】FETソース−ドレイン伝導路を使用した
非線形性発生器は1991年8月6日に発行された米国
特許第5,038,113号に記載されている。図2a
は米国特許5,038,113号に記載されているよう
な基本的な伝送先行歪ませ等化器78の構成図である。
先行歪ませ等化器78はソースまたはドレイン電極8
2、ドレインまたはソース電極84、両者間に延出し8
8で示されているソース−ドレイン伝導路、およびゲー
ト電極86を有している電界効果トランジスタ(FE
T)80を使用している。伝導路88は発生器94およ
び負荷100がそれぞれ接続されている入力ポート90
および出力ポート92の間に接続されている。発生器9
4は交流(AC)電圧源96、および98で示されてい
る内部インピーダンスを有している。内部インピーダン
ス98および負荷100は一般に標準的な伝送線インピ
ーダンスに整合している。
非線形性発生器は1991年8月6日に発行された米国
特許第5,038,113号に記載されている。図2a
は米国特許5,038,113号に記載されているよう
な基本的な伝送先行歪ませ等化器78の構成図である。
先行歪ませ等化器78はソースまたはドレイン電極8
2、ドレインまたはソース電極84、両者間に延出し8
8で示されているソース−ドレイン伝導路、およびゲー
ト電極86を有している電界効果トランジスタ(FE
T)80を使用している。伝導路88は発生器94およ
び負荷100がそれぞれ接続されている入力ポート90
および出力ポート92の間に接続されている。発生器9
4は交流(AC)電圧源96、および98で示されてい
る内部インピーダンスを有している。内部インピーダン
ス98および負荷100は一般に標準的な伝送線インピ
ーダンスに整合している。
【0008】図2aにおいて全体的に110で示すバイ
アス源は電池112および114として示されている第
1および第2の電圧源を有する。電池112および11
4はそれぞれアースに接続された負および正端子、およ
びポテンシオメータ116の両端に接続された他の端子
を有する。ポテンシオメータ116のワイパ118は抵
抗120として示されている分離素子を介してゲート電
極86に接続されている。
アス源は電池112および114として示されている第
1および第2の電圧源を有する。電池112および11
4はそれぞれアースに接続された負および正端子、およ
びポテンシオメータ116の両端に接続された他の端子
を有する。ポテンシオメータ116のワイパ118は抵
抗120として示されている分離素子を介してゲート電
極86に接続されている。
【0009】図2aの発生器の伝送歪みの大きさおよび
位相を補助的に制御することがゲート−アースインピー
ダンス(R±JX)を選択することによって達成されて
いる。点線のブロック102として示されている補助的
なインピーダンスまたは整合ネットワークがゲート86
とアースとの間に接続されている。これは一般にどのよ
うな回路でもよいが複雑である。図2aにおいて、イン
ピーダンス102は可変コンデンサとして示されてい
る。RFにおいて、可変コンデンサの波長における物理
的な寸法はリアクタンスの実質的な誘導成分を導入する
ようなものであり、可変コンデンサは図2bに示されて
いる直列共振回路であるかのように動作する。米国特許
5,038,113号に記載されているように、図2の
歪み等化器78によって発生する歪みはバイアス電圧お
よびゲート−アースインピーダンスの両方に従って変化
する。
位相を補助的に制御することがゲート−アースインピー
ダンス(R±JX)を選択することによって達成されて
いる。点線のブロック102として示されている補助的
なインピーダンスまたは整合ネットワークがゲート86
とアースとの間に接続されている。これは一般にどのよ
うな回路でもよいが複雑である。図2aにおいて、イン
ピーダンス102は可変コンデンサとして示されてい
る。RFにおいて、可変コンデンサの波長における物理
的な寸法はリアクタンスの実質的な誘導成分を導入する
ようなものであり、可変コンデンサは図2bに示されて
いる直列共振回路であるかのように動作する。米国特許
5,038,113号に記載されているように、図2の
歪み等化器78によって発生する歪みはバイアス電圧お
よびゲート−アースインピーダンスの両方に従って変化
する。
【0010】図3は米国特許5,038,113号に記
載されているような反射等化器を示している。図3にお
いて、図1aおよび図2aの構成要素に対応する構成要
素は同じ符号で示されている。図3において、均等化さ
れる入力信号は伝送線入力ポート10を介して3dB直
角位相方向性結合器14のポート12に供給される。結
合器14は信号を適当な位相のずれをもってポート16
および28に結合する。ポート16の信号は伝送路31
0を介して線形反射回路332の入力ポート390に供
給される。線形反射回路332はアース8に接続、すな
わち短絡されている。方向性結合器14のポート28に
結合される信号は伝送路312を介して図2aの回路の
ようなFET非線形反射回路の入力ポート90に供給さ
れる。ここで、ポート92はアース8に短絡されてい
る。図3の線形反射回路332および非線形反射回路3
99は構成要素の値およびダイオードのバイアスに依存
する振幅および位相をもって供給される信号を反射し、
この反射された信号はそれぞれ方向性結合器14のポー
ト16および28に戻される。方向性結合器14はポー
ト16および28に反射された信号を結合し、結合信号
を発生する。この結合信号は伝送線の出力ポート36に
供給される。全体として、図3の構成は信号がポート1
0からポート36に流れるに従って信号を歪ませる伝送
型非線形回路であるが、内部的に反射回路を使用してい
る。
載されているような反射等化器を示している。図3にお
いて、図1aおよび図2aの構成要素に対応する構成要
素は同じ符号で示されている。図3において、均等化さ
れる入力信号は伝送線入力ポート10を介して3dB直
角位相方向性結合器14のポート12に供給される。結
合器14は信号を適当な位相のずれをもってポート16
および28に結合する。ポート16の信号は伝送路31
0を介して線形反射回路332の入力ポート390に供
給される。線形反射回路332はアース8に接続、すな
わち短絡されている。方向性結合器14のポート28に
結合される信号は伝送路312を介して図2aの回路の
ようなFET非線形反射回路の入力ポート90に供給さ
れる。ここで、ポート92はアース8に短絡されてい
る。図3の線形反射回路332および非線形反射回路3
99は構成要素の値およびダイオードのバイアスに依存
する振幅および位相をもって供給される信号を反射し、
この反射された信号はそれぞれ方向性結合器14のポー
ト16および28に戻される。方向性結合器14はポー
ト16および28に反射された信号を結合し、結合信号
を発生する。この結合信号は伝送線の出力ポート36に
供給される。全体として、図3の構成は信号がポート1
0からポート36に流れるに従って信号を歪ませる伝送
型非線形回路であるが、内部的に反射回路を使用してい
る。
【0011】図4は図3の非線形回路399に使用され
るようになっている図2の構成を示している。図4にお
いて、図2の構成要素に対応する構成要素は同じ符号で
示されている。図4は、ポート92がアースに接続、す
なわち短絡されていることだけが図2と異なっている。
供給源94からポート90に供給される信号はFET8
0のソース−ドレイン伝導路を介して流れ、短絡ポート
92で反射され、再びFETを逆方向に通過して入力ポ
ート90に戻る。
るようになっている図2の構成を示している。図4にお
いて、図2の構成要素に対応する構成要素は同じ符号で
示されている。図4は、ポート92がアースに接続、す
なわち短絡されていることだけが図2と異なっている。
供給源94からポート90に供給される信号はFET8
0のソース−ドレイン伝導路を介して流れ、短絡ポート
92で反射され、再びFETを逆方向に通過して入力ポ
ート90に戻る。
【0012】図5はインピーダンス整合ネットワークを
使用した場合を示している。図2aおよび図4の構成要
素に対応する図5の構成要素は同様な符号で示されてい
る。図5において、ソースまたはドレイン電極82は整
合ネットワーク512を介してポート90に接続され、
ドレインまたはソース電極84は整合ネットワーク51
4を介してポート92においてアースに接続されてい
る。本技術分野で知られているように、整合ネットワー
ク512または514の一方または両方を使用すること
ができる。整合ネットワーク512および514は各々
単一の直列または並列素子または素子のネットワークを
有している。上述したように、ゲート電極86およびア
ースの間に接続された整合ネットワーク102は複合ネ
ットワークである。図5において510として示されて
いるゲートバイアス装置は一対の抵抗518および52
0として示されている分圧器からの電圧をFET80の
ゲート86に供給する。バイアス電圧は可変抵抗518
の抵抗値を調整することによって可変することができ
る。代わりとして、ポテンシオメータを使用してもよ
い。
使用した場合を示している。図2aおよび図4の構成要
素に対応する図5の構成要素は同様な符号で示されてい
る。図5において、ソースまたはドレイン電極82は整
合ネットワーク512を介してポート90に接続され、
ドレインまたはソース電極84は整合ネットワーク51
4を介してポート92においてアースに接続されてい
る。本技術分野で知られているように、整合ネットワー
ク512または514の一方または両方を使用すること
ができる。整合ネットワーク512および514は各々
単一の直列または並列素子または素子のネットワークを
有している。上述したように、ゲート電極86およびア
ースの間に接続された整合ネットワーク102は複合ネ
ットワークである。図5において510として示されて
いるゲートバイアス装置は一対の抵抗518および52
0として示されている分圧器からの電圧をFET80の
ゲート86に供給する。バイアス電圧は可変抵抗518
の抵抗値を調整することによって可変することができ
る。代わりとして、ポテンシオメータを使用してもよ
い。
【0013】本技術分野に専門知識を有する者に知られ
ているように、FETのゲート電極はソースまたはドレ
イン電極と静電容量を形成し、わずかな伝導作用を有し
ている。整合ネットワーク512または514が直列コ
ンデンサを有している場合、FET80の制御可能伝導
路88とアース(または他の基準電圧)との間の直接的
な伝導路すなわちガルバーニ接続が破壊される。また、
これはゲート86と伝導路88との間に供給されるバイ
アス電圧を変化または除去し、これによりFETのバイ
アス制御に悪影響を与える。これは、整合ネットワーク
512が直列コンデンサを有している場合、ソースまた
はドレイン電極82からアースに対して図5のインダク
タ522のようなガルバーニ伝導インピーダンスを設け
ることによって補正される。このような構造はしばしば
「バイアスティ」として知られている。整合ネットワー
ク514が直列コンデンサを有している場合、インダク
タ524のようなインピーダンスがドレインまたはソー
ス電極84からアースに接続される。整合ネットワーク
512および514の両方が直列コンデンサを有してい
る場合、制御伝導路88を介した伝導のためにインダク
タ522および524の両方よりもインダクタ522ま
たは524のような一方のインダクタのみを設けること
が必要である。4GHZ近くの周波数に対する適当なイ
ンダクタは長さが約0.1インチで1または2巻きを有
する0.7ミル(0.007インチ)の直径のワイヤで
ある。
ているように、FETのゲート電極はソースまたはドレ
イン電極と静電容量を形成し、わずかな伝導作用を有し
ている。整合ネットワーク512または514が直列コ
ンデンサを有している場合、FET80の制御可能伝導
路88とアース(または他の基準電圧)との間の直接的
な伝導路すなわちガルバーニ接続が破壊される。また、
これはゲート86と伝導路88との間に供給されるバイ
アス電圧を変化または除去し、これによりFETのバイ
アス制御に悪影響を与える。これは、整合ネットワーク
512が直列コンデンサを有している場合、ソースまた
はドレイン電極82からアースに対して図5のインダク
タ522のようなガルバーニ伝導インピーダンスを設け
ることによって補正される。このような構造はしばしば
「バイアスティ」として知られている。整合ネットワー
ク514が直列コンデンサを有している場合、インダク
タ524のようなインピーダンスがドレインまたはソー
ス電極84からアースに接続される。整合ネットワーク
512および514の両方が直列コンデンサを有してい
る場合、制御伝導路88を介した伝導のためにインダク
タ522および524の両方よりもインダクタ522ま
たは524のような一方のインダクタのみを設けること
が必要である。4GHZ近くの周波数に対する適当なイ
ンダクタは長さが約0.1インチで1または2巻きを有
する0.7ミル(0.007インチ)の直径のワイヤで
ある。
【0014】図3に関連して説明した反射回路を使用し
た伝送方向性結合器は50オームまたは75オームのよ
うな標準の伝送路インピーダンスに整合しないことがわ
かり、全ての電力レベルにおいて電力増幅器の入力ポー
トに対して適当な整合を行うことが困難である。改良さ
れた非線形プロセッサが要望されている。
た伝送方向性結合器は50オームまたは75オームのよ
うな標準の伝送路インピーダンスに整合しないことがわ
かり、全ての電力レベルにおいて電力増幅器の入力ポー
トに対して適当な整合を行うことが困難である。改良さ
れた非線形プロセッサが要望されている。
【0015】
【発明の概要】非線形信号変換装置は第1、第2、第3
および第4のポートを有する3dB直角位相ハイブリッ
ドまたは方向性結合器を有している。第1の電界効果ト
ランジスタのソース−ドレイン伝導路は方向性結合器の
第2のポートに接続され、第2の電界効果トランジスタ
のソース−ドレイン伝導路は方向性結合器の第3のポー
トに接続されている。リアクタンス装置が第1および第
2の電界効果トランジスタのゲート電極と基準電位との
間に接続されている。バイアス装置が第1および第2の
電界効果トランジスタのゲート電極に接続され、第1お
よび第2の直流バイアス電圧をゲート電極に供給してい
る。方向性結合器の第1及び第4のポートは装置を通過
する信号を非線形に修正するために信号流路に設けられ
るようになっている。本発明の一実施例においては、直
流ブロックが少なくとも1つのFETの制御電流路に直
列に接続され、バイアスティ、すなわちインピーダンス
が直流ブロックと隣接するFET電極との間の点と基準
電位の点との間に接続されている。
および第4のポートを有する3dB直角位相ハイブリッ
ドまたは方向性結合器を有している。第1の電界効果ト
ランジスタのソース−ドレイン伝導路は方向性結合器の
第2のポートに接続され、第2の電界効果トランジスタ
のソース−ドレイン伝導路は方向性結合器の第3のポー
トに接続されている。リアクタンス装置が第1および第
2の電界効果トランジスタのゲート電極と基準電位との
間に接続されている。バイアス装置が第1および第2の
電界効果トランジスタのゲート電極に接続され、第1お
よび第2の直流バイアス電圧をゲート電極に供給してい
る。方向性結合器の第1及び第4のポートは装置を通過
する信号を非線形に修正するために信号流路に設けられ
るようになっている。本発明の一実施例においては、直
流ブロックが少なくとも1つのFETの制御電流路に直
列に接続され、バイアスティ、すなわちインピーダンス
が直流ブロックと隣接するFET電極との間の点と基準
電位の点との間に接続されている。
【0016】
【実施例の記載】図6は本発明に係わる非線形装置を示
している。図3の構成要素に対応する図6の構成要素は
同じ符号で示されている。図6は図3の線形反射回路3
22が非線形反射回路699によって置き換えられてい
るという点においてのみ図3と異なっている。非線形反
射回路699は非線形反射回路399に整合させるよう
に選択される。また、回路の寸法が波長のかなりの部分
となる周波数においては、非線形反射回路699は理想
的には回路399に構造的に同じにされる。また、コン
デンサが使用される場合には、例えばネットワーク10
2の整合したコンデンサ106を使用することによって
整合した対応する部品を選択することが好ましいことが
わかる。
している。図3の構成要素に対応する図6の構成要素は
同じ符号で示されている。図6は図3の線形反射回路3
22が非線形反射回路699によって置き換えられてい
るという点においてのみ図3と異なっている。非線形反
射回路699は非線形反射回路399に整合させるよう
に選択される。また、回路の寸法が波長のかなりの部分
となる周波数においては、非線形反射回路699は理想
的には回路399に構造的に同じにされる。また、コン
デンサが使用される場合には、例えばネットワーク10
2の整合したコンデンサ106を使用することによって
整合した対応する部品を選択することが好ましいことが
わかる。
【0017】理想的には、非線形回路399および69
9に使用されるFETは完全に整合され、単一のバイア
ス電圧が両方のゲートに供給され、同時に制御すること
ができる。しかしながら、FETはたとえあるにしても
互いに完全に整合することはきわめて希であるので、各
非線形反射回路399および699に関連して別々のバ
イアス源が必要である。本技術分野に専門知識を有する
者は同時制御動作のためにバイアス源を同時に動作させ
る方法を知っている。
9に使用されるFETは完全に整合され、単一のバイア
ス電圧が両方のゲートに供給され、同時に制御すること
ができる。しかしながら、FETはたとえあるにしても
互いに完全に整合することはきわめて希であるので、各
非線形反射回路399および699に関連して別々のバ
イアス源が必要である。本技術分野に専門知識を有する
者は同時制御動作のためにバイアス源を同時に動作させ
る方法を知っている。
【0018】図7aおよび図7bはそれぞれ2つの異な
る入力電力レベルに対して、ラングハイブリッド結合
器、日本電気(Nippon Electoric Co.)のタイプNE13
7 GaAs FET、および2pFのコンデンサのモ
デルを使用した図4の回路に類似した非線形反射回路を
使用した図6による非線形装置のC帯域の計算された位
相および振幅応答特性を示している。図7aにおいて、
曲線710は約−20dBmの比較的低い入力電力にお
ける位相角を示し、曲線712は約0dBmの高い電力
における位相角を示している。図示のように、位相角は
電力レベルが増大する場合に増大する。これは進行波管
増幅器に供給される信号の先行歪ませ用に望ましい位相
性能である。図7bにおいて、振幅曲線714は低い入
力信号レベルにおける入力電力に正規化された出力電力
を示し、直線716は高い入力信号レベルにおける対応
するものを示している。入力信号レベルに正規化された
出力信号レベルは一般に増幅器と使用される場合利得と
して知られている。しかしながら、図6の非線形装置は
1より小さい利得、すなわち損失を有している。図7b
からわかるように、「利得」は高い入力信号レベルにお
いて増大する(実際には損失が低減する)。これは次に
示す電力増幅器の圧縮を補償するために必要なものであ
る。
る入力電力レベルに対して、ラングハイブリッド結合
器、日本電気(Nippon Electoric Co.)のタイプNE13
7 GaAs FET、および2pFのコンデンサのモ
デルを使用した図4の回路に類似した非線形反射回路を
使用した図6による非線形装置のC帯域の計算された位
相および振幅応答特性を示している。図7aにおいて、
曲線710は約−20dBmの比較的低い入力電力にお
ける位相角を示し、曲線712は約0dBmの高い電力
における位相角を示している。図示のように、位相角は
電力レベルが増大する場合に増大する。これは進行波管
増幅器に供給される信号の先行歪ませ用に望ましい位相
性能である。図7bにおいて、振幅曲線714は低い入
力信号レベルにおける入力電力に正規化された出力電力
を示し、直線716は高い入力信号レベルにおける対応
するものを示している。入力信号レベルに正規化された
出力信号レベルは一般に増幅器と使用される場合利得と
して知られている。しかしながら、図6の非線形装置は
1より小さい利得、すなわち損失を有している。図7b
からわかるように、「利得」は高い入力信号レベルにお
いて増大する(実際には損失が低減する)。これは次に
示す電力増幅器の圧縮を補償するために必要なものであ
る。
【0019】図8aおよび図8bは0.4ないし2Pf
の可変コンデンサを有し、50オームの試験システムで
動作するネットワーク102を有し、NECのタイプN
E137 FETを使用した図4のような非線形反射回
路を使用した図6に類似した構造において3.7ないし
4.2GHZの範囲にわたる周波数に対する測定された
相対位相および損失をそれぞれ示している。図8aにお
いて、曲線は曲線が形成された相対入力信号レベルまた
は電力によって示されている。各曲線は−20、0、
5、10、15および20で示されているが、これらの
数字は任意の基準に対する電力をdBで示したものであ
る。例えば、図8aの曲線0は基準入力信号電力におけ
る図6のポート10および36の間の相対位相を示し、
曲線5は基準電力レベルより5dB大きい入力信号レベ
ルにおける位相を示している。0dBのレベルは約−2
2dBmに対応する(数字1、2および3で示されてい
る三角の記号は測定データを発生した自動プロッタによ
って出力された周波数マーカである)。図8aからわか
るように、各周波数における相対位相は入力信号レベル
の増大に従って次第に増大しているが、これはあるクラ
スの電力増幅器にとって好ましいものである。
の可変コンデンサを有し、50オームの試験システムで
動作するネットワーク102を有し、NECのタイプN
E137 FETを使用した図4のような非線形反射回
路を使用した図6に類似した構造において3.7ないし
4.2GHZの範囲にわたる周波数に対する測定された
相対位相および損失をそれぞれ示している。図8aにお
いて、曲線は曲線が形成された相対入力信号レベルまた
は電力によって示されている。各曲線は−20、0、
5、10、15および20で示されているが、これらの
数字は任意の基準に対する電力をdBで示したものであ
る。例えば、図8aの曲線0は基準入力信号電力におけ
る図6のポート10および36の間の相対位相を示し、
曲線5は基準電力レベルより5dB大きい入力信号レベ
ルにおける位相を示している。0dBのレベルは約−2
2dBmに対応する(数字1、2および3で示されてい
る三角の記号は測定データを発生した自動プロッタによ
って出力された周波数マーカである)。図8aからわか
るように、各周波数における相対位相は入力信号レベル
の増大に従って次第に増大しているが、これはあるクラ
スの電力増幅器にとって好ましいものである。
【0020】図8bにおいては、図8aにおけると同じ
入力信号電力レベルが使用され、図8bの曲線もまた数
字−20、0、5、10、15および20で示されてい
る。図8bにおいて、0および−20の曲線はほとんど
完全に重畳され、これにより小さい入力信号レベルにお
いては利得に変化がないことを示している。これは小さ
い信号レベルにおける増幅器の性能に整合した応答特性
である。
入力信号電力レベルが使用され、図8bの曲線もまた数
字−20、0、5、10、15および20で示されてい
る。図8bにおいて、0および−20の曲線はほとんど
完全に重畳され、これにより小さい入力信号レベルにお
いては利得に変化がないことを示している。これは小さ
い信号レベルにおける増幅器の性能に整合した応答特性
である。
【0021】図8bにおいて入力信号レベルを5dBレ
ベルから10dBレベルに増大すると、3dBに対応す
る約1垂直増分だけ利得が増大する。入力信号レベルが
10dBレベルから15dBレベルに増大すると、利得
は更に3dB増大する。この種の性能は増大する信号レ
ベルに伴う信号増大に等価であり、これは信号電力の増
大に伴う電力増幅器の圧縮に整合させるのに必要であ
る。
ベルから10dBレベルに増大すると、3dBに対応す
る約1垂直増分だけ利得が増大する。入力信号レベルが
10dBレベルから15dBレベルに増大すると、利得
は更に3dB増大する。この種の性能は増大する信号レ
ベルに伴う信号増大に等価であり、これは信号電力の増
大に伴う電力増幅器の圧縮に整合させるのに必要であ
る。
【0022】図9aは3つの異なるゲート対アース電圧
における図6の構造の入力信号電力に対する相対位相の
測定値を示している。図9aの3つの曲線はそれぞれ−
1.90、−1.98および−2.01のゲート対アー
ス電圧に対応する190、198および201で示され
ている。入力信号電力は矢印で示す方向に増大する。信
号電力の増大につれて、相対位相は単調に増大したり
(曲線190)、比較的平坦になったり(曲線19
8)、またはほとんどの範囲にわたって低減する(曲線
201)ように適当なゲート電圧を簡単に選択すること
によって設定することができる。図9bはゲート電圧を
パラメータとした場合の入力信号レベルを関数とした図
6の構造の損失を示している。3つの曲線はほとんどの
範囲にわたって重畳、すなわち一致している。図9bに
示すように、損失はゲート電圧の全ての3つの値、すな
わち1.90、1.98および2.01ボルトに対する
信号の増大につれて低減している。しかしながら、ほと
んどの範囲にわたって、ゲート電圧は振幅性能に影響を
与えず、位相は振幅に独立に設定することができる。振
幅の応答特性はゲートインピーダンス102を調整する
ことによって調整される。
における図6の構造の入力信号電力に対する相対位相の
測定値を示している。図9aの3つの曲線はそれぞれ−
1.90、−1.98および−2.01のゲート対アー
ス電圧に対応する190、198および201で示され
ている。入力信号電力は矢印で示す方向に増大する。信
号電力の増大につれて、相対位相は単調に増大したり
(曲線190)、比較的平坦になったり(曲線19
8)、またはほとんどの範囲にわたって低減する(曲線
201)ように適当なゲート電圧を簡単に選択すること
によって設定することができる。図9bはゲート電圧を
パラメータとした場合の入力信号レベルを関数とした図
6の構造の損失を示している。3つの曲線はほとんどの
範囲にわたって重畳、すなわち一致している。図9bに
示すように、損失はゲート電圧の全ての3つの値、すな
わち1.90、1.98および2.01ボルトに対する
信号の増大につれて低減している。しかしながら、ほと
んどの範囲にわたって、ゲート電圧は振幅性能に影響を
与えず、位相は振幅に独立に設定することができる。振
幅の応答特性はゲートインピーダンス102を調整する
ことによって調整される。
【0023】図10は信号レベルの関数として50オー
ムシステムにおける図6の構造の(インピーダンス整合
に関連する)入力リターン損失を示している。図10に
おいて、参照の三角形1は3.5GHZを示し、三角形
2は4.5GHZを示している。+1020で示されて
いる上側の曲線は+20dBmで行われた測定結果を示
し、−1020で示されている下側の曲線は−20dB
mで行われたものである。縦軸はS11、すなわちリター
ン損失を示し、脱字記号(>)において0dBであり、
垂直方向の目盛りあたり5dBであり、点Aにおける最
悪リターン損失は約−23dBのリターン損失を表して
いる。
ムシステムにおける図6の構造の(インピーダンス整合
に関連する)入力リターン損失を示している。図10に
おいて、参照の三角形1は3.5GHZを示し、三角形
2は4.5GHZを示している。+1020で示されて
いる上側の曲線は+20dBmで行われた測定結果を示
し、−1020で示されている下側の曲線は−20dB
mで行われたものである。縦軸はS11、すなわちリター
ン損失を示し、脱字記号(>)において0dBであり、
垂直方向の目盛りあたり5dBであり、点Aにおける最
悪リターン損失は約−23dBのリターン損失を表して
いる。
【0024】あるTWTAの非単調特性を補償するのに
有益な本発明の特定の実施例においては、図6の装置の
ポート16および28に接続された反射非線形回路は各
々前述した米国特許5,038,113に記載されてい
る縦続接続のようなFETの縦続接続を有していてもよ
い。本発明の他の実施例は本技術分野に専門知識を有す
る者に明らかであろう。例えば、2つのゲート整合イン
ピーダンス回路102の一方は避けることができない不
平衡を補償するように調整することができる。方向性結
合器はマイクロストリップ、同軸、ストリップラインま
たは他の等価な伝送線技術を使用することができる。理
想的には、2つのFET(または2組のFET)はその
整合を増大するようにそれらが形成された同じウェーハ
の隣接したFETである。図5の522のようなインダ
クタの代わりにまたは該インダクタに加えて、抵抗が通
常設けられてもよく、数千オームの抵抗値を有する抵抗
は充分なRFインピーダンスを形成するが、充分に高い
ガルバーニ伝導を形成し、適当なバイアスを可能とす
る。
有益な本発明の特定の実施例においては、図6の装置の
ポート16および28に接続された反射非線形回路は各
々前述した米国特許5,038,113に記載されてい
る縦続接続のようなFETの縦続接続を有していてもよ
い。本発明の他の実施例は本技術分野に専門知識を有す
る者に明らかであろう。例えば、2つのゲート整合イン
ピーダンス回路102の一方は避けることができない不
平衡を補償するように調整することができる。方向性結
合器はマイクロストリップ、同軸、ストリップラインま
たは他の等価な伝送線技術を使用することができる。理
想的には、2つのFET(または2組のFET)はその
整合を増大するようにそれらが形成された同じウェーハ
の隣接したFETである。図5の522のようなインダ
クタの代わりにまたは該インダクタに加えて、抵抗が通
常設けられてもよく、数千オームの抵抗値を有する抵抗
は充分なRFインピーダンスを形成するが、充分に高い
ガルバーニ伝導を形成し、適当なバイアスを可能とす
る。
【図1】図1のaは方向性結合器および反射素子を有す
る従来の非線形装置を示すブロック構成図であり、図1
のbは同軸伝送線の断面図であり、図1のcはマイクロ
ストリップ伝送線の断面図である。
る従来の非線形装置を示すブロック構成図であり、図1
のbは同軸伝送線の断面図であり、図1のcはマイクロ
ストリップ伝送線の断面図である。
【図2】図2のaは伝送モードで動作する従来のFET
非線形素子のブロック構成図であり、図2のbは図2a
の装置の一部に関連する等価回路を示す図である。
非線形素子のブロック構成図であり、図2のbは図2a
の装置の一部に関連する等価回路を示す図である。
【図3】線形反射回路およびFET非線形反射回路とと
もに方向性結合器を利用している従来の非線形装置のブ
ロック図である。
もに方向性結合器を利用している従来の非線形装置のブ
ロック図である。
【図4】図3の装置に使用されているような図2のaの
FET回路を示すブロック構成図である。
FET回路を示すブロック構成図である。
【図5】反射モードで使用可能な他の従来のFET非線
形回路を示す図である。
形回路を示す図である。
【図6】本発明による非線形装置を示す図である。
【図7】図6の装置に対する周波数の関数として振幅お
よび位相の計算値を示す図である。
よび位相の計算値を示す図である。
【図8】図8のaおよびbはそれぞれパラメータとして
入力信号レベルを有する本発明による装置の周波数に対
する位相および振幅応答の測定値を示す図である。
入力信号レベルを有する本発明による装置の周波数に対
する位相および振幅応答の測定値を示す図である。
【図9】図9のaおよびbはそれぞれパラメータとして
FETゲート電圧を有する入力信号レベルに対する位相
および振幅応答特性の測定値を示す図である。
FETゲート電圧を有する入力信号レベルに対する位相
および振幅応答特性の測定値を示す図である。
【図10】周波数および電力レベルに対する入力リター
ン損失の図6の装置のポート10で測定した値を示す図
である。
ン損失の図6の装置のポート10で測定した値を示す図
である。
12 入力ポート 14 方向性結合器 16 ポート 28 ポート 399 非線形反射回路 699 非線形反射回路
フロントページの続き (72)発明者 シャビア・サレブハイ・ムーチャラ アメリカ合衆国、ニュージャージ州、ケン ダル・パーク、バージニア・ストリート、 28番
Claims (11)
- 【請求項1】 中心周波数付近で動作する非線形信号変
換装置であって、 第1、第2、第3および第4のポートを有する3dB直
角位相方向性結合器と、 各々が制御可能なソース−ドレイン伝導路および前記ソ
ース−ドレイン伝導路を制御するゲート電極を有する第
1および第2の電界効果トランジスタと、 少なくとも前記中心周波数付近の周波数において前記第
1の電界効果トランジスタの前記ソース−ドレイン伝導
路を前記方向性結合器の前記第2のポートを横切って結
合する手段と、 少なくとも前記中心周波数付近の周波数において前記第
2の電界効果トランジスタの前記ソース−ドレイン伝導
路を前記方向性結合器の前記第3のポートを横切って結
合する手段と、 前記第1の電界効果トランジスタの前記ゲート電極と基
準電位源との間に接続された第1のリアクタンス手段
と、 前記第2の電界効果トランジスタの前記ゲート電極と基
準電位源との間に接続された第2のリアクタンス手段
と、 前記第1および第2の電界効果トランジスタ手段の前記
ゲート電極に接続され、第1および第2の直流電圧をそ
れぞれ前記第1および第2の電界効果トランジスタの前
記ゲート電極に供給するバイアス手段と、 前記中心周波数付近の周波数において前記方向性結合器
の前記第1および第4のポートを信号流路に結合し、前
記信号の流れが非線形的に修正される手段と、 を有する非線形信号変換装置。 - 【請求項2】 前記方向性結合器は前記第1および第3
のポートの間に接続された第1の伝送線および前記第2
および第4のポートの間に接続された第2の伝送線を有
し、前記第1および第2の伝送線は前記中心周波数付近
において方向特性用に静電容量的かつ磁気的に結合され
ている請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 前記第1および第2の伝送線は前記中心
周波数において約λ/4の物理的長さにわたって静電容
量的かつ磁気的に結合されている請求項2記載の装置。 - 【請求項4】 前記第1および第2の伝送線は各々大き
な共通導体から間隔をあけて設けられている細長い二軸
対称導体を有し、前記第1の電界効果トランジスタの前
記ソース−ドレイン伝導路を前記方向性結合器の前記第
2のポートを横切って結合する前記手段は前記第1の電
界効果トランジスタの前記ソースおよびドレインの一方
を前記対称導体に接続する直流ガルバーニ電気接続およ
び前記第1の電界効果トランジスタの前記ソースおよび
ドレインの他方を前記共通導体に結合する直流ガルバー
ニ電気接続である請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 前記第1のリアクタンス手段はインダク
タンス手段を有している請求項4記載の装置。 - 【請求項6】 前記インダクタンス手段は直列共振回路
を形成するようにインダクタンスを有する導体に直列に
接続された物理的コンデンサを有し、前記直列共振回路
は前記中心周波数付近で誘導的である請求項5記載の装
置。 - 【請求項7】 前記第1のリアクタンス手段はインダク
タンス手段を有している請求項1記載の装置。 - 【請求項8】 前記インダクタンス手段は直列共振回路
を形成するようにインダクタンスを有する導体に直列に
接続された物理的コンデンサを有し、前記直列共振回路
は前記中心周波数付近で誘導的である請求項7記載の装
置。 - 【請求項9】 前記第1のトランジスタを接続する前記
手段は接続点が前記ソース−ドレイン伝導路に接続され
た直流ブロックを有し、 前記接続点および前記バイヤス手段に接続され、前記第
1の直流電圧を前記ゲート電極および前記第1のトラン
ジスタの前記伝導路を横切って供給するRFインピーダ
ンス手段を更に有している請求項1記載の装置。 - 【請求項10】 前記RFインピーダンス手段はインダ
クタンス手段を有している請求項9記載の装置。 - 【請求項11】 前記バイアス手段は等しい第1および
第2の直流電圧をそれぞれ前記第1および第2のトラン
ジスタの前記ゲート電極に供給する請求項1記載の装
置。
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