JPH0520603Y2 - - Google Patents

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JPH0520603Y2
JPH0520603Y2 JP1987123578U JP12357887U JPH0520603Y2 JP H0520603 Y2 JPH0520603 Y2 JP H0520603Y2 JP 1987123578 U JP1987123578 U JP 1987123578U JP 12357887 U JP12357887 U JP 12357887U JP H0520603 Y2 JPH0520603 Y2 JP H0520603Y2
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magnetic sensor
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、ミラーハウジングに対して回動可能
設けられたミラー本体と、このミラー本体をリモ
ートコントロールにより回動させるための駆動装
置とを備えた車両用電動ミラーにおいて、そのミ
ラー本体の位置の検出をするために用いられるミ
ラー位置検出装置に関する。
(従来の技術) この種の車両用電動ミラー、例えば自動車用の
リモートコントロールドアミラーにあつては、そ
のドアミラーの反射像による視界が限られている
ため、自動車の車庫入れ及び幅寄せ時或は運転者
が交替してその着座位置が変わつた場合等には、
車室内からミラー本体を所望の位置まで回動させ
ることが行なわれている。このようにミラー本体
を回動させた場合には、その後に車庫入れ等が終
了したとき或は元の運転者に再交替したとき等に
ミラー本体を元の位置に戻す必要があるが、実際
には、ミラー本体を元の位置に戻す操作そのもの
が非常に煩雑になるという問題点がある。このた
め、近年において、ミラー本体の使用位置を記憶
しておき、ミラー本体を上述のように所望の位置
へ回動させた後には、復帰用スイツチのワンタツ
チ操作に応じてミラー本体を上記記憶位置まで自
動的に戻す構成とすることが考えられている。
しかして、このような構成を採用する場合に
は、ミラー本体の位置を検出するための装置が必
要になるものであり、斯かるミラー位置検出装置
としては、従来より、例えば実開昭58−113555号
公報に記載されたものが供されている。このもの
にあつては、ミラー本体を往復回動させるために
軸方向へ往復移動されるように設けられたミラー
駆動シヤフトの先端面に永久磁石を装着すると共
に、この永久磁石と前記ミラー駆動シヤフトの軸
方向に対向するようにして磁気センサを配置する
構成としており、前記ミラー本体の変位に応じて
永久磁石及び磁気センサ間の距離が変化されるよ
うになつている。そして、斯様な距離変化(つま
りミラー本体の変位)を上記磁気センサからの出
力信号の変化に変換し、その変換出力によつてミ
ラー本体の位置を検出するようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記従来構成では、ミラー駆動シヤ
フトの先端側に、永久磁石並びにこれと所定の間
隔を存した状態の磁気センサを一列状に設ける必
要があるため、そのミラー本体の背後に大きなス
ペース(特に前後方向のスペース)が必要とな
る。この結果、ミラー本体、磁気センサ等を収納
するためのミラーハウジングが大形化せざるを得
ず、これがドアミラー全体の小形化の障害となつ
ていた。また、磁気センサに鎖交する磁束は、そ
の磁気センサと永久磁石との間の距離が大きくな
るのに従つて減少するものであるが、従来構成で
は、ミラー本体の変位を、永久磁石と磁気センサ
との間の直線的な距離変化に置換えるようにして
いるため、ミラー駆動シヤフトのストローク(つ
まりミラー本体の回動量)が大きくなると、磁気
センサの感度、ひいてはミラー本体の位置検出精
度が低下する虞がある。このような問題点に対処
するために、従来では、永久磁石を大形化するこ
とも行なわれているが、これでは、ドアミラー全
体の小形化が一層困難になる。
そこで、本考案の目的は、車両用電動ミラー全
体の小形化を実現できると共に、ミラー本体の回
動量が大きい場合でもそのミラー本体の位置検出
精度を高め得、しかも磁気センサによる検出出力
が安定して、一定の出力特性を確保できる等の効
果を奏する車両用電動ミラーのミラー位置検出装
置を提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は、ミラーハウジングに対して回動可能
に設けられたミラー本体と、リモートコントロー
ルにより動作される駆動装置と、この駆動装置に
より軸方向に移動されるように設けられその移動
に応じて前記ミラー本体を回動させるロツドと、
このロツドの内部に挿入された状態で該ロツドと
一体に移動するように設けられそのロツドの移動
方向に着磁された永久磁石と、前記ミラーハウジ
ング側に上記永久磁石の側方に位置するように設
けられた磁気センサと、前記ミラーハウジング側
に設けられ前記磁気センサの位置決めを行なう位
置決め部及び前記永久磁石を案内する案内部を有
する枠体とを具備し、前記磁気センサの出力を前
記ミラー本体の位置を示す位置信号として出力す
る構成としたものである。
(作用) ミラー本体の位置を検出するために設けられる
永久磁石及び磁気センサは、互に並んだ状態で設
けられることになるから、永久磁石及び磁気セン
サを互に所定間隔を存した状態で一列状に配置し
た従来構成のように、ミラー本体の背後に大きな
スペースを必要としないものである。また、永久
磁石はミラー本体の移動方向に着磁されていると
共に、斯様な永久磁石の側方に磁気センサが配置
されているから、ミラー本体の回動量ひいては永
久磁石の移動ストロークが大きい場合でも、その
永久磁石からの磁束が磁気センサに対し十分に鎖
交するようになり、以てミラー本体の位置検出精
度が向上するようになる。しかも、枠体によつて
磁気センサと、ロツドひいては永久磁石との位置
ずれがなくなるから、磁気センサに鎖交する磁束
が永久磁石の移動位置に拘らず安定するようにな
り、磁気センサから一定の変化特性の検出出力が
得られる。
(実施例) 以下、本考案を自動車のドアミラーに適用した
一実施例について図面を参照しながら説明する。
第1図において、1はミラー面1aを有した例
えば右サイド用のミラー本体で、これはミラーハ
ウジング2内に自在継手3を介して回動可能に支
持されている。尚、上記自在継手3は、ミラー本
体1の裏面に突設された球状部1bと、前記ミラ
ーハウジング2内のギアケース4の外面に突出形
成された球受け部4aとによつて構成されてい
る。そして、上記ギアケース4内には、ミラー本
体1を左右方向及び上下方向へ回動変位させてそ
のミラー面1aの角度を変化させるための駆動装
置5が設けられている。
上記駆動装置5にあつては、ミラー本体1を上
下方向へ回動させる機構部分とミラー本体1を左
右方向へ回動させる機構部分とが同一構造である
から、第1図では、ミラー本体1を上下方向へ回
動させるための機構部分のみを示す。即ち、駆動
装置5において、6は正逆回転可能なモータ、7
はこのモータ6により回転されるギア板で、これ
は円孔7aを有した非磁性体製の外歯ギア7b
と、この外歯ギア7bに対し拡開変形可能で且つ
円孔7aと対応するように取着されたリング状の
スプリング7cとによつて構成されている。
また、8はロツドたる例えばプラスチツク製の
ねじロツドで、これは前記ギアケース4を貫通し
た状態で軸方向へ移動可能に配置され、上記ギア
板7の円孔7a及びスプリング7cを貫通した状
態で、そのスプリング7cと噛合するように設け
られている。従つて、斯かるねじロツド8にあつ
ては、モータ6の正逆回転ひいてはギア板7の正
逆回転に応じて、軸方向へ往復移動されることに
なる。そして、ねじロツド8の一端(図中上端)
は、ミラー本体1に対して自在継手9を介して回
動可能に連結されており、これによつて、ねじロ
ツド8の往復移動(モータ1の正逆回転)に応じ
て、ミラー本体1が上下方向に回動するように構
成されている。さて、10はミラー本体1側の所
定位置たる上記ねじロツド8内にこれと同心状に
埋設された円柱状の永久磁石で、これはミラー本
体1の移動方向、換言すればねじロツド8の移動
方向(軸方向)に着磁され、以てその軸方向両端
部に「N」及び「S」の各磁極が存するように構
成されている。
一方、11はミラーハウジング2内に収納され
た配線基板ケースで、これはねじ止め手段12に
よりギアケース4に連結されている。13は配線
基板で、これは配線基板ケース11内底部に固定
され、ギアケース4の図中下方にこれと平行する
ように配置されている。14はセンサ用基板で、
端子群14aが半田付により配線基板13に接続
され、前記ギアケース4を貫通したねじロツド8
の側方に位置されている。15はミラーハウジン
グ2側たる上記センサ用基板14上に配置された
磁気センサたる例えばホール素子で、これは前記
ねじロツド8ひいては永久磁石10の側方にこれ
と所定間隔を存するように位置されているもので
あり、次に、その具体的構成につき第2図及び第
3図をも参照して述べる。16はミラーハウジン
グ2側たる配線基板ケース11内に収納された枠
体で、その凸条部16a,16aがこれに対応し
て配線基板ケース11に設けられた凹条部11
a,11aに挿入されることにより、前記配線基
板13上方に配置されている。17はこの枠体1
6に前記ねじロツド8と対応するように設けられ
た案内部たる案内筒部で、これは、底部17aを
有する円筒形をなし、その軸方向が下方の配線基
板13に対して垂直であり、その上方からねじロ
ツド8の下部が嵌合されて、ねじロツド8ひいて
は永久磁石10を変位方向に案内する。従つて、
ねじロツド8の変位可能な方向が案内筒部17の
軸方向即ち配線基板13に対して垂直な方向に決
まり、これによつて、ねじロツド8の下端部が旋
回する如き所謂すりこぎ運動による偏心的変位を
制限されるようになり、直線的に往復移動するよ
うになる。18,18は同じく枠体16に前記セ
ンサ用基板14と対応するように設けられた位置
決め部たる係合溝部で、これらは案内筒部17の
側方にこれと所定間隔を存するようにして互に対
向し、その溝方向が下方の配線基板13に対して
垂直になつている。そして、両係合溝部18,1
8間にはセンサ用基板14の両側辺部14b,1
4bが挿入係合されている。従つてセンサ用基板
14は、ねじロツド8側方の定位置にこれと平行
するように不動状態で保持され、またセンサ用基
板14ひいてはホール素子15とねじロツド8と
の間隔は、案内筒部17と係合溝部18との位置
関係によつて確実に決まる。なお、配線基板ケー
ス11内には、外部からの雨水等の浸入による漏
電を防止するための樹脂19が注入され、これに
よつて配線基板13及びこれに配置された回路素
子が覆われている。この場合、案内筒部17には
前述したように底部17aが設けられているか
ら、ねじロツド8の移動範囲である案内筒部17
の内部には、樹脂19が流入しないようになつて
いる。また、前記ホール素子15は、良く知られ
ているように、第4図に示すような位置関係の電
流端子15a,15b及びホール端子(出力端
子)15c,15d並びに磁束検知面15eを有
し、電流端子15a,15b間に電流が供給され
た状態では、磁束検知面15eに鎖交する磁束の
直交成分に応じたレベルのホール電圧Vhをホー
ル端子15c,15d間から発生するものであ
る。そして、この場合には、上記ホール素子15
の磁束検知面15eが、永久磁石10の着磁方向
と平行するように配置されている。
従つて、ホール素子15から出力されるホール
電圧Vhは、永久磁石10の位置(つまりミラー
本体1の位置)に応じて次に述べるように変化す
る。即ち、永久磁石10とホール素子15との相
対的位置関係を示す第5図のように、ホール素子
15の磁束検知面15eに鎖交する磁束(第5図
中では破線で示す)の方向は、永久磁石10の位
置に応じて変化するものであり、ホール素子15
が永久磁石10の中心に対向された状態では、磁
束検知面15aに鎖交する磁束の直交成分が零に
なつて、ホール電圧Vhも零レベルになる。また、
ホール電圧Vhのレベルは、ホール素子15が永
久磁石10の軸方向両端部に近付くに従つて大き
くなるものであり、このようなホール電圧Vhの
変化特性を第6図(図中、Lは永久磁石10の軸
方向長さに相当)に示す。この結果、ホール素子
15から出力されるホール電圧Vhは、永久磁石
10の位置、換言すればミラー本体1の上下方向
への回動位置に対応したレベルとなるものであ
り、斯様なホール電圧Vhがミラー本体1の位置
を示す位置信号として出力される。尚、第1図中
には示されていないが、駆動装置5中におけるミ
ラー本体1を左右方向へ回動させるための機構部
分と対応するようにして、上記永久磁石10及び
ホール素子15と夫々同様構成の永久磁石及びホ
ール素子が設けられている。
第7図には、第1図の右サイド用のミラー本体
1に対応した部分の概略的な回路構成が本考案の
要旨に関係した部分のみ示されており、以下これ
について説明する。即ち、ホール素子15からの
ホール電圧Vhは、増幅回路20により増幅され
た後にホール電圧V′hとして記憶回路21及び比
較回路22に与えられるようになつている。上記
記憶回路21は、例えばダツシユボードに設けら
れた図示しない記憶指令用ワンタツチスイツチが
オンされたときに、その時点で与えられているホ
ール電圧V′hを記憶する構成のものであり、これ
によつてミラー本体1の特定位置を任意に記憶で
きるようになつている。また、記憶回路21に記
憶されたホール電圧V′hは、記憶電圧Vmとして
比較回路22に与えられるようになつている。上
記比較回路22は、例えばダツシユボードに設け
られた図示しない回動指令用ワンタツチスイツチ
がオンされたときに、増幅回路20からのホール
電圧V′h(ミラー本体1の現在位置を示す)と記
憶回路21からの記憶電圧Vm(前述のように記
憶されたミラー本体1の特定位置を示す)とを比
較し、各電圧V′h及びVmの差電圧の正負に応じ
た極性の駆動電圧Vdを出力する。尚、増幅回路
20からのホール電圧V′hと記憶回路21からの
記憶電圧Vmが等しい状態、換言すればミラー本
体1が前記特定位置にある状態では、比較回路2
2の出力電圧が零レベルになるため、上記駆動電
圧Vdが出力されることはない。そして、23は
比較回路22からの駆動電圧Vdを受ける正逆駆
動回路で、これは駆動電圧Vdが与えられている
期間中のみ、前記モータ6を上記駆動電圧Vdの
極性に応じた方向へ正逆回転させるものであり、
これに応じてミラー本体1が上下方向へ回動され
るようになる。
また、ミラー本体1を左、右方向へ回動させる
ためのモータ(図示せず)も、上記モータ6用の
回路構成と同様な回路にて駆動されるようになつ
ている。従つて結果的に、前記図示しない回動指
令用ワンタツチスイツチがオンされたときには、
ミラー本体1が予め記憶された特定位置まで回動
されるようになる。
尚、図示はしないが、上記モータ6及びミラー
本体1を左右方向へ回動させるための同様構成の
モータに対しては、ダツシユボードに設けられた
ミラースイツチによつて任意方向の電流を任意時
間だけ流し得るように構成されており、これによ
つてミラー本体1の上下方向及び左右方向の回動
位置を任意に調節できるようになつている。
要するに上記構成によれば、一時的に所望の位
置へ回動された状態のミラー本体1を元の位置
(記憶指令用ワンタツチスイツチのオンにより記
憶された特定位置)に戻すときには、回動指令用
ワンタツチスイツチをオンするだけで済むもので
ある。そして、このような機能を得るためにはミ
ラー本体1の位置を検出する必要があるが、本実
施例では、上記のような位置検出手段として、互
に並んだ状態で設けられた永久磁石10及びホー
ル素子15を使用したので、従来構成に比べてミ
ラー本体1の背後のスペース(特には前後方向の
スペース)を小さくできて、ミラーハウジング2
ひいてはドアミラー全体の小形化を実現できる。
加えて、永久磁石10を、ミラー本体1を回動さ
せるためのねじロツド8の内部に挿入した状態で
設けるようにしているから、例えば永久磁石10
をねじロツド8の端部に一列状に設ける場合に比
べて、やはりミラー本体1の背後のスペースを小
さくできて、ドアミラー全体の小形化に一層寄与
できる。また、本実施例では、永久磁石10が、
その軸方向つまりミラー本体1の移動方向に着磁
されていると共に、この永久磁石10の側方にホ
ール素子15が配置されているから、永久磁石1
0が大きく移動された場合でも、その永久磁石1
0からの磁束がホール素子15に対して十分に鎖
交して、第6図に示すように永久磁石10の長さ
に相当する広い移動範囲で安定し且つリニアなホ
ール電圧Vhを得ることができる。従つて、ミラ
ー本体1の回動量が大きい場合でも、そのミラー
本体1の位置検出精度を高めることができる。
しかも、本実施例では、案内筒部17によつて
ロツド8ひいては永久磁石10が直線的に変位さ
れるようになると共に、係合溝部18によつてホ
ール素子15が確実に位置決めされているから、
ホール素子15に鎖交する磁束が、永久磁石10
或いはホール素子15の位置のために変動してし
まうことがなく、この結果、ホール素子15から
出力されるホール電圧Vhは、永久磁石10の移
動位置に対応したレベルで安定して出力されるよ
うになり、一定の変化特性の電圧出力を得ること
ができる。
尚、本考案は上記し且つ図面に示した実施例に
限定されるものではなく、例えば自動車のフエン
ダーミラー或は自動車以外の車両にも適用できる
等、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
[考案の効果] 本考案によれば以上の説明によつて明らかなよ
うに、ミラーハウジングに対して回動可能に設け
られたミラー本体と、リモートコントロールによ
り動作される駆動装置と、この駆動装置により軸
方向に移動されるように設けられその移動に応じ
てミラー本体を回動させるロツドとを備えた車両
用電動ミラーのミラー位置検出装置において、車
両用電動ミラー全体の小形化を実現できると共
に、ミラー本体の回動量が大きい場合でもそのミ
ラー本体の位置検出精度を高め得、しかも、磁気
センサによる検出出力が安定し、一定の変化特性
を確保できる等の実用的な効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は要部の機械的構成を示す縦断面図、第2図は主
要部の拡大斜視図、第3図は枠体及び配線基板ケ
ースの上面図、第4図は磁気センサの構造を示す
拡大斜視図、第5図は永久磁石と磁気センサとの
相対的な位置関係を示す図、第6図は磁気センサ
の出力特性図、第7図は要部の電気的構成を示す
ブロツク図である。 図中、1はミラー本体、1aはミラー面、2は
ミラーハウジング、5は駆動装置、6はモータ、
8はねじロツド(ロツド)、10は永久磁石、1
1は配線基板ケース、15はホール素子(磁気セ
ンサ)、16は枠体、17は案内筒部(案内部)、
18は係合溝部(位置決め部)、21は記憶回路、
22は比較回路、23は正逆駆動回路を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミラーハウジングに対して回動可能に設けられ
    たミラー本体と、リモートコントロールにより動
    作される駆動装置と、この駆動装置により軸方向
    に移動されるように設けられその移動に応じて前
    記ミラー本体を回動させるロツドと、このロツド
    の内部に挿入された状態で該ロツドと一体に移動
    するように設けられそのロツドの移動方向に着磁
    された永久磁石と、前記ミラーハウジング側に上
    記永久磁石の側方に位置するように設けられた磁
    気センサと、前記ミラーハウジング側に設けられ
    前記磁気センサの位置決めを行なう位置決め部及
    び前記ロツドの移動を案内する案内部を有する枠
    体とを具備し、前記磁気センサの出力電圧を前記
    ミラー本体の位置を示す位置信号として出力する
    構成としたことを特徴とする車両用電動ミラーの
    ミラー位置検出装置。
JP1987123578U 1987-08-12 1987-08-12 Expired - Lifetime JPH0520603Y2 (ja)

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