JPH0520572B2 - - Google Patents
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- JPH0520572B2 JPH0520572B2 JP62224219A JP22421987A JPH0520572B2 JP H0520572 B2 JPH0520572 B2 JP H0520572B2 JP 62224219 A JP62224219 A JP 62224219A JP 22421987 A JP22421987 A JP 22421987A JP H0520572 B2 JPH0520572 B2 JP H0520572B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- mating
- internal
- rotating
- teeth
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 9
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 8
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D7/00—Rotors with blades adjustable in operation; Control thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C11/00—Propellers, e.g. of ducted type; Features common to propellers and rotors for rotorcraft
- B64C11/30—Blade pitch-changing mechanisms
- B64C11/32—Blade pitch-changing mechanisms mechanical
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
- F16H1/32—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64D—EQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
- B64D27/00—Arrangement or mounting of power plants in aircraft; Aircraft characterised by the type or position of power plants
- B64D2027/005—Aircraft with an unducted turbofan comprising contra-rotating rotors, e.g. contra-rotating open rotors [CROR]
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2260/00—Function
- F05D2260/70—Adjusting of angle of incidence or attack of rotating blades
- F05D2260/74—Adjusting of angle of incidence or attack of rotating blades by turning around an axis perpendicular the rotor centre line
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2260/00—Function
- F05D2260/70—Adjusting of angle of incidence or attack of rotating blades
- F05D2260/76—Adjusting of angle of incidence or attack of rotating blades the adjusting mechanism using auxiliary power sources
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
- F16H2001/2881—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion comprising two axially spaced central gears, i.e. ring or sun gear, engaged by at least one common orbital gear wherein one of the central gears is forming the output
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
- Wind Motors (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
この発明は全般的にガスタービン機関の推進羽
根のピツチを変更する機構、更に具体的に云え
ば、無ダクト形ガスタービン機関のフアン羽根に
対するピツチ変更機構に関する。
根のピツチを変更する機構、更に具体的に云え
ば、無ダクト形ガスタービン機関のフアン羽根に
対するピツチ変更機構に関する。
発明の背景
一般的にガスタービン機関はガス発生器を持
ち、これは機関の中を後向きに流れる空気を圧縮
する圧縮機と、圧縮された空気に燃料を混合して
点火し、高エネルギ・ガス流を形成する燃焼器、
及びガス流によつて駆動されて、圧縮機を駆動す
る回転子を駆動する様に接続されたタービンで構
成されている。更に多くの機関は、ガス発生器よ
り後方に配置されていて、ガス流からエネルギを
抽出して、ヘリコプタの推進装置、無ダクト形タ
ーボフアン・エンジン及びターボプロツプ・エン
ジンに見られる様な可変ピツチ羽根を持つ回転負
荷を駆動する、動力タービンと呼ばれる2番目の
タービンがある。
ち、これは機関の中を後向きに流れる空気を圧縮
する圧縮機と、圧縮された空気に燃料を混合して
点火し、高エネルギ・ガス流を形成する燃焼器、
及びガス流によつて駆動されて、圧縮機を駆動す
る回転子を駆動する様に接続されたタービンで構
成されている。更に多くの機関は、ガス発生器よ
り後方に配置されていて、ガス流からエネルギを
抽出して、ヘリコプタの推進装置、無ダクト形タ
ーボフアン・エンジン及びターボプロツプ・エン
ジンに見られる様な可変ピツチ羽根を持つ回転負
荷を駆動する、動力タービンと呼ばれる2番目の
タービンがある。
上に述べたターボフアン及びターボプロツプ・
エンジンに対する最近の改良が、1982年11月1日
に出願された係属中の米国特許出願通し番号第
437923号に記載されている様な無ダクト形フア
ン・エンジンである。無ダクト形フアン・エンジ
ンでは、動力タービンが反対廻りの回転子及びタ
ービン羽根を含み、それが動力タービンに対して
半径方向に配置された無ダクト形フアン羽根を反
対廻りに駆動する。
エンジンに対する最近の改良が、1982年11月1日
に出願された係属中の米国特許出願通し番号第
437923号に記載されている様な無ダクト形フア
ン・エンジンである。無ダクト形フアン・エンジ
ンでは、動力タービンが反対廻りの回転子及びタ
ービン羽根を含み、それが動力タービンに対して
半径方向に配置された無ダクト形フアン羽根を反
対廻りに駆動する。
無ダクト形フアン・エンジンのフアン羽根は、
最適の性能が達成される様に可変ピツチの羽根で
ある。運転中、特定の運転条件に合う様に、羽根
のピツチを変更することにより、エンジンの燃料
効率を高めることが出来る。
最適の性能が達成される様に可変ピツチの羽根で
ある。運転中、特定の運転条件に合う様に、羽根
のピツチを変更することにより、エンジンの燃料
効率を高めることが出来る。
従来の装置では、不動の部材の周りに同心に配
置された回転部材に結合されるフアン羽根のピツ
チを変えようとする時、歯車装置に結合された軸
受装置により、ピツチを変える。この様な1つの
機構が、1984年9月4日に出願された係属中の米
国特許出願通し番号第647283号に記載されてい
る。その出願では、動力タービンの静止支持構造
の内側に取付けた流体圧アクチユエータによつて
フアン羽根のピツチを変える。アクチユエータか
らの動きが、最初に軸受系統によつて回転部材に
伝達され、その後回転部材に取付けられた歯車及
びリンク機構からなる系統によつて羽根に伝達さ
れる。この様なピツチ変更機構を使う場合の1つ
の欠点は、機構の重量であると考えられる。エン
ジンが推力を発生している時、特定のピツチ羽根
を保つと共に、推進羽根のピツチを変える為に
は、大きな作動力が必要である。この作動力を軸
受、歯車及びリンク機構を介して羽根に伝達しな
ければならないから、軸受、歯車及びリンク機構
も、実質的に撓み又は変形を伴わずに、この力を
伝達するのに十分な頑丈さを持つていなければな
らない。機構の撓み又は変形があれば、系統に遊
びが生じ、その為、フアン羽根が回転する時に若
干はためきを生じ、更にエンジンに捩れ不平衡を
招く原因にもなり得る。機構を十分頑丈にする為
には、その質量を大きくしなければならない。こ
の機構の重量が回転部材に付加わることにより、
回転部材を廻すのに必要な慣性が増加する為、装
置の効率に悪影響があることがある。従来の羽根
ピツチ変更機構の別の欠点は、機構に対する接近
のし易さであると思われる。機構の大部分は動力
タービンの不動構造内に組込まれている。この部
分に接近する為には、動力タービンを通抜けなけ
ればならない。その為、機構の場所から、接近並
びに保守が非常に困難になる。従来の羽根ピツチ
変更機構の別の欠点は、機構の疲労性であると考
えられる。機構が、複数個のラツクを対応する複
数個のピニオン歯車に接続したものを用いてい
る。ラツクによつてピニオン歯車を位置ぎめする
ことにより、羽根のピツチを変える。任意の所定
のラツク及びピニオンに対し、ピニオンの内の歯
車の歯が僅か数個しか、ラツクの数個の歯と噛合
わない。従つて、特定の羽根のピツチを保つのに
必要な力全体を、この様に噛合う歯で支えなけれ
ばならない。通常の飛行中並びにエンジンの通常
の運転中、羽根のピツチ角は比較的安定にとゞま
る。従つて、上に述べた僅かな噛合う歯は疲労し
たり、並びに/又は破損するが、他の歯は殆んど
疲労がないことがある。
置された回転部材に結合されるフアン羽根のピツ
チを変えようとする時、歯車装置に結合された軸
受装置により、ピツチを変える。この様な1つの
機構が、1984年9月4日に出願された係属中の米
国特許出願通し番号第647283号に記載されてい
る。その出願では、動力タービンの静止支持構造
の内側に取付けた流体圧アクチユエータによつて
フアン羽根のピツチを変える。アクチユエータか
らの動きが、最初に軸受系統によつて回転部材に
伝達され、その後回転部材に取付けられた歯車及
びリンク機構からなる系統によつて羽根に伝達さ
れる。この様なピツチ変更機構を使う場合の1つ
の欠点は、機構の重量であると考えられる。エン
ジンが推力を発生している時、特定のピツチ羽根
を保つと共に、推進羽根のピツチを変える為に
は、大きな作動力が必要である。この作動力を軸
受、歯車及びリンク機構を介して羽根に伝達しな
ければならないから、軸受、歯車及びリンク機構
も、実質的に撓み又は変形を伴わずに、この力を
伝達するのに十分な頑丈さを持つていなければな
らない。機構の撓み又は変形があれば、系統に遊
びが生じ、その為、フアン羽根が回転する時に若
干はためきを生じ、更にエンジンに捩れ不平衡を
招く原因にもなり得る。機構を十分頑丈にする為
には、その質量を大きくしなければならない。こ
の機構の重量が回転部材に付加わることにより、
回転部材を廻すのに必要な慣性が増加する為、装
置の効率に悪影響があることがある。従来の羽根
ピツチ変更機構の別の欠点は、機構に対する接近
のし易さであると思われる。機構の大部分は動力
タービンの不動構造内に組込まれている。この部
分に接近する為には、動力タービンを通抜けなけ
ればならない。その為、機構の場所から、接近並
びに保守が非常に困難になる。従来の羽根ピツチ
変更機構の別の欠点は、機構の疲労性であると考
えられる。機構が、複数個のラツクを対応する複
数個のピニオン歯車に接続したものを用いてい
る。ラツクによつてピニオン歯車を位置ぎめする
ことにより、羽根のピツチを変える。任意の所定
のラツク及びピニオンに対し、ピニオンの内の歯
車の歯が僅か数個しか、ラツクの数個の歯と噛合
わない。従つて、特定の羽根のピツチを保つのに
必要な力全体を、この様に噛合う歯で支えなけれ
ばならない。通常の飛行中並びにエンジンの通常
の運転中、羽根のピツチ角は比較的安定にとゞま
る。従つて、上に述べた僅かな噛合う歯は疲労し
たり、並びに/又は破損するが、他の歯は殆んど
疲労がないことがある。
発明の要約
この発明の目的は、無ダクト形フアン・エンジ
ンで推進羽根のピツチを変更する装置として、従
来の上に述べた不利な又は望ましくない特徴並び
にその他の欠点を解決した改良された装置を提供
することである。この発明の別の目的は、重量が
比較的軽い羽根のピツチを変更する装置を提供す
ることである。この発明の別の目的は、接近し易
い羽根のピツチを変更する装置を提供することで
ある。この発明の別の目的は、特定の羽根のピツ
チを維持する為の力が多数の歯車の歯にわたつて
分布している様な、羽根のピツチを変える装置を
提供することである。この発明の上記並びにその
他の特徴、目的及び利点は、一部分は明らかであ
ろうし、一部分は以下の説明から明らかになろ
う。
ンで推進羽根のピツチを変更する装置として、従
来の上に述べた不利な又は望ましくない特徴並び
にその他の欠点を解決した改良された装置を提供
することである。この発明の別の目的は、重量が
比較的軽い羽根のピツチを変更する装置を提供す
ることである。この発明の別の目的は、接近し易
い羽根のピツチを変更する装置を提供することで
ある。この発明の別の目的は、特定の羽根のピツ
チを維持する為の力が多数の歯車の歯にわたつて
分布している様な、羽根のピツチを変える装置を
提供することである。この発明の上記並びにその
他の特徴、目的及び利点は、一部分は明らかであ
ろうし、一部分は以下の説明から明らかになろ
う。
1実施例では、この発明はプロペラ駆動のガス
タービン機関で羽根のピツチを変更する装置を対
象とする。この機関は回転構造と、この回転構造
から半径方向外向きに伸びる複数個の可変ピツチ
推進羽根とを持つている。回転構造を推進羽根に
結合する複数個の歯車を回転することにより、羽
根のピツチを変える。第1の歯車が1つの推進羽
根と同軸に結合されており、この為、回転構造に
対する第1の歯車の角変位により、推進羽根の角
変位が生ずる。第2の歯車が第1の歯車に回転結
合され、第1の歯車及び第2の歯車の内の一方が
第1の内歯歯車であり、第1の歯車及び第2の歯
車の他方が第1の相手歯車である。第1の内歯歯
車が第1の相手歯車に対して偏心配置になつてい
て、第1の相手歯車よりも歯数が多く、両方の歯
車の歯は噛合う様な寸法になつている。第3の歯
車が第2の歯車に堅固に結合されている。第4の
歯車が回転構造に堅固に結合されると共に、第3
の歯車に回転結合されていて、第3の歯車及び第
4の歯車の内の一方が第2の内歯歯車であり、第
3の歯車及び第4の歯車の内の他方が第2の相手
歯車である。第2の内歯歯車が第2の相手歯車に
対して偏心配置になつていて、第2の相手歯車よ
りも歯数が多く、第2の内歯歯車及び第2の相手
歯車の両方の歯は噛合う様な寸法になつている。
更に装置が、夫々第1歯車及び第4の歯車に対し
て、第2の歯車及び第3の歯車を偏心して回転さ
せる機構を持ち、この為第1の歯車が第4の歯車
に対して角変位する。
タービン機関で羽根のピツチを変更する装置を対
象とする。この機関は回転構造と、この回転構造
から半径方向外向きに伸びる複数個の可変ピツチ
推進羽根とを持つている。回転構造を推進羽根に
結合する複数個の歯車を回転することにより、羽
根のピツチを変える。第1の歯車が1つの推進羽
根と同軸に結合されており、この為、回転構造に
対する第1の歯車の角変位により、推進羽根の角
変位が生ずる。第2の歯車が第1の歯車に回転結
合され、第1の歯車及び第2の歯車の内の一方が
第1の内歯歯車であり、第1の歯車及び第2の歯
車の他方が第1の相手歯車である。第1の内歯歯
車が第1の相手歯車に対して偏心配置になつてい
て、第1の相手歯車よりも歯数が多く、両方の歯
車の歯は噛合う様な寸法になつている。第3の歯
車が第2の歯車に堅固に結合されている。第4の
歯車が回転構造に堅固に結合されると共に、第3
の歯車に回転結合されていて、第3の歯車及び第
4の歯車の内の一方が第2の内歯歯車であり、第
3の歯車及び第4の歯車の内の他方が第2の相手
歯車である。第2の内歯歯車が第2の相手歯車に
対して偏心配置になつていて、第2の相手歯車よ
りも歯数が多く、第2の内歯歯車及び第2の相手
歯車の両方の歯は噛合う様な寸法になつている。
更に装置が、夫々第1歯車及び第4の歯車に対し
て、第2の歯車及び第3の歯車を偏心して回転さ
せる機構を持ち、この為第1の歯車が第4の歯車
に対して角変位する。
次にこの発明を図面について説明する。図面全
体にわたり、対応する部分には同じ参照数字を用
いている。こゝで説明する例はこの発明の好まし
い1実施例であるが、この例示をこの発明の範囲
を制約するものと解してはならない。
体にわたり、対応する部分には同じ参照数字を用
いている。こゝで説明する例はこの発明の好まし
い1実施例であるが、この例示をこの発明の範囲
を制約するものと解してはならない。
好ましい実施例の詳しい説明
第1図及び第2図に無ダクト形フアン(UDF)
ジエツト・エンジン20を示す。このエンジンは
動力タービン25の半径方向外側に配置された前
側及び後側の反対廻りの推進羽根22,24を有
する。動力タービン25が第1及び第2の反対廻
りの回転子26,28と、夫々第1及び第2の回
転子26,28に結合された第1及び第2の反対
廻りのタービン羽根30,32とを有する。前側
及び後側プロペラ22,24が第1及び第2の回
転子26,28に夫々結合されていて、それと一
緒に回転する。第1の回転子26が中空静止構造
34の周りに配置されていて、第1の軸受36に
より、静止構造34に対して回転自在に接続され
ている。第2の回転子28も静止構造34の周り
に配置されていて、第2の軸受38を介して第1
の回転子26に対して回転自在に結合されてい
る。外側シユラウド又はナセル40が回転子2
6,28を囲み、推進羽根22,24がナセル4
0より半径方向外側に配置されている。ナセル4
0が第1のスリーブ40aを持ち、これが前側推
進羽根22に結合されて、それと共に回転可能で
あると共に、第2のスリーブ40bを持ち、これ
が後側推進羽根24に結合されて、それと共に回
転可能である。ナセル48の目的は、推進羽根2
2,24の性能を最適にする為の適正な空気流特
性を持たせることである。更にエンジン20が、
第1及び第2の回転子26,28を通る様に形成
された環状ガス流路42を持つている。エンジン
20の中をガス流路42へ通過する空気が圧縮さ
れ、加熱されて、全体を矢印44で示す高エネル
ギ(高い圧力/高い温度)のガス流を形成する。
この高エネルギ・ガス流44が第1及び第2の回
転子26,28の中を流れて、反対廻りのタービ
ン羽根30,32を回転し、夫々反対廻りの推進
羽根22,24を駆動する。
ジエツト・エンジン20を示す。このエンジンは
動力タービン25の半径方向外側に配置された前
側及び後側の反対廻りの推進羽根22,24を有
する。動力タービン25が第1及び第2の反対廻
りの回転子26,28と、夫々第1及び第2の回
転子26,28に結合された第1及び第2の反対
廻りのタービン羽根30,32とを有する。前側
及び後側プロペラ22,24が第1及び第2の回
転子26,28に夫々結合されていて、それと一
緒に回転する。第1の回転子26が中空静止構造
34の周りに配置されていて、第1の軸受36に
より、静止構造34に対して回転自在に接続され
ている。第2の回転子28も静止構造34の周り
に配置されていて、第2の軸受38を介して第1
の回転子26に対して回転自在に結合されてい
る。外側シユラウド又はナセル40が回転子2
6,28を囲み、推進羽根22,24がナセル4
0より半径方向外側に配置されている。ナセル4
0が第1のスリーブ40aを持ち、これが前側推
進羽根22に結合されて、それと共に回転可能で
あると共に、第2のスリーブ40bを持ち、これ
が後側推進羽根24に結合されて、それと共に回
転可能である。ナセル48の目的は、推進羽根2
2,24の性能を最適にする為の適正な空気流特
性を持たせることである。更にエンジン20が、
第1及び第2の回転子26,28を通る様に形成
された環状ガス流路42を持つている。エンジン
20の中をガス流路42へ通過する空気が圧縮さ
れ、加熱されて、全体を矢印44で示す高エネル
ギ(高い圧力/高い温度)のガス流を形成する。
この高エネルギ・ガス流44が第1及び第2の回
転子26,28の中を流れて、反対廻りのタービ
ン羽根30,32を回転し、夫々反対廻りの推進
羽根22,24を駆動する。
無ダクト形フアン・エンジン20の性能を更に
最適にする為に、推進羽根22,24のピツチを
変えることが望ましい。各々の前側推進羽根22
はピツチ変更軸線46を持ち、各々の後側推進羽
根24はピツチ変更軸線48を持ち、これらの軸
線の周りに羽根22,24のピツチを変えること
が出来る。推進羽根22,24のピツチは、各々
の推進羽根22,24に結合された、全体を参照
数字10で示すピツチ変更機構によつて変える。
説明を判り易くする為、以下、前側推進羽根22
に対するピツチ変更機構10だけを説明する。然
し、後側推進羽根24のピツチを変える為に同様
なピツチ変更機構を用いることが出来ることは云
うまでもない。
最適にする為に、推進羽根22,24のピツチを
変えることが望ましい。各々の前側推進羽根22
はピツチ変更軸線46を持ち、各々の後側推進羽
根24はピツチ変更軸線48を持ち、これらの軸
線の周りに羽根22,24のピツチを変えること
が出来る。推進羽根22,24のピツチは、各々
の推進羽根22,24に結合された、全体を参照
数字10で示すピツチ変更機構によつて変える。
説明を判り易くする為、以下、前側推進羽根22
に対するピツチ変更機構10だけを説明する。然
し、後側推進羽根24のピツチを変える為に同様
なピツチ変更機構を用いることが出来ることは云
うまでもない。
次に第3図乃至第5図について全般的に説明す
ると、この発明の1形式のピツチ変更機構10が
示されている。推進羽根22から半径方向内向き
に羽根根元部分50が伸びており、これがトラニ
オン52に固着される。トラニオン52が第1の
回転子26に枢着されていて、第1の回転子26
に対してトラニオン52を角変位させると、即
ち、トラニオン52をエンジン20の半径の周り
に回転すると、推進羽根22のピツチが変わる様
になつている。この発明のピツチ変更機構10
が、トラニオン52に同軸に結合された第1の相
手歯車60、その内面に沿つて同軸に配置された
第1及び第2の内歯歯車64,66を持つ環体6
2、及び第1の回転子26に堅固に結合されてい
て第1の相手歯車60と同軸の第2の相手歯車6
8を含む。第1の内歯歯車64が第1の相手歯車
60の周りに半径方向に配置されていて、第1の
相手歯車60よりも歯数が多く、両方の歯車6
0,64の歯は噛合う様な寸法になつている。更
に、第2の内歯歯車66が第2の相手歯車68の
周りに半径方向に配置されていて、第2の相手歯
車68よりも歯数が多く、第2の内歯歯車66及
び第2の相手歯車68の両方の歯は噛合う様な寸
法になつている。環体62及び関連する内歯歯車
64,66が、相手歯車60,68の周りに偏心
して回転し、第1の相手歯車60が第2の相手歯
車68に対して角変位(回転)する様になつてい
る。第1の相手歯車60が羽根根元部分50に堅
固に結合されていて、第2の相手歯車が第1の回
転子26に結合されているから、第1の相手歯車
が第2の相手歯車68に対して角変位すると、推
進羽根22のピツチが変わる。
ると、この発明の1形式のピツチ変更機構10が
示されている。推進羽根22から半径方向内向き
に羽根根元部分50が伸びており、これがトラニ
オン52に固着される。トラニオン52が第1の
回転子26に枢着されていて、第1の回転子26
に対してトラニオン52を角変位させると、即
ち、トラニオン52をエンジン20の半径の周り
に回転すると、推進羽根22のピツチが変わる様
になつている。この発明のピツチ変更機構10
が、トラニオン52に同軸に結合された第1の相
手歯車60、その内面に沿つて同軸に配置された
第1及び第2の内歯歯車64,66を持つ環体6
2、及び第1の回転子26に堅固に結合されてい
て第1の相手歯車60と同軸の第2の相手歯車6
8を含む。第1の内歯歯車64が第1の相手歯車
60の周りに半径方向に配置されていて、第1の
相手歯車60よりも歯数が多く、両方の歯車6
0,64の歯は噛合う様な寸法になつている。更
に、第2の内歯歯車66が第2の相手歯車68の
周りに半径方向に配置されていて、第2の相手歯
車68よりも歯数が多く、第2の内歯歯車66及
び第2の相手歯車68の両方の歯は噛合う様な寸
法になつている。環体62及び関連する内歯歯車
64,66が、相手歯車60,68の周りに偏心
して回転し、第1の相手歯車60が第2の相手歯
車68に対して角変位(回転)する様になつてい
る。第1の相手歯車60が羽根根元部分50に堅
固に結合されていて、第2の相手歯車が第1の回
転子26に結合されているから、第1の相手歯車
が第2の相手歯車68に対して角変位すると、推
進羽根22のピツチが変わる。
次に第2図と共に第3図及び第4図について具
体的に説明すると、ピツチ変更機構10が更に詳
しく示されている。トラニオンが第1の回転子2
6の一部分に対して、周知の適当なころ軸受54
及びスラスト軸受56によつて取付けられてい
る。軸受54,56がトラニオン52を第1の回
転子26に接続し、この為、トラニオン52が第
1の回転子26に対し旋回して、羽根22のピツ
チを変えることが出来る。第1の相手歯車60は
平歯車であつて、トラニオン52の基部の周りに
同軸に固定することが好ましい。第2の相手歯車
68が第1の回転子26に堅固に固定されてい
て、第1の回転子26に対し、第1の相手歯車6
0より半径方向内側に配置されている。第2の相
手歯車68も平歯車であつて、第1の相手歯車6
0と同軸であることが好ましい。環体62と共に
第1及び第2の内歯歯車又は環状歯車62,64
が、第1及び第2の相手歯車60,68を囲んで
いる。内歯歯車又は環状歯車は、定義により、そ
の内面に歯車の歯を持つ歯車である。第1の内歯
歯車64及び第2の内歯歯車66が、夫々第1の
相手歯車60及び第2の相手歯車68の周りに偏
心して配置されていて、第1の内歯歯車64の一
部分にある歯が、第1の相手歯車60の対応する
部分にある歯と噛合い、第2の内歯歯車66の一
部分にある歯が第2の相手歯車の対応する部分に
ある歯と噛合う様になつている。第2の内歯歯車
64が第2の相手歯車68の周りに偏心して回転
する。第1の内歯歯車64が第2の内歯歯車66
に堅固に固定されているから、第1の内歯歯車6
4が第1の相手歯車60の周りに回転する。内歯
歯車64,66を相手歯車60,68の周りに偏
心して回転させると、第1の相手歯車60の歯数
に対する第1の内歯歯車64の歯数の比(R1で
示す)が、第2の相手歯車60の歯数に対する第
2の内歯歯車62の歯数の比(R2と記す)と等
しくない場合にだけ、第1の相手歯車60が第2
の相手歯車68に対し回転する。然し、2つの歯
車比R1及びR2が等しければ、環体62を2つの
相手歯車60,68の周りに偏心して回転させて
も、第1の相手歯車60が第2の相手歯車68に
対して回転せず、従つて推進羽根22のピツチは
変わらない。
体的に説明すると、ピツチ変更機構10が更に詳
しく示されている。トラニオンが第1の回転子2
6の一部分に対して、周知の適当なころ軸受54
及びスラスト軸受56によつて取付けられてい
る。軸受54,56がトラニオン52を第1の回
転子26に接続し、この為、トラニオン52が第
1の回転子26に対し旋回して、羽根22のピツ
チを変えることが出来る。第1の相手歯車60は
平歯車であつて、トラニオン52の基部の周りに
同軸に固定することが好ましい。第2の相手歯車
68が第1の回転子26に堅固に固定されてい
て、第1の回転子26に対し、第1の相手歯車6
0より半径方向内側に配置されている。第2の相
手歯車68も平歯車であつて、第1の相手歯車6
0と同軸であることが好ましい。環体62と共に
第1及び第2の内歯歯車又は環状歯車62,64
が、第1及び第2の相手歯車60,68を囲んで
いる。内歯歯車又は環状歯車は、定義により、そ
の内面に歯車の歯を持つ歯車である。第1の内歯
歯車64及び第2の内歯歯車66が、夫々第1の
相手歯車60及び第2の相手歯車68の周りに偏
心して配置されていて、第1の内歯歯車64の一
部分にある歯が、第1の相手歯車60の対応する
部分にある歯と噛合い、第2の内歯歯車66の一
部分にある歯が第2の相手歯車の対応する部分に
ある歯と噛合う様になつている。第2の内歯歯車
64が第2の相手歯車68の周りに偏心して回転
する。第1の内歯歯車64が第2の内歯歯車66
に堅固に固定されているから、第1の内歯歯車6
4が第1の相手歯車60の周りに回転する。内歯
歯車64,66を相手歯車60,68の周りに偏
心して回転させると、第1の相手歯車60の歯数
に対する第1の内歯歯車64の歯数の比(R1で
示す)が、第2の相手歯車60の歯数に対する第
2の内歯歯車62の歯数の比(R2と記す)と等
しくない場合にだけ、第1の相手歯車60が第2
の相手歯車68に対し回転する。然し、2つの歯
車比R1及びR2が等しければ、環体62を2つの
相手歯車60,68の周りに偏心して回転させて
も、第1の相手歯車60が第2の相手歯車68に
対して回転せず、従つて推進羽根22のピツチは
変わらない。
この歯車装置の動作原理を理解すれば、推進羽
根22のピツチを変える為には、これらの比が異
なつていなければならないことが明らかになる。
第2の内歯歯車66が第2の相手歯車68よりも
歯数が多いから、第2の内歯歯車66が第2の相
手歯車68の周りに完全に1回転又は1つの軌道
を描く度に、第2の相手歯車68は、第2の内歯
歯車66と第2の相手歯車68の間の歯数の差だ
け、第2の相手歯車68より後退する。第1の内
歯歯車64が第1の相手歯車60の周りに完全に
1回転又は1つの軌道を描く度に、第1の相手歯
車60は、第1の内歯歯車64と第1の相手歯車
60の間の歯数の差だけ、第1の内歯歯車64よ
り進む。第2の相手歯車68と第1の相手歯車6
0の間の減速比は、第1の相手歯車60を完全に
1回転させる。即ち、360°回転させるのに必要な
環体62の軌道サイクルの数と定義することが出
来る。減速比は次の式で表わされる。
根22のピツチを変える為には、これらの比が異
なつていなければならないことが明らかになる。
第2の内歯歯車66が第2の相手歯車68よりも
歯数が多いから、第2の内歯歯車66が第2の相
手歯車68の周りに完全に1回転又は1つの軌道
を描く度に、第2の相手歯車68は、第2の内歯
歯車66と第2の相手歯車68の間の歯数の差だ
け、第2の相手歯車68より後退する。第1の内
歯歯車64が第1の相手歯車60の周りに完全に
1回転又は1つの軌道を描く度に、第1の相手歯
車60は、第1の内歯歯車64と第1の相手歯車
60の間の歯数の差だけ、第1の内歯歯車64よ
り進む。第2の相手歯車68と第1の相手歯車6
0の間の減速比は、第1の相手歯車60を完全に
1回転させる。即ち、360°回転させるのに必要な
環体62の軌道サイクルの数と定義することが出
来る。減速比は次の式で表わされる。
R=[1−(Nn2/Ni2)(Ni1/Nn1)]-1
こゝでRが減速比であり、Nn1は第1の相手歯
車の歯数、Ni1は第1の内歯歯車64の歯数、Ni2
は第2の内歯歯車66の歯数、Nn2は第2の相手
歯車68の端数である。
車の歯数、Ni1は第1の内歯歯車64の歯数、Ni2
は第2の内歯歯車66の歯数、Nn2は第2の相手
歯車68の端数である。
例として、第1の内歯歯車64が54個の歯を持
ち、第1の相手歯車60が52個の歯を持ち、第2
の内歯歯車66が48個の歯を持ち、第2の相手歯
車68が46個の歯を持つと仮定する。第2の内歯
歯車66が第2の相手歯車68の周りに軌道サイ
クルを描く度に、第2の内歯歯車66の内の46個
の歯が第2の相手歯車68の対応する歯と噛合
う。第2の内歯歯車66は第2の相手歯車68よ
りも歯数が2だけ多いから、第2の内歯歯車の2
つの歯が、各々の軌道サイクルで、第2の相手歯
車68の歯と噛合わない。この為、第2の内歯歯
車68が歯2個だけ、第2の相手歯車68より後
退する。第2の内歯歯車66には48個の歯がある
から、各々の歯が7.5°である。従つて、歯2個だ
け後退することは、15°の回転に対応する。第1
の内歯歯車64が軌道サイクルを描く度に、第1
の内歯歯車64の52個の歯が第1の相手歯車60
の対応する歯と噛合う。第1の内歯歯車64は第
1の相手歯車60よりも2個だけ歯数が多いか
ら、第1の相手歯車60の余分の2個の歯が、第
2の内歯歯車66の各々の軌道サイクルで、第1
の内歯歯車64の歯と噛合う。この為、第1の相
手歯車60は、第1の内歯歯車64に対し、歯2
個だけ、進む、即ち負に回転する。第1の内歯歯
車64には54個の歯があるから、各々の歯が約
6.92°である。従つて、歯2個だけ進むことは、
約13.85°の正の回転に相当する。然し、第1の内
歯歯車64は第2の内歯歯車66と同軸に固定さ
れている。第2の内歯歯車66が第2の相手歯車
68に対して15°だけ角変位するから、第2の相
手歯車68の周りの第2の内歯歯車66の完全な
軌道サイクルにより、第1の相手歯車60の周り
の345°の第1の内歯歯車の軌道になる。この為、
第2の相手歯車68の周りの第2の内歯歯車66
の完全な軌道サイクル毎に、第1の相手歯車60
が第1の内歯歯車に対して、次の分だけ角変位す
る。
ち、第1の相手歯車60が52個の歯を持ち、第2
の内歯歯車66が48個の歯を持ち、第2の相手歯
車68が46個の歯を持つと仮定する。第2の内歯
歯車66が第2の相手歯車68の周りに軌道サイ
クルを描く度に、第2の内歯歯車66の内の46個
の歯が第2の相手歯車68の対応する歯と噛合
う。第2の内歯歯車66は第2の相手歯車68よ
りも歯数が2だけ多いから、第2の内歯歯車の2
つの歯が、各々の軌道サイクルで、第2の相手歯
車68の歯と噛合わない。この為、第2の内歯歯
車68が歯2個だけ、第2の相手歯車68より後
退する。第2の内歯歯車66には48個の歯がある
から、各々の歯が7.5°である。従つて、歯2個だ
け後退することは、15°の回転に対応する。第1
の内歯歯車64が軌道サイクルを描く度に、第1
の内歯歯車64の52個の歯が第1の相手歯車60
の対応する歯と噛合う。第1の内歯歯車64は第
1の相手歯車60よりも2個だけ歯数が多いか
ら、第1の相手歯車60の余分の2個の歯が、第
2の内歯歯車66の各々の軌道サイクルで、第1
の内歯歯車64の歯と噛合う。この為、第1の相
手歯車60は、第1の内歯歯車64に対し、歯2
個だけ、進む、即ち負に回転する。第1の内歯歯
車64には54個の歯があるから、各々の歯が約
6.92°である。従つて、歯2個だけ進むことは、
約13.85°の正の回転に相当する。然し、第1の内
歯歯車64は第2の内歯歯車66と同軸に固定さ
れている。第2の内歯歯車66が第2の相手歯車
68に対して15°だけ角変位するから、第2の相
手歯車68の周りの第2の内歯歯車66の完全な
軌道サイクルにより、第1の相手歯車60の周り
の345°の第1の内歯歯車の軌道になる。この為、
第2の相手歯車68の周りの第2の内歯歯車66
の完全な軌道サイクル毎に、第1の相手歯車60
が第1の内歯歯車に対して、次の分だけ角変位す
る。
(13.85)(345/360)=13.27°
従つて、各々の完全な軌道サイクルに対し、第1
の相手歯車60が第2の相手歯車68に対して、
次の分だけ角変位する。
の相手歯車60が第2の相手歯車68に対して、
次の分だけ角変位する。
15−13.27=1.73°
環体62の各々の完全な軌道サイクルにより、第
1の相手歯車60が第1の回転子26に対して
1.73°回転するから、第1の相手歯車60及びそ
れに対応して推進羽根22を360°回転するには、
208個の軌道サイクルが必要である。即ち、第1
の相手歯車60に対する第2の相手歯車68の減
速比Rは208である。この減速比Rは前に用いた
式により、次の様に計算することが出来る。
1の相手歯車60が第1の回転子26に対して
1.73°回転するから、第1の相手歯車60及びそ
れに対応して推進羽根22を360°回転するには、
208個の軌道サイクルが必要である。即ち、第1
の相手歯車60に対する第2の相手歯車68の減
速比Rは208である。この減速比Rは前に用いた
式により、次の様に計算することが出来る。
R=[1−(Nn2/Ni2)(Ni1/Nn1)]-1
=[1−(46/48)(54/52)]-1
=208
第2の相手歯車68と第1の相手歯車60の間
に大きな減速比が存在することが好ましい。これ
までの式から明らかな様に、第1の歯車比R1が
第2の歯車比R2に近い場合、減速比が大きい。
然し、歯車比R1及びR2が同一であると、減速比
は無限大になる。減速比が大きいと、環体62の
実質的な運動が第1の相手歯車60及びそれに対
応する推進羽根22の小さな回転に変換されるか
ら、ピツチ変更機構10のスチフネスが実効的に
増加する。別の平歯車ではなく、内歯歯車を用い
て第1の相手歯車60を回転することにより、多
数の歯車の歯が噛合い、推進羽根22によつて第
1の相手歯車60に伝達されるトルクが、僅か数
個の歯ではなく、多数の噛合う歯に分配される。
この為、各々の歯に対する応力及びそれに伴なう
疲労が減少する。更に、減速比が大きければ大き
い程、同時に噛合う歯の数が多く、歯車に伝達さ
れるトルクの分散が大きい。従つて、大きな減速
比により、歯車60,64,66,68の全体的
な疲労が減少する。
に大きな減速比が存在することが好ましい。これ
までの式から明らかな様に、第1の歯車比R1が
第2の歯車比R2に近い場合、減速比が大きい。
然し、歯車比R1及びR2が同一であると、減速比
は無限大になる。減速比が大きいと、環体62の
実質的な運動が第1の相手歯車60及びそれに対
応する推進羽根22の小さな回転に変換されるか
ら、ピツチ変更機構10のスチフネスが実効的に
増加する。別の平歯車ではなく、内歯歯車を用い
て第1の相手歯車60を回転することにより、多
数の歯車の歯が噛合い、推進羽根22によつて第
1の相手歯車60に伝達されるトルクが、僅か数
個の歯ではなく、多数の噛合う歯に分配される。
この為、各々の歯に対する応力及びそれに伴なう
疲労が減少する。更に、減速比が大きければ大き
い程、同時に噛合う歯の数が多く、歯車に伝達さ
れるトルクの分散が大きい。従つて、大きな減速
比により、歯車60,64,66,68の全体的
な疲労が減少する。
環体62の偏心回転運動は、例えば流体圧モー
タ又は電動機の様なモータ70と軸受とによつて
行なわれる。外レース72が例えば玉軸受の様な
適当な軸受74により、第1の回転子26に回転
結合される。外レース72が、環体62を囲む様
な寸法の円形空所76を持つている。適当な軸受
78が外レース72と環体62の間に配置され
て、その間の摩擦を少なくすると共に、環体62
が外レース72に対して回転出来る様にする。円
形空所76が外レース72の回転の中心から偏心
して配置されていて、円形空所76の偏心率が、
夫々対応する相手歯車60,68の周りの内歯歯
車64,66の偏心率に相当する様にする。第1
の回転子26に対する外レース72の回転によ
り、円形空所76の偏心回転が生じ、外レース7
2が環体62に半径方向の力を加えて、第2の内
歯歯車66を第2の相手歯車68の周りに回転さ
せると共に、第1の内歯歯車64を第1の相手歯
車60の周りに回転させる。例えば第1の傘歯車
の様な適当な歯車80が、外レース72の周りに
同心に配置され、それに堅固に結合される。モー
タ70には、第1の傘歯車80と噛合う様な寸法
の第2の傘歯車82がある。モータ70を第1の
回転子26に固定して、第2の傘歯車の回転によ
つて、外レース72の回転が生ずる様にする。こ
の為、この発明のピツチ変更機構10は、回転運
動70を推進羽根22のピツチを変える運動に実
効的に変換する。
タ又は電動機の様なモータ70と軸受とによつて
行なわれる。外レース72が例えば玉軸受の様な
適当な軸受74により、第1の回転子26に回転
結合される。外レース72が、環体62を囲む様
な寸法の円形空所76を持つている。適当な軸受
78が外レース72と環体62の間に配置され
て、その間の摩擦を少なくすると共に、環体62
が外レース72に対して回転出来る様にする。円
形空所76が外レース72の回転の中心から偏心
して配置されていて、円形空所76の偏心率が、
夫々対応する相手歯車60,68の周りの内歯歯
車64,66の偏心率に相当する様にする。第1
の回転子26に対する外レース72の回転によ
り、円形空所76の偏心回転が生じ、外レース7
2が環体62に半径方向の力を加えて、第2の内
歯歯車66を第2の相手歯車68の周りに回転さ
せると共に、第1の内歯歯車64を第1の相手歯
車60の周りに回転させる。例えば第1の傘歯車
の様な適当な歯車80が、外レース72の周りに
同心に配置され、それに堅固に結合される。モー
タ70には、第1の傘歯車80と噛合う様な寸法
の第2の傘歯車82がある。モータ70を第1の
回転子26に固定して、第2の傘歯車の回転によ
つて、外レース72の回転が生ずる様にする。こ
の為、この発明のピツチ変更機構10は、回転運
動70を推進羽根22のピツチを変える運動に実
効的に変換する。
次に各々の推進羽根22に対する羽根ピツチ角
を同期させる機構を、第3図及び第4図と共に第
5図について説明する。所定の羽根のレベルにあ
る各々の推進羽根22に同一のピツチ変更機構1
0が結合されていることが好ましい。全ての羽根
の羽根ピツチ角の同期が、駆動軸86が各々の推
進羽根22のピツチ変更機構10を同じ羽根の列
にある隣接した羽根22に結合することよつて達
成される。各々の駆動軸86の一端に第3の傘歯
車88が堅固に接続されている。第3の傘歯車8
8は第1の傘歯車80と噛合う様な寸法になつて
いて、第1の回転子26に対して第1の傘歯車8
0が回転すると、駆動軸86がその駆動軸線の周
りに回転する様になつている。各々の駆動軸86
の傘歯車88とは反対の端には万能継手90があ
つて、隣接した駆動軸を結合する。駆動軸86
は、各々の外レース72が同時に回転すること、
従つて、各々の推進羽根22に対するピツチの変
更が同時に行なわれることを保証する。第3の傘
歯車88がそれと噛合う第1の傘歯車80よりも
歯数が少ないと、駆動軸86と第1の相手歯車6
0の間の減速比が、第2の相手歯車68と第1の
相手歯車60の間の減速比より大きい。第2の相
手歯車68及び第1の相手歯車60の間の減速比
が判つていれば、第1の相手歯車60に対する駆
動軸86の減速比は、第2の相手歯車68と第1
の相手歯車60の減速比を、第3の傘歯車88に
対する第1の傘歯車80の歯車比を乗ずることに
よつて決定することが出来る。この最後の減速比
が大きければ、推進羽根22のピツチを僅かに変
える為に、駆動軸86の縦軸線の周りの大きな回
転が必要である。従つて、対応する第1及び第3
の傘歯車80,88の間の遊び又はバツクラツシ
ユによる羽根のピツチの変動は無視し得る。
を同期させる機構を、第3図及び第4図と共に第
5図について説明する。所定の羽根のレベルにあ
る各々の推進羽根22に同一のピツチ変更機構1
0が結合されていることが好ましい。全ての羽根
の羽根ピツチ角の同期が、駆動軸86が各々の推
進羽根22のピツチ変更機構10を同じ羽根の列
にある隣接した羽根22に結合することよつて達
成される。各々の駆動軸86の一端に第3の傘歯
車88が堅固に接続されている。第3の傘歯車8
8は第1の傘歯車80と噛合う様な寸法になつて
いて、第1の回転子26に対して第1の傘歯車8
0が回転すると、駆動軸86がその駆動軸線の周
りに回転する様になつている。各々の駆動軸86
の傘歯車88とは反対の端には万能継手90があ
つて、隣接した駆動軸を結合する。駆動軸86
は、各々の外レース72が同時に回転すること、
従つて、各々の推進羽根22に対するピツチの変
更が同時に行なわれることを保証する。第3の傘
歯車88がそれと噛合う第1の傘歯車80よりも
歯数が少ないと、駆動軸86と第1の相手歯車6
0の間の減速比が、第2の相手歯車68と第1の
相手歯車60の間の減速比より大きい。第2の相
手歯車68及び第1の相手歯車60の間の減速比
が判つていれば、第1の相手歯車60に対する駆
動軸86の減速比は、第2の相手歯車68と第1
の相手歯車60の減速比を、第3の傘歯車88に
対する第1の傘歯車80の歯車比を乗ずることに
よつて決定することが出来る。この最後の減速比
が大きければ、推進羽根22のピツチを僅かに変
える為に、駆動軸86の縦軸線の周りの大きな回
転が必要である。従つて、対応する第1及び第3
の傘歯車80,88の間の遊び又はバツクラツシ
ユによる羽根のピツチの変動は無視し得る。
第2図に示す様に、この発明のピツチ変更機構
は羽根の根元50に隣接して配置されていて、ガ
ス流路42より外側にある。機構10をこの様に
配置することにより、機構10の手入れをするの
に動力タービン自体を通る必要がないから、接近
がし易い。この為、羽根ピツチ機構10を手入れ
する時の時間並びに/又は費用が最小限に抑えら
れる。
は羽根の根元50に隣接して配置されていて、ガ
ス流路42より外側にある。機構10をこの様に
配置することにより、機構10の手入れをするの
に動力タービン自体を通る必要がないから、接近
がし易い。この為、羽根ピツチ機構10を手入れ
する時の時間並びに/又は費用が最小限に抑えら
れる。
本実施例によつてこの発明の原理が明らかにな
つたが、当業者には、特定の動作条件に適した構
造、配置、部分及び部品のいろいろな変更をこの
発明を実施するのに用いても、この発明の考えを
逸脱しないことが理解されよう。従つて、以上の
説明は、この発明を例示するものであつて、制約
するものではないこと、そして、この発明は特許
請求の範囲によつてその範囲が限定されることを
承知されたい。
つたが、当業者には、特定の動作条件に適した構
造、配置、部分及び部品のいろいろな変更をこの
発明を実施するのに用いても、この発明の考えを
逸脱しないことが理解されよう。従つて、以上の
説明は、この発明を例示するものであつて、制約
するものではないこと、そして、この発明は特許
請求の範囲によつてその範囲が限定されることを
承知されたい。
第1図は無ダクト・フアン形ガスタービン機関
の斜視図、第2図は無ダクト・フアン形ガスター
ビン機関のタービン部分の一部分を断面で示した
側面図、第3図は第2図の拡大断面図で、回転構
造に結合された推進羽根を示す。第4図は第3図
の線4−4で切つた羽根ピツチ変更機構の平面断
面図、第5図はガスタービン機関の断面図で、羽
根の1列にある各々の推進羽根に結合された羽根
ピツチ変更機構を示している。 主な符号の説明、22,24……推進羽根、2
6,28……回転子、34……静止構造、42…
…ガス流路、50……根元部分、52……トラニ
オン、60,64,66,68……歯車、80,
86……傘歯車。
の斜視図、第2図は無ダクト・フアン形ガスター
ビン機関のタービン部分の一部分を断面で示した
側面図、第3図は第2図の拡大断面図で、回転構
造に結合された推進羽根を示す。第4図は第3図
の線4−4で切つた羽根ピツチ変更機構の平面断
面図、第5図はガスタービン機関の断面図で、羽
根の1列にある各々の推進羽根に結合された羽根
ピツチ変更機構を示している。 主な符号の説明、22,24……推進羽根、2
6,28……回転子、34……静止構造、42…
…ガス流路、50……根元部分、52……トラニ
オン、60,64,66,68……歯車、80,
86……傘歯車。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 不動の部材と、 該不動の部材の周りに同軸に配置された第1及
び第2の回転構造と、 該第1及び第2の回転構造と同軸の環状ガス流
路と、 前記第1及び第2の回転構造に夫々取付けられ
ていて、前記流路の中に入り込み、前記流路を通
るガス流によつて、前記第1及び第2の回転構造
を反対廻りに回転させる様にした複数個の第1及
び第2の回転子羽根と、 夫々前記第1及び第2の回転構造に結合されて
いて、それより半径方向外側に配置されている可
変ピツチ推進羽根の前側及び後側の列と、 前記推進羽根の1つに同軸に結合されていて、
当該第1の歯車が前記回転構造の半径の周りに角
変位することによつて、該回転構造に対する該推
進羽根のピツチが変わる様にした第1の歯車と、 該第1の歯車に回転結合されている第2の歯車
と、 該第2の歯車に堅固に結合されている第3の歯
車と、 前記回転構造に堅固に結合されると共に前記第
3の歯車に回転結合されている第4の歯車と、 前記第1の歯車及び前記第4の歯車に対して前
記第2の歯車及び前記第3の歯車を偏心して回転
させることによつて、前記第1の歯車が前記第4
の歯車に対して角変位する様にする手段とを有
し、 前記第1の歯車及び前記第2の歯車の内の一方
は第1の内歯歯車であつて、前記第1の歯車及び
前記第2の歯車の内の他方が第1の相手歯車であ
り、前記第1の内歯歯車が前記第1の相手歯車に
対して偏心配置になつていて、前記第1の相手歯
車よりも歯数が多く、前記第1の内歯歯車及び前
記第1の相手歯車の両方の歯が噛合う様な寸法に
なつており、 前記第3の歯車及び前記第4の歯車の内の一方
が第2の内歯歯車であつて、該第3の歯車及び第
4の歯車の内の他方が第2の相手歯車であり、該
第2の内歯歯車は前記第2の相手歯車に対して偏
心配置になつていて、該第2の相手歯車よりも歯
数が多く、前記第2の内歯歯車及び前記第2の相
手歯車の両方の歯が噛合う様な寸法になつている
ガスタービン機関。 2 特許請求の範囲1に記載したガスタービン機
関に於て、前記第1の歯車が前記第1の相手歯車
であり、前記第2の歯車が前記第1の内歯歯車で
あり、前記第3の歯車が前記第2の内歯歯車であ
り、前記第4の歯車が前記第2の相手歯車である
ガスタービン機関。 3 特許請求の範囲2に記載したガスタービン機
関に於て、前記第1の相手歯車の歯数に対する前
記第1の内歯歯車の歯数の比が、前記第2の相手
歯車の歯数に対する前記第2の内歯歯車の歯数の
比と等しくないガスタービン機関。 4 特許請求の範囲3に記載したガスタービン機
関に於て、前記第1の相手歯車及び前記第2の相
手歯車が互いに同軸に配置されているガスタービ
ン機関。 5 特許請求の範囲4に記載したガスタービン機
関に於て、前記第1の内歯歯車及び前記第2の内
歯歯車が堅固な環体の中に同軸に配置されている
ガスタービン機関。 6 特許請求の範囲5に記載したガスタービン機
関に於て、前記回転させる手段が、 前記回転構造に回転結合された外レースと、 前記回転構造に対して前記外レースを回転させ
る手段とで構成されており、 前記外レースは該外レースの回転に対して偏心
した円形空所を持ち、該円形空所は前記環体を囲
む様な寸法であつて、この為、前記外レースの回
転が前記円形空所を偏心して回転させて、該外レ
ースが前記環体に半径方向の力を加えて、前記第
2の内歯歯車を前記第2の相手歯車の周りに回転
させると共に、前記第1の内歯歯車を前記第1の
相手歯車の周りに回転させる様になつているガス
タービン機関。 7 特許請求の範囲6に記載したガスタービン機
関に於て、前記環体及び外レースの間にあつて、
その間の摩擦を少なくする軸受手段を有するガス
タービン機関。 8 特許請求の範囲6に記載したガスタービン機
関に於て、前記外レースを回転させる手段が、 前記外レースの周りに半径方向に配置された第
5の歯車と、 前記回転構造に固定されると共に前記第5の歯
車に結合されていて、該第5の歯車を回転させる
モータ手段とで構成されているガスタービン機
関。 9 特許請求の範囲8に記載したガスタービン機
関に於て、前記モータ手段が流体圧モータである
ガスタービン機関。 10 特許請求の範囲8に記載したガスタービン
機関に於て、前記第5の歯車が傘歯車であるガス
タービン機関。 11 特許請求の範囲10に記載したガスタービ
ン機関に於て、1つの列にある全ての推進羽根の
ピツチを同期させる手段を有するガスタービン機
関。 12 不動の部材、該不動の部材の周りに同軸に
配置された回転構造、該回転構造と同軸の環状の
ガス流路と、前記回転構造に結合されていて、前
記ガス流路に入り込み、該流路を通るガス流によ
つて、回転構造を不動の部材に対して回転させる
様な複数個の回転子羽根、及び前記回転構造に結
合されていて、それより半径方向外側に配置され
た複数個の可変ピツチ推進羽根を持つガスタービ
ン機関で、前記環状ガス流路より半径方向外側に
配置されていて前記推進羽根のピツチを変更する
装置に於て、 1つの推進羽根に同軸に結合されていて、その
為当該第1の歯車が回転構造の半径の周りに角変
位することによつて推進羽根のピツチの変化が生
ずる様にした第1の歯車と、 該第1の歯車に回転結合された第2の歯車と、 該第2の歯車に堅固に結合された第3の歯車
と、 前記回転構造に堅固に結合されると共に前記第
3の歯車に回転結合された第4の歯車と、 前記第1の歯車及び前記第4の歯車に対して
夫々前記第2の歯車及び前記第3の歯車を偏心し
て回転させることによつて、前記第1の歯車が前
記第4の歯車に対して角変位する様にする手段と
を有し、 前記第1の歯車及び前記第2の歯車の内の一方
が第1の内歯歯車であつて、該第1の歯車及び第
2の歯車の内の他方が第1の相手歯車であり、前
記第1の内歯歯車が前記第1の相手歯車に対して
偏心して配置されていて、該第1の相手歯車より
も歯数が多く、前記第1の内歯歯車及び前記第1
の相手歯車の両方の歯は噛合う様な寸法になつて
おり、 前記第3の歯車及び前記第4の歯車の内の一方
は第2の内歯歯車であつて、該第3の歯車及び第
4の歯車の内の他方が第2の相手歯車であり、該
第2の内歯歯車が前記第2の相手歯車に対して偏
心して配置されていて、該第2の相手歯車よりも
歯数が多く、前記第2の内歯歯車及び前記第2の
相手歯車の両方の歯が噛合う様な寸法になつてい
る装置。 13 特許請求の範囲12に記載した装置に於
て、前記第1の歯車が前記第1の相手歯車を構成
し、前記第2の歯車が前記第1の内歯歯車を構成
し、前記第3の歯車が前記第2の内歯歯車を構成
し、前記第4の歯車が前記第2の相手歯車を構成
している装置。 14 特許請求の範囲13に記載した装置に於
て、前記第1の相手歯車の歯数に対する前記第1
の内歯歯車の歯数の比が、前記第2の相手歯車の
歯数に対する前記第2の内歯歯車の歯数の比と等
しくない装置。 15 特許請求の範囲14に記載した装置に於
て、前記第1の相手歯車及び前記第2の相手歯車
が互いに同軸に配置されている装置。 16 特許請求の範囲15に記載した装置に於
て、前記第1の内歯歯車及び前記第2の内歯歯車
が堅固な環体の中に同軸に配置されている装置。 17 特許請求の範囲16に記載した装置に於
て、前記回転させる手段が、 前記回転構造に回転結合された外レースと、 前記回転構造に対して前記外レースを回転させ
る手段とで構成されており、 該外レースは該外レースの回転に対して偏心し
た円形空所を持ち、該円形空所は前記環体を囲む
様な寸法であつて、この為、前記外レースが回転
することによつて、前記円形空所の偏心した回転
を生じて、前記外レースが前記環体に半径方向の
力を加えて、前記第2の内歯歯車を前記第2の相
手歯車の周りに回転させると共に前記第1の内歯
歯車を前記第1の相手歯車の周りに回転させる様
になつている装置。 18 特許請求の範囲17に記載した装置に於
て、前記環体及び外レースの間にあつて、その間
の摩擦を少なくする軸受手段を有する装置。 19 特許請求の範囲17に記載した装置に於
て、前記外レースを回転させる手段が、 該外レースの周りに半径方向に配置された第5
の歯車と、 前記回転構造に固定されると共に前記第5の歯
車に結合されていて該第5の歯車を回転させるモ
ータ手段で構成されている装置。 20 特許請求の範囲19に記載した装置に於
て、前記モータ手段が流体圧モータである装置。 21 特許請求の範囲19に記載した装置に於
て、前記第5の歯車が傘歯車である装置。 22 特許請求の範囲21に記載した装置に於
て、全ての推進羽根のピツチを同期させる手段を
有する装置。 23 回転構造、及び該回転構造から半径方向外
側に伸びる複数個の可変ピツチ推進羽根を持つガ
スタービン機関で、前記推進羽根のピツチを変更
する装置に於て、 1つの推進羽根に同軸に結合されていて、当該
第1の歯車が前記回転構造の半径の周りに角変位
することによつて前記推進羽根のピツチの変化を
生ずる様な第1の歯車と、 該第1の歯車に回転結合された第2の歯車と、 該第2の歯車に堅固に結合された第3の歯車
と、 前記回転構造に堅固に結合されると共に前記第
3の歯車に回転結合された第4の歯車と、 前記第1の歯車及び前記第4の歯車に対して
夫々前記第2の歯車及び前記第3の歯車を偏心し
て回転させることによつて、前記第1の歯車が前
記第4の歯車に対して角変位する様にする手段と
を有し、 前記第1の歯車及び前記第2の歯車の内の一方
が第1の内歯歯車であつて、前記第1の歯車及び
前記第2の歯車の内の他方が第1の相手歯車であ
り、前記第1の内歯歯車が前記第1の相手歯車に
対して偏心して配置されていて、前記第1の内歯
歯車及び前記第1の相手歯車の両方の歯が噛合う
様な寸法になつており、 前記第3の歯車及び前記第4の歯車の内の一方
が第2の内歯歯車であつて、該第3の歯車及び第
4の歯車の内の他方が第2の相手歯車であり、該
第2の内歯歯車が前記第2の相手歯車に対して偏
心配置されていて、前記第2の相手歯車よりも歯
数が多く、前記第2の内歯歯車及び前記第2の相
手歯車の両方の歯が噛合う様な寸法になつている
装置。 24 特許請求の範囲23に記載した装置に於
て、前記第1の歯車が前記第1の相手歯車を構成
し、前記第2の歯車が前記第1の内歯歯車を構成
し、前記第3の歯車が前記第2の内歯歯車を構成
し、前記第4の歯車が前記第2の相手歯車を構成
する装置。 25 特許請求の範囲24に記載した装置に於
て、前記第1の相手歯車の歯数に対する前記第1
の内歯歯車の歯数の比が、前記第2の相手歯車の
歯数に対する前記第2の内歯歯車の歯数の比に等
しくない装置。 26 特許請求の範囲25に記載した装置に於
て、前記第1の相手歯車及び前記第2の相手歯車
が互いに同軸に配置されている装置。 27 特許請求の範囲26に記載した装置に於
て、前記第1の内歯歯車及び前記第2の内歯歯車
が堅固な環体の中に同軸に配置されている装置。 28 特許請求の範囲27に記載した装置に於
て、前記回転させる手段が、 前記回転構造に回転結合された外レースと、 前記回転構造に対して前記外レースを回転させ
る手段とで構成されており、 該外レースは該外レースの回転に対して偏心し
た円形空所を持ち、該円形空所は前記環体を囲む
様な寸法であつて、この為前記外レースの回転に
よつて前記円形空所の偏心した回転を生じて、前
記外レースが前記環体に半径方向の力を加えて、
前記第2の内歯歯車を前記第2の相手歯車の周り
に回転させると共に前記第1の内歯歯車を前記第
1の相手歯車の周りに回転させる様にした装置。 29 特許請求の範囲28に記載した装置に於
て、前記環体と外レースの間にあつて、その間の
摩擦を少なくする軸受手段を有する装置。 30 特許請求の範囲28に記載した装置に於
て、前記外レースを回転させる手段が、 前記外レースの周りの半径方向に配置された第
5の歯車と、 前記回転構造に固定されると共に前記第5の歯
車に結合されていて、該第5の歯車を回転させる
モータ手段で構成されている装置。 31 特許請求の範囲30に記載した装置に於
て、前記モータ手段が流体圧モータで構成される
装置。 32 特許請求の範囲30に記載した装置に於
て、前記第5の歯車が傘歯車である装置。 33 特許請求の範囲32に記載した装置に於
て、全ての推進羽根のピツチを同期させる手段を
有する装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/905,213 US4738590A (en) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | Blade pitch varying mechanism |
US905213 | 1986-09-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63129132A JPS63129132A (ja) | 1988-06-01 |
JPH0520572B2 true JPH0520572B2 (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=25420437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62224219A Granted JPS63129132A (ja) | 1986-09-09 | 1987-09-09 | ガスタービン機関のファン羽根ピッチ変更機構 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4738590A (ja) |
JP (1) | JPS63129132A (ja) |
DE (1) | DE3729809A1 (ja) |
FR (1) | FR2603658B1 (ja) |
GB (1) | GB2194991B (ja) |
IT (1) | IT1222623B (ja) |
SE (1) | SE461994B (ja) |
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