JPH0520472Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0520472Y2 JPH0520472Y2 JP1986032478U JP3247886U JPH0520472Y2 JP H0520472 Y2 JPH0520472 Y2 JP H0520472Y2 JP 1986032478 U JP1986032478 U JP 1986032478U JP 3247886 U JP3247886 U JP 3247886U JP H0520472 Y2 JPH0520472 Y2 JP H0520472Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrator
- resistor
- transistor
- meter
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 14
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 1
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- 210000004262 dental pulp cavity Anatomy 0.000 description 1
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は圧電振動子等の振動子の同調表示装置
に関するものである。
に関するものである。
[従来の技術]
従来、例えば歯根管洗浄機とか超音波加工機等
においては、セラミツク振動子が使用されてお
り、その同調状態を表示するものとして、第4図
のようなものがある。同図において、発振器Aの
出力Q,QからのパルスはバツフアB1,B2を介
してトランジスタTr1,Tr2に供給され、各トラ
ンジスタが交互にオンになる。トランジスタ
Tr1,Tr2がオンからオフになるときに生じる逆
誘起電圧によつて圧電振動子Pが駆動されるもの
で、トランジスタTr1に並列にメータMおよび抵
抗R1を接続してメータの針の振れによつて同調
状態を表示するものである。
においては、セラミツク振動子が使用されてお
り、その同調状態を表示するものとして、第4図
のようなものがある。同図において、発振器Aの
出力Q,QからのパルスはバツフアB1,B2を介
してトランジスタTr1,Tr2に供給され、各トラ
ンジスタが交互にオンになる。トランジスタ
Tr1,Tr2がオンからオフになるときに生じる逆
誘起電圧によつて圧電振動子Pが駆動されるもの
で、トランジスタTr1に並列にメータMおよび抵
抗R1を接続してメータの針の振れによつて同調
状態を表示するものである。
[考案が解決しようとする問題点]
上記のものでは、振動子Pがその共振周波数で
駆動されているときは、コイルL1,L2からの電
流はほとんど振動子に流れ、メータの針はほとん
ど振れない。そして同調が外れると、メータ側に
流れる電流が増え、針の振れが大きくなるもので
ある。
駆動されているときは、コイルL1,L2からの電
流はほとんど振動子に流れ、メータの針はほとん
ど振れない。そして同調が外れると、メータ側に
流れる電流が増え、針の振れが大きくなるもので
ある。
ところが実際には、針の振れが最少になつたと
ころが同調状態とはならず、それよりずれたとこ
ろに同調状態がある。そのため針の振れから同調
状態を読み取ることは非常に難しく、熟練を要す
るものであつた。
ころが同調状態とはならず、それよりずれたとこ
ろに同調状態がある。そのため針の振れから同調
状態を読み取ることは非常に難しく、熟練を要す
るものであつた。
また上記のものでは、以下の理由により振動子
にあまり薄いものは使用できなかつた。その理由
の一つは、振動子の振動を洗浄用振動体または加
工用振動体に伝達するために伝達用部材に強く圧
着固定されるため、あまり薄いと割れる危険性が
高くなるためである。もう一つの理由は、上記振
動子には高電圧がかかるため、薄いと耐圧が低
く、また放電し易くなるためである。
にあまり薄いものは使用できなかつた。その理由
の一つは、振動子の振動を洗浄用振動体または加
工用振動体に伝達するために伝達用部材に強く圧
着固定されるため、あまり薄いと割れる危険性が
高くなるためである。もう一つの理由は、上記振
動子には高電圧がかかるため、薄いと耐圧が低
く、また放電し易くなるためである。
そこで振動子に厚いものを用いることが考えら
れるが、これによると、振動子の静電容量が小さ
くなつて、振動子に印加される電圧が異常に高く
なつてしまい、以下の欠点が生じるものであつ
た。立上り時に振動子Pが高インピーダンスにな
るため、逆誘起電圧が振動子を介して流れず、ト
ランジスタ側に流れてしまう。そのためトランジ
スタ、ダイオードおよび振動子が破壊されること
がしばしばあり、各素子に高耐圧が要求されるも
のであつた。またコイルが発熱するという問題も
あつた。
れるが、これによると、振動子の静電容量が小さ
くなつて、振動子に印加される電圧が異常に高く
なつてしまい、以下の欠点が生じるものであつ
た。立上り時に振動子Pが高インピーダンスにな
るため、逆誘起電圧が振動子を介して流れず、ト
ランジスタ側に流れてしまう。そのためトランジ
スタ、ダイオードおよび振動子が破壊されること
がしばしばあり、各素子に高耐圧が要求されるも
のであつた。またコイルが発熱するという問題も
あつた。
本考案は同調状態を読み取り易くすることおよ
び各素子の破壊を防止することを目的とするもの
である。
び各素子の破壊を防止することを目的とするもの
である。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、駆動トランジスタに並列に、容量素
子および抵抗からなる直列回路をを接続し、上記
抵抗に並列にダイオードを介してメータを接続す
ることにより、同調状態ではメータの針の振れが
最少になるようにして同調状態を読み取り易く
し、また上記容量素子によつて振動子の静電容量
を等価的に大きくし、異常高電圧を吸収するよう
にしたものである。
子および抵抗からなる直列回路をを接続し、上記
抵抗に並列にダイオードを介してメータを接続す
ることにより、同調状態ではメータの針の振れが
最少になるようにして同調状態を読み取り易く
し、また上記容量素子によつて振動子の静電容量
を等価的に大きくし、異常高電圧を吸収するよう
にしたものである。
[実施例]
第1図において、駆動トランジスタTr1に並列
に、コンデンサC1および抵抗R2からなる直列回
路を接続してあり、駆動トランジスタTr2にはコ
ンデンサC2および抵抗R2からなる直列回路を接
続してある。また抵抗R2にはダイオードD3を介
してメータMを並列に接続してある。Vrはメー
タ針の振れ幅調整用の可変抵抗、C3は平滑用の
コンデンサである。
に、コンデンサC1および抵抗R2からなる直列回
路を接続してあり、駆動トランジスタTr2にはコ
ンデンサC2および抵抗R2からなる直列回路を接
続してある。また抵抗R2にはダイオードD3を介
してメータMを並列に接続してある。Vrはメー
タ針の振れ幅調整用の可変抵抗、C3は平滑用の
コンデンサである。
以上の構成において、トランジスタTr1がオン
からオフに切り換ると、トランジスタTr2がオン
になり、振動子PにコンデンサC1および抵抗R2
が並列に接続される。そのため、コイルL1より
発生する逆誘起電圧はコンデンサC1に一旦蓄え
られ、その後振動子Pに供給される。そのため異
常高電圧を抑制でき、各素子の破壊を防止できる
ものである。
からオフに切り換ると、トランジスタTr2がオン
になり、振動子PにコンデンサC1および抵抗R2
が並列に接続される。そのため、コイルL1より
発生する逆誘起電圧はコンデンサC1に一旦蓄え
られ、その後振動子Pに供給される。そのため異
常高電圧を抑制でき、各素子の破壊を防止できる
ものである。
換言すると、振動子Pの静電容量がコンデンサ
C1によつて等価的に大きくなり、異常高電圧が
これによつて吸収され、各素子の破壊が防止され
るのである。
C1によつて等価的に大きくなり、異常高電圧が
これによつて吸収され、各素子の破壊が防止され
るのである。
トランジスタTr2がオンからオフに切り換つた
場合には、振動子PにコンデンサC2および抵抗
R2が並列に接続され、上記と同様に異常高電圧
が抑止されるものである。
場合には、振動子PにコンデンサC2および抵抗
R2が並列に接続され、上記と同様に異常高電圧
が抑止されるものである。
ところで、発振器Aの出力周波数と振動子Pの
共振周波数とが同調しているときは、コンデンサ
C1,C2に蓄えられた電荷はそれぞれトランジス
タTr2,Tr1を介して完全に放電する。そのため、
トランジスタTr1が第2図Bのパルスによつてオ
ンからオフにあるいはオフからオンに切り換つた
ときに、コイルL1あるいはコイルL2からの逆誘
起電圧によつて抵抗R2には、第2図Aのように
大電流が流れるが、それ以外のところではほとん
ど電流は流れない。上記逆誘起電圧による電流は
ダイオードD3によつて遮断されるため、メータ
Mの針はほとんど振れない。
共振周波数とが同調しているときは、コンデンサ
C1,C2に蓄えられた電荷はそれぞれトランジス
タTr2,Tr1を介して完全に放電する。そのため、
トランジスタTr1が第2図Bのパルスによつてオ
ンからオフにあるいはオフからオンに切り換つた
ときに、コイルL1あるいはコイルL2からの逆誘
起電圧によつて抵抗R2には、第2図Aのように
大電流が流れるが、それ以外のところではほとん
ど電流は流れない。上記逆誘起電圧による電流は
ダイオードD3によつて遮断されるため、メータ
Mの針はほとんど振れない。
ところがトランジスタTr1の駆動パルスが第3
図Bのようになつて同調が外れると、コンデンサ
C1あるいはC2に蓄えられた電荷が放電しきらな
いで残つてしまう。そのため、つぎにトランジス
タTr1,Tr2がオンになつたときにそれぞれコン
デンサC1,C2の電荷がトランジスタTr1,Tr2を
介して流れてしまう。すなわち、第3図Aに示す
ように、トランジスタTr1がオンになつたとき
に、抵抗R2、コンデンサC1およびトランジスタ
Tr1を介して電流が流れ、トランジスタTr2がオ
ンになつたときに、抵抗R2、コンデンサC2およ
びトランジスタTr2を介して電流が流れてしまう
のである。この電流によつてメータMの針が振れ
るものである。
図Bのようになつて同調が外れると、コンデンサ
C1あるいはC2に蓄えられた電荷が放電しきらな
いで残つてしまう。そのため、つぎにトランジス
タTr1,Tr2がオンになつたときにそれぞれコン
デンサC1,C2の電荷がトランジスタTr1,Tr2を
介して流れてしまう。すなわち、第3図Aに示す
ように、トランジスタTr1がオンになつたとき
に、抵抗R2、コンデンサC1およびトランジスタ
Tr1を介して電流が流れ、トランジスタTr2がオ
ンになつたときに、抵抗R2、コンデンサC2およ
びトランジスタTr2を介して電流が流れてしまう
のである。この電流によつてメータMの針が振れ
るものである。
したがつて同調が大きく外れるにしたがつてメ
ータの針の振れが大きくなる。
ータの針の振れが大きくなる。
なお上記の実施例では、駆動トランジスタを2
系統設けて交互に駆動する例について述べたが、
駆動トランジスタは一つだけで駆動するようにし
てもよい。
系統設けて交互に駆動する例について述べたが、
駆動トランジスタは一つだけで駆動するようにし
てもよい。
また振動子としては圧電振動子に限らず、磁歪振
動子等の共振振動子を用いてもよい。
動子等の共振振動子を用いてもよい。
さらに、ダイオードおよびコイルの位置は入れ
代えてもよい。
代えてもよい。
[考案の効果]
本考案によれば、駆動トランジスタに並列に容
量素子および抵抗からなる直列回路を設け、上記
抵抗にダイオードを介して並列にメータを接続す
るようにしたので、各素子に異常高電圧が印加さ
れるのを防止でき、各素子に耐圧の低い安価なも
のを用いることができるともに同調状態でメータ
の針が振れないようにでき、同調状態が読み取り
易くなるものである。また高周波成分による各素
子への悪影響を軽減することができる。さらに、
振動子に対して効率良く電力を供給することがで
きる。
量素子および抵抗からなる直列回路を設け、上記
抵抗にダイオードを介して並列にメータを接続す
るようにしたので、各素子に異常高電圧が印加さ
れるのを防止でき、各素子に耐圧の低い安価なも
のを用いることができるともに同調状態でメータ
の針が振れないようにでき、同調状態が読み取り
易くなるものである。また高周波成分による各素
子への悪影響を軽減することができる。さらに、
振動子に対して効率良く電力を供給することがで
きる。
第1図は本考案の一実施例を示した電気回路
図、第2図および第3図は動作説明のための波形
図、第4図は従来の回路構成の一例を示した電気
回路図である。 Tr1,Tr2……駆動トランジスタ、L1,L2……
コイル、D1,D2……ダイオード、P……振動子、
C1,C2……コンデンサ、R2……抵抗、M……メ
ータ、D3……ダイオード。
図、第2図および第3図は動作説明のための波形
図、第4図は従来の回路構成の一例を示した電気
回路図である。 Tr1,Tr2……駆動トランジスタ、L1,L2……
コイル、D1,D2……ダイオード、P……振動子、
C1,C2……コンデンサ、R2……抵抗、M……メ
ータ、D3……ダイオード。
Claims (1)
- 駆動トランジスタにコイルおよびダイオードを
直列に接続し、上記駆動トランジスタの出力側に
振動子を接続し、容量素子と抵抗とからなる直列
回路を上記駆動トランジスタに並列に接続し、上
記抵抗に並列にメータを接続するとともに上記容
量素子および上記抵抗の接続端と上記メータとの
間に逆方向にダイオードを接続したことを特徴と
する振動子の同調表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986032478U JPH0520472Y2 (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986032478U JPH0520472Y2 (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62144581U JPS62144581U (ja) | 1987-09-11 |
JPH0520472Y2 true JPH0520472Y2 (ja) | 1993-05-27 |
Family
ID=30839189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986032478U Expired - Lifetime JPH0520472Y2 (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0520472Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-06 JP JP1986032478U patent/JPH0520472Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62144581U (ja) | 1987-09-11 |
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