JPH0520232Y2 - - Google Patents

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JPH0520232Y2
JPH0520232Y2 JP9304689U JP9304689U JPH0520232Y2 JP H0520232 Y2 JPH0520232 Y2 JP H0520232Y2 JP 9304689 U JP9304689 U JP 9304689U JP 9304689 U JP9304689 U JP 9304689U JP H0520232 Y2 JPH0520232 Y2 JP H0520232Y2
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JP
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band
periphery
flange
auxiliary net
baby bath
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ベビーバス用補助ネツトに関するも
のである。
〔従来の技術とその課題〕
従来より、乳児をベビーバスに入浴させる際、
石鹸によるスリツプや取扱いのミスによつて転落
させるおそれがあるため、ベビーバス内に補助ネ
ツトを張り、その上に乳児をのせ入浴させること
が提唱されている。したがつて、かかるベビーバ
ス用補助ネツトについて多数の提案がなされてい
る(例えば、実開昭49−3851号公報、実公昭62−
7191号公報、実開昭59−7686号公報および実開昭
62−75784号公報など参照)。
例えば、実開昭49−3851号公報や実開昭62−
75784号公報に示されたベビーバス用補助ネツト
をとりあげて説明すると、第3図において平面視
で略楕円形のプラスチツク製ベビーバス1は若干
のテーパでもつて桶状に形成された槽2と、その
開口周縁に設けられたフランジ部3とから構成さ
れているが、このフランジ部3に次のような補助
ネツト4が係止されてベビーバス内に張設されて
いる。
この補助ネツト4は、布帛で作られた網体から
なり、しかも張設されたときの平面視で、肉太の
略T字状に形成されたネツト本体5と、このT字
状の各端部、すなわちTの両側端5a,5bと足
方端5cとに、それぞれ設けられた鉤状の係止フ
ツクを有する係止具6とから構成されている。
しかしながら、かかるベビーバス用補助ネツト
では、金属製の係止用フツク6をフランジ部3上
を覆いその端縁に引掛け係止しているので、ベビ
ーバス1がプラスチツク製であるだけに外れやす
く、しかも乳児がこの係止具に当る危険性があ
る、という問題があつた。
また、前掲の実開昭49−3851号公報では、この
金属製の係止用フツク6の代りに、布製のバンド
通し部を設け、このバンド通し部に紐を通して、
ベビーバス1のフランジ部3に巻きつけてもよ
い、という提案も示されている。
しかしながら、かかる提案では、T字の足に設
けられたバンド通し部はベビーバスに安定して固
定できるものの、T字の横棒に設けられたバンド
通し部は、補助ネツトに乳児をのせると紐をスラ
イドして互いに接近し、補助ネツトが深く落ち込
むおそれがある、という問題があつた。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本考案は、かかる問題を解決するために
案出されたもので、その要旨とするところは、若
干のテーパでもつて楕円形開口周縁が拡径された
槽と、該槽の開口周縁に設けられたフランジ部と
からなるプラスチツク製ベビーバスと、該ベビー
バス内で張設され、かつ、平面視で肉太で略T字
状に形成された布製補助ネツトと、から構成さ
れ、前記補助ネツトのフランジ部側へ延出された
T字3方の突出部に、前記フランジ部を越えてそ
の裏側にわたる布製バンド通し部をそれぞれ設
け、これらのバンド通し部へ長尺のバンドを挿通
し、該バンドを前記槽外周に緊締すると共に、T
字の足のバンド通し部の基部側に弾性の枕部を設
けたベビーバス用補助ネツトにおいて、前記T字
の足のバンド通し部7cを巾広にして該バンド通
し部7cを楕円形開口周縁の短円弧側中央に位置
させ、T字の横棒の各バンド通し部7a,7bを
楕円形開口周縁の長円弧側に、前記足から可及的
に離れて位置させ、しかも、前記枕部を前記フラ
ンジ部上に位置させたことを特徴とするベビーバ
ス用補助ネツトにある。
〔実施例〕
本考案の構成を作用とともに、添付図面に示す
実施例により詳細に述べる。
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図はバ
ンドを緊締した状態の側面図であり、従来例を示
す第3図と共通する要素には同一符号を付してあ
る。
本実施例の補助ネツト4を使用するベビーバス
1は、プラスチツク製のもので、例えば、槽2の
楕円形開口径は直径約60cm、短径45cm、深さは約
30cmで、垂直に対し約5°の傾きで開口されて桶状
になつている。また、槽2の開口周縁にはフラン
ジ部3が設けられ、短円弧側の一方のフランジ部
3には石鹸を載置できる凹部3aが形成されてい
る。
本実施例の補助ネツト4のネツト本体5は、例
えば前述の従来例と同様、布帛で作られた網体か
らなる、平面視で肉太の略T字状に形成されてい
る。
このT字の各端部には巾広のバンド通し布7
a,7b,7cが縫着され、特にT字の足には特
に巾広のバンド通し布7cが縫着されていて、そ
の内部にスポンジ部材を入れ、乳児の頭がフラン
ジ3に万一当つても支障がないようにしている。
これらのバンド通し布7には布製バンド8が挿
通され、バンド8の一端には折り返し部8aが設
けられ、この折り返し8aに2個の半円状リング
でできた止金9a,9bが取付けられている。こ
のバンド8は巾2.5cm、長さ約2mにできていて
後述のようにいずれのベビーバスにも適合できる
ようにしている。
次に、本実施例の作用を述べる。ベビーバス1
上に、補助ネツト4を広げ、T字の足のバンド通
し布7cは楕円形開口縁の短円弧側中央に位置さ
せ、T字の横棒の各バンド通し布7a,7bは楕
円形開口縁の長円弧側で前記足側から可及的に離
れて位置させる。そして、各ハンド通し布7a,
7b,7cをフランジ部3を越えてフランジ3の
裏側にまわし、次いで、両方の止金9a,9bを
揃えた後、バンド8の自由端8bをこれらの止金
9a,9bに通す。次いで、自由端8bを折り返
してこれらの止金9a,9bの間を通した後、そ
の自由端8bを引張れば、バンド8の槽2の外周
に緊締できる。そのとき、これらの止金9a,9
bは同方向に若干ずれて倒れているので、両者間
でバンド8はくい込まれ、いずれか一方の止金9
を起こさない限り、バンド8は緩むことがない。
しかも、槽2はいずれのベビーバス1でもテーパ
状となつているので、上方にずれあがることもな
く、したがつて、ネツト本体5の張設が緩むこと
はない。万一、バンド8が緩んでもフランジ部3
があるため、ネツト本体5が外れることはない。
また、ベビーバス1のフランジ部3の張出しに長
短があつたり、槽2の外周長さに大小があつて
も、これらはバンド8を締付けることによつて調
節できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、T字の足のバンド通し部7c
を、巾広にして楕円形開口周縁の短円弧側中央に
設けたので、巾広のバンド通し部7cが短円弧の
膨出部にまたがり、しかもT字の横棒のバンド通
し部7a,7bを楕円形開口周縁の長円弧側に足
側から可及的に離れて設けたので、長円弧の膨出
部を越えて位置させることから、テーパのある槽
と相俟つて、補助ネツトに乳児をのせても、各バ
ンド通し部7a,7b,7cが、バンドをスライ
ドして互いに接近することなく、したがつて、プ
ラスチツク製の滑りやすいベビーバスであつて
も、補助ネツトの張設が確実にでき、安心感を与
える。しかも、補助ネツト、枕部、バンド通し部
およびバンドで構成されているので、殊に、枕
部、バンド通し部およびフランジ部が枕を構成し
ているので、兼用部品が多く、全体としてきわめ
てシンプル化して、取扱い容易で、かつ、安価に
できる。その上、巾広のバンド通し部の基部に枕
部を設けたので、枕が大きくとれ、安定した乳児
用枕にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図はバ
ンドを緊締した状態の側面図、第3図は従来例の
斜視図である。 1……ベビーバス、2……槽、3……フランジ
部、4……補助ネツト、5……ネツト本体、7…
…バンド通し布、8……バンド、9……止金。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 若干のテーパでもつて楕円形開口周縁が拡径さ
    れた槽と、該槽の開口周縁に設けられたフランジ
    部とからなるプラスチツク製ベビーバスと、 該ベビーバス内で張設され、かつ、平面視で肉
    太で略T字状に形成された布製補助ネツトと、 から構成され、 前記補助ネツトのフランジ部側へ延出されたT
    字3方の突出部に、前記フランジ部を越えてその
    裏側にわたる布製バンド通し部をそれぞれ設け、
    これらのバンド通し部へ長尺のバンドを挿通し、
    該バンドを前記槽外周に緊締すると共に、T字の
    足のバンド通し部の基部側に弾性の枕部を設けた
    ベビーバス用補助ネツトにおいて、 前記T字の足のバンド通し部7cを巾広にして
    該バンド通し部7cを楕円形開口周縁の短円弧側
    中央に位置させ、T字の横棒の各バンド通し部7
    a,7bを楕円形開口周縁の長円弧側に、前記足
    から可及的に離れて位置させ、しかも、前記枕部
    を前記フランジ部上に位置させたことを特徴とす
    るベビーバス用補助ネツト。
JP9304689U 1989-08-08 1989-08-08 Expired - Lifetime JPH0520232Y2 (ja)

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JPH0331376U JPH0331376U (ja) 1991-03-27
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