JPH052015U - 羅針儀 - Google Patents

羅針儀

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JPH052015U
JPH052015U JP3384091U JP3384091U JPH052015U JP H052015 U JPH052015 U JP H052015U JP 3384091 U JP3384091 U JP 3384091U JP 3384091 U JP3384091 U JP 3384091U JP H052015 U JPH052015 U JP H052015U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 羅針儀から,方位と方位を示す記号の視覚的
回転方向の2つのことが読み取れるようにする。すなわ
ち,羅針儀から読み取る方位は使用者が向いている方位
と一致させ,羅針儀から読み取る方位を示す記号の視覚
的回転方向は使用者の実際の方位の変更の際の転向方向
と一致させる。 【構成】 磁石13を有する回転体12がケース11内に水平
方向に回転自在に保持され,この回転体12は磁石13によ
り地磁気にしたがう方位を指す姿勢に保たれる。ほぼ垂
直に保たれる周面のケース外部から見える内側に方位を
示す記号東,西,南,北等が記入されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は,磁石(または磁針)が地磁気にしたがってほぼ南北を示す性質を 利用して方位を測定するための羅針儀または羅針盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の羅針儀には種々のタイプのものがある。
【0003】 第1のタイプは最も簡単な構造のもので,底面が東西南北を示す文字盤となっ ている扁平なケース内に磁針が回転自在に収められているものである。
【0004】 第2のタイプは,ケース内で,磁石と一体に形成された文字盤が回転するよう に構成されたものである。
【0005】 第3のタイプは球形透明中空ケース内に球形回転体が回転自在に収められ,球 形回転体の周面外側に東西南北等の方位が記入されたものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら,第1および第2のタイプのものは真上から文字盤を見おろす形 で見なければならないので,自動車,船舶,飛行機等の運転席または操縦室に備 え付けて,運転または操縦しながら見るには不便である。
【0007】 また,第1のタイプのものはケースに方位が記入されているので,この方位と 磁針の示す方位とが一致するようにケースを位置決めしなければ進行方向の方位 が正確に分らないという問題がある。
【0008】 第3のタイプのものは球形透明ケースを通して内部の回転体がどの位置からも 見ることができ,とくに回転体の周面に記入された方位を横からでも視認できる ので,運転また操縦しながら使用するには便利である。
【0009】 しかしながら第3のタイプのものは,使用者が見える回転体の方位は進行方向 と反対の方向を示しており,さらに使用者の左右の方位と回転体の左右の方位と が逆になるので,進行方向に関して勘違いを起しやすいという重大な欠陥がある 。
【0010】 この考案は,真上から見おろすのではなく,斜め方向から見ることができ,し かも使用者の進行方向と視認できる方位とが正しく一致した羅針儀を提供するも のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この考案による羅針儀は,磁石を有する回転体がケース内に水平方向に回転自 在に保持され,この回転体は上記磁石により地磁気にしたがう方位を示す姿勢に 保たれるとともに,ほぼ垂直に保たれる周面を有し,この周面のケース外部から 見える内側に上記方位を示す記号が記入されているものである。
【0012】 ここで方位を示す記号とは,東,西,南,北,北東,北西,南西,南東,ひが し,にし,みなみ,きた等の文字や,E,W,S,N,NE,NW,SW,SE 等の記号を含む。また,回転体の周面のケース外部から見える内側とは,回転体 の内周面のみならず,外周面に記入されていてもケース外部から回転体の周面内 側を見たときに上記記号が読めればよい。
【0013】 この考案の一実施態様においては,上記ケースが中空でかつ少なくとも上半部 が透明な第1の球体であり,上記回転体が上記第1の球体内に回転自在に収めら れかつ少なくとも上半部が透明な第2の球体である。そして,上記第2の球体の 中心を通る水平面が上記第2の球体の球面と交わる線にそって,上記方位を示す 記号が,上記第2の球体の内面から見えるように記入されている。
【0014】 この考案の他の実施態様においては,上記ケースは中空球体の上下部分を切取 ることにより形成され形をもちかつ少なくともその上半部が透明に形成され,上 記回転体は球体の上下部分を切取ることにより形成される形をもちかつ少なくと もその上半分が透明に形成されている。上記回転体は上記ケース内に収められ, 斜め上方から上記透明部分を通して見える上記回転体の内周面にそって上記方位 を示す記号が記入されている。
【0015】 この考案のさらに他の実施態様においては,上記回転体が平板とその周縁から 立上った周壁とからなる円盤によって構成される。そして,上記周壁の内面に上 記方位を示す記号が記入されている。また,上記ケースが直方体の箱状に形成さ れ,このケース内に上記円盤が回転自在に保持される。上記箱状ケースの少なく とも一面が透明に形成され,この透明部分を通して上記円盤の周壁内面に記入さ れた記号が見えるように構成される。
【0016】 上記箱状ケースの透明部分は開口であってもよいし,上記箱状ケースの透明な 一面に透明板を設けてもよいし,透明板に代えて凸レンズを設けてもよい。
【0017】 さらにこの考案の実施態様においては,上記ケースと回転体との間に透明な液 体が満たされる。
【0018】
【作用】
ケース内に回転自在に保持された回転体はその磁石が地磁気にしたがってほぼ 南北を指す姿勢に保たれる。回転体には回転体の周面が各方位に面する面にその 方位を表わす記号が記入されている。そして,この方位記号は回転体の周面のケ ース外部から見える内側に記入されているから,使用者は各方位と反対側からそ の方位に向って方位記号を見ることになり,使用者が羅針儀上で視認する方位と 使用者が面する方位(進行方向)とが必ず一致する。左右の方位についても同じ ように使用者の方位と羅針儀の方位とが一致する。
【0019】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によると,使用者が向いている方位と羅針儀が示す方位 とが完全に一致し,左右の方位についても同じように一致するので,非常に使い やすいものとなる。
【0020】 しかも使用者は羅針儀を真上から見下げることなく斜め方向(たとえば斜め上 方)から羅針儀の示す方向を見ることができるので,自動車,船舶,飛行機等を 運転または操縦しながら見るのに便利である。
【0021】
【実施例】
図1は第1実施例を示している。
【0022】 羅針儀は透明な球形ケース11と,この球形ケース11内に収められた透明な球形 回転体12とから構成されている。これらのケース11および回転体12は少なくとも 上半分が透明であればよい。または,回転体12の方位を示す記号を外部から見る ための部分のみが透明であればよい。ケース11と回転体12との間には不腐食性の 透明液が満たされている。球形ケース11は転動しないように適当な支持具に支持 されることが好ましい。ケース11および回転体12はたとえば合成樹脂により形成 される。
【0023】 回転体12の下面には重鍾と回転軸を兼ねる金属球15が取付けられている。この 金属球15は回転体12に生じる透明液による浮力に抗して回転体12を沈ませておく 働きをするとともに,球形ケース11の球面状底面の最も深いところに位置して回 転体12を回転可能に保持する。
【0024】 回転体12の内部には,その中心を通って水平に小磁石13が固定されている。こ の小磁石13を含む水平面と球形回転体12の球面とが交わる円周にそって帯状の不 透明膜14が設けられている。この不透明膜14は塗料を塗ることにより,または帯 状テープを貼ることにより形成することができる。そして,不透明膜14の内側面 に方位を示す東,西,南,北等の記号が記入または刻印されている。この記号は 不透明膜14の外面からは見ることができない
【0025】 小磁石13が地磁気にしたがう南北方向に働く力によって回転体12は常に小磁石 13の長手方向が南北方向になるように保持される。不透明膜14の内面に記入され た方位を示す記号は回転体12の各記号の位置する面が向く方位を表わしている。
【0026】 使用者はケース11および回転体12の透明な部分を通して,たとえば斜め上方か ら,不透明膜14の内側面に記入された方位を示す記号を見て,自分が向いている 方位を知ることができる。使用者が向いている方位とこの羅針儀から視認する方 位とは完全に一致する。使用者の左右の方位も羅針儀に記入された方位と一致す る。ケース11内に透明液が満たされているので,空気の屈折率との違いによって 方位を示す記号は拡大されてまたは近くに見えるので非常に見やすい。
【0027】 もし必要ならばケース11の上部に特定の方位(たとえば北)を示す矢印を記入 するかまたは貼付しておくとよい。
【0028】 図2は変形例を示している。この図において図1に示すものと同一物には同一 符号に添字Aを付けて重複説明を避ける。
【0029】 ケース11Aは球形の上,下部を切取った形に形成されている。同じように回転 体12Aも球形の上,下部を切取った形に形成されている。この羅針儀は扁平に形 成されているのでコンパクトでかつ安定であるという特徴をもつ。
【0030】 重りを兼ねる金属軸15Aは下端が錐状に尖っている。また,ケース11Aの底面 の中央には軸受17が固定的に設けられている。この軸受17は金属軸17Aの錐状下 端を回転自在に受けるように錐状にへこんでいる。こうして回転体12Aは回転自 在に保持される。
【0031】 図3から図5は他の実施例を示している。
【0032】 この実施例の羅針儀は,箱状のケース21とこのケース21内に収められた円盤状 の回転体22とを含んでいる。
【0033】 箱状のケース21の一面には透明板28が設けられ,この透明板28から内部を見る ことができる。またケース21の底面中央には錐状凹部をもつ軸受27が設けられて いる。
【0034】 回転体22は,円板22Aと,この円板22Aの周縁から立上った周壁22Bとから構 成され,周壁22Bの内面に方位を示す記号が書かれている。円板22Aの下面の中 心には下方にのびる錐状軸25が設けられ,この軸25が軸受27に受けられることに より,回転体22は水平方向に回転自在に支持されている。円板22A上には小磁石 23がその径方向に取付けられている。
【0035】 ケース21内部に透明液を満たしてもよい。
【0036】 この羅針儀においては,使用者は,図4からよく分るように,透明板28を通し て回転体22の周壁23Bの内面に書かれた記号を見て方位を知ることができる。使 用者の見たケース21の内部が図5に示されている。この場合にも,使用者が羅針 儀から読み取る方位と使用者の向いている方位とは完全に一致する。
【0037】 図6および図7は変形例を示している。これらの図において,図3から図5に 示すものと同一物には同一符号を付し説明を省略する。
【0038】 図6に示す変形例では,透明板28に代えて凸レンズ29が設けられている。回転 体22の周壁内面に書かれた記号の位置は凸レンズ29の焦点の内側にある。したが って,使用者は方位を示す記号を凸レンズ29によって拡大して見ることができる 。
【0039】 これに対して図7に示す変形例では,方位を示す記号は凸レンズ29の焦点の外 側にある。方位を示す記号は回転体の周壁外面に左右上下を反対にして記入され ている。使用者は凸レンズ29を通して倒立した記号(倒立して記入されているの で正しく読める)を読むことになる。
【提出日】平成3年5月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 しかしながら第3のタイプのものは運転または操縦している使用者が進路方向 を変更する際などにながめると,正しく使用者の進行方位を差し示しているが, 使用者の左右の方位と周面外側に方位が記入されている回転体の左右の方位とが 逆になっている。そのため使用者の実際の転向方向とこの回転体の周面外側に記 入された方位の回転方向とが正反対になり,使用者が方位の変更に関して勘違い を起こし易いという問題が ある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 この考案は,真上から見下ろすのではなく,斜め方向から見ることができ,し かも使用者が向いている方位を正しく示すだけでなく左右の方位についても使用 者の方位と羅針儀の方位とが一致する 羅針儀を提供するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によると,使用者が向いている方位と羅針儀が示す方位 とが一致するだけでなく,左右の方位についても同じように一致する。したがっ て,使用者の実際の転向方向とこの羅針儀に記入された方位の回転方向とが一致 し,非常に使い易 いものとなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 使用者はケース11および回転体12の透明な部分を通して,たとえば斜め上方か ら,不透明膜14の内側面に記入された方位を示す記号を見て,自分が向いている 方位を知ることができる。使用者が向いている方位とこの羅針儀から視認する方 位とが一致するだけでなく使用者の左右の方位も羅針儀に記入された方位と一致 する。ケース11内に透明液が満たされているので,空気の屈折率との違いによっ て方位を示す記号は拡大されてまたは近くに見えるので非常に見やすい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】 この羅針儀においては,使用者は,図4からよく分るように,透明板28を通し て回転体22の周壁23Bの内面に書かれた記号を見て方位を知ることができる。使 用者の見たケース21の内部が図5に示されている。この場合にも使用者が羅針儀 から読み取る方位と使用者の向いている方位とが一致するだけでなく使用者の左 右の方位も羅針儀に記入された方位と 一致する。
【提出日】平成3年7月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 しかしながら第3のタイプのものは運転または操縦している使用者が進路方向 を変更する際などにながめると,正しく使用者の進行方位を指し示しているが, 使用者の実際の転向方向とこの回転体の周面外側に記入された方位の回転方向と が正反対になっている。そのため使用者が方位の変更に関して勘違いを起こし易 いという問題がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 この考案は,真上から見下ろすのではなく,斜め方向から見ることができ,し かも使用者が向いている方位を正しく示すだけでなく使用者の実際の方位の変更 の際の転向方向と羅針儀上で視認する方位の視覚的回転方向とが一致する羅針儀 を提供するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【作用】
ケース内に回転自在に保持された回転体はその磁石が地磁気にしたがってほぼ 南北を指す姿勢に保たれる。回転体には回転体の周面が各方位に面する面にその 方位を表わす記号が記入されている。そして,この方位記号は回転体の周面のケ ース外部から見える内側に記入されているから,使用者は各方位の反対側からそ の方位に向って方位記号を見ることになり,使用者が羅針儀上で視認する方位と 使用者が面する方位(進行方向)とが必ず一致する。使用者の実際の方位の変更 の際の転向方向と羅針儀上で視認する方位の視覚的回転方向とが一致する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によると,使用者が向いている方位と羅針儀が示す方位 とが一致するだけでなく,使用者の実際の方位の変更の際の転向方向と羅針儀上 で視認する方位の視覚的回転方向とが一致しているので,使用者の方位変更に際 して転向方向の間違いを起こすことが無いので非常に使い易いものとなる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 しかも使用者は羅針儀を真上から見下げることなく斜め方向(たとえば斜め上 方)から羅針儀の示す方位を見ることができるので,自動車,船舶,飛行機等を 運転または操縦しながら見るのに便利である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 使用者はケース11および回転体12の透明な部分を通して,たとえば斜め上方か ら,不透明膜14の内側面に記入された方位を示す記号を見て,自分が向いている 方位を知ることができる。使用者が向いている方位とこの羅針儀から視認する方 位とが一致するだけでなく使用者の実際の方位の変更の際の転向方向と羅針儀上 で視認する方位の視覚的回転方向とが一致する。ケース11内に透明液が満たされ ているので,空気の屈折率との違いによって方位を示す記号は拡大されてまたは 近くに見えるので非常に見やすい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 もし必要ならばケース11の上部に矢印等を記入するかまたは貼付し,これを自 己の進行方向と一致させた位置におくことで,この矢印付近において矢印に対し ての方位を示す記号の方位と方位を示す記号の回転方向をよりはっきり視認でき ,自己の進行方向の方位と方位変更の際のその転向方向をより容易に分かるよう になる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】 重鐘を兼ねる金属軸15Aは下端が錐状に尖っている。また,ケース11Aの底面 の中央には軸受17が固定的に設けられている。この軸受17は金属軸15Aの錐状下 端を回転自在に受けるように錐状にへこんでいる。こうして回転体12Aは回転自 在に保持される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】 この羅針儀においては,使用者は,図4からよく分るように,透明板28を通し て回転体22の周壁22Bの内面に書かれた記号を見て方位を知ることができる。使 用者の見たケース21の内部が図5に示されている。この場合にも,使用者が羅針 儀から読み取る方位と使用者の向いている方位とが一致するだけでなく使用者の 実際の方位の変更の際の転向方向と羅針儀上で視認する方位の視覚的回転方向と が一致する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】変形例を示す斜視図である。
【図3】他の実施例を示す斜視図である。
【図4】図3に示す羅針儀の断面図である。
【図5】図3に示す羅針儀を用いて方位を知るために使
用者が見る内部を示すものである。
【図6】変形例を示す斜視図である。
【図7】変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
11,11A,21 ケース 12,12A,22 回転体 13,13A,23 小磁石

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石を有する回転体がケース内に水平方
    向に回転自在に保持され,この回転体は上記磁石により
    地磁気にしたがう方位を示す姿勢に保たれるとともに,
    ほぼ垂直に保たれる周面を有し,この周面のケース外部
    から見える内側に上記方位を示す記号が記入されている
    羅針儀。
  2. 【請求項2】 上記ケースが中空でかつ少なくとも上半
    部が透明な第1の球体であり,上記回転体が上記第1の
    球体内に回転自在に収められかつ少なくとも上半部が透
    明な第2の球体であり,上記第2の球体の中心を通る水
    平面が上記第2の球体の球面と交わる線にそって,上記
    方位を示す記号が,上記第2の球体の内面から見えるよ
    うに記入されている,請求項1に記載の羅針儀。
  3. 【請求項3】 上記ケースが中空球体の上下部分を切取
    ることにより形成される形をもちかつ少なくともその上
    半部が透明であり,上記回転体が球体の上下部分を切取
    ることにより形成される形をもちかつ少なくともその上
    半分が透明であり,上記回転体は上記ケース内に収めら
    れ,斜め上方から上記透明部分を通して見える上記回転
    体の内周面にそって上記方位を示す記号が記入されてい
    る,請求項1に記載の羅針儀。
  4. 【請求項4】 上記回転体が平板とその周縁から立上っ
    た周壁とからなる円盤であり,上記周壁の内面に上記方
    位を示す記号が記入されている,請求項1に記載の羅針
    儀。
  5. 【請求項5】 上記ケースが直方体の箱状であり,この
    ケース内に上記円盤が回転自在に保持されており,上記
    箱状ケースの少なくとも一面が透明に形成され,この透
    明部分を通して上記円盤の周壁内面に記入された記号が
    見えるように構成されている,請求項4に記載の羅針
    儀。
  6. 【請求項6】 上記箱状ケースの透明部分が開口であ
    る,請求項5に記載の羅針儀。
  7. 【請求項7】 上記箱状ケースの透明な一面に透明板が
    設けられている,請求項5に記載の羅針儀。
  8. 【請求項8】 上記箱状ケースの透明な一面に凸レンズ
    が設けられている請求項5に記載の羅針儀。
  9. 【請求項9】 上記ケースと回転体との間に透明な液体
    が満たされている,請求項1から5,6および7のいず
    れか一項に記載の羅針儀。
  10. 【請求項10】 磁石を有する回転体がケース内に水平
    方向に回転自在に保持され,この回転体は上記磁石によ
    り地磁気にしたがう方位を示す姿勢に保たれるととも
    に,ほぼ垂直に保たれる周面を有し,この周面に上記方
    位を示す記号が上下,左右を反対にして記入されてお
    り,この記号を外部に倒立して映す位置に凸レンズが設
    けられている羅針儀。
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GB2115149A (en) * 1982-02-12 1983-09-01 Hilvenna Ltd Compass
JPS59151107U (ja) * 1983-03-29 1984-10-09 カ−ク工業株式会社 磁気コンパス
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