JPH05201384A - 空気噴射特徴を有する呼吸調整器 - Google Patents
空気噴射特徴を有する呼吸調整器Info
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- JPH05201384A JPH05201384A JP29758992A JP29758992A JPH05201384A JP H05201384 A JPH05201384 A JP H05201384A JP 29758992 A JP29758992 A JP 29758992A JP 29758992 A JP29758992 A JP 29758992A JP H05201384 A JPH05201384 A JP H05201384A
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- inlet valve
- regulator
- air inlet
- diaphragm
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63C—LAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
- B63C11/00—Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
- B63C11/02—Divers' equipment
- B63C11/18—Air supply
- B63C11/22—Air supply carried by diver
- B63C11/2227—Second-stage regulators
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ユーザの制限された範囲での要求量の調整を
可能とし、使用中ユーザによって容易に調整でき、さら
に使用中ユーザに対してアンバランスまたは困難を引き
起こすような極値調整の可能性を減らすような要求応答
型呼吸システム用の調整装置を提供すること。 【構成】 要求応答型呼吸システム用の呼吸システム調
整器(10)で、空気流入弁(32)を開くのに必要な
要求量を調整し、ユーザが空気流入弁(32)を閉じ方
向に付勢する付勢バネ(40)の引っ張り力を増大また
は減少するのを可能にすると共に、空気流入弁を閉じ方
向に付勢する空気の流れのクッション効果を減少または
増大するのを可能にする調整装置(50、52、54)
を有する。また、2つの位置の間で空気の流れを差し向
け、調整器内ダイアフラム(18)の空気流入弁側の圧
力を調整して、空気流入弁(32)を開くのにユーザに
とって必要な呼吸作用力の大きさを制御する空気噴射装
置(60)が調整可能に位置された調整装置が提供され
る。
可能とし、使用中ユーザによって容易に調整でき、さら
に使用中ユーザに対してアンバランスまたは困難を引き
起こすような極値調整の可能性を減らすような要求応答
型呼吸システム用の調整装置を提供すること。 【構成】 要求応答型呼吸システム用の呼吸システム調
整器(10)で、空気流入弁(32)を開くのに必要な
要求量を調整し、ユーザが空気流入弁(32)を閉じ方
向に付勢する付勢バネ(40)の引っ張り力を増大また
は減少するのを可能にすると共に、空気流入弁を閉じ方
向に付勢する空気の流れのクッション効果を減少または
増大するのを可能にする調整装置(50、52、54)
を有する。また、2つの位置の間で空気の流れを差し向
け、調整器内ダイアフラム(18)の空気流入弁側の圧
力を調整して、空気流入弁(32)を開くのにユーザに
とって必要な呼吸作用力の大きさを制御する空気噴射装
置(60)が調整可能に位置された調整装置が提供され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、スキューバダイ
ビングなどのダイビングで使われる要求応答型呼吸シス
テムと組み合わされた呼吸調整器に関し、特にユーザに
供給される空気やその他の気体あるいは混合気体の量が
ユーザの呼吸要求によって決まり、また使用中ユーザに
よって調整可能であるような前記システム用の調整器に
関するものである。
ビングなどのダイビングで使われる要求応答型呼吸シス
テムと組み合わされた呼吸調整器に関し、特にユーザに
供給される空気やその他の気体あるいは混合気体の量が
ユーザの呼吸要求によって決まり、また使用中ユーザに
よって調整可能であるような前記システム用の調整器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダイビング特にスキューバダイビングで
使われる要求応答型呼吸システムにおいては通例、呼吸
可能な空気またはその他の呼吸可能な混合気体(以下簡
単化のため「空気」と称する)のタンクと、該タンクに
設けられ、圧力調整の第1段階として空気の圧力をほぼ
140psiに減圧する弁と、第2段階の調整として、
空気の圧力をユーザの呼吸要求に従ってさらに減圧及び
制御する調整器と、該調整器に気体連通されたマウスピ
ースで、これを介してユーザが呼吸しシステムから空気
を受け取るマウスピースとが用いられる。一般的に、調
整器ではユーザの呼吸要求を検知するフレキシブルなダ
イアフラムを用い、吸い込み時にこのダイアフラムが第
1の方向に変位して調整器内の弁を開き、タンクの弁か
らマウスピースさらにユーザへと空気を流入させる。吐
き出し時には、マウスピースを通過して調整器に入る吐
き出された空気が圧力を上昇させ、ダイアフラムを第2
つまり反対の方向に変位して調整器内の弁を閉じると同
時に、調整器内の上昇した圧力によって、調整器内の空
気の一部が排出され、ダイアフラムに加わる圧力を均等
化する。空気の排出はダイアフラムまたはその一部のダ
イアフラム座からの変位によってなされ、ダイアフラム
とその座との間あるいは別個の排気弁を介して可能であ
る。
使われる要求応答型呼吸システムにおいては通例、呼吸
可能な空気またはその他の呼吸可能な混合気体(以下簡
単化のため「空気」と称する)のタンクと、該タンクに
設けられ、圧力調整の第1段階として空気の圧力をほぼ
140psiに減圧する弁と、第2段階の調整として、
空気の圧力をユーザの呼吸要求に従ってさらに減圧及び
制御する調整器と、該調整器に気体連通されたマウスピ
ースで、これを介してユーザが呼吸しシステムから空気
を受け取るマウスピースとが用いられる。一般的に、調
整器ではユーザの呼吸要求を検知するフレキシブルなダ
イアフラムを用い、吸い込み時にこのダイアフラムが第
1の方向に変位して調整器内の弁を開き、タンクの弁か
らマウスピースさらにユーザへと空気を流入させる。吐
き出し時には、マウスピースを通過して調整器に入る吐
き出された空気が圧力を上昇させ、ダイアフラムを第2
つまり反対の方向に変位して調整器内の弁を閉じると同
時に、調整器内の上昇した圧力によって、調整器内の空
気の一部が排出され、ダイアフラムに加わる圧力を均等
化する。空気の排出はダイアフラムまたはその一部のダ
イアフラム座からの変位によってなされ、ダイアフラム
とその座との間あるいは別個の排気弁を介して可能であ
る。
【0003】こうした一般的な要求応答型呼吸システム
に関連して、特に深海でのダイビングなど必要とされる
要求が水面や水面近くの環境状況と比べ変化する状況下
で、調整器内の弁を開くつまり開弁したり、吐き出され
た空気を排出するのに必要な呼吸要求の量を減少あるい
は制御するため、種々改良が行われてきている。
に関連して、特に深海でのダイビングなど必要とされる
要求が水面や水面近くの環境状況と比べ変化する状況下
で、調整器内の弁を開くつまり開弁したり、吐き出され
た空気を排出するのに必要な呼吸要求の量を減少あるい
は制御するため、種々改良が行われてきている。
【0004】かかる改良には、Christianso
nに付与された米国特許第4,147,176号に開示
されているように、ダイアフラム用の円錐状台を設け、
可変の有効領域を与えると共に、ダイアフラムが排気弁
として機能可能とすることが含まれる。また同米国特許
第4,147,176号は、調整器内の弁の下流側に開
口して空気の流れを差し向ける吸入器も提供しており、
さらにその一実施例では、ユーザによって空気流の方向
を調整するようにしている。しかし同特許に開示された
構成では、呼吸サイクルの一部でユーザが空気流の方向
を調整して好ましい呼吸要求量を得ることができるが、
呼吸サイクルの別の一部でその調整を行うと、誤調整を
引き起こしたり、手ごろでないあるいは困難でさえある
動作を生じることがある。
nに付与された米国特許第4,147,176号に開示
されているように、ダイアフラム用の円錐状台を設け、
可変の有効領域を与えると共に、ダイアフラムが排気弁
として機能可能とすることが含まれる。また同米国特許
第4,147,176号は、調整器内の弁の下流側に開
口して空気の流れを差し向ける吸入器も提供しており、
さらにその一実施例では、ユーザによって空気流の方向
を調整するようにしている。しかし同特許に開示された
構成では、呼吸サイクルの一部でユーザが空気流の方向
を調整して好ましい呼吸要求量を得ることができるが、
呼吸サイクルの別の一部でその調整を行うと、誤調整を
引き起こしたり、手ごろでないあるいは困難でさえある
動作を生じることがある。
【0005】従来試みられている別の改良はGarra
ffaに付与された米国特許第4,796,618号に
開示されており、これでは調整可能な流れ羽根がマウス
ピースへ向かう空気の流れ中に設けられ、マウスピース
へ向かうまたはそこからの空気流の一部をそらせるよう
にしている。同米国特許第4,796,618号に開示
された構成では、羽根がユーザによって極値間で調整可
能であり、ユーザに必要な呼吸要求量に対し、空気流を
差し向ける補助効果が実質上無効可能となり得る。この
ような補助効果の無効は、適度でない呼吸要求量やユー
ザによる呼吸の困難を引き起こすことがある。つまりこ
の構成の欠点は、主空気流の一部をマウスピースからそ
らせると、ユーザへの空気の供給が阻害されてしまう点
にある。
ffaに付与された米国特許第4,796,618号に
開示されており、これでは調整可能な流れ羽根がマウス
ピースへ向かう空気の流れ中に設けられ、マウスピース
へ向かうまたはそこからの空気流の一部をそらせるよう
にしている。同米国特許第4,796,618号に開示
された構成では、羽根がユーザによって極値間で調整可
能であり、ユーザに必要な呼吸要求量に対し、空気流を
差し向ける補助効果が実質上無効可能となり得る。この
ような補助効果の無効は、適度でない呼吸要求量やユー
ザによる呼吸の困難を引き起こすことがある。つまりこ
の構成の欠点は、主空気流の一部をマウスピースからそ
らせると、ユーザへの空気の供給が阻害されてしまう点
にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのため、呼吸サイク
ルのほぼ全範囲にわたってユーザの呼吸要求を選択的に
補助すると共に、要求量のユーザによる選択的な調整及
びその使用中におけるシステムのスムーズな動作を可能
とする要求応答型呼吸システム用の調整装置が必要とさ
れている。
ルのほぼ全範囲にわたってユーザの呼吸要求を選択的に
補助すると共に、要求量のユーザによる選択的な調整及
びその使用中におけるシステムのスムーズな動作を可能
とする要求応答型呼吸システム用の調整装置が必要とさ
れている。
【0007】本発明の目的は、ユーザの制限された範囲
での要求量の調整を可能とし、システムの使用中ユーザ
によって容易に調整でき、さらにシステムの使用中ユー
ザに対してアンバランスまたは困難を引き起こすような
極値調整の可能性を減らすような要求応答型呼吸システ
ム用の調整装置を提供することにある。
での要求量の調整を可能とし、システムの使用中ユーザ
によって容易に調整でき、さらにシステムの使用中ユー
ザに対してアンバランスまたは困難を引き起こすような
極値調整の可能性を減らすような要求応答型呼吸システ
ム用の調整装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記及びその他
の目的は、第2段の調整器に関連して、弁を開きつまり
開弁し、空気流の一部を弁から導くのに必要な力の大き
さが選択的に調整可能であり、その時点の状態下でユー
ザによって必要とされる快適な呼吸を行う点でユーザを
補助する調整装置を提供することによって達成される。
の目的は、第2段の調整器に関連して、弁を開きつまり
開弁し、空気流の一部を弁から導くのに必要な力の大き
さが選択的に調整可能であり、その時点の状態下でユー
ザによって必要とされる快適な呼吸を行う点でユーザを
補助する調整装置を提供することによって達成される。
【0009】従って本発明の目的は、ダイアフラム、空
気流入弁及びマウスピース管を有するセカンドステージ
ダイビング用調整器において:(a)空気流入弁ステム
保持手段が調整器内に位置されて軸方向に調整可能であ
り、調整可能なバネ付勢手段の一部を保持すると共に、
空気流入弁ステムの一部を内部で移動可能に保持し、さ
らに空気流入弁ステムの一部が内部に保持され、空気流
入弁ステムからの空気の流れを受け取って空気流入弁ス
テムを弁座の方に向かって空圧付勢するチャンバを形成
することによって、空気流入弁ステムの位置を空気流入
弁ステム保持手段と弁座との間でバランスさせ、空気流
入弁ステムが弁座と接触してないとき、空気流入弁の開
きを抑制し、さらに(b)空気噴射手段が前記調整器内
に取り付けられ、空気流入弁と接続されると共に、調整
器の外部に位置して調整器内で空気噴射手段を調整し、
空気流入弁からの空気の流れを空気流入弁からの主空気
流と別個に供給して方向決めする回転可能な調整手段を
有しており、該調整手段がマウスピース管と対面しダイ
アフラムと反対の方向を向いた第1の位置と、ダイアフ
ラムと対面しマウスピース管と反対の方向を向いた第2
の位置との間で調整可能に向き決めされ、空気流入弁か
らマウスピース管へ流れる空気の圧力を調整しダイアフ
ラムの空気流入弁側における圧力を調整することによっ
て、ダイアフラムの位置を選択的に調整し、ユーザが空
気流入弁を開くのに必要な呼吸作用力の大きさを制御す
ることを特徴とする調整器を提供することにある。
気流入弁及びマウスピース管を有するセカンドステージ
ダイビング用調整器において:(a)空気流入弁ステム
保持手段が調整器内に位置されて軸方向に調整可能であ
り、調整可能なバネ付勢手段の一部を保持すると共に、
空気流入弁ステムの一部を内部で移動可能に保持し、さ
らに空気流入弁ステムの一部が内部に保持され、空気流
入弁ステムからの空気の流れを受け取って空気流入弁ス
テムを弁座の方に向かって空圧付勢するチャンバを形成
することによって、空気流入弁ステムの位置を空気流入
弁ステム保持手段と弁座との間でバランスさせ、空気流
入弁ステムが弁座と接触してないとき、空気流入弁の開
きを抑制し、さらに(b)空気噴射手段が前記調整器内
に取り付けられ、空気流入弁と接続されると共に、調整
器の外部に位置して調整器内で空気噴射手段を調整し、
空気流入弁からの空気の流れを空気流入弁からの主空気
流と別個に供給して方向決めする回転可能な調整手段を
有しており、該調整手段がマウスピース管と対面しダイ
アフラムと反対の方向を向いた第1の位置と、ダイアフ
ラムと対面しマウスピース管と反対の方向を向いた第2
の位置との間で調整可能に向き決めされ、空気流入弁か
らマウスピース管へ流れる空気の圧力を調整しダイアフ
ラムの空気流入弁側における圧力を調整することによっ
て、ダイアフラムの位置を選択的に調整し、ユーザが空
気流入弁を開くのに必要な呼吸作用力の大きさを制御す
ることを特徴とする調整器を提供することにある。
【0010】
【作用】すなわち本発明による要求応答型呼吸システム
用の呼吸システム調整器においては、調整装置によって
空気流入弁を開くのに必要な要求量を調整し、ユーザが
空気流入弁を閉じ方向に付勢する付勢バネの引っ張り力
を増大または減少可能であると共に、空気流入弁を閉じ
方向に付勢する空気の流れのクッション効果を減少また
は増大可能である。また、空気噴射装置が調整可能に位
置され、2つの位置の間で空気の流れを差し向け、調整
器内ダイアフラムの空気流入弁側の圧力を調整して、空
気流入弁を開くのにユーザにとって必要な呼吸作用力の
大きさを制御する。
用の呼吸システム調整器においては、調整装置によって
空気流入弁を開くのに必要な要求量を調整し、ユーザが
空気流入弁を閉じ方向に付勢する付勢バネの引っ張り力
を増大または減少可能であると共に、空気流入弁を閉じ
方向に付勢する空気の流れのクッション効果を減少また
は増大可能である。また、空気噴射装置が調整可能に位
置され、2つの位置の間で空気の流れを差し向け、調整
器内ダイアフラムの空気流入弁側の圧力を調整して、空
気流入弁を開くのにユーザにとって必要な呼吸作用力の
大きさを制御する。
【0011】
【実施例】以下本発明の好ましい実施例を、添付の図面
を参照しながら例示としてのみ説明する。
を参照しながら例示としてのみ説明する。
【0012】ここで図面、すなわち図1−3を参照する
と、調整器10が示してあり、調整器10と一体とし得
るマウスピース管12が取り付けられている。マウスピ
ース(図示せず)がマウスピース管12に固定され、当
該分野で周知なように流体の漏れに対し密封されてい
る。要求応答型呼吸システムでは、調整器10が通常タ
ンクに取り付けられた第1の弁(図示せず)を介して、
与圧下の空気またはその他の呼吸可能な混合気体(以下
簡単化のため「空気」と称する)用のタンクと気体連通
されている。タンク及び第1の弁からの空気は導管14
によって調整器10に運ばれ、導管14は可撓性の管ま
たはホースとし得、スエージ部またはフランジ15を有
し、対応した肩17(図3)を有する保持キャップ16
によって調整器10に固定されている。タンクは通常ユ
ーザの背中に背負われ、マウスピースがユーザの口の中
に入れられ、導管14がタンクとマウスピースとの間に
延びるように位置される。
と、調整器10が示してあり、調整器10と一体とし得
るマウスピース管12が取り付けられている。マウスピ
ース(図示せず)がマウスピース管12に固定され、当
該分野で周知なように流体の漏れに対し密封されてい
る。要求応答型呼吸システムでは、調整器10が通常タ
ンクに取り付けられた第1の弁(図示せず)を介して、
与圧下の空気またはその他の呼吸可能な混合気体(以下
簡単化のため「空気」と称する)用のタンクと気体連通
されている。タンク及び第1の弁からの空気は導管14
によって調整器10に運ばれ、導管14は可撓性の管ま
たはホースとし得、スエージ部またはフランジ15を有
し、対応した肩17(図3)を有する保持キャップ16
によって調整器10に固定されている。タンクは通常ユ
ーザの背中に背負われ、マウスピースがユーザの口の中
に入れられ、導管14がタンクとマウスピースとの間に
延びるように位置される。
【0013】調整器10は、その内部に装着されハウジ
ング20によって支持されたダイアフラム18を含み、
ハウジンク20はダイアフラム18を保持しながら、ダ
イアフラム18の空気流入側、すなわちマウスピース管
12を向いた側に加わる空気圧の変化に応じてダイアフ
ラム18を変位可能としている。ダイアフラム18とハ
ウジング20はカバー22によって閉じられ、(不図示
の)開口が吐き出された空気を調整器10から逃げられ
るようにすると共に、周囲から流体、例えば本呼吸シス
テムがダイビングで使われる場合には水を流入させ、ダ
イアフラム18の反対側へ圧力が加わるようにしてい
る。カバー22は、一つには後で説明する目的からフレ
キシブルであるのが好ましい。ダイアフラム18は、そ
れがマウスピース管12から離れる方向にいっぱいまで
変位した後、ダイアフラム18の空気流入側に加わる空
気圧によって変位可能な排気弁または排気部24を含む
こともできる。またダイアフラム18は、ダイアフラム
18の流入側の空気が通過して排気部24に圧力を加え
るボート26を含むこともできる。
ング20によって支持されたダイアフラム18を含み、
ハウジンク20はダイアフラム18を保持しながら、ダ
イアフラム18の空気流入側、すなわちマウスピース管
12を向いた側に加わる空気圧の変化に応じてダイアフ
ラム18を変位可能としている。ダイアフラム18とハ
ウジング20はカバー22によって閉じられ、(不図示
の)開口が吐き出された空気を調整器10から逃げられ
るようにすると共に、周囲から流体、例えば本呼吸シス
テムがダイビングで使われる場合には水を流入させ、ダ
イアフラム18の反対側へ圧力が加わるようにしてい
る。カバー22は、一つには後で説明する目的からフレ
キシブルであるのが好ましい。ダイアフラム18は、そ
れがマウスピース管12から離れる方向にいっぱいまで
変位した後、ダイアフラム18の空気流入側に加わる空
気圧によって変位可能な排気弁または排気部24を含む
こともできる。またダイアフラム18は、ダイアフラム
18の流入側の空気が通過して排気部24に圧力を加え
るボート26を含むこともできる。
【0014】調整器10はさらに、ダイアフラム18の
一部に通常当接する一端位置30を有するレバー28を
含み、従ってレバー28はダイアフラム18の移動に応
じて移動する。レバー28の機能については、後で詳し
く説明する。
一部に通常当接する一端位置30を有するレバー28を
含み、従ってレバー28はダイアフラム18の移動に応
じて移動する。レバー28の機能については、後で詳し
く説明する。
【0015】調整器10は空気流入弁32を含み、この
空気流入弁32は弁ハウジンク34内の導管14と整合
され連結されるのが望ましい。導管14と隣接したハウ
ジング34の端部が弁座36を支持し、弁ステム38が
弁座36に対し付勢バネ40によって通常当接保持され
ているが、付勢バネ40の力に抗しハウジング34内で
弁座36から離れる方向に移動可能である。弁座36と
弁座リテーナ37は共に金属で形成され、そのため導管
14から比較的高い圧力の空気を受け取るこれらの部品
は、それらをプラスチックで形成した場合には生じるか
もしれない変形を引き起こすことなく、上記圧力に耐え
られる。この構成により、剛性プラスチックからなるハ
ウジンク34は導管14からの比較的高い圧力の空気に
さらされない。弁ステム38はレバー28に対して、ダ
イアフラム18のマウスピース12へ向かう変位でレバ
ー28が変位し、弁ステム38を弁座36から離れる方
向に移動させる一方、反対方向へ向かうその後のダイア
フラム18の変位でレバー28がその通常位置に戻り、
弁ステム38も弁座36に対してその通常位置へ戻るよ
うに結合されている。弁座36は比較的微細なネジ山3
7’によってリテーナ37に固定され、これによりリテ
ーナ37に対して弁座36を前進または後退させ、レバ
ー28及びレバー28がダイアフラム18と係合するハ
ウジング20内の地点を初めに位置決めつまり設定す
る。またキャップ16、導管14及びリテーナ37を取
り外すことで、弁座36をリテーナ37からネジを緩め
て外し交換可能である。
空気流入弁32は弁ハウジンク34内の導管14と整合
され連結されるのが望ましい。導管14と隣接したハウ
ジング34の端部が弁座36を支持し、弁ステム38が
弁座36に対し付勢バネ40によって通常当接保持され
ているが、付勢バネ40の力に抗しハウジング34内で
弁座36から離れる方向に移動可能である。弁座36と
弁座リテーナ37は共に金属で形成され、そのため導管
14から比較的高い圧力の空気を受け取るこれらの部品
は、それらをプラスチックで形成した場合には生じるか
もしれない変形を引き起こすことなく、上記圧力に耐え
られる。この構成により、剛性プラスチックからなるハ
ウジンク34は導管14からの比較的高い圧力の空気に
さらされない。弁ステム38はレバー28に対して、ダ
イアフラム18のマウスピース12へ向かう変位でレバ
ー28が変位し、弁ステム38を弁座36から離れる方
向に移動させる一方、反対方向へ向かうその後のダイア
フラム18の変位でレバー28がその通常位置に戻り、
弁ステム38も弁座36に対してその通常位置へ戻るよ
うに結合されている。弁座36は比較的微細なネジ山3
7’によってリテーナ37に固定され、これによりリテ
ーナ37に対して弁座36を前進または後退させ、レバ
ー28及びレバー28がダイアフラム18と係合するハ
ウジング20内の地点を初めに位置決めつまり設定す
る。またキャップ16、導管14及びリテーナ37を取
り外すことで、弁座36をリテーナ37からネジを緩め
て外し交換可能である。
【0016】弁ステム38が弁座36から離れる方向に
移動すると、導管14からの空気が弁座36と弁ステム
38の端部42との間を通過し、ハウジング34によっ
て形成されたキャビティ44内へと流入する。端部42
は弁座36に対する弁ステム38の閉鎖つまり着座を緩
衝するため非金属材料で形成されるのが好ましく、導管
14からの空気の流れの一部を通す中心孔39を含む。
弁ステム38の残りの部分も中央孔39’を含み、前記
端部42の中心孔39を通過した空気の流れがここを通
過する。弁ステム38の反対端部はリテーナ46に保持
され、リテーナ46内で軸方向に移動自在である。また
リテーナ46は付勢バネ40を保持して圧力を加えると
共に、弁ステム38の中心孔39’を通過した空気の流
れを受け取るチャンバ48を後述する目的で形成してい
る。
移動すると、導管14からの空気が弁座36と弁ステム
38の端部42との間を通過し、ハウジング34によっ
て形成されたキャビティ44内へと流入する。端部42
は弁座36に対する弁ステム38の閉鎖つまり着座を緩
衝するため非金属材料で形成されるのが好ましく、導管
14からの空気の流れの一部を通す中心孔39を含む。
弁ステム38の残りの部分も中央孔39’を含み、前記
端部42の中心孔39を通過した空気の流れがここを通
過する。弁ステム38の反対端部はリテーナ46に保持
され、リテーナ46内で軸方向に移動自在である。また
リテーナ46は付勢バネ40を保持して圧力を加えると
共に、弁ステム38の中心孔39’を通過した空気の流
れを受け取るチャンバ48を後述する目的で形成してい
る。
【0017】本発明の調整装置は、リテーナ46を弁座
36に対して接近及び離反するように軸方向に移動さ
せ、呼吸システムの使用中ユーザによって付勢バネ40
の引っ張り力の調整を行う調整機構を含んでいる。図示
のごとく調整機構は、ハウジング34内に回転可能に支
持され且つそこから延出した非金属製シャフト50と、
ハウジング34から外側へ延出したシャフト50の一部
に装着されシャフト50に固定された非金属製ノブ52
とを含み、シャフト50上のスプライン54がノブ52
上の対応したスプラインと係合することによってノブ5
2はシャフト50と共に回転する。シャフト50の反対
端部はネジ切りされ、リテーナ46の端部に形成された
雌ネジ56と噛み合う。ノブ52は自由に回転可能でな
く、また細いシャフトから突出しないように取り付けら
れ、意図せず簡単に回転したり、あるいは構造物に引っ
かかったりする可能性が生じるのを取り除いている。
36に対して接近及び離反するように軸方向に移動さ
せ、呼吸システムの使用中ユーザによって付勢バネ40
の引っ張り力の調整を行う調整機構を含んでいる。図示
のごとく調整機構は、ハウジング34内に回転可能に支
持され且つそこから延出した非金属製シャフト50と、
ハウジング34から外側へ延出したシャフト50の一部
に装着されシャフト50に固定された非金属製ノブ52
とを含み、シャフト50上のスプライン54がノブ52
上の対応したスプラインと係合することによってノブ5
2はシャフト50と共に回転する。シャフト50の反対
端部はネジ切りされ、リテーナ46の端部に形成された
雌ネジ56と噛み合う。ノブ52は自由に回転可能でな
く、また細いシャフトから突出しないように取り付けら
れ、意図せず簡単に回転したり、あるいは構造物に引っ
かかったりする可能性が生じるのを取り除いている。
【0018】ユーザがノブ52を意図的に調整すると、
シャフト50はハウジング34内で回転するが、軸方向
には移動しない。その代わり、リテーナ46がシャフト
50との噛み合い係合によってキャビティ44内で軸方
向に移動し、付勢バネ40の引っ張り力を調整する。好
ましい実施例において、リテーナ46はスプライン57
を備えており、スプライン57はハウジング34に形成
されたトラック58と係合する。ノブ52を回転してリ
テーナ46を弁座36の方に前進させ、雌ネジ56の限
界を越えると、ついにはネジ山が噛み合わなくなり、リ
テーナ46はそれ以上前進せず、付勢バネ40がリテー
ナ46をシャフト50の端部に当接した状態で保持す
る。その後反対方向に調整すると、付勢バネ40がリテ
ーナ46に付勢作用を及ぼしているためネジ山は再び係
合する。リテーナ46を一杯に引き出すと空気流入弁3
2が開き、導管14からマウスピース12へ自由に空気
が流れ、この状態をユーザに警告するため、リテーナ4
6を付勢バネ40及び弁ステム38から完全に引き出し
てしまうユーザによる過剰調整は防がれる。つまり、ノ
ブ52の回転で付勢バネ40の引っ張り力が選択的に増
大または減少されることによって、リテーナ46と弁座
36間における弁ステム38のバランスが調整可能であ
り、また弁ステム38が弁座36と接触していないとき
は、付勢バネ40の引っ張り力の調整により、空気流入
弁32の開きが抑制される。すなわち本調整機構は、調
整を制限する一方で、過剰調整がなされようとした場合
それによる損傷を防止する。
シャフト50はハウジング34内で回転するが、軸方向
には移動しない。その代わり、リテーナ46がシャフト
50との噛み合い係合によってキャビティ44内で軸方
向に移動し、付勢バネ40の引っ張り力を調整する。好
ましい実施例において、リテーナ46はスプライン57
を備えており、スプライン57はハウジング34に形成
されたトラック58と係合する。ノブ52を回転してリ
テーナ46を弁座36の方に前進させ、雌ネジ56の限
界を越えると、ついにはネジ山が噛み合わなくなり、リ
テーナ46はそれ以上前進せず、付勢バネ40がリテー
ナ46をシャフト50の端部に当接した状態で保持す
る。その後反対方向に調整すると、付勢バネ40がリテ
ーナ46に付勢作用を及ぼしているためネジ山は再び係
合する。リテーナ46を一杯に引き出すと空気流入弁3
2が開き、導管14からマウスピース12へ自由に空気
が流れ、この状態をユーザに警告するため、リテーナ4
6を付勢バネ40及び弁ステム38から完全に引き出し
てしまうユーザによる過剰調整は防がれる。つまり、ノ
ブ52の回転で付勢バネ40の引っ張り力が選択的に増
大または減少されることによって、リテーナ46と弁座
36間における弁ステム38のバランスが調整可能であ
り、また弁ステム38が弁座36と接触していないとき
は、付勢バネ40の引っ張り力の調整により、空気流入
弁32の開きが抑制される。すなわち本調整機構は、調
整を制限する一方で、過剰調整がなされようとした場合
それによる損傷を防止する。
【0019】本発明の調整装置はさらに、図1と図2に
最も分かりやすく示してあり、全体を参照番号60で表
した調整可能な空気噴射装置を含んでいる。空気噴射装
置60は空気噴射管62を含むものとして示してあり、
その開口端つまり入口64が空気流入弁用ハウジング3
4のキャビティ44と気体連通されている。尚ここで、
入口64は空気の主流とは別個にキャビティ44と気体
連通されている点に留意すべきである。空気噴射管62
はその両端間に出口66を有し、入口64と反対側の上
端は閉じられている。出口66は直径ほぼ1/8インチ
の小円状の開口とし、そこを通る流速がキャビティ44
からマウスピース管12へ差し向けられる空気の流速よ
り速くなるようにするのが好ましい。空気噴射管62は
調整器10の外側に配置されたノブ68と一体状で、ノ
ブ68と共に調整自在に回転可能であり、これら空気噴
射管62とノブ68はクリップまたはスナップリング7
0によって保持されている。
最も分かりやすく示してあり、全体を参照番号60で表
した調整可能な空気噴射装置を含んでいる。空気噴射装
置60は空気噴射管62を含むものとして示してあり、
その開口端つまり入口64が空気流入弁用ハウジング3
4のキャビティ44と気体連通されている。尚ここで、
入口64は空気の主流とは別個にキャビティ44と気体
連通されている点に留意すべきである。空気噴射管62
はその両端間に出口66を有し、入口64と反対側の上
端は閉じられている。出口66は直径ほぼ1/8インチ
の小円状の開口とし、そこを通る流速がキャビティ44
からマウスピース管12へ差し向けられる空気の流速よ
り速くなるようにするのが好ましい。空気噴射管62は
調整器10の外側に配置されたノブ68と一体状で、ノ
ブ68と共に調整自在に回転可能であり、これら空気噴
射管62とノブ68はクリップまたはスナップリング7
0によって保持されている。
【0020】図1は第1の位置にある空気噴射管62を
示しており、出口66がマウスピース管12と対向し、
ダイアフラム18と反対側の方を向いている。図2は第
2の位置にある空気噴射管62を示しており、出口66
がダイアフラム18と対向し、マウスピース管12と反
対側の方を向いている。ノブ68が上記第1及び第2の
両位置間の第3の位置に調整され、出口66が側方を向
くように、つまりダイアフラム18でもマウスピース管
12でもない方向を向くように空気噴射管62が位置さ
れることも考えられる。尚ここで、空気噴射管62につ
いてこれら3つの基本位置を述べたが、空気噴射管62
は図1と図2に示した両位置間で無制限に調整可能であ
る。
示しており、出口66がマウスピース管12と対向し、
ダイアフラム18と反対側の方を向いている。図2は第
2の位置にある空気噴射管62を示しており、出口66
がダイアフラム18と対向し、マウスピース管12と反
対側の方を向いている。ノブ68が上記第1及び第2の
両位置間の第3の位置に調整され、出口66が側方を向
くように、つまりダイアフラム18でもマウスピース管
12でもない方向を向くように空気噴射管62が位置さ
れることも考えられる。尚ここで、空気噴射管62につ
いてこれら3つの基本位置を述べたが、空気噴射管62
は図1と図2に示した両位置間で無制限に調整可能であ
る。
【0021】さらに空気流入弁用ハウジング34は、マ
ウスピース管12の方を向いてそこに通じる出口ポート
72を含み、空気流入弁のキャビティ44からの主空気
流がその出口ポート72を介してマウスピース管12の
方に向かって流れる。出口ポート72は細長い矩形とし
て構成されるのが好ましく、出口ポート72の上縁は、
キャビティ44からの主空気流をマウスピース管12の
方へ差し向けるクサビ状部材74によって画成されてい
る。キャビティ44の容積と比べて狭い出口ポート72
は、主空気流が出口ポート72を通ってマウスピース管
12内へ流入するときその主空気流にベンチュリ効果を
生じ、ユーザによる空気流の吸い込みを補助する。
ウスピース管12の方を向いてそこに通じる出口ポート
72を含み、空気流入弁のキャビティ44からの主空気
流がその出口ポート72を介してマウスピース管12の
方に向かって流れる。出口ポート72は細長い矩形とし
て構成されるのが好ましく、出口ポート72の上縁は、
キャビティ44からの主空気流をマウスピース管12の
方へ差し向けるクサビ状部材74によって画成されてい
る。キャビティ44の容積と比べて狭い出口ポート72
は、主空気流が出口ポート72を通ってマウスピース管
12内へ流入するときその主空気流にベンチュリ効果を
生じ、ユーザによる空気流の吸い込みを補助する。
【0022】動作時、空気流入弁32は当初バネ40の
付勢力によって閉じられており、この閉じ作用は、導管
14から弁ステム38の中心孔を通過してチャンバ48
に入り、弁座36と反対側の弁ステム38の端部にぶつ
かる空気流によって補助される。ユーザが空気を吸い込
むと、調整器10の内部でダイアフラム18とマウスピ
ース管12との間に形成されたキャビティから空気が引
き込まれ、ダイアフラム18をマウスピース管12の方
に向かって変位させ、さらにレバー28を変位させるこ
とによって、弁ステム38を弁座36から離反する方向
に移動する。従って、導管14からの主空気流は弁座3
6と弁ステム38との間を流れ、キャビティ44と出口
ポート72を通ってマウスピース管12内へ入り、マウ
スピースを経てユーザに至る。
付勢力によって閉じられており、この閉じ作用は、導管
14から弁ステム38の中心孔を通過してチャンバ48
に入り、弁座36と反対側の弁ステム38の端部にぶつ
かる空気流によって補助される。ユーザが空気を吸い込
むと、調整器10の内部でダイアフラム18とマウスピ
ース管12との間に形成されたキャビティから空気が引
き込まれ、ダイアフラム18をマウスピース管12の方
に向かって変位させ、さらにレバー28を変位させるこ
とによって、弁ステム38を弁座36から離反する方向
に移動する。従って、導管14からの主空気流は弁座3
6と弁ステム38との間を流れ、キャビティ44と出口
ポート72を通ってマウスピース管12内へ入り、マウ
スピースを経てユーザに至る。
【0023】空気流入弁32を開くつまり開弁するのに
必要なユーザの吸い込みの作用力または要求量は、ユー
ザがノブ52を調整し、リテーナ46が付勢バネ40の
引っ張り力を増大または減少させることによって調整可
能である。付勢バネ40の引っ張り力の増加は空気流入
弁32を開くユーザの吸い込み要求量を大きくする一
方、付勢バネ40の引っ張り力の減少は反対の結果を生
じる。また有利な点として、スプラインを介したシャフ
ト50とノブ52の結合構成及びシャフト50とリテー
ナ46との間のネジ噛み合いによる確実な結合が、ノブ
52の調整を意図しないのに不測の調整が行われるのを
防ぎ、弁ステム38が偶然または不測の誤調整から保護
される。さらにノブ52、シャフト50及びリテーナ4
6を非金属材料で形成したため、例えばシステムが冷た
い水中へのダイビングで使われる場合や、あるいは深海
へのダイビングで低温の水中で使われる場合など、一部
には温度の変化によって、それらの構成部品が金属製で
あったなら生じるかもしれないリテーナ46に加わる変
化も減少される。
必要なユーザの吸い込みの作用力または要求量は、ユー
ザがノブ52を調整し、リテーナ46が付勢バネ40の
引っ張り力を増大または減少させることによって調整可
能である。付勢バネ40の引っ張り力の増加は空気流入
弁32を開くユーザの吸い込み要求量を大きくする一
方、付勢バネ40の引っ張り力の減少は反対の結果を生
じる。また有利な点として、スプラインを介したシャフ
ト50とノブ52の結合構成及びシャフト50とリテー
ナ46との間のネジ噛み合いによる確実な結合が、ノブ
52の調整を意図しないのに不測の調整が行われるのを
防ぎ、弁ステム38が偶然または不測の誤調整から保護
される。さらにノブ52、シャフト50及びリテーナ4
6を非金属材料で形成したため、例えばシステムが冷た
い水中へのダイビングで使われる場合や、あるいは深海
へのダイビングで低温の水中で使われる場合など、一部
には温度の変化によって、それらの構成部品が金属製で
あったなら生じるかもしれないリテーナ46に加わる変
化も減少される。
【0024】好ましい実施例では空気噴射管62とノブ
68を含む調整可能な空気噴射装置60が存在すること
で、ユーザによる調整が、調整器を動作させるのに必要
な作用力または要求量を補助することもあるいは削減す
ることもできる。空気噴射管62が第1の位置にあって
出口66がマウスピース管12の方を向いているとき、
入口64を通過し出口66から出る空気の流れは、出口
ポート72を通過する主空気流に比較的高い速度で付加
され、空気をユーザの口の中へと噴射する。さらに、空
気噴射管62の作用によってダイアフラム18の空気流
入側で吸引作用が生じ、その結果吸い込み時に、ダイア
フラム18の早期な変位と空気流入弁32の比較的容易
な開口がもたらされる。
68を含む調整可能な空気噴射装置60が存在すること
で、ユーザによる調整が、調整器を動作させるのに必要
な作用力または要求量を補助することもあるいは削減す
ることもできる。空気噴射管62が第1の位置にあって
出口66がマウスピース管12の方を向いているとき、
入口64を通過し出口66から出る空気の流れは、出口
ポート72を通過する主空気流に比較的高い速度で付加
され、空気をユーザの口の中へと噴射する。さらに、空
気噴射管62の作用によってダイアフラム18の空気流
入側で吸引作用が生じ、その結果吸い込み時に、ダイア
フラム18の早期な変位と空気流入弁32の比較的容易
な開口がもたらされる。
【0025】空気噴射管62が第2の位置にあるとき
は、入口64からの空気の流れがダイアフラム18へ差
し向けられ、ダイアフラム18の空気流入側の圧力を増
加させ、つまり吸い込みによる吸引作用を打ち消し、そ
の結果ユーザは空気流入弁32を開くのに、より大きい
吸い込み作用力または要求量が必要になる。大部分のユ
ーザにとって空気噴射管62の最も望ましい位置は第3
の位置で、この位置では空気の流れがマウスピース管1
2にもダイアフラム18にも向かわず、空気流入弁32
を開くのに必要なのは通常の吸い込み作用力または要求
量である。例えば比較的速い流れに遭遇したときなど、
ユーザが高い周囲圧に遭遇した場合、ノブ68を回し空
気噴射管62を回転することによって空気噴射管62の
調整が行われ、出口66がダイアフラム18の方に向く
につれ調整器内の圧力が上昇し、ダイアフラムの反対側
つまり外側を向いた側に加わる高い周囲圧を相殺する。
しかし他方、ダイバーがより深い水中へ下降するときな
ど、マウスピース12に流入するもっと大きい空気圧が
望ましい場合には、ノブ68を反対方向に回転し、図1
に示した位置へ接近あるいは到達させればよい。前述の
従来技術に開示された改良の試みと異なり、キャビティ
44からの空気の一定部分だけが空気噴射管62により
分岐されているので、ユーザの呼吸作用力の変化は徐々
に行われる。
は、入口64からの空気の流れがダイアフラム18へ差
し向けられ、ダイアフラム18の空気流入側の圧力を増
加させ、つまり吸い込みによる吸引作用を打ち消し、そ
の結果ユーザは空気流入弁32を開くのに、より大きい
吸い込み作用力または要求量が必要になる。大部分のユ
ーザにとって空気噴射管62の最も望ましい位置は第3
の位置で、この位置では空気の流れがマウスピース管1
2にもダイアフラム18にも向かわず、空気流入弁32
を開くのに必要なのは通常の吸い込み作用力または要求
量である。例えば比較的速い流れに遭遇したときなど、
ユーザが高い周囲圧に遭遇した場合、ノブ68を回し空
気噴射管62を回転することによって空気噴射管62の
調整が行われ、出口66がダイアフラム18の方に向く
につれ調整器内の圧力が上昇し、ダイアフラムの反対側
つまり外側を向いた側に加わる高い周囲圧を相殺する。
しかし他方、ダイバーがより深い水中へ下降するときな
ど、マウスピース12に流入するもっと大きい空気圧が
望ましい場合には、ノブ68を反対方向に回転し、図1
に示した位置へ接近あるいは到達させればよい。前述の
従来技術に開示された改良の試みと異なり、キャビティ
44からの空気の一定部分だけが空気噴射管62により
分岐されているので、ユーザの呼吸作用力の変化は徐々
に行われる。
【0026】ダイビング中のある期間ユーザが呼吸シス
テムを使わなかったときなど、ユーザにとって時折、調
整器内から水を排除したり及び/又は多量の空気をすば
やく得たりしたいことがある。このような要求を満たす
ため、パージ機構が調整器10に含まれている。すなわ
ち、パージボタン76がダイアフラム18に支持して設
けられており、このパージボタン76をレバー28の一
部30と当接するダイアフラム18の当接面として用い
ることもできる。カバー22はフレキシブルに形成され
ており、これは一つにはユーザがパージボタン76の上
方からカバー22を押して容易にボタンを押し下げられ
るようにするためである。パージボタン76を押すと、
レバー28が直ちに変位して空気流入弁32を開き、導
管14からの空気の噴射がキャビティ44に入り、出口
ポート72を出てマウスピース管12及びさらにユーザ
の口へと流入する。同時に、パージボタン76を押すと
ダイアフラム18が押し下げられることで、ダイアフラ
ムとマウスピース管12との間の空間の容積が減少し、
その空間内の流体圧によってダイアフラムの一部24が
その座から変位するのに伴い、空間内の空気及び水がポ
ート26とダイアフラムの一部24のエッジとを通って
排出される。
テムを使わなかったときなど、ユーザにとって時折、調
整器内から水を排除したり及び/又は多量の空気をすば
やく得たりしたいことがある。このような要求を満たす
ため、パージ機構が調整器10に含まれている。すなわ
ち、パージボタン76がダイアフラム18に支持して設
けられており、このパージボタン76をレバー28の一
部30と当接するダイアフラム18の当接面として用い
ることもできる。カバー22はフレキシブルに形成され
ており、これは一つにはユーザがパージボタン76の上
方からカバー22を押して容易にボタンを押し下げられ
るようにするためである。パージボタン76を押すと、
レバー28が直ちに変位して空気流入弁32を開き、導
管14からの空気の噴射がキャビティ44に入り、出口
ポート72を出てマウスピース管12及びさらにユーザ
の口へと流入する。同時に、パージボタン76を押すと
ダイアフラム18が押し下げられることで、ダイアフラ
ムとマウスピース管12との間の空間の容積が減少し、
その空間内の流体圧によってダイアフラムの一部24が
その座から変位するのに伴い、空間内の空気及び水がポ
ート26とダイアフラムの一部24のエッジとを通って
排出される。
【0027】以上本発明の空気噴射特徴を有する呼吸調
整器の特定実施例を図示し説明したが、特許請求の範囲
で記述された広義の意味での本発明を逸脱することな
く、各種の変形及び変更を成し得ることは当業者にとっ
て明かであろう。
整器の特定実施例を図示し説明したが、特許請求の範囲
で記述された広義の意味での本発明を逸脱することな
く、各種の変形及び変更を成し得ることは当業者にとっ
て明かであろう。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、呼
吸サイクルのほぼ全範囲にわたってユーザの呼吸要求を
選択的に補助すると共に、要求量のユーザによる選択的
な調整及びその使用中におけるシステムのスムーズな動
作が可能な要求応答型呼吸システム用の調整装置を得る
ことができる。
吸サイクルのほぼ全範囲にわたってユーザの呼吸要求を
選択的に補助すると共に、要求量のユーザによる選択的
な調整及びその使用中におけるシステムのスムーズな動
作が可能な要求応答型呼吸システム用の調整装置を得る
ことができる。
【図1】本発明の側面図で、一部断面で示してある。
【図2】図1とほぼ同様な図で、別の位置に調整された
本発明の装置を示す。
本発明の装置を示す。
【図3】本発明の装置を有する調整器の断面図で、図1
中の3−3線に沿って、ほぼ矢印で示した方向を見た図
である。
中の3−3線に沿って、ほぼ矢印で示した方向を見た図
である。
10 調整器 12 マウスピース管 18 ダイアフラム 32 空気流入弁 34 空気流入弁用ハウジング 36 空気流入弁座 38 空気流入弁ステム 40 バネ付勢手段(付勢バネ) 46 空気流入弁ステム保持手段(リテーナ) 48 チャンバ 50、52 リテーナ調整手段(50;シャフト、5
2;ノブ) 56 空気流入弁ステム保持手段のネジ山 60 空気噴射手段 62 (空気噴射)管 64、66 管の入口、出口 68 回転可能な調整手段(ノブ)
2;ノブ) 56 空気流入弁ステム保持手段のネジ山 60 空気噴射手段 62 (空気噴射)管 64、66 管の入口、出口 68 回転可能な調整手段(ノブ)
Claims (10)
- 【請求項1】 ダイアフラム(18)、空気流入弁(3
2)及びマウスピース管(12)を有するセカンドステ
ージダイビング用調整器(10)において: (a)空気流入弁ステム保持手段(46)が調整器(1
0)内に位置されて軸方向に調整可能であり、調整可能
なバネ付勢手段(40)の一部を保持すると共に、空気
流入弁ステム(38)の一部を内部で移動可能に保持
し、さらに空気流入弁ステム(38)の一部が内部に保
持され、空気流入弁ステム(38)からの空気の流れを
受け取って空気流入弁ステム(38)を弁座(36)の
方に向かって空圧付勢するチャンバ(48)を形成する
ことによって、空気流入弁ステム(38)の位置を空気
流入弁ステム保持手段(46)と弁座(36)との間で
バランスさせ、空気流入弁ステム(38)が弁座(3
6)と接触してないとき、空気流入弁(32)の開きを
抑制し、さらに(b)空気噴射手段(60)が前記調整
器内に取り付けられ、空気流入弁(32)と接続される
と共に、調整器(10)の外部に位置して調整器内で空
気噴射手段(60)を調整し、空気流入弁(32)から
の空気の流れを空気流入弁(32)からの主空気流と別
個に供給して方向決めする回転可能な調整手段(68)
を有しており、該調整手段(68)がマウスピース管
(12)と対面しダイアフラム(18)と反対の方向を
向いた第1の位置と、ダイアフラム(18)と対面しマ
ウスピース管(12)と反対の方向を向いた第2の位置
との間で調整可能に向き決めされ、空気流入弁(32)
からマウスピース管(12)へ流れる空気の圧力を調整
しダイアフラム(18)の空気流入弁側における圧力を
調整することによって、ダイアフラム(18)の位置を
選択的に調整し、ユーザが空気流入弁(32)を開くの
に必要な呼吸作用力の大きさを制御する、ことを特徴と
する調整器。 - 【請求項2】 リテーナ調整手段(50、52)が調整
器(10)内に取り付けられ、調整器の外部から調整可
能で前記空気流入弁ステム保持手段(46)を空気流入
弁座(36)に対して接近及び離反するように軸方向に
移動させることにより、調整可能なバネ付勢手段(4
0)の引っ張り力が使用中ユーザによって選択的に増大
または減少可能であることを特徴とする請求項1記載の
調整器。 - 【請求項3】 前記空気噴射手段(60)が管(62)
をさらに備え、該管(62)が空気流入弁用ハウジング
(34)に気体連通されてそこから空気の流れを受け取
る入口(64)と、管両端の中間に位置した出口(6
6)とを有しており、管(62)の向きが調整可能であ
ることを特徴とする請求項1記載の調整器。 - 【請求項4】 前記管(62)の出口(66)が、主空
気流よりも速い速度で空気を噴射するように寸法決めさ
れていることを特徴とする請求項2記載の調整器。 - 【請求項5】 前記回転可能な調整手段(68)が、調
整器(10)に選択的に回転可能に取り付けられ且つ前
記管(62)と一緒に回転可能なごとく管に結合された
ノブからなることを特徴とする請求項3記載の調整器。 - 【請求項6】 前記リテーナ調整手段(50、52)
が、空気流入弁用ハウジング(34)内に回転可能に軸
受され且つ該ハウジングから外側へ延出すると共に、空
気流入弁ステム保持手段(46)の対応したネジ山と係
合するネジ山を有する非金属製シャフト(50)と、前
記ハウジング(34)の外側で該シャフト(50)に取
り付けられ、シャフト(50)と一緒にのみ回転可能な
非金属製ノブ(52)とからなり、該ノブ(52)の回
転によって前記シャフトのネジ山が回転し、空気流入弁
ステム保持手段(46)を空気流入弁座(36)に対し
て接近及び離反するように軸方向に移動させることを特
徴とする請求項2記載の調整器。 - 【請求項7】 前記リテーナ調整手段(50、52)が
ネジ山を有するシャフト(50)を備え、前記空気流入
弁ステム保持手段(46)が該シャフト(50)のネジ
山と噛み合う係合するネジ山(56)を有しており、前
記シャフトが空気流入弁ステム保持手段(46)に対し
て回転可能であり、空気流入弁座(36)の方へ向かう
リテーナ調整手段(52)の調整によって空気流入弁ス
チム保持手段(46)の前記シャフト(50)に対する
噛み合いが緩められ、前記シャフト(50)のネジ山が
空気流入弁ステム保持手段(46)のネジ山(56)か
ら外れると、空気流入弁ステム保持手段(46)の空気
流入弁座(36)へ向かう方向の調整はそれ以上行われ
なくなり、空気流入弁ステム保持手段(46)がバネ付
勢手段(40)によってシャフト(50)の端部に対し
当接保持されることを特徴とする請求項2記載の調整
器。 - 【請求項8】 ユーザ要求応答型呼吸システムで使われ
るセカンドステージ調整器(10)用の空気噴射装置
で、前記調整器がダイアフラム(18)、マウスピース
管(12)及び空気流入弁(32)を有するものにおい
て: (a)空気噴射手段(60)が調整器(10)内に取り
付けられ、空気流入弁(32)と接続され、空気流入弁
(32)からの空気の流れを空気流入弁(32)からの
主空気流と別個に供給して方向決めを行い、さらに
(b)調整器(10)の外側に配置された回転可能な調
整手段(68)が前記空気噴射手段(60)に接続さ
れ、空気噴射手段を調整器内において、空気噴射手段か
らの空気の流れがマウスピース管(12)の方へ近づき
ダイアフラム(18)からは離れる方向に向かう第1の
位置と、空気噴射手段からの空気の流れがダイアフラム
(18)の方へ近づきマウスピース管(12)から離れ
る方向に向かう第2の位置との間で調整することで、空
気流入弁(32)からマウスピース管(12)へ流れる
空気の圧力を調整しダイアフラム(18)の空気流入弁
側における圧力を調整することによって、ユーザが空気
流入弁(32)を開くのに必要な呼吸作用力の大きさを
選択的に制御する、ことを特徴とする空気噴射装置。 - 【請求項9】 前記空気噴射手段(60)が管(62)
をさらに備え、該管(62)が空気流入弁(32)に気
体連通されてそこから空気の流れを受け取る入口(6
4)と、管両端の中間に位置した出口(66)とを有し
ており、管(62)の向きが調整可能であることを特徴
とする請求項8記載の空気噴射装置。 - 【請求項10】 前記管(62)の出口(66)が、主
空気流よりも速い速度で空気を噴射するように寸法決め
されていることを特徴とする請求項9記載の空気噴射装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US76605491A | 1991-09-26 | 1991-09-26 | |
US766054 | 1991-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05201384A true JPH05201384A (ja) | 1993-08-10 |
JP2764779B2 JP2764779B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=25075261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4297589A Expired - Lifetime JP2764779B2 (ja) | 1991-09-26 | 1992-09-26 | 空気噴射特徴を有する呼吸調整器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0534741B1 (ja) |
JP (1) | JP2764779B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0723698U (ja) * | 1993-10-07 | 1995-05-02 | 株式会社ゼクセル | 潜水用呼吸装置 |
JPH10203482A (ja) * | 1997-01-25 | 1998-08-04 | Bridgestone Flowtech Corp | 潜水用レギュレ−タ−の呼吸装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT202200003899A1 (it) * | 2022-03-02 | 2023-09-02 | Mares Spa | Sistema di riduzione di pressione per un apparato di respirazione |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04501096A (ja) * | 1989-06-06 | 1992-02-27 | テー・デー・プリース・アンド・カンパニー・プロプライアタリー・リミテッド | ダイビング・レギュレータの要求弁 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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IT1068162B (it) * | 1976-10-13 | 1985-03-21 | Technisub Spa | Apparecchio di respirazione con erogatore perfezionato..in particolare per impiego subacqueo |
EP0433406B1 (en) * | 1989-06-06 | 1995-09-27 | T.D. PREECE & CO. PTY. LTD. | Diving regulator demand valve |
-
1992
- 1992-09-24 EP EP19920308679 patent/EP0534741B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-26 JP JP4297589A patent/JP2764779B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04501096A (ja) * | 1989-06-06 | 1992-02-27 | テー・デー・プリース・アンド・カンパニー・プロプライアタリー・リミテッド | ダイビング・レギュレータの要求弁 |
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JPH10203482A (ja) * | 1997-01-25 | 1998-08-04 | Bridgestone Flowtech Corp | 潜水用レギュレ−タ−の呼吸装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0534741A1 (en) | 1993-03-31 |
EP0534741B1 (en) | 1996-11-13 |
JP2764779B2 (ja) | 1998-06-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980224 |