JPH0519981Y2 - - Google Patents

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JPH0519981Y2
JPH0519981Y2 JP1984201342U JP20134284U JPH0519981Y2 JP H0519981 Y2 JPH0519981 Y2 JP H0519981Y2 JP 1984201342 U JP1984201342 U JP 1984201342U JP 20134284 U JP20134284 U JP 20134284U JP H0519981 Y2 JPH0519981 Y2 JP H0519981Y2
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devices
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、複数の機器を互いに合体・分離可
能にしてなる電子機器に関するものである。
【従来の技術】
従来、複数の機器を必要に応じて合体・分離す
るには、第7図a,bおよび第8図a〜e等の方
式がある。 第7図a,bは、従来の一実施例を示す正面図
および上面図であり、2つの機器10と機器11
とは、ロツク機構12により機械的に連結されて
いると同時に、コネクタ部13によつて電気的に
接続されている。したがつて、機器10より機器
11を分離する場合には、ロツク機構12を解除
した後、機器11を矢印の方向に引出す。また、
合体する場合には、機器11を矢印の方向に押し
込んで行なうものである。 また、第8図a〜eは、従来の他の実施例を示
す合体・分離状態の説明図であり、機器20と機
器21は第8図aに示すように電気的に完全に接
続され、あたかも1台の装置であるかのように使
用されている。 そこで機器20より機器21を分離する場合
は、機器20に設けられている搭載部22のシー
リングドア23を第8図bのように開き、第8図
cに示すように機器21の取手部24に手を掛け
て、第8図dのように搭載部22上をすべらせな
がら矢印方向に引き出す。 このとき機器20と機器21を電気的に接続し
ているコネクタ25は、コネクタ取付座26に若
干のガタを有して設置されており、第8図d,e
に示すように、機器21を少し持上げながら引き
出すことが可能になつている。 上記機器20に機器21を合体する場合は、上
述した分離動作の逆の手順を行なうものであり、
機器20の搭載部22上に機器21を載せて押し
込めば、コネクタ取付座26がストツパとなつ
て、機器21を正確な位置に合体させることがで
きる。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の方式において、
前者の場合は、機器11を分離する際に片手でロ
ツク機構12を操作し、機器10を押えながら、
もう一方の手で機器11を手前に引き出すという
操作が必要であり、しかも機器11がコネクタ部
13から離れるまでの間は、機器11を上方に持
上げることができない。したがつて、機器11を
分離する際には台やラツク上を直接すべらせるこ
とになるため、台やラツクの上面に傷をつける等
の問題がある。 また、合体・分離される機器11が重い場合に
は、着脱に大きな力が必要であり、狭いラツク等
に収納されている場所での合体・分離作業には多
大の労力が必要になる等の問題がある。 一方、従来の方式における後者の場合は、合
体・分離の度に機器21を搭載部22上で直接す
べらせているため、着脱操作を頻繁に行なうもの
では耐久性に問題がある。 しかも、機器20に設けられているコネクタ2
5は、コネクタ取付座26にガタを有して設置さ
れているため、コネクタ取付座26の摩滅や内部
配線の断線等が起こり易いという問題がある。ま
た、第8図aにおいて、機器21の高さをh1とす
ると、機器20の搭載部高さh0を零にすることが
できないので、機器20の高さHはH=h0+h1
なり、機器20の内部回路等を小型化しても、搭
載部22の高さh0分だけ機器20の高さHが余分
になる等、合体時の機器全体を小型化することが
困難である。 本考案は、このような問題を解消すべく案出さ
れたものであり、複数の機器を容易に合体及び分
離させることができ、合体時にはあたかも1台の
機器として使用することができる電子機器を提供
することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
本考案は、その目的を達成するため、複数の機
器が互いに合体・分離可能に構成された電子機器
において、複数の機器の少なくとも一つが摺動自
在に搭載される台座と、一方の機器の端面に形成
した凹部に設けられたロツクピンと、前記一方の
機器の端面に当接される他方の機器の端面に設け
られ、前記ロツクピンに一端が係合する回動自在
なフツクと、該フツクの他端に一端が枢着された
ロツドと、該ロツドの他端に設けられ、前記一方
の機器の表面に位置するロツク解除ボタンと、前
記フツクをロツク位置方向に付勢するスプリング
とを備え、前記ロツク解除ボタンを押圧すること
により前記フツクが回動することを特徴とする。
【実施例】
以下、この考案による実施例を添付した図面に
基づいて詳細に説明する。 第1図a,bはこの考案の一実施例である電子
機器の分離状態および合体状態を示す斜視図、第
2図はこの考案による電子機器の連結部を示す説
明図、第3図a,bはこの考案による電子機器の
ロツク機構を示す動作説明図である。 図において符号1および2は合体・分離可能な
機器であり、上記機器1の接合面には、機器2が
機械的に連結されるロツク機構3のフツク3a
と、機器2が電気的に接続されるコネクタ4aが
設けられており、上記機器1に合体される機器2
の接合面には、機器1のフツク3が係脱されるロ
ツクピン3bと、コネクタ4bとが設けられてい
る。上記機器1のロツク機構3は、ロツク解除ボ
タン5によつて操作されるようになつており、ロ
ツク解除ボタン5を押せば、フツク3aが機器2
のロツクピン3bから離れてロツクが解除され
る。 また、上記機器1の底面には、台座6が設けら
れており、機器1を機器2に合体または分離する
際に、機器1が台座6の上面を摺動できるように
なつている。 一方、上記機器1と機器2とを機械的に連結す
るロツク機構3は、第3図a,bに示すように、
支点7を介して上下動するフツク3aの後端部
に、ロツク解除ボタン5に取付けられたロツド8
がピン結合されており、復帰用スプリング9によ
りロツク解除ボタン5は常時上方に押し上げら
れ、フツク3aの先端部は合体される機器2のロ
ツクピン3bと係合状態が保持される。 したがつて、上述したように構成されている機
器1と機器2とを合体させるには、まず機器2の
横に台座6を密着させて置き、上記台座6上に載
せた機器1をスライドさせながら機器2にロツク
されるまで押し込むことによつて、機器1と機器
2とは電気的および機械的に完全に合体される。 つぎに機器1または機器2を取外して使用する
場合には、機器1のロツク解除ボタン5を押し込
めば、第3図bに示すようにロツク機構3が解除
されるので、機器1を台座6上に沿つて側方に引
き出せば、コネクタ4a,4b間も離れてフリー
状態となり、機器1または機器2を単独で移動さ
せることができる。 なお、この考案による実施例では、2つの機器
の合体・分離について説明したが、3つ以上の機
器でもよいものであり、この際に使用される台座
6についても、平盤状に成形された場合について
説明しているが、第4図に示すように、台座部分
が機器内に収納されるようにデザインして外観上
の見栄えを良くしたり、あるいは第5図a,bに
示すように、台座の形状を必要最小限の棒状、板
状とすることも可能である。 また、第6図に示すように、例えば台座6の密
着面に凸部を設け、対応する機器2に凹部を設け
て、合体時に嵌込むようにしたり、あるいはマー
キングを施しておけば、合体時の位置決めが簡単
になる。 この場合にも、機器1,2のコネクタ4a及び
4aに、第3図に示したロツク機構3のフツク3
a及びロツクピン3b等がそれぞれ設けられてい
る。 さらに台座6と、この台座6上に載せられる機
器1とが、常に第1図aに示すような状態となる
スプリング(図示せず)を内蔵しておくことによ
り、ロツク解除ボタン5を押すだけで、自動的に
機器1がスライドして機器2より引き離されるも
のであり、機器1および機器2の側面に把手等を
設置しておけば持運びが簡単に行なわれる。
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、この考案によれ
ば、合体している機器を分離する場合、一方の機
器が台座の上面に沿つて自由にスライドできるの
で、軽い力でも容易に分離され、しかも機器の間
にできた隙間に手を入れて、取外す方の機器を簡
単に持上げることができるものであるから、機器
を置いた台やラツク上を直接移動させることがな
く、台やラツク上面に傷をつける心配がなくな
る。 また、機器どうしを合体する場合は、両者の合
体位置を予め決め、一方の機器表面に配置したロ
ツク解除ボタンを押圧しながら台座上を平行移動
させ、その機器の端面に形成した凸部を他方の機
器の端面に形成した凹部に嵌め合わせた後でロツ
ク解除ボタンの押圧力を解除することにより、機
器相互の合体を容易に行うこができる。また、合
体した機器を分離する場合には、ロツク解除ボタ
ンを押圧した状態で一方の機器を台座上で平行移
動させることにより、他方の機器から分離するこ
とができる。 しかも、電気的接続がなされるコネクタは常に
正しい方向から着脱されるので、合体や分離の度
にコネクタに無理なストレスが加わつて破損する
等の問題が解消される。 したがつて、コネクタ取付部にガタを持たせる
必要がなくなり、それに伴うコストアツプや、コ
ネクタ取付部の摩滅、内部配線の断線等を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはこの考案の一実施例である電子
機器の分離状態および合体状態を示す斜視図、第
2図はこの考案による電子機器の連結部を示す斜
視図、第3図a,bはこの考案による電子機器の
ロツク機構を示す動作説明図、第4図はこの考案
による他の実施例を示す台座部の正面図、第5図
a,bはこの考案による他の台座形状の実施例を
示す上面図および正面図、第6図はこの考案によ
る他の実施例である台座と機器との連結部を示す
上面図、第7図a,bは従来の一実施例である電
子機器の合体・分離方式を示す正面図および上面
図、第8図a〜eは従来の他の実施例である電子
機器の合体・分離方式の手順を示す説明図であ
り、a,bは正面図、c〜eは側面図である。 1,2……機器、3……ロツク機構、3a……
フツク、3b……ロツクピン、4a,4b……コ
ネクタ、5……ロツク解除ボタン、6……台座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の機器の互いに合体・分離可能に構成され
    た電子機器において、複数の機器の少なくとも一
    つが摺動自在に搭載される台座と、一方の機器の
    端面に形成した凹部に設けられたロツクピンと、
    前記一方の機器の端面に当接される他方の機器の
    端面に設けられ、前記ロツクピンに一端が係合す
    る回動自在なフツクと、該フツクの他端に一端が
    枢着されたロツドと、該ロツドの他端に設けら
    れ、前記一方の機器の表面に位置するロツク解除
    ボタンと、前記フツクをロツク位置方向に付勢す
    るスプリングとを備え、前記ロツク解除ボタンを
    押圧することにより前記フツクが回動することを
    特徴とする電子機器。
JP1984201342U 1984-12-27 1984-12-27 Expired - Lifetime JPH0519981Y2 (ja)

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JPS61112687U JPS61112687U (ja) 1986-07-16
JPH0519981Y2 true JPH0519981Y2 (ja) 1993-05-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0923071A (ja) * 1995-07-04 1997-01-21 Mitsubishi Electric Corp 電子機器の接続装置
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JPS60257088A (ja) * 1984-06-01 1985-12-18 松下電器産業株式会社 機器着脱装置

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