JPH05198893A - 波長多重レーザー発振器 - Google Patents

波長多重レーザー発振器

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JPH05198893A
JPH05198893A JP25866992A JP25866992A JPH05198893A JP H05198893 A JPH05198893 A JP H05198893A JP 25866992 A JP25866992 A JP 25866992A JP 25866992 A JP25866992 A JP 25866992A JP H05198893 A JPH05198893 A JP H05198893A
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JP
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optical
laser
light
reflecting means
array
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JP25866992A
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Inventor
Takeshi Ota
太田猛史
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 波長多重レーザー発振器においてレーザー光
のスペクトル幅を狭くすると共に光ファイバーとの結合
効率を向上させる。 【構成】 光反射手段4と、光導波路1と、結像可能な
分光光学系2と、独立駆動可能な複数のレーザー増幅器
3x〜3zを光軸が互いに平行になるように配列したレ
ーザー増幅器アレイ3と、光反射手段5とを光軸に沿っ
て順次配設し、光導波路1とレーザー増幅器アレイ3の
相対する各端面を分光光学系2に対して互いに光学的共
役関係になるように配置すると共に分光光学系2により
分光されたレーザー光がレーザー増幅器アレイ3の各レ
ーザー増幅器3x〜3zに照射されるようになし、光導
波路1とレーザー増幅器アレイ3に属する各レーザー増
幅器3x〜3zとを各レーザー増幅器3x〜3zに対し
て決まる特定の波長で光学的に結合してレーザー発振さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信において波長多
重伝送に用いられる部品である波長多重光源に関するも
ので、特に波長多重レーザー発振器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の波長多重システムにおいては、異
なる発光波長を有する複数の半導体レーザーと光の分合
波手段とを組み合せてシステムを構成することが一般的
に行われている。このようなシステムでは、個別の半導
体レーザーを使用しているのでチャネル数の増加にほぼ
比例してシステムの組立て工数が増加するという問題が
ある。
【0003】この問題を解決するものとして、異なる発
光波長を有する複数の半導体レーザーを同一基板上に一
体形成したモシリノック集積型DFB(distributed fee
dback)レーザーアレイが報告されている(例えば、H.
Okuda et al.,Japanese Jou
rnal of Applied Phisics,V
ol.23,No.12,December,198
4,pp.L904−L906参照)。
【0004】しかし、このような半導体レーザーアレイ
を用いても、光信号はそれぞれ異なる発光スポットから
発せられるために光を合波する手段は別途必要であっ
た。
【0005】これを改良するために、片側の光出射端面
に無反射コート膜を施した半導体レーザーアレイと回折
格子を組み合せた外部共振器のレーザーによって、波長
多重化と合波を行うことのできる波長多重光源が提案さ
れている(特開昭62ー229891号公報参照)。
【0006】上記公報に記載の従来例にあっては、図1
3に示すように、コリメーターレンズ61、回折格子6
2、光ファイバー63の端面に設けられた高反射コート
膜63aとで外部共振器を形成しており、半導体レーザ
ーアレイ64の個々の半導体レーザーLD1 〜LD3
それぞれに対応する特定波長λ1 〜λ3 で発光する。な
お、64aは、半導体レーザーアレイ64の片側の光出
射端面に施された無反射コート膜である。各レーザーL
1 〜LD3 からのレーザー光は、コリメーターレンズ
61を経て回折格子62によって回折された後、再び、
コリメーターレンズ61を通って光ファイバー63の端
面に設けられた高反射コート膜63aで反射される。反
射されたレーザー光は、逆の経路をたどって各レーザー
LD1 〜LD3 に帰還する。各レーザーに帰還するレー
ザー光は、各レーザーLD1 〜LD3 に対応する特定の
角度θ1 〜θ3 と回折条件dsinθi =nλi (但
し、dは回折格子の格子間隔、nは整数)を満たす波長
λ1 〜λ3 になるので、個々の半導体レーザーLD1
LD3 はそれぞれに対応する特定波長λ1 〜λ3 で発光
することになる。また、各レーザーLD1 〜LD3 から
のレーザー光はすべて同一の光ファイバー63へ入射す
るので、図13に示される構成は合波の機能も併せ持っ
ていることになる。なお、図中のLは、波長多重された
レーザー光を示し、θ0 は回折格子62の法線と回折格
子62から光ファイバー63へ向かう光路の成す角を示
す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】波長多重システムにお
いては、各波長の分離を容易にするため、及び、各波長
の光の光学処理を容易にするため、レーザーの波長幅は
狭いことが望ましいが、上記の特開昭62ー22989
1号公報に記載の従来技術にあっては、レーザーの発振
波長は光ファイバーの端面直径に比例する波長幅(スペ
クトル幅)を有するため、光ファイバーの端面直径の物
理的な制約から波長幅を狭くすることが困難であるとい
う問題があった。また、光ファイバーとの結合効率が低
いという問題もあった。以下、これらの問題点について
説明する。
【0008】まず、レーザーの発振波長が光ファイバー
の端面直径に比例する波長幅を有するのは以下の理由に
よる。図13に示すように、高反射コート膜63aを設
けた光ファイバー63の端面と各レーザーLD1 〜LD
3 とが、コリメーターレンズ61と回折格子62によっ
て構成される分光光学系に対して光学的共役関係にある
ので、光ファイバー63の端面上の位置によって回折条
件が異なる。このため、光ファイバー63の端面直径に
比例する波長幅(スペクトル幅)のレーザー光が発振し
てしまう。
【0009】図14は光ファイバー63の高反射コート
膜63a側の拡大図であり、コア63bとクラッド63
cからなる光ファイバー63の直径が2rであるとする
と、端面上の位置による回折条件の相違によって、中心
波長がλ0 であるレーザー光は、波長(λ0 +δ・r)
から波長(λ0 −δ・r)の間の波長幅で発振すること
になる。但し、δは比例係数であり、コリメーターレン
ズ61の焦点距離の逆数に相当する。
【0010】光ファイバー63の直径を小さくすること
により波長幅を狭くすることも考えられるが、通信用途
の光ファイバーには一定の規格があるので、光ファイバ
ー端面の断面構造を変えて、この波長幅を狭くするよう
なことは難しい。
【0011】次に、光ファイバーとの結合効率が低いと
いう理由について説明する。一般的に使用される光ファ
イバーの断面構造を図15に示す。同図(a)はマルチ
モードファイバーの断面構造で、クラッド63cの外径
2Rf は125μm、コアー63bの直径2Rm は50
μmである。同図(b)はシングルモードファイバーの
断面構造で、クラッド63cの外径2Rf は125μ
m、コアー63bの直径2Rs は10μmである。この
ような光ファイバーを用いて、図13に示すような波長
多重光源を構成すると、レーザー発振器の発光スペクト
ルは図16に示すようになる。すなわち、コアー径が2
m であるマルチモードファイバーのコアーに結合する
レーザー光の波長幅はΔλm となり、コアー径が2Rs
であるシングルモードファイバーのコアーに結合するレ
ーザー光の波長幅はΔλs となる。
【0012】図15(a)に示されるようなマルチモー
ドファイバーを用いた場合、ファイバーのコアー63b
に結合する光の量(図16において斜線を付した領域)
は多いが、レーザー光のスペクトル幅は広い。逆に、図
15(b)に示されるようなシングルモードファイバー
ではレーザー光のスペクトル幅は狭くなるが、ファイバ
ーのコアー63bに結合する光の量(図16において交
差線を付した領域)は少なくなってしまう。したがっ
て、シングルモードファイバーを用いた場合は特に光フ
ァイバーとの結合効率が低下してしまう。
【0013】そこで本発明は、波長多重レーザー発振器
においてレーザー光のスペクトル幅を狭くすると共に光
ファイバーとの結合効率を向上させることを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本出願の第1発明の波長多重レーザー発振器は、第
1の光反射手段と、光導波路と、結像可能な分光光学系
と、独立駆動可能な複数のレーザー増幅器を光軸が互い
に平行になるように配列したレーザー増幅器アレイと、
第2の光反射手段とを光軸に沿って順次配設し、前記光
導波路と前記レーザー増幅器アレイの相対する各端面を
前記分光光学系に対して互いに光学的共役関係になるよ
うに配置すると共に前記分光光学系により分光されたレ
ーザー光が前記レーザー増幅器アレイの各レーザー増幅
器に照射されるようになし、前記光導波路と前記レーザ
ー増幅器アレイに属する各レーザー増幅器とを各レーザ
ー増幅器に対して決まる特定の波長で光学的に結合して
レーザー発振させることを特徴とする。
【0015】本出願の第2発明においては、前記光導波
路は光増幅装置である。
【0016】本出願の第3発明においては、前記第1の
光反射手段は、部分的に光を通す光反射手段であり、該
第1の光反射手段を通過してくるレーザー光を光ファイ
バに供給する。
【0017】本出願の第4発明においては、前記第2の
光反射手段は、部分的に光を通す光反射手段であり、該
第2の光反射手段を通過してくるレーザー光を出力モニ
タ用の受光素子に供給する。
【0018】本出願の第5発明においては、前記第1の
光反射手段と、前記光導波路と、前記分光光学系と、前
記レーザー増幅器アレイと、前記第2の光反射手段とを
同一基板上に光集積回路として形成する。
【0019】本出願の第6発明においては、第1の光反
射手段と、光増幅装置と、結像可能な分光光学系と、独
立駆動可能な複数の光変調器を光軸が互いに平行になる
ように配列した光変調器アレイと、第2の光反射手段と
を光軸に沿って順次配列し、前記光増幅装置と前記光変
調器アレイの相対する各端面を前記分光光学系に対して
光学的共役関係になるように配置すると共に前記分光光
学系により分光されたレーザー光が前記光変調器アレイ
の各光変調器に照射されるようになし、前記光増幅装置
と前記光変調器アレイに属する各光変調器とを各光変調
器に対して決まる特定の波長で光学的に結合してレーザ
ー発振させることを特徴とする。
【0020】本出願の第7発明においては、第1の光反
射手段と、前記光増幅装置と、前記分光光学系と、前記
光変調器アレイと、前記第2の光反射手段とを同一基板
上に光集積回路として形成する。
【0021】
【作用】本発明の作用を具体例を挙げて説明する。
【0022】図1に本出願の第1発明の概略の構成を示
す。光導波路1の一方の入出射口1f と、レーザー増幅
器アレイ3の各レーザー増幅器3x〜3zの一方の入出
射口群3xf 〜3zf は、結像可能な分光光学系2に対
して光学的に共役関係にある。光導波路1の他方の入出
射口1b 側には光を反射する手段4を、レーザー増幅器
アレイ3の他方の入出射口群3xb 〜3zb 側には光を
反射する手段5を、それぞれ配設してある。レーザー増
幅器アレイ3は半導体レーザー増幅器を始めとして、ど
のようなレーザー増幅器でも良い。図1では、レーザー
増幅器の数は3個であるがこれは任意の個数で良い。分
光光学系2は、図1ではレンズ6、回折格子8、レンズ
7より成り立っているが、回折格子の代わりにプリズム
を用いても良い。或いは、凹面回折格子や不等間隔格子
のようなものを使って良い。光を反射する手段4及び5
は通常は反射鏡を用いるがブラッグ反射器のようなもの
でも良い。
【0023】光導波路1の入出射口1fより出射した光
は、分光光学系2を経てレーザー増幅器3x〜3zの入
出射口群3xf 〜3zf に結像する。この時、レーザー
増幅器3x〜3zにそれぞれ対応する特定の波長の光
が、入出射口群3xf 〜3zf に結像される。各レーザ
ー増幅器3x〜3zで増幅された光は光を反射する手段
5によって反射され、レーザー増幅器3x〜3zに戻
る。この後、光は来た時と反対の経路をたどって、光導
波路1の入出射口1fに入射する。光は光導波路1を通
ってから、光を反射する手段4によって反射されて光導
波路1に戻る。このため、光導波路1とレーザー増幅器
3x〜3zの組合せに対応した波長のレーザー発振が生
じることになる。レーザー増幅器アレイ3のレーザー増
幅器の励起状態を変調すれば、レーザー増幅器アレイ3
の各レーザー増幅器に対応する波長の光信号の独立変調
ができる。例えば、半導体レーザーであれば駆動電流の
変調により光信号を変調できる。
【0024】図1ではレーザー増幅器の数は3個であっ
たが、レーザー増幅器アレイ3がn個(n:整数)のレ
ーザー増幅器より成り立っていれば、n個の波長のレー
ザー発振が生じ得る。しかも、n個の波長を切り換えて
発振させるだけでなく、複数の波長のレーザー発振を同
時に行うことも可能である。
【0025】本発明においては、光ファイバーの端面を
レーザー発振のための反射面としては使用しておらず、
レーザー光を光導波路1及び光反射手段4を介して光フ
ァイバーに入力している。光導波路1は、光ファイバー
のように規格等から寸法の制限を受けることがないの
で、製造能力が許す限り光導波路1の直径を小さくする
ことができる。したがって、先に述べた特開昭62ー2
29891公報に記載の従来技術より、レーザー光の発
振スペクトラムを狭くすることができる。光導波路1の
幅は製法にもよるが1〜10μm程度のものを作ること
ができる。
【0026】また、光ファイバーとの結合についても上
記公報に開示された従来技術において問題となったよう
な、レーザー光の一部しか光ファイバーに導入できない
といった問題はこの構成では生じない。これは、光導波
路1を通る光路に対応するレーザー光しか発振しないか
らである。
【0027】本出願の第2発明は、図2に示すように、
図1に示す光導波路1をレーザー増幅器12に置き換え
た構成である。レーザー増幅器12は常に励起してお
き、レーザー増幅器アレイ3のレーザー増幅器の励起状
態を変調すれば、レーザー増幅器アレイ3の各レーザー
増幅器に対応する波長の光信号の独立変調ができる。な
お、12f,12bはレーザー増幅器12の入射出口で
ある。
【0028】前記反射手段4は部分的に光を通す構成と
し、この反射手段4を通して取り出されたレーザー光1
0は光ファイバー9に導かれる。これにより、別途光の
合波手段を設けなくとも波長多重化した光信号を光ファ
イバー9へ送ることができる。
【0029】レーザー増幅器アレイ3の入出射口群3x
b 〜3zb 側に設けた反射手段5も部分的に光を通す構
成とすることもできる。このようにすると、各波長の光
信号11x〜11zを個別に取り出すことができ、個別
光信号のモニターができる。これによって、出力光のレ
ベルに対して負帰還をかけることもできる。
【0030】本出願の第6発明は、本出願の第2発明の
構成のうち、レーザー増幅器アレイ3に代えて光変調器
を用いたものである。レーザー増幅器12が利得を有し
ているのでレーザー増幅器アレイ3の位置に利得のない
光変調器を設けてもレーザー発振を生じさせることがで
きる。
【0031】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0032】図3は本発明の第1実施例を示す平面図で
ある。半導体レーザー増幅器アレイ13の一方の端面1
4には無反射コート膜が施してあり、他方の端面15は
へき開したまま、もしくは高反射率コート膜を施して所
定の反射率(35%〜80%)を持たせてある。半導体
レーザー増幅器16x,16y,16zの端面14側よ
り出た光は、レンズ18,回折格子19によって構成さ
れる分光光学系によって、半導体レーザー増幅器17に
端面14側から入射する。半導体レーザー増幅器17内
部で増幅された光は端面15で反射され、逆の経路をた
どって半導体レーザー増幅器16x,16y,16zに
帰還する。回折格子19の反射表面には、破線で示す丸
枠内に拡大して示すように、回折条件dsinθ=nλ
を満足するように鋸歯状格子24が構成される。半導体
レーザー増幅器16x,16y,16z内部で増幅され
た光は、やはり端面15で反射される。したがって、光
は往復することになるので、自然放出光等を種にしてレ
ーザー発振が生じる。レーザー発振により得られたレー
ザー光の一部は、半導体レーザー増幅器17の端面15
を通過して光ファイバー9に供給される。また、レーザ
ー光の一部は半導体レーザー増幅器16x,16y,1
6zの各端面15を通過し、各半導体レーザー増幅器1
6x,16y,16zに対応して受光部20x,20
y,20zが設けられた受光素子アレイ20に供給され
る。したがって、発振したレーザー光を各波長毎にモニ
ターすることができる。モニタされたレベルに応じて各
半導体レーザー増幅器16x,16y,16zに供給す
る電流をそれぞれ制御すれば、各レーザー光の出力を一
定化することができる。
【0033】半導体レーザー増幅器アレイ13のY−Y
断面を図4に示し、半導体レーザー増幅器16x部分の
拡大図を図5に示す。なお、各半導体レーザー増幅器1
6x,16y,16z,17は、同一構造を有してい
る。半導体レーザー増幅器は、n−AlGaAs型クラ
ッド層30とp−AlGaAsクラッド層32にGaA
s活性層31がはさまれたダブルヘテロ構造である。不
純物拡散による無秩序化という現象を利用して横方向の
光の閉じ込めを行っている。これは、シリコン(Si)
等の不純物を拡散させると、クラッド層のAlGaAs
と活性層のGaAsが混晶化する現象である。図5にお
いて、シリコンの拡散フロント37が通過したところで
は、混晶化領域35が形成される。混晶化領域35は活
性層31にくらべて屈折率が低いので、混晶化されずに
残ったところが、16x,16y,16z,17等の半
導体レーザー増幅器となる。したがって、半導体レーザ
ー増幅器16x,16y,16z,17は光導波路でも
あることになる。なお、36はプロトン注入により形成
された絶縁化領域である。
【0034】図4及び図5に示す半導体レーザー増幅器
アレイ13は、同一基板上に複数の半導体レーザー増幅
器を並べた構造である。基板はシリコン(Si)ドープ
のGaAs基板である。半導体レーザー素子のn型クラ
ッド層30、p型クラッド層32は共にAl0.4 Ga
0.6 Asの組成で厚さは1.0μm、活性層31はAl
0.1 Ga0.9 Asの組成で厚さは0.1μmである。基
板側のクラッド層30にはSeをドープしn型でキャリ
ア濃度は1.0×1018cm-3である。上側のクラッド
層32にはMgをドープしp型でキャリア濃度は1.0
×1018cm-3である。活性層31はこのふたつのクラ
ッド層にはさまれた構造となっている。上側のp型のク
ラッド層32の上部にはオーミックコンタクトを形成す
るためのキャップ層33を配設した。キャップ層33は
MgをドープしたGaAsで厚さは0.1μmである。
キャップ層33のキャリア濃度は1.0×1018cm-3
である。なお、34は電極である。
【0035】半導体レーザー増幅器の設計例を以下に示
す。半導体レーザー増幅器のストライプ幅S=2μm、
半導体レーザー増幅器16x,16y,16zの間隔P
=20μm、半導体レーザー増幅器16yと17の間隔
D=3.44mmとした(図4及び図5参照)。また、
半導体レーザー増幅器アレイの大きさは、図3において
L=5.0mm、W=0.25mmである。レンズ18
は焦点距離F0 =20mmであり、回折格子19は10
0本/mmでブレーズ波長を900nmにあわせたもの
である。したがって、回折格子の格子間隔d=10μ
m、ブレーズ角度θ=2.9°である。以上の設計条件
で、半導体レーザー増幅器16x,16y,16zにそ
れぞれ対応して、850nm,860nm,870nm
の波長でレーザー発振が生じる。
【0036】図6に本発明の第2実施例を示す。これは
図3に示す第1実施例の構成において、レンズ18と回
折格子19の代わりに凹面回折格子21を用いたもので
ある。凹面回折格子21の反射表面には、破線で示す丸
枠内に拡大して示すように、回折条件dsinθ=nλ
を満足するように鋸歯状格子22が構成される。この凹
面回折格子21は、回折格子としての機能と凹面反射鏡
の機能を併せ持っているので、このような構成で図3に
示す第1実施例と同様の働きをさせることができる。
【0037】図7に本発明の第3実施例を示す。これは
図3に示す第1実施例の構成において、レンズ18と回
折格子19の代わりにチャープ格子と呼ばれる不等間隔
格子23を用いたものである。不等間隔格子23の反射
表面には、破線で示す丸枠内に拡大して示すように、中
心から周辺に向かって順次ピッチが長くなる鋸歯状格子
24が形成されている。この不等間隔格子23は回折格
子としての機能と凹面反射鏡の機能を併せ持っているの
で、このような構成で図3に示す第1実施例と同様の働
きをさせることができる。
【0038】図8に本発明の第4実施例を示す。これは
図6に示す第2実施例の構成を光集積回路化したもので
ある。この第4実施例においては、GaAsからなる共
通の基板上に四つの半導体レーザー増幅器16x,16
y,16z,17を形成すると共に半径Rの凹面回折格
子25を形成したものである。半径Rの中心及び大きさ
は、図8に示すように各半導体レーザー増幅器16x,
16y,16zからのレーザー光が半導体レーザー増幅
器17に共通に入射するように選定される。各半導体レ
ーザー増幅器16x,16y,16z,17の構造は、
図3〜図5に示す第1実施例と同様である。
【0039】図9に第4実施例のX−X断面図を示す。
混晶化領域35は活性層31に比べれば低屈折率である
が、上下の混晶化していないクラッド層32,30に比
べれば屈折率が高いので、光は基板に対して垂直方向に
は閉じ込められ、いわゆるスラブ型導波路として機能す
る。また、活性層31と混晶化領域35の屈折率差は数
%程度であるのでインターフェース38における反射率
は充分小さい。
【0040】図8に示す凹面回折格子25はドライエッ
チングによって形成することができる。すなわち、図9
に示されるように基板27の端部に鋸歯状格子26(図
8参照)を有する垂直端面を形成し、この端面をミラー
として作用させレーザー光を反射させる。ドライエッチ
ングによって基板に対して垂直な端面ミラーを形成する
技術は、例えば、浅川他:「III −V族化合物半導体の
ドライエッチング」,応用物理,第54巻,第11号
(1985),p1136−p1153により知られて
おり、この技術を利用すればよい。
【0041】図8に示す第4実施例では、スラブ型導波
路の伝搬損失が10ないし15dB/cm程度あるの
で、R=3.5mmとして、スラブ型導波路中の光路長
を1cm強に抑えた。また、回折格子の格子間隔d=2
μm(500本/mmに相当)とし、ブレーズ角度もこ
れに伴いθ=4.1°とした。また、半導体レーザー増
幅器16x,16y,16zの間隔PはP=10μmと
図3に示す第1実施例の場合に比べ半分にした。ストラ
イプ幅SはS=2μmで第1実施例の場合と同じであ
る。以上の設計値は、AlGaAsの屈折率が約3.5
あることを考慮に入れてある。屈折率が大気中よりかな
り大きいためその分回折格子の格子定数は小さくしなく
てはならない。以上の設計条件で、半導体レーザー増幅
器16x,16y,16zにそれぞれ対応して、850
nm,860nm,870nmの波長でレーザー発振が
生じる。なお、半導体レーザー増幅器16yと17の間
隔D=1.72mmである。
【0042】図10に本発明の第5実施例を示す。これ
は、図7に示される第3実施例を光集積回路化したもの
である。基本的には図8に示す第4実施例の場合と変わ
らないが、凹面回折格子25の代わりに不等間隔格子2
8を用いた点が異なっている。この不等間隔格子28
は、第4実施例と同様に鋸歯状格子29を有する垂直端
面をドライエッチングにより形成することにより得られ
る。
【0043】本発明の第6実施例を図11に示す。これ
は、図3の半導体レーザー増幅器16x、16y、16
zをQCSE(Quantum Confined S
tark Effect)型光変調器40x、40y、
40zに変えた構成である。QCSE型光変調器とは、
加えるバイアス電圧によって(ある波長における)光吸
収係数が変化することによって、光強度の変調を行う素
子である。図11のQCSE型光変調器40x、40
y、40zの構造は量子井戸構造のダイオードであり、
半導体レーザー増幅器16x、16y、16zと基本的
には同じ構造であるが、クラッド層のドーピング濃度が
1016cm-3程度と低く(半導体レーザー増幅器では1
18cm-3程度である)、また、加えるバイアスの向き
が半導体レーザー増幅器とは反対である。図3の半導体
レーザー増幅器16x、16y、16zではダブルヘテ
ロ構造のダイオードに順バイアスを加えて電流を流して
いるが、光変調器40x、40y、40zでは量子井戸
構造構造のダイオードに逆バイアスを加えており、電流
はほとんど流れない。したがって、図3の第1実施例と
図11の第6実施例とでは変調方法が異なる。すなわ
ち、図3の第1実施例では電流変調によって光信号を変
調しているのに対し、図11の第6実施例では電圧変調
によって光信号を変調しているという差異がある。電圧
変調では素子に流れる電流が少なく電力消費量が少ない
という利点がある。
【0044】本発明の第7実施例を図12に示す。これ
は結像可能な分光光学系としてアレイ導波路回折格子を
用いたものである。アレイ導波路回折格子は半導体レー
ザーアレイ51とアレイ導波路回折格子50とを組み合
せたものである。アレイ導波路回折格子50は基板52
上に導波路をアレイ状に並べた部分53を有し、この部
分の導波路間の光路差によって分光する。扇形のスラブ
導波路54及び55は結像機能を有しており、合わせて
結像可能な分光光学系を形成している。アレイ導波路回
折格子自体は、公知(例えば、高橋、鈴木、西、「アレ
イ導波路回折格子を用いた光分合波器」、1991年度
秋季電子情報通信学会、C−200(1991)参照)
である。アレイ導波路回折格子は導波路間の光路差が大
きく取れるため、大きな波長分散が得られ、通常の回折
格子より波長分解能を高くすることができるという利点
がある。半導体レーザーアレイ51の各半導体レーザー
素子は光導波路56ないし57によってスラブ導波路5
4及び55と結ばれている。なお、半導体レーザーアレ
イ51とアレイ導波路回折格子50との界面は反射が生
じないように設計されている。半導体レーザーアレイ5
1のアレイ導波路回折格子50側の端面に(n3 2
(n1 2 (n1 2 を満たす屈折率n3 の1/4波長
膜をコートし、半導体レーザーアレイ51とアレイ導波
路回折格子50とを光学グリースを介して接触させてい
る。ただし、n1 は半導体レーザーアレイの材料の屈折
率、n2 はアレイ導波路回折格子50の材料の屈折率で
ある。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、発振条件に光ファイバ
ーの径が関与しないので、発振するレーザー光のスペク
トル幅を狭くすることができる。また、光導波路を通る
光路に対応するレーザー光しか発振しないので、光ファ
イバーへの結合効率も高くすることができる。更に、波
長多重レーザー発振器を光集積回路として一括製造する
ことが可能であり、この場合には、製造コストを低減す
ることができると共に信頼性も向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成例を示す概略平面図である。
【図2】 本発明の他の構成例を示す概略平面図であ
る。
【図3】 本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図4】 図3に示す第1実施例のY−Y断面図であ
る。
【図5】 図4に示す断面図の要部拡大図である。
【図6】 本発明の第2実施例を示す平面図である。
【図7】 本発明の第3実施例を示す平面図である。
【図8】 本発明の第4実施例を示す平面図である。
【図9】 図8に示す第4実施例のX−X断面図であ
る。
【図10】 本発明の第5実施例を示す平面図である。
【図11】 本発明の第6実施例を示す平面図である。
【図12】 本発明の第7実施例を示す平面図である。
【図13】 従来技術を示す平面図である。
【図14】 従来技術において発光スペクトラムが拡が
ること及び光ファイバーとの結合が小さくなることを示
す模式図である。
【図15】 マルチモードファイバー及びシングルモー
ドファイバーの断面図である。
【図16】 従来技術における発光スペクトラムを示す
模式図である。
【符号の説明】
1…光導波路、1b,1f…光導波路の入出射口、2…
分光光学系、3…レーザー増幅器アレイ、3x〜3z
レーザー増幅器、3xb 〜3zb ,3xf 〜3zf …入
出射口、4,5…光反射手段、6,7…レンズ、8…回
折格子、9…光ファイバー、10…レーザー光、11x
〜11z…光信号、12…レーザー増幅器、12b,1
2f…入出射口、13…半導体レーザー増幅器アレイ、
14,15…端面、16x〜16z,17…半導体レー
ザー増幅器、18…レンズ、19…回折格子、20…受
光素子アレイ、20x〜20z…受光部、21…凹面回
折格子、22…鋸歯状格子、23…不等間隔格子、24
…鋸歯状格子、25…凹面回折格子、26…鋸歯状格
子、27…基板、28…不等間隔格子、29…鋸歯状格
子、30…n−AlGaAsクラッド層、31…GaA
s活性層、32…p−AlGaAsクラッド層、33…
キャップ層、34…電極、35…混晶化領域、36…絶
縁化領域、37…拡散フロント、38…インターフェー
ス、40x,40y,40z…QCSE型光変調器、5
0…アレイ導波路回折格子、51…半導体レーザーアレ
イ、52…基板、53…導波路をアレイ状に並べた部
分、54,55…扇形のスラブ導波路、56,57…光
導波路、61…コリメーターレンズ、62…回折格子、
63…光ファイバー、63a…高反射コート膜、63b
…コア、63c…クラッド、64…半導体レーザーアレ
イ、64a…高反射コート膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光反射手段と、光導波路と、結像
    可能な分光光学系と、独立駆動可能な複数のレーザー増
    幅器を光軸が互いに平行になるように配列したレーザー
    増幅器アレイと、第2の光反射手段とを光軸に沿って順
    次配設し、前記光導波路と前記レーザー増幅器アレイの
    相対する各端面を前記分光光学系に対して互いに光学的
    共役関係になるように配置すると共に前記分光光学系に
    より分光されたレーザー光が前記レーザー増幅器アレイ
    の各レーザー増幅器に照射されるようになし、前記光導
    波路と前記レーザー増幅器アレイに属する各レーザー増
    幅器とを各レーザー増幅器に対して決まる特定の波長で
    光学的に結合してレーザー発振させることを特徴とする
    波長多重レーザー発振器。
  2. 【請求項2】 前記光導波路は光増幅装置であることを
    特徴とする請求項1記載の波長多重レーザー発振器。
  3. 【請求項3】 前記第1の光反射手段は、部分的に光を
    通す光反射手段であり、該第1の光反射手段を通過して
    くるレーザー光を光ファイバに供給することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の波長多重レーザー発振
    器。
  4. 【請求項4】 前記第2の光反射手段は、部分的に光を
    通す光反射手段であり、該第2の光反射手段を通過して
    くるレーザー光を出力モニタ用の受光素子に供給するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の波長多重レ
    ーザー発振器。
  5. 【請求項5】 前記第1の光反射手段と、前記光導波路
    と、前記分光光学系と、前記レーザー増幅器アレイと、
    前記第2の光反射手段とを同一基板上に光集積回路とし
    て形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の波長多重レーザー発振器。
  6. 【請求項6】 第1の光反射手段と、光増幅装置と、結
    像可能な分光光学系と、独立駆動可能な複数の光変調器
    を光軸が互いに平行になるように配列した光変調器アレ
    イと、第2の光反射手段とを光軸に沿って順次配列し、
    前記光増幅装置と前記光変調器アレイの相対する各端面
    を前記分光光学系に対して光学的共役関係になるように
    配置すると共に前記分光光学系により分光されたレーザ
    ー光が前記光変調器アレイの各光変調器に照射されるよ
    うになし、前記光増幅装置と前記光変調器アレイに属す
    る各光変調器とを各光変調器に対して決まる特定の波長
    で光学的に結合してレーザー発振させることを特徴とす
    る波長多重レーザー発振器。
  7. 【請求項7】 前記第1の光反射手段と、前記光増幅装
    置と、前記分光光学系と、前記光変調器アレイと、前記
    第2の光反射手段とを同一基板上に光集積回路として形
    成したことを特徴とする請求項6記載の波長多重レーザ
    ー発振器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08222817A (ja) * 1994-12-13 1996-08-30 Santa Barbara Res Center レーザダイオードビームのエネルギを集中させる方法および装置
US6052394A (en) * 1997-09-12 2000-04-18 Samsung Electronics Co., Ltd. High power pumping device for optical fiber amplification
JP2005537642A (ja) * 2002-09-02 2005-12-08 ヘンツェ−リソチェンコ パテントフェルヴァルトゥングス ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲー 半導体レーザ装置
JP2007165890A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Korea Electronics Telecommun 波長可変光源素子

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