JPH0519755U - ボール弁 - Google Patents
ボール弁Info
- Publication number
- JPH0519755U JPH0519755U JP6678191U JP6678191U JPH0519755U JP H0519755 U JPH0519755 U JP H0519755U JP 6678191 U JP6678191 U JP 6678191U JP 6678191 U JP6678191 U JP 6678191U JP H0519755 U JPH0519755 U JP H0519755U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve box
- angle
- flanges
- inner valve
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Valve Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現地据付時に配管接続角度を、可撓管などを
用いることなく変更でき、しかも据付後において配管の
角度ずれや回転ずれが生じても、それらずれをフランジ
部の変位で吸収することができるようにする。 【構成】 弁箱１を、流路方向の両端にフランジ部１０
ａ，１０ｂが連設された内弁箱１０とこの内弁箱１０に
外嵌された外弁箱とに分けて構成し、上記内弁箱１０を
上記流路方向で２分割して両フランジ部１０ａ，１０ｂ
を個別的に角度可変に構成している。
用いることなく変更でき、しかも据付後において配管の
角度ずれや回転ずれが生じても、それらずれをフランジ
部の変位で吸収することができるようにする。 【構成】 弁箱１を、流路方向の両端にフランジ部１０
ａ，１０ｂが連設された内弁箱１０とこの内弁箱１０に
外嵌された外弁箱とに分けて構成し、上記内弁箱１０を
上記流路方向で２分割して両フランジ部１０ａ，１０ｂ
を個別的に角度可変に構成している。
Description
【０００１】
本考案は、上水や下水設備などの流路に介在して、流体の流通・遮断に用いら れるボール弁に関するものである。
【０００２】
従来一般のボール弁は、一連一体に形成された弁箱の流路方向の両端側にフラ ンジ部が一体に連設されており、この両側フランジ部に現地で配管を接続するよ うになされていた。
【０００３】
しかし、上記のような構成の従来のボール弁によれば、両端フランジ部が弁箱 に一体に連設されていて、角度を変えることができないため、現地据付時に接続 角度を変える必要がある場合には、配管とフランジ部との間に可撓管を介装しな ければならない煩しさがあり、また、据付状態で配管に捩れなどが起った場合で も、これを吸収することができず、漏れなどを招来するおそれがあった。
【０００４】 本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、フランジ部の角度を任 意に可変調整でき、しかも配管の捩れなどを吸収できるボール弁を提供すること を目的とするものである。
【０００５】
上記目的を達成するために本考案は、弁箱を、流路方向に両端にフランジ部が 連設された内弁箱とこの内弁箱に外嵌された外弁箱とに分けて構成し、上記内弁 箱を上記流路方向で２分割して両フランジ部を個別的に角度可変に構成したもの である。
【０００６】
【作用】 上記構成によれば、内弁箱に連設されている両フランジ部の接続角度の変更を 可撓管に依存することなく、任意に行なえ、しかも据付状態で捩れなどが生じて もフランジ部側の回動変位によってそのずれが吸収され、漏れなどを生じるおそ れがない。
【０００７】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図１および図２はそれぞれ本考案の一実施例によるボール弁を示す断面図およ び斜視図である。
【０００８】 図１および図２において、１は略球殻形の弁箱であり、その内部には直径方向 に貫通する流路３ａを有し、流路４の流線方向と直交方向の弁軸２で開閉操作さ れる弁体３が収容されている。この弁箱１は、流路方向の両端にそれぞれ連設さ れたフランジ部１０ａ，１０ｂを有する内弁箱１０と、この内弁箱１０に外嵌さ れる外弁箱１１とに分けて構成されている。さらに、上記内弁箱１０は、流路方 向の中央において２分割されており、両フランジ部１０ａ，１０ｂの弁軸廻り方 向αの角度ならびに流路廻り方向βの角度が個別的に可変に構成されている。
【０００９】 上記構成により、弁軸２を、たとえば反時計方向へ回動操作して弁体３の流路 ３ａを流路４に平行にさせると、該流路４が開放され、逆に、上記弁軸２を時計 方向へ回動操作して弁体３の開口３ａを流路４と直交させると、該流路４が遮断 される。
【００１０】 ここで、上記外弁箱１１とは別体の内弁箱１０を流路方向で２分割構成とした ので、現地据付時に両フランジ部１０ａ，１０ｂに配管（図示せず）をそれぞれ 接続する際に、接続角度を変える必要が生じても、可撓管などを介在することな く、両フランジ部１０ａ，１０ｂの角度を調整することで対応可能となる。また 、据付後に、地盤沈下などで配管側とフランジ部１０ａ，１０ｂ側との角度のず れや配管の捩れなどが生じた場合でも、上記フランジ部１０ａ，１０ｂが個別的 にα、β方向へ変位することにより、角度および捩れのずれを吸収することがで き、したがって、適正な接続状態が維持される。
【００１１】
以上のように本考案によれば、弁箱を内弁箱と外弁箱に分けて構成し、さらに 両フランジ部を連設した内弁箱を流路方向で２分割して、両フランジ部を個別的 に角度可変に構成したので、フランジ部に角度を変えて配管接続する際に可撓管 などを用いる必要がなくなり、しかも据付後において配管の角度のずれや回転ず れが生じても上記フランジ部それぞれの変位で上記ずれを吸収でき、漏れなどを 生じるおそれもない安全な配管接続を実現することができる。
【図１】本考案の一実施例に係るボール弁を示す断面図
である。
である。
【図２】本考案の一実施例に係るボール弁を示す斜視図
である。
である。
１ 弁箱 １０ 内弁箱 １０ａ，１０ｂ フランジ部 １１ 外弁箱
Claims (1)
- 【請求項１】 弁箱を、流路方向の両端にフランジ部が
連設された内弁箱とこの内弁箱に外嵌された外弁箱とに
分けて構成し、上記内弁箱を上記流路方向で２分割して
両フランジ部を個別的に角度可変に構成したことを特徴
とするボール弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6678191U JPH0519755U (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ボール弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6678191U JPH0519755U (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ボール弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519755U true JPH0519755U (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=13325756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6678191U Pending JPH0519755U (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ボール弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519755U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51105623A (ja) * | 1975-02-10 | 1976-09-18 | Teii Kei Barubu Mfg Inc |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP6678191U patent/JPH0519755U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51105623A (ja) * | 1975-02-10 | 1976-09-18 | Teii Kei Barubu Mfg Inc |
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