JPH05195098A - 板状フィルタを用いた濾過装置 - Google Patents

板状フィルタを用いた濾過装置

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JPH05195098A
JPH05195098A JP4031375A JP3137592A JPH05195098A JP H05195098 A JPH05195098 A JP H05195098A JP 4031375 A JP4031375 A JP 4031375A JP 3137592 A JP3137592 A JP 3137592A JP H05195098 A JPH05195098 A JP H05195098A
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JP
Japan
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plate
filter
hole
plate filter
bottom wall
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4031375A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihisa Shiraishi
幸久 白石
Takatoshi Fujiyama
孝敏 藤山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Publication of JPH05195098A publication Critical patent/JPH05195098A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶湯金属濾過装置の板状フィルタの浮上防止
及び交換性の向上。 【構成】 濾過炉1の入湯室2の水平底壁4に任意形状
の透孔5を形成し、該透孔5に上方から板状フィルタ7
を嵌合させ、該板状フィルタ7の下側は出湯室8とした
板状フィルタを用いた濾過装置において、前記板状フィ
ルタ7にはセラミックス製の縦状の引上体11を回転自
在に軸止し、該引上体11の下端は前記板状フィルタ7
を突抜けたのち横に曲がった突起12に形成し、該突起
12は前記引上体11を回転させると水平底壁4の下面
に係合して浮上りを防止する板状フィルタを用いた濾過
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状フィルタを用いた
濾過装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、図1に記載したように、濾過炉aの
入湯室bの水平底壁cに下程小さくなるテーパー状の透
孔dを形成し、該透孔dに上方から板状フィルタeを嵌
合させ、該板状フィルタeの下側は出湯室fとした板状
フィルタを用いた濾過装置は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の板状フィル
タeは酸化濾過物により目詰まりする。目詰まりした板
状フィルタeは新品と交換する。交換作業は、板状フィ
ルタeを上方から棒gで突いて孔をあけ、孔にリフトま
たは治具の下端部を突っ込んで係合させ、板状フィルタ
eを持ち上げて交換していた。しかし、板状フィルタe
を上方から棒gで突いて孔をあけると、ぼろhが底に降
り積もり、ぼろhが溶湯に混入するという課題があっ
た。別に公知の実開平2−29451号公報は、前記ぼ
ろ降りを避けるため、予め孔を開けてこれに栓をするよ
うにしているが、栓はセラミックス製とするので破損し
易く、固く叩きこんだ栓は抜くのも大変で、課題を解決
していない。また、板状フィルタeの浮上がりという課
題もあった。板状フィルタeはセラミックス製なので、
金属溶湯と比重差があまりなく、金属の種類によっては
浮き上がるので、重量物を載せたりしていたが、重量物
も熱で溶解しないようにセラミックスにするので、高価
であり、取扱いも難かしかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって本発明は、濾過炉
1の入湯室2の水平底壁4に任意形状の透孔5を形成
し、該透孔5に上方から板状フィルタ7を嵌合させ、該
板状フィルタ7の下側は出湯室8とした板状フィルタを
用いた濾過装置において、前記板状フィルタ7にはセラ
ミックス製の縦状の引上体11を回転自在に軸止し、該
引上体11の下端は前記板状フィルタ7を突抜けたのち
横に曲がった突起12に形成し、該突起12は前記引上
体11を回転させると水平底壁4の下面に係合して浮上
りを防止する板状フィルタを用いた濾過装置としたもの
である。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は濾過炉、2は入湯室、3は入湯室2の入湯口、4は
入湯室2の水平底壁で、水平底壁4には下方に至るに従
い小さくなる透孔5が形成される。6は透孔5の内壁で
あるがテーパー状である。透孔5には板状フィルタ7が
上方から嵌合される。板状フィルタ7の下側は出湯室8
になり、縦仕切壁9の外方に出湯口10が形成される。
【0006】しかして、前記板状フィルタ7はポーラス
のセラミックス製であるが、これにセラミックスで形成
された縦状の引上体11を、所望数取付ける。引上体1
1は縦の丸棒で形成され、その下端は板状フィルタ7を
突抜けたのち横に曲がって突起12となる。引上体11
は板状フィルタ7に回動自在に軸着されており、回動す
ると、突起12が水平底壁4の下面13に係合して、浮
上がりを防止する。突起12の断面は、水平底壁4の下
面13に係合し易いように、テーパー面14にしてあ
る。引上体11の上端にはネジ溝15が刻設され、ネジ
溝15には係合穴16を有するフック17を螺合させ
る。前記引上体11は金属溶湯中にひたるので、高温度
に耐えるようにセラミックス製にするが、フック17も
金属溶湯中にひたるのでセラミックス製にする。18は
炉体の蓋、19はヒータ、20はセラミックスファイバ
である。
【0007】
【作用】次に作用を述べる。 (一般的作用)本発明は上述の構成であるから、入湯口
3より金属溶湯を供給すると、入湯室2内ではヒータ1
9で加温されながら貯留され、板状フィルタ7で濾過さ
れて出湯室8に流下し、出湯口10より製品として取出
される。
【0008】(本発明独自の作用)作業が進むと、板状
フィルタ7は酸化濾過物で目詰りして、濾過効率が悪く
なる。そのときは、リフトを利用して蓋18を外し、入
湯室2の溶湯を出し切ったあと、セラミックスの引上体
11の上端のネジ溝15に螺合されているフック17の
係合穴16にリフトまたは治具の下端を引掛けて回動さ
せると、引上体11の下端の横に曲がった突起12が水
平底壁4の下面13より外れるので、持ち上げると簡単
に板状フィルタ7は外れるので、新品の板状フィルタ7
と交換する。新品の板状フィルタ7は、嵌合後、引上体
11を回転させると、引上体11の下端の横に曲がった
突起12が水平底壁4の下面13に係合するので、板状
フィルタ7の浮上がりを防止する(稀に板状フィルタ7
は浮上がることがあり、従来は浮上がりを防止するた
め、重量物を乗せていた)。また、突起12の断面は、
水平底壁4の下面13に係合し易いように、テーパー面
14にしてあるので、係合容易である。
【0009】
【発明の効果】前記公知の板状フィルタeは酸化濾過物
により目詰まりする。目詰まりした板状フィルタeは新
品と交換する。交換作業は、板状フィルタeを上方から
棒gで突いて孔をあけ、孔にリフトまたは治具の下端部
を突っ込んで係合させ、板状フィルタeを持ち上げて交
換していた。しかし、板状フィルタeを上方から棒gで
突いて孔をあけると、ぼろhが降り積もり、溶湯にぼろ
hが混入するという課題があった。別に公知の実開平2
−29451号公報は、前記ぼろ降りを避けるため、予
め孔を開けて栓をするようにしているが、栓はセラミッ
クス製とするので破損し易く、固く叩きこんだ栓は抜く
のも大変で、課題を解決していない。また、板状フィル
タeの浮上がりという課題もあった。板状フィルタeは
セラミックス製なので、金属溶湯と比重差があまりな
く、金属の種類によっては浮き上がるので、重量物を載
せたりしていたが、重量物も熱で溶解しないようにセラ
ミックスにするので、高価であり、取扱いも難かしかっ
た。
【0010】しかるに、本発明は、濾過炉1の入湯室2
の水平底壁4に任意形状の透孔5を形成し、該透孔5に
上方から板状フィルタ7を嵌合させ、該板状フィルタ7
の下側は出湯室8とした板状フィルタを用いた濾過装置
において、前記板状フィルタ7にはセラミックス製の縦
状の引上体11を回転自在に軸止し、該引上体11の下
端は前記板状フィルタ7を突抜けたのち横に曲がった突
起12に形成し、該突起12は前記引上体11を回転さ
せると水平底壁4の下面に係合して浮上りを防止する板
状フィルタを用いた濾過装置としたものであるから、作
業が進み、板状フィルタ7が酸化濾過物で目詰りして濾
過効率が悪くなったときは、リフトを利用して蓋18を
外し、入湯室2の溶湯を出し切ったあと、セラミックス
の引上体11の上端のネジ溝15に螺合されているフッ
ク17の係合穴16にリフトまたは治具の下端を引掛け
て回動させて、引上体11の下端の横に曲がった突起1
2が水平底壁4の下面13より外し、その後持ち上げる
と簡単に板状フィルタ7は外れるので、新品の板状フィ
ルタ7と交換する。交換した新品の板状フィルタ7は、
嵌合後、引上体11を回転させると、引上体11の下端
の横に曲がった突起12が水平底壁4の下面13に係合
するので、板状フィルタ7の浮上がりを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知例縦断面図。
【図2】 本発明縦断面図。
【図3】 要部拡大断面図。
【図4】 突起の断面図。
【図5】 セラミックスファイバの断面拡大図。
【符号の説明】
1…濾過炉、2…入湯室、3…入湯口、4…水平底壁、
5…透孔、6…内壁、7…板状フィルタ、8…出湯室、
9…縦仕切壁、10…出湯口、11…引上体、12…突
起、13…下面、14…テーパー面、15ネジ溝、16
…係合穴、17…フック、19…ヒータ、20…セラミ
ックスファイバ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾過炉1の入湯室2の水平底壁4に任意
    形状の透孔5を形成し、該透孔5に上方から板状フィル
    タ7を嵌合させ、該板状フィルタ7の下側は出湯室8と
    した板状フィルタを用いた濾過装置において、前記板状
    フィルタ7にはセラミックス製の縦状の引上体11を回
    転自在に軸止し、該引上体11の下端は前記板状フィル
    タ7を突抜けたのち横に曲がった突起12に形成し、該
    突起12は前記引上体11を回転させると水平底壁4の
    下面に係合して浮上りを防止する板状フィルタを用いた
    濾過装置。
JP4031375A 1992-01-22 1992-01-22 板状フィルタを用いた濾過装置 Withdrawn JPH05195098A (ja)

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JPH05195098A true JPH05195098A (ja) 1993-08-03

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117654146A (zh) * 2024-01-31 2024-03-08 湖南中创空天新材料股份有限公司 一种熔铸生产用过滤装置及过滤方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117654146A (zh) * 2024-01-31 2024-03-08 湖南中创空天新材料股份有限公司 一种熔铸生产用过滤装置及过滤方法
CN117654146B (zh) * 2024-01-31 2024-05-14 湖南中创空天新材料股份有限公司 一种熔铸生产用过滤装置及过滤方法

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Effective date: 19990408