JPH051948Y2 - - Google Patents

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JPH051948Y2
JPH051948Y2 JP1985047008U JP4700885U JPH051948Y2 JP H051948 Y2 JPH051948 Y2 JP H051948Y2 JP 1985047008 U JP1985047008 U JP 1985047008U JP 4700885 U JP4700885 U JP 4700885U JP H051948 Y2 JPH051948 Y2 JP H051948Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は分電盤等の内部に銅板等からなる接続
導体を絶縁支持させるために用いられる導体支持
装置に関するものである。
(従来の技術) 分電盤等の内部には分岐ブレーカの大きさによ
つて種々の高さに接続導体を支持させる必要があ
る。このため従来は種々の高さの脚部を備えた支
持体を用意しておき必要に応じて使い分けていた
ので、類似形状の極めて多種類の支持体を製造し
なければならず、個々に金型を製作する必要があ
るためにコスト高となるうえ、その在庫管理にも
手数を要し、また分電盤に仕様変更があつたり特
別注文があつたときには支持体を組み換える作業
が極めて煩雑となる問題もあつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案はこのような従来の問題点を解決して、
多種類の支持体を製造、保管する必要がなくしか
も接続導体等を種々の高さに容易に支持させるこ
とができる導体支持装置を目的として完成された
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上面に3本の接続導体を取り付ける
ためのねじ孔を等間隔に備えるとともに、これら
のねじ孔を挟んだ位置に隔壁板を支持するスリツ
トを凹設した細長い絶縁性の支持体の両端部にね
じ挿通孔を形成し、上面を支持体の下面との係合
面とし上面から下面に貫通するねじ挿通孔を備え
た支持体嵩上げ用のスペーサを、前記支持体の両
端部の下面にねじ止めしたことを特徴とするもの
である。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例について詳細に説明
する。
1はプラスチツクスのような絶縁材料からなる
細長い支持体であり、該支持体1はその上面に3
相分の接続導体50を取り付けるための3個のね
じ孔2を等間隔に備え、またその両端部には支持
体1を分電盤等のベース30上へ固定するための
ねじ挿通孔3を備えている。支持体1の両端部の
下面にはねじ挿通孔3を中心とした凹部4を凹設
しておくことが好ましい。
5は支持体嵩上げ用のスペーサであり、その上
面は支持体1の両端部下面との係合面6とされ、
実施例のように支持体1がその両端部下面に凹部
4を有するものであるときにはスペーサ5の上面
の係合面6は該凹部4に嵌合する突起としておく
ことが好ましい。スペーサ5は上面から下面に貫
通するねじ挿通孔7を備えたものとし、またその
高さは例えば10mmのもの、20mmのもの、30mmのも
の等の複数種類を製作しておくものとする。この
スペーサ5は支持体1の両端部の下面にねじ止め
されている。
なお、8は接続導体50間に配設される隔壁板
を支持させるために支持体1の上面にねじ孔2を
挟んで凹設されたスリツト、9は図示を略した絶
縁カバー用支柱を取り付けるために支持体1の上
面にねじ孔2を挟んで凹設された凹部である。
(作用) このように構成されたものは、第2図に示され
るように支持体1の両端部下面に支持体嵩上げ用
のスペーサ5の係合面6を密着させたうえ取付け
ねじ10を支持体1のねじ挿通孔3及びスペーサ
5のねじ挿通孔7に挿通させて支持体1をスペー
サ5とともに分電盤等のベース30上に固定し、
次に支持体1の上面に等間隔に形成されたねじ孔
2に3本の接続導体50を接続導体取付けねじ1
1によつて取付けるものである。支持体嵩上げ用
のスペーサ5は高さの異なる複数種類のものが用
意されているので、支持体1の高さを自由に変え
ることができ、従つて支持体1の上面に支持され
る接続導体50の高さも自由に変えることができ
るものである。なお、スペーサ5を図示のように
上面の係合面6を突起としたものは支持体1の両
端部下面の凹部4にぴつたりと嵌合して支持体1
をがたつきのないように支持することができ、ま
たスペーサ5の下面にも同様の凹部12を凹設し
ておけばスペーサ5を複数個積上げて用いる場合
にがたつきを防止できる効果がある。
更に支持体1の上面にねじ孔2を挟んで凹設さ
れたスリツト8に図示を略した隔壁板を垂直に差
込み、接続導体50の相互間を隔離することがで
きる。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、分
電盤等の内部に種々の高さに銅板等からなる接続
導体を支持させるために、上面にねじ孔を等間隔
に備えた絶縁性の支持体と、支持体嵩上げ用のス
ペーサとの組み合わせを使用したので、従来のよ
うに種々の高さの導体支持部を備えた支持体を用
意する必要がなく、その製造及び保管の手数を省
くことができるとともに分電盤に仕様変更があつ
たり特別注文があつたときにも直ちに対応するこ
とを可能としたものである。また本考案において
は、細長い絶縁性の支持体の上面に3本の接続導
体とその隔壁板とを等間隔に取り付けることがで
きる。よつて本考案は従来のこの種の導体支持装
置の問題点を一掃したものとして、その実用的価
値は極めて大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図はその使用状態を示す一部切欠斜視図
である。 1……支持体、2……ねじ孔、3……ねじ挿通
孔、5……スペーサ、6……係合面、7……ねじ
挿通孔、8……スリツト、50……接続導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に3本の接続導体50を取り付けるための
    ねじ孔2を等間隔に備えるとともに、これらのね
    じ孔2を挟んだ位置に隔壁板を支持するスリツト
    8を凹設した細長い絶縁性の支持体1の両端部に
    ねじ挿通孔3を形成し、上面を支持体1の下面と
    の係合面6とし上面から下面に貫通するねじ挿通
    孔7を備えた支持体嵩上げ用のスペーサ5を、前
    記支持体1の両端部の下面にねじ止めしたことを
    特徴とする導体支持装置。
JP1985047008U 1985-03-29 1985-03-29 Expired - Lifetime JPH051948Y2 (ja)

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JP1985047008U JPH051948Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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Publication Number Publication Date
JPS61162206U JPS61162206U (ja) 1986-10-07
JPH051948Y2 true JPH051948Y2 (ja) 1993-01-19

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ID=30561939

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JP (1) JPH051948Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6245462Y2 (ja) * 1981-04-17 1987-12-04

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Publication number Publication date
JPS61162206U (ja) 1986-10-07

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