JPH05193348A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH05193348A
JPH05193348A JP644392A JP644392A JPH05193348A JP H05193348 A JPH05193348 A JP H05193348A JP 644392 A JP644392 A JP 644392A JP 644392 A JP644392 A JP 644392A JP H05193348 A JPH05193348 A JP H05193348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser
air
vehicle
louvers
opening
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP644392A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Higuchi
敏幸 樋口
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05193348A publication Critical patent/JPH05193348A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンデンサの負荷が小さい時は、コンデンサ
への風量を低下させるようにして、車外における騒音レ
ベルの低減を図る。 【構成】 コンデンサの空気吸込側に設けられた導風路
に、ここを開閉するためのルーバを付設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空調装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3はバス等の車両に用いられている従
来の空調装置の系統図である。図において、1は車両駆
動用エンジンまたは空調専用のエンジン、2はコンプレ
ッサ、3はコンデンサ、4はコンデンサ用ファン、5は
膨張弁、6はエバポレータ、7はエバポレータ用ファン
である。
【0003】エンジン1によってコンプレッサ2を駆動
すると、コンプレッサ2から吐出された高温・高圧の冷
媒ガスはコンデンサ3に入り、ここでファン4から送ら
れる外気と熱交換することによって凝縮液化して冷媒液
となる。この冷媒液は膨張弁5に入り、ここで断熱膨張
した後エバポレータ6に入り、ここでファン7から送ら
れる空気と熱交換することによって蒸発気化して低温・
低圧の冷媒ガスとなりコンプレッサ2に吸入されて再び
圧縮される。エバポレータ6において冷媒と熱交換して
冷却された空気は図示しないダクトを通って車両内に吹
出される。
【0004】図4は上記装置のコンデンサ3付近の断面
図である。31は外気を導く導風路、32は導風路の開
口部、33は開口部のカバーである。通常車外に設置さ
れるコンデンサ3にはその空気吸込側に外気を導く導風
路31が配設され、この導風路31の開口部32に多数
の小さな孔を有したカバー33が被覆されたり或いは遮
板が付設されたりして大きなゴミ・飛び石等がコンデン
サ3に流入するのを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両用空調
装置においては、コンデンサ3の導風路31における通
風面積はコンデンサ3の最大負荷に対応した所要風量を
確保するように一定に設定されている。しかし、外気温
が低い場合等や、或いは主として夜間に使用されたり、
停車の頻度が多い警備車、検診車等ではコンデンサ3の
負荷は小さいので所要風量は少なくなる。従って、かか
る場合には導風路31を通ってコンデンサ3に送られる
風量が過大であり、結果として車外における騒音レベル
が高くなるという不具合があった。これに対してファン
4によってコンデンサ3への風量を調整することもでき
るが、ファン4が専用エンジン1に直結されて駆動され
るものにあってはコンプレッサの設定回転数に左右され
るため風量を自由に設定することは不可能である。
【0006】本発明は上記従来技術の欠点を解消し、コ
ンデンサの負荷が小さい時は、コンデンサへの風量を低
下させるようにして、車外における騒音のレベルを低減
させようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、コンデンサの空気吸込側に設けられ
た導風路に、ここを開閉するためのルーバを付設したこ
とを特徴とする車両用空調装置に関するものである。
【0008】
【作用】コンデンサは通常車外に設置され、その導風路
は車外の空気を導くために車外に開口している。外気温
が低いときや夜間等のように、コンデンサの負荷が小さ
い場合にはルーバの開度を減少させてコンデンサへの風
量を適正に低下させ、車外騒音を減少させる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例のコンデンサ付近の
断面図、図2は図1の外観斜視図である。図において、
コンデンサ3の空気吸込側に配設された導風路31の開
口部32にはルーバ35が回動自在に多段に設置されて
おり、かつこの各ルーバ35はロッド36で連結される
ことにより一体となって回動されてその開度を増加し、
又は減少できるようになっている。ルーバ35の開度調
整は手動で操作したり、或いはロッド36の移動位置な
いしルーバ35の回動位置をポテンショやリミットスイ
ッチ等で検出して図示しないモータ駆動により操作して
もよい。他の構成は図3及び図4に示す従来のものと同
様である。
【0010】本実施例においては、コンデンサ3の負荷
に関係する諸因子、例えば、冷媒回路における高圧圧力
(コンプレッサ2の吐出側の圧力をいう)、日射量、外
気温等に応じてルーバ35の開度が調整される。即ち、
高圧圧力が低いとき、日射量が少ないときや外気温が低
いとき等のようにコンデンサ3の負荷が小さくその所要
風量が少ない場合には、これらに対応してルーバ35の
開度を減少させることによってコンデンサ3への風量を
適正に低下することができ、この風量の低下によって車
外における騒音レベルを低減することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明の車両用空調装置は、コンデンサ
の導風路を開閉するルーバを付設してあるので、コンデ
ンサの負荷が小さい場合には、ルーバを介してコンデン
サへの風量を適正に低下させることができ、これによっ
て車外における騒音レベルを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のコンデンサ付近の断面図。
【図2】図1の外観斜視図。
【図3】従来の空調装置の系統図。
【図4】同装置のコンデンサ付近の断面図。
【符号の説明】
1 エンジン 2 コンプレッサ 3 コンデンサ 4 ファン 5 膨張弁 6 エバポレータ 7 ファン 31 導風路 32 開口部 33 カバー 35 ルーバ 36 ロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサの空気吸込側に設けられた導
    風路に、ここを開閉するためのルーバを付設したことを
    特徴とする車両用空調装置。
JP644392A 1992-01-17 1992-01-17 車両用空調装置 Withdrawn JPH05193348A (ja)

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JP644392A JPH05193348A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 車両用空調装置

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JP644392A JPH05193348A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 車両用空調装置

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JPH05193348A true JPH05193348A (ja) 1993-08-03

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ID=11638551

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JP644392A Withdrawn JPH05193348A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 車両用空調装置

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Effective date: 19990408