JPH05192413A - 医療用具のチューブ接続部のコネクターの保護カバー - Google Patents

医療用具のチューブ接続部のコネクターの保護カバー

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JPH05192413A
JPH05192413A JP4018462A JP1846292A JPH05192413A JP H05192413 A JPH05192413 A JP H05192413A JP 4018462 A JP4018462 A JP 4018462A JP 1846292 A JP1846292 A JP 1846292A JP H05192413 A JPH05192413 A JP H05192413A
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JP
Japan
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connector
protective cover
medical device
tube
lid
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JP4018462A
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Tatsuya Kawai
達也 川合
Masao Inoue
雅夫 井上
Katsunori Kurisu
勝則 栗栖
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Nippon Medical Supply Corp
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Nippon Medical Supply Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンパクトで携行性の優れた、医療用具のチ
ューブ接続部のコネクターの保護カバーを提供する。 【構成】 医療用具のチューブ接続部のコネクターと外
面に鍔を有し内面には殺菌剤を含有させた吸収性材料層
を有する前記コネクターの接続部を被覆する円筒状被覆
材とを収納することのできる空所を有する保護カバーに
おいて、該保護カバーは開閉自在の2個のプラスチック
製の上蓋と下蓋3,4で構成され、該上蓋および/また
は下蓋の側面壁には前記円筒状被覆材の鍔を嵌合し収納
及び固定するスリット6穴を有し、また該上蓋および下
蓋の両側面壁には、挿入される医療用チューブとほぼ同
径の穴を形成することのできる半円状の切り欠き部5を
有する医療用具のチューブ接続部のコネクターの保護カ
バー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、その内部を無菌状態に維持し、
生体への細菌の進入がないようにする必要がある医療用
具のチューブ接続部のコネクターを保護し、細菌が進入
しないようにするための装置に関する。
【0002】
【従来技術】生体と直接接触して使用される医療用具
は、使用にあたっては生体内に細菌が進入しないように
注意する必要がある。特に、生体内と生体外とを連結し
て長期間生体内に留置される医療用具およびこのような
医療用具と生体外の医療用具とを連結するコネクター
は、用具内部に細菌が進入しないように注意が必要であ
る。
【0003】このような医療用具の例としては、腹膜透
析に使用されるカテーテルとそれに付随した部品の場合
が挙げられる。特に、腹膜透析の場合には、腹腔内が細
菌の進入に対する防御機能が低いために、細心の注意が
必要である。腹膜透析を行うためには、腹腔内と生体外
とを連結するためのカテーテルを設置し、これにコネク
ター及びチューブを介して透析液容器を接続し、透析液
の供給と排出を行う。近年、普及しつつある連続携行式
腹膜透析(CAPD)の場合、透析液容器(バッグ)を
通常は1日4回交換するが、交換の都度コネクターの接
続を解除するので、その際に内部に細菌が進入する機会
が多い。また、接続中も接続部が完全に密閉されていな
いと、その隙間から細菌が進入する恐れがあり、細菌感
染による腹膜炎の発生は、腹膜透析を行う上で、大きな
問題となっている。コネクターを解除した際の細菌の進
入に対しては、消毒液によるコネクター部の消毒や紫外
線照射または加熱による殺菌などの処置が行われてお
り、コネクター接続中の細菌の進入の防止は、コネクタ
ーの周囲を消毒液をスポンジ等で覆う方法が採られてい
る。この場合には消毒液の漏出防止のため、およびコネ
クターの保護等のために、前記スポンジ層の周囲を硬質
カバーで覆う必要がある。本出願人は、先にコネクター
部の消毒を行う消毒容器の一部である消毒液を吸収した
液体吸収性材料層を内表面に有する円筒状部材をコネク
ター接続部のカバーとして使用すること、さらに前記円
筒状部材の上にカバーを取り付けコネクターを保護する
ことを提案している(特公昭63−50022号公
報)。
【0004】
【目的】本発明の目的は、コンパクトで携行性の優れ
た、医療用具のチューブ接続部のコネクターの保護カバ
ーを提供することにある。
【0005】
【構成】本発明は、医療用具のチューブ接続部のコネク
ターおよび外面に鍔を有し内面には殺菌剤を含有させた
吸液性材料層を有する前記コネクターの接続部を被覆す
る円筒状被覆材とを収納することのできる空所を有する
前記コネクターおよび円筒状被覆材の保護カバーにおい
て、該容器は開閉自在の2個のプラスチック製の上蓋と
下蓋で構成され、該上蓋および/または下蓋の側面壁に
は前記円筒状被覆材の鍔を嵌合し収納及び固定するスリ
ット穴を有し、また該上蓋および下蓋の側面壁には、挿
入される医療用チューブとほぼ同径の穴を形成すること
のできる切り欠き部を有することを特徴とする医療用具
のチューブ接続部のコネクターの保護カバーに関する。
本出願人は、前記したように特公昭63ー50022号
公報において、医療用具のチューブ接続部のコネクター
の消毒およびコネクター接続後の接続部の保護を行うの
に有用な装置を開示している。該装置では、内面に殺菌
剤を含有させた吸液性材料層を有する円筒状被覆材と、
円筒状部材の一端に装着される蓋材と、コネクター接続
後に円筒状部材を収納する保護カバーから構成されてい
る。この装置では、コネクター接続後に該装置の一部で
ある殺菌剤を含有させた吸液性材料層を有する円筒状被
覆材でコネクターの周囲を包囲し、その周りをさらに、
硬質のカバーで保護することを行っている。さらに、蓋
材を脱着する際に円筒状被覆材を把持しやすいように、
蓋材が装着される側とは反対側の円筒状被覆材の外面に
鍔を設けることが好ましい。そして前記硬質の保護カバ
ーは、単に円筒状被覆材を保護するだけではなく、コネ
クターと円筒状被覆材と固定して、両者がずれないよう
する役目もあるので、前記保護カバーは両端でコネクタ
ーを固定するとともに、前記円筒状被覆材に設けた鍔を
前記保護カバー内部に設けた鍔固定部で固定する。しか
しながら、従来の保護カバーは円筒状被覆材全体を収納
するようになっているため、その内径が円筒状被覆材に
設けられた鍔よりも大きくなければならず、しかも内部
に鍔固定部が設けられているために、径の大きな嵩張る
ものになるという問題点があった。特にこの問題は、前
記した連続携行式腹膜透析(CAPD)のようにコネク
ター部を携行するような場合に解決すべき重要な課題で
あつた。本発明においては、上記したように円筒状被覆
材の鍔は、保護カバーのスリットに収納されるので、保
護カバーの内径は円筒状被覆材の外径とほぼ同じで良
く、従来のものに比してよりコンパクトにすることがで
きる。また、円筒状被覆材の鍔は保護カバーのスリット
に挿入されることにより両者は固定されるので、従来の
ように両者の固定のために保護カバーの内部に鍔を固定
するために特別の手段を設ける必要がなく、保護カバー
の構造が簡単になるだけでなく、鍔がスリットに挿入し
て固定されるのでより強固に固定される。また、本発明
の上蓋および下蓋は、両者を閉じた際に円筒状被覆材と
コネクターを収納することのできるような形状を有して
いればよいが、円筒状被覆材およびコネクターに対応し
た半円筒状部とする同一形状のものが好ましい。上蓋お
よび下蓋としては、同一円形状の半円筒状のものを使用
すると、上蓋および下蓋の双方にスリットを設けること
ができ、双方のスリットに鍔を収納することができるの
で、保護カバーは、よりコンパクトにすることができ
る。また、本発明の保護カバーは、種々考えられるが、
特にポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等の
合成樹脂を使用し、射出成形等により、上蓋、下蓋、ヒ
ンジ部および上蓋と下蓋の係止部が一体的に製造するこ
とが好ましい。特にポリプロピレンとポリスチレンは、
耐久性のあるヒンジを形成できるので好ましい。また、
柔軟性を付与したい場合は、エチレン−プロピレン・ジ
エン3元共重合体を配合したポリプロピレンが好まし
い。但し保護カバーの材質は金属等であってもよく、ま
た上蓋と下蓋とは、これらとは別個に設けたヒンジ部に
よって結合することができる。
【0006】本発明の保護カバーは、連続携行式腹膜透
析システムの透析液バッグのバッグチューブとエキステ
ンションチューブとの接続部のコネクターの保護に特に
好適であるが、もちろん本発明の保護カバーはこれに限
られるものではなく、内部を無菌状態に維持することが
必要な医療用具のチューブ接続部の保護カバーとして広
く使用することができる。
【0007】
【効果】本発明の保護カバーは、従来のものに比べてコ
ンパクトで嵩張らないので携行性に優れており、連続携
行式腹膜透析において好ましく用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクター保護カバーの蓋を開いた状
態を示した説明図である。
【図2】図1の保護カバーに円筒状被覆材を収納した状
態を示した説明図である。
【図3】本発明の保護カバーの蓋を閉じた状態を示した
説明図である。
【符号の説明】
1 係止部 2 係止部 3 蓋部 4 蓋部 5 半円状の切り欠き部 6 スリット 7 円筒状被覆材の外壁部 8 殺菌剤を含有させた吸収性材料層 9 円筒状被覆材の外壁部の鍔部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療用具のチューブ接続部のコネクター
    と外面に鍔を有し内面には殺菌剤を含有させた吸液性材
    料層を有する前記コネクターの接続部を被覆する円筒状
    被覆材とを収納することのできる空所を有する保護カバ
    ーにおいて、該保護カバーは開閉自在の2個のプラスチ
    ック製の上蓋と下蓋で構成され、該上蓋および/または
    下蓋の側面壁には前記円筒状被覆材の鍔を嵌合し収納及
    び固定するスリット穴を有し、また該上蓋および下蓋の
    側面壁には、挿入される医療用チューブとほぼ同径の穴
    を形成することのできる切り欠き部を有することを特徴
    とする医療用具のチューブ接続部のコネクターの保護カ
    バー。
  2. 【請求項2】 上蓋、下蓋、およびヒンジ部が合成樹脂
    で一体的に成形されたものである請求項1記載の医療用
    具のチューブ接続部のコネクターの保護カバー。
  3. 【請求項3】 連続携行式腹膜透析(CAPD)システ
    ムのチューブ接続部のコネクターの保護カバー用の請求
    項1または2記載の保護カバー。
JP04018462A 1992-01-07 1992-01-07 医療用具のチューブ接続部のコネクターの保護カバー Expired - Fee Related JP3094621B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1041126A2 (en) 1999-04-01 2000-10-04 Seiko Epson Corporation Method for ink jet recording or non-absorbing recording medium

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1041126A2 (en) 1999-04-01 2000-10-04 Seiko Epson Corporation Method for ink jet recording or non-absorbing recording medium

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