JPH0519234A - 背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置 - Google Patents
背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置Info
- Publication number
- JPH0519234A JPH0519234A JP3194943A JP19494391A JPH0519234A JP H0519234 A JPH0519234 A JP H0519234A JP 3194943 A JP3194943 A JP 3194943A JP 19494391 A JP19494391 A JP 19494391A JP H0519234 A JPH0519234 A JP H0519234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brightness
- liquid crystal
- crystal display
- light source
- electroluminescence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ELの劣化に影響されることなく、常に良好
な視認性を得ることを目的とする。 【構成】 周囲の明るさを検出するセンサー101と、
センサー101,及び,後述するセンサー107の出力
するアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器102と、A/D変換器102を介してデジタル信号
に変換したデータ基づいてEL106の輝度制御信号を
出力する制御部103と、輝度制御信号(デジタル信
号)をアナログ信号に変換するD/A変換器104と、
アナログ信号となった輝度制御信号に基づいて、背面光
源であるEL106を駆動するインバータ105と、E
L106の輝度を検出するセンサー107とから構成さ
れる。
な視認性を得ることを目的とする。 【構成】 周囲の明るさを検出するセンサー101と、
センサー101,及び,後述するセンサー107の出力
するアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器102と、A/D変換器102を介してデジタル信号
に変換したデータ基づいてEL106の輝度制御信号を
出力する制御部103と、輝度制御信号(デジタル信
号)をアナログ信号に変換するD/A変換器104と、
アナログ信号となった輝度制御信号に基づいて、背面光
源であるEL106を駆動するインバータ105と、E
L106の輝度を検出するセンサー107とから構成さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は背面光源としてエレクト
ロルミネッセンスを使用した液晶表示器の輝度を制御す
る輝度制御装置に関し、より詳細には、液晶表示器を常
に見やすい状態に保てるように図った背面光源付き液晶
表示器の輝度制御装置に関する。
ロルミネッセンスを使用した液晶表示器の輝度を制御す
る輝度制御装置に関し、より詳細には、液晶表示器を常
に見やすい状態に保てるように図った背面光源付き液晶
表示器の輝度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の操作部に使用される液
晶表示器は、背面光源付きのものが多く使われている。
このとき使用される液晶としては、透過型液晶,半透過
型液晶があり、背面光源としては、CFL(冷陰極蛍光
灯),EL(エレクトロルミネッセンス、以下、ELと
記載する),LED(発光ダイオード)等が用いられて
いる。特に、軽量化,薄型化,省エネルギー化のために
ELの採用が多くなっている。
晶表示器は、背面光源付きのものが多く使われている。
このとき使用される液晶としては、透過型液晶,半透過
型液晶があり、背面光源としては、CFL(冷陰極蛍光
灯),EL(エレクトロルミネッセンス、以下、ELと
記載する),LED(発光ダイオード)等が用いられて
いる。特に、軽量化,薄型化,省エネルギー化のために
ELの採用が多くなっている。
【0003】一方、このような背面光源付き液晶表示器
が取り付けられた複写機等の装置は、一般に室内に設置
される。このため、従来の背面光源付き液晶表示器で
は、暗い所での視認性を向上させるために常に一定の明
るさで点灯させており、消費電力が多くなるばかりでな
く、ELの寿命劣化(輝度の低下)が起こる等の不都合
があった。また、一定の明るさで点灯させることによ
り、暗い所での視認性は向上するものの、逆に明るい所
では照明のために視認性が悪くなるという不都合もあっ
た。
が取り付けられた複写機等の装置は、一般に室内に設置
される。このため、従来の背面光源付き液晶表示器で
は、暗い所での視認性を向上させるために常に一定の明
るさで点灯させており、消費電力が多くなるばかりでな
く、ELの寿命劣化(輝度の低下)が起こる等の不都合
があった。また、一定の明るさで点灯させることによ
り、暗い所での視認性は向上するものの、逆に明るい所
では照明のために視認性が悪くなるという不都合もあっ
た。
【0004】このため、これらの問題点を解決するもの
として、特開昭63−15226号公報「光源制御装
置」に示されるように、外部光源の光量に基づいて背面
光源の輝度を制御することにより、暗い所でも、明るい
所でも良好な視認性が得られるようにした背面光源付き
液晶表示器の輝度制御装置が提案されている。
として、特開昭63−15226号公報「光源制御装
置」に示されるように、外部光源の光量に基づいて背面
光源の輝度を制御することにより、暗い所でも、明るい
所でも良好な視認性が得られるようにした背面光源付き
液晶表示器の輝度制御装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置によれば、外部
光源の光量に基づいて背面光源の輝度を制御することに
より、視認性の向上を図っているが、経時変化によるE
Lの劣化によって必ずしも目的とする輝度が得られない
ため、視認性を良好な状態に保つことができないという
問題点があった。
背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置によれば、外部
光源の光量に基づいて背面光源の輝度を制御することに
より、視認性の向上を図っているが、経時変化によるE
Lの劣化によって必ずしも目的とする輝度が得られない
ため、視認性を良好な状態に保つことができないという
問題点があった。
【0006】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、ELの劣化に影響されることなく、常に良好な視認
性を得ることを目的とする。
て、ELの劣化に影響されることなく、常に良好な視認
性を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、背面光源としてエレクトロルミネッセン
ス(所謂、EL)を使用した透過型液晶表示器の輝度を
制御する背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置におい
て、周囲の明るさを検出する外部光量検出手段と、エレ
クトロルミネッセンスの輝度を検出する輝度検出手段
と、外部光量検出手段の検出結果に基づいて、エレクト
ロルミネッセンスの適正輝度を決定し、且つ、輝度検出
手段の検出結果に基づいて、エレクトロルミネッセンス
の輝度が適正輝度になるように制御する制御手段とを備
えた背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置を提供する
ものである。
成するために、背面光源としてエレクトロルミネッセン
ス(所謂、EL)を使用した透過型液晶表示器の輝度を
制御する背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置におい
て、周囲の明るさを検出する外部光量検出手段と、エレ
クトロルミネッセンスの輝度を検出する輝度検出手段
と、外部光量検出手段の検出結果に基づいて、エレクト
ロルミネッセンスの適正輝度を決定し、且つ、輝度検出
手段の検出結果に基づいて、エレクトロルミネッセンス
の輝度が適正輝度になるように制御する制御手段とを備
えた背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置を提供する
ものである。
【0008】また、本発明は上記の目的を達成するため
に、背面光源としてエレクトロルミネッセンス(所謂、
EL)を使用した半透過型液晶表示器の輝度を制御する
背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置において、周囲
の明るさを検出する外部光量検出手段と、エレクトロル
ミネッセンスの輝度を検出する輝度検出手段と、外部光
量検出手段の検出結果に基づいて、エレクトロルミネッ
センスの適正輝度を決定し、且つ、輝度検出手段の検出
結果に基づいて、エレクトロルミネッセンスの輝度が適
正輝度になるように制御する制御手段とを備えた背面光
源付き液晶表示器の輝度制御装置を提供するものであ
る。尚、制御手段は、外部光量検出手段によって検出し
た周囲の明るさが所定値以上の場合、エレクトロルミネ
ッセンスを消灯させることが望ましい。
に、背面光源としてエレクトロルミネッセンス(所謂、
EL)を使用した半透過型液晶表示器の輝度を制御する
背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置において、周囲
の明るさを検出する外部光量検出手段と、エレクトロル
ミネッセンスの輝度を検出する輝度検出手段と、外部光
量検出手段の検出結果に基づいて、エレクトロルミネッ
センスの適正輝度を決定し、且つ、輝度検出手段の検出
結果に基づいて、エレクトロルミネッセンスの輝度が適
正輝度になるように制御する制御手段とを備えた背面光
源付き液晶表示器の輝度制御装置を提供するものであ
る。尚、制御手段は、外部光量検出手段によって検出し
た周囲の明るさが所定値以上の場合、エレクトロルミネ
ッセンスを消灯させることが望ましい。
【0009】
【作用】本発明の背面光源付き液晶表示器の輝度制御装
置において、制御手段は、外部光量検出手段の検出結果
に基づいて、エレクトロルミネッセンスの適正輝度を決
定し、且つ、輝度検出手段の検出結果に基づいて、エレ
クトロルミネッセンスの輝度が適正輝度になるようにフ
ィドーバック制御を行う。
置において、制御手段は、外部光量検出手段の検出結果
に基づいて、エレクトロルミネッセンスの適正輝度を決
定し、且つ、輝度検出手段の検出結果に基づいて、エレ
クトロルミネッセンスの輝度が適正輝度になるようにフ
ィドーバック制御を行う。
【0010】また、液晶表示器が半透過型液晶表示器の
場合、制御手段は、外部光量検出手段によって検出した
周囲の明るさが所定値以上の場合、エレクトロルミネッ
センスを消灯させる。
場合、制御手段は、外部光量検出手段によって検出した
周囲の明るさが所定値以上の場合、エレクトロルミネッ
センスを消灯させる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の背面光源付き液晶表示器の輝
度制御装置について図面を参照して詳細に説明する。
度制御装置について図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の表示器の輝度制御装置の
実施例1の構成を示し、周囲の明るさを検出するセンサ
ー101と、センサー101,及び,後述するセンサー
107の出力するアナログ信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換器102と、A/D変換器102を介して
デジタル信号に変換したデータ基づいて後述するEL1
06の輝度制御信号を出力する制御部103と、輝度制
御信号(デジタル信号)をアナログ信号に変換するD/
A変換器104と、アナログ信号となった輝度制御信号
に基づいて、背面光源であるEL106を駆動するイン
バータ105と、EL106の輝度を検出するセンサー
107とから構成される。尚、図示を省略するが、実施
例1では液晶表示器として透過型の液晶を使用する。
実施例1の構成を示し、周囲の明るさを検出するセンサ
ー101と、センサー101,及び,後述するセンサー
107の出力するアナログ信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換器102と、A/D変換器102を介して
デジタル信号に変換したデータ基づいて後述するEL1
06の輝度制御信号を出力する制御部103と、輝度制
御信号(デジタル信号)をアナログ信号に変換するD/
A変換器104と、アナログ信号となった輝度制御信号
に基づいて、背面光源であるEL106を駆動するイン
バータ105と、EL106の輝度を検出するセンサー
107とから構成される。尚、図示を省略するが、実施
例1では液晶表示器として透過型の液晶を使用する。
【0013】次に、図2,図3,及び,図4を参照し
て、制御部103における制御方法を説明する。制御部
103は、センサー101で検出した周囲の明るさが図
2に示すH点を越えているか否か判定し、H点より大き
ければ、EL106に印加する電圧をVL とする。ま
た、H点以下の場合、L点より小さいか否か判定してL
点より小さければ、EL106に印加する電圧をVH と
する。一方、H点以下L点以上の場合には、周囲の明る
さに反比例するように電圧VH と電圧VL との間の制御
カーブ201(ここでは、直線で示す)に応じた電圧を
印加電圧とする。換言すれば、周囲の明るさが充分に明
るい場合、印加電圧を低くしてEL106の輝度を抑
え、周囲の明るさが暗い場合、印加電圧を高くしてEL
106の輝度を上げ、更に、周囲の明るさがH点以下L
点以上の場合には、周囲の明るさに応じた適切な電圧を
印加電圧とすることにより、EL106を適切な輝度に
制御する。
て、制御部103における制御方法を説明する。制御部
103は、センサー101で検出した周囲の明るさが図
2に示すH点を越えているか否か判定し、H点より大き
ければ、EL106に印加する電圧をVL とする。ま
た、H点以下の場合、L点より小さいか否か判定してL
点より小さければ、EL106に印加する電圧をVH と
する。一方、H点以下L点以上の場合には、周囲の明る
さに反比例するように電圧VH と電圧VL との間の制御
カーブ201(ここでは、直線で示す)に応じた電圧を
印加電圧とする。換言すれば、周囲の明るさが充分に明
るい場合、印加電圧を低くしてEL106の輝度を抑
え、周囲の明るさが暗い場合、印加電圧を高くしてEL
106の輝度を上げ、更に、周囲の明るさがH点以下L
点以上の場合には、周囲の明るさに応じた適切な電圧を
印加電圧とすることにより、EL106を適切な輝度に
制御する。
【0014】続いて、制御部103は、センサー107
で検出したEL106の明るさ(即ち、EL106の輝
度の実測値)に基づいて、EL106の明るさが、図2
で示した制御カーブ201に応じた明るさと一致するか
否か判定し、EL106の劣化の進み具合をチェックす
る。図3に示すように、EL106は時間とともに明る
さが低下する。換言すれば、電流に対するELの明るさ
の特性が、図4に示すような、時間の経過によって直線
401から直線402のように劣化する。例えば、初期
状態において、電流C0 を流した場合にb0というEL
の明るさを得られたものが、時間の結果とともにb1 に
劣化する。このため、同じ輝度を保つためには電流C0
をC1まで増やす必要がある。
で検出したEL106の明るさ(即ち、EL106の輝
度の実測値)に基づいて、EL106の明るさが、図2
で示した制御カーブ201に応じた明るさと一致するか
否か判定し、EL106の劣化の進み具合をチェックす
る。図3に示すように、EL106は時間とともに明る
さが低下する。換言すれば、電流に対するELの明るさ
の特性が、図4に示すような、時間の経過によって直線
401から直線402のように劣化する。例えば、初期
状態において、電流C0 を流した場合にb0というEL
の明るさを得られたものが、時間の結果とともにb1 に
劣化する。このため、同じ輝度を保つためには電流C0
をC1まで増やす必要がある。
【0015】従って、図2の制御カーブ201でaとい
う周囲の明るさに対して、b0 という明るさを得るため
に、印加電圧によって決定されるC0 というEL電流を
流すが、EL106の特性が制御カーブ201から制御
カーブ202へ劣化していると、b1 という明るさしか
出力されない。このため、その差(劣化の度合)を制御
部103で補正し、再びC1というEL電流まで上昇さ
せ、ELの明るさがb0 となるまでフィードバック制御
を行う。
う周囲の明るさに対して、b0 という明るさを得るため
に、印加電圧によって決定されるC0 というEL電流を
流すが、EL106の特性が制御カーブ201から制御
カーブ202へ劣化していると、b1 という明るさしか
出力されない。このため、その差(劣化の度合)を制御
部103で補正し、再びC1というEL電流まで上昇さ
せ、ELの明るさがb0 となるまでフィードバック制御
を行う。
【0016】以上の構成及び制御方法において、図5の
フローチャートを参照して動作を具体的に説明する。先
ず、センサー101で周囲の光量(明るさ)を検出する
(S501)。次に、明るさがH点より大であれば、印
加電圧VOUT をVL とする(S502,S503)。一
方、H点以下の場合には、L点より小さいか否か判定し
(S504)、L点より小さければ、印加電圧VOUT を
VH とする(S505)。H点以下L点以上の場合に
は、周囲の明るさに応じた印加電圧VOUT を設定する
(S506)。次に、印加電圧VOUT をD/A変換器1
04を介してインバータ105へ出力し、EL106を
発光させる(S507)。続いて、センサー107でE
L106の光量(明るさ)を検出し(S508)、EL
106の明るさが良好であるか、換言すれば、EL10
6の劣化によって実際の明るさが低下していないか判断
し(S509)、劣化の程度に応じてVOUT を変更し
(S510)、再度、S508,S509を繰り返す。
この時、EL106の明るさが良好であれば、処理を終
了する。
フローチャートを参照して動作を具体的に説明する。先
ず、センサー101で周囲の光量(明るさ)を検出する
(S501)。次に、明るさがH点より大であれば、印
加電圧VOUT をVL とする(S502,S503)。一
方、H点以下の場合には、L点より小さいか否か判定し
(S504)、L点より小さければ、印加電圧VOUT を
VH とする(S505)。H点以下L点以上の場合に
は、周囲の明るさに応じた印加電圧VOUT を設定する
(S506)。次に、印加電圧VOUT をD/A変換器1
04を介してインバータ105へ出力し、EL106を
発光させる(S507)。続いて、センサー107でE
L106の光量(明るさ)を検出し(S508)、EL
106の明るさが良好であるか、換言すれば、EL10
6の劣化によって実際の明るさが低下していないか判断
し(S509)、劣化の程度に応じてVOUT を変更し
(S510)、再度、S508,S509を繰り返す。
この時、EL106の明るさが良好であれば、処理を終
了する。
【0017】このように周囲の明るさを検出して、予め
設定した特性曲線に従ってEL106の輝度を制御し、
且つ、フィードバック処理によってEL106の劣化を
同時に補正することにより、EL106を常時適正な明
るさに保つことができ、視認性を向上させることができ
る。また、このようにEL106を使用することによ
り、EL106の寿命延命効果や、表示器の省電力を図
ることができる。
設定した特性曲線に従ってEL106の輝度を制御し、
且つ、フィードバック処理によってEL106の劣化を
同時に補正することにより、EL106を常時適正な明
るさに保つことができ、視認性を向上させることができ
る。また、このようにEL106を使用することによ
り、EL106の寿命延命効果や、表示器の省電力を図
ることができる。
【0018】前述した実施例1では、液晶表示器として
透過型の液晶を使用する例を示したが、本発明の輝度制
御装置を半透過型の液晶表示器に適用した例を実施例2
として示す。図5は、半透過型の液晶表示器を用いる場
合のELの明るさと周囲の明るさとの関係を示し、周囲
の明るさがH点より大きい場合にはELを消灯し、L点
より小さい場合には、所定の明るさで点灯するようにし
たものである。また、H点以下L点以上の場合には、制
御カーブ601に従ってELの明るさを制御するもので
ある。尚、構成及び動作を実施例1と同様につき図示及
び説明を省略する。
透過型の液晶を使用する例を示したが、本発明の輝度制
御装置を半透過型の液晶表示器に適用した例を実施例2
として示す。図5は、半透過型の液晶表示器を用いる場
合のELの明るさと周囲の明るさとの関係を示し、周囲
の明るさがH点より大きい場合にはELを消灯し、L点
より小さい場合には、所定の明るさで点灯するようにし
たものである。また、H点以下L点以上の場合には、制
御カーブ601に従ってELの明るさを制御するもので
ある。尚、構成及び動作を実施例1と同様につき図示及
び説明を省略する。
【0019】このように周囲の明るさを検出して、予め
設定した特性曲線に従ってEL106の輝度を制御し、
且つ、フィードバック処理によってEL106の劣化を
同時に補正することにより、EL106を常時適正な明
るさに保つことができる。また、周囲の明るさが所定の
明るさ以上でEL106を消灯し、所定の明るさ以下に
なると自動的に点灯する等の効果がある。
設定した特性曲線に従ってEL106の輝度を制御し、
且つ、フィードバック処理によってEL106の劣化を
同時に補正することにより、EL106を常時適正な明
るさに保つことができる。また、周囲の明るさが所定の
明るさ以上でEL106を消灯し、所定の明るさ以下に
なると自動的に点灯する等の効果がある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の表示器の輝
度制御装置は、背面光源としてエレクトロルミネッセン
ス(所謂、EL)を使用した透過型液晶表示器の輝度を
制御する背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置におい
て、周囲の明るさを検出する外部光量検出手段と、エレ
クトロルミネッセンスの輝度を検出する輝度検出手段
と、外部光量検出手段の検出結果に基づいて、エレクト
ロルミネッセンスの適正輝度を決定し、且つ、輝度検出
手段の検出結果に基づいて、エレクトロルミネッセンス
の輝度が適正輝度になるように制御する制御手段とを備
えたため、ELの劣化に影響されることなく、常に良好
な視認性を得ることができる。また、二次的な効果とし
て、エレクトロルミネッセンスの寿命延命効果や、表示
器の省電力化を図ることができる。
度制御装置は、背面光源としてエレクトロルミネッセン
ス(所謂、EL)を使用した透過型液晶表示器の輝度を
制御する背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置におい
て、周囲の明るさを検出する外部光量検出手段と、エレ
クトロルミネッセンスの輝度を検出する輝度検出手段
と、外部光量検出手段の検出結果に基づいて、エレクト
ロルミネッセンスの適正輝度を決定し、且つ、輝度検出
手段の検出結果に基づいて、エレクトロルミネッセンス
の輝度が適正輝度になるように制御する制御手段とを備
えたため、ELの劣化に影響されることなく、常に良好
な視認性を得ることができる。また、二次的な効果とし
て、エレクトロルミネッセンスの寿命延命効果や、表示
器の省電力化を図ることができる。
【0021】また、本発明の表示器の輝度制御装置は、
背面光源としてエレクトロルミネッセンス(所謂、E
L)を使用した半透過型液晶表示器の輝度を制御する背
面光源付き液晶表示器の輝度制御装置において、周囲の
明るさを検出する外部光量検出手段と、エレクトロルミ
ネッセンスの輝度を検出する輝度検出手段と、外部光量
検出手段の検出結果に基づいて、エレクトロルミネッセ
ンスの適正輝度を決定し、且つ、輝度検出手段の検出結
果に基づいて、エレクトロルミネッセンスの輝度が適正
輝度になるように制御する制御手段とを備えたため、E
Lの劣化に影響されることなく、常に良好な視認性を得
ることができる。また、二次的な効果として、エレクト
ロルミネッセンスの寿命延命効果や、表示器の省電力化
を図ることができる。
背面光源としてエレクトロルミネッセンス(所謂、E
L)を使用した半透過型液晶表示器の輝度を制御する背
面光源付き液晶表示器の輝度制御装置において、周囲の
明るさを検出する外部光量検出手段と、エレクトロルミ
ネッセンスの輝度を検出する輝度検出手段と、外部光量
検出手段の検出結果に基づいて、エレクトロルミネッセ
ンスの適正輝度を決定し、且つ、輝度検出手段の検出結
果に基づいて、エレクトロルミネッセンスの輝度が適正
輝度になるように制御する制御手段とを備えたため、E
Lの劣化に影響されることなく、常に良好な視認性を得
ることができる。また、二次的な効果として、エレクト
ロルミネッセンスの寿命延命効果や、表示器の省電力化
を図ることができる。
【図1】本発明の輝度制御装置の実施例1の構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図2】実施例1の制御部における制御方法を示すため
の説明図である。
の説明図である。
【図3】経時におけるELの劣化を示すための説明図で
ある。
ある。
【図4】経時におけるELの劣化を示すための説明図で
ある。
ある。
【図5】実施例1の制御部の制御フローチャートであ
る。
る。
【図6】半透過型の液晶表示器を用いる場合のELの明
るさと周囲の明るさとの関係を示す説明図である。
るさと周囲の明るさとの関係を示す説明図である。
101 センサー 102
A/D変換器 103 制御部 104
D/A 105 インバータ 106
EL 107 センサー107
A/D変換器 103 制御部 104
D/A 105 インバータ 106
EL 107 センサー107
Claims (3)
- 【請求項1】 背面光源としてエレクトロルミネッセン
ス(所謂、EL)を使用した透過型液晶表示器の輝度を
制御する背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置におい
て、周囲の明るさを検出する外部光量検出手段と、前記
エレクトロルミネッセンスの輝度を検出する輝度検出手
段と、前記外部光量検出手段の検出結果に基づいて、前
記エレクトロルミネッセンスの適正輝度を決定し、且
つ、前記輝度検出手段の検出結果に基づいて、前記エレ
クトロルミネッセンスの輝度が前記適正輝度になるよう
に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする背面光
源付き液晶表示器の輝度制御装置。 - 【請求項2】 背面光源としてエレクトロルミネッセン
ス(所謂、EL)を使用した半透過型液晶表示器の輝度
を制御する背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置にお
いて、周囲の明るさを検出する外部光量検出手段と、前
記エレクトロルミネッセンスの輝度を検出する輝度検出
手段と、前記外部光量検出手段の検出結果に基づいて、
前記エレクトロルミネッセンスの適正輝度を決定し、且
つ、前記輝度検出手段の検出結果に基づいて、前記エレ
クトロルミネッセンスの輝度が前記適正輝度になるよう
に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする背面光
源付き液晶表示器の輝度制御装置 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記外部光量検出手段
によって検出した周囲の明るさが所定値以上の場合、前
記エレクトロルミネッセンスを消灯させることを特徴と
する請求項2の背面光源付き液晶表示器の輝度制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3194943A JPH0519234A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3194943A JPH0519234A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0519234A true JPH0519234A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16332914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3194943A Pending JPH0519234A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519234A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5760760A (en) * | 1995-07-17 | 1998-06-02 | Dell Usa, L.P. | Intelligent LCD brightness control system |
WO2001063585A1 (fr) * | 2000-02-25 | 2001-08-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Papier electronique, dossier compose de papier electronique et stylo electronique |
EP1220193A2 (en) * | 2000-12-22 | 2002-07-03 | Visteon Global Technologies, Inc. | Brightness offset error reduction system and method for a display device |
US6518962B2 (en) | 1997-03-12 | 2003-02-11 | Seiko Epson Corporation | Pixel circuit display apparatus and electronic apparatus equipped with current driving type light-emitting device |
JP2006163262A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
CN1331009C (zh) * | 2002-07-18 | 2007-08-08 | 夏普株式会社 | 图像读取装置、包括其图像形成装置及图像形成方法 |
DE102006022300A1 (de) * | 2006-05-11 | 2007-11-15 | Wolfgang Weinhold | Anzeigegerät |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP3194943A patent/JPH0519234A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5760760A (en) * | 1995-07-17 | 1998-06-02 | Dell Usa, L.P. | Intelligent LCD brightness control system |
US6518962B2 (en) | 1997-03-12 | 2003-02-11 | Seiko Epson Corporation | Pixel circuit display apparatus and electronic apparatus equipped with current driving type light-emitting device |
US7362322B2 (en) | 1997-03-12 | 2008-04-22 | Seiko Epson Corporation | Pixel circuit, display apparatus and electronic apparatus equipped with current driving type light-emitting device |
WO2001063585A1 (fr) * | 2000-02-25 | 2001-08-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Papier electronique, dossier compose de papier electronique et stylo electronique |
US7154452B2 (en) | 2000-02-25 | 2006-12-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic paper, electronic paperfile and electronic pen |
CN100407250C (zh) * | 2000-02-25 | 2008-07-30 | 松下电器产业株式会社 | 电子纸,电子纸文件以及电子笔 |
EP1220193A2 (en) * | 2000-12-22 | 2002-07-03 | Visteon Global Technologies, Inc. | Brightness offset error reduction system and method for a display device |
EP1220193A3 (en) * | 2000-12-22 | 2002-08-07 | Visteon Global Technologies, Inc. | Brightness offset error reduction system and method for a display device |
CN1331009C (zh) * | 2002-07-18 | 2007-08-08 | 夏普株式会社 | 图像读取装置、包括其图像形成装置及图像形成方法 |
JP2006163262A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
DE102006022300A1 (de) * | 2006-05-11 | 2007-11-15 | Wolfgang Weinhold | Anzeigegerät |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7755595B2 (en) | Dual-slope brightness control for transflective displays | |
US9699861B2 (en) | Light emitting apparatus and method for controlling the same | |
JP3733553B2 (ja) | 表示装置 | |
US6690121B1 (en) | High precision luminance control for PWM-driven lamp | |
JP4099496B2 (ja) | 発光装置並びに該発光装置を用いた表示装置及び読み取り装置 | |
JP2007287422A (ja) | バックライトシステム及び液晶表示装置並びにバックライトの調整方法 | |
JP2006303016A (ja) | 照明装置及びこれを用いた表示装置 | |
US9035857B2 (en) | Image display device, control method for an image display device, and adjustment system for an image display device | |
US6670781B2 (en) | Cold cathode fluorescent lamp low dimming antiflicker control circuit | |
KR101512054B1 (ko) | 광원 구동 방법, 이를 수행하기 위한 광원 장치 및 이 광원장치를 포함하는 표시 장치 | |
JP4253292B2 (ja) | 発光装置並びに該発光装置を用いた表示装置及び読み取り装置 | |
KR100685098B1 (ko) | 노트북 컴퓨터에서의 램프구동방법 | |
US20120062126A1 (en) | Illumination device and method controlling the same | |
JPH09185036A (ja) | 液晶表示器の輝度制御装置 | |
JPH0519234A (ja) | 背面光源付き液晶表示器の輝度制御装置 | |
JPH07129113A (ja) | 表示輝度を調整する表示装置 | |
JP2009048131A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP4635970B2 (ja) | 照明制御装置 | |
JP5152375B2 (ja) | バックライトシステム及び液晶表示装置並びにバックライトの調整方法 | |
JP2001350441A (ja) | 表示装置、および、携帯型電子機器 | |
JP4370769B2 (ja) | 照明制御装置 | |
JP2005134531A (ja) | 表示装置及び表示方法 | |
JP2000112421A (ja) | 発光部の光量制御方法及び光量を制御する発光部を有する電話機 | |
US20090066630A1 (en) | Image compensation methods and image display systems | |
JP2008010202A (ja) | 照明制御装置 |