JPH0519120Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0519120Y2
JPH0519120Y2 JP1986193407U JP19340786U JPH0519120Y2 JP H0519120 Y2 JPH0519120 Y2 JP H0519120Y2 JP 1986193407 U JP1986193407 U JP 1986193407U JP 19340786 U JP19340786 U JP 19340786U JP H0519120 Y2 JPH0519120 Y2 JP H0519120Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
drive member
impact
drive motor
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986193407U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6396895U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986193407U priority Critical patent/JPH0519120Y2/ja
Publication of JPS6396895U publication Critical patent/JPS6396895U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0519120Y2 publication Critical patent/JPH0519120Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電力によつて駆動走行する走行玩具
に関する。
[従来の技術及びその解決すべき問題点] 従来、その種の走行玩具としては、電力源とし
て搭載した電池と、当該電池によつえ駆動し車輪
を回転するモータと、電池とモータの電気的接続
をオン・オフするスイツチを備えて構成されるも
のが一般的である。
しかし、上記従来の走行玩具では、玩具の始動
と停止又は走行状態を変える度に手動によつて上
記スイツチを操作しなければならないので、取扱
いが面倒となり遊びの面白味が半減するという欠
点があつた。
また、上記スイツチは、外部から操作できるよ
うにボデイ又はシヤーシから外部に突出させて設
ける必要があるため、スイツチ取付位置が限定さ
れるという欠点もあつた。
[問題点の解決手段] 上記従来の問題点を解決する本考案は、電力を
駆動源として駆動走行する走行玩具において、車
輪を回転駆動する駆動モータと、該駆動モータに
電力を供給する電源部を備え、外部から加えられ
る衝撃によつて上記駆動モータを制御するスイツ
チ部を備え、上記スイツチ部は、基板と、該基板
上に配され、磁力の作用により動作し上記駆動モ
ータと上記電源部を電気的に互いに逆の極性に導
通するための複数のスイツチ素子と、当該走行玩
具の衝突の衝撃による慣性力によつて上記基板に
対し回動し、該スイツチ素子に接近、離反可能に
設けられた慣性体としての駆動部材と、該駆動部
材上の上記スイツチ素子に対向する位置に設けら
れた磁力体と、外部から衝撃が加えられた時に、
該衝撃によつて上記駆動部材を該衝撃側に付勢
し、該駆動部材を上記衝撃側に配されたスイツチ
素子の方向に回動させるスプリングとを備え、上
記スプリングは、その一端を上記駆動部材の自由
端側に係止され、他端を、該係止点とは上記駆動
部材の回転中心に対して反対側かつ上記駆動部材
の中立位置において上記係止点及び回転中心と一
直線上に配される上記基板上に設けられた係止点
に係止されてなり、上記駆動部材に当接し、該駆
動部材の回動を阻止するロツクレバーを備える。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図から第5図において、本実施例の走行玩
具は、シヤーシ1上に駆動モータ2と伝達ギヤ部
3と電池4及びスイツチ部5を搭載して設け、か
つその上に自動車の形状を模したボデイ20を被
せてなる。
駆動モータ2と伝達ギヤ部3は、第2、3図に
示す如くシヤーシ1後部に設けられており、駆動
モータ2の回転軸が伝達ギヤ部3に連結されてい
る。また、伝達ギヤ部3には、両端に後輪6,6
を嵌込んだシヤフト7が連結されていて、駆動モ
ータ2の回転が伝達ギヤ部3を介してシヤフト7
に伝達され後輪6,6が回転するようになつてい
る。また、シヤーシ1の前部には、前輪8,8が
回転自在に設けられている。
電池4は、シヤーシ1上に形成された電池収納
部9に図示の如く2本並べて収納されており、ス
イツチ部5を介して上記駆動モータ2と接続され
ている。
スイツチ部5は、基板10上にリードスイツチ
11a,11bと駆動部材12とロツクレバー1
6を配してなり、第2、3図に示すように駆動モ
ータ2と伝達ギヤ部3の上部に配置されている。
上記リードスイツチ11a,11bは、各々外部
からの磁力の作用によりスイツチング動作を行う
素子であり、第4図a,bに示す如く基板10上
に所定間隔をおいてハ字形に配されている。この
リードスイツチ11a,11bは、上述した駆動
モータ2及び電池4,4と第5図に示す回路構成
に従つて電気的に配線されている。
ここで、第5図の回路構成について述べると、
電池4,4が夫々駆動モータ2に対し並列に接続
され、かつその電池4,4に対し各リードスイツ
チ11a,11bが直列に接続されている。そし
て、このような構成により、リードスイツチ11
aが閉じるとそれにつながる電池4と駆動モータ
2が導通し、駆動モータ2が前進する向きに回転
し、反対にリードスイツチ11bが閉じるとそれ
につながる他方の電池4と駆動モータ2が導通
し、駆動モータ2が後退する向きに回転するよう
になつている。すなわち、リードスイツチ11
a,11bの切替えによつて駆動モータ2につな
がる電池4の極性が変わり、走行玩具の前進と後
退走行が可能となる。
上記駆動部材12は、板状部材よりなり、その
一端を軸12aによつて基板10上のリードスイ
ツチ11a,11b間の中心線上に回動可能に支
持されている。この駆動部材12の回動は、上記
リードスイツチ11a,11b相互の開き角度の
範囲でのみ可能となつており、第4図bに示す如
く一方のリードスイツチ11aと重なり合つた位
置から他方のリードスイツチ11bと重なり合う
位置までの間で回動する。なお、駆動部材12
は、リードスイツチ11a,11bとぶつからず
に回動できるように基板10から一定高さ浮かし
た状態で支持されている。
また、駆動部材12のリードスイツチ11a,
11bと対応する位置には、上記リードスイツチ
11a,11bに磁力を作用させてスイツチング
動作をさせるための磁石13が設けられている。
この磁石13によつて、駆動部材12がリードス
イツチ11a,11bの一方に重なると、その重
なつた側のリードスイツチ11a,11bが導通
する。
さらに、駆動部材12の自由端側に設けられた
突起14aと基板10上のリードスイツチ11
a,11b間の中心線上に設けられた突起14b
間には、スプリング14が装着されている。この
スプリング14は、駆動部材12をリードスイツ
チ11aまたは11b側の一方に付勢して回動さ
せるためのものであり、図示の如く軸12aと突
起14a,14bが一直線上に並んだ状態がいわ
ゆる思案点となつており、リードスイツチ11
a,11bのいずれ側にも付勢によつて回動しう
るようになつている。なお、駆動部材12の自由
端側先端には、駆動部材12の回動動作を確実に
行わせるための錘15が取付けられている。
ロツクレバー16は、基板10上の駆動部材1
2の軸12a側に軸17によつて回動自在に支持
されている。このロツクレバー16は、操作部1
6aとロツク部16bを有してなり、操作部16
aを操作して軸17を中心に回動しロツク部16
aを駆動部材12の端部に当接させると駆動部材
12は第4図aに示す思案点の位置で保持され
る。また、反対側に回動して駆動部材12の端部
からロツク部16bを離せば、駆動部材12のロ
ツクが解除され駆動部材12は上記スプリング1
4によつてリードスイツチ11aまたは11b側
に付勢される。なお、上記ロツクレバー16の操
作部16aは、ボデイ20の後部から外側に突出
して位置し、外部から操作できるようになつてい
る。
次に、上記本実施例の動作について説明する。
まず、第4図aに示す状態から、ロツクレバー1
6を操作して回動しそのロツク部16aを駆動部
材12の端部から離して、駆動部材12をフリー
の状態とする。この状態で、駆動部材12はスプ
リング14の付勢によつてリードスイツチ11a
または11bの何れかの側に回動するか分からな
いので、例えば走行玩具を前進走行させたい場合
は、ボデイ20の後部を叩く等して衝撃を加え駆
動部材12をリードスイツチ11a側に回動させ
る。また、後進走行させるときは、ボデイ20の
前部を叩く等して駆動部材12をリードスイツチ
11b側に位置させればよい。
今、駆動部材12がリードスイツチ11a側に
回動すると、磁石13の磁力によつてリードスイ
ツチ11aがオンとなりリードスイツチ11a側
の電池4と駆動モータ2が導通して、駆動モータ
2が前進方向に回転する。この駆動モータ2の回
転が伝達ギヤ部3を介して後輪6に伝達され、走
行玩具は前進走行を行うこととなる。
次に、前進走行中に走行玩具の前部が壁等の障
害物に衝突すると、駆動部材12は慣性力によつ
てスプリング14の付勢に抗してリードスイツチ
11b側に回動する。これによつて、リードスイ
ツチ11aがオフとなり、その代わりにリードス
イツチ11bがオンとなる。そして、駆動モータ
2を後進方向に駆動回転する他方の電池4が駆動
モータ2と導通することにより、その衝突した状
態から自動的に後進走行に切替るものである。ま
た、同様に後進走行中に走行玩具の後部が障害物
に衝突すると、駆動部材12がリードスイツチ1
1a側に回動して再び前進走行を行う。以上の動
作により、走行玩具は衝突の度にスイツチ部5が
切替り、後進走行と後進走行を繰返すこととな
り、面白味のある走行状態が得られる。
なお、上記実施例においては、自動車の形を模
した走行玩具について説明したが、駆動モータ2
によつて走行する玩具であればよくその形状は特
定されない。また、スイツチ部5の構成について
は、前進と後進用の2つのリードスイツチ11
a,11bを設けた場合を示したが、例えばリー
ドスイツチを1つのみ設け衝突等によつてリード
スイツチがオフとなり走行玩具が停止するように
してもよい。さらに、磁石13を軸12aを中心
に回転する駆動部材12に設けたが、上記磁石1
3はリードスイツチ11a,11bに対し、接
近、離反可能に設けられていればよい。例えば、
基板10上をスライド移動するように設けてもよ
い。また、スイツチ部5のロツクレバー16につ
いては、必ずしも設ける必要はなく駆動部材のみ
としてもよい。その場合、回路全体を開閉するス
イツチを別個に設けておけばよい。
[考案の効果] 以上述べたように本考案は、電源部と駆動モー
タ間に外部から加えられる衝撃によつて上記駆動
モータを制御するスイツチ部を設けたことによ
り、従来のように走行玩具の走行状態を変える度
にスイツチを操作する面倒がなくなり自動的に走
行状態が変わるので遊びの面白味が増大する効果
が得られる。
また、上記スイツチ部を磁力の作用により動作
するスイツチ素子と、スイツチ素子に対し接近、
離反方向に回動自在な駆動部材と、該駆動部材上
であつてスイツチ素子に対向する位置に設けた磁
力体及び駆動部材をスイツチ素子方向に付勢し外
部からの衝撃により駆動部材をスイツチ素子方向
に回動せしめる構成としたことにより、壁等に衝
突して衝撃を受けた際に、外部から操作すること
なく自動的に進行方向を転換することができる。
さらに、スイツチをボデイ又はシヤーシから外部
に突出させる必要がなく走行玩具内の空いた空間
を利用して設けることが可能となりスイツチ取付
部の位置が限定されない。また、そのためボデイ
等をスイツチ取付部を考慮して設計する必要がな
くなり、設計上の自由度が増す。
加えて、ロツクレバーを設けたことにより走行
させる必要がないときに不用意にスイツチが入つ
てしまうことを防止することができる。従つて、
玩具の暴走はもとより電池の無駄な消耗を防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る走行玩具の外
観図、第2図はその走行玩具のボデイを取外した
状態の平面図、第3図はその駆動モータ、スイツ
チ部及び伝達ギヤ部の構成を示す部分斜視図、第
4図a,bは各々スイツチ部の拡大図、第5図は
走行玩具の回路図である。 1……シヤーシ、2……駆動モータ、3……伝
達ギヤ部、4……電池、5……スイツチ部、6…
…後輪、10……基板、11a,11b……リー
ドスイツチ、12……駆動部材、13……磁石、
14……スプリング、16……ロツクレバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電力により駆動走行する下記要件を備えたこと
    を特徴とする走行玩具。 (イ) 車輪を回転駆動する駆動モータと、該駆動モ
    ータに電力を供給する電源部を備える。 (ロ) 外部から加えられる衝撃によつて上記駆動モ
    ータを制御するスイツチ部を備える。 (ハ) 上記スイツチ部は、 基板と、 該基板上に配され、磁力の作用により動作し
    上記駆動モータと上記電源部を電気的に互いに
    逆の極性に導通するための複数のスイツチ素子
    と、 当該走行玩具の衝突の衝撃による慣性力によ
    つて上記基板に対し回動し、該スイツチ素子に
    接近、離反可能に設けられた慣性体としての駆
    動部材と、 該駆動部材上の上記スイツチ素子に対向する
    位置に設けられた磁力体と、 外部から衝撃が加えられた時に、該衝撃によ
    つて上記駆動部材を該衝撃側に付勢し、該駆動
    部材を上記衝撃側に配されたスイツチ素子の方
    向に回動させるスプリングとを備える。 (ニ) 上記スプリングは、その一端を上記駆動部材
    の自由端側に係止され、他端を、該係止点とは
    上記駆動部材の回転中心に対して反対側かつ上
    記駆動部材の中立位置において上記係止点及び
    回転中心と一直線上に配される上記基板上に設
    けられた係止点に係止されてなる。 (ホ) 上記駆動部材に当接し、該駆動部材の回動を
    阻止するロツクレバーを備える。
JP1986193407U 1986-12-16 1986-12-16 Expired - Lifetime JPH0519120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986193407U JPH0519120Y2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986193407U JPH0519120Y2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6396895U JPS6396895U (ja) 1988-06-22
JPH0519120Y2 true JPH0519120Y2 (ja) 1993-05-20

Family

ID=31149401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986193407U Expired - Lifetime JPH0519120Y2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0519120Y2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6866901B2 (en) 1999-10-25 2005-03-15 Vitex Systems, Inc. Method for edge sealing barrier films
US8900366B2 (en) 2002-04-15 2014-12-02 Samsung Display Co., Ltd. Apparatus for depositing a multilayer coating on discrete sheets
US7648925B2 (en) 2003-04-11 2010-01-19 Vitex Systems, Inc. Multilayer barrier stacks and methods of making multilayer barrier stacks
US7767498B2 (en) 2005-08-25 2010-08-03 Vitex Systems, Inc. Encapsulated devices and method of making
US9337446B2 (en) 2008-12-22 2016-05-10 Samsung Display Co., Ltd. Encapsulated RGB OLEDs having enhanced optical output
US9184410B2 (en) 2008-12-22 2015-11-10 Samsung Display Co., Ltd. Encapsulated white OLEDs having enhanced optical output
US8590338B2 (en) 2009-12-31 2013-11-26 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Evaporator with internal restriction

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58120794U (ja) * 1982-02-09 1983-08-17 株式会社 田宮模型 玩具用自動車
JPS5985287U (ja) * 1982-12-01 1984-06-08 株式会社バンダイ 走行玩具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6396895U (ja) 1988-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6939197B1 (en) Toy vehicle with enhanced jumping capability
EP0721789B1 (en) Toy vehicle
US4078799A (en) Toy vehicle and toy vehicle game
JP2566184B2 (ja) 乗物玩具の駆動装置
JP2875235B2 (ja) 自走形玩具用交差点装置およびその交差点装置を用いて構成される走行玩具
US4623317A (en) Metamorphic radio-controlled traveling toy
US4878877A (en) Plug-in module for motorized toy vehicle
US4695266A (en) Steerable electric toy car
JPH0519120Y2 (ja)
US20020094752A1 (en) Steering device for toy and running toy
US4467557A (en) Shiftable drive self-propelled toy vehicle
US4218846A (en) Lane changing toy car with unidirectional clutch and positive steering
JPS63153089A (ja) 走行玩具
JPS6315982A (ja) レ−シング玩具の走行軌道変更装置
JPH0542591Y2 (ja)
KR100670001B1 (ko) 개선된 작동 완구용 주행 장치
JPS6125509Y2 (ja)
JPH0671056A (ja) 車両玩具の駆動装置
US4125261A (en) Toy vehicle and toy vehicle game
JP3756170B1 (ja) 走行玩具
GB2214099A (en) A toy vehicle
JP3740162B1 (ja) 走行玩具
CA1148357A (en) Toy vehicle and toy vehicle game
CA1090132A (en) Toy vehicle and toy vehicle game
JP3330367B2 (ja) 遠隔操作式走行玩具