JPH0519003A - 複数周波用データサンプリング方法 - Google Patents
複数周波用データサンプリング方法Info
- Publication number
- JPH0519003A JPH0519003A JP3194792A JP19479291A JPH0519003A JP H0519003 A JPH0519003 A JP H0519003A JP 3194792 A JP3194792 A JP 3194792A JP 19479291 A JP19479291 A JP 19479291A JP H0519003 A JPH0519003 A JP H0519003A
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- Japan
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- frequency
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- data sampling
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の周波数に1つのサンプリング周波数で
対応できることを可能とする。 【構成】 サンプリング周波数を10kHzとし、商用周
波数50Hzに対しては600データを1ブロックとし、
商用周波60Hzに対しては500データを1ブロックと
し、それぞれの周波数の3周期をデータサンプリングす
ることにより区切りよくサンプリングを行う。
対応できることを可能とする。 【構成】 サンプリング周波数を10kHzとし、商用周
波数50Hzに対しては600データを1ブロックとし、
商用周波60Hzに対しては500データを1ブロックと
し、それぞれの周波数の3周期をデータサンプリングす
ることにより区切りよくサンプリングを行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商用周波用データサン
プリング方法に関し、特に配電線路の異常発生点標定を
行う際の対象とする配電線路の周波数が50Hzおよび6
0Hzの両方に対する、サンプリング方法に関するもので
ある。
プリング方法に関し、特に配電線路の異常発生点標定を
行う際の対象とする配電線路の周波数が50Hzおよび6
0Hzの両方に対する、サンプリング方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】配電線路の異常発生点標定を行う装置
は、異常発生点を早期に発見し、早期に復旧するために
有効な装置である。この装置のデータサンプリング方法
に関し、該配電線の周波数が50Hzおよび60Hzのそれ
ぞれに対し、1周期に対するサンプリング個数を固定
し、該周波数によりサンプリング周波数を可変すること
によりサンプリングを行っている。図1は、サンプリン
グ個数12個の時の関係を示したものであり、50Hz商
用周波に対しては、サンプリング周期1667μs(サ
ンプリング周波数600Hz)、60Hzの商用周波に対し
ては、サンプリング周期1389μs(サンプリング周
波数720Hz)で行うことを表す。
は、異常発生点を早期に発見し、早期に復旧するために
有効な装置である。この装置のデータサンプリング方法
に関し、該配電線の周波数が50Hzおよび60Hzのそれ
ぞれに対し、1周期に対するサンプリング個数を固定
し、該周波数によりサンプリング周波数を可変すること
によりサンプリングを行っている。図1は、サンプリン
グ個数12個の時の関係を示したものであり、50Hz商
用周波に対しては、サンプリング周期1667μs(サ
ンプリング周波数600Hz)、60Hzの商用周波に対し
ては、サンプリング周期1389μs(サンプリング周
波数720Hz)で行うことを表す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなデータサン
プリングを行うと、サンプリング周波数が変わるごとに
誤差防止用フィルタをそれぞれに対して必要とするこ
と、同じくサンプリング周波数を発生する装置をそれぞ
れ必要とした。
プリングを行うと、サンプリング周波数が変わるごとに
誤差防止用フィルタをそれぞれに対して必要とするこ
と、同じくサンプリング周波数を発生する装置をそれぞ
れ必要とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、交流波形を該所定周波数より十分大きなサン
プリング周波数でサンプリングして、該交流のm周期に
n個のサンプルを等間隔で得ることにより、1つのサン
プリング周波数で対応が可能であり、商用周波数50H
z、60Hzに対しては、サンプリング周波数10kHzで
サンプリングすることにより、3周期に50Hzは600
データ、60Hzは、500データをサンプリングするこ
とにより実現した。
するため、交流波形を該所定周波数より十分大きなサン
プリング周波数でサンプリングして、該交流のm周期に
n個のサンプルを等間隔で得ることにより、1つのサン
プリング周波数で対応が可能であり、商用周波数50H
z、60Hzに対しては、サンプリング周波数10kHzで
サンプリングすることにより、3周期に50Hzは600
データ、60Hzは、500データをサンプリングするこ
とにより実現した。
【0005】
【作用】本発明においては、1つのサンプリング周波数
により、50Hz、60Hzの両周波数に対し、データサン
プリング個数を変えること、および3周期分を1つの区
切りとすることにより、サンプリング周波数を変えるこ
となしに、精度良くデータのサンプリングを行うことが
可能である。
により、50Hz、60Hzの両周波数に対し、データサン
プリング個数を変えること、および3周期分を1つの区
切りとすることにより、サンプリング周波数を変えるこ
となしに、精度良くデータのサンプリングを行うことが
可能である。
【0006】
【実施例】本発明による1実施例を図を用いて説明す
る。図2は本発明を利用した配電線の異常発生点の標定
装置の構成図を示す。同図中1、2は変電所における測
定点、3は配電線路、4は、データ入力部及びアナログ
デジタル変換部、5は演算処理部、6は簡易な通信装
置、7は既存の通信線である。この装置は、測定点1、
2に設備されることにより、電源の送電端、受電端の電
気諸量を計測し、その両方のデータにより、異常発生点
を正確に、求めるものである。
る。図2は本発明を利用した配電線の異常発生点の標定
装置の構成図を示す。同図中1、2は変電所における測
定点、3は配電線路、4は、データ入力部及びアナログ
デジタル変換部、5は演算処理部、6は簡易な通信装
置、7は既存の通信線である。この装置は、測定点1、
2に設備されることにより、電源の送電端、受電端の電
気諸量を計測し、その両方のデータにより、異常発生点
を正確に、求めるものである。
【0007】この装置のデータサンプリング周波数は、
10kHzであり、商用周波数50Hzの波形をサンプリン
グした場合、200データで1周期のサンブリングを区
切り良くサンプリングすることが、可能であるが、3周
期600データを1つのデータブロックとして行ってい
る。
10kHzであり、商用周波数50Hzの波形をサンプリン
グした場合、200データで1周期のサンブリングを区
切り良くサンプリングすることが、可能であるが、3周
期600データを1つのデータブロックとして行ってい
る。
【0008】商用周波数60Hzの波形を10kHzでサン
プリングした場合には、1周期のサンプリングを区切り
良くサンプリングすることができないが、3周期500
データを1つのデータブロックとして行うことにより、
区切り良く1つのデータブロックとして行うことにより
サンプリングを実施している。
プリングした場合には、1周期のサンプリングを区切り
良くサンプリングすることができないが、3周期500
データを1つのデータブロックとして行うことにより、
区切り良く1つのデータブロックとして行うことにより
サンプリングを実施している。
【0009】実施例として、商用周波数50Hz、60Hz
に対し、周期として3周期を1つのデータブロックとし
て、サンプリング行った例、すなわち、請求項2の具体
的実施例を述べたが、複数の任意の波形のサンプリング
においても、それぞれの周期を整数倍し、サンプリング
個数の最適値を考慮すれば、実施されることは、いうま
でもない。
に対し、周期として3周期を1つのデータブロックとし
て、サンプリング行った例、すなわち、請求項2の具体
的実施例を述べたが、複数の任意の波形のサンプリング
においても、それぞれの周期を整数倍し、サンプリング
個数の最適値を考慮すれば、実施されることは、いうま
でもない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータサ
ンプリング方法は、商用周波数50Hz60Hzの両周波数
に対し、3周期を1つのブロックとして、サンプリング
を行うことにより、1つのサンプリング周波数により、
データサンプリングを区切り良く行うことができる。本
発明によれば、複数の周波数に対しても、それぞれの周
期を整数倍し、サンプリング個数の最適値を考慮するこ
とによりデータサンプリングを区切り良く行うことがで
きる。
ンプリング方法は、商用周波数50Hz60Hzの両周波数
に対し、3周期を1つのブロックとして、サンプリング
を行うことにより、1つのサンプリング周波数により、
データサンプリングを区切り良く行うことができる。本
発明によれば、複数の周波数に対しても、それぞれの周
期を整数倍し、サンプリング個数の最適値を考慮するこ
とによりデータサンプリングを区切り良く行うことがで
きる。
【図1】従来のサンプリング方法を説明した図である。
【図2】本発明を利用した標定装置の構成図である。
【図3】本発明のサンプリング方法を説明した図であ
る。
る。
【符号の説明】
1 測定点
2 測定点
3 配電線路
4 データ入力部及びアナログデジタル変換部
5 演算処理部
6 通信装置
7 通信線
Claims (2)
- 【請求項1】 交流波形を該所定周波数より充分大きな
サンプリング周波数でサンプリングして該交流のm周期
にn個のサンプルを等間隔で得ることにより複数の周波
数に対応することを特徴とする複数周波用データサンプ
リング方法。 - 【請求項2】 商用周波数の交流において、サンプリン
グ周波数10kHzでサンプリングして、周波数50Hz、
60Hzに対し、3周期にそれぞれ600データ、500
データをサンプリングすることにより、両周波数に対応
することを特徴とする請求項1記載のデータサンプリン
グ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3194792A JPH0519003A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 複数周波用データサンプリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3194792A JPH0519003A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 複数周波用データサンプリング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0519003A true JPH0519003A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16330339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3194792A Pending JPH0519003A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 複数周波用データサンプリング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519003A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016034174A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社東芝 | ディジタル形保護制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56150365A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-20 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Method for removing commercial frequency in cable fault point detection |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP3194792A patent/JPH0519003A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56150365A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-20 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Method for removing commercial frequency in cable fault point detection |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016034174A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社東芝 | ディジタル形保護制御装置 |
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