JPH05189582A - 画像生成方法およびその装置 - Google Patents

画像生成方法およびその装置

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JPH05189582A
JPH05189582A JP465192A JP465192A JPH05189582A JP H05189582 A JPH05189582 A JP H05189582A JP 465192 A JP465192 A JP 465192A JP 465192 A JP465192 A JP 465192A JP H05189582 A JPH05189582 A JP H05189582A
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reflection
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Application number
JP465192A
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English (en)
Inventor
Makoto Hirai
誠 平井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】各物体形状毎にスクリーン23a上へ投影し、
隠面消去する。投影された反射面25aに対して、面対
称に座標変換した視点21bと視線22bに従って、各
物体形状毎にスクリーン23b上へ投影し、隠面消去す
る。反射面25aをスクリーン23b上に投影した画像
領域内の隠面消去画像を反射面25aの反射率に従って
合成し、鏡面反射画像を得る。 【効果】全処理量が生成画像の全画素数に直接関係せ
ず、全物体数に比例した全処理量に抑えることができ、
物体表面での鏡面反射現象を表現する高速な画像生成方
法を得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示装置におい
て、物体表面での鏡面反射現象を表現する画像生成方法
とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、物体表面での鏡面反射現象を表現
する写り込み画像生成方法は、現実感の高い画像を生成
する必要性の高いデザインシミュレーション、インテリ
アシミュレーション、景観シミュレーションに利用され
ている。
【0003】以下に従来の物体表面での鏡面反射現象を
表現する写り込み画像生成方法について説明する。
【0004】従来、頂点座標が与えられたポリゴンで表
現された物体データと、視点位置と、視線方向と、物体
を投影するスクリーンの位置のデータとを入力し、物体
の表面に他の物体が写り込んだ画像を生成する方法とし
て、レイトレーシング法あるいはビームトレーシング法
が使用されていた。レイトレーシング法については、例
えば特開昭64−31279号公報に示されている。ビ
ームトレーシング法については、例えばACM、SIG
GRAPH’84、Computer Graphic
s第18巻3号119ページから127ページに示され
ている。
【0005】以下図面を参照しながら、上述した従来の
写り込み画像生成方法について説明する。図13は従来
の方法を実施するための画像生成システムのブロック図
である。図13において、1はデータ入力部で、頂点座
標が与えられたポリゴンで表現された物体データと、視
点位置と、視線方向と、物体を投影するスクリーンの位
置のデータとを入力するものである。2は画像生成部
で、データ入力部1で入力したデータを元に、物体の表
面に他の物体が写り込んだ画像を生成するものである。
3は画像表示部で、画像生成部2で生成された画像を表
示するものである。
【0006】次に図面を参照しながら、上述した従来の
鏡面反射を表現するレイトレーシング法について説明す
る。図2は従来の鏡面反射を表現するレイトレーシング
法を表す概念図である。図3は従来の鏡面反射を表現す
るレイトレーシング法の全体の処理の流れ図である。図
4は従来の鏡面反射を表現するレイトレーシング法の光
線の輝度を求める処理の流れ図である。
【0007】以上のように構成されたレイトレーシング
法について、以下、図13および図2〜4を用いてその
動作を説明する。
【0008】まず、データ入力部1で、頂点座標が与え
られたポリゴンで表現された物体データ9aと9bと、
視点位置5と、視線方向6と、物体を投影するスクリー
ン8の位置と大きさのデータとを入力する。
【0009】次に、画像生成部2で、図3および図4の
処理の流れ図に示したレイトレーシング法に従って、画
像を生成する。処理10で、スクリーン8の左上から順
に画素を1つずつ取りだし、処理11で、画素がなくな
れば生成処理を終了する。処理12で、視点5を始点と
し、取り出した画素7を通る光線データ4aを作成す
る。処理13aで、光線データ4aに対し、図4に示し
た光線の輝度を求める処理を行なう。
【0010】そして、図4に示した光線の輝度を求める
処理では、まず、処理15で、光線4aとすべての物体
との交点の内で、最も光線の始点に近い交点を求める。
処理16で、交点がなければ、図4に示した光線の輝度
を求める処理を終え、図3の処理14に復帰して処理を
続行する。交点があれば、処理17で、交点の物体9a
の表面の輝度を求める。処理18で、交点の物体9aの
表面が反射特性を持たない時は、求めた輝度をそのまま
光線4aの輝度とし、図3の処理14に復帰して処理を
続行する。反射特性を持てば、処理19で、交点を始点
とし、光線4aの物体表面での反射方向へ進む光線デー
タ4bを作成する。処理13bで、この新たに作成した
光線データ4bに対し、図4に示した光線の輝度を求め
る処理を再帰的に行なう。再帰的に行なった光線の輝度
を求める処理からの復帰先は、図4の処理20になる。
処理20で、得られた光線4bの輝度と交点の物体表面
の輝度とを合成した輝度を光線4aの輝度として、図3
の処理14に復帰して処理を続行する。
【0011】図3の処理14で、得られた光線4aの輝
度を画素7の輝度として画像表示部3に表示し、処理1
0のスクリーン8上の次の画素を取り出す処理に戻る。
すべての画素を処理すれば、鏡面反射を表現した写り込
み画像が表示される。
【0012】次に図面を参照しながら、上述した従来の
鏡面反射を表現するビームトレーシング法について説明
する。図16は従来の鏡面反射を表現するビームトレー
シング法を表す概念図である。図14は従来の鏡面反射
を表現するビームトレーシング法の全体の処理の流れ図
である。図15は従来の鏡面反射を表現するビームトレ
ーシング法のビームの各画素の輝度を求める処理の流れ
図である。
【0013】以上のように構成されたビームトレーシン
グ法について、以下、図13〜16を用いてその動作を
説明する。
【0014】まず、データ入力部1で、頂点座標が与え
られたポリゴンで表現された物体データ24aと24b
と、視点位置21aと、視線方向22aと、物体を投影
するスクリーン23aの位置と大きさのデータとを入力
する。
【0015】次に、画像生成部2で、図14および図1
5の処理の流れ図に示したビームトレーシング法に従っ
て、画像を生成する。処理84で、視点21aを始点と
し、スクリーン23aをビームの多角形とするビーム9
6aのデータを作成し、処理85aで、図15に示した
ビームの各画素の輝度を求める処理を行なう。
【0016】そして、図15に示したビームの各画素の
輝度を求める処理では、まず、処理87で、ビーム96
aの始点でもある視点21aとビーム96aの方向を表
す視線22aに合わせて物体を座標変換する。処理88
で、ビーム96aの始点に近い順に物体を取り出す。図
16では、物体24aが取り出される。処理90で、物
体24aをスクリーン23aに投影した多角形とビーム
96aの多角形との交差多角形97aを求め、ビーム9
6aの多角形から交差多角形97aを除く。処理92
で、交差多角形97a内の各画素について、物体24a
の表面の輝度を計算し、ビーム96aの対応する各画素
の輝度とする。物体24aの表面が反射特性を持てば、
処理94で、ビーム96aを物体24aの表面に対し面
対象変換したビーム96bを作成する。ビーム96bの
多角形は交差多角形97aに初期化される。処理85b
で、図15に示したビームの各画素の輝度を求める処理
を再帰的に行なう。再帰的に行なったビームの各画素の
輝度を求める処理の復帰先は、図15の処理95にな
る。処理95で、得られたビーム96bの各画素の輝度
とビーム96aの対応する各画素の輝度を物体24aの
表面の反射特性に従って合成し、ビーム96aの対応す
る各画素の輝度とする。以上の処理をすべての物体に対
して行ない、ビーム96aの各画素の輝度を求め、図1
4の処理86に復帰して処理を続行する。
【0017】図14の処理86で、得られたビーム96
aの各画素の輝度を画像表示部3に表示すれば、鏡面反
射を表現した写り込み画像が表示される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、レイトレーシング法において、各画素毎
に光線とすべての物体との交点の内で最も光線の始点に
近いものを求める必要があるので、生成画像の全画素数
に比例して全処理量が増加するという課題を有してい
た。
【0019】また、ビームトレーシング法において、ビ
ームの始点に近い順に物体を取り出す必要があるので、
全物体数の自乗に比例して全処理量が増加するという課
題を有していた。
【0020】本発明は上記課題に鑑み、全処理量が生成
画像の全画素数に直接関係せず、全物体数に比例した全
処理量に抑え、物体表面での鏡面反射現象を表現する高
速な画像生成方法とその装置を提供するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像生成方法および装置は、各物体形状毎に
画像上に投影し、奥行画像と物体の識別子画像と第1の
輝度画像を生成し、投影された反射特性を持つ物体の反
射面に対して面対称に座標変換した視点位置と視線方向
と奥行画像と物体の識別子画像に従って、各物体形状毎
に画像上に投影し、第2の輝度画像を生成し、第1と第
2の輝度画像を識別子画像に従って合成して鏡面反射画
像を得るという構成を備えたものである。
【0022】
【作用】本発明は前記した構成により、全処理量が生成
画像の全画素数に直接関係せず、全物体数に比例した全
処理量に抑えられ、物体表面での鏡面反射現象を表現す
る高速な画像生成が可能となる。
【0023】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例の画像生成方法につ
いて、図面を参照しながら説明する。 図1は本発明の
方法を実施するための画像生成システムのブロック図で
ある。図1において、1はデータ入力部で、頂点座標が
与えられたポリゴンで表現された物体データと、視点位
置と、視線方向と、物体を投影するスクリーンの位置の
データとを入力するものである。2は画像生成部で、デ
ータ入力部1で入力したデータを元に物体の表面に他の
物体が写り込んだ画像を生成するものである。91a、
91bは投影部で、物体データをスクリーン上に投影す
るものである。92は座標変換部で、反射特性を持つ物
体の反射面に対して面対称に、視点位置と、視線方向
と、物体を投影するスクリーンの位置のデータとを座標
変換するものである。93は合成部で、反射面の反射特
性に応じて、投影部91aと投影部91bとで生成され
た画像を合成し、物体の反射面に別の物体が写り込んだ
画像を生成するものである。3は画像表示部で、画像生
成部2で生成された画像を表示するものである。
【0024】図5は本発明の方法を実施するための画像
生成システムの詳細なブロック図である。図5におい
て、30は記憶部、31は物体データ記憶部、32は視
点データ記憶部、33aは第1の画像記憶部、33bは
第2の画像記憶部、34a、34bは輝度記憶部、35
a、35bは識別子記憶部、36は奥行記憶部、37は
制御記憶部、38は演算部である。第1の画像記憶部3
3a、第2の画像記憶部33b、輝度記憶部34a、3
4b、識別子記憶部35a、35b、奥行記憶部36
は、複数の画素から構成される。
【0025】図6は本発明の鏡面反射を表現する画像生
成方法を表す概念図である。図6において、21a、2
1b、21cは視点、22a、22b、22cは視線、
23a、23b、23cはスクリーン、24a、24b
は物体、25a、25bは反射面である。画像生成を行
なうために与えられた視点21a、視線22a、スクリ
ーン23aを、物体24aの反射面25aに対して面対
称変換したものが、視点21b、視線22b、スクリー
ン23bである。さらに、視点21b、視線22b、ス
クリーン23bを、物体24bの反射面25bに対して
面対称変換したものが、視点21c、視線22c、スク
リーン23cである。
【0026】図7は本発明の鏡面反射を表現する画像生
成方法の物体の反射面とクリッピング空間領域の関係を
表す概念図である。図7において、26はクリッピング
画像領域で、反射面25aをスクリーン23bに投影し
た画像領域を含む大きさの画像領域である。27はクリ
ッピング空間領域で、クリッピング画像領域26の境界
線と視点を結んだ面を側面とし、反射面25aを含む平
面を前面とする空間領域である。
【0027】図8は本実施例の鏡面反射を表現する画像
生成方法の全体の処理の流れ図である。図9は本発明の
与えられたスクリーン上に物体を投影し第1の画像記憶
部に隠面消去画像を生成する処理の流れ図である。図1
0は本発明の反射処理対象に従い面対称変換したスクリ
ーン上に物体を投影し第2の画像記憶部に隠面消去画像
を生成する処理の流れ図である。図11は本発明の第1
と第2の画像記憶部の画像を合成する処理の流れ図であ
る。図8において、40は図9に、45は図10に、4
6は図11に各々示した処理を表している。
【0028】以上のように構成された画像生成方法につ
いて、以下図1および図5〜11を用いてその動作を説
明する。
【0029】まず、データ入力部1で、頂点座標が与え
られたポリゴンで表現された物体データ24aと24b
を入力し物体データ記憶部31に記憶させ、視点位置2
1aと視線方向22aと物体を投影するスクリーン23
aの位置と大きさのデータを入力し視点データ記憶部3
2に記憶させる。
【0030】次に、画像生成部2で、図8〜11の処理
の流れ図に示した本実施例の画像生成方法に従って画像
を生成する。まず、図1の第1の投影部91aにおいて
実行される図8の処理40について、図9を用いて説明
する。処理47で、奥行記憶部36のすべての画素の奥
行を無限大に設定する。そして、処理48で、与えられ
た視点位置21aと視線方向22aに従って、物体デー
タ記憶部31に記憶された各物体形状毎にスクリーン2
3a上に投影する。処理49〜52で、投影された各画
素毎に奥行記憶部36に記憶された奥行よりも視点21
aに近い場合は、第1の画像記憶部33aの対応する画
素に物体表面上の輝度と反射特性の識別子と奥行を記憶
させる。処理53で、すべての物体形状をスクリーン2
3aに投影し終ったかどうか判定し、投影していない物
体があれば、処理48へ戻る。すべての物体形状をスク
リーン23aに投影し終った状態で、第1の画像記憶部
33aには、視点位置21aから視線方向22aを見た
時の物体表面での反射のない隠面消去画像が生成されて
いる。以上が図9の流れ図に示した図8の処理40の処
理内容である。
【0031】ここで、図8の処理41に復帰し、第1の
識別子記憶部35aに対する探索開始画素位置を初期化
して制御記憶部37に記憶する。処理42で、制御記憶
部37に記憶された探索開始画素位置から順に第1の識
別子記憶部35aを探索し、最初に反射特性を持つ識別
子を発見した時点で探索をやめる。処理44で、発見し
た画素位置を次回の探索開始画素位置として制御記憶部
37に記憶しておく。
【0032】発見した反射特性を持つ識別子が物体24
aの反射面25aの識別子であったとして、以下、図1
の座標変換部92と第2の投影部91bにおいて実行さ
れる図8の処理45について、図10を用いて説明す
る。図1の座標変換部92において実行される処理58
で、反射面25aに対して、元の視点位置21aと視線
方向22aとスクリーン23aを面対称変換した視点位
置21bと視線方向22bとスクリーン23bを求め
る。以下の処理57、59〜66は、図1の第2の投影
部において実行される。処理59で、反射面25aの形
状をスクリーン23b上に投影して得られる画像領域を
含む大きさのクリッピング画像領域26を求める。処理
60で、第2の画像記憶部33bの領域が未確保である
か、クリッピング画像領域26が既に確保された第2の
画像記憶部33bの領域より大きい場合、新たにクリッ
ピング画像領域26を含む大きさの領域を第2の画像記
憶部33bの領域として確保する。発見した反射特性を
持つ識別子が物体の反射面の識別子である場合は、処理
61で、奥行記憶部36のクリッピング画像領域26内
のすべての画素の奥行を無限大に設定する。
【0033】処理57で、クリッピング画像領域26の
境界線と視点を結んだ面を側面とし、反射面25aを含
む平面を前面とするクリッピング空間領域27を求め
る。処理62で、視点位置21bと視線方向22bに従
って、物体データ記憶部31に記憶された各物体形状毎
にクリッピング空間領域27内の物体形状だけをスクリ
ーン23b上に投影する。
【0034】処理63〜65で、投影された各画素毎
に、奥行記憶部36に記憶された奥行よりも視点21b
に近く、第1の識別子記憶部35aに記憶された識別子
が物体24aの反射面25aの識別子と等しい場合は、
第2の画像記憶部33bの対応する画素に物体表面上の
輝度と反射特性の識別子を記憶させ、奥行記憶部36の
対応する画素に奥行を記憶させる。処理66で、すべて
の物体形状をスクリーン23bに投影し終ったかどうか
判定し、投影していない物体があれば、処理62へ戻
る。すべての物体形状をスクリーン23bに投影し終っ
た状態で、第2の画像記憶部33bには視点位置21b
から視線方向22bを見た時に物体24aの反射面25
aをクリッピングウィンドウとする物体表面での反射の
ない画像が生成されている。以上が図10の流れ図に示
した図8の処理45の処理内容である。
【0035】続いて、図1の合成部93において実行さ
れる図8の処理46について、図11を用いて説明す
る。処理67で、物体24aの反射面25aの形状をス
クリーン23b上に投影する。処理68で、投影された
各画素毎に、第1の識別子記憶部35aに記憶された識
別子が物体24aの反射面25aの識別子と等しいかど
うか判断する。識別子が等しいすべての画素に対して、
処理69〜76を行なう。処理69で、反射面25aの
反射率にしたがって、第1の輝度記憶部34aと第2の
輝度記憶部34bの対応する画素の輝度を合成し、第1
の輝度記憶部34aの対応する画素に記憶させる。処理
70で、第2の識別子記憶部35bの処理対象画素に記
憶された反射特性の識別子が反射特性を持たない物体を
示す場合は、処理72で、反射特性を持たないことを表
す反射特性の識別子を処理対象画素位置の第1の識別子
記憶部35aに記憶させる。そうでない場合は、まず、
処理71で、奥行記憶部36の処理対象画素の奥行を無
限大に設定する。そして、処理73で、第1の識別子記
憶部35aの処理対象画素に記憶された反射特性の識別
子が示す反射特性を持つ物体24aに、物体24bを加
えた視点からの反射経路を示す識別子が作成されている
かどうか判断する。作成されていなければ、処理74
で、視点からの反射経路を示す新たな識別子を作成す
る。処理75で、新たに作成した識別子が示す視点から
の反射経路順に、反射面25a、反射面25bに対して
視点位置21aと視線方向22aとスクリーン23aを
面対称変換した視点位置21cと、視線方向22cと、
スクリーン23cとを前記新たに作成した識別子と対応
させて、視点データ記憶部32に記憶する。処理76
で、視点からの反射経路を示す識別子を処理対象画素位
置の第1の識別子記憶部35aに記憶させる。
【0036】すべての処理対象画素の処理が終った状態
で、第1の画像記憶部33aには視点位置21aから視
線方向22aを見た時に物体24aの反射面25aで1
回だけ反射した画像が生成されている。以上が図11の
流れ図に示した図8の処理46の処理内容である。
【0037】ここで、制御記憶部37に記憶された探索
開始画素位置から順に第1の識別子記憶部35aを探索
する処理42に戻り、以下同様の処理を繰り返し実行す
る。全画素を1通り探索完了した時点で、複数の物体表
面での複数回の鏡面反射現象を表現した画像が第1の画
像記憶部33aに記憶されていることになる。
【0038】2回目の繰り返し実行において、発見した
反射特性を持つ識別子が視点21aから反射面25a、
25bを経由した反射経路の識別子であったとして、以
下上記の1回目の繰り返し実行と異なる処理方法の部分
だけを、図8の処理45について、図10を用いて説明
する。処理55で、発見した反射特性の識別子と対応さ
せて視点データ記憶部32に記憶されている視点位置2
1cと、視線方向22cと、スクリーン23cとを読み
出す。処理56で、反射面25bの形状をスクリーン2
3c上に投影して得られる画像領域を含む大きさのクリ
ッピング画像領域を求める。反射経路の識別子の処理の
場合、反射経路上の1回目の反射画像領域に2回目の反
射画像領域は含まれ、クリッピング画像領域は既に確保
された第2の画像記憶部33bの領域より小さいので、
新たに第2の画像記憶部33bの領域を確保する必要は
ない。また、処理対象の画素の奥行は既に無限大に設定
されている。
【0039】最後に、第1の輝度記憶部34aに記憶さ
れている輝度画像データを画像表示部3に出力する。
【0040】以上のように本実施例によれば、各物体形
状毎に画像上に投影し、奥行画像と物体の識別子画像と
第1の輝度画像を生成し、投影された反射特性を持つ物
体の反射面に対して、面対称に座標変換した視点位置と
視線方向と奥行画像と物体の識別子画像に従って、各物
体形状毎に画像上に投影し、第2の輝度画像を生成し、
第1と第2の輝度画像を識別子画像に従って合成すると
いう構成により、全処理量が生成画像の全画素数に直接
関係せず、全物体数に比例した全処理量に抑えられ、物
体表面での鏡面反射現象を表現する高速な画像生成が可
能となる。
【0041】また、本実施例によれば、視点からの反射
経路順に、反射面に対して、面対称に座標変換した視点
位置と視線方向に従って、各物体形状毎に画像上に投影
し、鏡面反射画像を合成するという構成により、全処理
量が生成画像の全画素数に直接関係せず、全物体数と反
射回数の積に比例した全処理量に抑えられ、物体表面で
の複数回の鏡面反射現象を表現する高速な画像生成が可
能となる。
【0042】また、本実施例によれば、第1の画像記憶
部33aと第2の画像記憶部33bの画像を合成する処
理において、処理対象となる画素のうち、第2の識別子
記憶部35bに反射特性を持つ識別子の記憶されている
画素に限定して、奥行記憶部36の奥行を無限大に設定
するという構成により、2回以上の鏡面反射現象を処理
するための奥行の初期設定処理量が生成画像の全画素数
に直接関係せず、物体表面での複数回の鏡面反射現象を
表現する高速な画像生成が可能となる。
【0043】また、本実施例によれば、第1の画像記憶
部33aと第2の画像記憶部33bの画像を合成する処
理を、処理対象の反射面の形状をスクリーンに投影した
画素に限定して行なうという構成により、合成処理対象
画素を絞り込め、合成処理量が生成画像の全画素数に直
接関係せず、物体表面での鏡面反射現象を表現する高速
な画像生成が可能となる。
【0044】また、本実施例によれば、反射面の形状を
スクリーン上に投影して得られる画像領域を含む大きさ
のクリッピング画像領域を求め、クリッピング画像領域
の境界線と視点を結んだ面を側面とするクリッピング空
間領域内の物体形状だけをスクリーン上に投影するとい
う構成により、投影処理対象物体を絞り込め、物体表面
での鏡面反射現象を表現する高速な画像生成が可能とな
る。
【0045】また、本実施例によれば、発見した反射特
性を持つ識別子が物体の反射面の識別子の場合に、クリ
ッピング画像領域内の奥行記憶部の奥行だけを無限大に
設定するという構成により、物体表面での第1回目の鏡
面反射現象を処理するための奥行の初期設定処理量が生
成画像の全画素数に直接関係せず、物体表面での鏡面反
射現象を表現する高速な画像生成が可能となる。
【0046】また、本実施例によれば、視点に対して、
反射面を含む平面を前面とするクリッピング空間領域内
の物体形状だけをスクリーン上に投影するという構成に
より、第1の輝度記憶部に記憶された画像に対応する奥
行よりも視点から遠い物体形状だけが投影され、処理4
5において、第1の輝度記憶部に記憶された画像に対応
する奥行を記憶しておく記憶部をなくすことができる。
【0047】また、本実施例によれば、第2の画像記憶
部の領域が未確保であるか、クリッピング画像領域が既
に確保された第2の画像記憶部の領域より大きい場合、
新たにクリッピング画像領域を含む大きさの領域を第2
の画像記憶部の領域として確保するという構成により、
第2の画像記憶部の領域として必要な記憶容量を全画像
領域を確保する場合に比べて、小さくすることができ
る。
【0048】また、本実施例によれば、制御記憶部に記
憶された探索開始画素位置から順に第1の識別子記憶部
を探索し、最初に反射特性を持つ識別子を発見した時点
で探索をやめ、発見した画素位置を次回の探索開始画素
位置として、制御記憶部に記憶しておき、全画素を1通
り探索完了した時点で、画像生成処理を完了するという
構成により、反射特性を持つ識別子の探索処理を全画素
数程度に抑えられ、物体表面での鏡面反射現象を表現す
る高速な画像生成が可能となる。
【0049】(実施例2)以下本発明の第2の実施例の
画像生成方法について、図面を参照しながら説明する。
【0050】図12は本実施例の鏡面反射を表現する画
像生成方法の全体の処理の流れ図である。図12におい
て、40は図9に、45は図10に、46は図11に各
々示した処理を表しており、第1の実施例と同様なもの
である。第1の実施例と異なるのは、第1の識別子記憶
部を探索せず、反射処理対象リストを用いる点である。
【0051】以上のように構成された画像生成方法につ
いて、以下図5〜12を用いてその動作を説明する。
【0052】まず、図12の処理40を第1の実施例と
同様に行なう。次に、処理80で、制御記憶部37の反
射処理対象リストを空に初期化し、反射特性を持つすべ
ての物体を反射処理対象リストに入れる。そして、処理
81で、反射処理対象リストから反射処理対象の物体ま
たは反射経路を1つ取りだし、図12の処理45と処理
46を第1の実施例と同様に行なう。処理83で、処理
46において新たに作成された反射経路の識別子を反射
処理対象リストに入れる。以上の処理を反射処理対象リ
ストが空になるまで繰り返す。
【0053】以上のように本実施例によれば、制御記憶
部に記憶された反射処理対象リストから、反射処理対象
の物体または反射経路を1つずつ取りだして、反射処理
を行ない、反射処理において新たに作成された反射経路
の識別子を反射処理対象リストに入れ、以上の処理を反
射処理対象リストが空になるまで繰り返すという構成に
より、全画素数回の反射特性を持つ識別子の探索処理を
行なう必要がなく、反射特性を持つ物体数と反射回数の
積に比例した全処理量に抑えられ、物体表面での1回ま
たは複数回の鏡面反射現象を表現する高速な画像生成が
可能となる。
【0054】なお、第1の実施例において、反射面の形
状をスクリーン上に投影して得られる画像領域を含む大
きさのクリッピング画像領域を求めるとしたが、反射面
の形状をスクリーン上に投影して得られる画像領域をク
リッピング画像領域としてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明は、各物体形状毎に
画像上に投影し、奥行画像と物体の識別子画像と第1の
輝度画像を生成し、投影された反射特性を持つ物体の反
射面に対して、面対称に座標変換した視点位置と視線方
向と奥行画像と物体の識別子画像に従って、各物体形状
毎に画像上に投影し、第2の輝度画像を生成し、第1と
第2の輝度画像を識別子画像に従って合成するという構
成により、全処理量が生成画像の全画素数に直接関係せ
ず、全物体数に比例した全処理量に抑えられ、物体表面
での鏡面反射現象を表現する高速な画像生成が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための画像生成システ
ムのブロック図。
【図2】従来の鏡面反射を表現するレイトレーシング法
を表す概念図。
【図3】従来の鏡面反射を表現するレイトレーシング法
の全体の処理の流れ図。
【図4】従来の鏡面反射を表現するレイトレーシング法
の光線の輝度を求める処理の流れ図。
【図5】本発明の方法を実施するための画像生成システ
ムの詳細なブロック図。
【図6】本発明の鏡面反射を表現する画像生成方法を表
す概念図。
【図7】本発明の鏡面反射を表現する画像生成方法の物
体の反射面とクリッピング空間領域の関係を表す概念
図。
【図8】本発明の第1の実施例の鏡面反射を表現する画
像生成方法の全体の処理の流れ図。
【図9】本発明の与えられたスクリーン上に物体を投影
し第1の画像記憶部に隠面消去画像を生成する処理の流
れ図。
【図10】本発明の反射処理対象に従い面対称変換した
スクリーン上に物体を投影し第2の画像記憶部に隠面消
去画像を生成する処理の流れ図。
【図11】本発明の第1と第2の画像記憶部の画像を合
成する処理の流れ図。
【図12】本発明の第2の実施例の鏡面反射を表現する
画像生成方法の全体の処理の流れ図。
【図13】従来の方法を実施するための画像生成システ
ムのブロック図。
【図14】従来の鏡面反射を表現するビームトレーシン
グ法の全体の処理の流れ図。
【図15】従来の鏡面反射を表現するビームトレーシン
グ法のビームの各画素の輝度を求める処理の流れ図。
【図16】従来の鏡面反射を表現するビームトレーシン
グ法を表す概念図。
【符号の説明】
1 データ入力部 2 画像生成部 3 画像表示部 21a、21b、21c 視点 22a、22b、22c 視線 23a、23b、23c スクリーン 24a、24b 物体 25a、25b 反射面 26 クリッピング画像領域 27 クリッピング空間領域 30 記憶部 31 物体データ記憶部 32 視点データ記憶部 33a、33b 画像記憶部 34a、34b 輝度記憶部 35a、35b 識別子記憶部 36 奥行記憶部 37 制御記憶部 38 演算部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられた第1の視点位置と視線方向に
    従って、第1の画像上に第1の物体を投影し、奥行画像
    と物体の識別子画像と第1の輝度画像を生成する第1の
    投影手段と、 第1の物体の反射面に対して面対称に、第1の視点位置
    と視線方向を座標変換し、第2の視点位置と視線方向を
    求める座標変換手段と、 第2の視点位置と視線方向と奥行画像と物体の識別子画
    像に従って、第2の画像上に第2の物体を投影し、第2
    の輝度画像を生成する第2の投影手段と、 第1の物体の反射面の反射特性と物体の識別子画像に応
    じて、第1と第2の輝度画像を合成し、写り込み画像を
    生成する合成手段とを備えた画像生成装置。
  2. 【請求項2】 写り込み画像を生成する画像生成装置に
    おいて使用される画像生成方法であって、 与えられた第1の視点位置と視線方向に従って、第1の
    画像上に第1の物体を投影し、奥行画像と物体の識別子
    画像と第1の輝度画像を生成する第1の段階と、 第1の物体の反射面に対して面対称に、第1の視点位置
    と視線方向を座標変換し、第2の視点位置と視線方向を
    求める第2の段階と、 第2の視点位置と視線方向と奥行画像と物体の識別子画
    像に従って、第2の画像上に第2の物体を投影し、第2
    の輝度画像を生成する第3の段階と、 第1の物体の反射面の反射特性と物体の識別子画像に応
    じて、第1と第2の輝度画像を合成し、写り込み画像を
    生成する第4の段階とを有する画像生成方法。
  3. 【請求項3】 写り込み画像を生成する画像生成装置に
    おいて使用される画像生成方法であって、 第1の画像記憶部のすべての画素の奥行を無限大に設定
    し、与えられた視点位置と視線方向に従って各物体形状
    毎に画像上に投影し、投影された各画素毎に第1の画像
    記憶部に記憶された奥行よりも視点に近い場合は、第1
    の画像記憶部の対応する画素に物体表面上の輝度と反射
    特性の識別子と奥行を記憶させる第1の段階と、 第2の画像記憶部のすべての画素の奥行を無限大に設定
    し、第1の画像記憶部に記憶された反射特性の識別子を
    探索し、発見した反射特性を持つ物体の反射面に対して
    面対称変換した視点位置と視線方向に従って各物体形状
    毎に画像上に投影し、投影された各画素毎に第1の画像
    記憶部に記憶された奥行よりも視点から遠く第2の画像
    記憶部に記憶された奥行よりも視点に近く第1の画像記
    憶部に記憶された反射特性の識別子が発見した反射特性
    を持つ物体の識別子と等しい場合は、第2の画像記憶部
    の対応する画素に物体表面上の輝度と奥行を記憶させる
    第2の段階と、 第1の画像記憶部に記憶された反射特性の識別子が第2
    の段階で発見した反射特性を持つ物体の識別子と等しい
    すべての画素に対して、第2の段階で発見した反射特性
    を持つ物体表面の反射率にしたがって第1と第2の画像
    記憶部の輝度を合成し第1の画像記憶部に記憶させ、反
    射特性を持たないことを表す反射特性の識別子を第1の
    画像記憶部の対応する画素に記憶させる第3の段階とを
    有し、 上記第2と第3の段階を繰り返し実行し、複数の物体表
    面での1回の鏡面反射現象を表現する画像生成方法。
  4. 【請求項4】 上記第2の段階において、発見した反射
    特性の識別子が視点からの反射経路の識別子であれば、
    前記反射経路の識別子に対応する視点からの反射経路順
    に反射面に対して面対称変換した視点位置と視線方向に
    従って、各物体形状毎に画像上に投影する処理を加え、
    第2の画像記憶部の対応する画素に物体表面上の輝度と
    奥行を記憶させる際に、各物体の反射特性の識別子も第
    2の画像記憶部の対応する画素に記憶させ、 上記第3の段階において、処理の対象となる画素の第2
    の画像記憶部に記憶された反射特性の識別子が反射特性
    を持つ物体を示す場合は、反射特性を持たないことを表
    す反射特性の識別子を第1の画像記憶部に記憶させる代
    わりに、処理の対象となる画素の第1の画像記憶部に記
    憶された反射特性の識別子が示す反射特性を持つ物体ま
    たは視点からの反射経路に、処理の対象となる画素の第
    2の画像記憶部に記憶された反射特性の識別子が示す反
    射特性を持つ物体を加えた視点からの反射経路を示す新
    たな識別子を作成し、前記新たに作成した識別子を第1
    の画像記憶部の対応する画素に記憶させ、処理の対象と
    なる画素の第2の画像記憶部の奥行を第1の画像記憶部
    に記憶させ、 上記第2と第3の段階を繰り返し実行し、複数の物体表
    面での複数回の鏡面反射現象を表現する請求項3記載の
    画像生成方法。
  5. 【請求項5】 上記第1の段階において、第1と第2の
    画像記憶部のすべての画素の奥行を無限大に設定し、 上記第2の段階において第2の画像記憶部のすべての画
    素の奥行を無限大に設定する処理を行なわず、 上記第3の段階において処理の対象となる画素の第2の
    画像記憶部に記憶された反射特性の識別子が反射特性を
    持つ物体を示す場合は、処理の対象となる画素の第2の
    画像記憶部の奥行を第1の画像記憶部に記憶させた後に
    処理の対象となる画素の第2の画像記憶部の奥行を無限
    大に設定する請求項4記載の画像生成方法。
  6. 【請求項6】 上記第2の段階で発見した反射特性を持
    つ物体の形状を第2の段階の画像上への投影方法と同じ
    投影方法を用いて投影した各画素に限定して上記第3の
    段階の処理を行なう請求項3記載の画像生成方法。
  7. 【請求項7】 上記第2の段階の各物体形状毎に画像上
    に投影する処理において、発見した反射特性を持つ物体
    形状を画像上に投影した画像領域を含むクリッピング画
    像領域と前記クリッピング画像領域に対応するクリッピ
    ング空間領域をあらかじめ求めておき、前記クリッピン
    グ空間領域内の物体形状だけを画像上に投影する請求項
    3記載の画像生成方法。
  8. 【請求項8】 上記第2の段階において上記クリッピン
    グ画像領域内の第2の画像記憶部の奥行だけを無限大に
    設定する請求項7記載の画像生成方法。
  9. 【請求項9】 上記第2の画像記憶部の奥行記憶を用い
    ず、上記第2の段階において第1の画像記憶部のすべて
    の画素の奥行を無限大に設定し、発見した反射特性を持
    つ物体の反射面をクリッピング空間領域の視点に対して
    前面のクリッピング平面として、前記クリッピング空間
    領域内の物体形状だけを画像上に投影し、投影された各
    画素毎に第1の画像記憶部に記憶された奥行よりも視点
    に近く第1の画像記憶部に記憶された反射特性の識別子
    が発見した反射特性を持つ物体の識別子と等しい場合
    は、第2の画像記憶部の対応する画素に物体表面上の輝
    度を記憶させ、第1の画像記憶部の対応する画素に物体
    表面上の奥行を記憶させる請求項3記載の画像生成方
    法。
  10. 【請求項10】 上記第2の画像記憶領域をあらかじめ
    確保せずに、上記第2の段階において第2の画像記憶領
    域が未確保であるか、発見した反射特性を持つ物体の形
    状を画像上に投影して得られる領域を含む大きさの領域
    が既に確保された第2の画像記憶領域より大きい場合、
    前記発見した反射特性を持つ物体の形状を画像上に投影
    して得られる領域を含む大きさの領域を第2の画像記憶
    領域として確保する請求項3記載の画像生成方法。
  11. 【請求項11】 上記第1の段階において、第1の画像
    記憶部に記憶された反射特性の識別子を探索する際の探
    索開始画素位置を初期化し、 上記第2の段階において、前記探索開始画素位置から順
    に第1の画像記憶部に記憶された反射特性の識別子を探
    索し、最初に反射特性を持つ物体を発見した画素位置で
    探索を停止し、発見した画素位置を次回の探索開始画素
    位置として記憶しておき、 全画素を1通り探索完了した時に上記第2と第3の段階
    の繰り返し実行を完了する請求項3記載の画像生成方
    法。
  12. 【請求項12】 上記第2の段階において、第1の画像
    記憶部に記憶された反射特性の識別子を探索せずに、す
    べての反射特性を持つ物体または反射経路のリストから
    1つずつ順に反射特性を持つ物体または反射経路を取り
    出して発見した反射特性を持つ物体または反射経路と
    し、 上記第2と第3の段階をすべての反射特性を持つ物体ま
    たは反射経路に対して繰り返し実行する請求項3記載の
    画像生成方法。
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