JPH0518885A - 液体の混濁度測定方法とその測定装置 - Google Patents
液体の混濁度測定方法とその測定装置Info
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- JPH0518885A JPH0518885A JP17248391A JP17248391A JPH0518885A JP H0518885 A JPH0518885 A JP H0518885A JP 17248391 A JP17248391 A JP 17248391A JP 17248391 A JP17248391 A JP 17248391A JP H0518885 A JPH0518885 A JP H0518885A
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- liquid
- measuring
- turbidity
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、極めて多量の微粒子が浮遊した状態
で存在する液体の混濁度を、極く容易に、短時間で測定
し、廉価な液体の混濁度測定方法およびその測定装置を
提供する。 【構成】極めて多量の微粒子が浮遊することにより混濁
した液体に測定用光を当てて透過させ、その光の透過損
失を測定することによって液体の混濁度を評価する混濁
度測定方法。光発生体2から発光される測定用光を平行
光として光透過体7に導き、ここに装着した液体容器1
1内の液体に透過させ、この測定用光を受光部3で受け
て光の透過損失を測定し、その液体の混濁度として評価
する液体の混濁度測定装置。
で存在する液体の混濁度を、極く容易に、短時間で測定
し、廉価な液体の混濁度測定方法およびその測定装置を
提供する。 【構成】極めて多量の微粒子が浮遊することにより混濁
した液体に測定用光を当てて透過させ、その光の透過損
失を測定することによって液体の混濁度を評価する混濁
度測定方法。光発生体2から発光される測定用光を平行
光として光透過体7に導き、ここに装着した液体容器1
1内の液体に透過させ、この測定用光を受光部3で受け
て光の透過損失を測定し、その液体の混濁度として評価
する液体の混濁度測定装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば半田液である
液体の混濁度を測定することにより、継続して使用可能
であるか否かを判断する根拠となす、液体の混濁度測定
方法およびその測定装置に関する。
液体の混濁度を測定することにより、継続して使用可能
であるか否かを判断する根拠となす、液体の混濁度測定
方法およびその測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば半導体部品を製造する際に、半
導体素子のリードとリードフレームとを半田付けする工
程がある。このときに用いられる半田液は、有機酸,S
n,Pbが合成されてなる組成である。
導体素子のリードとリードフレームとを半田付けする工
程がある。このときに用いられる半田液は、有機酸,S
n,Pbが合成されてなる組成である。
【0003】上記半田液は、本来、透明液体であるが、
ある程度、上記部品相互の半田付け工程を継続すると、
特に、Sn,Pb成分が1μm以下の微粒子として多数
析出され、全体的に茶褐色に混濁した液体に変化する。
ある程度、上記部品相互の半田付け工程を継続すると、
特に、Sn,Pb成分が1μm以下の微粒子として多数
析出され、全体的に茶褐色に混濁した液体に変化する。
【0004】このように変化した半田液をそのまま使用
すると、半田付け部分にムラが生じたり、いわゆるピン
ホールができて、接続不良の原因となる。したがって、
ある程度の期間経過したら、半田液をそのまま継続して
使用可能であるか、否かの判断が必要となる。
すると、半田付け部分にムラが生じたり、いわゆるピン
ホールができて、接続不良の原因となる。したがって、
ある程度の期間経過したら、半田液をそのまま継続して
使用可能であるか、否かの判断が必要となる。
【0005】従来、液体中に存在する微粒子が少量の場
合は、たとえば液中パーティクルカウンタを用いて、液
体中の微粒子の個数を正確にカウントする手段がとられ
ている。
合は、たとえば液中パーティクルカウンタを用いて、液
体中の微粒子の個数を正確にカウントする手段がとられ
ている。
【0006】ただし、この場合は、極く微量の数の微粒
子が存在する液体を対象としての測定しか適用できず、
透明液体が混濁するほど微粒子の数が極めて多く、かつ
沈殿しないまま浮遊するような、上記半田液を対象とす
るには不可である。
子が存在する液体を対象としての測定しか適用できず、
透明液体が混濁するほど微粒子の数が極めて多く、かつ
沈殿しないまま浮遊するような、上記半田液を対象とす
るには不可である。
【0007】たとえば、光ディスクやプラスチックの透
明度を測定する装置として、分光分析装置がある。これ
は、被測定物に投光してその反射光を受け、微小な透過
光損失を求めて透明度を分析するものである。
明度を測定する装置として、分光分析装置がある。これ
は、被測定物に投光してその反射光を受け、微小な透過
光損失を求めて透明度を分析するものである。
【0008】しかしながら、被測定物が液体の場合で
は、反射光のなかの透過光損失を求めることは極めて困
難であり、しかも、短時間に連続して評価することがで
きず、装置自体極めて高価である。
は、反射光のなかの透過光損失を求めることは極めて困
難であり、しかも、短時間に連続して評価することがで
きず、装置自体極めて高価である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、粒子径が
1μm以下の微粒子が、沈殿しないまま多数浮遊して混
濁した液体となる、たとえば半田液を対象として、その
混濁度を極く容易に、短時間で測定でき、しかも、廉価
ですむ測定方法およびその測定装置が、従来開発されて
いない、と言える。
1μm以下の微粒子が、沈殿しないまま多数浮遊して混
濁した液体となる、たとえば半田液を対象として、その
混濁度を極く容易に、短時間で測定でき、しかも、廉価
ですむ測定方法およびその測定装置が、従来開発されて
いない、と言える。
【0010】本発明は、上記事情に着目してなされたも
ので、極めて多量の微粒子が浮遊した状態で存在するよ
うな液体を対象として、その混濁度を極く容易に、短時
間で測定でき、しかも、廉価ですむ液体の混濁度測定方
法およびその測定装置を提供することを目的とするもの
である。
ので、極めて多量の微粒子が浮遊した状態で存在するよ
うな液体を対象として、その混濁度を極く容易に、短時
間で測定でき、しかも、廉価ですむ液体の混濁度測定方
法およびその測定装置を提供することを目的とするもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を満
足するための第1の本発明は、多数の微粒子が浮遊する
ことにより混濁した液体に測定用光を当てて透過させ、
その光の透過損失を測定することによって液体の混濁度
を評価する混濁度測定方法である。第2の発明は、上記
測定用光は、レーザ光であることを特徴とする請求項1
の液体の混濁度測定方法である。第3の発明は、上記測
定用光は、白色光であることを特徴とする請求項1の液
体の混濁度測定方法である。第4の発明は、上記測定用
光は、単一波長光であることを特徴とする請求項1の液
体の混濁度測定方法である。
足するための第1の本発明は、多数の微粒子が浮遊する
ことにより混濁した液体に測定用光を当てて透過させ、
その光の透過損失を測定することによって液体の混濁度
を評価する混濁度測定方法である。第2の発明は、上記
測定用光は、レーザ光であることを特徴とする請求項1
の液体の混濁度測定方法である。第3の発明は、上記測
定用光は、白色光であることを特徴とする請求項1の液
体の混濁度測定方法である。第4の発明は、上記測定用
光は、単一波長光であることを特徴とする請求項1の液
体の混濁度測定方法である。
【0012】第5の発明は、測定用光を光発生体から発
光し、この測定用光を平行光として容器装着部を有する
光透過体が入射案内し、この光透過体の容器装着部に被
測定液体を収容して上記光発生体から導かれる測定用光
の透過を受ける透明な素材からなる液体容器を着脱自在
に装着し、この液体容器内の被測定液体を透過した測定
用光を受光部が受け、上記受光部で光透過体から発光さ
れた測定用光の強さと比較して、その光の透過損失を液
体の混濁度として評価することを特徴とする液体の混濁
度測定装置である。
光し、この測定用光を平行光として容器装着部を有する
光透過体が入射案内し、この光透過体の容器装着部に被
測定液体を収容して上記光発生体から導かれる測定用光
の透過を受ける透明な素材からなる液体容器を着脱自在
に装着し、この液体容器内の被測定液体を透過した測定
用光を受光部が受け、上記受光部で光透過体から発光さ
れた測定用光の強さと比較して、その光の透過損失を液
体の混濁度として評価することを特徴とする液体の混濁
度測定装置である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。
説明する。
【0014】多数の微粒子が浮遊することにより混濁し
た液体に光を透過させ、その透過光の損失を測定するに
あたり、どの波長が最も損失を受け易いかを知る必要が
ある。そこで、たとえば600〜1600nmの波長を
もつ白色光源を使用して、透過した光を光スペクトラム
アナライザ(たとえば、安藤電気製 AQ6311C)
で読み取った。
た液体に光を透過させ、その透過光の損失を測定するに
あたり、どの波長が最も損失を受け易いかを知る必要が
ある。そこで、たとえば600〜1600nmの波長を
もつ白色光源を使用して、透過した光を光スペクトラム
アナライザ(たとえば、安藤電気製 AQ6311C)
で読み取った。
【0015】上記光スペクトラムアナライザは、ファブ
リーペロー干渉計を利用した超高分解能分光器である。
その構成は、PZT掃引のエタロンとコリメターレン
ズ、ピンホール高感度光検出器、PZI駆動電源、オシ
ロスコープからなる。
リーペロー干渉計を利用した超高分解能分光器である。
その構成は、PZT掃引のエタロンとコリメターレン
ズ、ピンホール高感度光検出器、PZI駆動電源、オシ
ロスコープからなる。
【0016】図3に示すように、600nmの波長から
急速に光の強度が弱まって直ぐ、ほぼ一定を保持し、1
600nmの波長以前まで安定する。そして、1600
nmの波長で光の強度が元の強さに戻る。
急速に光の強度が弱まって直ぐ、ほぼ一定を保持し、1
600nmの波長以前まで安定する。そして、1600
nmの波長で光の強度が元の強さに戻る。
【0017】このような波長範囲のうちで、どの程度の
波長が最も損失を受けるかを読み取った結果、660〜
850nm付近の波長の光が大きく損失を受けることが
分かった。換言すれば、この範囲の波長の光が、最も液
体の混濁度に吸収され易く、影響を受けることとなる。
波長が最も損失を受けるかを読み取った結果、660〜
850nm付近の波長の光が大きく損失を受けることが
分かった。換言すれば、この範囲の波長の光が、最も液
体の混濁度に吸収され易く、影響を受けることとなる。
【0018】図4は、850nmのLED(発光ダイオ
ード)のスペクトラムを示す。すなわち、850nm付
近で光の強度が約−42dBから−32dBの範囲で最
も弱くなり、大きな損失を受ける。
ード)のスペクトラムを示す。すなわち、850nm付
近で光の強度が約−42dBから−32dBの範囲で最
も弱くなり、大きな損失を受ける。
【0019】このような結果をふまえて、図1および図
2に示すような液体の混濁度測定装置を構成する。図中
1は、測定装置本体である。この測定装置本体1は、光
発生体2および受光部3とから構成される。また、上記
受光部3は、光強度測定部4および受光体5とからな
る。
2に示すような液体の混濁度測定装置を構成する。図中
1は、測定装置本体である。この測定装置本体1は、光
発生体2および受光部3とから構成される。また、上記
受光部3は、光強度測定部4および受光体5とからな
る。
【0020】上記光発生体2は、たとえばLED(発光
ダイオード)からなり、約850nmの測定用光を発光
し、ここに接続される発光用光ファイバ6にその光を導
くようになっている。
ダイオード)からなり、約850nmの測定用光を発光
し、ここに接続される発光用光ファイバ6にその光を導
くようになっている。
【0021】上記発光用光ファイバ6の先端部は、後述
する光透過体7に接続される。すなわち、上記光透過体
7は、ここでは矩形板体からなっていて、その上端面か
ら下部に亘って矩形板体状の容器装着凹部8が一体に設
けられる。
する光透過体7に接続される。すなわち、上記光透過体
7は、ここでは矩形板体からなっていて、その上端面か
ら下部に亘って矩形板体状の容器装着凹部8が一体に設
けられる。
【0022】そして、光透過体7の両側面には、それぞ
れ上記容器装着凹部8と直交する方向に直径50μm程
度のファイバ取付用孔9,9が設けられていて、その一
方に上記発光用光ファイバ6の先端部が挿着される。他
方のファイバ取付用孔9には、受光用光ファイバ10の
先端部が挿着される。
れ上記容器装着凹部8と直交する方向に直径50μm程
度のファイバ取付用孔9,9が設けられていて、その一
方に上記発光用光ファイバ6の先端部が挿着される。他
方のファイバ取付用孔9には、受光用光ファイバ10の
先端部が挿着される。
【0023】上記光透過体7の容器装着凹部8には、混
濁度が測定される液体を収容する透明な素材、たとえば
石英セルからなる液体容器11が着脱自在に装着され
る。上記液体容器11は、上端面が開口する約2mm程
度の極く薄肉の矩形板体であり、上記容器装着凹部8に
装着されることにより、その一側面から上記発光用光フ
ァイバ6からの照射を受け、かつ透明体であるところか
ら、その光が透過するようになっている。
濁度が測定される液体を収容する透明な素材、たとえば
石英セルからなる液体容器11が着脱自在に装着され
る。上記液体容器11は、上端面が開口する約2mm程
度の極く薄肉の矩形板体であり、上記容器装着凹部8に
装着されることにより、その一側面から上記発光用光フ
ァイバ6からの照射を受け、かつ透明体であるところか
ら、その光が透過するようになっている。
【0024】この透過先に、上記受光用光ファイバ10
の端部が対向して位置している。上記受光用光ファイバ
10は、上記測定装置本体1内まで延出される。この測
定装置本体1内における受光用光ファイバ10の中途部
に、上記光強度測定部4が接続され、かつ先端部に上記
受光体5が接続される。
の端部が対向して位置している。上記受光用光ファイバ
10は、上記測定装置本体1内まで延出される。この測
定装置本体1内における受光用光ファイバ10の中途部
に、上記光強度測定部4が接続され、かつ先端部に上記
受光体5が接続される。
【0025】上記光強度測定部4は、光パワーメータで
あって、上記光透過体7を介して受光用光ファイバ10
を導かれる測定用光の強さを測定して表示する。上記光
発生体2から発光される測定用光の強度は常に一定であ
り、そのまま光透過体7を透過する。しかしながら、こ
の透過部分に完全透明体以外のものが存在する場合に限
って、光の透過損失があることになる。
あって、上記光透過体7を介して受光用光ファイバ10
を導かれる測定用光の強さを測定して表示する。上記光
発生体2から発光される測定用光の強度は常に一定であ
り、そのまま光透過体7を透過する。しかしながら、こ
の透過部分に完全透明体以外のものが存在する場合に限
って、光の透過損失があることになる。
【0026】しかして、混濁度を測定すべき液体、たと
えば混濁した半田液を液体容器11に注入し、さらにこ
の液体容器11を光透過体7の容器装着凹部8に装着す
る。上記光発生体2は、たとえばLED(発光ダイオー
ド)であって、白色光で、かつ850nmの単一波長光
である測定用光を発光する。
えば混濁した半田液を液体容器11に注入し、さらにこ
の液体容器11を光透過体7の容器装着凹部8に装着す
る。上記光発生体2は、たとえばLED(発光ダイオー
ド)であって、白色光で、かつ850nmの単一波長光
である測定用光を発光する。
【0027】この測定用光は、光発生体2に接続される
発光用光ファイバ6を介して、光透過体7に導かれる。
そして、混濁した半田液を収容する液体容器11を透過
して、受光用光ファイバ10に導かれる。
発光用光ファイバ6を介して、光透過体7に導かれる。
そして、混濁した半田液を収容する液体容器11を透過
して、受光用光ファイバ10に導かれる。
【0028】上記光透過体7において、測定用光は平行
ビームとして液体容器11内の混濁した半田液を透過
し、同時に、その混濁度に応じた透過損失を受ける。し
かも、特に約850nmの損失度合いの大きい測定用光
を用いたことから、混濁度に応じて光の強度が弱まる。
ビームとして液体容器11内の混濁した半田液を透過
し、同時に、その混濁度に応じた透過損失を受ける。し
かも、特に約850nmの損失度合いの大きい測定用光
を用いたことから、混濁度に応じて光の強度が弱まる。
【0029】上記測定本体1内における受光用光ファイ
バ10の途中で、光パワーメータからなる光強度測定部
4が、その光の強さを測定する。測定用光は、そのまま
受光部3に受光される。
バ10の途中で、光パワーメータからなる光強度測定部
4が、その光の強さを測定する。測定用光は、そのまま
受光部3に受光される。
【0030】上記光発生体2から発光される光の強度は
常に同一であり、したがって、光の透過損失量が直ちに
測定できる。この透過損失量をもって、その半田液の混
濁度の測定結果に換え、そのまま使用可能であるか否か
の判断ができる。以上述べた測定装置を用いて、全く混
濁されていない液体である水と、混濁度の異なる液体3
種類を測定した結果を表1に示す。
常に同一であり、したがって、光の透過損失量が直ちに
測定できる。この透過損失量をもって、その半田液の混
濁度の測定結果に換え、そのまま使用可能であるか否か
の判断ができる。以上述べた測定装置を用いて、全く混
濁されていない液体である水と、混濁度の異なる液体3
種類を測定した結果を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】目視では、A,B,Cの順に混濁度が上昇
していることを確認できる。そして、上記測定装置を用
いた測定結果からも明らかなように、混濁度が上昇する
にともなって光の損失が大きくなる。
していることを確認できる。そして、上記測定装置を用
いた測定結果からも明らかなように、混濁度が上昇する
にともなって光の損失が大きくなる。
【0033】このような測定方法の場合、測定の再現性
は良好で、そのバラツキは1dB以内である。また、目
視によるイメージと同様な結果を得ることができ、短時
間で測定結果が判明し、かつ測定用光の波長を特定した
ところから、廉価な装置として提供できる。
は良好で、そのバラツキは1dB以内である。また、目
視によるイメージと同様な結果を得ることができ、短時
間で測定結果が判明し、かつ測定用光の波長を特定した
ところから、廉価な装置として提供できる。
【0034】なお上記実施例においては、光発生体2を
LED(発光ダイオード)光源としたが、これに限定さ
れるものではなく、この出力レベルが不足する場合等、
LD(レーザダイオード)光源に換えてもよい。
LED(発光ダイオード)光源としたが、これに限定さ
れるものではなく、この出力レベルが不足する場合等、
LD(レーザダイオード)光源に換えてもよい。
【0035】また、上記実施例においては、850nm
の波長を用いたが、これに限定されるものではなく、た
とえば600〜1000nmの範囲にある波長の光であ
っても充分適用できる。
の波長を用いたが、これに限定されるものではなく、た
とえば600〜1000nmの範囲にある波長の光であ
っても充分適用できる。
【0036】混濁度を測定される液体は半田液ばかりで
なく、他の液体であってもよい。要は、極く小径の微粒
子で、かつ多量に存在して、沈殿せずに浮遊する状態に
ある液体の混濁度を測定する場合に用いられる。
なく、他の液体であってもよい。要は、極く小径の微粒
子で、かつ多量に存在して、沈殿せずに浮遊する状態に
ある液体の混濁度を測定する場合に用いられる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、極
めて多量の微粒子が浮遊した状態で存在する液体の混濁
度を、極く容易に、短時間で測定でき、しかも、廉価で
すむ液体の混濁度測定方法およびその測定装置を提供で
きる。
めて多量の微粒子が浮遊した状態で存在する液体の混濁
度を、極く容易に、短時間で測定でき、しかも、廉価で
すむ液体の混濁度測定方法およびその測定装置を提供で
きる。
【図1】本発明の一実施例を示す、液体の混濁度測定装
置の概略構成図。
置の概略構成図。
【図2】同実施例の、光透過体および液体容器の斜視
図。
図。
【図3】600〜1600nmのスペクトラム図。
【図4】850nmのスペクトラム図。
2…光発生体、8…容器装着部、7…光透過体、11…
液体容器、3…受光部、4…光強度測定部。
液体容器、3…受光部、4…光強度測定部。
Claims (5)
- 【請求項1】多数の微粒子が浮遊することにより混濁し
た液体に測定用光を当てて透過させ、その光の透過損失
を測定することによって液体の混濁度を評価する液体の
混濁度測定方法。 - 【請求項2】上記測定用光は、レーザ光であることを特
徴とする請求項1の液体の混濁度測定方法。 - 【請求項3】上記測定用光は、白色光であることを特徴
とする請求項1の液体の混濁度測定方法。 - 【請求項4】上記測定用光は、単一波長光であることを
特徴とする請求項1の液体の混濁度測定方法。 - 【請求項5】測定用光を発光する光発生体と、この光発
生体から発光される測定用光を入射し平行光として案内
する容器装着部を有する光透過体と、この光透過体の容
器装着部に着脱自在に装着され被測定液体を収容し上記
光発生体から導かれる測定用光の透過を受ける透明な素
材からなる液体容器と、この液体容器内の被測定液体を
透過した測定用光を受けて上記光透過体から発光された
測定用光の強さと比較しその光の透過損失を液体の混濁
度として評価する受光部とを具備したことを特徴とする
液体の混濁度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17248391A JPH0518885A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 液体の混濁度測定方法とその測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17248391A JPH0518885A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 液体の混濁度測定方法とその測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518885A true JPH0518885A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15942829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17248391A Pending JPH0518885A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 液体の混濁度測定方法とその測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518885A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8355132B2 (en) | 2007-04-06 | 2013-01-15 | Qiagen Gaithersburg, Inc. | Sample adequacy measurement system having a plurality of sample tubes and using turbidity light scattering techniques |
US8877507B2 (en) | 2007-04-06 | 2014-11-04 | Qiagen Gaithersburg, Inc. | Ensuring sample adequacy using turbidity light scattering techniques |
JP2016518612A (ja) * | 2013-05-16 | 2016-06-23 | ロレアル | 少なくとも1種類の分子の皮膚からの拡散プロファイルを求めるための装置および方法 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP17248391A patent/JPH0518885A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8355132B2 (en) | 2007-04-06 | 2013-01-15 | Qiagen Gaithersburg, Inc. | Sample adequacy measurement system having a plurality of sample tubes and using turbidity light scattering techniques |
US8877507B2 (en) | 2007-04-06 | 2014-11-04 | Qiagen Gaithersburg, Inc. | Ensuring sample adequacy using turbidity light scattering techniques |
JP2016518612A (ja) * | 2013-05-16 | 2016-06-23 | ロレアル | 少なくとも1種類の分子の皮膚からの拡散プロファイルを求めるための装置および方法 |
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