JPH05188152A - 超音波センサ - Google Patents
超音波センサInfo
- Publication number
- JPH05188152A JPH05188152A JP2600592A JP2600592A JPH05188152A JP H05188152 A JPH05188152 A JP H05188152A JP 2600592 A JP2600592 A JP 2600592A JP 2600592 A JP2600592 A JP 2600592A JP H05188152 A JPH05188152 A JP H05188152A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic waves
- ultrasonic
- frequency
- sensor
- ultrasonic sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水滴等の付着を防ぎ、感度を良好に維持し得
る超音波センサの提供を目的とする。 【構成】 自動水栓等における超音波センサを、手等を
検知するための低周波域の超音波の他に、超音波センサ
の表面に付着した水滴を振るい落とすための高周波域の
超音波を発信可能な構造とする。
る超音波センサの提供を目的とする。 【構成】 自動水栓等における超音波センサを、手等を
検知するための低周波域の超音波の他に、超音波センサ
の表面に付着した水滴を振るい落とすための高周波域の
超音波を発信可能な構造とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超音波センサの改良
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、水栓に設けた超音波
センサにより手等の検知体を検知して電磁弁を開き、吐
出口より自動吐水する形式の自動水栓が知られている
が、前記超音波センサは吐出口付近に配設されるもので
あるため、手等からの跳ね返り水等が該センサに付着
し、センサに水膜が形成されたりして、センサの感度が
低下してしまうという問題点があった。
センサにより手等の検知体を検知して電磁弁を開き、吐
出口より自動吐水する形式の自動水栓が知られている
が、前記超音波センサは吐出口付近に配設されるもので
あるため、手等からの跳ね返り水等が該センサに付着
し、センサに水膜が形成されたりして、センサの感度が
低下してしまうという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、感度を良好に維持する
ことのできる自動水栓等の超音波センサを提供せんこと
を目的とし、その要旨は、手等の検知体を検知するため
に自動水栓等に設けられる超音波センサであって、該超
音波センサは、検知体を検知するための低周波域の超音
波の他に、超音波センサの表面に付着した水滴を振るい
落とすための高周波域の超音波を発信可能に構成されて
いることである。
点に鑑み案出したものであって、感度を良好に維持する
ことのできる自動水栓等の超音波センサを提供せんこと
を目的とし、その要旨は、手等の検知体を検知するため
に自動水栓等に設けられる超音波センサであって、該超
音波センサは、検知体を検知するための低周波域の超音
波の他に、超音波センサの表面に付着した水滴を振るい
落とすための高周波域の超音波を発信可能に構成されて
いることである。
【0004】
【作用】超音波センサは、低周波域の超音波と高周波域
の超音波を例えば交互に発信できるタイプのものであ
り、低周波域の超音波により手等の検知体を良好に検知
することができ、又、高周波域の超音波を発して表面に
付着した水滴を振るい落とすことができ、常に感度を良
好に保持することができる。
の超音波を例えば交互に発信できるタイプのものであ
り、低周波域の超音波により手等の検知体を良好に検知
することができ、又、高周波域の超音波を発して表面に
付着した水滴を振るい落とすことができ、常に感度を良
好に保持することができる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4に示すように、洗面器6等に取り付けられた
水栓本体7の先端には吐出口8が設けられ、この吐出口
8の付近には超音波センサが取り付けられており、超音
波センサは、超音波を発する発信部1aと、吐出口8の
下方に差し出された手に反射した超音波を受信する受信
部1bとにより構成されており、本例における超音波セ
ンサは、例えばその発信部1aの概略構成を図1のブロ
ック図で示すと、超音波を発する振動子2には、低周波
パルス発信器3と高周波パルス発信器4が接続されてお
り、低周波パルス発信器3から発せられるパルスにより
振動子2は20KHz 〜300KHz の周波数の低周波域の
超音波を発することができ、又、他方の高周波パルス発
信器4からパルスが発せられると振動子2は500KHz
〜5MHz の高周波域の超音波を発信することができるよ
うに構成されている。
する。図4に示すように、洗面器6等に取り付けられた
水栓本体7の先端には吐出口8が設けられ、この吐出口
8の付近には超音波センサが取り付けられており、超音
波センサは、超音波を発する発信部1aと、吐出口8の
下方に差し出された手に反射した超音波を受信する受信
部1bとにより構成されており、本例における超音波セ
ンサは、例えばその発信部1aの概略構成を図1のブロ
ック図で示すと、超音波を発する振動子2には、低周波
パルス発信器3と高周波パルス発信器4が接続されてお
り、低周波パルス発信器3から発せられるパルスにより
振動子2は20KHz 〜300KHz の周波数の低周波域の
超音波を発することができ、又、他方の高周波パルス発
信器4からパルスが発せられると振動子2は500KHz
〜5MHz の高周波域の超音波を発信することができるよ
うに構成されている。
【0006】このように振動子2には2種類の周波数域
のパルスを発信する発信器3,4が接続されているた
め、これらのパルス発信器3,4を例えば交互に作動さ
せることにより、振動子2からは図3に示すように交互
に低周波域と高周波域の超音波が発信されることとな
り、低周波域の超音波が発信された時には、この低周波
域の超音波により吐出口8の下方に差し出される手等を
良好に検知し、図示しない電磁弁を作動させて吐出口8
から良好に吐水させることができる。
のパルスを発信する発信器3,4が接続されているた
め、これらのパルス発信器3,4を例えば交互に作動さ
せることにより、振動子2からは図3に示すように交互
に低周波域と高周波域の超音波が発信されることとな
り、低周波域の超音波が発信された時には、この低周波
域の超音波により吐出口8の下方に差し出される手等を
良好に検知し、図示しない電磁弁を作動させて吐出口8
から良好に吐水させることができる。
【0007】又、一方、高周波パルス発信器4の作動に
より高周波域の超音波が発信された時には、この高周波
域の超音波により超音波センサの表面に付着している水
滴を振るい落とし、超音波センサの表面に水膜が形成さ
れることを防ぐことができ、超音波センサの感度の低下
を、水滴を振るい落とすことにより防ぐことができる。
より高周波域の超音波が発信された時には、この高周波
域の超音波により超音波センサの表面に付着している水
滴を振るい落とし、超音波センサの表面に水膜が形成さ
れることを防ぐことができ、超音波センサの感度の低下
を、水滴を振るい落とすことにより防ぐことができる。
【0008】尚、高周波パルス発信器4は定期的に作動
される構造であっても良い。又、高周波域は、1〜2.
5MHz の範囲内であることが水滴を振るい落とすために
は望ましい範囲である。
される構造であっても良い。又、高周波域は、1〜2.
5MHz の範囲内であることが水滴を振るい落とすために
は望ましい範囲である。
【0009】尚、本例では超音波センサの発信部1aの
概略構成について説明したが、受信部1b側にも前記高
周波パルス発信器4を設け、定期的に高周波の超音波を
発して水滴を振るい落とす構造としておくことができ
る。
概略構成について説明したが、受信部1b側にも前記高
周波パルス発信器4を設け、定期的に高周波の超音波を
発して水滴を振るい落とす構造としておくことができ
る。
【0010】又、さらに受信部と発信部が一体化した送
受信兼用型の超音波センサにおいても、同様に低周波域
の超音波と高周波域の超音波を発信可能に構成して、定
期的に水滴を高周波域の超音波により振るい落とすこと
ができる構造とすることができる。
受信兼用型の超音波センサにおいても、同様に低周波域
の超音波と高周波域の超音波を発信可能に構成して、定
期的に水滴を高周波域の超音波により振るい落とすこと
ができる構造とすることができる。
【0011】さらに図2に概略構成で示すような構造の
超音波センサとしても良い。即ち、図2においては、2
種類の振動子2a,2bが1枚の振動板5に取り付けら
れており、第1振動子2aには低周波パルス発信器3が
接続され、第2振動子2bには高周波パルス発信器4が
接続された構造とされ、低周波パルス発信器3が作動さ
れた時には第1振動子2aが振動して、振動板5から低
周波域の超音波が発せられ、一方、高周波パルス発信器
4が作動された時には第2振動子2bが振動し、振動板
5から高周波域の超音波が発信される。この場合にも高
周波パルス発信器4の作動時に高周波域の超音波により
振動板5付近の表面等に付着する水滴等を振るい落とし
て良好な感度を維持することができる。
超音波センサとしても良い。即ち、図2においては、2
種類の振動子2a,2bが1枚の振動板5に取り付けら
れており、第1振動子2aには低周波パルス発信器3が
接続され、第2振動子2bには高周波パルス発信器4が
接続された構造とされ、低周波パルス発信器3が作動さ
れた時には第1振動子2aが振動して、振動板5から低
周波域の超音波が発せられ、一方、高周波パルス発信器
4が作動された時には第2振動子2bが振動し、振動板
5から高周波域の超音波が発信される。この場合にも高
周波パルス発信器4の作動時に高周波域の超音波により
振動板5付近の表面等に付着する水滴等を振るい落とし
て良好な感度を維持することができる。
【0012】尚、本例では、上記構成の超音波センサを
自動水栓に設けた場合を例示したが、上記構成の超音波
センサは、着座センサ,ハンドドライヤー,擬音装置,
その他の自動洗浄装置に設けることができる。
自動水栓に設けた場合を例示したが、上記構成の超音波
センサは、着座センサ,ハンドドライヤー,擬音装置,
その他の自動洗浄装置に設けることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、手等の検知体を検知するため
に自動水栓等に設けられる超音波センサであって、該超
音波センサは、検知体を検知するための低周波域の超音
波の他に、超音波センサの表面に付着した水滴を振るい
落とすための高周波域の超音波を発信可能に構成されて
いることにより、超音波センサの表面に水滴,水膜等が
付着しても発信される高周波域の超音波によりそれらの
水滴等が振るい落とされ、超音波センサの感度の低下を
防ぐことができ、低周波域の超音波により差し出された
手等を良好に検知することができる効果を有する。
に自動水栓等に設けられる超音波センサであって、該超
音波センサは、検知体を検知するための低周波域の超音
波の他に、超音波センサの表面に付着した水滴を振るい
落とすための高周波域の超音波を発信可能に構成されて
いることにより、超音波センサの表面に水滴,水膜等が
付着しても発信される高周波域の超音波によりそれらの
水滴等が振るい落とされ、超音波センサの感度の低下を
防ぐことができ、低周波域の超音波により差し出された
手等を良好に検知することができる効果を有する。
【図1】第1実施例の超音波センサのブロック構成図で
ある。
ある。
【図2】第2実施例の超音波センサのブロック構成図で
ある。
ある。
【図3】超音波センサからの超音波発信サイクル図であ
る。
る。
【図4】超音波センサを取り付けた自動水栓の斜視構成
図である。
図である。
1 超音波センサ 1a 発信部 1b 受信部 2 振動子 3 低周波パルス発信器 4 高周波パルス発信器 5 振動板 7 水栓本体 8 吐出口
Claims (1)
- 【請求項1】 手等の検知体を検知するために自動水栓
等に設けられる超音波センサであって、該超音波センサ
は、検知体を検知するための低周波域の超音波の他に、
超音波センサの表面に付着した水滴を振るい落とすため
の高周波域の超音波を発信可能に構成されていることを
特徴とする超音波センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2600592A JPH05188152A (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 超音波センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2600592A JPH05188152A (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 超音波センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05188152A true JPH05188152A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=12181585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2600592A Pending JPH05188152A (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 超音波センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05188152A (ja) |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP2600592A patent/JPH05188152A/ja active Pending
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