JPH05187979A - 伸び測定用クリープ試験方法 - Google Patents
伸び測定用クリープ試験方法Info
- Publication number
- JPH05187979A JPH05187979A JP2322692A JP2322692A JPH05187979A JP H05187979 A JPH05187979 A JP H05187979A JP 2322692 A JP2322692 A JP 2322692A JP 2322692 A JP2322692 A JP 2322692A JP H05187979 A JPH05187979 A JP H05187979A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measured
- elongation
- high temperature
- creep
- weight
- Prior art date
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- Pending
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クリープ試験巾の伸びを高頻度に測定し、記
録をする伸び測定用クリープ試験方法を提供する。 【構成】 高温炉中へ重りをつるした試験片をつり下げ
てなるクリープ試験方法において、試験片に直結した重
りを載置する治具を基準として、その距離の推移をレー
ザ測長機にて測定することを特徴とする伸び測定用クリ
ープ試験方法。
録をする伸び測定用クリープ試験方法を提供する。 【構成】 高温炉中へ重りをつるした試験片をつり下げ
てなるクリープ試験方法において、試験片に直結した重
りを載置する治具を基準として、その距離の推移をレー
ザ測長機にて測定することを特徴とする伸び測定用クリ
ープ試験方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温中の材料温度を測
定するクリープ試験方法に係り、特に伸びを時間の関数
として測定することができるクリープ試験方法に関する
ものである。
定するクリープ試験方法に係り、特に伸びを時間の関数
として測定することができるクリープ試験方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術と課題】従来のクリープ試験方法は、所定
の温度の高温炉中に重りをつるした試験片をつり下げ、
破断に至ったことをリミットスイッチ等で検知し、破断
に至るまでの時間の長短を測定するものであった。しか
し、近年は破断に至るまでの伸びの推移も特性評価のパ
ラメータとして要求されてきており、その測定は従来の
クリープ試験方法では測定できず、せいぜい高温炉本体
にのぞき窓を設けて伸びを測定するものであった。しか
しこの方法ではひんぱんに測定しないと細かなデータは
収集できず非常に手間隙がかかるものであった。
の温度の高温炉中に重りをつるした試験片をつり下げ、
破断に至ったことをリミットスイッチ等で検知し、破断
に至るまでの時間の長短を測定するものであった。しか
し、近年は破断に至るまでの伸びの推移も特性評価のパ
ラメータとして要求されてきており、その測定は従来の
クリープ試験方法では測定できず、せいぜい高温炉本体
にのぞき窓を設けて伸びを測定するものであった。しか
しこの方法ではひんぱんに測定しないと細かなデータは
収集できず非常に手間隙がかかるものであった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上記課題を解決すべくなされ
たもので、クリープ試験中の伸びを高頻度に測定し、記
録をする伸び測定用クリープ試験方法を提供するもので
ある。
たもので、クリープ試験中の伸びを高頻度に測定し、記
録をする伸び測定用クリープ試験方法を提供するもので
ある。
【0004】
【発明の構成】上記課題を解決する為の本発明の技術的
手段は、高温炉中へ重りをつるした試験片をつり下げて
なるクリープ試験方法において、試験片に直結した重り
を載置する治具を基準として、その距離の推移をレーザ
測長機にて測定することを特徴とするものである。
手段は、高温炉中へ重りをつるした試験片をつり下げて
なるクリープ試験方法において、試験片に直結した重り
を載置する治具を基準として、その距離の推移をレーザ
測長機にて測定することを特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記のように構成された本発明の伸び測定用ク
リープ試験方法においては、試験片の伸びは、試験片に
直結した重りを載置した治具の距離の推移としてあらわ
れ、レーザ測長機にて測定することにより伸びの推移を
正確に測定できるものである。また、レーザ測長機にて
行なうことにより1秒毎の高頻度で、無人にて測定でき
るので、連続測定に近い測定値が得られ、またその信号
(距離)をパソコンに入力し、処理することにより容易
に記録、集計、解析ができ、遷移クリープの状態、定常
クリープ中のクリープ速度、加速クリープの状態等高温
でのクリープの様子が詳細に把握できるものである。
リープ試験方法においては、試験片の伸びは、試験片に
直結した重りを載置した治具の距離の推移としてあらわ
れ、レーザ測長機にて測定することにより伸びの推移を
正確に測定できるものである。また、レーザ測長機にて
行なうことにより1秒毎の高頻度で、無人にて測定でき
るので、連続測定に近い測定値が得られ、またその信号
(距離)をパソコンに入力し、処理することにより容易
に記録、集計、解析ができ、遷移クリープの状態、定常
クリープ中のクリープ速度、加速クリープの状態等高温
でのクリープの様子が詳細に把握できるものである。
【0006】
【実施例】以下に実施例について述べる。図1に示す如
く伸び測定用クリープ試験機において、縦 400mm、横 4
00mm、高さ 500mmの高温炉本体1の中央部に材質がアル
ミナの炉芯管を入れ、その中にさらに酸化物分散強化白
金でできた上側20l×20W×4tの板2枚組合せ、下側
170l×20W×4tの板2枚組合せのホルダー2が埋め
込まれている。その中央部に図2に示す如く試験片3の
上端部を取りつけられるようになっており、また試験片
下端部には重り4を載置できる治具5が連結されてい
る。
く伸び測定用クリープ試験機において、縦 400mm、横 4
00mm、高さ 500mmの高温炉本体1の中央部に材質がアル
ミナの炉芯管を入れ、その中にさらに酸化物分散強化白
金でできた上側20l×20W×4tの板2枚組合せ、下側
170l×20W×4tの板2枚組合せのホルダー2が埋め
込まれている。その中央部に図2に示す如く試験片3の
上端部を取りつけられるようになっており、また試験片
下端部には重り4を載置できる治具5が連結されてい
る。
【0007】高温炉本体側面下部にはレーザー測長機6
((株)キーエンス製、型式ヘッドLB−01,コント
ローラLB−60)が取り付けられており、重り4を載
置する平円板7に平坦に取りつけられた基準板8との測
長ができるようにしてあり、その信号がパソコンに接続
され入力記憶処理できるようにしてある。板状試験片で
材質PtRh10%、板厚 1.5mm、全長 100mm、取りつけ
部巾16mm、中央部巾3mm、中央部長さ40mmにて温度1400
℃、荷重 0.5kgW/mm2 にてクリープ試験を行ない以下
のデータを得た。図3は、横軸が試験時間、縦軸が変位
量を表す図で96時間にて最大変位量28.20mm で破断した
ものである。
((株)キーエンス製、型式ヘッドLB−01,コント
ローラLB−60)が取り付けられており、重り4を載
置する平円板7に平坦に取りつけられた基準板8との測
長ができるようにしてあり、その信号がパソコンに接続
され入力記憶処理できるようにしてある。板状試験片で
材質PtRh10%、板厚 1.5mm、全長 100mm、取りつけ
部巾16mm、中央部巾3mm、中央部長さ40mmにて温度1400
℃、荷重 0.5kgW/mm2 にてクリープ試験を行ない以下
のデータを得た。図3は、横軸が試験時間、縦軸が変位
量を表す図で96時間にて最大変位量28.20mm で破断した
ものである。
【0008】
【発明の効果】以上のように、本発明の伸び測定用クリ
ープ試験方法によれば、試験片に直結した重りを載置す
る治具を基準として、その距離の推移をレーザー測長機
にて測定するので、クリープ試験中の伸びを高頻度に測
定し、記録できるものである。従って材料の高温特性、
特に破断に至るまでの伸びの推移を正確に測定でき、パ
ソコンに入力し、処理することにより、集計、解析等が
できるという優れた効果を有するものである。
ープ試験方法によれば、試験片に直結した重りを載置す
る治具を基準として、その距離の推移をレーザー測長機
にて測定するので、クリープ試験中の伸びを高頻度に測
定し、記録できるものである。従って材料の高温特性、
特に破断に至るまでの伸びの推移を正確に測定でき、パ
ソコンに入力し、処理することにより、集計、解析等が
できるという優れた効果を有するものである。
【図1】本発明の一実施例におけるクリープ試験方法を
示す図。
示す図。
【図2】本発明の一実施例におけるクリープ試験片を示
す図。
す図。
【図3】本発明の一実施例におけるデータをまとめた
図。
図。
1 高温炉本体 2 ホルダー 3 試験片 4 重り 5 重りを載置する治具 6 レーザ測長機 7 平円板 8 基準板
Claims (1)
- 【請求項1】 高温炉中へ重りをつるした試験片をつり
下げてなるクリープ試験方法において、試験片に直結し
た重りを載置する治具を基準として、その距離の推移を
レーザー測長機にて測定することを特徴とする伸び測定
用クリープ試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2322692A JPH05187979A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 伸び測定用クリープ試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2322692A JPH05187979A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 伸び測定用クリープ試験方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05187979A true JPH05187979A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=12104722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2322692A Pending JPH05187979A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 伸び測定用クリープ試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05187979A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011069702A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Keihin Corp | クリープ量測定装置 |
CN104777038A (zh) * | 2015-04-03 | 2015-07-15 | 山东大学 | 一种单点切口恒载拉伸应力开裂试验装置及方法 |
CN115046843A (zh) * | 2022-05-19 | 2022-09-13 | 中国科学院精密测量科学与技术创新研究院 | 一种金属零长弹簧常温蠕变批量快速检测装置 |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP2322692A patent/JPH05187979A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011069702A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Keihin Corp | クリープ量測定装置 |
CN104777038A (zh) * | 2015-04-03 | 2015-07-15 | 山东大学 | 一种单点切口恒载拉伸应力开裂试验装置及方法 |
CN115046843A (zh) * | 2022-05-19 | 2022-09-13 | 中国科学院精密测量科学与技术创新研究院 | 一种金属零长弹簧常温蠕变批量快速检测装置 |
CN115046843B (zh) * | 2022-05-19 | 2023-08-29 | 中国科学院精密测量科学与技术创新研究院 | 一种金属零长弹簧常温蠕变批量快速检测装置 |
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