JPH05187946A - 接触兼圧力センサー - Google Patents

接触兼圧力センサー

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JPH05187946A
JPH05187946A JP2473092A JP2473092A JPH05187946A JP H05187946 A JPH05187946 A JP H05187946A JP 2473092 A JP2473092 A JP 2473092A JP 2473092 A JP2473092 A JP 2473092A JP H05187946 A JPH05187946 A JP H05187946A
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JP
Japan
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pressure
contact
sensor
pressure sensor
blade
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2473092A
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English (en)
Inventor
Toyoichi Uchida
豊一 内田
Noriaki Matsumura
憲明 松村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリコンプレッサーのブレード溝の潤滑
油圧力及びそのブレードとの接触の有無を狭隘なスペー
スにもかかわらず、同一測定位置で同時に検出すること
のできる高精度かつ小型軽量の多機能型接触兼圧力セン
サーを提供する。 【構成】 外端中心孔が被検圧力流体に曝される円筒状
センサー本体111と、上記円筒状センサー本体111
に内蔵され上記中心孔を経て印加される被検圧力流体の
圧力を受ける圧力センサーチップ10と、上記中心孔に
同軸的に嵌入され外端が対象物体に当接することで電源
と協働して閉回路を形成する環状接触子112とを具え
たこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接触センサー兼圧力セ
ンサーに関する。
【0002】
【従来の技術】一体化された接触センサー兼圧力センサ
ーは未だ市販されていないので、下記のような場合、接
触センサーと圧力センサーとの2種類のセンサーを並設
して接触の有無及び圧力の検出を行わなければならな
い。例えば、冷凍機に慣用されているローリングピスト
ン型圧縮機200においては、図3縦断面図及びIII −
III 断面図に示すように、ローリングピストン230は
偏心軸241に枢着され偏心軸の回転に伴い、その外周
をシリンダー孔212の内周面に接して転動する。ブレ
ード220はブレード溝212と上下1対の軸受250
とで囲まれる空間内で半径方向に摺動可能に取付けら
れ、内端をローリングピストン230の外周に接し、外
端はバネ260で内向半径方向に押されるので、偏心軸
241の旋回に伴い往復運動を行い、シリンダー孔21
1をローリングピストン230の作用にて可変容積の2
つの空間に仕切り、これによって気体の吸入と吐出を行
い圧縮機の機能を果たす。この種のコンプレッサーにお
いて、ブレード220の潤滑性能を評価するには、従来
シリンダー210の溝212の側壁に圧力センサー10
と接触センサー20をそれぞれ設け、下記の要領で油膜
圧力Pの測定とともに、金属接触の有無を検出する。
【0003】すなわち、図4水平断面図に示すように、
まず圧力センサー10は空洞16を有する本体ケース1
1の内端を受圧面であるシリコンダイアフラム11で覆
い、空洞16の外端には参照圧力導入用の導管15が設
けられ、これに封止されている。本体ケース11の空洞
16を形成する側壁内部には金線14を介して、シリコ
ンダイアフラム11とリード線14が接続される。シリ
コンダイアフラム11の受圧面には潤滑油300が供給
され、作用する圧力Pに応じたダイアフラム12の歪み
がリード線14により外部に取り出され、圧力を検出す
るのである。
【0004】次に、接触センサー20は、絶縁性の本体
21の一側中心部に円柱状の電極22を接合し、電極2
2の裏面にリード線23を接合した構造を成し、リード
線23は電源400の一端に接続され、電源400の他
端はブレード220と導通する圧縮機200の一部に接
続される。ここで、ブレード220はバネ260を介し
てシリンダー210と常時導通しており、シリンダー2
10はハウジング270と導通しているので、これに接
続しても良い。いま、潤滑油300の油膜が切れると、
ブレード220は電極22と導通し、電源400は閉回
路を形成するので、電気的手段410により接触が検出
されるのである。このようにして、圧縮機200の運転
中の2つの部材つまりシリンダー210,ブレード22
0の間の圧力及び両部材の接触の有無を測定及び検出す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな手段では、同一箇所で、圧力と金属接触の発生を検
出しようとする場合、圧力センサーの近傍に接触センサ
ーを設置し、両者の位置を同一位置とみなして計測して
いる関係上、同一位置での圧力,接触の有無の検出精度
の向上は制約され、圧力センサーと接触センサーとの2
つのセンサーを設置しなければならず、しかも測定部は
一般に、極めて狭隘な場であるから作業性が極めて悪
く、一方のセンサーの付設が他方のセンサーの付設に及
ぼすスペース的干渉が無視し得ない。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、狭隘なスペースにもかかわらず、同一測定位
置で圧力及び接触を同時に検出することのできる高精度
かつ小型軽量の多機能型接触兼圧力センサーを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は、
外端中心孔が被検圧力流体に曝される円筒状センサー本
体と、上記円筒状センサー本体に内蔵され上記中心孔を
経て印加される被検圧力流体の圧力を受ける圧力センサ
ーチップと、上記中心孔に同軸的に嵌着され外端が対象
物体に当接することで電源と協働して閉回路を形成する
環状接触子とを具えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】このような構成によれば、接触センサーと圧力
センサーとは同軸的に一体化されて円筒状センサー本体
に内蔵された形となっている。それ故、例えばロータリ
圧縮機のブレードが接触センサーの環状接触子に当接す
ると、外部電源により閉回路が形成されて接触が検出さ
れる。これと同時に、圧力センサーは被検流体の圧力を
受けてこれを検出するので、狭隘なスペース上の制約に
もかかわらず、同一測定点での被検流体の圧力検出及び
対象物体との接触を検出することが可能となる。
【0009】
【実施例】本発明をローリングピストン型コンプレッサ
ーのブレード溝に適用した実施例を図面について説明す
ると、図1はその第1実施例を示す水平断面図である。
上図において、図3〜図4と同一の符号はそれぞれ同図
と同一の部材を示し、10がブレード側面の油膜圧計測
用圧力センサーであり、それに、接触センサー110を
一体化して複合型圧力センサー100を形成し、複合型
圧力センサー100の測定部210への取り付けはエポ
キシ系接着剤で固定する。接触センサー110は、本体
111が絶縁性のポリカーボネートでできており、電極
112は中空環状を成し、空洞111a内に圧力センサ
ー10をホールドした構造であり、空洞111aを経て
圧力センサー10に潤滑油圧力を導く。
【0010】このような構造によれば、ブレード220
まわりに油膜が存在する場合は、油膜の圧力計測が行わ
れ、油膜が存在していないとき、つまり片当りしている
場合は、片当り時の圧力と、片当りしたときの接触信号
との2つの出力信号が得られることになる。
【0011】次に、図2において第2実施例を説明する
と、同図(A)はその全体平面図、同図(B)はそれぞ
れ同図(A)の圧力センサーチップの拡大図、同図
(C),同図(D)はそれぞれ同図(A)のダイアフラ
ム,ベースプレートの平面図である。
【0012】同図において各部材の名称は次の通りであ
る。すなわち40は圧力センサー,41はシリコンチッ
プ,411はダイアフラム,42はベースプレート,4
12は電磁パッド,421はリード線挿入孔,422は
導圧孔,43はケーシング,431はフランジ状凸起,
44はリード線,44aは心線,45は導電性接着剤,
46は封止材,47は空洞である。
【0013】シリコンチップ41は同図(B)に示すよ
うに、1.5mm角×0.5mmtの小片で、一側の中
央部が薄肉化されて0.5mm角のダイアフラム411
を形成し、受圧面となる。ダイアフラム411の受圧面
には歪みゲージ回路が拡散形成され、表面はSiN4
保護膜で覆われている。シリコンチップ41の他側の面
には、Al製の多数の電極パッド412が設けられ、そ
れぞれリード線44に接続される。
【0014】圧力変換器40は、内壁面にフランジ状凸
起431を有する中空のケーシング43の一側にベース
プレート42と一体接合したシリコンチップ41(同図
(B))を内蔵する。ベースプレート42にはシリコン
チップ41の電極パッド412(同図(C))に対応す
るリード線挿入孔421が(同図(C))が設けられ、
リード線44はこの孔を経て、シリコンチップ41のパ
ッド412に接続される。また、シリコンチップ41の
ダイアフラム411に対応してベースプレート42には
リード線挿入孔421(同図(D))が設けられ、反受
圧面側から封止剤46がケーシング43の中空部に封入
され、リード線44を固定している。ケーシング43の
空洞47の一側はこのようにしてセンサーの心臓部であ
るシリコンチップ41とベースプレート42で封止さ
れ、他側は一端開口の空洞47を形成し、リファレンス
圧力が導入される。圧力センサー40は取付部に納めら
れ、シリコンチップ41のダイアフラム411には測定
圧力が導入され、他側には適当なアダプターを介して、
リード線44の取り出しと、リファレンス圧力の導入が
行われる。アダプターをケーシング43と一体に形成し
ても良い。かくして、本発明複合型圧力センサー100
は圧力センサー40と接触センサー110(図1)の組
み合わせとすることができる。
【0015】
【発明の効果】このような構造によれば、ロータリコン
プレッサーのブレード側面の摺動部での計測において、
ブレード側面に油膜が形成されている場合は、油膜の圧
力が検出され、ブレードが片当りしている場合は油膜が
なく、冷媒又は油膜が非常に少ない状態であることが判
る。ロータリコンプレッサーのブレード側面である摺動
部の圧力計測においては圧力計測と接触計測の同時性が
望まれており、センサーの設置が1ヵ所で済むというこ
とは圧力検出場を乱しにくくなり、つまりセンサー挿入
による測定場の変化を抑制し、実態に近い精度の高い計
測を可能にする。
【0016】要するに本発明によれば、外端中心孔が被
検圧力流体に曝される円筒状センサー本体と、上記円筒
状センサー本体に内蔵され上記中心孔を経て印加される
被検圧力流体の圧力を受ける圧力センサーチップと、上
記中心孔に同軸的に嵌着され外端が対象物体に当接する
ことで電源と協働して閉回路を形成する環状接触子とを
具えたことにより、狭隘なスペースにもかかわらず、同
一測定位置で圧力及び接触を同時に検出することのでき
る高精度かつ小型軽量の多機能型圧力センサーを得るか
ら、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のローリングピストン型コンプレッサー
のブレード及びブレード溝に適用した第1実施例を示す
水平断面図である。
【図2】図1とは異なる第2実施例を示す同じく水平断
面図であり、同図(A)は全体図、同図(B),同図
(C),同図(D)はそれぞれ同図(A)の圧力センサ
ーチップの拡大図、ダイアフラムの平面図、ベースプレ
ートの平面図をそれぞれを示す。
【図3】公知のローリングピストン型ロータリ圧縮機を
示す縦断面図及びIII −III 水平断面図である。
【図4】図3のブレード溝の内圧及びブレードの接触の
有無を検出する従来の要領を示す水平断面図である。
【符号の説明】
10 圧力センサー 23 リード線 40 圧力センサー 41 シリコンチップ 411 ダイアフラム 412 電磁パッド 42 ベースプレート 421 リード線挿入孔 43 ケーシング 431 凸起 44 リード線 45 導電性接着剤 46 封止剤 47 空洞 100 複合型圧力センサー 110 接触センサー 111 本体 111a 空洞 112 電極 210 測定部 220 シリンダー室(ブレード溝) 300 潤滑油
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外端中心孔が被検圧力流体に曝される円
    筒状センサー本体と、上記円筒状センサー本体に内蔵さ
    れ上記中心孔を経て印加される被検圧力流体の圧力を受
    ける圧力センサーチップと、上記中心孔に同軸的に嵌着
    され外端が対象物体に当接することで電源と協働して閉
    回路を形成する環状接触子とを具えたことを特徴とする
    接触兼圧力センサー。
JP2473092A 1992-01-14 1992-01-14 接触兼圧力センサー Withdrawn JPH05187946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2473092A JPH05187946A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 接触兼圧力センサー

Applications Claiming Priority (1)

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JP2473092A JPH05187946A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 接触兼圧力センサー

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JPH05187946A true JPH05187946A (ja) 1993-07-27

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ID=12146270

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JP2473092A Withdrawn JPH05187946A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 接触兼圧力センサー

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JP (1) JPH05187946A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6267010B1 (en) 1996-10-14 2001-07-31 Denso Corporation Integrated sensor device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
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Effective date: 19990408