JPH05187803A - センサ - Google Patents

センサ

Info

Publication number
JPH05187803A
JPH05187803A JP4024490A JP2449092A JPH05187803A JP H05187803 A JPH05187803 A JP H05187803A JP 4024490 A JP4024490 A JP 4024490A JP 2449092 A JP2449092 A JP 2449092A JP H05187803 A JPH05187803 A JP H05187803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
specific
induced
vine
coils
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4024490A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Kobayashi
崇徳 小林
Yoshifumi Nagano
好文 長野
Kiyoto Yamazawa
清人 山沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANBAYASHI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KANBAYASHI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANBAYASHI SEISAKUSHO KK filed Critical KANBAYASHI SEISAKUSHO KK
Priority to JP4024490A priority Critical patent/JPH05187803A/ja
Priority to TW081110300A priority patent/TW215942B/zh
Priority to KR1019920026210A priority patent/KR930016760A/ko
Priority to US07/998,664 priority patent/US5381091A/en
Priority to EP93300138A priority patent/EP0552001A1/en
Publication of JPH05187803A publication Critical patent/JPH05187803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/16Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring the deformation in a solid, e.g. by resistance strain gauge
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/14Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
    • G01D5/20Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature
    • G01D5/204Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature by influencing the mutual induction between two or more coils
    • G01D5/2073Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature by influencing the mutual induction between two or more coils by movement of a single coil with respect to two or more coils

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出範囲が限定されることが無く、小さな容
量のマイコンで変位量等を求めることが可能なセンサを
提供する。 【構成】 基体に同じピッチ間隔で形成されると共に、
ピッチ方向へ相対的に移動可能な複数のツヅラ折れコイ
ル10a、10bと、複数のツヅラ折れコイル10a、
10bのうち1次コイルとなる特定ツヅラ折れコイル1
0aを励磁する励磁手段14と、励磁された特定ツヅラ
折れコイル10aによって誘導される他のツヅラ折れコ
イル10bに誘導される誘導起電力を検出するための起
電力検出手段16と、起電力検出手段16が検出した誘
導起電力を基に、特定ツヅラ折れコイル10aと電圧が
誘導された他のツヅラ折れコイル10bとの間の変位量
を検出する変位量検出手段22、28とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセンサに関し、一層詳細
には複数のツヅラ折れコイルを相対的に変位させること
により当該変位量等を検出するセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】変位体の変位量を検出するためのセンサ
としては、本願出願人が先に出願し、特開昭61−17
2011号公報に開示される技術が有る。この変位を検
出するセンサは、コイルとダイアフラムを設け、そのコ
イルへ接離動可能な磁性体をダイアフラムに取り付けて
成る。ダイアフラムに固定された磁性体が、ダイアフラ
ムの変位に伴ってコイルに対し接離動すると、コイルの
リアクタンスに変化が起きるため、そのリアクタンスの
変化を読み取ってダイアフラムの変位量を検出するセン
サである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来のセンサには次のような課題が有る。コイル外方から
磁性体が接近すると、両者の距離が接近するに伴いコイ
ルのリアクタンスが急激に変化するが、一旦コイル内に
磁性体が進入するとリアクタンスの変化は極めて小さい
ものになってしまう。従って、変位量を実用的に検出で
きるのは磁性体がコイル内へ進入するまでの範囲に限定
されてしまうため、検出範囲が狭くなってしまうという
課題が有る。また、コイルのリアクタンスの変化は曲線
的に変化するため、リアクタンス変化をダイアフラムの
変位量に換算するためにはメモリ容量の大きなマイコン
を必要になるという課題も有る。従って、本発明は検出
範囲が限定されることが無く、小さなメモリ容量のマイ
コンで変位量等を求めることが可能なセンサを提供する
ことを目的とする
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、基体に同じ
ピッチ間隔で、同じピッチ方向へ形成されると共に、前
記ピッチ方向へ相対的に移動可能な複数のツヅラ折れコ
イルと、前記複数のツヅラ折れコイルのうち1次コイル
となる特定ツヅラ折れコイルを励磁する励磁手段と、該
励磁手段により励磁された前記特定ツヅラ折れコイルに
よって他のツヅラ折れコイルに誘導される誘導起電力を
検出するための起電力検出手段と、該起電力検出手段が
検出した誘導起電力を基に、前記特定ツヅラ折れコイル
と電圧が誘導された他のツヅラ折れコイルとの間の変位
量を検出する変位量検出手段とを具備することを特徴と
する。特に、前記変位量検出手段は、前記起電力検出手
段が検出した検出値が特定の値を示した回数を基に前記
変位量を検出するようにしてもよい。
【0005】
【作用】作用について説明する。変位量検出手段は、励
磁手段により励磁された特定ツヅラ折れコイルにより誘
導される他のツヅラ折れコイルに発生する誘導起電力を
基に、特定ツヅラ折れコイルと電圧が誘導された他のツ
ヅラ折れコイルとの間の変位量を検出する。従って、特
定ツヅラ折れコイルにより他のツヅラ折れコイルに電圧
が誘導される範囲であれば変位量の検出が可能となる。
特に、変位量検出手段は、起電力検出手段が検出した検
出値が特定の値を示した回数を基に変位量を検出するよ
うにすると、少ないデータ量で変位量を検出可能とな
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。
【0007】(第1実施例)第1実施例の構成について
図1と共に説明する。10a、10bは1対のツヅラ折
れコイルであり、互いに対向する平行なベース平面(不
図示)上に同じピッチ間隔で、同じピッチ方向へ薄膜化
技術(例えば導体層の蒸着)で形成されている。ツヅラ
折れコイル10a、10bは互いに対向可能であると共
に、ツヅラ折れコイル10aはその位置が固定され、ツ
ヅラ折れコイル10bがピッチ方向(図2、矢印A方
向)へ移動可能になっている。従って、ツヅラ折れコイ
ル10aと10bとで積層トランスが形成される。な
お、ツヅラ折れコイル10aとツヅラ折れコイル10b
のピッチ方向の長さは必ずしも同一にする必要はない。
12は発振部であり、高周波発振回路を含む。発振部1
2から発振された高周波は、増幅回路を含む励磁部14
で所定の電圧レベルに増幅され、ツヅラ折れコイル10
aへ印加される。発振部12と励磁部14とで1次コイ
ルとなるツヅラ折れコイル(特定ツヅラ折れコイル)1
0aを励磁する励磁手段を構成する。
【0008】16は起電力検出部であり、励磁部14に
より励磁された特定ツヅラ折れコイル10aにより誘導
される2次側のツヅラ折れコイル10bに発生する誘導
起電力(誘導電圧)を検出する。18は増幅部であり、
起電力検出部16で検出された誘導電圧を所定のレベル
に増幅する。20は波形整形部であり、増幅部18で増
幅されたアナログ信号をパルス信号に変換する。22は
パルスカウント部であり、カウンタ回路を含む。パルス
カウント部22は波形整形部20でパルス変換されたパ
ルス信号の数をカウントする。カウントされたパルス信
号の数が、特定ツヅラ折れコイル10aに対する誘導さ
れたツヅラ折れコイル10bの変位量を示すことにな
る。24は速度検出手段の一例である第1の微分器であ
り、パルスカウント部22で検出された前記変位量を基
に、特定ツヅラ折れコイル10aに対するツヅラ折れコ
イル10bの変位速度を示す信号を出力する。
【0009】26は加速度検出手段の一例である第2の
微分器であり、第1の微分器24で検出された前記変位
速度を基に、特定ツヅラ折れコイル10aに対するツヅ
ラ折れコイル10bの変位加速度を示す信号を出力す
る。28はCPUであり、マイクロプロセッサおよび記
憶装置を含む。CPU28はパルスカウント部22でカ
ウントされた前記パルス数を基に特定ツヅラ折れコイル
10aに対するツヅラ折れコイル10bの変位量を数値
に変換する。また、第1の微分器24で求められた特定
ツヅラ折れコイル10aに対するツヅラ折れコイル10
bの変位速度を示す信号を基に当該変位速度を数値に変
換する。さらに、第2の微分器26で求められた特定ツ
ヅラ折れコイル10aに対するツヅラ折れコイル10b
の変位加速度を示す信号を基に当該変位加速度を数値に
変換する。30は出力部であり、例えばディスプレイ装
置である。出力部30にはCPU28が求めた前記変位
量、絶対位置、変位速度および/または変位加速度を選
択的に出力表示する。この選択は例えばキーボード等の
入力手段(不図示)を介して行うことができる。
【0010】続いて図2および図3をさらに参照して第
1実施例のセンサの動作について説明する。特定ツヅラ
折れコイル10a(斜線を施して示す)に対し、ツヅラ
折れコイル10bを矢印A方向へ移動させると、両者の
変位量B(コイルピッチで表示)に対する2次側のツヅ
ラ折れコイル10bに発生する誘導電圧は、図3のグラ
フに実線で示すように変化する。変位量Bを検知したい
場合、ツヅラ折れコイル10bに発生する誘導電圧が特
定の電圧値(例えば0ボルト)を出力した回数をカウン
トすれば変位量Bを検知可能となる。本実施例において
は、ツヅラ折れコイル10bが3/8ピッチ(1ピッチ
=C)づつ変位すると誘導電圧が0ボルトとなる。この
誘導電圧が0ボルトとなる変位は各ピッチ毎に、必ず3
/8ピッチと6/8ピッチで達成されるので、誘導電圧
が0ボルトを示した回数をカウントすると変位量をデジ
タル量として把握できることになる。すなわち、起電力
検出部16で検出された誘導電圧を所定のレベルに増幅
し、波形整形部20で増幅された誘導電圧であるアナロ
グ信号をパルス信号に変換し、そのパルス信号の数をパ
ルスカウント部22でカウントする。結果的にカウント
された当該パルス信号数に3/8ピッチを乗じて得た数
値が変位量Bを示すことになる。この演算はCPU28
が行う。
【0011】変位速度を求める場合は、第1の微分器2
4でパルス信号数を微分し、その値にCPU28が3/
8ピッチを乗じる演算をCPU28が行う。変位加速度
を求める場合は、第2の微分器26で第1の微分器24
の出力信号を微分し、その値にCPU28が3/8ピッ
チを乗じる演算をCPU28が行う。上述のようなセン
サにおいて、特定ツヅラ折れコイル10aを変位体の変
位ストローク方向に沿って固定し、変位体へツヅラ折れ
コイル10bを取り付けると、変位体の変位量によりツ
ヅラ折れコイル10bの誘導電圧が変化するので、その
変化を捕らえて当該変位量を検出可能となる。なお、上
記実施例においては特定ツヅラ折れコイル10aの位置
を固定とし、ツヅラ折れコイル10bを可動としたが、
逆でもよいし、さらには両者を可動としてもよい。
【0012】次に図4〜図6を参照してツヅラ折れコイ
ルの形状について説明する。なお、これらのツヅラ折れ
コイルは第2実施例以下の実施例にも採用し得るのはも
ちろんである。図4に示すツヅラ折れコイル32は前述
のツヅラ折れコイル10a、10bと同じ形状であり、
ターン数1、ツヅラ折れ回数5に形成されている。な
お、長さEは、長さDを越える長さに形成するのが感度
上好ましい。図5に示すツヅラ折れコイル34はターン
数1、ツヅラ折れ回数5に形成されている。図4の例と
は電圧印加端子または誘導電圧出力端子36の位置が異
なっている。図6に示すツヅラ折れコイル38はターン
数2、ツヅラ折れ回数5に形成されている。ターン数を
変えることにより積層トランスとしての変圧比を任意に
設定できる。
【0013】なお、ピッチ間隔(図2にCで表示)は狭
くするほど変位測定精度を向上させることができる。従
って、薄膜作成技術等により微細なピッチ間隔を形成す
ると高精度のセンサを実できることになる。また、ピッ
チ方向(図面上の左右方向)の長さは希望する最大検出
変位量により決定すればよい。最大検出変位量は特定ツ
ヅラ折れコイルが他のツヅラ折れコイルに電圧をを誘導
できる距離で決まる。このように、本センサは、特定ツ
ヅラ折れコイルが他のツヅラ折れコイルに電磁誘導を与
えることに着目しているため、特定ツヅラ折れコイルと
他のツヅラ折れコイルは必ずしも平行に対向させなくて
もよく、電磁誘導が可能な配置にさえすればよい。ま
た、ツヅラ折れの形状については必ずしも直角に曲折す
る必要は無く、曲線的な折れ曲がりでもよい。その場合
であっても、図4に示す長さEは、長さDを越える長さ
に形成するのが感度上好ましい。さらに、ツヅラ折れコ
イルのピッチ方向は、必ずしも直線方向にする必要はな
く、例えば円弧状であってもよい。円弧状の場合、特定
ツヅラ折れコイルと他のツヅラ折れコイルとの回転方向
の変位量が検出可能となる。
【0014】次に図7を参照してツヅラ折れコイルの構
造について説明する。このツヅラ折れコイルの構造も第
2実施例以下の実施例に採用し得るのはもちろんであ
る。40は基体を構成するベースであり、磁性材料(例
えばパーマロイ)で形成されている。ベース40を磁性
材料で形成することにより、ツヅラ折れコイルの背面
(図7においては下面)側、つまり特定ツヅラ折れコイ
ル及び特定ツヅラ折れコイルによって誘導される他のツ
ヅラ折れコイルの、互いに対向する面と反対側の面の磁
気回路を閉じると共に、外部からの雑音を防ぐ電磁シー
ルド効果を上げている。42、44も基体を構成する絶
縁層であり、絶縁材料(例えば二酸化珪素)で形成され
ている。46はコイル層であり、絶縁層42と44との
間に挟着されている。コイル層46は導電材料(例えば
銅)で形成され、平面的には図2に示すような形状のツ
ヅラ折れ形状に形成されている。なお、ツヅラ折れコイ
ルを形成するベース40の表面(図7においては上面)
は必ずしも平面でなくてもよく、曲面でもよい。このよ
うに、ツヅラ折れコイルは2次元的に形成されるのでロ
ーコストで大量生産が可能となる。
【0015】(第2実施例)第2実施例について、図8
と共に説明する。なお、第1実施例と同一の部材につい
ては同一の部材符号を付し説明は省略する。特定ツヅラ
折れコイル10aは、矢印F方向(ピッチ方向)へ移動
可能になっている。ツヅラ折れコイル10bは、その位
置が固定されている。ツヅラ折れコイル10bは特定ツ
ヅラ折れコイル10aが励磁されると電圧が誘導され
る。48は絶対位置検出コイルである。絶対位置検出コ
イル48もその位置が固定されている。絶対位置検出コ
イル48にも特定ツヅラ折れコイル10aが励磁される
と電圧が誘導される。絶対位置検出コイル48は特定ツ
ヅラ折れコイル10aの絶対位置を検出するために設け
られている。特定ツヅラ折れコイル10aとツヅラ折れ
コイル10bだけでは両者の相対的な変位量を検出する
ことができても、その移動方向は検出することが不可能
なため、可動側(第2実施例では特定ツヅラ折れコイル
10a)のツヅラ折れコイルの絶対位置を検出すること
ができない。そこで、可動側のツヅラ折れコイルの移動
方向を検出すると共に、その絶対位置を検出するために
絶対位置検出コイル48が設けられている。
【0016】絶対位置検出コイル48はツヅラ折れ回数
が1回のコイルであり、ツヅラ折れコイル10aおよび
10bと対向する面上に前記ピッチ方向へ形成されてい
る。また、絶対位置検出コイル48のピッチ方向の幅
は、ツヅラ折れコイル10bのピッチ方向の長さと同
幅、または当該幅以上の幅に形成されている。図示のよ
うにピッチ方向の幅をとれば、絶対位置検出コイル48
の検出可能な範囲はツヅラ折れコイル10bが、特定ツ
ヅラ折れコイル10aの変位を検出する範囲に等しくな
る。但し、単に特定ツヅラ折れコイル10aの移動方向
のみを検知したい場合はツヅラ折れコイル10bのピッ
チ方向の長さより短い幅でもよい。絶対位置検出コイル
48とツヅラ折れコイル10とは、1枚の多層基板50
へ積層状に形成され、多層基板の特定ツヅラ折れコイル
10aと対向する面と反対側の面には磁性材料が被覆さ
れている。磁性材料で被覆することにより、図7に示す
場合と同様、ツヅラ折れコイル10bおよび絶対位置検
出コイル48の背面側の磁気回路を閉じると共に、外部
からの雑音を防ぐ電磁シールド効果を上げるためであ
る。
【0017】第2実施例において、励磁された特定ツヅ
ラ折れコイル10aがピッチ方向へ移動すると、ツヅラ
折れコイル10bには図3に実線で示すような誘導電圧
が誘起される。一方、絶対位置検出コイル48には図3
に破線で示すような誘導電圧が誘起される。従って、絶
対位置検出コイル48の誘導電圧の変化を検出すること
により、可動側である特定ツヅラ折れコイル10aの移
動方向を検知できる。移動方向が検知されると、ツヅラ
折れコイル10bに誘起された電圧に基づいて検出され
た変位量とを併せてデータ処理することにより、可動側
のツヅラ折れコイルの絶対位置が検知可能となる。この
データ処理はCPUで行えばよい。
【0018】(第3実施例)第3実施例について、図9
および図10と共に説明する。なお、第1実施例および
第2実施例と同一の部材については同一の部材符号を付
し説明は省略する。特定ツヅラ折れコイル10aは、矢
印G方向(ピッチ方向)へ移動可能になっている。ツヅ
ラ折れコイル10b、10c、10dは、その位置が固
定されている。ツヅラ折れコイル10b、10c、10
dには特定ツヅラ折れコイル10aが励磁されると電圧
が誘導される。第1実施例および第2実施例において、
ツヅラ折れコイル10bの誘導電圧が0ボルトになる回
数をカウントすることにより変位量を検出した。しか
し、特定ツヅラ折れコイル10aによって1個のツヅラ
折れコイル10bのみに電圧が誘導され、かつ誘導電圧
が0ボルトになる間隔が大きい場合(図2のピッチCが
大きい場合)には、その中間位置を検出することができ
ないため、検出精度は低くなる。そこで第3実施例では
ツヅラ折れコイル10b、10c、10dを互いに前記
ピッチ方向へ所定間隔(例えば1/3ピッチ)づつずら
して配設することにより、前記中間位置の検出を可能に
している。
【0019】ツヅラ折れコイル10b、10c、10d
は、1枚の多層基板50へ積層状に形成され、多層基板
の特定ツヅラ折れコイル10aと対向する面と反対側の
面には磁性材料が被覆されている。磁性材料で被覆する
ことにより、図7に示す場合と同様、ツヅラ折れコイル
10bおよび絶対位置検出コイル48の背面側の磁気回
路を閉じると共に、外部からの雑音を防ぐ電磁シールド
効果を上げるためである。
【0020】第3実施例において、励磁された特定ツヅ
ラ折れコイル10aがピッチ方向へ移動すると、ツヅラ
折れコイル10b、10c、10dにはそれぞれ図10
に示すような誘導電圧が誘起される。従って、誘導電圧
が0ボルトになる回数が第1実施例および第2実施例の
3倍となるので、3倍の分解能を有する変位センサとな
る。データの処理は、第1実施例と同様にCPUを介し
て0ボルトの回数から可動側の特定ツヅラ折れコイル1
0aの変位量を求めればよい。
【0021】なお、第3実施例において、第2実施例の
絶対位置検出コイル48をさらに多層基板50へ付加す
ると、可動側の特定ツヅラ折れコイル10aの移動方向
が検知可能となる。移動方向が検知されると、ツヅラ折
れコイル10b、10c、10dに誘起された誘導電圧
に基づいて検出された変位量とを併せてデータ処理する
ことにより、可動側のツヅラ折れコイルの絶対位置を検
知可能となる。その際、絶対位置検出コイル48のピッ
チ方向の幅は、ツヅラ折れコイル10b、10c、10
dのピッチ方向の長さの和Hと同幅、または当該幅以上
の幅に形成されている。この絶対位置検出コイル48に
よる特定ツヅラ折れコイル10aの絶対位置の検出範囲
は、ツヅラ折れコイル10b、10c、10dによる検
出範囲と等しい。但し、単に特定ツヅラ折れコイル10
aの移動方向のみを検知したい場合は短い幅でもよい。
さらに、固定側のツヅラ折れコイルの個数を増加させる
と測定精度をさらに向上させることができる。
【0022】(第4実施例)第4実施例について、図1
1と共に説明する。第4実施例は第1実施例のセンサの
具体的な使用例であり、第1実施例と同一の構成部材に
ついては同一の符号を付し、説明は省略する。52は固
定体であり、不図示の部材に固定されている。固定体5
2は中央に貫通孔54が穿設されている。また、貫通孔
54の内壁面には軸線L方向へ3本の係合溝56が刻設
されている。58は変位体であり、固定体52の貫通孔
54内へ摺合可能になっている。変位体58の外周面に
は軸線L方向へ凸条60が3本突設されている。凸条6
0は貫通孔54内の係合溝56へそれぞれ摺合可能にな
っている。従って、変位体58は貫通孔54内において
軸線L方向へは移動可能、かつ周方向へは回動不能にな
っている。変位体58は外力(例えばダイアフラムを介
した水圧)を受けると軸線L方向へ移動する。特定ツヅ
ラ折れコイル10aは、貫通孔54の内壁面に形成さ
れ、特定ツヅラ折れコイル10aの電圧が誘導されるツ
ヅラ折れコイル10bは変位体58の外周面に形成され
ている。変位体58が貫通孔54内へ摺合した際に、両
ツヅラ折れコイル10a、10bは対向可能になってい
る。
【0023】励磁された特定ツヅラ折れコイル10aの
電圧が誘導されたツヅラ折れコイル10bがピッチ方向
(軸線L方向)へ移動すると、ツヅラ折れコイル10b
には図3に実線で示すような電圧が誘起され、当該誘導
電圧に基づいてツヅラ折れコイル10b、すなわち変位
体58の変位量が検出される。検出された変位量から変
位体58に作用している外力(例えばダイアフラムを介
した水圧)の大きさを検出可能となる。さらに、第2実
施例の絶対位置検出コイル48および/または第3実施
例の、位置をずらした配置のツヅラ折れコイル10c、
10dの方式をさらに採用すると高精度、高信頼性のセ
ンサを実現でき、その使用分野も広いものとなる。第4
実施例のセンサは、例えば全自動洗濯機の水位検知装置
に用いることができる。つまり、洗濯槽内の水位が所定
の水位に達すると、水圧が所定の値となるため、外力と
しての当該水圧値を検出したら、特定の水位に達したと
判断し、給水を停止する水位検知センサとして利用が可
能となる。さらには、圧力値を多値データとして取り込
む圧力スイッチの圧力検出手段としても利用可能であ
る。
【0024】(第5実施例)第5実施例について図12
と共に説明する。上述の各実施例は特定ツヅラ折れコイ
ルと他のツヅラ折れコイルとの相対的な1次元の変位量
を検出するセンサであった。第5実施例では2次元的な
変位量を検出するセンサである。100X、102Xは
1対のツヅラ折れコイルであり、互いに対向する平行な
面上に同じピッチ間隔で、同じピッチ方向へ形成されて
いる。ツヅラ折れコイル100X、102Xは互いに対
向可能であると共に、ツヅラ折れコイル100Xはその
位置が固定され、ツヅラ折れコイル102Xがピッチ方
向(X軸方向)へ移動可能になっている。100Y、1
02Yは1対のツヅラ折れコイルであり、互いに対向す
る平行な面上に同じピッチ間隔で、同じピッチ方向へ形
成されている。ツヅラ折れコイル100Y、102Yは
互いに対向可能であると共に、ツヅラ折れコイル100
Yはその位置が固定され、ツヅラ折れコイル102Yが
ピッチ方向(前記X軸方向と直角なY軸方向)へ移動可
能になっている。
【0025】104は発振部であり、高周波発振回路を
含む。発振部104から発振された高周波は、増幅回路
を含む励磁部106X、106Yでそれぞれ所定の電圧
レベルに増幅され、ツヅラ折れコイル100X、100
Yへ印加される。発振部104と励磁部106X、10
6Yとで1次コイルとなるツヅラ折れコイル(特定ツヅ
ラ折れコイル)100X、100Yを励磁する励磁手段
を構成する。108X、108Yは起電力検出部であ
り、励磁部106X、106Yにより励磁された特定ツ
ヅラ折れコイル100X、100Yにより誘導される2
次側のツヅラ折れコイル102X、102Yに発生する
誘導起電力(誘導電圧)をそれぞれ検出する。110
X、110Yは増幅部であり、起電力検出部108X、
108Yで検出された誘導電圧をそれぞれ所定のレベル
に増幅する。112X、112Yは波形整形部であり、
増幅部110X、110Yで増幅されたアナログ信号を
パルス信号に変換する。
【0026】114X、114Yはパルスカウント部で
あり、各々カウンタ回路を含む。パルスカウント部11
4X、114Yは波形整形部112X、112Yでパル
ス変換されたパルス信号の数をカウントする。カウント
されたパルス信号の数が、特定ツヅラ折れコイル100
X、100Yに対する誘導されたツヅラ折れコイル10
2X、102Yとの間のX軸方向およびY軸方向の変位
量を示すことになる。116はCPUであり、マイクロ
プロセッサおよび記憶装置を含む。CPU116はパル
スカウント部114X、114Yでカウントされた前記
パルス数を基に特定ツヅラ折れコイル100X、100
Yに対するツヅラ折れコイルと102X、102Yの変
位量、つまりX軸方向およびY軸方向の変位量を数値に
変換する。118は出力部であり、例えばディスプレイ
装置である。出力部118にはCPU116が求めた前
記X軸方向およびY軸方向の変位量を出力表示する。こ
の両変位量を求めることにより、可動ツヅラ折れコイル
102X、102Yが設けられている変位体(不図示)
の2次元的な変位量を検出、出力することができる。
【0027】なお、第1実施例のように、X軸方向およ
びY軸方向の速度検出手段および/または加速度検出手
段を設けることにより、2次元的な速度および/または
加速度を検出可能となる。また、第2実施例の絶対位置
検出コイル48を設けたり、第3実施例のように、特定
ツヅラ折れコイル100X、100Yの電圧が誘導され
るツヅラ折れコイルを複数設けるようにしてもよい。ま
た、X軸方向およびY軸方向に対して直角なZ軸方向の
変位量を検出するようにすれば3次元的な変位量等が検
出可能なセンサを実現できる。
【0028】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるので
はなく、例えば本発明のセンサは変位量を数値として出
力、表示するのではなく、CPUの制御データとして被
制御機器の制御に使用したり、別の物理量として出力し
てもよい等、発明の精神を逸脱しない範囲でさらに多く
の改変を施し得るのはもちろんである。
【0029】
【発明の効果】本発明に係るセンサを用いると、磁気回
路が閉じていて電磁シールドされた状態に近い構造の磁
気センサであるため、ノイズや環境的要因に起因する外
乱の影響を受けにくい。また、変位量検出手段は、励磁
手段により励磁された特定ツヅラ折れコイルによって誘
導される他のツヅラ折れコイルの誘導起電力を基に、特
定ツヅラ折れコイルと電圧が誘導された他のツヅラ折れ
コイルとの間の変位量を検出するものである。従って、
特定ツヅラ折れコイルにより他のツヅラ折れコイルに電
圧が誘導される範囲において変位量の検出が可能とな
る。このため、従来のセンサと比べ検出範囲の制約が少
く、多様な使用分野を有するセンサを実現できることに
なる。また、コイルのピッチの粗・密を調整することに
より、所望の測定精度のセンサを実現することが可能と
なる。請求項6において、変位量検出手段は、起電力検
出手段が検出した特定の検出値が特定の値を示した回数
を基に変位量を検出するものであり、少ないデータ量で
前記変位量の検出が可能となるので、メモリ容量の小さ
なマイコン(CPU)で情報処理を行い得るので経済的
である。請求項9に示すように、速度検出手段を設ける
と変位速度を検出可能となるので、変位速度を制御する
際の制御データを得ることが可能となる。
【0030】請求項10に示すように、加速度検出手段
を設けると変位加速度を検出可能となるので、変位加速
度を制御する際の制御データを得ることが可能となる。
請求項11の構成を採用すると、変位量の検出をさらに
高精度に行うことが可能となる。請求項13の構成を採
用すると、特定ツヅラ折れコイルまたは他のツヅラ折れ
コイルの絶対位置を検出できる。請求項18、19の構
成を採用すると、ツヅラ折れコイル背面(コイルが相対
する面と反対側の面)の磁気回路を閉じるため背面方向
への磁束の漏れを防止できると共に、電磁シールド効果
も高めることになる。請求項20の構成を採用すると、
検出した変位量等を認識可能となる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセンサの第1実施例を示したブロ
ックダイアグラム。
【図2】ツヅラ折れコイルの関係を示した正面図。
【図3】第1実施例の誘導されたツヅラ折れコイルに発
生する誘導電圧を示したグラフ。
【図4】ツヅラ折れコイルの形状を示した説明図。
【図5】ツヅラ折れコイルの形状を示した説明図。
【図6】ツヅラ折れコイルの形状を示した説明図。
【図7】ツヅラ折れコイルの構造を示した断面図。
【図8】第2実施例のツヅラ折れコイル等の配置を示し
た説明図。
【図9】第3実施例のツヅラ折れコイルの配置を示した
説明図。
【図10】第3実施例の誘導されたツヅラ折れコイルに
発生する誘導電圧を示したグラフ。
【図11】第4実施例のセンサを示した斜視図。
【図12】第5実施例を示したブロックダイアグラム。
【符号の説明】
10a、100X、100Y 特定ツ
ヅラ折れコイル 10b、10c、10d、102X、102Y ツヅラ
折れコイル 12、104 発振部 14、106X、106Y 励磁部 16、108X、108Y 起電力
検出部 22、114X、114Y パルス
カウント部 24 第1の
微分器 26 第2の
微分器 28、116 CPU 30、118 出力部 32、34、38 ツヅラ
折れコイル 40 ベース 44 コイル
層 48 絶対位
置検出コイル 50 多層基
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山沢 清人 長野県長野市松代町城東90番地

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体に同じピッチ間隔で、同じピッチ方
    向へ形成されると共に、前記ピッチ方向へ相対的に移動
    可能な複数のツヅラ折れコイルと、 前記複数のツヅラ折れコイルのうち1次コイルとなる特
    定ツヅラ折れコイルを励磁する励磁手段と、 該励磁手段により励磁された前記特定ツヅラ折れコイル
    によって他のツヅラ折れコイルに誘導される誘導起電力
    を検出するための起電力検出手段と、 該起電力検出手段が検出した誘導起電力を基に、前記特
    定ツヅラ折れコイルと電圧が誘導された他のツヅラ折れ
    コイルとの間の変位量を検出する変位量検出手段とを具
    備することを特徴とするセンサ。
  2. 【請求項2】 前記複数のツヅラ折れコイルは対向する
    平面上に形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のセンサ。
  3. 【請求項3】 前記複数のツヅラ折れコイルは対向する
    曲面上に形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のセンサ。
  4. 【請求項4】 前記複数のツヅラ折れコイルが形成され
    ている面は互いに平行な面であることを特徴とする請求
    項1、2または3記載のセンサ。
  5. 【請求項5】 前記ツヅラ折れコイルのツヅラ折れ回数
    は複数回であることを特徴とする請求項1、2、3また
    は4記載のセンサ。
  6. 【請求項6】 前記変位量検出手段は、前記起電力検出
    手段が検出した検出値が特定の値を示した回数を基に前
    記変位量を検出することを特徴とする請求項1、2、
    3、4または5記載のセンサ。
  7. 【請求項7】 前記特定の値は電圧0ボルトであること
    を特徴とする請求項6記載のセンサ。
  8. 【請求項8】 前記特定ツヅラ折れコイル、または誘導
    される他のツヅラ折れコイルの位置が固定されているこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7
    記載のセンサ。
  9. 【請求項9】 検出された前記変位量を基に、前記複数
    のツヅラ折れコイルの相対的な変位速度を検出するため
    の速度検出手段を具備することを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7または8記載のセンサ。
  10. 【請求項10】 検出された前記変位速度を基に、前記
    複数のツヅラ折れコイルの相対的な変位加速度を検出す
    るための加速度検出手段を具備することを特徴とする請
    求項9記載のセンサ。
  11. 【請求項11】 前記特定ツヅラ折れコイルを移動可能
    に設け、 該特定ツヅラ折れコイルの電圧が誘導される複数のツヅ
    ラ折れコイルを固定して設けると共に、互いにピッチ方
    向へ所定間隔づつずらして設けたことを特徴とする請求
    項8、9または10記載のセンサ。
  12. 【請求項12】 前記特定ツヅラ折れコイルの電圧が誘
    導される複数のツヅラ折れコイルの前記基体は多層基板
    であり、複数のツヅラ折れコイルは積層状に設けたこと
    を特徴とする請求項11記載のセンサ。
  13. 【請求項13】 前記特定ツヅラ折れコイルの電圧が誘
    導されると共に、特定ツヅラ折れコイルの絶対位置を検
    出するための絶対位置検出コイルを設けたことを特徴と
    する請求項8、9、10、11または12記載のセン
    サ。
  14. 【請求項14】 前記絶対位置検出コイルはツヅラ折れ
    回数1のコイルであり、 前記特定ツヅラ折れコイルの電圧が誘導される他のツヅ
    ラ折れコイルと対向する面上に同じピッチ方向へ形成さ
    れていることを特徴とする請求項13記載のセンサ。
  15. 【請求項15】 前記絶対位置検出コイルおよび前記特
    定ツヅラ折れコイルの電圧が誘導されるツヅラ折れコイ
    ルは多層基板に積層状に設けたことを特徴とする請求項
    13または14記載のセンサ。
  16. 【請求項16】 前記絶対位置検出コイルの幅が、前記
    特定ツヅラ折れコイルの電圧が誘導されるツヅラ折れコ
    イルのピッチ方向の長さと同幅に形成されていることを
    特徴とする請求項13、14または15記載のセンサ。
  17. 【請求項17】 前記特定ツヅラ折れコイルの電圧が誘
    導されるツヅラ折れコイルが、互いにピッチ方向へ所定
    間隔づつずらして複数設けられ、 前記ピッチ方向の長さが、誘導される前記複数のツヅラ
    折れコイルのピッチ方向の長さの和であることを特徴と
    する請求項16記載のセンサ。
  18. 【請求項18】 前記特定ツヅラ折れコイルと、特定ツ
    ヅラ折れコイルの電圧が誘導される他のツヅラ折れコイ
    ルの互いに対向する面と反対側の面が、磁性材料で被覆
    されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9、10、11、13、14、16ま
    たは17記載のセンサ。
  19. 【請求項19】 前記多層基板の、前記特定ツヅラ折れ
    コイルと対向する面と反対側の面は、磁性材料で被覆さ
    れていることを特徴とする請求項12または15記載の
    センサ。
  20. 【請求項20】 検出された前記変位量、絶対位置、変
    位速度および/または変位加速度を出力するための出力
    手段を設けたことを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、
    15、16、17、18または19記載のセンサ。
JP4024490A 1992-01-14 1992-01-14 センサ Pending JPH05187803A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4024490A JPH05187803A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 センサ
TW081110300A TW215942B (ja) 1992-01-14 1992-12-23
KR1019920026210A KR930016760A (ko) 1992-01-14 1992-12-29 센서
US07/998,664 US5381091A (en) 1992-01-14 1992-12-30 Sensor having mutually perpendicular sections using zigzag coils for detecting displacement
EP93300138A EP0552001A1 (en) 1992-01-14 1993-01-11 A sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4024490A JPH05187803A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05187803A true JPH05187803A (ja) 1993-07-27

Family

ID=12139629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4024490A Pending JPH05187803A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 センサ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5381091A (ja)
EP (1) EP0552001A1 (ja)
JP (1) JPH05187803A (ja)
KR (1) KR930016760A (ja)
TW (1) TW215942B (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030062889A1 (en) * 1996-12-12 2003-04-03 Synaptics (Uk) Limited Position detector
WO2000033244A2 (en) * 1998-11-27 2000-06-08 Synaptics (Uk) Limited Position sensor
US6249234B1 (en) 1994-05-14 2001-06-19 Absolute Sensors Limited Position detector
CA2189959C (en) * 1994-05-14 2005-11-15 Andrew N. Dames Position encoder
US5717330A (en) * 1996-03-07 1998-02-10 Moreau; Terence J. Magnetostrictive linear displacement transducer utilizing axial strain pulses
US6788221B1 (en) 1996-06-28 2004-09-07 Synaptics (Uk) Limited Signal processing apparatus and method
FR2761772B1 (fr) 1997-04-07 1999-05-21 Suisse Electronique Microtech Capteur inductif micro-usine, notamment pour la mesure de la position et/ou du mouvement d'un objet
DE69832274T2 (de) 1997-05-28 2006-08-03 Synaptics (Uk) Ltd., Harston Verfahren und drahtbond-vorrichtung zur herstellung eines wandlers
GB9720954D0 (en) 1997-10-02 1997-12-03 Scient Generics Ltd Commutators for motors
GB9721891D0 (en) 1997-10-15 1997-12-17 Scient Generics Ltd Symmetrically connected spiral transducer
AU1556399A (en) 1997-12-12 1999-07-05 Synoptik A/S Container for timed release of substances
GB9811151D0 (en) 1998-05-22 1998-07-22 Scient Generics Ltd Rotary encoder
DK174336B1 (da) 1998-06-30 2002-12-09 3D Sensor Aps Berøringsløs vinkelmåler
US7019672B2 (en) * 1998-12-24 2006-03-28 Synaptics (Uk) Limited Position sensor
AU2195101A (en) 1999-12-10 2001-06-18 Gentech Investment Group Ag Man-machine interface
US20020056135A1 (en) * 2000-03-06 2002-05-09 Alok Sharma Transceiver channel bank with reduced connector density
EP1412912B1 (en) * 2001-05-21 2008-06-18 Synaptics (UK) Limited Position sensor
GB2403017A (en) * 2002-03-05 2004-12-22 Synaptics Position sensor
US7907130B2 (en) * 2002-06-05 2011-03-15 Synaptics (Uk) Limited Signal transfer method and apparatus
US6943550B2 (en) * 2003-05-09 2005-09-13 The University Of Hong Kong High temperature superconductor tape RF coil for magnetic resonance imaging
US6999007B2 (en) * 2003-05-15 2006-02-14 Delphi Technologies, Inc. Linear position sensor
GB0317370D0 (en) * 2003-07-24 2003-08-27 Synaptics Uk Ltd Magnetic calibration array
GB0319945D0 (en) * 2003-08-26 2003-09-24 Synaptics Uk Ltd Inductive sensing system
US8570028B2 (en) 2007-05-10 2013-10-29 Cambridge Integrated Circuits Limited Transducer for a position sensor
GB0814289D0 (en) * 2008-08-05 2008-09-10 Howard Mark A Detector
GB2488389C (en) 2010-12-24 2018-08-22 Cambridge Integrated Circuits Ltd Position sensing transducer
GB2503006B (en) 2012-06-13 2017-08-09 Cambridge Integrated Circuits Ltd Position sensing transducer

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5175465A (ja) * 1974-12-25 1976-06-30 Hitachi Ltd Kakudokenshutsuki
JPS6019908U (ja) * 1983-07-20 1985-02-12 三菱重工業株式会社 電磁気式位置検出器
JPS6247501A (ja) * 1985-08-27 1987-03-02 S G:Kk アブソリユ−ト回転位置検出装置
JPS62126720U (ja) * 1985-10-14 1987-08-11

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3090934A (en) * 1957-12-26 1963-05-21 Inductosyn Corp Reduction of unwanted coupling between transformer members of position-measuring transformers
GB914656A (ja) * 1959-11-10
DE1214307B (de) * 1964-08-06 1966-04-14 Siemens Ag Regeleinrichtung zur Positionierung von Arbeitsmaschinen
US3819857A (en) * 1971-11-17 1974-06-25 Tokyo Shibaura Electric Co Electromagnetic induction type pattern input apparatus
GB1485646A (en) * 1973-11-16 1977-09-14 Hitachi Ltd Digital displacement sensors
US3898635A (en) * 1973-12-20 1975-08-05 Ibm Position measuring transformer
JPS5510558A (en) * 1978-07-10 1980-01-25 Mutoh Ind Ltd Magnetic distortion type distance measuring device
US4612503A (en) * 1980-10-21 1986-09-16 Kabushiki Kaisha S G Rotation speed detection device having a rotation angle detector of inductive type
AT383212B (de) * 1985-07-10 1987-06-10 Rsf Elektronik Gmbh Laengenmesssystem fuer werkzeugmaschinen
ATE113354T1 (de) * 1987-03-14 1994-11-15 Techno Excel Kabushuki Kaisha Lagesensor.
US4879672A (en) * 1987-08-21 1989-11-07 Control Data Corporation Method and apparatus for testing runout velocity and acceleration on a surface

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5175465A (ja) * 1974-12-25 1976-06-30 Hitachi Ltd Kakudokenshutsuki
JPS6019908U (ja) * 1983-07-20 1985-02-12 三菱重工業株式会社 電磁気式位置検出器
JPS6247501A (ja) * 1985-08-27 1987-03-02 S G:Kk アブソリユ−ト回転位置検出装置
JPS62126720U (ja) * 1985-10-14 1987-08-11

Also Published As

Publication number Publication date
TW215942B (ja) 1993-11-11
KR930016760A (ko) 1993-08-30
US5381091A (en) 1995-01-10
EP0552001A1 (en) 1993-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05187803A (ja) センサ
US7049924B2 (en) Electromagnetic induction type position sensor
JP3754083B2 (ja) 位置エンコーダ
EP0760087B1 (en) Position encoder
US6489899B1 (en) Position detector
US7030782B2 (en) Position detector
US7321229B2 (en) Inductive position sensors with secondary windings with increased or decreased number of turns
JP4173917B2 (ja) 位置検出装置、共振装置、位置検出装置に使用するための複数の成形された導体を製造する方法、x−yディジタイジング・システム、処理回路、パーソナル・コンピーュータ、及び、検出方法
JP5047833B2 (ja) 変位センサシステム及び変位センサ
MXPA96005535A (en) Posic codifier
US20060232269A1 (en) Sensing apparatus and method
EP0152961A2 (en) Position detecting apparatus
JP3246726B2 (ja) 静電容量式変位検出器及び測定装置
CN107036637A (zh) 电子绝对位置编码器
JPH11287606A (ja) 測定対象特に自動車変速機の変速軸の位置を非接触測定する装置
EP1931031A1 (en) Proximity sensor and proximity detection method
US6288538B1 (en) Recess and protrusion surface detecting device for an object and for coin identification
US20030085700A1 (en) Magnetic displacement sensor device and method for detecting displacements
JP6601079B2 (ja) 磁気センサー
JP3097094B2 (ja) 非接触式変位検出装置
JP2006208138A (ja) 非接触型変位センサ装置
US11326906B2 (en) Apparatus for sensing rotating body
JP2004170273A (ja) 変位センサ
JPS61292014A (ja) 位置検出器
JP4833520B2 (ja) 変位センサ