JPH0518701A - 測定器具用耐衝撃装置 - Google Patents
測定器具用耐衝撃装置Info
- Publication number
- JPH0518701A JPH0518701A JP3110544A JP11054491A JPH0518701A JP H0518701 A JPH0518701 A JP H0518701A JP 3110544 A JP3110544 A JP 3110544A JP 11054491 A JP11054491 A JP 11054491A JP H0518701 A JPH0518701 A JP H0518701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measuring
- rod
- measuring rod
- measuring instrument
- members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B3/00—Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
- G01B3/46—Plug gauges for internal dimensions with engaging surfaces which are at a fixed distance, although they may be preadjustable
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B3/00—Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
- G01B3/22—Feeler-pin gauges, e.g. dial gauges
-
- G—PHYSICS
- G12—INSTRUMENT DETAILS
- G12B—CONSTRUCTIONAL DETAILS OF INSTRUMENTS, OR COMPARABLE DETAILS OF OTHER APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G12B3/00—Details of movements not otherwise provided for
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S33/00—Geometrical instruments
- Y10S33/06—Dial indicator shock absorber
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本体1内に測定ロッド4を設け、ロッド4
に、復帰用ばね7によって被測定部材に接触する測定子
3を取付けた寸法測定器具において、ロッド4に加わる
衝撃から測定部を保護する。 【構成】 互いに逆方向に回転が可能でかつ軸方向に移
動可能なボルト20とナット21の2つの部材からな
り、ナット21が測定器具の本体1に対して軸方向には
移動できないように固定され、ボルト20が測定器具の
測定ロッド4によって軸方向に移動、駆動されるよう
に、同ロッドに接続され、2つの部材のうちどちらか
が、この部材の取りつけられている本体に対して回転可
能であり、測定ロッド4が本体1内を移動するときに、
互いに係合している2つの部材の相対回転によって生じ
る摩擦力を、少なくとも測定器具の復帰用ばね7の付勢
力よりも小さく設定して、2つの部材の相対回転による
摩擦力を作用させ、測定ロッドの移動速度を調整した。
に、復帰用ばね7によって被測定部材に接触する測定子
3を取付けた寸法測定器具において、ロッド4に加わる
衝撃から測定部を保護する。 【構成】 互いに逆方向に回転が可能でかつ軸方向に移
動可能なボルト20とナット21の2つの部材からな
り、ナット21が測定器具の本体1に対して軸方向には
移動できないように固定され、ボルト20が測定器具の
測定ロッド4によって軸方向に移動、駆動されるよう
に、同ロッドに接続され、2つの部材のうちどちらか
が、この部材の取りつけられている本体に対して回転可
能であり、測定ロッド4が本体1内を移動するときに、
互いに係合している2つの部材の相対回転によって生じ
る摩擦力を、少なくとも測定器具の復帰用ばね7の付勢
力よりも小さく設定して、2つの部材の相対回転による
摩擦力を作用させ、測定ロッドの移動速度を調整した。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、本体内に測定ロッド
を移動可能に設け、この測定ロッドに、復帰用ばねの押
圧力によって被測定部材に接触する少なくとも1個の測
定子を取付けたタイプのコンパレータ、キャリパ、ケー
ジ、カラム、ほぞ穴ケージ等の測定器具用の耐衝撃装置
に関する。
を移動可能に設け、この測定ロッドに、復帰用ばねの押
圧力によって被測定部材に接触する少なくとも1個の測
定子を取付けたタイプのコンパレータ、キャリパ、ケー
ジ、カラム、ほぞ穴ケージ等の測定器具用の耐衝撃装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の測定器具のほとんどは、落下や
乱暴な取扱による衝撃から測定部の壊れやすい機械部品
を保護するための耐衝撃装置を備えており、これによっ
てたとえば測定ロッドがストロークの端部まで急激に移
動したり、ロッドの突発的な激しい動きや、測定子が過
度の速度で被測定部材の表面に当たるのを防止してい
る。
乱暴な取扱による衝撃から測定部の壊れやすい機械部品
を保護するための耐衝撃装置を備えており、これによっ
てたとえば測定ロッドがストロークの端部まで急激に移
動したり、ロッドの突発的な激しい動きや、測定子が過
度の速度で被測定部材の表面に当たるのを防止してい
る。
【0003】従来の耐衝撃装置は様々の設計のものがあ
るが、測定部の機械部材の2個の部品間に衝撃吸収装
置、その大半はばねタイプのものを設けているという共
通の特徴がある。これにより、衝撃が加わると一時的に
この2個の部品を弾性的に引き離すことによって、たと
えばダイアルコンパレータの増幅用伝達機構の歯車など
の壊れやすい部分の破壊を防止している。
るが、測定部の機械部材の2個の部品間に衝撃吸収装
置、その大半はばねタイプのものを設けているという共
通の特徴がある。これにより、衝撃が加わると一時的に
この2個の部品を弾性的に引き離すことによって、たと
えばダイアルコンパレータの増幅用伝達機構の歯車など
の壊れやすい部分の破壊を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】孔の内径を測定する器
具のあるものは、半径方向に延びる測定子を有する測定
ヘッドと、電子トランスデューサに直接接続された測定
ロッドを備えている。半径方向の測定子は引き金で径が
最小になるまで押し縮めることによって、復帰用ばねの
付勢力すなわち測定圧に逆らって、測定対象の孔に挿入
することができる。孔に測定ヘッドを挿入したあと引き
金を外すと、半径方向の測定子の拘束が解除され、復帰
用ばねの作用で移動し孔の壁面に当接する。この状態で
測定を行う。このような測定器具の場合、引き金を外す
と、復帰用ばねの作用により測定子は、測定者の引き金
を離す速さにもよるが、孔の壁面にわりあい激しく当た
る。このような激しい衝突によって、特に孔の壁面の固
さが測定子よりも低い場合、機械的な半径方向の移動装
置と、測定対象の孔の壁面の両方が損傷を受けやすい。
したがって、これはこの種の内径測定器具において是非
解決する必要のある問題である。
具のあるものは、半径方向に延びる測定子を有する測定
ヘッドと、電子トランスデューサに直接接続された測定
ロッドを備えている。半径方向の測定子は引き金で径が
最小になるまで押し縮めることによって、復帰用ばねの
付勢力すなわち測定圧に逆らって、測定対象の孔に挿入
することができる。孔に測定ヘッドを挿入したあと引き
金を外すと、半径方向の測定子の拘束が解除され、復帰
用ばねの作用で移動し孔の壁面に当接する。この状態で
測定を行う。このような測定器具の場合、引き金を外す
と、復帰用ばねの作用により測定子は、測定者の引き金
を離す速さにもよるが、孔の壁面にわりあい激しく当た
る。このような激しい衝突によって、特に孔の壁面の固
さが測定子よりも低い場合、機械的な半径方向の移動装
置と、測定対象の孔の壁面の両方が損傷を受けやすい。
したがって、これはこの種の内径測定器具において是非
解決する必要のある問題である。
【0005】純機械式の測定部を有する測定器具に主に
用いる公知のばね式衝撃吸収装置の場合、減衰ストロー
クの大きさと、この減衰ストロークが測定ロッドの移動
方向の一方だけかあるいはその両方かによって様々な種
類のばねが使われる。
用いる公知のばね式衝撃吸収装置の場合、減衰ストロー
クの大きさと、この減衰ストロークが測定ロッドの移動
方向の一方だけかあるいはその両方かによって様々な種
類のばねが使われる。
【0006】たとえば、西ドイツ特許1253465の
場合のように、移動方向の一方にだけ働くストロークの
長いコイルばねを用いることもあるし、米国特許383
5544の場合のように、移動方向の両方に働くストロ
ークの短い1対の板ばねを用いることもある。
場合のように、移動方向の一方にだけ働くストロークの
長いコイルばねを用いることもあるし、米国特許383
5544の場合のように、移動方向の両方に働くストロ
ークの短い1対の板ばねを用いることもある。
【0007】これらのばね式衝撃吸収装置には、構造が
複雑なものや簡単なものがあることに加え、急激な衝撃
が加えられると2つの部材が離れるようになっているた
めに、測定部の連続性が一時的に途切れることによっ
て、測定の再現性の問題および零点へ正確に戻す上での
問題が起こりやすいという大きな欠点がある。
複雑なものや簡単なものがあることに加え、急激な衝撃
が加えられると2つの部材が離れるようになっているた
めに、測定部の連続性が一時的に途切れることによっ
て、測定の再現性の問題および零点へ正確に戻す上での
問題が起こりやすいという大きな欠点がある。
【0008】実際、2個の部材のストッパ間に繰り返し
衝撃が加えられると、これら部材は衝撃によって離れた
あと、衝撃吸収装置のばねによって比較的激しく再びぶ
つかり合うことによって、すぐには発見しにくい磨耗や
変形が起こったり、腐食によるほこりや錆などの異物が
ストッパの間に侵入することさえある。
衝撃が加えられると、これら部材は衝撃によって離れた
あと、衝撃吸収装置のばねによって比較的激しく再びぶ
つかり合うことによって、すぐには発見しにくい磨耗や
変形が起こったり、腐食によるほこりや錆などの異物が
ストッパの間に侵入することさえある。
【0009】さらに、このようなばね式衝撃吸収装置に
は直線的な機能がないにもかかわらず、この装置によっ
て達成される衝撃吸収のストロークはどんなに長くても
測定ロッドのストロークよりも短い。
は直線的な機能がないにもかかわらず、この装置によっ
て達成される衝撃吸収のストロークはどんなに長くても
測定ロッドのストロークよりも短い。
【0010】しかし、この衝撃吸収のストロークが短い
という欠点に関しては、米国特許4010548号にこ
れに影響されない測定器具が開示されている。この器具
の場合、衝撃吸収装置を、弾性を有するばね装置ではな
く、2個の同軸の歯付ピニオン間に設けた摩擦連結装置
で構成し、その摩擦力は復帰用ばねの付勢力、すなわち
測定圧には打ち勝つが、測定部の1個以上のこわれやす
い部材の破壊につながるような衝撃には負けるようにな
っている。その結果、衝撃吸収のストロークは器具の測
定ロッドのストロークだけに制限される。しかし、この
機械にはまだ測定部の連続性が一時的に途切れてしまう
という大きな欠点があり、摩擦部材間に端末部あるいは
支持ストッパがないため、再現性および零点の信頼性が
一層低下する。
という欠点に関しては、米国特許4010548号にこ
れに影響されない測定器具が開示されている。この器具
の場合、衝撃吸収装置を、弾性を有するばね装置ではな
く、2個の同軸の歯付ピニオン間に設けた摩擦連結装置
で構成し、その摩擦力は復帰用ばねの付勢力、すなわち
測定圧には打ち勝つが、測定部の1個以上のこわれやす
い部材の破壊につながるような衝撃には負けるようにな
っている。その結果、衝撃吸収のストロークは器具の測
定ロッドのストロークだけに制限される。しかし、この
機械にはまだ測定部の連続性が一時的に途切れてしまう
という大きな欠点があり、摩擦部材間に端末部あるいは
支持ストッパがないため、再現性および零点の信頼性が
一層低下する。
【0011】この発明の目的は上記公知の耐衝撃装置、
および上記形式の電子トランスデューサー測定器具の問
題を解決することである。
および上記形式の電子トランスデューサー測定器具の問
題を解決することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の耐衝撃装置は、互いに逆方向に回転が
可能でかつ軸方向に移動可能な、互いに係合したボルト
とナットの2つの部材からなり、その一方が測定器具の
本体に、それに対して少なくとも軸方向には移動できな
いように固定されており、他方が測定器具の測定ロッド
によって軸方向に移動、駆動されるように、同ロッドに
接続されており、前記2つの部材のうちどちらかが、こ
の部材が取りつけられている本体に対して回転可能であ
り、測定ロッドが本体内を移動するときに、互いに係合
している上記2つの部材の相対回転によって生じる摩擦
力を、少なくとも測定器具の復帰用ばねの付勢力よりも
小さく設定されている。
めに、この発明の耐衝撃装置は、互いに逆方向に回転が
可能でかつ軸方向に移動可能な、互いに係合したボルト
とナットの2つの部材からなり、その一方が測定器具の
本体に、それに対して少なくとも軸方向には移動できな
いように固定されており、他方が測定器具の測定ロッド
によって軸方向に移動、駆動されるように、同ロッドに
接続されており、前記2つの部材のうちどちらかが、こ
の部材が取りつけられている本体に対して回転可能であ
り、測定ロッドが本体内を移動するときに、互いに係合
している上記2つの部材の相対回転によって生じる摩擦
力を、少なくとも測定器具の復帰用ばねの付勢力よりも
小さく設定されている。
【0013】
【作用】上記の手段を採用することにより、互いに係合
する2つの部材の相対回転による摩擦力がブレーキの作
用をするので、測定ロッドの移動速度を調節することが
でき、衝撃や急な操作による損傷を防ぐことができる。
する2つの部材の相対回転による摩擦力がブレーキの作
用をするので、測定ロッドの移動速度を調節することが
でき、衝撃や急な操作による損傷を防ぐことができる。
【0014】
【実施例】添付の図はこの発明の3つの実施例を示す。
【0015】図1に示す第1の実施例は耐衝撃装置を孔
の内径測定器具に用いた例を示す。この測定器具は、互
いに120°の間隔で取り付けられた3個の半径方向に
延びる測定子3(2個だけ図示)からなる測定ヘッド2
を備えた本体1と、上記本体1内を軸方向に移動できる
ように取り付けられた測定ロッド4と、平頭状の可動ス
トッパ5を介して、測定子3を半径方向に移動させる機
構を備え、上記ストッパ5の円錐状面に、各プローブ3
の斜めに延びる基部がばね(図示省略)を介して支持さ
れている。またストッパ5の底面6によって測定ロッド
4の2つの端部の一方が支持されている。さらに本体1
と一体の軸受の支持面と、測定ロッド4と一体の軸方向
駆動リングaとの間に取り付けられた復帰用ばね7を備
え、上記ロッド4をストッパ5に押圧することによっ
て、この復帰用ばね7の作用で半径方向の測定子3が互
いに離れるように動き、測定ヘッド2の径が最大限にな
るようになっている。この復帰用ばね7によって、上記
測定子3が所定の測定圧力で測定する孔の壁面に当たる
ようになっている。
の内径測定器具に用いた例を示す。この測定器具は、互
いに120°の間隔で取り付けられた3個の半径方向に
延びる測定子3(2個だけ図示)からなる測定ヘッド2
を備えた本体1と、上記本体1内を軸方向に移動できる
ように取り付けられた測定ロッド4と、平頭状の可動ス
トッパ5を介して、測定子3を半径方向に移動させる機
構を備え、上記ストッパ5の円錐状面に、各プローブ3
の斜めに延びる基部がばね(図示省略)を介して支持さ
れている。またストッパ5の底面6によって測定ロッド
4の2つの端部の一方が支持されている。さらに本体1
と一体の軸受の支持面と、測定ロッド4と一体の軸方向
駆動リングaとの間に取り付けられた復帰用ばね7を備
え、上記ロッド4をストッパ5に押圧することによっ
て、この復帰用ばね7の作用で半径方向の測定子3が互
いに離れるように動き、測定ヘッド2の径が最大限にな
るようになっている。この復帰用ばね7によって、上記
測定子3が所定の測定圧力で測定する孔の壁面に当たる
ようになっている。
【0016】さらに、この実施例では、誘導型の電子測
定トランスデューサを備えている。上記トランスデュー
サは本体1と一体の2個のコイル10、11と、測定ロ
ッド4の測定子3と反対側の端部に固定されたフェライ
トコア12とからなり、このフェライトコア12は軸方
向に移動することによって、コイル10、11のインピ
ーダンスに作用し、径の測定値を表す電気信号が発生す
るようになっている。このトランスデューサは径の測定
値を表す数値表示器を備えた演算回路13に接続されて
いる。
定トランスデューサを備えている。上記トランスデュー
サは本体1と一体の2個のコイル10、11と、測定ロ
ッド4の測定子3と反対側の端部に固定されたフェライ
トコア12とからなり、このフェライトコア12は軸方
向に移動することによって、コイル10、11のインピ
ーダンスに作用し、径の測定値を表す電気信号が発生す
るようになっている。このトランスデューサは径の測定
値を表す数値表示器を備えた演算回路13に接続されて
いる。
【0017】さらに、半径方向の測定子3を、測定ヘッ
ド2の径が最小になるまで収縮させるための、復帰用ば
ね7に作用する装置を備え、上記装置は本体1に回動自
在に接続された2本の横方向レバー16と、一端が上記
レバー16に、他端が測定ロッドとその駆動リングを貫
通するピン22の両端に接続された、点線で示す2本の
横方向の接続ロッド17を介して、測定ロッド4に接続
されている引き金15を備えている。この構造の場合、
ピン22は本体1に形成した2つの横方向の穴(図では
見えない)を貫通して、本体1の両側部に設けた2本の
接続ロッド17に回動自在に接続されている。本体1に
固定された板ばね18によって中立位置に保持されてい
る引き金15は、これらレバーの端部に回転自在に取り
付けられているローラー19に当接することによってレ
バー16を作動させている。
ド2の径が最小になるまで収縮させるための、復帰用ば
ね7に作用する装置を備え、上記装置は本体1に回動自
在に接続された2本の横方向レバー16と、一端が上記
レバー16に、他端が測定ロッドとその駆動リングを貫
通するピン22の両端に接続された、点線で示す2本の
横方向の接続ロッド17を介して、測定ロッド4に接続
されている引き金15を備えている。この構造の場合、
ピン22は本体1に形成した2つの横方向の穴(図では
見えない)を貫通して、本体1の両側部に設けた2本の
接続ロッド17に回動自在に接続されている。本体1に
固定された板ばね18によって中立位置に保持されてい
る引き金15は、これらレバーの端部に回転自在に取り
付けられているローラー19に当接することによってレ
バー16を作動させている。
【0018】この孔の内径測定器に取り付けるこの発明
の耐衝撃装置は、逆回転および軸方向の移動が可能な2
つの部材、すなわちボルトとナットで構成されている。
の耐衝撃装置は、逆回転および軸方向の移動が可能な2
つの部材、すなわちボルトとナットで構成されている。
【0019】これら2つの部材の1つ、この実施例の場
合はナット21は、本体の筒状の壁面の一部に設けた雌
ねじで構成されている。この部材は本体1に取り付けた
部材で構成してもよい。
合はナット21は、本体の筒状の壁面の一部に設けた雌
ねじで構成されている。この部材は本体1に取り付けた
部材で構成してもよい。
【0020】他方の部材、すなわちボルトはねじを設け
た円筒形のスリーブ20によって形成されており、この
スリーブ20のねじを形成した外周面は、測定ロッド4
のストロークの端部位置で、本体1のねじを形成した部
分にその全長に渡って係合している。一方、平坦な内周
面は、測定ロッド4の回りに回転自在に取り付けられて
いる。このボルト形のスリーブ20は、復帰用ばね7と
測定ヘッド2の間の位置で、リング9とピン24で定位
置に固定された保持ワッシャー23との間にある測定ロ
ッド4の部分に軸方向に動かないように取り付けられて
いる。
た円筒形のスリーブ20によって形成されており、この
スリーブ20のねじを形成した外周面は、測定ロッド4
のストロークの端部位置で、本体1のねじを形成した部
分にその全長に渡って係合している。一方、平坦な内周
面は、測定ロッド4の回りに回転自在に取り付けられて
いる。このボルト形のスリーブ20は、復帰用ばね7と
測定ヘッド2の間の位置で、リング9とピン24で定位
置に固定された保持ワッシャー23との間にある測定ロ
ッド4の部分に軸方向に動かないように取り付けられて
いる。
【0021】測定者が測定を行う前に引き金15を操作
すると、測定ロッド4がレバー16と接続ロッド17の
連動により、復帰用ばね7に逆らって軸方向に、すなわ
ち図の右から左に移動し、これによりボルト形のスリー
ブ20を、その逆転できる性質を利用して、本体1のナ
ット21にねじ込むことによって駆動するとともに、測
定ロッド4の復帰ストロークの端部まで平頭状のストッ
パ5を測定ロッドに対して押し込むことによって、半径
方向の測定子3を、その最大収縮位置に相当する位置ま
で測定ヘッド2内に押し縮めることができる。
すると、測定ロッド4がレバー16と接続ロッド17の
連動により、復帰用ばね7に逆らって軸方向に、すなわ
ち図の右から左に移動し、これによりボルト形のスリー
ブ20を、その逆転できる性質を利用して、本体1のナ
ット21にねじ込むことによって駆動するとともに、測
定ロッド4の復帰ストロークの端部まで平頭状のストッ
パ5を測定ロッドに対して押し込むことによって、半径
方向の測定子3を、その最大収縮位置に相当する位置ま
で測定ヘッド2内に押し縮めることができる。
【0022】測定者が測定ヘッドを測定対象の孔に挿入
したあと、引き金15を操作すると、復帰用ばね7の張
力が解除され、このばねによって測定ロッド4が測定ヘ
ッド2に向けて押され、これにより平頭状のストッパ5
が押されることにより測定子3が拡がり、またボルト形
のスリーブ20がそれまでとは反対の軸方向に回転しな
がら移動して、測定子3が測定対象の孔の内面に当接す
る。この状態で測定を行う。
したあと、引き金15を操作すると、復帰用ばね7の張
力が解除され、このばねによって測定ロッド4が測定ヘ
ッド2に向けて押され、これにより平頭状のストッパ5
が押されることにより測定子3が拡がり、またボルト形
のスリーブ20がそれまでとは反対の軸方向に回転しな
がら移動して、測定子3が測定対象の孔の内面に当接す
る。この状態で測定を行う。
【0023】上記のように、互いに係合する2つの部材
の相対回転による摩擦力がブレーキの作用をするので、
器具の本体1内の測定ロッド4の軸方向移動速度を調節
することができ、衝撃や急な操作による損傷を防ぐこと
ができる。
の相対回転による摩擦力がブレーキの作用をするので、
器具の本体1内の測定ロッド4の軸方向移動速度を調節
することができ、衝撃や急な操作による損傷を防ぐこと
ができる。
【0024】この摩擦力の大きさは、復帰用ばね7によ
って確実に測定子3が最大拡開位置に戻れるように、少
なくともこの復帰用ばね7の付勢力よりも小さな値に設
定する。
って確実に測定子3が最大拡開位置に戻れるように、少
なくともこの復帰用ばね7の付勢力よりも小さな値に設
定する。
【0025】互いに係合する2つの部材のねじ山のねじ
れ角と摩擦角の比を1よりも大きくし、ボルトとナット
を逆転させるための数学的な条件に基づいて、取扱の容
易さのパラメーター、たとえばねじ山のねじ数、その横
断面形状、ねじ山の平均径、係合の長さ、使用する材
料、場合によっては潤滑の有無を考慮して、ブレーキ力
を所定の値に調節することができる。
れ角と摩擦角の比を1よりも大きくし、ボルトとナット
を逆転させるための数学的な条件に基づいて、取扱の容
易さのパラメーター、たとえばねじ山のねじ数、その横
断面形状、ねじ山の平均径、係合の長さ、使用する材
料、場合によっては潤滑の有無を考慮して、ブレーキ力
を所定の値に調節することができる。
【0026】ボルトとナットの形状は図に示すものに限
られるわけではなく、調整の仕方によって異なる様々な
パラメーターに基づき、種々の形にすることができる。
られるわけではなく、調整の仕方によって異なる様々な
パラメーターに基づき、種々の形にすることができる。
【0027】また、たとえばねじ山のフランクの断面形
状を一方の側と他方の側で傾斜角が異なるようにするこ
とによって、一方向への移動速度とそれと反対方向への
移動速度が異なるようにすることもできる。
状を一方の側と他方の側で傾斜角が異なるようにするこ
とによって、一方向への移動速度とそれと反対方向への
移動速度が異なるようにすることもできる。
【0028】この発明は、本体内を移動可能な測定ロッ
ドを備えたほとんどあらゆる測定器具に応用できる。
ドを備えたほとんどあらゆる測定器具に応用できる。
【0029】以下の第2および第3の実施例では、その
応用例を示している。
応用例を示している。
【0030】図2に示す第2の実施例では、耐衝撃装置
を回動可能な測定子を備えたコンパレータに用いた例を
示す。
を回動可能な測定子を備えたコンパレータに用いた例を
示す。
【0031】この測定器具の本体25内に設けた測定ロ
ッドは2本の互いに連動したレバー26、27からな
り、一方のレバー、すなわち下側のレバー26は測定子
28を備え、他方のレバー、すなわち上側のレバー27
には歯部29が設けられている。これら2本のレバー2
6、27は、関節部30、31と、間隔をあけて設けた
ストッパ32と、係合用ストッパ33とを備えた揺動機
構によって支持部に押し付けられており、これによって
復帰用ばね34の圧力により、公知の手段で上部レバー
を、測定子28の回動方向とは無関係に、図に示す静止
位置から常に同じ方向に移動させることができる。
ッドは2本の互いに連動したレバー26、27からな
り、一方のレバー、すなわち下側のレバー26は測定子
28を備え、他方のレバー、すなわち上側のレバー27
には歯部29が設けられている。これら2本のレバー2
6、27は、関節部30、31と、間隔をあけて設けた
ストッパ32と、係合用ストッパ33とを備えた揺動機
構によって支持部に押し付けられており、これによって
復帰用ばね34の圧力により、公知の手段で上部レバー
を、測定子28の回動方向とは無関係に、図に示す静止
位置から常に同じ方向に移動させることができる。
【0032】レバー27の歯部29は、表示用ダイヤル
38の針37を動かすための出力ピニオンを備えた移動
量増幅用歯車機構35に作用する。
38の針37を動かすための出力ピニオンを備えた移動
量増幅用歯車機構35に作用する。
【0033】この回動式のコンパレータ28の耐衝撃装
置は、測定ロッドの上側レバー27に接続されているボ
ルト39と、器具の本体25に接続されているナット4
0からなり、これら2つの部材は相対的に逆回転ができ
また軸方向に移動できる。
置は、測定ロッドの上側レバー27に接続されているボ
ルト39と、器具の本体25に接続されているナット4
0からなり、これら2つの部材は相対的に逆回転ができ
また軸方向に移動できる。
【0034】ボルト39の長手方向の軸線はレバー27
が回動する平面と平行な平面上にあり、その一端は上記
支持部と一体の旋回支軸41に回動自在に接続されてお
り、他端は図示の静止位置にあるときはナット40に嵌
まっている。
が回動する平面と平行な平面上にあり、その一端は上記
支持部と一体の旋回支軸41に回動自在に接続されてお
り、他端は図示の静止位置にあるときはナット40に嵌
まっている。
【0035】ナット40はレバー27が回動する平面に
直角な旋回支軸を備え、本体25と一体の軸受に回転自
在に取り付けられたケージ型の軸受42に回転自在に取
り付けられている。
直角な旋回支軸を備え、本体25と一体の軸受に回転自
在に取り付けられたケージ型の軸受42に回転自在に取
り付けられている。
【0036】したがって、この第2の実施例の耐衝撃装
置の場合、測定ロッドのレバー27に接続されたボルト
39は回転はできないが軸方向には移動できるように取
り付けられており、ナット40は回転はできるが軸方向
には移動できない。
置の場合、測定ロッドのレバー27に接続されたボルト
39は回転はできないが軸方向には移動できるように取
り付けられており、ナット40は回転はできるが軸方向
には移動できない。
【0037】測定子28と測定ロッドの2本のレバー2
6、27の回動運動の制動は耐衝撃装置によって行われ
る。この場合、摩擦力は、少なくとも復帰用ばね34の
押圧力によってシステムが静止位置に戻れるように設定
しなければならない。さらに、この場合の摩擦力は一定
である。なぜなら測定ロッドのレバー27が回動運動し
ている間は、ナット40のねじ山全体が常にボルトに係
合しているためである。
6、27の回動運動の制動は耐衝撃装置によって行われ
る。この場合、摩擦力は、少なくとも復帰用ばね34の
押圧力によってシステムが静止位置に戻れるように設定
しなければならない。さらに、この場合の摩擦力は一定
である。なぜなら測定ロッドのレバー27が回動運動し
ている間は、ナット40のねじ山全体が常にボルトに係
合しているためである。
【0038】図3に示す第3の実施例は耐衝撃装置をダ
イアルコンパレータに用いた場合を示す。この器具の本
体46内を軸方向に移動可能な測定ロッド45の端部に
は測定子44が取り付けられている。
イアルコンパレータに用いた場合を示す。この器具の本
体46内を軸方向に移動可能な測定ロッド45の端部に
は測定子44が取り付けられている。
【0039】測定ロッド45の軸方向の移動は、歯部4
8を備えたレバー47を介して、表示ダイアル(図示省
略)の針を動かすための出力ピニオン51を備えた移動
量増幅用歯車機構49、50、51に伝達される。ま
た、遊びをなくすための歯付ホイール52が出力ピニオ
ン51に噛み合っており、このホイールにはその軸に取
り付けたコイルばね53の張力が、ロッド45の復帰用
ばね54の押圧力に逆らう方向に作用している。このロ
ッドはほぼ中央部に設けたこれら部材の相対的な位置を
図に示す。
8を備えたレバー47を介して、表示ダイアル(図示省
略)の針を動かすための出力ピニオン51を備えた移動
量増幅用歯車機構49、50、51に伝達される。ま
た、遊びをなくすための歯付ホイール52が出力ピニオ
ン51に噛み合っており、このホイールにはその軸に取
り付けたコイルばね53の張力が、ロッド45の復帰用
ばね54の押圧力に逆らう方向に作用している。このロ
ッドはほぼ中央部に設けたこれら部材の相対的な位置を
図に示す。
【0040】このコンパレータの耐衝撃装置は測定ロッ
ド45と平行に本体46に接続されたナット55と、測
定ロッドに接続されたナット56からなり、これら2つ
の部材は互いに係合している。ナット55は、回転も軸
方向の移動もできないように、本体46の壁面の一端に
しっかりと固定されており、ボルト56は測定ロッド4
5に固定されたケージ型の軸受57に回転自在に取り付
けられている。この場合、復帰用ばね54は上記軸受に
固定されたロッド58に留められている。
ド45と平行に本体46に接続されたナット55と、測
定ロッドに接続されたナット56からなり、これら2つ
の部材は互いに係合している。ナット55は、回転も軸
方向の移動もできないように、本体46の壁面の一端に
しっかりと固定されており、ボルト56は測定ロッド4
5に固定されたケージ型の軸受57に回転自在に取り付
けられている。この場合、復帰用ばね54は上記軸受に
固定されたロッド58に留められている。
【0041】上記3つの実施例(この発明はこれらに限
定されるものではない)を適当に組み合わせることによ
って、本体内に移動可能に測定ロッドを取り付けたタイ
プの測定機なら、ロッドの移動の仕方がどのようなもの
であっても、すなわち移動するものであろうと回転する
ものであろうと、あるいはそのストロークの長さとは無
関係に、ほとんどあらゆる種類の機械に用いることがで
きることは明白である。なぜならこの装置はボルトとナ
ットの係合の長さが長い場合にも短い場合にも同様にそ
の効果を発揮するからである。
定されるものではない)を適当に組み合わせることによ
って、本体内に移動可能に測定ロッドを取り付けたタイ
プの測定機なら、ロッドの移動の仕方がどのようなもの
であっても、すなわち移動するものであろうと回転する
ものであろうと、あるいはそのストロークの長さとは無
関係に、ほとんどあらゆる種類の機械に用いることがで
きることは明白である。なぜならこの装置はボルトとナ
ットの係合の長さが長い場合にも短い場合にも同様にそ
の効果を発揮するからである。
【0042】ボルトとナットの長さの割合も、設置スペ
ースや、測定ストロークや、測定機の種類によって自由
に変更できる。
ースや、測定ストロークや、測定機の種類によって自由
に変更できる。
【0043】
【発明の効果】このように衝撃の吸収を測定ロッドにブ
レーキをかけてその移動を制御することによって行うの
で、復帰用ばねの作用する方向およびそれと反対の方向
の両方の場合において、その速度を部材が損傷を受けな
い範囲に制限でき、しかも2つの部材、すなわちボルト
とナットの一方を装置本体に接続し、他方を測定ロッド
に接続することにより、測定部の2つの部品あるいは部
材間には位置しないようにしたので、測定部の連続性が
途切れない。
レーキをかけてその移動を制御することによって行うの
で、復帰用ばねの作用する方向およびそれと反対の方向
の両方の場合において、その速度を部材が損傷を受けな
い範囲に制限でき、しかも2つの部材、すなわちボルト
とナットの一方を装置本体に接続し、他方を測定ロッド
に接続することにより、測定部の2つの部品あるいは部
材間には位置しないようにしたので、測定部の連続性が
途切れない。
【0044】言い換えると、この発明の耐衝撃装置は、
測定装置の測定部の回路の外部にあるので、回路に影響
を及ぼさず、特に零点の再現性および不変性に悪影響を
与えない。
測定装置の測定部の回路の外部にあるので、回路に影響
を及ぼさず、特に零点の再現性および不変性に悪影響を
与えない。
【0045】さらに、装置の設計上、衝撃吸収のストロ
ークは実際上、測定装置の測定ロッドのストッパ間の最
大ストロークによってしか制限されない。
ークは実際上、測定装置の測定ロッドのストッパ間の最
大ストロークによってしか制限されない。
【0046】この装置は測定部の回路の外部に設けるの
で、高い製造精度を要求されず、したがって簡単に低コ
ストで製造できる。
で、高い製造精度を要求されず、したがって簡単に低コ
ストで製造できる。
【0047】互いに係合している2つの部材間の相対的
な摩擦力による制動力の調節は簡単にできる。なぜなら
この制動力を決めるパラメーターは制御しやすいことに
加え、この装置は圧力の作用に比べ比較的大きな表面の
摩擦による疲労が小さいため実際上パラメーターの経時
変化がないからである。
な摩擦力による制動力の調節は簡単にできる。なぜなら
この制動力を決めるパラメーターは制御しやすいことに
加え、この装置は圧力の作用に比べ比較的大きな表面の
摩擦による疲労が小さいため実際上パラメーターの経時
変化がないからである。
【0048】この装置の2つの部材、すなわちボルトと
ナットの一方を測定装置の本体あるいは測定ロッドに接
続することによって、様々な機能を発揮できるので、本
体内を移動可能な測定ロッドを備えた測定装置ならほと
んどあらゆるものに用いることができる。
ナットの一方を測定装置の本体あるいは測定ロッドに接
続することによって、様々な機能を発揮できるので、本
体内を移動可能な測定ロッドを備えた測定装置ならほと
んどあらゆるものに用いることができる。
【図1】この発明に係る装置の第1の実施例を示す概略
図
図
【図2】この発明に係る装置の第2の実施例を示す概略
図
図
【図3】この発明に係る装置の第3の実施例を示す概略
図
図
1 本体
3 測定子
4 測定ロッド
7 復帰用ばね
9 ストッパ
20 ボルト
21 ナット
23 ストッパ
25 本体
27 測定ロッド
28 測定子
34 復帰用ばね
39 ボルト
40 ナット
41 支軸
43 軸受
44 測定子
45 測定ロッド
46 本体
54 復帰用ばね
55 ナット
56 ボルト
57 ケージ型軸受
Claims (6)
- 【請求項1】 本体1、25、46内に測定ロッド4、
27、45を移動可能に設け、この測定ロッド4、2
7、45に、復帰用ばね7、34、54の付勢力によっ
て被測定部材に接触する少なくとも1個の測定子3、2
8、44を取付けた測定器具用の耐衝撃装置において、
互いに逆方向に回転が可能でかつ軸方向に移動可能な互
いに係合したボルト20、39、56とナット21、4
0、55の2つの部材からなり、その一方ナット21、
40、55が測定器具の本体1、25、46に対して少
なくとも軸方向には移動できないように固定され、他方
ボルト20、39、56が測定器具の測定ロッド4、2
7、45によって軸方向に移動、駆動されるように、同
ロッドに接続され、前記2つの部材のうちどちらかが、
この部材が取りつけられている本体に対して回転可能で
あり、測定ロッド4、27、45が本体1、25、46
内を移動するときに、互いに係合している上記2つの部
材の相対回転によって生じる摩擦力を、少なくとも測定
器具の復帰用ばね7、34、54の付勢力よりも小さく
設定したことを特徴とする測定器具用耐衝撃装置。 - 【請求項2】 ボルト20、39からなる部材が測定ロ
ッドに接続されていることを特徴とする請求項1に記載
の測定器具用耐衝撃装置。 - 【請求項3】 ボルト56からなる部材が本体に接続さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の測定器具用
耐衝撃装置。 - 【請求項4】 ボルトからなる部材が測定ロッド4と同
軸で、前記ロッド4に設けた2つのストッパ9、23間
に回転自在に設けた、ねじ山を有するスリーブ20であ
り、ナット21からなる部材が測定器具の本体1に形成
した雌ねじであることを特徴とする、軸方向に移動可能
な測定ロッド4を備えた請求項2に記載の測定器具用耐
衝撃装置。 - 【請求項5】 ボルト39からなる部材が測定ロッドが
回動する平面と平行な平面上にあり、その一端が前記ロ
ッドと一体の旋回支軸41に回動自在に取り付けられて
おり、ナット40からなる部材は測定ロッドが回動する
平面と直角にのびる旋回支軸を支持しており、測定器具
の本体25と一体の軸受43に回転自在に取り付けられ
ているケージ型軸受42に回転自在に取り付けられてい
ることを特徴とする、測定ロッドを備えた請求項2に記
載の測定器具用耐衝撃装置。 - 【請求項6】 ボルト56からなる部材の一端が、この
部材が測定ロッドと平行になるように、測定器具の本体
46に強固に固定されており、ナット56からなる部材
が前記測定ロッドに固定されたケージ型軸受57に回転
自在に取り付けられていることを特徴とする、軸方向に
移動可能な測定ロッド45を備えた請求項3に記載の測
定器具用耐衝撃装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH1692/90A CH683042A5 (fr) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | Dispositif antichoc pour un appareil de mesure. |
CH01692/90-1 | 1990-05-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518701A true JPH0518701A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=4216380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3110544A Pending JPH0518701A (ja) | 1990-05-18 | 1991-05-15 | 測定器具用耐衝撃装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5189796A (ja) |
EP (1) | EP0457065A3 (ja) |
JP (1) | JPH0518701A (ja) |
CH (1) | CH683042A5 (ja) |
DE (1) | DE457065T1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101532321B1 (ko) * | 2014-07-23 | 2015-06-30 | 국방과학연구소 | 화약 벨로우즈의 위력 측정장치 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3304266B2 (ja) * | 1996-10-08 | 2002-07-22 | 株式会社ミツトヨ | ダイヤルゲージの変換機構 |
DE69904332T2 (de) * | 1999-10-22 | 2003-10-02 | Brown & Sharpe Tesa S.A., Renens | Vorrichtung zur Messung der Linear- oder Winkelverschiebung |
CN102305582B (zh) * | 2011-08-08 | 2013-06-05 | 株洲时代新材料科技股份有限公司 | 利用机械式装置测量弹性体转动中心轨迹的方法及装置 |
US11583985B2 (en) * | 2019-01-30 | 2023-02-21 | Tomer Hendel | Combination tool for tensioned fasteners |
CN114459307B (zh) * | 2022-02-23 | 2022-11-01 | 桂林广陆数字测控有限公司 | 一种数显千分表 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2663945A (en) * | 1950-09-01 | 1953-12-29 | Standard Gage Co Inc | Shockproof dial indicator gauge |
US2900733A (en) * | 1955-05-04 | 1959-08-25 | Lufkin Rule Co | Indicators with resilient means for reversing the bias of the operating spindle |
US3835544A (en) * | 1972-02-01 | 1974-09-17 | Schneider & Kern | Impact-protected gear unit for measuring tools |
JPS51110357A (en) * | 1975-03-24 | 1976-09-29 | Akashi Seisakusho Kk | Daiyarugeejino kanshokiko |
CH638305A5 (fr) * | 1980-10-02 | 1983-09-15 | Tesa Sa | Comparateur a touche pivotante. |
-
1990
- 1990-05-18 CH CH1692/90A patent/CH683042A5/fr not_active IP Right Cessation
-
1991
- 1991-04-23 US US07/690,008 patent/US5189796A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-24 EP EP19910106555 patent/EP0457065A3/fr not_active Ceased
- 1991-04-24 DE DE199191106555T patent/DE457065T1/de active Pending
- 1991-05-15 JP JP3110544A patent/JPH0518701A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101532321B1 (ko) * | 2014-07-23 | 2015-06-30 | 국방과학연구소 | 화약 벨로우즈의 위력 측정장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0457065A2 (fr) | 1991-11-21 |
US5189796A (en) | 1993-03-02 |
DE457065T1 (de) | 1992-04-09 |
CH683042A5 (fr) | 1993-12-31 |
EP0457065A3 (en) | 1992-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69213668T2 (de) | Messprobe | |
DE3340227C2 (de) | Gewindemeßwerkzeug | |
DE10136360A1 (de) | Messinstrument | |
US4285132A (en) | Piston rod runout gauge | |
CN101629819A (zh) | 内径测量器 | |
US4941266A (en) | Feeler device for forming a measurement value when sensing a workpiece | |
DE10163308C1 (de) | Meßvorrichtung und Sitzanordnung | |
JP3116307B2 (ja) | 長手方向の計測装置 | |
JPH0518701A (ja) | 測定器具用耐衝撃装置 | |
DE8413413U1 (de) | Auswuchtgerät für Räder mit Luftreifen | |
DE10054112A1 (de) | Detektor für ein Instrument zum Messen der Oberflächenbeschaffenheit | |
US4407395A (en) | Mechanical shock and sway arrestor | |
DE102016218017B3 (de) | Drehmomentenmessanordnung | |
US9551559B2 (en) | Compact 3D contact measuring device | |
US4136455A (en) | Floating head checking fixture | |
US4031632A (en) | Centering and measuring head for measuring machines | |
DE2509899C2 (de) | Tastkopf | |
EP0421064B1 (fr) | Palpeur électronique de mesure de grandeurs linéaires | |
KR20040019310A (ko) | 다중좌표 검출 측정 장치 | |
US4158918A (en) | Anti-shock device for dial measuring instruments | |
JPH05332702A (ja) | ボールスクリューの加工精度検査器具 | |
US6338201B1 (en) | Measuring instrument for checking dimensional accuracy | |
US3877274A (en) | Torque meter | |
JPH095064A (ja) | 電動弁駆動装置におけるステムナットの摩耗量検出装置 | |
JPH0419452Y2 (ja) |