JPH05185750A - 熱色素転写受容体スライド要素 - Google Patents

熱色素転写受容体スライド要素

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JPH05185750A
JPH05185750A JP16769592A JP16769592A JPH05185750A JP H05185750 A JPH05185750 A JP H05185750A JP 16769592 A JP16769592 A JP 16769592A JP 16769592 A JP16769592 A JP 16769592A JP H05185750 A JPH05185750 A JP H05185750A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリマー中央色素画像受容性区分(10)お
よび前記中央色素画像受容性区分(10)の周辺を取り
囲むように拡がり、そして厚さ1/2〜3mmを有するフ
レーム区分(20)からなり、好ましくは前記中央色素
受容性区分(10)が前記フレーム区分より薄い映写観
察用スライドの作製に適する熱色素転写用色素受容性要
素。 【効果】 このような一体受容体フレームは、スライド
プロジェクターを観察するための画像形成後の枠作製お
よび取り付け編成操作を必要としないのでレーザ熱色素
転写系で特に有利に使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱色素転写受容性要素に
関し、より具体的には、映写観察用スライドを形成する
のに適する受像性要素に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラービデオカメラから電子的に
形成された画像や像よりプリントを入手するための熱転
写系が開発されてきた。このようなプリントを入手する
一方法に従えば、最初に、電子画像がカラーフィルター
を介するカラー分解にかけられる。次に、それぞれカラ
ー分解された画像が電子信号に転換されている。次に、
これらの信号が作用してシアン、マゼンタおよびイエロ
ーの電子信号を発生する。次に、これらの信号が感熱プ
リンターに送信される。プリントを得るには、シアン色
素、マゼンタ色素またはイエロー色素供与体要素が色素
受容性要素と対面するように配置される。ラインプリン
タの感熱プリントヘッドを使用して色素供与体の裏面か
ら加熱することも可能である。感熱プリントヘッドは多
くの加熱素子を有しており、シアン、マゼンタおよびイ
エロー信号に応じて連続的に暖められる。次に、この工
程は他の2種のカラーについて繰り返えされる。スクリ
ーン上で観察される原画に対応するカラーハードコピー
はこうして得られる。この工程およびそれを実施するた
めの装置のさらなる詳細は、1986年11月4日付発
行のBrownsteinによる発明の名称「感熱プリ
ンター装置を制御するための装置および方法(Apparatu
s and Method for Confrolling a Thermal Printer App
aratus)」の米国特許第4,621,271号明細書に
記載されている。
【0003】上記の電子信号を用いてプリントを熱的に
得るもう一つの方法は、感熱プリントヘッドの代わりに
レーザを使用するものである。このようなシステムの供
与体シートは、レーザ波長で強い吸収性を有する材料を
含む。供与体が照射された場合、この吸収性材料は光エ
ネルギーを熱エネルギーに転換し、そして直近の色素に
熱を伝搬することにより色素をその気化温度まで加熱し
て受容体へ転送する。吸収性材料は色素の下層に存在す
るが、同時に、または色素と混合してもよい。レーザビ
ームは、所望の画像の形状およびカラーを表示する電子
信号によって変調されるので、各色素は受容体上で所望
の画像のカラーを構成するのに必要な領域のみで気化が
生じるように加熱される。この工程のさらなる詳細は、
英国特許第2,083,726号明細書に見られる。色
素を供与体から受容体へ熱転写するのに用いることので
きるその他のエネルギー源としては、ライトフラッシュ
や超音波が挙げられる。
【0004】熱色素転写画像プリントは、反射像に対応
するカラーハードコピーを供給するために反射性受容体
要素により作製することもできる。また、熱色素転写画
像は可視光に透明な受容体要素上で形成することもでき
る。得られた画像は、通常、透過モードで観察され、こ
のような画像が形成された要素は、通常、「オーバーヘ
ッド透過体(overhead transparencies )」と称されて
いる。透過体作製用に設計された透明熱色素転写受容体
は、一般に、薄く、厚さ0.1〜0.2mmオーダーの柔
軟フィルムである。例えば、米国特許第4,833,1
24号明細書は、厚さ0.1mmの透明ポリ(エチレンテ
レフタレート)フィルム支持体上に薄い色素画像受容性
層を含んでなる受容体要素を公表する。
【0005】透明支持体上の画像を観察可能にする他の
方法は、通常、写真画像の観察に使用される「スライ
ド」プロジェクションである。スライド透過画像は、大
きなスクリーン上に拡大されて(例えば、100倍)映
写されるのが普通である。従来の写真スライド映写透過
体は、連続的な35mm幅の写真フィルムストリップから
カットされた24mm×36mm画像域からなる。それらの
穿孔を伴うこれらの画像域は、通常、約2×2インチ
(約50mm×50mm)の打抜き板紙または押出しプラス
チックツーパート(two-part)または保持外フレーム内
に固定されスライドマウントを形成する。ツーパートは
補助ヒートシール縁取マスクによってスナップ取付けさ
れるかまたはヒートシートされる。ガラスプロジェクシ
ョンを始め合金フレームまたはプラスチックフレームも
また知られている。スライド取付フレームは個々のスラ
イド画像が画像域に損傷をきたすことなく取り扱われそ
して積み重ねることができるような保護を提供し、そし
て写真画像を平坦にもどすこと、および映写中の焦点を
合わせることに役立つ。さらに、多種多様な市販のスラ
イドプロジェクターが設計されているので、個別にそし
て連続的に観察するためのホッパーまたはマガジンから
個別に枠付けされたスライドの取り扱を可能にする。
【0006】スライドは、画像の取り扱いおよび自動的
な画像編成を容易にするなど透過体の保存および観察上
の利点を提供する。しかしながら、一般的に、スライド
はオーバーヘッド透過体よりさらに小さな画像域を有し
ており、それらの高倍率の画像映写は原物そっくりの映
写画像を達成するのにファインダー部品を必要とする。
従来のスライド取付けフレームは透明受容体上に形成
された熱色素転写画像と共に使用されて、通常のスライ
ドプロジェクターで観察できるスライドを作製するが、
それらの使用は、煩雑で、時間がかかりそして費用のか
かるカッティングや編成作業を必要とした。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】スライドプロジェクタ
ーで観察するための画像形成後のフレームの取り付けや
編成作業を必要としない熱色素転写画像形成用受容体を
提供することは望ましいであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的や他の目的は、
ポリマーの中央色素画像受容性区分とその中央区分の周
辺を取り囲むように拡がりそして厚さ1/2〜3mmを有
する一体ポリマーフレーム区分とを含んでなる映写観察
用のスライドを形成するのに適する熱色素転写用色素受
容性要素からなる本発明により達成される。
【0009】本発明はまた、(a)支持体とその上に担
持する色素層を含んでなる色素供与体色素を像様加熱す
る工程、ならびに(b)ポリマーのー中央色素画像受容
性区分とその中央色素画像受容性区分の周辺を取り囲む
ように拡がる一体ポリマーフレーム区分とを含んでなる
映写観察用のスライドを形成するのに適する色素受容性
要素に色素層部分を転写する工程、を含んでなる画像の
形成されスライド要素の作製方法も提供する。
【0010】さらに、本発明は前記方法により得られる
画像の形成された要素も提供する。
【0011】
【具体的な態様】本発明の詳細は、添付の図面を引用し
ながら説明する。
【0012】各図に示すような色素画像受容性区分10
とフレーム区分20を含んでなる一体受容体フレームフ
ォーマットは、熱色素転写画像を映写可能な一体型ユニ
ット上に直接形成できるように案出された。転写された
画像を取り付けたり編成したりする余分な工程は必要と
されない。フレーム長Lと幅Wの大きさ(図4)は受容
体−フレームがスライドプロジェクターで使用するのに
適すサイズとなるように選ばれる。ほとんど市販スライ
ドプロジェクターは、従来の写真スライドフレームに適
合するように設計されている。ほとんどの常用されてい
るスライドフレームは約50mm×50mmである。一体受
容体フレームが中央色素画像受容性区分に損傷を与える
ことなく取り扱うことのできるような適当な寸法安定性
と十分なフレーム面積を示すような十分な周囲フレーム
幅を維持しながら、中央色素画像受容性区分の長さlと
幅wの大きさ(図1)は、所期の画像を形成するのに十
分な面積を提供するように選ばれる。20mm〜40mmの
中央域幅wと長さ1が、約50mmの全体長Lと全幅Wを
有するスライドにとって好ましい。常用の写真スライド
と一致せしめるには、35mmの長さlと23mmの幅wが
特に好ましい。
【0013】本発明の一体受容体フレームは、射出成形
または真空成形などのプラスチック成形技術分野で既知
のいずれの方法によって作製してもよい。一体受容体フ
レームは、成形可能または押出し可能であり、かつ熱転
写性色素の受容能を有する熱可塑性のポリマー、コポリ
マーまたはポリマー混合物から常法により作製される。
受容体フレームの中央受容性区分10は、その受容体フ
レームがテーブルトップのような平坦で硬質表面を横切
るスライドである場合には、引っかきを極小化するよう
にフレーム区分20より薄いことが好ましい。厚さの差
違は、図2に示されるようなフレーム縁より引っ込んだ
画像形成用の中央域で具体的に達成されるか、またはそ
のフレーム縁が高いリッジもしくは突起(図示していな
い)を含めばよい。
【0014】受容体フレーム厚T(図3)は、スライド
プロジェクターのゲートに自然に落ちるような厚さと重
さを持つように1/2mm〜3mm厚、より好ましくは1.
5mm〜2.5mm厚であらねばならない。中央色素画像受
容性区分に好ましい厚さは、0.2mm〜2.0mmであ
る。これらの一体受容体フレームは、重み積に十分耐え
られそして映写中に焦点を合わせたまた平坦さを保持す
るのに十分な硬度である。現存する熱色素転写用シート
は薄く(0.1〜0.2mm)そして柔軟すぎて前記のよ
うな目的にそのままでは使用できない。
【0015】好ましくは、映写光のフレアを極小化する
ために、フレーム区分が実質的に不透明(好ましくは、
2.0を超える透過濃度を有するもの)である。色素画
像受容性区分は、映写された画像に対して均一な着色バ
ックグランドを提供するように染色されていてもよい
が、転写された画像に対する自由度の制限を極小化する
目的で、色素画像転写性区分が実質的に透明(すなわ
ち、85%を超える光透過性を有するもの)であること
が好ましい。必要により、成形工程は不透明な縁と中央
透明色素画像受容性区分とを同時に作製するように設計
することも任意である。ロゴまたは識別標識(図示して
いない)を、縁または中央画像域に含めてもよい。中央
画像域かまたは縁の透明域に含められる場合には、これ
らの標識は映写可能である。本発明の一体受容体フレー
ムに、通常のスライドの特徴をさらに組み入れてもよ
い。例えば、くぼみ20は映写画像の移動を極小にしつ
つ多フレームラップジソルブ法(multi-frame lap-diss
olve technigues )が使用できるようにピンマウト(pi
n-mount )プロジェクター用に位置決めするように使用
すべく縁取材のヘリに形成されてもよい。
【0016】外フレームと中央画像域に使用するポリマ
ー材料は同一であるか、あるいは他の成分を選択的にい
ずれか一方に加えてもよい。2種の異なるポリマーが成
形に適する場合には、それらをフレームまたは受容体に
それぞれ使用することもできる。成形の概要、不透明域
およびロゴに付随する概念はIslyn Thomasによる教本
「プラスチックの射出成形(Injection Molding of Pla
stics )」(Reinhold Publishing Company,New York ,
1947, 出版)のように当該技術分野で周知である。
【0017】レーザ、サーマルヘッドまたはフラッシュ
ランプなどの技法を使用する熱色素転写用受容性層に適
する各種ポリマーが知られている。しかしながらこの多
種多様な種類のポリマー中から、一体受容体フレームの
作製に好ましいものがさらに選択される。まず第一に、
ポリマーは100〜350℃の温度での注入成形または
押出用として熱可塑性でそして溶融できるものが好まし
い。以下のその他の基準もまた重要である。受容体フレ
ームがプロジェクタートレー中に装填でき、そしてトレ
ーが進行するときゲートの閉塞や曲げを伴うことなくプ
ロジェクター中に落下するか動くのに十分な厚さでキャ
ストまたは成形されねばならない。一般的に、このため
には少なくとも1/2mmの厚さが必要である。一方、受
容体フレームの厚さは共通するサイズのプロジェクショ
ントレーに適合しなくなる程厚くてはいけない。このた
めには3mm以下に上限が存在するであろう。
【0018】この厚さの範囲内で受容体フレームポリマ
ーは、1)著しい画像の汚れを伴うことなく容易に色素
を受け取り、2)可視領域におけるスペクトルの光透過
率が85%以上(すなわち、0.14を越える透過濃度
を示さないもの)であり、3)鮮鋭な像の映写を提供す
るようにゼロまたは最小の曇り度を有し、4)表面スク
ラッチおよびディッグ規格値10〜5を有し(すなわ
ち、幅10ミクロンを超えるスラッチも深さ50ミクロ
ンを超えるディッグも持たない)、5)その軟化温度に
60秒間温めたとき15mm距離のある上方で0.20mm
を超える変形を示さず、そして6)ANSI B46.
1で測定した場合に20Ra マイクロインチより平坦な
表面荒さを有することが必要である。
【0019】各種ポリマーの中では、ポリカーボネート
単独または他のポリエステルとの混合物、ならびにポリ
カーボネートと他のポリエステルのコポリマーが好まし
いものと考えられる。本明細書で使用する場合の「ポリ
カーボネート」の語は、カルボン酸とグルコールおよび
/または二価フェノールのポリエステルを意味する。こ
のようなグリコールまたは二価フェノールの具体例とし
ては、P−キシレングリコール、2,2−ビス(4−オ
キシフェニル)プロパン、ビス(4−オキシフェニル)
メタン、 1,1−ビス(4−オキシフェニル)エタ
ン、1,1−ビス(オキシフェニル)ブタン、1,1−
ビス(オキシフェニル)シクロヘキサン、2,2−ビス
(オキシフェニル)ブタンなどが挙げられる。特に好ま
しい態様では、少なくとも約25,000の数平均分子
量を有するビスフェノール−Aポリカーボネートが使用
される。ポリカーボネートの具体例としては、General
ElectricのLEXAN (商標)ポリカーボネート樹脂および
BayerAGのMACROLON5700(商標)が挙げられる。実
用に際して適当に選ばれる別の種類のポリマーとして
は、セルロースエステル、線状ポリエステル、スチレン
−アクリロニトリルコポリマー、スチレン−エステルコ
ポリマー、ウレタンおよびポリビニルアルコールが挙げ
られる。場合によって、中央色素画像受容性区分は、転
写された色素の受容に特有の効果を奏するポリマー、例
えばポリ(ビニルアルコール−コ−ブチラールを含む追
加の色素画像受容性層で被覆されていてもよい。
【0020】現実には、多くのポリマーが本発明の一体
受容体フレームを作製するのに好ましくない。例えば、
Magnum9020(ポリアクリロニトリル−コ−ブタジエ
ン−コ−スチレン樹脂)(Dow Corning Co.)は短波長領
域の吸収が強すぎて透明とはみなされない。ポリエチレ
ンは曇り度が大きすぎる。フェノールホルムアルデヒ
ド、メラニンホルムアルデヒド、ウレタンホマムアルデ
ヒド、エポキシド、スチレン−アルキッドおよび多くの
シリコーンポリマーは熱硬化性であり成形できない。
【0021】本発明の方法で使用される色素供与体は、
支持体とそれに担持された熱転写性色素含有層を含んで
なる。色素供与体での色素の使用は、広範な色相および
カラーの選択を可能にし、そしてまた、所望であれば、
受容体への一度以上の画像の転写も容易である。色素の
使用は、濃度の所望のレベルへの変更も容易である。
【0022】色素は熱の作用によって色素受容体へ転写
可能であれば、どのような色素も本発明で使用される色
素供与体において使用可能である。特に好ましい結果
は、米国特許第4,541,830号、同4,698,
651号、同4,695,287号、同4,701,4
39号、同4,757,046号、同4,743,58
2号、同4,769,360号および同4,753,9
22号明細書に記載されるような昇華性色素によって得
られた。これらの色素は単独または組み合わせて使用し
てもよい。
【0023】本発明で使用される色素供与体要素の色素
は、被覆量0.05〜1g/m2で使用でき、そして、例え
ば米国特許第4,700,207号明細書に記載されて
いるセルロース誘導体(例えば、セルロースアセテート
ハイドロジェンフタレート、セルロースアセテート、セ
ルロースアセテートプロピオネート、セルロースアセテ
ートブチレート、セルローストリアセテートまたはその
他)、ポリカーボネート、ポリビニルアセテート、ポリ
(スチレン−コ−アクリロニトリル)、ポリ(スルホ
ン)、ポリ(ビニルアルコール−コ−ブチラール)もし
くはポリ(フェニレンオキシド)などのポリ(ビニルア
ルコール−コ−アセタール)のようなポリマーバインダ
ーに分散される。このバインダーは、0.1〜5g/m2
被覆量で使用されうる。
【0024】色素供与体要素の色素層は、グラビア法の
ような印刷技法によって支持体上に塗布するかまたは支
持体上に印刷されうる。支持体の材料は寸法安定性で昇
華性色素を転写するのに必要な加熱に耐えうるものであ
れば、どのような材料でも本発明で使用される色素供与
体要素用の支持体として使用できる。このような材料と
しては、ポリ(エチレンテレフタレート)のようなポリ
エステル類、ポリアミド類、ポリカーボネート類、セル
ロースアセテートのようなセルロースエステル類、ポリ
ビニリデンフルオライドもしくはポリ(テレフルオロエ
チレン−コ−ヘキサフルオロプロピレン)のようなフッ
素ポリマー類、ポリオキシメチレンのようなポリエーテ
ル類、ポリアセタール類、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンもしくはメチルペンタンポリマーの
ようなポリオレフィン類、ならびにポリイミド−アミド
およびポリエーテル−イミドのようなポリイミド類が挙
げられる。一般に、支持体は厚さ2〜250μmを有す
る。必要であれば、支持体は米国特許第4,695,2
88号または同4,737,486号明細書に記載され
る材料によるような下塗り層で被覆されていてもよい。
【0025】一体受容体フレームへ色素供与体から色素
を転写し、本発明の画像形成スライドを作製するのに各
種方法が使用できる。例えば、熱色素転写技術分野で周
知のような抵抗ヘッドサーマルプリンターが使用される
かもしれない。また、カーボンブラックのようなエネル
ギー吸収性材料または光吸収性材料を含有する色素供与
体を用いる強力ライトフラッシュ技法も使用できるであ
ろう。このような供与体は、フォトレジスト材料でエッ
チングすることにより形成されたパターンを担持する鏡
と共に使用してもよい。この方法は、米国特許第4,9
23,860号明細書により詳細に記載されており、同
一の画像を有する複数のスライドが望まれる場合に好ま
しい。
【0026】本発明のさらに好ましい態様では、支持体
とその上に担持される色素層およびレーザ吸収材料を含
んでなる色素供与体要素を用いるレーザによって像様加
熱が行われ、この像様加熱は所期の着色パターンを形成
するような方法で行われる。画像が形成されたスライド
を作製する目的で色素供与体を像様加熱するのにレーザ
を使用することは、レーザが他の熱源より優れた分解能
を示しうるので特に好ましく、そしてスライド要素の比
較的小さな画像域で作動させる場合には特に有用であ
る。
【0027】本発明の画像形成スライドを作製する目的
で供与体シートから色素受容性要素へ色素を熱転写する
のに、多種多様なレーザ、例えば、アルゴンおよびクリ
プトンのようなイオンガスレーザ、銅、金およびカドミ
ウムのような金属蒸気レーザ、ルビーやYAG のような固
体レーザ、または750〜870nmの赤外領域で発振す
るヒ化ガリウムのようなダイオードレーザが使用されう
る。しかしながら、現実には、ダイオードレーザがそれ
らのサイズが小さいこと、低価格であること、安定性で
あること、信頼性があること、堅牢であることおよび変
調が容易であることからすぐれた利点を提供する。使用
に際して、いずれのレーザも色素供与体要素の加熱に使
用する前に、色素層に吸収され、その後内部転換として
知られる分子のプロセスを通じて熱に転換されねばなら
ない。そのため、有用な色素層の構成は、画像色素の昇
華性と純度に依存するだけでなく、色素層の輻射線の吸
収能およびその熱への転換能にも依存する。
【0028】従って、本発明の方法の好ましい態様で
は、色素を昇華するための赤外吸収性材料を含有する色
素供与体をダイオードレーザで像様加熱することによっ
て色素画像が転写される。このときダイオードレーザビ
ームは、所期画像の形状およびカラーに代わる一連の信
号によって変調されるので、色素の存在が色素受容体上
に必要とされる領域でのみ昇華が起こるように色素が加
熱される。
【0029】本発明の好ましい態様で、色素供与体要素
から色素画像受容性要素へ色素を転写して画像形成スラ
イドを形成するのに使用できるレーザは市販されてい
る。例えば、Spectrodiode Labs 製のLaser Model SDL-
2420-H2 (商標)またはSony Corp 製のLaser Model SL
D304V/W (商標)が利用できる。本発明の方法での使用
に適するレーザ熱色素転写画像形成装置は、米国特許第
5,066,962号および同5,105,206号明
細書に記載されている。
【0030】前記のようなレーザエネルギーまたは強力
ライトフラッシュを吸収するいずれの材料も、カーボン
ブラックや当業者に周知の非昇華性赤外吸収性色素もし
くは顔料のような吸収材料と同様に使用可能であろう。
本発明の好ましい態様では、色素供与体要素において炭
素の汚染から画像形成色素の彩度の低下を避けるため
に、カーボンブラックに代えて赤外吸収性色素を使用す
る。このような吸収性色素の使用は不十分な炭素の分散
に起因する不均一性の問題点も解消する。好ましい態様
では、米国特許第4,973,572号明細書に記載さ
れるようにシアニン赤外吸収性色素が利用される。利用
できる他の材料は、米国特許第4,912,083号、
同4,942,141号、同4,948,776号、同
4,948,777号、同4,948,778号、同
4,950,639号、同4,950,640号、同
4,952,552号、同5,019,480号、同
5,034,303号、同5,035,977号および
同5,036,040号明細書に記載されている。
【0031】一般に、熱転写系では供与体要素と受容体
要素の精密な配列度を達成するのに真空度を維持する手
段が利用されるので、レーザ熱色素転写系が使用される
場合には本発明の一体受容体フレームの使用が特に好ま
しい。供与体要素の一体受容体フレームへの精密な配置
と真空度の維持を達成にする目的で、一体受容体フレー
ムは、図2に示すように、フレーム表面から色素受容性
表面にかけて平滑で段階的な転移部24(図2)を有す
るように作製してもよい。
【0032】色素を受容体へ転写した後、画像を安定化
するために色素が色素受容性層へ拡散するようにさらに
画像を処理してもよい。これは輻射加熱または加熱ロー
ラーとの接触によって熱溶融することで行うことができ
る、溶融工程は画像の露光による退色や表面磨耗性を防
ぎ、さらに色素の結晶化を防ぐのに役立つ。溶媒蒸気溶
融もまた熱溶融に代えて使用してもよい。
【0033】前記方法では、最終画像に必要なだけの多
カラーを得るように複数の色素供与体を組み合わせて使
用してもよい。例えば、フルカラーには4色、すなわち
シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックが通常使用
される。色素転写中に色素受容体を色素供与体から分離
するのに、前記のレーザ法では色素供与体の色素層上に
別の層中にスペーサビーズを使用してもよく、そうする
ことによって色素の均一性と濃度が高められる。スペー
サビーズの使用は米国特許第4,772,582号明細
書により詳細に記載されている。また、スペーサビーズ
は米国特許第4,876,235号明細書に記載される
ように色素受容体中もしくはその上で使用することもで
きる。場合によって、スペーサビーズをポリマーバイン
ダーと共に塗布してもよい。
【0034】本発明で利用される色素供与体要素は、シ
ート状または連続ロールもしくはリボン状で使用でき
る。連続ロールもしくはリボンが利用される場合には、
昇華性シアンおよび/またはイエローおよび/またはマ
ゼンタおよび/またはブラックもしくは他の色素のよう
な各種色素または色素混合物の交互の領域をもつもので
あってもよい。
【0035】本発明の具体的な態様としては次のものを
挙げることができる。 (1)中央色素画像受容性区分がフレーム区分より薄い
特許請求したような要素。 (2)中央色素画像受容性区分が厚さ0.2〜2mmであ
る特許請求したような要素。 (3)フレーム区分が厚さ1.5〜2.5mmである特許
請求したような要素。 (4)前記中央区分が熱可塑性ポリマーからなる特許請
求したような要素。 (5)前記中央区分と一体フレームがポリカーボネート
からなる特許請求したような要素。
【0036】(6)前記フレーム区分が実質的に不透明
である特許請求したような要素。 (7)前記フレーム区分が光学濃度2.0以上を示す特
許請求したような要素。 (8)中央色素画像受容性区分が実質的に透明である特
許請求したような要素 。(9)中央色素画像受容性区分が光学透過度85%以
上を示す特許請求したような要素。 (10)前記フレーム区分の外部寸法が50mm×50mm
である特許請求したような要素。 (11)前記中央色素画像受容性区分の寸法が23mm×
35mmである特許請求したような要素。
【0037】(12)前記色素画像受容性区分がフレー
ム区分より薄い特許請求したような方法。 (13)色素画像が、赤外吸収性材料を含有する色素供
与体をその色素層で色素を昇華させるようにダイオード
レーザにより像様加熱することによって転写され、そし
て前記ダイオードレーザが所期画像の形状およびカラー
を代表する一連の信号によって変調されるものである特
許請求したような方法。 (14)前記赤外吸収性材料が赤外吸収性色素である特
許請求したような方法。
【0038】
【実施例】以下の例によりさらに本発明を具体的に説明
する。
【0039】 各種市販の熱可塑性樹脂粉末またはパレット試料を往復
スクリュー式成形機Arbung # 270-90-350 により形成し
た。温度および圧力などは次のように設定した。
【0040】 成形冷却水の温度=60 0F(16℃) 溶融温度(後部区分)=260 0F(127℃) 溶融温度(中央区分)=280 0F(138℃) 溶融温度(前部区分)=280 0F(138℃) 溶融温度(ノズル)=290 0F(143℃) 成形圧力=1800lb(8000 Newton)
【0041】成形された一体受容体フレームは次の寸法
により図1〜4に図示するように作製した。 L=50mm W=50mm l=34.2mm w=22.9mm T=2.25mm t=1.50mm
【0042】個々の色素供与体要素は、100μmのポ
リ(エチレンテレフタレート)支持体上へ次の層を塗布
することにより作製した。
【0043】1)ポリ(メチルメタクリレート−コ−ビ
ニリデンクロライド−コ−イタコン酸)(重量比:84
/14/2)(0.10g/m2)の下塗り層、 2)ゼラチン(0.07g/m2)の第二下塗り層、 3)Morthane C-86 バインダー(4,4’−ジフェニル
メタン イソシアネート、4,4’−シクロヘキサンジ
メタノールおよび脂肪族二塩基酸(例、アジピン酸)か
ら誘導される適当なポリマー混合物)(Morton Thiokol
Co.)(0.36g/m2)中、下記に式で示す、マゼンタ
色素(I)および(II)(各0.32g/m2)、シアニ
ン赤外吸収性色素(III)(0.12g/m2)、DC−
510 Silicone Fluid (Dow Corning Co. )(0.0
2g/m2)を含有し、ブタノン、シクロヘキサノン、およ
びジメチルホルムアミドの溶媒混合物から塗布された色
素層、ならびに 4)Woodlok 40−0212白色グレー(水をベースに
した酢酸ビニルのポリマー乳化物)(National Starch
Co. )(0.012g/m2)中架橋ポリ(スチレン−コ−
ジビニルベンゼン)ビーズ(比90/10)(平均直径
15ミクロン)、10G界面活性剤(ノニルフェノール
とグリシドールの反応生成物)(0linCorp)(0.0
04g/m2)のスペーサ層。
【0044】
【化1】
【0045】米国特許第5,105,206号明細書に
記載されるレーザ画像形成性装置と同様な装置を使用し
て一体受容体フレーム上に色素供与体シートから下記の
ように単一色マゼンタ画像を印刷した。レーザ画像形成
性装置は、コリメーティングしそしてビーム調整光学レ
ンズを備えた単一ダイオードレーザ(Hitachi ModelHL8
351E )から構成されていた。レーザビームは検流計ミ
ラーへ向けられた。検流計ミラーの回転で画像のX軸に
沿ってレーザビームのスウィープを制御した。レーザの
反射ビームを真空溝を備えた平坦なプラテン上にビーム
の焦点を合わせたレンズへ向けた。このプラテンを可動
性ステージに定着し、その位置を画像のy軸の位置を測
定してリードスクリューによって制御した。この受容体
フレームをプラテンにしっかりと固定し、そして色素供
与体要素を真空溝を介して受容体フレームにしっかりと
固定した。
【0046】レーザビームは830nmの波長を有し、そ
してプラテンで37ミリワットの出力を示した。レーザ
ビームの測定スポットの大きさは7×9ミクロンの楕円
形(レーザビームのスウィープ方向が長軸であるもの)
であった。中心線から中心線の距離は、15Hzレーザ走
査スピードで12ミクロン(インチ当り2120線)で
あった。この装置によって、画像形成性電子技術がどの
ような種類の画像も印刷可能にする。一の普通の試験画
像は、4%増分における全出力から16%出力までレー
ザに対する電流を変調することにより生じるマゼンタ色
素濃度変化の範囲内にある一連のステップの5mm×5mm
のものからなる。
【0047】画像形成性電子技術が機能し、そして変調
されたレーザビームを色素供与体に走査して受容体フレ
ームへ色素を転写する。画像形成後受容体フレームをプ
ラテンから取り外し、そして1200ワットの温風で加
熱することにより受容性ポリマー中へ溶融した。受容体
フレームの表面を初期ゴールド反射カラーが散逸するま
で加熱した。
【0048】ステータスAグリーン透過極大濃度を読み
取りそして記録した。得られた結果を下記表1に示す。
【0049】
【表1】
【0050】ポリマーの識別 E−1 Makrolon CD-200 (Bayer AG)(ビスフェノー
ル−A ポリカーボネート) E−2 Tenite Butyrate 264 (Eastman Kodak )セル
ロースアセテートブチレート(36%ブチリル,13%
アセチル)(セルロースエステル) E−3 Kodar PETG 6763 (Eastman Kodak )ポリエチ
レンテレフタレート(ポリエステル) E−4 Tyril 1000(Dow Chemical)ポリ(スチレン−
コ−アクリロニトリル)(重量比 80:20) E−5 Geon 87242(BF Goodrich )ポリ(ビニルクロ
ライド) E−6 NAS 30(Polysar Ltd )ポリ(スチレン−コ−
メチルメタクリレート)(モル比 70:30) E−7 Isoplast(Dow Chemical)特有のポリウレタン E−8 Ektar DA003 (Eastman Kodak )ビスフェノー
ル−A ポリカーボネートおよびポリ(1,4−シクロ
ヘキシレン ジメチレン テレフタレート)(モル比5
0:50)
【0051】前記結果は、本発明の一体受容体フレーム
によって高濃度で優れた均一性の画像が得られることを
示す。
【0052】
【発明の効果】スライドプロジェクターで観察するため
に画像形成後の枠作りや取り付け編成操作を必要としな
い熱色素転写画像形成用受容体要素が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一体受容体フレームの表面図である。
【図2】図1に図示した受容体フレームの図1の「A」
−「A」に沿った断面図である。
【図3】図1に図示した受容体フレームの側面図であ
る。
【図4】図1に図示した受容体フレームの裏面図であ
る。
【符合の説明】
10…色素画像受容性区分 20…フレーム区分 22…くぼみ 24…段階転移部 26…色素受容性表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラッドレイ スティーブン ジャドリッ チ アメリカ合衆国,ニューヨーク 14626, ロチェスター,アレシア ドライブ 28

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマーの中央色素画像受容性区分とそ
    の中央区分の周辺を取り囲むように拡がりそして厚さ1
    /2〜3mmを有する一体ポリマーフレーム区分とを含ん
    でなる映写観察用のスライドを形成するのに適する熱色
    素転写用色素受容性要素。
  2. 【請求項2】 (a)支持体とその上に担持された色素
    層を含んでなる色素供与体要素を像様加熱する工程、な
    らびに (b)ポリマーの中央色素画像受容性区分とその中央区
    分の周辺を取り囲むように拡がりそして厚さ1/2〜3
    mmを有する一体ポリマーフレーム区分とを含んでなる映
    写観察用のスライドを形成するのに適する色素受容性要
    素に色素層部分を転写する工程、を含んでなる熱色素転
    写画像形成スライド要素の作製方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法によって得られた画
    像形成スライド
JP16769592A 1991-06-28 1992-06-25 熱色素転写受容体スライド要素 Expired - Lifetime JPH0712752B2 (ja)

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US722810 1991-06-28
US07/722,810 US5234886A (en) 1991-06-28 1991-06-28 Thermal dye transfer receiver slide element

Publications (2)

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JPH0712752B2 JPH0712752B2 (ja) 1995-02-15

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EP (1) EP0520497B1 (ja)
JP (1) JPH0712752B2 (ja)
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